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ミンダナオ子ども図書館の創設ディレクター:松居友(日本文芸家協会会員)の活動日記
ミンダナオ子ども図書館日記
ミンダナオ子ども図書館日記

ミンダナオ子ども図書館:日記 最新の目次


2023年のミンダナオ子ども図書館:日記
目次
「2泊3日の恵みの時」 岡林 亜季 GO!
近藤千咲季さんの訪問感想! GO!
MCLを訪問して下さった、
入田哲也様からの感想
GO!
子どもたちから教えてもらった3つのこと
❶願いの大切さ
西村奈々子
機関誌『ミンダナオの風』から特別掲載
GO!
講演会の今後の予定! GO!
訪問体験;両角 夏子
機関誌『ミンダナオの風』から特別掲載
GO!
新たなモスクが建った! GO!
機関誌『ミンダナオの風』紹介! GO!
日本政府の支援で地震倒壊した学校が完成 GO!
MCL日本人スタッフ宮木梓さんの結婚式 GO!
MCLの子どもたち(1)薪集めに行った! GO!
16歳で結婚したスカラー調査と読み語り GO!
2023年のお正月市場の買い物と海と町  GO!

2022A
2022年のミンダナオ子ども図書館:日記
目次
お兄ちゃん お姉ちゃん 結婚おめでとう!(1)
子どもたちがパーティーを準備した!
 
GO!
お兄ちゃん お姉ちゃん結婚おめでとう!(2)
マノボ族の山と懐かしの海を巡って! 
GO!
山の貧困地域のスカラー調査! GO!
ミンダナオ水田プロジェクト! GO!
ダバオ市の貧困地域のスカラー調査! GO!
国際都市ダバオについて感じた事! GO!
2022年卒業した子と新学年の子! GO!
マキララのスカラーと水田調査  GO!
地震避難地域のスカラー調査   GO!
海の下宿小屋サンタマリアの里帰り  GO!
関西学院大学 西村奈々子講演感想    GO!
台風Odette支援開始!  GO!
台風の被災者緊急支援のお願い!   GO!
明けましておめでとうございます!  GO!
台風災害緊急支援に関して!   GO!
母の日父の日おめでとう!  GO!

kako
サイトに掲載してきた過去の活動を整理修正し、
以下に掲載していきます
戦争と貧困と平和構築と国際交友
多くの困難を超えてミンダナオの子どもたちから、
生きる力をもらってきた実体験の記録!
2007
(1)
2007
(2)
2007
(3)
 2007
(4)
 2007
(5)
2008
(1)
2008
(2)
  
 2008
(3)
2008
(4)
2008
(5)
2008
(6)
2008
(7)
2008
(8)
2008
(9)
GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO!
2008
(10)
 
2009
(1)
2009
(2)
2009
(3)
2009
(4)
2009
(5)
2010
(1)
2010
(2)
2010
(3)
2011
(1)
2011
(2)
2011
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2011
(4)
2011
(5)
GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO!
2011
(6)
2012
(1)
2012
(2)
2012
(3)
2013
(1)
2013
(2)
2013
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2013
(4)
2014
(1)
2014
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2014
(3)
2014
(4)
2015
(1)
2015
(2)
GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO!
2015
(3)
 
 2015
(4)
 2016
(1)
 2016
(2)
 2016
(3)
2016
(4)
 
 2016
梓(1)/
2016
梓(2)/
2017
/
 2017
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2018
 /
2019  2019
2020
 GO!  GO! GO! GO! GO! GO!  GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO!  GO!
2020
/
2021 2021
/
2022 2022
/
2023
GO! GO! GO! GO! GO! GO!

上記の年代目次を
タイトル目次で詳細にご覧いただけます、
サイト全体の目次を詳細に載せたページへは、
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ビデオ映像やテーマ別の記事など
全てのサイトの目次に以下から入れます!

サイト全体の目次INDEXGo!


以下の三つのサイトは、
スタッフにより活動内容が掲載され更新されいく

MCLの中心に位置するサイトです! 

ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作
MCLの子どもたちの日々の様子
支援活動に広範な地域を駆けまわって活動している
スタッフの最新の活動状況を絶え間なくお伝えしている
現地日本人スタッフ宮木梓さん製作の活動報告サイトです!
ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
日本とミンダナオの青少年の交流
そして一般の講演にも力を注いでいる
MCLと世界の人々を結ぶ
青少年の感想を基にした
愛と友情の日記!
ミンダナオ子ども図書館:日記 松居友制作
MCL創設者の松居友の編集による
活動報告や子どもたちへの想いや
ミンダナオの状況を平和への願いを込めて
写真と映像を組み合わせて
作成している自由日記です
以下は主要なサイトです!
訪問希望の方は ここをクリック!
訪問希望の方は
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ミンダナオ子ども図書館 支援方法! ここをクリック!
ミンダナオ子ども図書館
支援方法
ここをクリック!
講演、公演の予定表など
講演、公演の予定など
ここをクリック!
ミンダナオ子ども図書館では、宿泊費なしで訪問を受け入れています。
また、ZOOMや対面の講演も家庭集会も、
宮木梓さん、西村奈々子さん、松居友やエープリルリンが行っています。
支援方法の詳細などは、メールかメッセンジャーで宮木梓さんにおたずね頂ければ幸いです。

 スカラシップ、訪問希望 ご質問は宮木梓さんへ メールしてください
mclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 電話番号090-4277-7373
ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!
MCL文庫
民話、絵本原稿、
青少年から大人の読みものを
自由購読で提供しています。

MCL映像サイト
何故ここに日本人などの
テレビ映像その他の
貴重な活動映像を掲載
 メールニュース 希望!
集合メール専門会社の
サイトに飛びます!
登録や解除も可能です。
 

近年の若者たちの訪問体験記等!
MCLを知っていただくために、過去の映像からいくつか選びました。
 
 山の下宿小屋に!
山の下宿小屋に

 海の下宿小屋に!
海の下宿小屋に
 
 奨学生を決定に山へ!
奨学生決定に山へ

 酋長の依頼で 読み語りに!
酋長の依頼で

 地震の悲しみで 父さんが!
地震の悲しみでお父さんが

 戦闘避難民救済
2019年の戦闘避難民救済活動

地震避難民の 救済と読み語り!
地震避難民の救済と読み語り
 
 
 イスラム避難民の 救済支援!
イスラム避難民の救済支援
 
 洪水が襲った!
洪水が襲った

「0」ゼロに 立つための支援を
ゼロに立つための支援を

 
 何故ここに日本人 TV録画!
テレビ東京なぜここに日本人
池上彰の番組 パックンが来た!
 池上彰の番組、パックン


松居友執筆の本
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写真をクリックしていただければ、購入サイトに移行できます
 



機関誌『ミンダナオの風』から 
 ks
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サイトからは得られない
充実感が、
機関誌を購読することで
えられます!

