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ミンダナオ子ども図書館の創設ディレクター:松居友(日本文芸家協会会員)の活動日記
ミンダナオ子ども図書館日記
ミンダナオ子ども図書館日記

 ミンダナオ子ども図書館:日記 最新の目次

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2024年のミンダナオ子ども図書館:日記
目次
 GO! ここにいると自然に明るくなった 福井芽衣
 GO! 貴重な体験をありがとう!
            石黒 はるな 11歳 小学校5年生
 GO! 国や言語が違っていても兄弟姉妹! 松居友 
GO! 立ち上げた理由とこれからの子たち 松居友 
 GO! ミンダナオ子ども図書館体験記 豊嶋志保  
 GO! 機関紙「ミンダナオの風」が
       100号を迎えた!
 
GO! ミンダナオ訪問記 陳代修平
GO! 自分から見たMCLの子供たち 岩淵桃香


2023年のミンダナオ子ども図書館:日記
目次
GO! 「2泊3日の恵みの時」 岡林 亜季
GO! 近藤千咲季さんの訪問感想!
GO! MCLを訪問して下さった入田哲也様からの感想
GO! 子どもたちから教えてもらった3つのこと
    ❶願いの大切さ
西村奈々子
GO! 講演会の今後の予定!
GO! 訪問体験;両角 夏子
GO! 新たなモスクが建った!
GO! 機関誌『ミンダナオの風』紹介!
GO! 日本政府の支援で地震倒壊した学校が完成
GO! MCL日本人スタッフ宮木梓さんの結婚式
GO! MCLの子どもたち(1)薪集めに行った!
GO! 16歳で結婚したスカラー調査と読み語り
GO! 2023年のお正月市場の買い物と海と町 

2022A
2022年のミンダナオ子ども図書館:日記
目次
GO! お兄ちゃん お姉ちゃん 結婚おめでとう!(1)
    子どもたちがパーティーを準備した!
 
GO! お兄ちゃん お姉ちゃん結婚おめでとう!(2)
    マノボ族の山と懐かしの海を巡って! 
GO! 山の貧困地域のスカラー調査!
GO! ミンダナオ水田プロジェクト!
GO! ダバオ市の貧困地域のスカラー調査!
GO! 国際都市ダバオについて感じた事!
GO! 2022年卒業した子と新学年の子!
GO! マキララのスカラーと水田調査 
GO! 地震避難地域のスカラー調査  
GO! 海の下宿小屋サンタマリアの里帰り 
GO! 関西学院大学 西村奈々子講演感想   
GO! 台風Odette支援開始! 
GO! 台風の被災者緊急支援のお願い!  
GO! 明けましておめでとうございます! 
GO! 台風災害緊急支援に関して!  
GO! 母の日父の日おめでとう! 

松居友執筆の過去の体験や人生の記憶と
子どもたちへの想いの日記!
読みたい方は、以下をクリック!

「0」ゼロに 立つための支援を
ぼくの青少年時代の悩みや
ミンダナオの子どもに出会って救われた体験など、
とくに、生きる希望を失って、ひきこもりや自殺などを考え、
意識している若者たちには、
ぜひ読んでほしいと思って書きました。


kako
サイトに掲載してきた過去の活動を整理修正し、
以下に掲載していきます
戦争と貧困と平和構築と国際交友
多くの困難を超えてミンダナオの子どもたちから、
生きる力をもらってきた実体験の記録!

GO!
2007
(1)
2007
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2008
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2008
(10)
 
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2011
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2012
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2012
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2012
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2016
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 2017
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2020
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2021 2021
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2022 2022
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2023
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上記の年代目次を
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ビデオ映像やテーマ別の記事など
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サイト全体の目次INDEXGo!


以下の三つのサイトは、
スタッフにより活動内容が掲載され更新されいく

MCLの中心に位置するサイトです! 

ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作
MCLの子どもたちの日々の様子
支援活動に広範な地域を駆けまわって活動している
スタッフの最新の活動状況を絶え間なくお伝えしている
現地日本人スタッフ宮木梓さん製作の活動報告サイトです!
ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
日本とミンダナオの青少年の交流
そして一般の講演にも力を注いでいる
MCLと世界の人々を結ぶ
青少年の感想を基にした
愛と友情の日記!
ミンダナオ子ども図書館:日記 松居友制作
MCL創設者の松居友の編集による
活動報告や子どもたちへの想いや
ミンダナオの状況を平和への願いを込めて
写真と映像を組み合わせて
作成している自由日記です
以下は主要なサイトです!
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訪問希望の方は
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ミンダナオ子ども図書館
支援方法
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講演、公演の予定表など
講演、公演の予定など
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ミンダナオ子ども図書館では、宿泊費なしで訪問を受け入れています。
また、ZOOMや対面の講演も家庭集会も、宮木梓さん、松居友やエープリルリンが行っています。
支援方法の詳細などは、メールかメッセンジャーで宮木梓さんにおたずね頂ければ幸いです。

 スカラシップ、訪問希望 ご質問は宮木梓さんへ メールしてください
mclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 電話番号090-4277-7373
ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!
MCL文庫
民話、絵本原稿、
青少年から大人の読みものを
自由購読で提供しています。

MCL映像サイト
何故ここに日本人などの
テレビ映像その他の
貴重な活動映像を掲載
 メールニュース 希望!
集合メール専門会社の
サイトに飛びます!
登録や解除も可能です。
 

近年の若者たちの訪問体験記等!
MCLを知っていただくために、過去の映像からいくつか選びました。
 
 山の下宿小屋に!
山の下宿小屋に

 海の下宿小屋に!
海の下宿小屋に
 
 奨学生を決定に山へ!
奨学生決定に山へ

 酋長の依頼で 読み語りに!
酋長の依頼で

 地震の悲しみで 父さんが!
地震の悲しみでお父さんが

 戦闘避難民救済
2019年の戦闘避難民救済活動

地震避難民の 救済と読み語り!
地震避難民の救済と読み語り
 
 
 イスラム避難民の 救済支援!
イスラム避難民の救済支援
 
 洪水が襲った!
洪水が襲った

「0」ゼロに 立つための支援を
ゼロに立つための支援を

 
 何故ここに日本人 TV録画!
テレビ東京なぜここに日本人
池上彰の番組 パックンが来た!
 池上彰の番組、パックン


松居友執筆の本
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機関誌『ミンダナオの風』から 
 ks
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機関誌を購読することで
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購読希望の方は、サイト上のクレジット決済か
郵貯または銀行振り込みでスカラシップ支援や自由寄付等を
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里親には本人からの手紙や成績表や写真等、
クリスマス号には全員に子どもの描いたカードも入っていますよ!


クレジットカードによる寄付が可能になりました!
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銀行名 
ゆうちょ銀行 金融機関コード 9900
店番 
019  預金種目 当座
店名:
〇一九店ゼロイチキユウ店

口座番号 0018057
口座名:
ミンダナオ子ども図書館

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メールでのお問い合わせ
現地日本人スタッフ宮木 梓(みやき あずさ)  
mclmindanao@gmail.com

Facebook(Messenger):Azusa Miyaki
  *********
電話でのお問い合わせ
NPO法人:ミンダナオ子ども図書館 日本事務局 
代表理事:密本眞弓
(みつもと まゆみ)
電話番号090-4277-7373
mcl.madoguchi@gmail.com

ぜひいつか、
子どもたちに会いにしらしてくださいね!



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nikki
 ミンダナオ子ども図書館:日記 本編2024年製作の自由日記

mei
 ここにいると自然に明るくなった

福井芽衣

Go!
1)つまり「家族」なのだ
Go! 2)フィリピンの文化
Go! 3)「性」について
Go! 4)男と女以外の性も
Go! 5)帰国後、日本で感じたこと
Go! 6)昔より素直になれた
Go! 7)皆さんに強く勧めたい

 


mei1

1)つまり「家族」なのだ

フィリピンにいた、
そのときに
リアルタイムで感じていたこと
みんな距離が近かった。

みんなというのは、
「男女も年齢も関係なく」だ。
つまり「家族」なのだ。

だから私は、自然と明るくなり、
心地よさも感じた。
私はどうしても
閉ざすタイプの人間だったけど、
ここにいると自然に明るくなった。

そしてみんなが
私を
受け入れてくれるのを感じ、
居心地の良さを感じた。

また、
「言葉が完全に通じなくても、
こんなに仲良く
楽しく過ごせるんだ!」
と驚きもあった。

なんとなく
通じて嬉しかったり、
通じなくても、
それが面白くて
笑い合ったりした。

それが自信になった。
日本の
私の友達や家族より、
より友達・家族感を感じた。


mei2
2)フィリピンの文化

フィリピンの文化
ここでは2つ述べたい。
ひとつめ、
韓国人気はフィリピンでもだった。

今日本では、
K-POPが爆発的に流行っていたり、
その影響なのか
独学で韓国語を
学び始める友人もいたりする。

フィリピンでも
「BTS(韓国アイドル)知ってる?」
と聞かれたり、
フィリピン人同士で
「ケンチャナー(韓国語で“大丈夫”)」
と言い合ったりしていた。

若者の間で、
韓国が世界的にブームなのは
ニュースなどで知ってはいたが、
本当にそうなのだと実感した。


mei3
3)「性」について

ふたつめ、「性」について
印象的な出来事があった。
夜、子どもたちと一緒に
ご飯を食べた後、
そのあと少し雑談していたら、

10代後半の女子が
「おなかが痛いんだー」
と話し始めた。
痛い理由を
説明してくれようとしたのだが、
うまく英語にすることができず

その場にいた男子に
かわりに説明を頼み、
男子がわたしに説明してくれた。
理由は
「生理痛であるから」 であった。

その状況に私は驚いた。
女子も男子も
それをすこしも
恥ずかしがっていなかったからだ。

日本だと、
なかなかに
そのようなことは
ないと思った。

どうしても女子は
生理を恥ずかしがり、
男子も無知であったり
知っていても
気まずかったりするであろう。

日本でも
今やPMS(月経前症候群)や
生理痛も
社会で取り上げられ、
気にかけられてきてはいるが、
まだまだだと思う。

私も
当事者であるので、
その大変さや苦しさは
強く認識している。

もし、
このフィリピンの出来事のように、
男子も女子も
気まずさや恥ずかしさを
心から感じず、

普通のことのようになれば
(実際生理は普通のことである)、
生きづらさは
少しでも減るのではないか。

痛さやしんどさを
隠す必要がない
というのは、
それだけでも救いになる。


mei4
4)男と女以外の性も

また、今度はフィリピンで、
5歳の女の子と
遊んでいた時の話だ。
私は日本の「漫画」を
持っていっていた。

「ちはやふる」という題で、
女の子(ちはや)が主人公で、
競技カルタに没頭する青春漫画だ。
まだフィリピンの女の子は5歳なので
ストーリーはわからないから、
その漫画をペラペラとめくりながら、
絵を見て楽しんでいた。

「The boy?」「The girl?」など、
絵を指しながら
私に聞いてきた。
主人公のちはやを指したときに
「The boy?」と聞かれた。

ちはやはその頃、
男勝りな女の子で、
髪型もショートカットで
見た目も男の子のように
描かれてあったからだ。

私は、「No, This is the girl」
と答えた。が、私は英語を
うまく使えないので、
先ほどのことを
説明できずにいたら、

女の子は
納得できなかったみたいで
「mix?」と聞いた。
要はLGBTQのことを
聞かれたのだ。

ちはやは違うので、
それも
Noと答えたのだが、
私はその状況に驚いた。

これほど小さい
5才の女の子でも、
男と女、以外の性についても
理解しているのだと。

日本はどうであろうか。
私は、妹や弟がいないので、
今の小さい子たちの雰囲気は
分からないが、

少なくとも
私が5才であったその頃では、
ゲイだのレズだの気持ち悪がって、
ふざけて言っていた
同級生を見かけていた。

だから、
そのフィリピンの
女の子にとても驚いたし、
素晴らしいなと思った。


mei5
5)帰国後、
  日本で感じたこと


最初に、MCLのみんなは、
「男女も年齢も関係なく
仲良くて、家族だ。」
と述べた。

私は小さい頃、
私の家族は血縁関係で
一緒に暮らしているだけで、
日本語の 「家族」に含まれる「あたたかさ」や
「居場所」のようなものは
あまり無いなと感じていた。

それがずっと寂しかった。
だから、MCLの
家族のような雰囲気に
ものすごく惹かれた。

行く前に読んだ
MCLの訪問記には、
「家族のようだった」
という内容はたくさん見られた。

しかし私は半信半疑で、
というより
“疑”のほうが多かった。
綺麗事だなと思った。

なぜなら、
それまでの人生で
私はそのような
本当の“居場所”に
触れたことが無かったからだ。

クラスでも部活でも家でも寮でも。
学校行事でクラスのみんなと
やりきった後とか、
寮で友達と毎日一緒に
生活していたときも、
「ここに居られて良かった」
と思うことはあったが、

それでも心から
気を許してはいなかったし、
どこか浮き上がった感じがあった。
だからMCLも
どうせそれだろうと思っていた。

しかし行ってみると、
ものすごくそこは
居心地が良かった。
MCLの子たちには
そんな力がある。

本当に私を、
無条件にあたたかく、優しく、
笑顔で迎え入れてくれるのだ。
そこはもう、
居場所であり、家だ。

私はフィリピンから
日本に戻った後、
幾重にも
忖度しなくなったと思う。


mei6
6)昔より素直になれた

今までの私は、
本心を
隠すことが多かったし、
他人のことを常に警戒していた。

しかし今は、昔より素直になれた、
人に気を許すようになった。
いや、素直な心を
表に出せるようになった、
のほうが正確かもしれない。

例えば、
褒め言葉をもらったら、
「ありがとう」
って言えるようになった。

今までは、
「そんなことないよ…」
って思ったり、
「皮肉で言っていたら…」
って考えたり、

「期待に応えるために
今度も褒められることを
しなければいけない…」
とプレッシャーを
感じていたりしていた。

褒められて嬉しいのに、
その気持ちは
奥の方に追いやられていた。

でも、
そんな必要はないと気づいた。
褒められて
嬉しい気持ちは素直に
「ありがとう」と言えば良い。

今でも私は
他人の気持ちを推し量るけど、
だからといって
自分の気持ちを追いやる必要は無く、
自分の気持ちも表現していいのだ。

その方がコミュニケーションは
複雑化しすぎないし、
齟齬がうまれない。
日本はやはり忖度と我慢の文化で、
自分の本心を言えていない人は、
世の中に数多くいると思う。