購読希望の方は、サイト上のクレジット決済か
郵貯または銀行振り込みでスカラシップ支援や自由寄付等を
送っていただければ登録して
隔月でミンダナオよりお送りいたします。
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里親には本人からの手紙や成績表や写真等、
クリスマス号には全員に子どもの描いたカードも入っていますよ!


クレジットカードによる寄付が可能になりました!
寄付された方には、隔月に機関誌「ミンダナオの風」をお送りします!
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小学奨学金1年のエラーを修正しました!

郵便局、銀行、コンビニATM、ネット振込は以下!  
寄付された方には、隔月に機関誌「ミンダナオの風」をお送りします! 
郵便局からの振り込み
自由寄付、スカラシップ里親支援等
郵便振替口座番号 00100 0 18057
口座名:ミンダナオ子ども図書館

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支援方法を詳細に説明したサイトにはいれます!

ミンダナオ子ども図書館 支援方法! ここをクリック!
ミンダナオ子ども図書館;支援方法
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銀行名 
ゆうちょ銀行 金融機関コード 9900
店番 
019  預金種目 当座
店名:
〇一九店ゼロイチキユウ店

口座番号 0018057
口座名:
ミンダナオ子ども図書館

振込を確認しましたら、
子どもたちの写真または絵が描かれたお礼ハガキを現地からお送りしています!
領収書等が必要な方は、宮木梓までご連絡ください。

現地日本人スタッフ宮木 梓  
mclmindanao@gmail.com

Facebook:Azusa Miyaki
電話でのお問い合わせ:日本事務局 
密本眞弓 電話番号090-4277-7373

ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!



ミンダナオ関連で執筆した絵本や本です!
青少年から大人まで
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絵本
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nikki
ミンダナオ子ども図書館:日記 本編
2023年製作の自由日記

aki
「2泊3日の恵みの時」 
岡林 亜季

(1)「2泊3日の恵みの時」 岡林 亜季 GO!
(2)~小さな不安が吹き飛んだ~ GO!
(3)「笑顔は共通言語」 GO!
(4)~子どもたちとの楽しい時間~ GO!
(5)「結んであげる」 GO!

(6)私の歓迎会 GO!
(7)~学用品配布に同行して~ GO!
(8)実際に活動する姿を見て GO!
(9)子どもたちの未来のために GO!
(10)~言葉や文化が違っていても~ GO!
(11)次回訪問する際は GO!
(12)影響を受けるのは GO!
(13)なんという恵み GO!
(14)~おわりに~ GO!
aki1
(1)「2泊3日の恵みの時」 岡林 亜季


~はじめに~
私がMCLのことを知ったのは、
保育者として勤めている
幼稚園を通してでした。

キリスト教保育の幼稚園なので、
神様の喜ばれることに
用いられることを願って
献金をささげることがあります。

その献金を
用いてくださっている団体の
一つがMCLでした。

そして、今年度は
特別に幼稚園の保護者会講演会に
松居友さん、エイプリルリンさん、
西村さんをお迎えして、
お話を聴く機会をいただきました。

お話を聴く中で
私はMCLの活動に改めて感銘を受け、
訪問者の受け入れをしていると
聞いた時には、

是非現地を訪問してみたいと思いました。
そして後日、
宮木さんに
その旨を連絡したところ
すぐに快諾していただきました。

aki2
(2)~小さな不安が吹き飛んだ~

訪問前は楽しみな思いの他に
“2泊3日という短い期間で
子どもたちと仲良くなれるのか”
“私の拙い英語が通じるのか”
という不安もありました。

そのような気持ちも胸に
飛行機を乗り継ぎダパオ空港に到着し、
MCLスタッフが送迎してくださる車に
乗せていただいて約3時間、
いよいよMCLの敷地に到着しました。

敷地内で
絵本を読んでいた子どもや
キャッチボールをしていた子どもたちが
私の存在に気づいて、
向こうから歩み寄ってくれました。

互いに名前や年齢、
兄弟は何人いるのかなどを話す中で、
自然とハグをしたり、
やっていた遊びに入れてくれたりします。

aki3
(3)「笑顔は共通言語」

お互い
拙い英語でのコミュニケーションですが、
子どもたちの明るさに引っ張られて、
笑顔を向け合うだけで
楽しい気持ちになれました。

気がつくと、
私が訪問前に感じていた不安は
すっかり
吹き飛んでいました。

「笑顔は共通言語」という言葉を
よく耳にしますが、
本当にそうなのだと
実感する瞬間でした。

aki4
(4)~子どもたちとの楽しい時間~

16時頃に台所へ行くと、
当番の子どもたちが
夕食の準備を始めていました。

私が「手伝いたい」と伝えると、
一人の子どもが
食材を切る見本を
見せてくれて、

私に
包丁を委ねた後も
見守りながら
アドバイスをくれます。

きっとこの子も
こうして料理を教わったんだな
と感じました。

夕飯の準備が
落ち着いた後は、
食堂で
おしゃべりが始まります。

aki5
(5)「結んであげる」

私が、
子どもたちの間に座っていると、
女の子たちが嬉しそうに
私の髪をいじりながら、

「あなたの長い髪が好き」
「結んであげる」と言って
ヘアアレンジをしてくれました。

そして大雨の中、
大きなシートをみんなで被って
大笑いしながら
食堂へ入ってきた男の子たちは、

ギターを片手に
弾き語りをしたり
(以前訪問者の方から教わったという
スピッツのチェリーも弾いてくれました)

ペットボトルを使って
ゲームを始めたりと、
賑やかな時間を過ごしました。

MCLの子どもたちは
楽しい方が多くて、
ひょうきんな言動をしては
笑わせ合っていました。

そして
夕飯の合図の鐘が鳴ると、
みんなが
食堂に集まってきます。

aki6
(6)私の歓迎会

私が訪問した8月末は
まだ夏休みで、
通常よりMCLにいる子どもたちの数は
少なかったようですが、
それでもなかなか賑やかでした。

食事は大皿に乗ったお米と
少量のおかずを
取り分けて食べます。
まさに大家族の食卓です。

夕食後には、
食堂で
私の歓迎会を
してくださいました。

楽しい踊りを
見せてくれたり、
それぞれの宗教の曲を
歌ってくれたり、

代表の子どもが
緊張もしつつ
歓迎の挨拶をしてくれたりと、
嬉しい時間を過ごしました。

aki7
(7)~学用品配布に同行して~

翌日、
みんなで朝食を食べた後、
子どもたちは
次々と学校へ向かいます。

私は、
子どもたちが
学校へ行っている間、

MCLのスタッフが支援している家庭を
車で巡って
学用品などを配布する
活動に同行させていただきました。

車に乗って険しい道を進み、
MCLから離れている
山奥などにある
家庭を訪問していきます。

そこでは、
両親を亡くした子ども、
15人兄弟のうち
4人が亡くなっている子ども、

学校の前後は
住み込みでアルバイトをして
生計を立てている子ども、

井戸から
生活のための
水を運ぶ子ども、

地上に住むお金がなく
海の上に建てられた家で
生活をしている子どもなど、

様々な子どもたちと
出会いました。


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ミンダナオ子ども図書館では、
宿泊費なしで訪問を受け入れています。
メールかメッセンジャーで
宮木梓さんにおたずね頂ければ幸いです。
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aki8
(8)実際に活動する姿を見て