それだとやはり
生きづらいと思うし、
幸せでないと思う。


mei7
7)皆さんに
  強く勧めたい


私は、みんなが
自分を隠さず、
自分に納得して
生きていけたらいいなと思う。

やはり私たちの行動は
生まれた国の文化にのまれている。
一度外に出ることで、
水面下の本当の気持ちに気づいたり、
本当にしたい行動に気づいたりする。

そして今度は
母国に戻っても、
その行動をする勇気を持てたりする。

だから私は
皆さんに強く勧めたい。
自分の知らない
自分と出会ってみませんか?



haru
 貴重な体験をありがとう!
石黒 はるな 11歳 小学校5年生

はるなさんの自己紹介
(ご両親の許可をいただいています)
小学校5年で、週に4回
器械体操教室に通っています。
1年に何度か体操の大会にも出て、
メダルや賞状をもらいます。
学校の授業では体育が好きです。
体を動かすことが好きです。
読書も好きです。
泳ぐのは得意ではありません。

・普段と違う環境の生活を
 体験してみたかった。
・いろんな国に行ってみたい
・自然の中で、お友達と遊びたい。
・楽しそうだから
 
Go! 1)初めてのMCL
Go! 2)川あそびにも
Go! 3)盛大なお誕生日
Go! 4)貴重な体験をありがとう
haru1
1)初めてのMCL


わたしは
「MCL]に行って、
一番思い出に残ったのは、
「みんなといっしょにいた時間」
です。

初めてMCLの
施設の中にはいったときは、
逃げだしたいぐらい
緊張していました。

ちがう言語だけれど、
だいじょうぶかな?
と思っていました。

けれど
「いっっしょに遊ぼう!」
と声をかけてくれたり、

わたしもちょっとなら
分かる英語で
がんばって話そうとしてくれて
うれしかったです!


haru2
2)川あそびにも

川あそびにも 行きました。
わたしは、
水がこわくって

深いところは、
泳いだりは
していないけれど、

浅瀬で
楽しくあそびました。

コケで
滑るところになると
手をつないでわたってくれて
とてもうれしかったです!

洗たくも
川でしました。
まるで日本の昔話の
「桃太郎」みたいでした。


haru3
3)盛大なお誕生日

一ばん嬉しかったのは
盛大な
お誕生日会です!

今まで、
こんな誕生日会を
してくれたことは
初めてでした。


まず、びっくりしたのは、
朝4時に
サプライズの歌で
起こされたことです。

それで、
終わりかと思いきや、

夜のご飯も
ゴージャスで
すごかったです。
とてもおいしかったです!

haru4
4)貴重な体験を
  ありがとう


最後に
「MCL」の方々に、
ひとことお礼を
言いたいと思います。

とても
貴重な体験を
ありがとうございました。



世界には、
まだ苦しんでいる
たくさんの子がいると思います。

だから、
これからも
活動を続けてほしいです。

五日間、
ほんとうに
ありがとうございました。
石黒 はるな




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kyou0
 国や言語が違っていても兄弟姉妹!
Go!  1)国や言語が違っていても兄弟姉妹! 
Go!  2)ポーチでおおはしゃぎ! 
Go!  3)交流もできる場所 
 Go! 4)生きる力もすばらしい! 
Go!  5)どこのNGOなのですか? 
Go!  6)でもやってみる! 
Go!  7)日本人のぼくが 
Go!  8)救ってもらっている 
Go!  9)どうしてあんなに語る力が? 
 Go! 10)本当にお話が生きている世界 
Go! 11)愛と友情で溶け合って  
Go!  12)日本の子どもや若者たちも 
kyou1
1)国や言語が違っていても
  兄弟姉妹!


戦争孤児や
貧困による家庭崩壊などなど
精神的にも肉体的にも
大変な状況から来た子が、
MCLに住んでいる子たちなのだけれど、

訪問者たちがいつも驚くのは、
とっても笑顔が明るく
友情と愛をもって
互いに相手を認め合い、
「国や言語が違っていても兄弟姉妹!
わたしたちは、ひとつの家族!!!」

訪問してきた若者たちには、
「お兄ちゃん!お姉ちゃん!」
高齢の方々にも、
「お父さん!お母さん!」
一つの家族として接してくる。

子どもたちは僕の事は、
「パパともーーー!」と呼んで
学校に行くときとか
帰ってきたときには、
手を振るし、

近くにいると駆けよって
抱きついてくる。
「パパトモとママエープリルが、
日本に行ってしまうと
さびしいよーーー!」

「お仕事だから、しょうがないって
ハウスペアレントの人が言うけれど、
できればいつも、
ここにいてーーー!」

そんな子どもが可愛くて、
この子たちのためなら、
命のふたつやみっつ、あげてもいい!
(あればの話だけれど・・・)
と思うのは、僕だけだろうか?
訪問してこられた方々も同じ?



kyou2
2)ポーチでおおはしゃぎ!

いま僕と妻は、
息子の陽のために建てた
スタジオの二階にいます。
6畳間ぐらいのところで、
小さなポーチがついていて
そこで仕事もしているけれど、

学校が終わると子どもたちは、
たくさん二階に駆けのぼってきて
「ポーチでおしゃべりしてもいい?」
「ギターで歌ってもいい?」
「コーヒーのみたーーい!」

3畳ほどのポーチで、
木の床にもすわって
夕方まで、
おおはしゃぎ!

夕ご飯食べた後も、
月夜の夜も妖精たちと
唄って踊って
おおはしゃぎ!

ぼくは、
おおはしゃぎしている
子どもたちの隅で、
パソコンで仕事をしているけれど、
なぜか、
ぜんぜん気にならない!



kyou3
3)交流もできる場所

しかし、
大勢の子たちが来たくても
ポーチは狭くて
大勢これないから可愛そう!


それで、
思い切ってポーチにつなげて、
コミュニティースペースを
作ることを決心しました。
ポーチからは、
美しいアポ山が望めますし、

子どもたちや、
訪問してきた方々も、
神聖な山を仰ぎながら、
歓迎会や送別会を開いたり、
女子も男子も自由に来れて
コーヒーに砂糖をいっぱい入れて飲んだり、
おやつを食べて
大勢で唄ったり踊ったり!

そう考えると
耐震性も考慮して、
コンクリートでしっかり建てて
一階は図書スペースとして、

二階は交流スペースとして、
ZOOMでも、
日本の青少年と
交流もできる場所にしたいと
思っています。

ぼくも歳で、
スタジオには
トイレも無いし
螺旋階段で目が回るので、

第一棟と同様に
二階へは、
車椅子でもあがれる
スロープにして、
バストイレも作り、

いくつか部屋も付け加えて、
特にお年寄りの訪問者や
小さい子のいる家族が、
安心して泊まれる部屋も
加えたいと思っています。

洗濯も炊事も
部屋掃除も
子どもたちが
大喜びで手伝ってくれるし、

子どもたちの
明るくかわいい笑顔が素敵で
老後を過ごすには
最高な場所かな?

将来は介護を学んだ
卒業生の子も雇って、
青少年だけではなく、
お年寄りも視野に入れた
ミンダナオの楽園にしようかな?

天に昇る道と言われる
神聖な山、
アポ山も見えるし

森にすむ
精霊や妖精たちが集まる
神聖な岩も敷地内にあって、
子どもたちの言うには、
夜になると天使や妖精も精霊も
お化けのワクワクも飛んでくるよ!

よろしかったら
いらしてくださいね!


kyou4
4)生きる力もすばらしい!

しかし、
活動を開始した頃には、
原住民、イスラム、クリスチャンの
宗教や民族や言葉すら異なっている
いわゆる「孤児や問題児?」たちを、
こんなにたくさん、
孤児施設?に収容し。

養護施設の運営に関する
経験も
専門知識もない僕が、
同じ場所でいっしょに暮らしたら、
喧嘩や殴り合いなど
大変な事になるのではないか!と、
不安に思ったりもした。

ところが驚いたことに、
心配や不安とは、
全く正反対で、
子どもたちはみんな明るく、

愛と友情に満ち溢れて、
自分たちで
料理も洗濯もやるし。

草刈りや
野菜の植え付けや
花壇づくりも
楽しそうに毎日やるし、

勉強も
お互いに教えあって、
助け合ってやっていく。

もちろん、
当時一緒にMCLを始めた
16~18歳の若者たちの、
小さい子たちに対する
愛と友情の手助けがあったからこそ
やってこられたと思う!

そうした子たちも
その後、大学を卒業して
結婚し子どもも持って、
MCLの中で家族として住みながら、

スタッフとして
20人ほど働いている。
年齢を超えて、
子どもたちや若者たちの持つ
生きる力もすばらしい!


kyou5
5)どこの
  NGOなのですか?


MCLの立ち上げに必要とされた
フィリピン政府公認の
特定非営利活動法人の資格をとったのも、
後に妻になってくれた
エープリルも含めて
当時、16~18歳前後の若者たち!

きっかけは、
拙著『手をつなごうよ」(彩流社)にも
書きましたが、

僕が上記の若者たちと、
戦争避難民の救済に
走り回っていたとき、

落ち込んでいる
避難民の子どもたちに
読み語りと
食事を配っていると、
病気の子どもたちがいて、

「いくらなんでも可哀そうだから、
自費で病院に運んで
治療してあげたい!」と、
同行していた
福祉局の方に話すと、

「どこのNGOなのですか?」
と聞かれ、
「NGOでは、ないのですが・・・」
と答えると、
「それでは、ここでは活動できません!」
と言われてショックを受けた。

どうして人を救うのに
法人資格が必要なのか
不思議に思い、
その方が、
クリスチャンだったので、

「イエスは、
病気の人たちを救ったけれど
どこのNGOに属していたのですか?」
と、聞くと困った顔をして
「もし誘拐や人身売買で、
子どもや少女が、
連れ去られることもあるので・・・」

確かに、
人身売買や
臓器移植のための
誘拐の話を聞いていたので、
なっとくしたけれど、

しかし、
残虐な戦争の結果、
不幸なめにあっている、
可愛そうな子たちを目にすると
放っておけない気持ちは、
ますます強まるばかりだった。


kyou6
6)でもやってみる!

当時7人ほど
一緒に読み語り活動をしていた
若者たちに、
「医療などの活動を続けるには、
法人資格が無いとダメ
と言われたけれど、

僕は、
現地語も使いこなせず
行政知識もまったくないし、
どうしたら良いかわからない!」

そう言うと、
若者たちは笑いながら、
「極貧で育った私たちには、
法人資格なんて
何の事だかわからない!」

「でも、やってみる!」と言って、
いろんな人に聞きながら、
驚いたことに、
なんと半年で非営利活動法人の
資格を取ってしまった!

正式名は、
Mindanao Children`s Library
Foundation Inc.
省略して、
MCLと呼ばれているけれど、

イスラム、クリスチャン、原住民が
共同生活しているので
M=ムスリム C=クリスチャン 
L=ルマッド(原住民)
の非営利法人だと思われていることも(笑)

それにしても、
16~18歳の若者たちが、
「わからないけれど、やってみる!」
と言って
笑顔で実際に行動を起こして、
法人を立ち上げてしまうとは・・・!

その辺に
ミンダナオの貧しい若者たちの
生きざまがあるように
思えてならない。

当時の僕に、
出来た事といえば、
運転手
若者たちが学校に行った後に
食器洗いと便所掃除。


kyou7
7)日本人のぼくが

読み語りで、
山の村々を巡るときも、
国語のタガログ語はもとより、
ビサヤ語もたどたどしく、

原住民のマノボ語やバゴボ語
場所によっては、
マンダヤ語などなどわからないし、
(ミンダナオには14部族あり、
それぞれの言葉を使っている!)

ましてや、
ムスリムのイスラム語や
ムスリム部族のマンダヤ族語や
マギンダナオ語やタウソグ語
などできないし、

ミンダナオにまぎれ込んだ
日本人のぼくが、
唯一出来ることと言ったら
運転手?

設立してから20年ほどたって、
すでに
200人ほど卒業して
MCLから巣立っていき、

町や村の行政の
福祉局員になったり、
学校の先生になったり
保育士になったりしているけれど、

それでも、
活動地域を走っていると、
放っておけない子たちに出会い、
毎年10~20人ほどの子どもたちが、
MCLに入ってくる。

そのたびに、
「ああ、
また引き受けてしまったなあ!
この子たちが大学を卒業するまで、
あと20年は頑張らなくっては・・・!」

孤児や虐待や
崩壊家庭の子など、
救済を必要としている子は、
無限にいて、

今も200人ほど
奨学生がいて、
80人ほどが本部に住んで、
敷地内で遊びながら、
近くの学校に通っています。


kyou8
8)救ってもらっている

子どもたちは、昔も今も
楽しく遊ぶ姿はかわらない!
そんな子どもたちの姿を見ていると
こちらの心の方が、
癒され満たされる。

救ってあげているつもりが、
彼らから
生き方を教わり、
救ってもらっているんだなあ!

奨学生たちは、
学校がない
土日や休日には、
原住民の住む山の村や、

戦争で避難生活を
余儀なくされている
子たちのところに駆け寄って、

自分たちで
切断したシートを渡したり、
古着や靴をくばったり、
パンをみんなに手渡したり・・・

読み語りに至っては、
楽しいことが大切だから
まずは、歌って踊って
そのあとに読み語りを開始する!

生まれた時から、
絵本なんか、
見たことも無いのに!

日本語の絵本だと
字も読めないのに!
絵を見てお話を作って語りだす。
語る力の素晴らしさ!


kyou9
9)どうしてあんなに
  語る力が?


彼らが育った僻村や山村には、
絵本も本もまったく無いし、
電気すら来てないから
テレビもラジオも無い
生活だけれど、

そのような所に育っていながら、
どうしてあんなに、
語る力があるのだろう?