私は、
現地でスタッフの方が
実際に活動する姿を見て、

その活動は
とても根気強さが
必要であることを感じました。

支援が必要な
子どもの元へ行くには、
時間やガソリン代などを
多く要しますし、

行政の許可を得ることや、
必要な物資を
準備する必要があります。

また、
はるばる会いに行っても
不在ということも
何件かありました。

aki9
(9)子どもたちの未来のために

そのような中でも、
明るい表情で
あたたかい思いを持って
子どもたちの未来のために活動する,

MCLの皆さんの
お働きを見て、
頭が下がる思いでした。

また、訪問を受ける方たちの表情を見て、
MCLは、現地の方に
愛されている団体であることも
肌で感じました。

aki10
(10)~言葉や文化が違っていても~

2日目の夕飯作りの合間に、
一人の子どもが
「日本語を教えてほしい」と
言ってくれたことがきっかけで、

日本語とビサヤ語を
教え合う
時間がありました。

英語やジェスチャーを交えながら、
互いに思いついた言葉を
教え合う
ゲームのような雰囲気の中、

気づくと私のメモ帳には
20語ほどの
ビサヤ語が並んでいました。

初めて聞く言葉は
1回目は上手く発音できなくても、
何度も繰り返して真似する中で
上達していきます。

その瞬間に嬉しくなりますし、
互いの言葉を
言い合っているうちに、
心の距離が近づくようにも感じました。

また、英語を話せる子どもたちとは、
互いの家族や友達の話、
頑張っていることや
好きなことなどの話をしました。

もっと英語が、
流暢に話せればという思いもありつつ、
互いの文化や大切にしているものに
興味を持って伝え合えば、

国籍や年齢が違っても
親しくなれることを感じて
嬉しくなりました。

aki11
(11)次回訪問する際は

こうして2泊3日は、
あっという間に
過ぎていきました。

次回訪問する際は
短くても1週間は
滞在したいと思います。

しかし、2泊3日でも
MCLの子どもたちや
スタッフの方と
多く交流ができ、

施設の外に暮らす
子どもたちとも
会う機会をいただき、

豊かな時間を
過ごすことができました。

aki12
(12)影響を受けるのは

最終日に友さんへ
今回の滞在で感じたことを
伝えさせていただいた時、
友さんが

「最初は日本人の訪問を受けることで
MCLの子どもたちに
影響が出るのではないか
という考えもあった。

でも、
いざ訪問を受け入れると
影響を大きく受けるのは
日本人の方で、

MCLの子どもたちは
変わらなかった」
ということを仰っていました。
本当にその通りだと思います。

aki13
(13)なんという恵み

私はMCLの子どもたちと
一緒に過ごしている時に、
以下の聖書の箇所を
何度も思い出しました。

「見よ、兄弟が共に座っている。
なんという恵み、なんという喜び。
詩篇133:1-3」

みんながいて、
一緒にご飯を食べて、

生きるために
やるべきことをして、
笑い合って、

そうやって過ごす時間こそが
恵みの時だ
と改めて感じました。

aki14
(14)~おわりに~

訪問を終えた今、
勤め先の
幼稚園の子どもたちに
MCLの子どもたちが、

とても楽しくて親切で
素敵な
友だちであることを
伝えたいという思いや、

これからも保護者の方や
教職員と共に感謝の思いを持って
MCLを支援していきたいという
思いを強く感じます。

豊かな恵みの時に、
心から感謝いたします。




ミンダナオ地震支援
クリックすると
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19b
地震被害調査の記録:10分

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19d
山の先住民の状況から:10分

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19e
山崩れで亡くなった:11分

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19f
 滝の村から避難して:11分


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19g
マノボ族の酋長の依頼で
読み語りに!:10分


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19h
 スカラシップ決定調査:10分

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MCL映像サイト

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ミンダナオ子ども図書館
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松居友やエープリルリンが行っています。
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電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 
電話番号090-4277-7373メッセンジャーで


csa0
近藤千咲季さんの
訪問感想(2)!

機関誌「ミンダナオの風」は
わずかでも支援を送ってださる方に、隔月でお送りしている冊子ですが、
今回は、すでにお送りしている秋号から近藤千咲季さんの記事が素晴らしいので、
多くの方々、特に若者たちに読んでもらいたいと思い、サイトに特別に掲載することにしました!
機関誌を購読されたい方は、宮木梓さんにメールをして下さいね!
現地日本人スタッフ:宮木梓 メールmclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 電話番号090-4277-7373


(1)【Sta. Maria】 GO!
(2)私は英語は苦手 GO!
(3)現在リゾート開発が GO!
(4)【彼らの夢と可能性】 GO!
(5)何が壁となっているのだろう GO!
(6)【私の夢の一歩】 GO!
(7) ボールペンや折り紙をGO!
(8)【まとめ】 GO!

(9)貧困というものは GO!
csa1
私の訪問体験(その②)
愛知学院大学 近藤千咲季
1)【Sta. Maria】


Sta. Mariaは、
白い砂浜に
綺麗な青い海が広がる場所だ。

何人かのスカラーは
そこの出身である。

砂浜には、
沢山の小さい舟が並び、
そこには、
小さい子ども達がいた。

私が近づくと、彼らは、
怖がるような様子で私を見た。
英語で話しかけても
通じていないようだった。

私は、とにかく
笑顔で子ども達に話しかけた。
するとだんだん
一緒に写真を撮ってくれたり、

舟によじ登って、
すごいでしょう!
というような顔で、
彼らは、見てくれるようになった。

おいかけっこをしたり、
抱っこをしたり、
彼らが、だんだん私に
心を開いてくれるような気がした。

最後には
ずっと手を放さず、
私の手を握りしめた。

csa2
2)私は英語は苦手

私は留学を半年していたが、
今でも英語は苦手だ。
言葉は人と人を繋ぐ
重要なものである。

しかし、
Sta. Mariaの子ども達と
一緒に過ごしていくうちに
気付いたことは、

言葉は必要だが、
仲良くなるには、
そこまで重視しなくていいのではないか、
と思った。

白い砂浜に、
たくさんの流木や
ゴミが打ち上げられていた。
台風の影響である。

日本と同様に、
フィリピンは
多くの台風での被害が、
あちこちで起きている。

村の人達は、
形の良さそうな流木や
ゴミを集め、
収益にしている人たちもいる。

csa3
現在リゾート開発が

Sta. Mariaでは、
現在リゾート開発が進んでいる。
それは観光客が訪れ、
その地域の活性化に繋がる?