最初は驚いたけれど、
次第にわかってきたのは、
どこでもおじいちゃんおばあちゃん
お母さんお父さん、

村の近所のお年寄りや
おばさんやおじさんたちや
酋長さんや
マナナンバルという名の
巫術師や祈祷師の人たちなどが、

愉快な民話や
大木や森の泉に住む
妖精やお化けの怖い話!

自分の体験談も含めて
子どもたちに
いろいろなお話を
毎日のように語っていること。

その体験があるから、
子どもたちの心には、
大人になっても
愛情のある言葉が聞こえてきて、

読み語りに行くと、
たとえ絵本や本が無くても
どの子も
民話が語れる子たち!

ある若者は、
昔話を語りながら、
しだいにぼろぼろと
涙を流し始めた。
びっくりして後で聞くと、

「この話は、
ぼくの亡くなった父さんが
いつも語ってくれた
話なんだ!」

どの子もみんな、
お話を聞いて育っているから、
絵本の絵を見ただけで、
お話を作って語ることも出来る。


kyou10
10)本当にお話が
   生きている世界


ぼくも
「昔話とこころの自立」(教文館)や
「昔話の死と誕生」(教文館)で
お話が心に生きていることが、
将来、いろいろな困難や孤独や
社会的なさまざまな圧力にぶつかっても

それを乗り越えるための
生きる力になるという事を
自分の体験から書いたり
講演会で語り続けてきたけれど、

ミンダナオに来て
初めて体験したのが、
本当にお話が生きている世界!

とりわけ電気も無い
山や湿原地帯に住む人々の
心の温かさと、
子どもたちが
明るく生きる力に満ちていること。

真に生きるための
愛と友情が、
お話を通して身近な人々から
語り伝えられている世界。

それこそ、
人間愛が自然とともに
神とともに生きている
世界であると思った。

お話が生きている
世界に生まれて
家族みんなで助け合い、
友だちどうしで遊びあい、

家族や
近所の人たちからも
お話し=愛を受けて
育った子どもたち!

経済的には貧しくても
心豊かな子どもたちが、
先進国?の私たちの
心を見事に救ってくれる!


kyou11
11)愛と友情で溶け合って

高齢者の方々が来られると
「昔の日本はこうでした・・・」
とおっしゃるけれど・・・

愛と友情で溶け合って
言語や宗教が異なっていても
独自の伝統を失わず!
下はMCLのムスリムとクリスチャンの
スタッフが結婚式した時の
ムスリムの獅子踊り・・・


地域や国の壁を作らず
一つの家族として
接することが出来るのが、
アジアの伝統的な心のありかた?
下は原住民の子たち・・・

ミンダナオの原住民や
クリスチャンやムスリムの生活にも、
下はムスリムの悪魔祓い
この写真を載せた後、
ユネスコ国際文化保存協会が
ニューヨークから極秘に
調査に入りました!


原住民の
収穫祭の儀式も
アイヌや沖縄とそっくりで

ミンダナオの原住民の
祈りに使われる木幣と
北海道のアイヌのイナウはそっくり!
下の写真は、マノボ族の木幣

下の写真は、
北海道のアイヌ民族の
祭儀の時に使われるイナウ・・・


ぼくもマノボ族の酋長から、
「お前がやっていることは、
酋長がやっていることだから
酋長になれ!」
と言われて
酋長の洗礼を受けました。

「酋長のやることって何ですか?」
と聞いたら
「親の無い子の面倒をみること。
母子や父子家庭などの子の
世話をすること。」

「喧嘩があったら仲裁し、
部族間の争いが起こりそうなときは、
酋長たちが集まって
平和な社会を創ること!」

「お前は、
それをしているから酋長にする」
と言われて授けられた名前は、
アオコイ マオガゴン
心から人を愛する我らの友・・・

日本の神道も仏教も
北海道のアイヌ文化や
沖縄の信仰にも
特に女性が強いアジアには
そうした宇宙観が生きている?

下は、ぼくが北海道の千歳と
沖縄宮古島の池間島で
アイヌのイトばあちゃんと
前泊徳生おじいさんから聞いて
まとめた本です。



kyou12
12)日本の子どもや
   若者たちも


ミンダナオの
貧困地域で生活している
大人にも子どもたちにも、
お互いに愛し合い
助け合う心が今でも生きていて、

それが、
たとえ苦難に出会っても、
困難を切り抜けて
生きる力になっていると
感じてなりません。

世界の国家の首長である
大統領や首相たちが、
神から愛を授かった酋長であることを
認めて人々を導いていけば、
良いのになあ・・・

大統領や首相の役割は、
原住民の酋長や首長と同様に、
親の無い子の面倒をみること。
母子や父子家庭などの子の
世話をすること?

喧嘩があったら仲裁し、
部族や国家間の争いや
戦争が起こりそうなときは、
酋長たちが集まって
平和な社会を創ること!

そう考えると
これからの世界を築きあげていく
日本の子どもや若者たちも
ミンダナオの子たちと出会って
愛と友情に心を開かれて、
日本が失った何かを感じ
心に蘇らせて、

日本に帰ってからも
夢や希望を失うことなく、
閉ざされたように見える心を
復活させていってくれたら良いなと
思い始めました。

どなたでも、
宿泊費なしで何日でも
場合によっては何か月でも
滞在できることにしましたよ!

若者たちよ、
スマホや本から飛び出して、
いしょに山の子どもたちに
会いに行ってみようよ!

訪問希望の方は ここをクリック!ミンダナオ子ども図書館 支援方法! ここをクリック!


mst
 ミンダナオ子ども図書館の
立ち上げた理由とこれからの子どもたち

GO! ミンダナオ子ども図書館を創設したきっかけは
GO! 日本そして世界の青少年を視野に入れて
GO! 1)ミンダナオ子ども図書館の設立
GO! 2)雨が降ったら大変だ!
GO! 3)サダムとせかいいち大きなワニ
GO! 4)表情を失っている子どもたち
GO! 5)戦争は繰り返し勃発し
GO! 6)可哀そうなのは子どもたち
GO! 7)山に追いやられた原住民たち
GO! 8) そういった子を目の前にすると
GO! 9)住んでいる家を訪ねて
GO! 10)そうした子たちの場合
 
GO! 11)ふる里はなつかしの場所
GO! 12)この子が我が子だったら
GO! 13)子どもたちが率先して
GO! 14)ここが一番いい!
GO! 15)子育つ社会ミンダナオ
GO! 16)まるで探検旅行のよう!
GO! 17)夢と希望と生きる力
GO! 18)孤独で死ぬんだよ
GO! 19)これからの20年!
GO! 20)平和に子育つ

jyo1
ミンダナオ子ども図書館を
創設したきっかけは

ミンダナオ子ども図書館を創設したきっかけは、
2000年前後のイスラム地域での戦争を見て、
土端で避難生活をしている子どもたちが、
表情を失っているのにショックを受けて、

読み語りで心を元気にさせて、
病気の子は治療して、
親が殺されたりして生活が困難な子たちは、
奨学生として本部の宿舎に引き受けて、
大学まで行けるようにしてあげたいと思い、
当時、いっしょに住んでいた
16,7歳の5人の若者たちが、
法人資格をとったのが出発でした!


ミンダナオでは、
40年いじょも戦争や戦闘が絶えることなく、
当時UN国連の方から聞いた
「世界で避難民の累計が
世界一多いのここなんですよ!」
という言葉に、
隣国でこんなことが
起こっているという事すら知らずに
生きてきた、自分にショックを受けました!


山岳地帯では、
プランテーションの開発などで
平地から山に追われた原住民の子のたちが、
裸足で服もボロボロ、
一日に二食がやっとでお米も食べられず、
斜面で採ってきた山芋が主食で、
川で採れたカエルと沢ガニがおかず。
小学校にも行かれない!


そんな子たちの中でも、
戦争で親が殺されたり、
貧困で家庭が崩壊した子たちを奨学生に採用し、
とりわけ保護を必要としている子たちは、
本部に住んで学校に通うことができる、
ミンダナオ子ども図書館を
若者たちと立ち上げてからあっという間の20年!
すでに200人以上の卒業生たちが出ています。


今でも外部をあわせると、
200人余りの子たちを奨学生に採用していて、
80人余りの子たちといっしょに、
敷地内で生活していますが、
子どもたちの笑顔に、
生きる力をもらっているのは、ぼくのほう!

ぼくも今年の3月で71歳になり晩年を迎えて、
これからも子どもたちが20年30年、
ぼくが他界しても百年~二百年と、
幸せに育っていける場所として残すには、
これからの20年間、
最後に何ができるだろうかと考えはじめています。


jyo2
日本そして
世界の青少年を視野に入れて

今までは、ミンダナオの子どもたちに
気持ちを集中させて来ましたが、
日本の引きこもりや自殺が多い社会の子たちが、
ミンダナオ子ども図書館に来て子どもたちに会い、
驚くほど感動して愛と友情、
生きる力をもらって帰っていく様子もみるにつけて、
日本は、物質的経済的には他国よりも良くても、
青少年の自殺率は、アジアではかつて一番、
今は韓国についで二番!
フィリピンはアジアで自殺率が最低!


物は豊かで満ち溢れていても、
日本の子どもたちの多くが、
学校に行けずに引きこもったり、
生きる希望や幸せが見えなかったり、
そんな心の貧困に悩む日本の若者たちが、
ミンダナオ子ども図書館の子どもたちとで会って
生きる希望や夢を見いだして、
泣きながら帰っていく姿を見るにつけ、
これからは、
日本そして世界の青少年を視野に入れて、
活動を開始することに決めました!


夢や希望が見いだせず
落ち込んでいる子たちにとって、
ミンダナオ子ども図書館が、
心を癒し将来への夢と希望を見いだせる場として、
3か月でも一年でも、
心が癒されるまで宿泊費も無く滞在できる
駆け込み寺にすることも決心しました。


現地スタッフの宮木梓(あずさ)さんに、
メールでダバオ空港に着く時間を
送っていただければ、
スタッフが空港まで迎えに行きます。
訪問希望の方は ここをクリック!
註:ダバオからキダパワンまでは車で3時間ほど。
バスや公共のバンも走っているのですが、
日本人の旅行者は、お金がたくさん入った
財布が歩いているように見えるので(誘拐など危険!)
旅慣れている人以外は、
MCLのスタッフが運転する車での移動をお願いします。

ミンダナオ子ども図書館 支援方法! ここをクリック!
いまも世界で戦争が勃発して東アジアも危ない
という声が聞こえてくることもあり・・・
どうしたら戦争のない平和な世界を、
これからの若い世代が作っていけるのだろうか?
そう考えると、日本の若い世代は
本当の幸せを探し求めているだけに
心が純粋で美しく、真に未来を築けそう!!!


そんな思いも込めて、若者たちも読めるように、
写真と文を合わせて載せた絵本スタイル?で、
ときどき自由日記をこのサイトに、
載せていこうと決心しました。
サイトや本を読んだ子たちも、
サイトや本から飛び出して、
ミンダナオ子ども図書館の子どもたちに
会い(愛)に来てみたら?

子どもたちの持つ純粋な愛と友情こそが平和を作る!
20年間で土台ができた上に、
これからの20年間で
しっかりした家を建てる時が来た!


 
mst1
1)ミンダナオ子ども図書館の設立


上の写真は、
ミンダナオ子ども図書館の入り口!
下の写真は、ハウスオブジョイ!

2000年頃にマティーの孤児施設
ハウスオブジョイから、
https://hoj.jp/
キダパワンに新たな孤児施設を建てるから
いっしょに来ないかと、
佑川神父様に誘われてキダパワン市に移り、

キダパワン市の司教館に住んできたころ、
とつぜんバリエス司教から、
「この先のイスラム地域で勃発した
戦争が拡大し、100万の避難民が出ている!

現地の神父が、信徒たちと命がけで
避難所にも入れてもらえないイスラムの人々、
特に子どもたちを救済しに走っているが、
とても人手が足りない!
私たちも手助けに行かなくては・・・
いっしょに行きますか?』と言われ!

ニュースでは、耳にしていたけれど、
まさか、ここから車で
一時間半ほど先のイスラム地域で
そんなに大きな戦争が、
起こっているとは信じられず。
さそわれるままに車にのり
戦闘地域の避難民救済に向かった!

戦争地帯など見たこともなく、
平和ボケした
日本から来た僕が、
リグアサン湿原と呼ばれる
東南アジア最大の湿原地帯に入ったとたん、

道路わきから
湿原沿いの平野や空き地など
見渡す限りの場所に、
避難民の仮小屋が
広がっているのに唖然とした!


mst2
2)雨が降ったら大変だ!

難民キャンプと呼ばれるからには、
避難民たちは、テントも張られた
キャンプ場と呼ばれるところに集められて、
寝たり食べているのかと思ったけれど、
ほとんどが、道端や空き地や野原で、

木の枝を折って立てた上に
バナナの葉か、ヤシの葉を
被せて雨よけにして、

土の上にも
バナナの葉を敷いただけの
仮小屋とも言えないところで
暮らしている。
これじゃ、雨が降ったら大変だ!!!

それにしても、
リグアサン湿原の広大な事!
かつて、北海道でカヌーもしていた僕が
「いつか、ここをカヌーで行きたいなあー!」
と、驚きの声をあげると、
同行されていたソーシャルワーカーが言った。

「この湿原地帯には、
絶対に入らないでください!
世界一の大ワニがいますから。
入って生きて
帰ってきた外国人はいませよ!」

そして、
耳元でそっとささやいた。
「人食いワニとは、ゲリラの事です!!!」


mst3
3)サダムとせかいいち大きなワニ

本当にこの湿原には、
ギネスブックにも載っている
7mを超える
世界一大きなワニがいて、

そのワニと戦争をテーマに
力を合わせて困難を超えていく
イスラムの若者を主人公に
ひさびさに絵本を作りました。

「サダムとせかいいち大きなワニ」(今人社)
サダムくんも、
今はミンダナオ子ども図書館の
スタッフです!
奥さんと子どもと住んでいます。


mst4
4)表情を失っている子どもたち

避難民の生活は、
とりわけ老人と子どもたちには
本当に大変で・・・

特に、
表情を失っている子どもたちを見て
ショックを受けて、
笑顔をとりもどすために、
すでに若者たちと始めていた
読み語りの活動を
ここでしたいと思った。

そして、
読み語りだけではなく、
食料の支給や古着や靴や、
医療支援もしたいと強く感じた。

それが、
ミンダナオ子ども図書館の設立の動機で、
そのことは、
拙著「手をつなごうよ」(彩流社)で
書きましたので、読んでみてください。


mst5
5)戦争は繰り返し勃発し

それにしても、
日本の隣の国で、
こんなことが起こっているとは、
何も知らずに育っていた自分に
強いショックを受けた!

その後、
2003年ごろには、
司教館所属の孤児施設から離れて
5人ほどの16,7歳の若者たちと一緒に
アパートに住んで独立し、
読み語り活動を始めたけれど、

(独立して活動することを勧められたのは、
あまりにも積極的に
イスラムや原住民の貧困地帯などでも
読み語り活動を開始したので、
宗教団体としては、
責任を持ちきれないと思われたから・・・)

その後も戦争は、繰り返し勃発し、
政府軍とアメリカ軍の合同演習
バリカタンと呼ばれる大きな戦争になり、
国際NGOが、欧米から集まって来て、
NGOの見本市と呼ばれた時もあった。

(現在日本軍?も
バリカタンには参加しているので、
次に大きな戦争が起これば、
政府軍とアメリカ軍に
日本軍も加わって攻めてくると
現地では言われています・・・)

しかし、
その後、イラク戦争が勃発すると
まだ大量の避難民がいるにもかかわらず
「もう、ミンダナオじゃない、
イラク、イラク・・・」と言いながら、
国際NGOは、あっという間に消えていった。

そのころ現地で会った、国連UNの方から、
「ミンダナオでは、40年以上戦闘や戦争が
起こり続けており、
世界で一番、戦争避難民の累計が多いのが
ミンダナオなのですよ!」と言われて、

隣国の日本に住み育ちながら、
フィリピンでの戦争など、
何も知らずにいた自分が理不尽で
大きなショックを感じた。
日本人は、アジアの引きこもり???


mst6
6)可哀そうなのは子どもたち

それにしても、
戦争で、何よりも可哀そうなのは、
お年寄りと子どもたち、
地べたにヤシの葉を敷いて
木の枝にバナナの葉を載せて
雨露をしのいでいる。

とりわけ
表情を失った子どもたちの姿を見て、
いたたまれなくなり、
絵本の読み語りを根幹に
スカラシップ、避難民救済活動を
10代後半の若者たちと始めた。

その後、
病気の子どもを放っておけず
私費で病院に連れて行って
治療してあげたいと
現地の福祉士に話をすると、

「どこのNGOですか?」
「NGO法人ではないですが・・・」
「それでは、
ここでの活動は許されません!」

その方が、クリスチャンだったので
「でも、イエスは病人を救ったではないですか!
どこのNGOに属していたのですか?」
と言いうと、困った顔をして、

「でも、誘拐とか
人身売買に連れ去られると危ないので、
法人登録が必要なんです。」
と言われた。

なるほどと、理解して、
当時、16,7歳の5人ぐらいの
学校に行かせてあげていた若者たちに話すと、
「わたしたち、極貧の家庭から来てるから、
法人資格の取り方なんで知らないわ。」
「でも、やってみる!!!」と言って、

何と半年で
法人資格を取ってしまった。
フィリピン政府公認のNGO
ミンダナオ子ども図書館だった。
Mindanao Children‘s Library
Foundation Inc.

当時は、
北コタバト州のNGOだったけれど、
現在は、フィリピン政府直轄の
特定非営利活動法人で
フィリピン全土での活動が認められている。


mst7
7)山に追いやられた原住民たち

大変なのは、
イスラム地域だけではなく、
プランテーションや鉱山開発によって、
平地に住んでいたものの、
土地を奪われて山に追いやられた
マノボ族やバゴボ族といった原住民たち!

反抗すると
共産ゲリラというレッテルを張られ、
戦闘が起こされて、
避難生活を余儀なくされ、

帰ってみると自分の土地はなく、
さらに山奥に追いやられた家族の子たち。
現金収入がないので、
山芋やカエルや沢ガニしか食べられず、
病気になっても薬も買えず。

ミンダナオでは、極貧で靴もなく、
小学校の一年生に入学しても
70%の子どもたちが
2年生になると
辞めていく先住民の村もある!

辞める理由は、
2年生になると、
午後の授業が出てきて
お弁当なんか持っていけないから!

鉛筆やノートなんか買えないし・・・
学校に行くなんて夢のまた夢!
学費や生活費も
貧しく苦労している親になど頼れないし、

家では、
赤ちゃんや
小さい子の面倒を見たり、
畑の作物を育てたり、
焚火でご飯を作ったり、

洗濯ものをいれた
タライを頭にのせて
急な山の斜面の踏み跡道を
川まで下っていってそこで洗濯!

男の子は、山仕事をさせられて、
帰りに川をわたるときに、
晩御飯のおかずにする
カエルやカニを捕ったり、

炊事用の
薪を拾い集めて、
背中に担いで帰ってくる。

mst8
8) そういった子を目の前にすると

それでも、
がんばってそれなりに、
幸せに生きている子も
たくさんいるけれど、

親が居なくなったり、
家庭が崩壊した子たちの場合は、
時には、継父や継母から、
アビューズを受けていたり・・・

また、たとえ両親がいても、
10人以上もの兄弟姉妹がいて、
超極貧であるにがゆえに、
十分な食事もとれず、
ガリガリに瘦せてしまっている子もいる。

そういった子を
目の前にすると
気持ちが,
どうしてもいたたまれず、

そうした子が安心して生活し、
安心して食べられ、
友だちと手を取り合って
学校にいかせてあげて、

出来れば、
大学まで行けるようにして
将来は、家族を助けるために
良い仕事に就かせてあげたいと思う。


mst9
9)住んでいる家を訪ねて

そんな気持ちで始めた
ミンダナオ子ども図書館だけれど、
うわさが広がるほどに多くの子たちが、
奨学生になりたくって
訪ねてくるようになり、

一時は、
10月ごろに一か月間、
公募の期間にしたりしたけれど、
毎年、何と一か月で
300人ぐらいの応募があり、

採用の方針として
すべての子たちの現状を知ってから
最終決定するがゆえに、
どんな山奥でも必ずスタッフと一緒に
住んでいる家を訪ねて、

保護者に会い、
(家を見ると生活環境が把握でいる!)
近隣の人々からも
事情を聴いて、

ソーシャルワーカーと
スタッフたちと相談して
最終決定するのだけれど、

月に300人も応募が来ると、
人数があまりにも多く、
調査作業も大変で、
本部での一般公募はあきらめて、

読み語りや医療などの活動で、
僻地を訪ねた折に、
それとなく村人や学校の教師に、
家庭事情や極貧で困っている子がいるか
聴いたりたずねたりして、

その後に、
学校にも来れずに苦労している子に
直接会いに行って、

保護者にも会って、
隣近所の人々からも話を聞き、
最終決定するようにしている。


mat10
10)そうした子たちの場合

特に両親ともに居なくなり、
近所の人が養っていたり、
生活自体も困難で
保護を必要としている子たちや、

山の奥に住んでいて、
ジャングルのふみ踏み跡道を、
朝晩3時間もかけて、
歩いて通わなければならない
子たちなど、

とりわけそうした子たちの場合は、
本人と保護者を車に乗せて
ミンダナオ子ども図書館に来てもらい、
奨学生の子たちにも会わせてあげて
学校も近くにあるの行ってみて、

食事や洗濯も、
みんなで助け合って
楽しくしている様子も
見せてあげてから、


ここに住んで学校に通いたいか、
それとも、里にとどまって
学校に通いたいかを
最終的に判断してもらう。

mst11
11)ふる里はなつかしの場所


でも、ふる里はなつかしの場所で、
幼馴なじみや思い出もあるし、
ふる里にとどまって、学校に通いたい子や、
MCLにいたけれど、
里にもどって、学校に通いたくなった子は、
それもOK!

そうした、
外部に住んでいる奨学生には、
スタッフが車で山野を巡り、
学用品やお小遣い
支援者からの贈り物や手紙などを届け、

奨学生からは、
支援者への
お礼の手紙や絵をもらって帰り、

それらを、
機関紙「ミンダナオの風」と一緒に
支援してくださる方々に
お送りしています!

ミンダナオ子ども図書館は、
図書館という名ではあるものの、
孤児施設としての認可も受け、
孤児として
本部で住めるようにしています。

設立した後も10年以上
イスラム地域での戦争や
原住民地域での家庭崩壊が続き、
本部には、多い時には100名以上の
子どもたちが住んでいたときもありました。


mst12
12)この子が我が子だったら

「オルファン・孤児」という言葉で、
本人も呼ばれると辛いだろうと思い
「スカラシップスチューデント・奨学生」
という名で学校でも呼ばれ!

普通の孤児施設だと
ハイスクール(中高生)までが多いけれど、
「この子が我が子だったら、
大学まで行かせてあげたい!」と思い、
大学まで可能なスカラシップにしました。

現地では、
大学に行けるなんて夢のまた夢!
モールでも買い物ができるような
20%の富裕層の子だけ!

でも、戦争なども体験した
極貧の孤児たちだけれど、
ミンダナオ子ども図書館に住んでいる
原住民、イスラム、クリスチャンの子たちが、

「宗教や部族が違っていても、
大事なのは愛と友情!
わたしたちは兄弟姉妹、一つの家族!」
と言って育っていき、

読み語りや、
時には、避難民救済といった活動を、
みんな手をつないで行い、
原住民、イスラム、クリスチャンの
子たちを救っていく!

本部でも
お互いの状況や
気持ちも理解して
助け合って生きていく。

ミンダナオ子ども図書館子どもたちは、
辛い体験をしてきただけに、
他の子たちにも
思いやりと愛を注ぐことが
自然にできる子どもたち・・・!


mst13
13)子どもたちが率先して

それゆえに、大学を卒業しても
行政の市役所や
村役場などで評価され、
ソーシャルワーカー・社会福祉士などで
雇ってもらえるケースが多く、

村に戻って学校の先生や
幼稚園や保育所の先生に採用されたり・・・
本当にいろいろな場所や会社でも
好感をもって
受け入れられて行っています。

採用してくださった福祉局の職員曰く
「MCLの子たちは、
宗教や部族の違いを超えて、
助け合って生きることを知っているし、

戦争や災害で
窮地に陥っている子たちを救い、
読み語りで、
僻村に多くの友だちを作ったりして、
貧困の子たちの心も
良く理解できる子たちね!

平和を構築するすべを、
実体験でして来ているから、
福祉局や役所の職員、
学校や保育園の先生になっても、
子どもたちの状況や
気持ちが良く理解できる!」

これからも
ミンダナオ子ども図書館では、
子どもたちが率先して話し合い、
原住民の住む山奥の寒村や、

戦闘が絶えず、
洪水も頻繁に起こり
避難生活の続く、
湿原地帯のイスラムの村々をまわって、
読み語りや医療の活動をしていきます。


mst14
14)ここが一番いい!

2024年現在、
卒業生たちは200名を超しました。
サウジやドバイや台湾や日本など、
海外に行く子もいますが、

「できるだけ、
ふる里を良くする方が良いよ!
海外に行っても寂しいだけだぞ!」
と言っていたのですが、

やはり家族を置いて
海外に出稼ぎに行くというのは、
結果的には寂しいようで、
帰ってくると必ず
「やっぱり、ここが一番いい!!!」
と言います。

でも、海外で頑張って貯金をためて。
古里に土地を買って
家を建てて、
両親と一緒に住んで
子どもの将来の教育費も積み立てて。

良い家庭を築いて
子育てを続けていくのも
良い選択なのもしれないと
思い始めるようになりました。

海外に出稼ぎに行きたいという
ほとんどの理由が、
「家族を助けたい!」
「ぼくが、わたしが、がんばって、
弟や妹を学校に行かせてあげたい!」
学校に行きたいのとほぼ同じ理由!


mst15
15)子育つ社会ミンダナオ

本部には、
小学校から大学までの奨学生が、
現在は、80名あまり住んでいます。
奨学生以外にも、約20名のスタッフが、
敷地内に住んでいますが、
ほとんどがかつての奨学生。

ほとんどが、
結婚して子どもも数人持ち、
仕事場で赤ちゃんをあやしたり
子どもたちが、
入って遊んでも良いようにしています。

子どもが生まれても
奨学生たちも大喜びで
みんなで赤ちゃんや
子どもたちの面倒を見てくれるし!

給料は、そこそこだけれど、
衣食住は、ほぼタダ!
医療費と学費も大学までOK!
年金と保険も保証しています。

奨学生たち80人に、
スタッフの妻や夫や赤ちゃんや
子どもたちを加えると本部には、
120名ほどが敷地内に住み、
子育てしなくても、
子育つ社会ミンダナオ子ども図書館!

また、下宿小屋や自分の村に住んで
学校に通ってる奨学生も100名近くいて、
皆様からのご支援で、
学用品やプロジェクト代、お小遣いからお米、
古着やバックなども渡しています。


mst16
16)まるで探検旅行のよう!

外部の奨学生たちに学用品や支援物資、
お小遣いなどを届けたり、
成績表やお手紙や

小学生の場合は、
お礼の絵を描いて
もらったりするためにも、

スタッフは、毎日のように
山岳地帯の村々を
車で走り巡っていますので、
皆さんが来られたら、
活動に同行して体験することもできますよ!

スタディーツアーはしないけれど
実体験として、
スタッフと一緒に海沿いや
山野や僻村や先住民の村々を巡り、

時には舟にのって、
イスラムの湿原地帯を
巡ることが出来ますよ!
まるで探検旅行のよう!!


mst17
17)夢と希望と生きる力

特に引きこもりがちだった
日本の若い世代の子たちが、
ミンダナオ子ども図書館の子どもたちや、

山や海の僻村の子と出会って
心が癒やされて、
これからも生きていく
夢と希望と生きる力が湧き上がってくる
そんな様子を見るに及んで!