しかし、
リゾート開発を進めるうえで、
そこに住んでいた村人たちに
お金を渡し、
山奥に追い出しているのだ。

山奥での生活はとても大変で、
さらに苦しい生活が
強いられることを、
村人たちは気づかないのだ。

私たちは、
リゾート開発を進めることは、
私が仲良く遊んでいた子ども達の
故郷を奪っていることを、
忘れてはいけない。

ただ海が広がり、
家が立ち並んでいる
ごく普通の場所かもしれないが、
彼らの唯一の故郷なのだ。

どんどん
自分が知っている景観が
変わるのは、
寂しいことではないのか。

csa4
【彼らの夢と可能性】

何も知らない状態で行くという事は、
現地で子どもたちと触れ合い、
スタッフさんから話を聞いた後に
知ることが多い。
それは時には、心を痛めることがあった。

しかし、
そんな状態で行くからこそ、
彼らの話を聞き逃すことなく
受け止めることができた。

あるスカラーの子が、
家族の話や将来の夢について教えてくれた。
彼女は、
「写真家になるのが夢なの。」
と恥ずかしそうに言った。

しかし「それを叶えるのは、
難しいかもしれない。
そういう専門的な学校に行くのは大変だし・・・」
彼女は悲しい顔をしていた。

csa5
何が壁となっているのだろう

日本では
色んな専門的な学校がたくさんある。
こんな可能性を秘め、
まだまだ成長し続ける彼らに、
何が壁となっているのだろう。

それはお金であるかもしれないし、
様々な理由だ。
しかし彼らの夢をつぶしてほしくない。
なぜなら、私には夢がないからだ。
夢を持っている彼女が、羨ましいぐらいだ。

私はその時、
彼女に何を伝えたらいいのかわからず、
「あなたなら叶えることができるよ。
私が結婚出来たら写真を撮ってよ。」
という言葉しか出なかった。

彼らは、
私にはないものをたくさん持っている。
ダンスがうまかったり、ギターを弾けたり、
しゃべるのがうまかったり。

それぞれに得意なものがあり、
一人一人が誇れるものを持っていた。
そんな彼らのほうが、
日々を楽しく過ごしているように感じた。
csa6
【私の夢の一歩】

私は、MCL の子ども達に、
日本の文化を伝えるイベントを開催した。
私は、京都とくにお寺や神社が好きだ。
京都に毎年何回も訪れている。

MCLの子ども達に限らず、
世界では
日本のアニメの印象が強い。
たしかに日本の誇る文化の一つである。

しかし私は、
京都の魅力を伝えることで、
アニメのほかに、
なにか興味を持ってもらえたらいいなと思い、
子ども達が学校に行っている間、
準備をした。

今まで訪れたことのある、
お寺の写真などを
日本であらかじめコピーしてきて、
画用紙に貼り、説明文を書いた。

フィリピンには夏しか季節がないので、
子ども達はよく
「桜が見たい、雪が見たい」と言っていた。
季節のことを織り交ぜながら、
京都の魅力を子ども達の前で披露した。

日本から浴衣を持ってきたので、
スタッフの梓さん共に浴衣を着た。
子ども達は、みんな楽しそうに、
話を聞いてくれていた。

csa7
ボールペンや折り紙を

さらに、
子ども達が勉強に使う
ボールペンや折り紙を、
寄付物として渡した。

それは、私が大学で
国際協力ボランティアという
サークルに所属しており、
顧問の先生にお願いし、
寄付物を分けてもらったものだ。

最後に、
スピッツのチェリーを
みんなの前で披露し終えた。

京都のお寺などに
興味をもってくれた子どもは、
ほんの少しかもしれない。

しかし私は、MCL にいることで、
フィリピンの文化に触れることで、
自分も自国の文化を共有したいと思った。
互いの文化に触れることは、

互いを理解しあえ、
面白い発見になると考える。

私の夢は、
こうしたMCLの子ども達や海外の人に、
もっと日本の文化を知ってもらい、
いつか日本に訪れることができたら
一緒に観光して、
直接日本のものに関わってもらうことだ。

csa8
【まとめ】

私は、
彼らから学んだことはたくさんある。
一番は、
家族に感謝をすることだ。

今こうして
普通に一緒に過ごせていることが、
どれだけ幸せなことかを
あらためて実感することができた。

一緒に過ごしたくても、
いろんな理由で過ごせない子どもたちが、
日本にはたくさんいることを、
私は忘れてはいけないだろうし、
一日一日を大切に過ごしていこうと感じた。

また自分の苦手なことを、
なにか小さいことをきっかけでも、
挑戦することは、
私にとって、
いろんなものを得ることができた。

仲良くなれるか心配だった
スカラーとも仲良くでき、
ギターも弾けるようになり、
次MCLに行くときの目的もできた。

また彼らはいつも“笑顔”だ。
しかし彼らは、それぞれに
心のどこかに多くのことを抱えている。

csa9
貧困というものは

貧困というものは、可哀想、
幸せじゃないという
イメージがあるかもしれない。
私も実際にボランティアを始める前は、
そのイメージがあった。

しかし、
彼らの笑顔を見て、
彼らと過ごすことで、
彼らの笑顔は本当に輝いている。

幸せの定義を決めるのは
難しい問題で、
答えはないのではないかと思う。

彼らが抱えている問題に、
私は触れていいのかもわからないし、
私が彼らにできることは何かを、
今でも考えることがある。

しかし、彼らとMCL で
一緒にご飯を食べたり、
スポーツをしたり、
コーヒーを飲んで語ったりと過ごすことは、
小さいことだけど、

彼らの気持ちに
寄り添うことができる
一つなのかなと、今思う。

これから私は、
彼らの笑顔を見続けるために、
何かできることはないか少しずつ探して、
返していきたい。

彼らが、
MCLの家族に受け入れてくれて、
その家族の一人として、
またみんなが待っている
あの場所に帰りたい。

彼らの笑顔を、
またたくさん
写真に撮りたい。


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ミンダナオ子ども図書館では、
宿泊費なしで訪問を受け入れています。
メールかメッセンジャーで
宮木梓さんにおたずね頂ければ幸いです。
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講演、公演の予定表など
また、ZOOMや対面の講演も家庭集会も、
宮木梓さん、西村奈々子さん、
松居友やエープリルリンが行っています。
現地日本人スタッフ:宮木梓 
メールmclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 
電話番号090-4277-7373

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kk0
MCLを訪問して下さった、
入田哲也様からの感想
宮木 梓

(1)機関誌『ミンダナオの風』は GO!
(2)子ども図書館に実際に訪れて GO!
(3)この度の訪問では GO!
(4)少しおどろいたのは GO!
(5)町のスラム地区 GO!
(6)充実しすぎ GO!
(7)本当にありがとうございました GO!
(8)訪問して下さった方の視点で語られ GO!
(9)日本に滞在し講演をして回ります GO!

kk1
機関誌「ミンダナオの風」は
わずかでも支援を送ってださる方に、
隔月でお送りしている冊子です!

今回は、これから送付される95号秋号の
宮木梓さんの記事から、
MCLを訪問して下さった、入田哲也様からの感想を
特別にサイトに引用しました。


機関誌を購読されたい方は、
宮木梓さんにメールをして下さいね!
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kk2
子ども図書館に
実際に訪れて
kk10
訪問して下さった方の
視点で語られ

子ども図書館に実際に訪れて
まず、最初に
感じたことは、


よく、これだけの施設を
創り上げたものだと
とても、感心したことと、

今回、お会いできませんでしたが
これを成した松居さんに
素直に、
尊敬の念を覚えた次第です。

次に思ったのは
子供たちが、
想像以上に明るかったことや、

朝早く起きて
朝食の支度や
敷地内の掃除をしている姿にも
感心しました。

kk3
この度の訪問では

そして、この度の訪問では
たくさんの貴重な
体験をさせていただきました。
山岳地帯の学校を周ったり、

ダバオ市の海沿いの
スラム地区の家庭訪問に
同行させていただいたりなど、

外国人の旅行者では
まず、行くことが
出来ないような場所へ
連れて行ってくださり、

それは、
私の心にいつまでも
深く残るであろう
本当に貴重な経験となりました。

kk4
少し驚いたのは

山岳地帯の学校を周っているときに
少し驚いたのは、
学校の数が意外と多いような
気がしたことです。

自分の想像では
学校の数は、少なく限られていて
生徒たちは、何時間もかけて
登校しているのかと思っていましたが、

山の中でも、
所どころに学校があり、
生徒もそれなりにいて、

日本の山間部の過疎地の学校より
生徒数が多く、
賑やかかもしれない
という印象でした。

それと
少し話が反れますが
(スタッフの)サダムさんが、

山の中の道なき道を、
あたかも自分の家の庭のように
迷うことなく、

縦横無尽に
車を走らせていたのにも
驚きました(スゴすぎ!)。

kk6
町のスラム地区

また、スラム地区においては
そこに住む人の現状を
実際に、見させていただいて、
改めて、厳しい生活の状況を感じ取れ、

特に、宮木さんが言っていた
「子ども図書館から
出て行ってしまった女の子の家

(MCLの寮で暮らしていましたが、
家族の元がいいと、
寮を出て実家に戻りました)」だという、

その家は見たところ、
4畳半程の
大きさでしたでしょうか、

そこに、乳児を含め
母親と子供合わせて4、5人が、
住んでいると聞かされたときは
ただただ胸が痛くなる想いでした。

kk7
充実しすぎ

今回、3泊4日という
短い滞在でしたが
非常に内容の濃い
〝充実しすぎ(笑)〟な日々でした。

それから、滞在中
明るく接してくれた子供たち、
私が、朝食の時間に行かなければ
「朝食は食べないのか」と
気遣ってくれたり、

短い滞在期間にも関わらず、
歓迎会や送別会まで開いてくれて、
(かなり照れくさかったですが^^;)
彼らの好意が、有難く嬉しかったです。

ただ、一つ
滞在後に気が付いて
少し気になっていたことが
ありまして、

それは、私は長いこと
普段朝食を食べる習慣がなく
滞在中も、
3回朝食に行かなかったのですが、

それは、もしかしたら
口に合わないから食べなかったと、
誤解される行為だったかもしれないと、
後になって気が付いた次第です。

kk8
本当に
ありがとうございました


口に合わないなど、
そんなことは全くなく
単に習慣で食べなかっただけなので、
食べようと思えば、食べられたのだから
ちゃんと頂けばよかったと、

なぜあの場で、
気が付かなかったのかと
少々反省いたしましたm(_)m

最後になりますが、
この度の私の訪問を
歓迎してくださったこと、
また、とても貴重な体験を
させていただいたことを

宮木さんをはじめ
子ども図書館のスタッフの方々、
そして、子供たちに
心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


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ぜひいつか、
子どもたちに会いにしらしてくださいね!

入田さまには、
帰国後のお忙しい中、
感想を寄せていただき
本当にありがとうございました。


ミンダナオで長く暮らしていて、
当たり前のようになっていることが、
訪問して下さった方の視点で語られ、
新鮮に感じることがあります。

コロナ禍後、
訪問して下さった皆様から、
「とてもよかった」と言って
いただけることが多くうれしいです。

もし、訪問を希望される場合は、
mclmindanao@gmail.com
宮木梓まで、メールで
ご相談いただけましたら幸いです。


kk9
日本に滞在し、
講演をして回ります


毎年6月と10月には、
ミンダナオ子ども図書館館長の松居友が、
日本に滞在し、
スタッフの西村奈々子と講演をして回ります。

また、西村奈々子は、
一年の半分は
日本に滞在して講演を行い!
半年はミンダナオに滞在し活動します。

講演先は、学校関係、図書館、
一般家庭での家庭集会など、
規模や場所に関係なく、
どこへでも伺います。

講演の内容は、
ご要望に合わせて
一緒に考えて参ります。
以下が、以前の演題の一部です。

松居友:
「絵本やお話の持つ力」
「ミンダナオ子ども図書館設立までのお話」
「戦争と平和について」等…

著書『サンパギータのくびかざり』(今人社)
『サダムとせかいいちのワニ』(今人社)
「手をつなごうよ」の背景(採流社)

西村奈々子:
「ミンダナオの子どもたちから教えてもらった
生きる力と本当の幸せ」
「ミンダナオから日本の社会問題の
解決のヒントを考える」
「寄り添い協力し合う国際協力」等:…

講演の中で、オンラインで
ミンダナオ子ども図書館とつなぎ、
子どもたちと
リアルタイムでの交流も可能です。

講演の受付窓口になっています。
関心のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
現地日本人スタッフ:宮木梓 
メールmclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 
電話番号090-4277-7373
どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本の皆様からの、子どもたちへのサポートに、
重ねてお礼を申し上げます。



MCLの子どもたちの日常と
山のマノボ族と
海のクラクシン村をテーマにした
過去の映像を集めました

現地を理解する上で、
参考になると思いますので、
ご覧いただければ幸いです。
先住民族の文化祭マノボデー

映像を 見たい方は ここをクリック
マノボ族の酋長になった:2分

映像を 見たい方は ここをクリック 
マノボデーのカサバイモ:33分
 
映像を 見たい方は ここをクリック
若者たちと画家の
ミンダナオ子ども図書館
マノボ族の村での体験記:10分

 
映像を 見たい方は ここをクリック 
サンタマリアの
海の下宿小屋を訪ねた:10分

 

映像を 見たい方は ここをクリック

山の貧困地域
マグペットのスカラー調査!


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海の下宿小屋のある
サンタマリアの里帰りと
スカラー調査


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地震の悲しみで父さんが!12分

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滝の村から避難して:11分

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マノボ族の酋長の依頼で
読み語りに!10分


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土地を追われるマノボ族:20分

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サンタマリアの映像
漁村をぬけて岬へ


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サンタマリアの映像
村の子供たち


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美しい白浜と海
サンタマリアに寮を!