日本の若者たちも視野に入れて、
宿泊費なしで何か月でも滞在でき、
ミンダナオ子ども図書館の子どもたちと遊び、
ご飯を炊き、洗濯をし、

唄ったり踊ったりして
心を癒すことのできる場にしようと決めました。
帰るときには、
ほとんどの子たちが泣きながら、
「帰りたくなーーーい!!」
「ずっとここにいたいーーー!!」

「でももう日本に帰っても、大丈夫!!
いざという時は、ここに来ればいいもん!!」
ミンダナオ子ども図書館は、
まずは日本の子たち
ゆくゆくは世界の子たちの駆け込み寺?

「また絶対に帰ってくるからねーーー!!!」
そう言って、笑顔の上に
涙しながら旅立っていきます。
それを見て、
日本の青少年たちから話を聞きますと、

学校では、受験競争やクラブ活動で
勝ち負けや競争の毎日で
学校が終わっても塾通い・・・
友だち同士で遊ぶ時間も無く、
引きこもりや孤独な子も多いということ!


mst18
18)孤独で死ぬんだよ

自殺率も、
以前はアジアで一位。
今でも、韓国についで二位!
それに比べると、フィリピンは、
アジアで最低の自殺率!

MCLの子どもたちに、話すとビックリして!
「何で死ぬの?あんな豊かな国なのに!」
「孤独で死ぬんだよ。」
「えっ!孤独で死ぬってどういうこと?」

「みんなは、孤独なとき無いの?」
「あるよー!でもだいじょうぶ。
だって、友だちがいるもーーん!」
「ここでは、みんな、家族だもーーん!」

孤独で死ぬことが、想像できない子供たち。
ゆいいつ自殺で考えられるのが、
「LOVEだね!」
聞くと、失恋したり結婚を認めてくれなくて、
彼女と彼氏といっしょに木から飛び降りたり・・・

華厳の滝で
飛び降りて心中した話を
子どものころに聞いたけれど、
日本も昔は、そうだった?

そんなMCLの子たちに会うと、
日本の子たち若者たちが、
信じられないくらい感動し笑顔をとりもどし、
生きる夢や力を得て
再会を約束して帰っていく!


mst19
19)これからの20年!

そんな、日本の子たちを放っておけず、
いよいよこれからの20年!
日本の若者たち、
子どもたちを視野に入れて、

母子家庭や崩壊家庭を含む親子が、
宿泊費なしで滞在し心を癒し、
生きる希望を見いだせる場所として、
開放することにいたしました。

飛行機代だけでも自分で出して(6~7万円?)
ダバオ空港に、着く日と時間を、
現地日本人スタッフの宮木あずささんに、
伝えていただければ、
スタッフが、車でお迎えに行きますよ。
訪問の詳しい情報は、以下をクリック!
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いま、日本に大切なのは、
子どもたちや若者たちが、
生きる希望と夢と喜びと、生きる力を復活させ!
彼らの力で、これからの日本や世界を
愛に満ちた平和な世界に作り上げていくこと!


mst20
20)平和に子育つ

世界が、子どもたちの事を一番上に考えて、
その下に母親たち、さらに父親たち
そして、家庭の下で大人たちが
政治、経済、医療を支え、
平和に子育つ社会が出来ればいいなあ・・・

貧しいからと言って、
必ずしも不幸とは限らない
私たちの生活の方が、
豊かな国の人々の生活よりも
はるかに美しいと感じるときだってある。

けれども、どうにもならないのが、
食べられないときと、
学校に行きたくてもいけないとき、
病気になっても治せないとき・・・


   *******************
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ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作

現地日本人スタッフ
宮木梓さん製作の活動報告サイトです!


ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
日本とミンダナオの青少年の交流
そして一般の講演にも力を注いでいる
MCLと世界の人々を結ぶ
青少年の感想を基にした愛と友情の日記!


「0」ゼロに 立つための支援を
松居友執筆の過去の体験や人生の記憶と
子どもたちへの想い!


MCL映像サイト
何故ここに日本人などの
テレビ映像その他の
貴重な活動映像を掲載


MCL文庫
民話、絵本原稿、
青少年から大人の読みものを
自由購読で提供しています。


何故ここに日本人 TV録画!
テレビ東京なぜここに日本人

池上彰の番組 パックンが来た!
 池上彰の番組、パックン


MCLの子どもたちの日常と
山のマノボ族と
海のクラクシン村をテーマにした
過去の映像を集めました

若者たちと画家の
ミンダナオ子ども図書館
マノボ族の村での体験記:10分
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サンタマリアの
海の下宿小屋を訪ねた:10分
 
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山の貧困地域
マグペットのスカラー調査!
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海の下宿小屋のある
サンタマリアの里帰りと
スカラー調査
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地震の悲しみで父さんが!12分
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サンタマリアの浜で遊ぶ
地元の子どもたち

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ミンダナオ子ども図書館の
日常風景
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サイト全体の目次INDEX
2006年からの活動の写真と報告を、
総合的にまとめたサイトの目次です。


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sho
 ミンダナオ子ども図書館体験記
 豊嶋志保
 
今回、機関紙100号に掲載させていただいた、豊嶋志保さんの感想文。
訪問者のなかでは、とっても静かで内気な女の子であるにもかかわらず、
執筆された感想文がすばらしい!!!
そこで今回は特別に、支援者の方々以外にも、
また特に若者たちに読んでもらいたく、
思い切ってサイトにも、同時に掲載させていただきました。
 
1)MCLでの生活 GO!
2)生きる力に満ち溢れ GO!
3)本当の幸せって? GO!
4)仲間たちと協力しながら
 GO!  
5)認め合うことが重要 GO!
6) 子供の幸せを第一に GO!
7) どう生きていくかを考えるGO!
8『ミンダナオの風』(松居友)GO!
sho1
1)MCLでの生活

MCLでの生活は、
自分自身の価値観や生き方に、
大きな影響を
及ぼすものとなった。

私はもともと、
社交的な人間ではない。
物事をネガティブに捉えがちだし、
人見知りするときも多々ある。
しかし、こんな私でも、
MCLの子供たちは暖かく迎え入れてくれた。


実際にMCLの子供たちと
同じ生活をしてみて、
生活水準の高さは、
我々日本人のほうが上だなと思った。

しかし、心の豊かさは
MCL
の子供たちのほうが、
自分よりはるかに上だと思った。
彼らはいつも笑顔で明るく、
生き生きとしている。


sho2
2)生きる力に満ち溢れ

また、私たちの重たい荷物を
持ってくれたり、
食べ終わった食器を片付けてくれたりと、
ちょっとした気遣いもできていたなど、
人として尊敬できる部分を
たくさん持っていた。

掃除や料理、洗濯などの家事も
共同作業で難なくこなしていたのを見て、
フィリピンで滞在する前に、
自炊や洗濯をするのが面倒くさい、
と思っていた自分を恥ずかしく感じた。


このように彼らは、
幼い頃に家庭崩壊などのつらい経験を
しているにもかかわらず、
私よりも
生きる力に満ち溢れていたのを実感して、
自分も負けじと生を全うしよう、
と思えるようになった。


sho3
3)本当の幸せって?

また、MCLでの生活を通して、
何が本当の幸せなのか、
自分にとっての幸せとは何なのか、
といった問いについて
考えるきっかけを作ることができた。

日本の子供の生活ぶりと、
MCL
の子供たちの生活ぶりを比較して、
貧困の度合いと幸福度は、
必ずしも比例するとは
限らないと感じた。

日本の子どもは、
時間や期限を守ることを
幼い頃から教えられ、
宿題や塾、習い事といった
大量のタスクをこなすために、
あくせく活動している印象がある。

それに対して、
MCL
の子供たちは、
学校が終わった後、
ゆったりとした時間の流れの中で、
仲間たちとの遊びを通して、

問題解決能力や
複数の言語を話す能力など、
今後生きていくのに必要となる力を、
身につけているように見えた。


sho4
4)仲間たちと協力しながら

両者を比較してみて、
確かに日本の子供のほうが、
教育費など、より多くの金をかけて
育ててくれているが、
MCL
の子供たちのほうがたくさん笑うし、
幸せそうに見える。

ここから、
競争社会の中で根詰めて活動し、
より多くの利益を生み出すことが
唯一の幸せではないなと痛感した。

MCLの子供たちは、
大自然という、
人間の手では
作ることができないものの中で、
仲間たちと協力しながら勉学に励んでいる。

その生活ぶりを見ると、
時間という人間が区切ったものに縛られ、
お金という
人間が作ったものをより多く
手に入れるために競争する生き方は、
空虚で味気ないものであるとさえ感じた。

 
sho55
5)認め合うことが重要


現代の私たちは都市化、
競争化した社会の中では
他者との優劣を過度に気にし、
他者より利益を多く獲得することばかりに
意識が向いてしまいがちである。

しかし、
そういう社会になってしまったことで
自分にとって本当の幸せを
見失っているのではないか。

ましてや、
自分にとっての幸せを
考える時間すらも
与えられて
いないのではないだろうか。

他者と比較ばかりして、
他者より劣っていた場合
劣等感を抱いたり
自己肯定感を
下げたりするのではなくて、

自分がどうありたいかや
自分にとっての幸せを
各々でまず考え、

他者と異なる部分が
できたとしても
お互いがそれを
認め合うことが重要だと感じた。



sho66
6)子供の幸せを第一に

最後に、
MCL
での生活を通して、
子供の大切さを
実感したことについて述べる。

私は、MCLに来る前は、
子供をそこまで
重要視していなかった。

社会の中の位置づけも、
子供は、
最も下に
位置すると考えていた。

しかし、
MCL
の創設者である
松居友さんは、
子供の幸せを第一に考える
社会の実現を望んでおられた。

子どもが幸せになると、
その母親が幸せになる。

母親が幸せになると、
父親が幸せになり、
その家族が幸せになる。

幸せな家族が増えると
社会が幸せになる
という論理だ。


sho7
7) どう生きていくかを考える

これまでの自分の考えとは、
全く異なっていたが、
確かにこの考えは
成り立つと思ったし、

実際に実現すれば、
戦争や紛争などが減り、
この世の中には、
幸せな人がもっと増える
のではないかとも思えた。


以上のように、
MCL
での生活で得た価値観は、
それまでの自分の価値観とは、
全く異なっており、

最初は、
戸惑ったり疑問に感じたり
してしまったが、

これから自分が、
どう生きていくべきかを
考えるときに
参考にしていきたいと思った。

 
 mcl100
機関紙「ミンダナオの風」 が
100号を迎えた!

松居友

 
ミンダナオ子ども図書館で、
隔月に発行している機関誌
『ミンダナオの風』が、100号を迎えました!
長年にわたり、ミンダナオ子ども図書館を
支えて下っている方々に、心から感謝申し上げます。

機関誌は、カラー印刷なので驚く方も多いのですが、
ダバオの懇意の印刷所で、
極安で印刷されていますし、
出来あがった機関誌は、子どもたちが折って、
描いた絵やお手紙と一緒に、封筒に入れたりしています。

中高生・大学生支援の方には、
クリスマス号を除き
感謝のお手紙を同封しますが、
ニューイヤーズカードは、
小学生支援の方にも同封しています!

成績表は、小学生の支援者には同封されませんが、
中高生と大学生の支援の方々には9月号か、
同封が間に合わない場合は、クリスマス号に同封!
7月か9月号には、全ての奨学生支援の方々に、
子どものスナップショットが同封されます。

ぼくは、子ども時代に、
福音館の編集者だった亡き父に、
絵本の読み語りをしてもらって育ち、
福武書店の編集者時代には、
絵本編集をしていただけに、
手元に残る紙の印刷物には、独特の存在感と、
手に取ってくり返し読める、喜びがあると感じています。

日本の子どもたちも、
一人で部屋でさびしいときには、
本棚の箱から機関誌を取り出して
明るい子たちの写真を見れば、
心が癒されて元気になるでしょう!

また登校拒否をしていた、青少年たちも思い切って、
ミンダナオ子ども図書館に飛んできて心が癒され感動し、
生きる力を見いだすのを見ると、
彼らが涙ながらに語ってくれる体験談を書いてもらって、
他の若者たちにも読んでもらえるように、
掲載して行こうと思うようになりました。
編集者根性がもどってきた???