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サンタマリアの浜で遊ぶ
地元の子どもたち


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朝起きて花壇のお花を
世話する子どもたち

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雨が降ってるのに滑り台

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ミンダナオ子ども図書館の
日常風景

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ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作



子どもたちから 
教えてもらった3つのこと
❶願いの大切さ

西村奈々子
機関誌『ミンダナオの風』から特別掲載

コロナ明けで、日本からも
若者たちが、訪れるようになりました!
今回来られた石﨑未羅さんは、
18歳になったばかりの高校3年生!
奈々子さんのZOOM 講演でMCLを知って、
がんばって飛行機券を購入して、初めての海外旅行!
5日間の短い期間でしたが、
山のマノボ族のスカラー調査にも同行!
しかし、最高の体験は、
MCLの裏にある竹とビニールシートで作った、
小さな小屋で暮らしている
極貧のマノボのスカラーの家をたずねた時に
ジョイニ―という、スカラーの子に出会った事!
採用当時は小学生で、障害をもって生まれた小さな妹を
一生懸命めんどうをみて、可愛がっていた優しい子!
妹は、生まれた時からたくさん病気があって、
ミルクもたくさん飲めませんでしたが、
お姉ちゃんに抱っこしてもらて、にこにこ笑って、
とてもかわいい子だったのを覚えています。
「将来、妹を助けたい!」という、少女の想いをくんで
スカラーに採用した子ですが、妹は、2歳で亡くなってしまいました。
その後もジョイニ―は、スカラーを続けていたものの
ハイスクールになっても、支援者がまだいませんでした。
未羅(みら)さんは、それを知って、
「わたしが、支援者になってあげる!」
ジョイニ―は、大喜びでおねえちゃに付添ってお世話をし、
一緒にサンタマリアの海にも行き、
空港にも見送りに行きました!
別れの時には、抱きあってなみだ涙!
「また来てねー!」
「ええ、ぜったいまたくるからねー!」
機関誌『ミンダナオの風』は、支援者の方々に隔月で年6回MCLで製作しお送りしているものです。
中高年や若者たちにとっても、これからの日本の未来、
そして今後の世界を考えるうえでのさまざまな良き種が、宿っていると感じられたので、
機関誌を購読されていない、多くの方々にも読んでいただければと想い、
特別に今回は奈々子さんの文章を掲載することにいたしました。
機関誌『ミンダナオの風』は、自由寄付や奨学生支援などでMCLを支援して下さっている方々にお送りしています。
購読を希望される方は、メールかメッセンジャーなどで
MCLの日本人スタッフ宮木梓(Azusa Miyaki)さんに連絡して下さいね!

mclmindanao@gmail.com

電話でのお問い合わせも可能です!
日本事務局 密本眞弓 電話番号090-4277-7373
ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!
スタッフの西村奈々子ですGO!
1)ミンダナオを訪れた4年前
GO!
2)願い続ける力 GO!
3)願いを見失う!?日本の現状 GO!

4)夢のある人! GO!
5)たとえ願いを見失っても GO!
6)ななこお姉ちゃんGO!
講演会の今後の予定! GO!
❶願いの大切さ
nako1
こんにちは。
スタッフの西村奈々子です


こんにちは。
NGO
法人ミンダナオ子ども図書館(MCL)スタッフの
西村奈々子です。

コロナ禍を経て、
私がずっと会いたかったミンダナオ島で子どもたちと
2
ヶ月の日々を共にし、

子どもたちから
たくさんのことを教えてもらいました。
それらの学びは、
今の日本の抱える社会問題の解決に向け、
大切なヒントとなると感じています。

今回から連載で、
「ミンダナオの子どもたちから教えてもらった
3つのこと」のお話をします。
1. 願いの大切さ


nako2
1)ミンダナオを訪れた4年前

私は初めて
ミンダナオを訪れた4年前、
先住民が住む山岳地帯の集落を訪れた。
そこで出会ったのは、
アイミーという中学2年生の少女。

10人兄弟姉妹がおり、
父親は働いているが不安定収入、
母親は体が悪く働けない。
ご飯は芋やバナナを
1日2食食べるのがやっとという生活をしていた。

MCLとして就学支援をしようと、
アイミーに学校に行きたい理由と夢を聞いた。
すると、私の目を見て真っ直ぐに
「家族を助けたい!だから学校の先生になりたい。」
と話してくれた。

学校に行けるように
私は家族でアイミーの支援者となることを、
彼女の真っ直ぐな願いを聞き、すぐに決めた。

nako3
2)願い続ける力

コロナ禍の間、
アイミーとは手紙のやり取りを続けていた。
「コロナによって、私のお父さんは仕事を失い、
私も学校で勉強することができていないです。
でも、あなたの支援に感謝しています。
勉強をがんばりたいです!」

そこに綴られていた文章を読み、
私はどうしてこんなにも
彼女は諦めない力が強いんだろう。
と勇気をもらうと同時に、理由がわからずにいた。
そして、先日MCLで4年ぶりの再会を果たした。
アイミーは高校3年生になっており、すっかりお姉さん。

彼女にもう一度、夢を聞いた。
「家族と貧しい人たちを助けたい!
だからナースになりたい!」
また力強く答えるアイミーが、やっぱりかっこいいと感じた。
そして、アイミーの夢を諦めず、努力する強さは、
願い続けることからきているのだと気づいた。

彼女は幼い頃からずっと、
家族を助けたいと願い続けている。
貧しい人たちを助けたい理由を聞いた時も、
「私の家族と同じように、
貧しい人たちは困っているから助けたいんだ。」
と答えていた。

彼女の原動力は、
彼女が幼少から願い続けてきた
「家族を助けたい」想いである。
思い返せば、MCLの子どもたちはみんな夢を語れる。
彼らの夢の源は、
幼少期から強く願い続けてきたことを
忘れていないことだと気づいた。

nako4
3)願いを見失う!?日本の現状


もちろん、日本の皆さんにも
幼少期から必ず願いがある。

家族を幸せにしたい。ヒーローになりたい。
自由になりたい。周りの人を笑顔にしたい。
こんな大人になりたい、
反対にこんな大人にはなりたくない!
などたくさんの願いがあるはずだ。

幼少期の好きも
願いと通じるものだと感じている。
例えば、可愛いものが好き→可愛いものを作りたい。
動物が好き→動物を守る仕事がしたい。
好きなアニメや本のキャラクターがいる→
あのキャラクターのようにかっこいい人に、
優しい人になりたい。

これらはどれも願いである。

願いに優劣はなく、国境も違いもない。
私は、子どもの頃の真っ直ぐな願いは
世界を素敵な場所にし、
人々を幸せにすると信じている。


nako5
4)夢のある人!

では、
どうしてミンダナオの多くの子は
願いや夢を語れて、
日本の子たちは途中で語らなくなる?

私が講演に行くと、
「夢がある人?」と問いかけても
小学生までは手がみんな挙がるけれど、

中高大学生になると、挙がらない。または、
「その質問はセンシティブなので避けてほしい」
と先生たちから言われることもある。
願いも夢も自由にいくつも持っていいものなのに、
持たなくなっていく。

それも当然だ。
現代の日本の教育では、成長していくにつれて
人と比べて評価されたり、
点数によって、それは無理だと判断される。
そうすると、願いを見失ってしまう。
見失うほどに、学校や環境に適応しようと
成長した子どもたちの努力でもある。

nako6
5)たとえ願いを見失っても

たとえ願いを見失っても、
願いは、必ずあなたの中にある
ということを伝えたい。
どうやってそれを思い起こすか?
その一つの最良の手段は、
幼少期から今までの自分自身を振り返ること。

そうすると
自身が願い続けてきたことが思い返せる。
繰り返すが、願いはいくつあってもいい、
願いに間違いも正解もない。

だからこそ、一つひとつを振り返り、
せめてあなた自身だけでも
自身の願いを知っておいてほしいと願いながら
日本中にこうして想いを届けている。

私の願い私は幼少期から
「家族と一緒に幸せになりたい」
と願い続けている。

幼少期、
父も母も仕事に忙殺されていた。
その結果、
父は私が小学3年生の頃からうつ病になった。

私は、2歳ほど記憶のない頃から、
おばあちゃんっ子だ。
幼少期の私は、
遊んでほしいと駄々もこねなかったし、
物が欲しいとも言わなかった。

仕事で忙しいのは知っていたし、
物を買ってもらうには
もっと働かなければお金が稼げない。
これ以上働かないでほしい。

元気で笑顔でいて欲しいと
子どもながらに家族のためを想い、
できることを日々一生懸命に
していた私自身を思い出した。

今では、それが、
どれだけ家族の幸せに貢献していたか、
小さな体でどれほど一生懸命に
家族のために生きていたかがわかる。
その私自身を心から尊敬している。

nako7
6)ななこお姉ちゃん

私はMCLの子どもたちに
アテななこ(ななこお姉ちゃん)と呼ばれている。
MCLで働いているけれど、
それ以前に、MCLのみんなも
私にとっての大切な家族になってくれた。

一人っ子で日本では、
寂しい想いもしてきた私にとって、
かけがえのない兄弟姉妹ができた。
そのことが嬉しくて仕方なくて、
今ではMCLファミリーも
私が一緒に幸せになりたい家族である。


MCLのお仕事をしていて、
文化も価値観も、
生きている環境も違うが故の問題や、

どうやっても上手くいかず
解決できないんじゃないか。
と思うほど難しい課題は、
日々耐えることなくやってくる。

それでも、MCLのお仕事やめたくないな。
関わり続けたいなと思い続けられる。
その想いの奥底には、
私の「家族と一緒に幸せになりたい」という願いが
原動力となっている。
その大切な気づきを得た。

皆さんも、
ご自身の願っていることに
気づくきっかけになれば幸いです。
願いは、私たちに生きる力や、
物事をやり続ける原動力に必ずなると
ミンダナオの子どもたちから教わりました。

次回も引き続き、
子どもたちからの学びをお届けしたいと思います。



nako8
講演会の今後の予定!
 
今後、講演会は、松居友は毎年妻のエープリルリンといっしょに、
2月と6月と10月には、日本に滞在し、北海道から九州まで全国を巡ります。

講演先は、学校関係、図書館、一般家庭での家庭集会など、規模や場所に関係なく、どこへでも伺います。
講演の内容は、ご要望に合わせて一緒に考えて参ります。以下が、以前の演題の一部です。
松居友:【絵本やお話の持つ力】 【生きる力って何だろう】
【子ども図書館の活動のお話】 【戦争と平和について】
【著書「サンパギータのくびかざり』『サダムとせかいいちのワニ』の背景】などなど。
何でもご相談くださいね!

ZOOM講演や子どもたちの交流会等は、
年間いつでも可能です!

日本での対面講演の中で、オンラインでミンダナオ子ども図書館ともつなぎ、
子どもたちとリアルタイムでの交流を交えた講演会も可能です。
現地日本人スタッフの宮木梓さんか、西村奈々子さんにメールでご相談ください。
  
講演や訪問など関心のある方は、
何でもお気軽に、以下にお問い合わせくださいね。 
現地日本人スタッフ:宮木梓 メールmclmindanao@gmail.com
メッセンジャー (Azusa Miyaki)
電話でのお問い合わせは、日本事務局 密本眞弓で可能です。 
電話番号090-4277-7373



nk14

訪問体験;両角 夏子
機関誌『ミンダナオの風』から特別掲載

機関誌『ミンダナオの風』は、
支援者の方々に隔月で年6回
MCLで製作しお送りしているものです。

松居友が編集し
日本人スタッフの宮木梓と西村奈々子が執筆していますが、
今回のように、訪問してきた若者たちにも
体験や感想を書いてもらったりしています。
訪問してきた若者たちを見るたびに思うことは、
今の日本の若者たちの、感性は素晴らしい‼
今回の2023年夏号;95号には
大学生の両角夏子さんが書いて下さいましたが、
本来、サイトに全文は載せないのですが、
中高年や若者たちにとっても、
これからの日本の未来、
そして今後の世界を考えるうえでの
さまざまな良き種が、宿っていると感じられたので、

機関誌を購読されていない、
多くの方々にも読んでいただければと想い
関連写真と一緒に掲載することにいたしました。
機関誌『ミンダナオの風』は、
自由寄付や奨学生支援などで
MCLを支援して下さっている方々にお送りしていますが、

独特の存在感と良さがあると言われています。
購読を希望される方は、
メールかメッセンジャーなどで
MCLの日本人スタッフ
宮木梓(Azusa Miyaki)さんに
連絡して下さいね!

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1)訪問体験 GO!
2)国際協力に興味があり GO!
3)『子どもたちとの交流』 GO!
4)驚いたのは GO!
5)よく懐いてくれて GO!
6)『食事と屠殺』 GO!
7)鶏の屠殺体験 GO!
8)『スタッフさんとの現地訪問』 GO!
9)考えを共有出来る GO!
10)『パーティーの大切さ』 GO!
11)涙が止まらなかった GO!
12)訪問したおかげで GO!