機関誌に感動したら、
思い切って日本を飛び出して、
MCLの子どもたちに会いにおいで!
3カ月ほどいたらいいよ!宿泊費とらないからね!
  






  sho8
8)『ミンダナオの風100号』(松居友執筆)
機関紙『ミンダナオの風』は、わずかでも寄付を送ってくださる方々や
スカラシップで子どもたちを支援してくださる方々に、隔月でお送りしている冊子です、
ミンダナオ子ども図書館のスカラシップは、成績よりも孤児や片親、母子家庭の子、
親がいても学校にいけない極貧の子を採用基準とし大学まで通えます。
その中の特に何らかの事情で保護を必要としている子は本部に住み、生活を保障。
現在本部には、先住民、イスラム、クリスチャンの子たちは、80名ほど住んで学校に通っていますが、
中には戦闘地で親が殺されるなどの、極度の困難から来たにもかかわらず、
本当に素直で明るく、お互いに助け合って、スタッフ家族も含めると百数十人が平和にくらしています。
日本の若者たち家族たちが来られると、子どもたちに囲まれて感動して、
生きる力と喜びを得て、帰るときには涙涙!
今回、機関紙100号に掲載させていただいた、豊嶋志保さんの感想文。
訪問者のなかでは、とっても静かで内気な女の子であるにもかかわらず、執筆された感想文がすばらしい!!!
そこで今回は特別に、支援者の方々以外にも、また特に若者たちに読んでもらいたく、
思い切ってサイトにも、同時に掲載させていただきました。

これをきっかけに、機関紙『ミンダナオの風』を定期購読されたい方は、
現地日本人スタッフの宮木梓(あずさ)さんに、メールかメッセンジャーでご連絡いただければ幸いです。
mclmindanao@gmail.com
以下のサイトもご参照いただければ幸いです。

訪問希望の方は ここをクリック! ミンダナオ子ども図書館 支援方法! ここをクリック!


syu
ミンダナオ訪問記
陳代修平
syu
1【日本に帰国して】GO!
2【言語】GO!
3【スポーツ】GO!
4【食べ物と家事】GO!
5【バナナ】GO!
6【音楽】GO!
7【幸せとは】GO!
8【日本では】GO!

syu1

1【日本に帰国して】


日本に帰国して1週間、
ミンダナオで過ごした2週間弱が、
すごく懐かしく思います。

MCLにたどり着いたのは
夜中だったので、
こどもたちに出会えたのは、
次の朝が初めてだったのですが、
早速たくさん話しかけてくれました。

「名前はなんていうの?」
「何歳?」
などとどんどん質問してくれて、
早速わたしたちを受け入れてくれたことに
とても安心しました。

また、
人と人との距離が
すごく近いので、
すぐに馴染むことができました。

この距離感の違いは、
日本との
大きな違いだと思いましたが、
私にとっては、すごく
居心地の良いものだったように思います。


syu2
2【言語】

こどもたちは、
英語でたくさん話しかけてくれるのですが、
こどもたちが普段使っている言語は
“ビサヤ語”であったり、

それぞれの民族が
独自に持つ言語
(マノボ語やマギンダナオ語など)
だったりします。

もちろん、英語とタガログ語が、
フィリピンの公用語なので
学校の授業などでは、
英語をよく使い、

わたしたち日本人よりは、
英語を使い慣れている
こどもたちも多いものの、

「ビサヤ語では、こう言うんだけど、
英語だとどのように言うのだろう」
と悩んでいる姿も見ていて、
英語を頑張って使おうとしている様子に
すごく親近感を持ちました。

なので、
英語でコミュニケーションを
しっかり取れるたびに、
英語を勉強していて
よかったと思えたり、

違う言語を持つ人々と
コミュニケーションを取れる喜びを
しみじみと感じていました
(ビサヤ語もたくさん教えてくれて
言語を学ぶ楽しさも改めて実感しました)。

一方で、
学校に通えていない子には
なかなか英語が通じない
という話も聞きました。

学校に通えているかどうかが、
使える言語にも直結する
という現状も知りました。

ところで、
この滞在期間中に、
実に7つの言語を使えるという
スカラーに出会いました。

どのくらいの言語を使えるかどうかは、
その人の生活環境
(複数の言語を生活上必要としているか)
にも大きく左右されるのだと思いました。


syu3
3【スポーツ】

こどもたちは、
色々話しかけてくれるほか、
一緒に遊ぼうと、
よく声をかけてくれました。

特にバレーボールや
バスケットボールは人気で、
土日など学校がない日には、
ご飯を食べた後にすぐに
「遊ぼう!」と誘ってくれました。

他にも、
「セパタクロー」というスポーツも
人気でした。

「セパタクロー」とは、
東南アジア発祥のスポーツで、
3対3でネットを挟み、
足や頭だけを使ってボールを返しあう
バレーボールのようなスポーツのことです。

竹で編んだボールで
大きさも小さいので、
足で上手く扱うのは
難しかったですが、
こどもたちと一緒に
とても楽しむことができました。

言葉で話す以外に、
こうした一緒に体を動かし、
一緒にスポーツを楽しむ
コミュニケーションも
とても大切だと感じました。


MCLを離れる際にも
「MCLに帰ってきたらセパタクローしようね!」
と言ってくれたのは
忘れられない思い出です。



4【食べ物と家事】

MCLでは、
毎回の食事も当番を決めて、
こどもたちが
自分たちで作っています。

その様子を見学しようと、
わたしたちもほとんど毎日、
4時に起きて
(朝食の用意は朝4時から始まります!)
炊事場に行きました。

炊事場では、
数人のスカラーが分担して、
火起こしをして、お米を炊いて、
野菜を切って、
調理をしていきます。

その場に一緒にいさせてもらって、
料理のことや
食材のことなどを
色々教えてくれました。

こどもたちは、
実家でも普段から
料理を手伝っているので、
料理は小さな頃からできるそうです。

また、みんなで分担しながら
調理を進めていくので、
コミュニケーションが活発でした。

洗濯や掃除なども含めて、
こどもたちは、家事全般を
コミュニケーションを取る場として
楽しんで取り組んでいて、

お互い助け合いながら
共同生活しているのだと
すごく感じました。

現在の日本では、
家事の中で他者と
コミュニケーションを取る機会は
すごく少なく、

一方で、
昔の日本でも洗濯や調理などで
近所の方と
コミュニケーションを取る機会も
多かったと聞くので、

こうした
家事の中での
コミュニケーションを取る機会が
減ったことが、
コミュニティの希薄化にも
繋がっているのかもしれないと感じました。


syu5
5【バナナ】

滞在中に
サンタマリアの村に
行く機会がありました。

その途中に見かけた
広大なプランテーション。
日本をはじめとした
海外に輸出される用のバナナが
栽培されていると聞きましたが、

一面に広がる
プランテーションの
その広大さにすごく驚きました。

しかも、その農園で栽培されるバナナには
除草を進めるために
大量の薬が使われていて、

現地の方々は、
そのバナナを口にすることは
できないという話も聞きました。
(日本などに届けられる間に
洗浄されているそうです)。

そういう話を聞くと、
わたしたちが
普段口にしているものの背景を
もっと知るべきだと感じました。

また、バナナにまつわる話では、
バナナには多くの品種があることを
今回初めて知りました。
その中で特に驚いたのは
「主食になるバナナ」でした。

蒸して食べるのですが、
その食感は、
ジャガイモやサツマイモにていて、
おなかがすごく膨れそうなものでした。

山奥の村では、
1日の食事が
このバナナだけということもある
という話も聞きました。
塩を少しつけて食べるそうです。


syu6
6【音楽】

こどもたちは歌ったり、踊ったり、
楽器を弾いたりすることが
とても大好きです。
「お気に入りの音楽は何?」と
何度も聞かれました。

私は男子寮で
一緒にこどもたちと寝ていたのですが、
寝る前には一緒に歌を歌ったり
(タガログ語の歌は流石に歌えなかったですが)、
楽器の演奏を聴いたり、
音楽をとても楽しんでいました。

また、
民族や宗教の音楽もとても大切にして、
文化が伝承されている最前線を
垣間見た気がします。

日本でも、
音楽を通して文化が
脈々と受け継がれてきたと
よく耳にはするけれど、
やはり現代では
すごく弱くなってきているように感じます。

フィリピンの人たちは、
言語も含めて、
それぞれの民族が持つアイデンティティを
とても大切にしていて、
それをしっかり次世代に
受け継いでいっているのだと、
音楽を見ていて感じました。


syu7
7【幸せとは】

今回の滞在でとても感じたことが
「幸せ」ってなんだろう
ということでした。

日本は経済的にとても豊かで、
モノやサービスにも
あふれている国だとは思います。
他方、フィリピンは
経済的には貧しいと言われています。

でも、フィリピンで様々な人に出会う中で、
実際に暮らしている人たちの
「心の状態」はどうなんだろう
と滞在中にずっと考え続けていましたし、
日本に帰ってきた今も
ずっと問い続けています。

フィリピンでは、小さい頃から、
家でも学校でもない地域の中で、
“遊び”を通して自発的に
他者と繋がる場がありました。

また、遊びの中で
自分の特技を見つけて、
それを軸にして生きる力を見つけていく。
それがベースの
他者との関係性もあるように思いました。

お互いに
どういう人かをわかっているから、
足りないところをお互いに補い合って
生きているように感じました。

確かに学校には
通えないかもしれないし、
経済的には、
豊かではないのかもしれないけど、
お互いが助け合うことで生きてはいける。

そのつながりがあるということで、
私の目には
「幸せそう暮らしている」
ように見えました。


syu8
8【日本では】

一方、日本ではどうでしょうか?
経済的には
安定しているかもしれないけど、
隣近所も知らない、
頼れる人もいない
という人も多いように思います。

日々の生活で孤独になり、
不安が募っていくという状況が
「幸せ」とは
言えないようにも思います。

人によって「幸せ」の感じ方は
違うとは思いますが、
少なくとも経済的な指標だけで
計れるものではないと
今回の滞在で強く感じました。

みんなが
幸せが生きていくために、
日本がフィリピンから学ぶべきことは
多いとすごく思いました。

私自身は、
フィリピンから日本が
どのようなことを
学べるかという視点も大事にして、
今回の滞在期間を過ごしました。

今回の滞在を通して、
フィリピンが持つ
強みが見えた面も多いので、
今後の活動にも
活かしていけたらいいなと考えています。

もちろん、
MCLの子どもたちとの交流も
今後も
大切にしていきたいですし、

もっとフィリピンの現状や
MCLの取り組みも
学んでみたいので、
ぜひ今後ともよろしくお願いいします。

この度は、
現地訪問を受け入れていただき、
本当にありがとうございました。




   *******************
サイト全体の目次INDEX
2006年からの活動の写真と報告を、
活動日記を土台にして
総合的にまとめたサイトの目次です。



ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作

MCLの子どもたちの日々の様子
支援活動に広範な地域を駆けまわって
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moka
自分から見た、MCLの子供たち

岩淵桃香
1)「あっという間」GO! 6)「ビンセント」GO!
2)「沢山のハグ」GO! 7)「Ate Momoka!」GO!
3)「ありのままを受け入れる」GO! 8)「沢山笑う人たち」GO!
4)「子供たちの生きる力」GO! 9)「歌ダンススポーツ」GO!
5)「何をするにしても」GO! 10)「平和」GO!

mmk1
1)「あっという間」

今回私は、ななこさんの講演を聞いて、
好奇心から、ただ漠然と行ってみたいと思い
航空券を予約しました。
高校生の時、不登校だったり、
小さい時からずっと人と関わることを避けてきた
自分から見た、MCLの子供たちに関して書きます。

現地に着いて、子供達と対面する時
とても緊張したのを覚えています。
ですが子供達は、
フレンドリーに私に駆け寄ってきてくれて
緊張している私を、引っ張ってくれました。

それから、
1ヶ月弱の滞在でしたが、
今振り返ると、
とてもあっという間でした。


mmk2
2)「沢山のハグ」

子供たちは、しきりにハグをしてくれる。
会ったばかりの私にハグ、その後も毎日ハグ。
今まで人生で、人とハグした回数を合わせても、
今回の滞在の期間のハグの回数が、
上回ってると思う。

今回の沢山のハグを通して、
ハグは、言葉を交わさなくても、
人の温かみや優しさに触れられる
素晴らしい行為だということ学んだ。

MCLの中では、
スタッフも子供たちも、
物理的な距離も心の距離も、
日本の距離感に慣れてる私からすると、
近すぎるぐらいに近かった。


だが、それらを通して、
たくさんの愛をもらった気がする。


mmk3
3)「ありのままを受け入れる」

ありのままでいい。
そう思わせてくれる子供たち。
LGBTQが、とても浸透していて
それが普通の世界だった。

それが自分だから、それでいいんだ。
社会と常識とか人目とか、
そんなもの気にする必要なくて
まずは、ありのままの自分を受け入れる。

Aprilさんにも
「自分の事を受け入れることで、
他の人のことも受け入れるようになり
優しくできる」ということ教わったが、
ほんとに大事な事だなと思う


mmk4
4)「子供たちの生きる力」

毎日、子供たちを見ていて驚くのが、
子供たちの生活力。
早朝から施設の庭を掃除し、

食事も当番制で自分たちで作り、
おやつは、木に登って
マンゴスチンやココナッツをとって食べる。
洗濯は全て手洗い。


そして、遊び道具まで、
自分達で作り出してしまう。

学校が休みの日、木の枝にぶら下がり
ターザンのように遊んでいるな、
と見ていたら
少し経つと枝に紐を掛け、
タイヤを吊るしてブランコが出来ていた。

年頃の高校生男子組
(ラヒムあたり)が道具を作り、
小さい子供たちと
一緒に遊ぶ姿を見た時は、
心が温まった、なんかとても良かった。


mmk5
5)「何をするにしても」

何をするにしても、
皆器用で生活の知恵が備わっていて
現代の便利すぎる生活の中で生きる私が、
持っていない物を沢山持っていた。

便利さを追求する世界に生きていたので
便利=いい事だ、と思い込んでいたが、
便利でない世界にも良さが沢山あった。
自分ですると達成感を得られるし、
自己肯定感が高まる。

何より不便な事を苦に思わず、
友達と話しながら、
沢山笑って
楽しんでやってしまうのが、
子供たちの凄さだと思う



6)「ビンセント」

人と接するのが嫌いだったが、
自分で完結する趣味として
6歳の頃から
ギターを初めたというビンセント。

ギターに詳しい他の訪問者の方によると、
プロ並の腕前らしい。
「シャイな性格だけれども、
訪問者が楽しんで貰えるよう、
自分なりのベストを尽くす」
と言っていたのがとても印象的。

彼は本当にその言葉通り、
シャイながらも私たち訪問者に、
ギターを熱心に教えてくれた。
最初は出来ないのは当たり前だよ〜、
気にしないで〜、
諦めないで〜って、沢山声を掛けてくれた。

彼の優しさや人に対する誠実さは、
自分が取り入れたい要素が、沢山あり、
本当に尊敬している


mmk7
7)「Ate Momoka!」

ateは、歳上に対する尊敬語で、
名前を呼ぶ時に前につける。
come here!Are you OK?
子供たちはすれ違う度に、
こうして、私の名前を笑顔で呼んでくれたり、
私を気遣ってくれた。

最初は、一回りも年下の子供たちに
気を遣わせてしまうなんて情けないと思ったが、
Aprilさんに聞くと
お互いを気遣う文化だから気にしないでと言われ、
それから私も、
沢山子供たちの表情を観察するようになった。