1)訪問体験
両角 夏子


自分を
愛せるからこそ、
他人を受け入れられる。

まさか、
ミンダナオに訪れて、
そんなことが学べるとは、
思ってもいなかった。

教えてくれたのは、
他でもなく、
現地の人々や子どもたちだった。


2)国際協力に興味があり

私は、
国際協力に興味があり、
何かアクションを
自分で起こしたいと思っていた。

しかし、国どうしで貢献する
というイメージが大きく、
自分一人の行動では、
何も貢献できない気がして、
動き出せずにいた。

そんな時に、
このMCL訪問という
機会をいただき、

何かを
与えることだけでなく、
直接関わり接することで、

子どもたちの拠り所になったり、
特別な経験になったりすると、
気づくことができた。


3)『子どもたちとの交流』

生活してみて、
最も
印象に残っているのは、
子どもたちとの関わりだった。

日本での私は、
オンライン授業中心の生活で、
人との関わりが、
自分にとって楽しいことであるのを忘れ、
むしろ、新しい出会いを恐れていた。

ミンダナオに着いた途端、
子ども達が、
たくさんの質問をして
私のことを知ろうとしてくれた。

私は、
1ヶ月生活することや、
英語が通じるか、
ということへの不安があったが、

子どもたちは、
自分から過去や将来の夢、
恋愛など、
多くのことを語りかけてくれた。

子どもたちの
フレンドリーさのおかげで、
すぐに打ち解けることができた。


4)驚いたのは

そこで驚いたのは、
日本で人々が気にしていることを、
現地の子どもたちは受け入れ、
何も問題ない、
と言ってくれたことであった。

日本では体型や容姿、
性を気にして、
やりたくてもできないことがある時も、
存在しているが、

ミンダナオでは、
何一つ気にせずに自信を持ち、
自分を好きに
表現することができた。

それは子どもたちが、
「ありのままがいいよ」と、
言ってくれたこと、

子どもたち自身も、
ダンスやスポーツなどで
自由に自分を表現していたことに、
影響されていたのだと気づいた。


5)よく懐いてくれて

また、
私は普段の生活で、
小さな子どもたちと関わることが、
多くあった。

よく懐いてくれて、
英語を話せない子どもも、
たくさん遊んでくれた。

何かするのは、
言葉が必須と考えていたが、
フィーリングで楽しませることが出来て、
子どもと関わることに、
自信を持つことができた。

そして、
子どもが
大好きであるということを
思い出した。

今帰国して、
国境関係なしに
子どもと関わる仕事につきたいと
思うようになったが、

日本にとどまっていては、
考えることは、
無かったかもしれないと思うと
貴重な経験ができたように感じる。


6)『食事と屠殺』

日本と異なっていたものの一つに、
食文化があった。
お米が中心という面では、
変わりはなかったが、

日本の一汁三菜のようなものはなく
驚いた。
私は、野菜が好きで
日本でも欠かさず食べていたので、

肉と米が、
メニューのほとんどであるような
チェーン店を見た時には、
味は、とても美味しかったものの
日本が恋しくなった。

肉は鶏肉が主で、
宗教によって、
豚肉を食べていない人々もいた。

子どもたちは、学校がある日、
朝早くからご飯を準備して、
眠そうな顔をしながら、
ご飯を食べていた。

いつも私に、
「もっと食べて!」
「もうお腹いっぱい?」
と尋ねてくれた。

もう⼀度、訪問できるとしたら、
最初に、子ども達に囲まれながら、
食事をして、
おしゃべりをしていたいと思う。


7)鶏の屠殺体験

鶏の屠殺体験というものも、
することができた。

日本では、
農業学校のようなところでしか
経験できないが、

フィリピンでは、
当たり前に鶏が飼われており、
イベントの時には、
料理にして食べるとのことだ。

私は、
MCLで飼われているうちの一羽の首を切り、
スタッフさんたちに、
スープにしてもらい食べた。

すると、
日本で調理する時の何倍も手間をかけ、
命をいただく瞬間を見たせいか、
食への意識が変わった。

普段、
日本で嫌いなものは食べずに廃棄する人、
消費期限が切れ廃棄されていく食料を
多く見てきていたので、

どんな形でも良いから、
自分が、
ご飯を食べられている事のありがたみを
皆が、実感できたらいいと思った。


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8)『スタッフさんとの現地訪問』

平日、
子供達が学校に行く間、
スカラーの子どもたちの様子や事情を、
聞きに行ったり、

夢ポッケと呼ばれる
子どもたちへの支援物資を、
村に届けに行ったりした。

私は、
訪問してから2週間ほど、
毎日、
子どもたちと同じ部屋で寝ており、

朝から晩まで
話をしたり
遊んだりして、
子どもたちと密接に関わっていた。

一方で、
この訪問という機会により、
MCLの活動の内部を、
詳しく見させてもらったおかげで、

どのようにして、
子どもたちを支援しているのかを
詳しく知ることができた。

日本では、
最近オンライン会議など、
直接会わずに対話が可能になり、
気軽に関われるようになったが、

MCLでは、
直接人と関わることを
大切にしているように思えた。

スカラーがいる村の状態を、
オンラインや電話で報告されても
真相は見えない。

現地の人々は、
自分の目で見て
状況を把握することに、
時間をかけていて、

効率化することよりも
大切なことなのかもしれない、
と気づくことができた。


9)考えを共有出来る

また、
私にとって心の支えとなったのが、
MCLで過ごす、
日本のスタッフさんだった。

子どもたちの考えていることに悩んだり、
気になるけど
英語では表現できなかったりする時に、
気軽に文化の違いや
考え方を共有してくれた。

子どもたちや
現地の人と話すのとは違い、
同じ言語であるからこそ、
真理まで聞き
自分で理解することができた。

そこから
私が学んだのは、
現地の人々や子どもたちと、
英語で話すことが出来るなら、

日本でより多くの人と
コミュニケーションをとり、
考えを共有出来るということだ。

日本では、言語の壁も少なく、
お互いの意見が聞きやすいのに、
表現しようとしていない人が、
多くいる気がしている。

言語が通じるからこそ、
まず同じ国の人どうしで、
価値観を話し合うことを
大切にするべきだと気づくことができた。


10)『パーティーの大切さ』

MCL の人々や子どもたちは、
歓迎やお別れの時、
また結婚式や誕生日・記念日などを、
とても大切にしていた。

飾りを
自らの手で作るのに
時間をかけたり、

小さな子どもたちに
衣装を着せて、
主役を囲んだりして、
素敵な光景を
たくさん見ることができた。

悲しい出来事が起こっても、
忙しくても、
そういった機会に、
みんなで一つの場所に集まり
お祝いすることは、

一見簡単に感じても、
それぞれの準備があり、
成立するものなので、
大切にしたいと思うことができた。


11)涙が止まらなかった

こうしてお別れの時がきて、
子どもたちが、
歌を歌ってくれた時には、
涙が止まらなかった。

訪問して
初日からの思い出が、
フィードバックして浮かび、
また訪問したいと強く思った。

何よりも、
笑顔で踊ってくれて、
涙してくれる子どももいた時に
とても愛おしく感じた。

様々な経験を通して、
私が、想像してきた
国際協力へのイメージが
ガラッと変わり、

むしろ、
子どもたちから
気付かされることが多くあった。

恵まれない環境で育って
MCLにいる、
子どもたちが
多いにも関わらず、

自分の魅力に気づいて、
愛することができていることが、
素晴らしいと思えた。


12)訪問したおかげで

訪問したおかげで、
日本や自分の考え方の
悪いところ・
直したいところにも気づけたが、

良いところ・
続けるべき文化も
再認識することができたので、

これから、
それらをどう表現していくかを、
MCLの子どもたちを見習い、
考えていこうと思う。








機関誌には、
子どもたちの絵手紙やサンキューカードも
同封して送られてきますよ!



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