滞在中にあの呼び掛けに何度か救われた。
子供たちは、スマホばかり見ている自分たちより
遥かに人の目を読む能力が、
ずば抜けている気がする。

写真は、サラジェーンが
「あてももか!!かもん!」
と言うので何かと思ったら、
彼女が書いた絵を見せてくれた。
もう全てが愛おしすぎて、泣きそうになった。
絵からも感性の豊かさや、
彼女の可能性が伝わってきた


mmk8
8)「沢山笑う人たち」

スタッフさんや子供たちが、
話しているのを見ていると
ずーーっと笑いあっている。
冗談を良く言い合ってるらしい。

とても仲良しな3人組
(クリスティーン、ジョイ2、ジャーマリー)が、
冗談で「プラスティックフレンズ!」
と言い合っているのをよく見たが、
どう見ても大親友にしか見えなくて、
なんか微笑ましかった。

ビサヤ語が理解できないので、
なんて言ってるのかは分からないけど、
彼女たちと居ると、自然と笑顔になってしまう。
笑顔は薬だからね!って
1人のスタッフさんが言っていたけど
本当にそうではないかと思うぐらい、
子供たちと一緒に笑いあっていると、幸せだったし
少しの悩み事なんて吹っ飛んで行った。

そしてAprilさんに、
あなたの笑顔は、
人を笑顔にするから沢山笑いな!
と言われた。

色々な事を乗り越えてきたからこそ持つ、
包容力や愛に溢れる、
エイプリルさんの言葉は素直に入った。
日本人は、綺麗な人やハンサムな人が多いのに
皆真顔で勿体ない!って(笑)
私は、特になんの才能とないが笑うことは出来る!


mmk9
9)「歌ダンススポーツ」

子供たちは、
スポーツや歌やダンスを
心から楽しんでいるように見えた。
それってとても素敵なことだと思う。

日本にいると、
テストで点数を付けられたり
なんらかのきっかけで、
苦手意識を持ってしまい
距離を置いてしまう子も多いと思う。

子供たちの
上手くても下手でもなんでもよく
ただ楽しんでやっている姿勢がとても良かった。
スポーツや歌やダンスって、
本来はどんな人でも、
1番気軽に楽しめるものなんだと感じた。

夕暮れにギターを弾くビンセントと、
その周りの子供たちが、
気持ちよく歌っていたのだが
その空間が良すぎて泣きそうになった


mmk10
10)「平和」

色々振り返ってみると、
子供達は、何か事情があって
ここに居ることを全く感じないぐらいに、
明るく元気で素直な子ばかりだった。

過去に囚われたり、
責任を親におしつけたり、
そんなことをせずに
自分で一生懸命生きていた。

そして子供たちは、
家族を本当に大切にしていた。
どんな両親であろうが。
兄弟の繋がりもとても強い。
上の子は、下の子をとてもよく見ているし、
下の子は、上の子にとても従順。
そして働きたい理由が家族を助けるため。

宗教など関係なく、仲良く助け合い、
なんでもわけ合って食べたり飲んだり、
兄弟関係なく、小さい子を皆で育てる姿
(ガチで小さい子が、小さい子の面倒を見てるし
ほんとに皆で育ててる)を見て、

この世界の人が皆こうなら、
平和なんじゃないかと思った!

MCLの子供たちは、容姿に囚われたり
外側の世界ばかりを見ていた私からしたら
正反対の世界で、
人間が本来生きていく上で大切なことを
沢山教えてくれました。

私と同じように、
日本の行き過ぎた
ルッキズムの世界で苦しんでる子に
来て欲しいです。
また、直ぐにでも行きたいぐらい、
大好きな場所になりました。

友さんの
「ここはあなたの家だから、いつでも戻っておいで」
という言葉を信じてます。
次はもっと、英語を話せるようになって、
なんなら、ビサヤ語も話せるようになって、
皆の話を沢山聞きたいし、
冗談を言い合える仲になって、
沢山笑いたいです。


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2023年製作の自由日記

aki
「2泊3日の恵みの時」 
岡林 亜季

(1)「2泊3日の恵みの時」 岡林 亜季 GO!
(2)~小さな不安が吹き飛んだ~ GO!
(3)「笑顔は共通言語」 GO!
(4)~子どもたちとの楽しい時間~ GO!
(5)「結んであげる」 GO!

(6)私の歓迎会 GO!
(7)~学用品配布に同行して~ GO!
(8)実際に活動する姿を見て GO!
(9)子どもたちの未来のために GO!
(10)~言葉や文化が違っていても~ GO!
(11)次回訪問する際は GO!
(12)影響を受けるのは GO!
(13)なんという恵み GO!
(14)~おわりに~ GO!
aki1
(1)「2泊3日の恵みの時」 岡林 亜季


~はじめに~
私がMCLのことを知ったのは、
保育者として勤めている
幼稚園を通してでした。

キリスト教保育の幼稚園なので、
神様の喜ばれることに
用いられることを願って
献金をささげることがあります。

その献金を
用いてくださっている団体の
一つがMCLでした。

そして、今年度は
特別に幼稚園の保護者会講演会に
松居友さん、エイプリルリンさん、
西村さんをお迎えして、
お話を聴く機会をいただきました。

お話を聴く中で
私はMCLの活動に改めて感銘を受け、
訪問者の受け入れをしていると
聞いた時には、

是非現地を訪問してみたいと思いました。
そして後日、
宮木さんに
その旨を連絡したところ
すぐに快諾していただきました。

aki2
(2)~小さな不安が吹き飛んだ~

訪問前は楽しみな思いの他に
“2泊3日という短い期間で
子どもたちと仲良くなれるのか”
“私の拙い英語が通じるのか”
という不安もありました。

そのような気持ちも胸に
飛行機を乗り継ぎダパオ空港に到着し、
MCLスタッフが送迎してくださる車に
乗せていただいて約3時間、
いよいよMCLの敷地に到着しました。

敷地内で
絵本を読んでいた子どもや
キャッチボールをしていた子どもたちが
私の存在に気づいて、
向こうから歩み寄ってくれました。

互いに名前や年齢、
兄弟は何人いるのかなどを話す中で、
自然とハグをしたり、
やっていた遊びに入れてくれたりします。

aki3
(3)「笑顔は共通言語」

お互い
拙い英語でのコミュニケーションですが、
子どもたちの明るさに引っ張られて、
笑顔を向け合うだけで
楽しい気持ちになれました。

気がつくと、
私が訪問前に感じていた不安は
すっかり
吹き飛んでいました。

「笑顔は共通言語」という言葉を
よく耳にしますが、
本当にそうなのだと
実感する瞬間でした。

aki4
(4)~子どもたちとの楽しい時間~

16時頃に台所へ行くと、
当番の子どもたちが
夕食の準備を始めていました。

私が「手伝いたい」と伝えると、
一人の子どもが
食材を切る見本を
見せてくれて、

私に
包丁を委ねた後も
見守りながら
アドバイスをくれます。

きっとこの子も
こうして料理を教わったんだな
と感じました。

夕飯の準備が
落ち着いた後は、
食堂で
おしゃべりが始まります。

aki5
(5)「結んであげる」

私が、
子どもたちの間に座っていると、
女の子たちが嬉しそうに
私の髪をいじりながら、

「あなたの長い髪が好き」
「結んであげる」と言って
ヘアアレンジをしてくれました。

そして大雨の中、
大きなシートをみんなで被って
大笑いしながら
食堂へ入ってきた男の子たちは、

ギターを片手に
弾き語りをしたり
(以前訪問者の方から教わったという
スピッツのチェリーも弾いてくれました)

ペットボトルを使って
ゲームを始めたりと、
賑やかな時間を過ごしました。

MCLの子どもたちは
楽しい方が多くて、
ひょうきんな言動をしては
笑わせ合っていました。

そして
夕飯の合図の鐘が鳴ると、
みんなが
食堂に集まってきます。

aki6
(6)私の歓迎会

私が訪問した8月末は
まだ夏休みで、
通常よりMCLにいる子どもたちの数は
少なかったようですが、
それでもなかなか賑やかでした。

食事は大皿に乗ったお米と
少量のおかずを
取り分けて食べます。
まさに大家族の食卓です。

夕食後には、
食堂で
私の歓迎会を
してくださいました。

楽しい踊りを
見せてくれたり、
それぞれの宗教の曲を
歌ってくれたり、

代表の子どもが
緊張もしつつ
歓迎の挨拶をしてくれたりと、
嬉しい時間を過ごしました。

aki7
(7)~学用品配布に同行して~

翌日、
みんなで朝食を食べた後、
子どもたちは
次々と学校へ向かいます。

私は、
子どもたちが
学校へ行っている間、

MCLのスタッフが支援している家庭を
車で巡って
学用品などを配布する
活動に同行させていただきました。

車に乗って険しい道を進み、
MCLから離れている
山奥などにある
家庭を訪問していきます。

そこでは、
両親を亡くした子ども、
15人兄弟のうち
4人が亡くなっている子ども、

学校の前後は
住み込みでアルバイトをして
生計を立てている子ども、

井戸から
生活のための
水を運ぶ子ども、

地上に住むお金がなく
海の上に建てられた家で
生活をしている子どもなど、

様々な子どもたちと
出会いました。


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ミンダナオ子ども図書館では、
宿泊費なしで訪問を受け入れています。
メールかメッセンジャーで
宮木梓さんにおたずね頂ければ幸いです。
mclmindanao@gmail.com
aki8
(8)実際に活動する姿を見て

私は、
現地でスタッフの方が
実際に活動する姿を見て、

その活動は
とても根気強さが
必要であることを感じました。

支援が必要な
子どもの元へ行くには、
時間やガソリン代などを
多く要しますし、

行政の許可を得ることや、
必要な物資を
準備する必要があります。

また、
はるばる会いに行っても
不在ということも
何件かありました。

aki9
(9)子どもたちの未来のために

そのような中でも、
明るい表情で
あたたかい思いを持って
子どもたちの未来のために活動する,

MCLの皆さんの
お働きを見て、
頭が下がる思いでした。

また、訪問を受ける方たちの表情を見て、
MCLは、現地の方に
愛されている団体であることも
肌で感じました。

aki10
(10)~言葉や文化が違っていても~

2日目の夕飯作りの合間に、
一人の子どもが
「日本語を教えてほしい」と
言ってくれたことがきっかけで、

日本語とビサヤ語を
教え合う
時間がありました。

英語やジェスチャーを交えながら、
互いに思いついた言葉を
教え合う
ゲームのような雰囲気の中、

気づくと私のメモ帳には
20語ほどの
ビサヤ語が並んでいました。

初めて聞く言葉は
1回目は上手く発音できなくても、
何度も繰り返して真似する中で
上達していきます。

その瞬間に嬉しくなりますし、
互いの言葉を
言い合っているうちに、
心の距離が近づくようにも感じました。

また、英語を話せる子どもたちとは、
互いの家族や友達の話、
頑張っていることや
好きなことなどの話をしました。

もっと英語が、
流暢に話せればという思いもありつつ、
互いの文化や大切にしているものに
興味を持って伝え合えば、

国籍や年齢が違っても
親しくなれることを感じて
嬉しくなりました。

aki11
(11)次回訪問する際は

こうして2泊3日は、
あっという間に
過ぎていきました。

次回訪問する際は
短くても1週間は
滞在したいと思います。

しかし、2泊3日でも
MCLの子どもたちや
スタッフの方と
多く交流ができ、

施設の外に暮らす
子どもたちとも
会う機会をいただき、

豊かな時間を
過ごすことができました。

aki12
(12)影響を受けるのは

最終日に友さんへ
今回の滞在で感じたことを
伝えさせていただいた時、
友さんが

「最初は日本人の訪問を受けることで
MCLの子どもたちに
影響が出るのではないか
という考えもあった。

でも、
いざ訪問を受け入れると
影響を大きく受けるのは
日本人の方で、

MCLの子どもたちは
変わらなかった」
ということを仰っていました。
本当にその通りだと思います。

aki13
(13)なんという恵み

私はMCLの子どもたちと
一緒に過ごしている時に、
以下の聖書の箇所を
何度も思い出しました。

「見よ、兄弟が共に座っている。
なんという恵み、なんという喜び。
詩篇133:1-3」

みんながいて、
一緒にご飯を食べて、

生きるために
やるべきことをして、
笑い合って、

そうやって過ごす時間こそが
恵みの時だ
と改めて感じました。

aki14
(14)~おわりに~

訪問を終えた今、
勤め先の
幼稚園の子どもたちに
MCLの子どもたちが、

とても楽しくて親切で
素敵な
友だちであることを
伝えたいという思いや、

これからも保護者の方や
教職員と共に感謝の思いを持って
MCLを支援していきたいという
思いを強く感じます。

豊かな恵みの時に、
心から感謝いたします。




ミンダナオ地震支援
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19b
地震被害調査の記録:10分

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19d
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19e
山崩れで亡くなった:11分

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19g
マノボ族の酋長の依頼で
読み語りに!:10分


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 スカラシップ決定調査:10分

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また、ZOOMや対面の講演も家庭集会も、
宮木梓さん、西村奈々子さん、
松居友やエープリルリンが行っています。
メールか現地日本人スタッフ:宮木梓 
メールmclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 
電話番号090-4277-7373メッセンジャーで


csa0
近藤千咲季さんの
訪問感想(2)!

機関誌「ミンダナオの風」は
わずかでも支援を送ってださる方に、隔月でお送りしている冊子ですが、
今回は、すでにお送りしている秋号から近藤千咲季さんの記事が素晴らしいので、
多くの方々、特に若者たちに読んでもらいたいと思い、サイトに特別に掲載することにしました!
機関誌を購読されたい方は、宮木梓さんにメールをして下さいね!
現地日本人スタッフ:宮木梓 メールmclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 電話番号090-4277-7373


(1)【Sta. Maria】 GO!
(2)私は英語は苦手 GO!
(3)現在リゾート開発が GO!
(4)【彼らの夢と可能性】 GO!
(5)何が壁となっているのだろう GO!
(6)【私の夢の一歩】 GO!
(7) ボールペンや折り紙をGO!
(8)【まとめ】 GO!

(9)貧困というものは GO!
csa1
私の訪問体験(その②)
愛知学院大学 近藤千咲季
1)【Sta. Maria】


Sta. Mariaは、
白い砂浜に
綺麗な青い海が広がる場所だ。

何人かのスカラーは
そこの出身である。

砂浜には、
沢山の小さい舟が並び、
そこには、
小さい子ども達がいた。

私が近づくと、彼らは、
怖がるような様子で私を見た。
英語で話しかけても
通じていないようだった。

私は、とにかく
笑顔で子ども達に話しかけた。
するとだんだん
一緒に写真を撮ってくれたり、

舟によじ登って、
すごいでしょう!
というような顔で、
彼らは、見てくれるようになった。

おいかけっこをしたり、
抱っこをしたり、
彼らが、だんだん私に
心を開いてくれるような気がした。

最後には
ずっと手を放さず、
私の手を握りしめた。

csa2
2)私は英語は苦手

私は留学を半年していたが、
今でも英語は苦手だ。
言葉は人と人を繋ぐ
重要なものである。

しかし、
Sta. Mariaの子ども達と
一緒に過ごしていくうちに
気付いたことは、

言葉は必要だが、
仲良くなるには、
そこまで重視しなくていいのではないか、
と思った。

白い砂浜に、
たくさんの流木や
ゴミが打ち上げられていた。
台風の影響である。

日本と同様に、
フィリピンは
多くの台風での被害が、
あちこちで起きている。

村の人達は、
形の良さそうな流木や
ゴミを集め、
収益にしている人たちもいる。

csa3
現在リゾート開発が

Sta. Mariaでは、
現在リゾート開発が進んでいる。
それは観光客が訪れ、
その地域の活性化に繋がる?

しかし、
リゾート開発を進めるうえで、
そこに住んでいた村人たちに
お金を渡し、
山奥に追い出しているのだ。

山奥での生活はとても大変で、
さらに苦しい生活が
強いられることを、
村人たちは気づかないのだ。

私たちは、
リゾート開発を進めることは、
私が仲良く遊んでいた子ども達の
故郷を奪っていることを、
忘れてはいけない。

ただ海が広がり、
家が立ち並んでいる
ごく普通の場所かもしれないが、
彼らの唯一の故郷なのだ。

どんどん
自分が知っている景観が
変わるのは、
寂しいことではないのか。

csa4
【彼らの夢と可能性】

何も知らない状態で行くという事は、
現地で子どもたちと触れ合い、
スタッフさんから話を聞いた後に
知ることが多い。
それは時には、心を痛めることがあった。

しかし、
そんな状態で行くからこそ、
彼らの話を聞き逃すことなく
受け止めることができた。

あるスカラーの子が、
家族の話や将来の夢について教えてくれた。
彼女は、
「写真家になるのが夢なの。」
と恥ずかしそうに言った。

しかし「それを叶えるのは、
難しいかもしれない。
そういう専門的な学校に行くのは大変だし・・・」
彼女は悲しい顔をしていた。

csa5
何が壁となっているのだろう

日本では
色んな専門的な学校がたくさんある。
こんな可能性を秘め、
まだまだ成長し続ける彼らに、
何が壁となっているのだろう。

それはお金であるかもしれないし、
様々な理由だ。
しかし彼らの夢をつぶしてほしくない。
なぜなら、私には夢がないからだ。
夢を持っている彼女が、羨ましいぐらいだ。

私はその時、
彼女に何を伝えたらいいのかわからず、
「あなたなら叶えることができるよ。
私が結婚出来たら写真を撮ってよ。」
という言葉しか出なかった。

彼らは、
私にはないものをたくさん持っている。
ダンスがうまかったり、ギターを弾けたり、
しゃべるのがうまかったり。

それぞれに得意なものがあり、
一人一人が誇れるものを持っていた。
そんな彼らのほうが、
日々を楽しく過ごしているように感じた。
csa6
【私の夢の一歩】

私は、MCL の子ども達に、
日本の文化を伝えるイベントを開催した。
私は、京都とくにお寺や神社が好きだ。
京都に毎年何回も訪れている。

MCLの子ども達に限らず、
世界では
日本のアニメの印象が強い。
たしかに日本の誇る文化の一つである。

しかし私は、
京都の魅力を伝えることで、
アニメのほかに、
なにか興味を持ってもらえたらいいなと思い、
子ども達が学校に行っている間、
準備をした。

今まで訪れたことのある、
お寺の写真などを
日本であらかじめコピーしてきて、
画用紙に貼り、説明文を書いた。

フィリピンには夏しか季節がないので、
子ども達はよく
「桜が見たい、雪が見たい」と言っていた。
季節のことを織り交ぜながら、
京都の魅力を子ども達の前で披露した。

日本から浴衣を持ってきたので、
スタッフの梓さん共に浴衣を着た。
子ども達は、みんな楽しそうに、
話を聞いてくれていた。

csa7
ボールペンや折り紙を

さらに、
子ども達が勉強に使う
ボールペンや折り紙を、
寄付物として渡した。

それは、私が大学で
国際協力ボランティアという
サークルに所属しており、
顧問の先生にお願いし、
寄付物を分けてもらったものだ。

最後に、
スピッツのチェリーを
みんなの前で披露し終えた。

京都のお寺などに
興味をもってくれた子どもは、
ほんの少しかもしれない。

しかし私は、MCL にいることで、
フィリピンの文化に触れることで、
自分も自国の文化を共有したいと思った。
互いの文化に触れることは、

互いを理解しあえ、
面白い発見になると考える。

私の夢は、
こうしたMCLの子ども達や海外の人に、
もっと日本の文化を知ってもらい、
いつか日本に訪れることができたら
一緒に観光して、
直接日本のものに関わってもらうことだ。

csa8
【まとめ】

私は、
彼らから学んだことはたくさんある。
一番は、
家族に感謝をすることだ。

今こうして
普通に一緒に過ごせていることが、
どれだけ幸せなことかを
あらためて実感することができた。

一緒に過ごしたくても、
いろんな理由で過ごせない子どもたちが、
日本にはたくさんいることを、
私は忘れてはいけないだろうし、
一日一日を大切に過ごしていこうと感じた。

また自分の苦手なことを、
なにか小さいことをきっかけでも、
挑戦することは、
私にとって、
いろんなものを得ることができた。

仲良くなれるか心配だった
スカラーとも仲良くでき、
ギターも弾けるようになり、
次MCLに行くときの目的もできた。

また彼らはいつも“笑顔”だ。
しかし彼らは、それぞれに
心のどこかに多くのことを抱えている。

csa9
貧困というものは

貧困というものは、可哀想、
幸せじゃないという
イメージがあるかもしれない。
私も実際にボランティアを始める前は、
そのイメージがあった。

しかし、
彼らの笑顔を見て、
彼らと過ごすことで、
彼らの笑顔は本当に輝いている。

幸せの定義を決めるのは
難しい問題で、
答えはないのではないかと思う。

彼らが抱えている問題に、
私は触れていいのかもわからないし、
私が彼らにできることは何かを、
今でも考えることがある。

しかし、彼らとMCL で
一緒にご飯を食べたり、
スポーツをしたり、
コーヒーを飲んで語ったりと過ごすことは、
小さいことだけど、

彼らの気持ちに
寄り添うことができる
一つなのかなと、今思う。

これから私は、
彼らの笑顔を見続けるために、
何かできることはないか少しずつ探して、
返していきたい。

彼らが、
MCLの家族に受け入れてくれて、
その家族の一人として、
またみんなが待っている
あの場所に帰りたい。

彼らの笑顔を、
またたくさん
写真に撮りたい。


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ミンダナオ子ども図書館では、
宿泊費なしで訪問を受け入れています。
メールかメッセンジャーで
宮木梓さんにおたずね頂ければ幸いです。
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講演、公演の予定表など
また、ZOOMや対面の講演も家庭集会も、
宮木梓さん、西村奈々子さん、
松居友やエープリルリンが行っています。
現地日本人スタッフ:宮木梓 
メールmclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 
電話番号090-4277-7373

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kk0
MCLを訪問して下さった、
入田哲也様からの感想
宮木 梓

(1)機関誌『ミンダナオの風』は GO!
(2)子ども図書館に実際に訪れて GO!
(3)この度の訪問では GO!
(4)少しおどろいたのは GO!
(5)町のスラム地区 GO!
(6)充実しすぎ GO!
(7)本当にありがとうございました GO!
(8)訪問して下さった方の視点で語られ GO!
(9)日本に滞在し講演をして回ります GO!

kk1
機関誌「ミンダナオの風」は
わずかでも支援を送ってださる方に、
隔月でお送りしている冊子です!

今回は、これから送付される95号秋号の
宮木梓さんの記事から、
MCLを訪問して下さった、入田哲也様からの感想を
特別にサイトに引用しました。


機関誌を購読されたい方は、
宮木梓さんにメールをして下さいね!
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kk2
子ども図書館に
実際に訪れて
kk10
訪問して下さった方の
視点で語られ

子ども図書館に実際に訪れて
まず、最初に
感じたことは、


よく、これだけの施設を
創り上げたものだと
とても、感心したことと、

今回、お会いできませんでしたが
これを成した松居さんに
素直に、
尊敬の念を覚えた次第です。

次に思ったのは
子供たちが、
想像以上に明るかったことや、

朝早く起きて
朝食の支度や
敷地内の掃除をしている姿にも
感心しました。

kk3
この度の訪問では

そして、この度の訪問では
たくさんの貴重な
体験をさせていただきました。
山岳地帯の学校を周ったり、

ダバオ市の海沿いの
スラム地区の家庭訪問に
同行させていただいたりなど、

外国人の旅行者では
まず、行くことが
出来ないような場所へ
連れて行ってくださり、

それは、
私の心にいつまでも
深く残るであろう
本当に貴重な経験となりました。

kk4
少し驚いたのは

山岳地帯の学校を周っているときに
少し驚いたのは、
学校の数が意外と多いような
気がしたことです。

自分の想像では
学校の数は、少なく限られていて
生徒たちは、何時間もかけて
登校しているのかと思っていましたが、

山の中でも、
所どころに学校があり、
生徒もそれなりにいて、

日本の山間部の過疎地の学校より
生徒数が多く、
賑やかかもしれない
という印象でした。

それと
少し話が反れますが
(スタッフの)サダムさんが、

山の中の道なき道を、
あたかも自分の家の庭のように
迷うことなく、

縦横無尽に
車を走らせていたのにも
驚きました(スゴすぎ!)。

kk6
町のスラム地区

また、スラム地区においては
そこに住む人の現状を
実際に、見させていただいて、
改めて、厳しい生活の状況を感じ取れ、

特に、宮木さんが言っていた
「子ども図書館から
出て行ってしまった女の子の家

(MCLの寮で暮らしていましたが、
家族の元がいいと、
寮を出て実家に戻りました)」だという、

その家は見たところ、
4畳半程の
大きさでしたでしょうか、

そこに、乳児を含め
母親と子供合わせて4、5人が、
住んでいると聞かされたときは
ただただ胸が痛くなる想いでした。

kk7
充実しすぎ

今回、3泊4日という
短い滞在でしたが
非常に内容の濃い
〝充実しすぎ(笑)〟な日々でした。

それから、滞在中
明るく接してくれた子供たち、
私が、朝食の時間に行かなければ
「朝食は食べないのか」と
気遣ってくれたり、

短い滞在期間にも関わらず、
歓迎会や送別会まで開いてくれて、
(かなり照れくさかったですが^^;)
彼らの好意が、有難く嬉しかったです。

ただ、一つ
滞在後に気が付いて
少し気になっていたことが
ありまして、

それは、私は長いこと
普段朝食を食べる習慣がなく
滞在中も、
3回朝食に行かなかったのですが、

それは、もしかしたら
口に合わないから食べなかったと、
誤解される行為だったかもしれないと、
後になって気が付いた次第です。

kk8
本当に
ありがとうございました


口に合わないなど、
そんなことは全くなく
単に習慣で食べなかっただけなので、
食べようと思えば、食べられたのだから
ちゃんと頂けばよかったと、

なぜあの場で、
気が付かなかったのかと
少々反省いたしましたm(_)m

最後になりますが、
この度の私の訪問を
歓迎してくださったこと、
また、とても貴重な体験を
させていただいたことを

宮木さんをはじめ
子ども図書館のスタッフの方々、
そして、子供たちに
心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


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ぜひいつか、
子どもたちに会いにしらしてくださいね!

入田さまには、
帰国後のお忙しい中、
感想を寄せていただき
本当にありがとうございました。


ミンダナオで長く暮らしていて、
当たり前のようになっていることが、
訪問して下さった方の視点で語られ、
新鮮に感じることがあります。

コロナ禍後、
訪問して下さった皆様から、
「とてもよかった」と言って
いただけることが多くうれしいです。

もし、訪問を希望される場合は、
mclmindanao@gmail.com
宮木梓まで、メールで
ご相談いただけましたら幸いです。


kk9
日本に滞在し、
講演をして回ります


毎年6月と10月には、
ミンダナオ子ども図書館館長の松居友が、
日本に滞在し、
スタッフの西村奈々子と講演をして回ります。

また、西村奈々子は、
一年の半分は
日本に滞在して講演を行い!
半年はミンダナオに滞在し活動します。

講演先は、学校関係、図書館、
一般家庭での家庭集会など、
規模や場所に関係なく、
どこへでも伺います。

講演の内容は、
ご要望に合わせて
一緒に考えて参ります。
以下が、以前の演題の一部です。

松居友:
「絵本やお話の持つ力」
「ミンダナオ子ども図書館設立までのお話」
「戦争と平和について」等…

著書『サンパギータのくびかざり』(今人社)
『サダムとせかいいちのワニ』(今人社)
「手をつなごうよ」の背景(採流社)

西村奈々子:
「ミンダナオの子どもたちから教えてもらった
生きる力と本当の幸せ」
「ミンダナオから日本の社会問題の
解決のヒントを考える」
「寄り添い協力し合う国際協力」等:…

講演の中で、オンラインで
ミンダナオ子ども図書館とつなぎ、
子どもたちと
リアルタイムでの交流も可能です。

講演の受付窓口になっています。
関心のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
現地日本人スタッフ:宮木梓 
メールmclmindanao@gmail.com
電話でのお問い合わせ:日本事務局 密本眞弓 
電話番号090-4277-7373
どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本の皆様からの、子どもたちへのサポートに、
重ねてお礼を申し上げます。



MCLの子どもたちの日常と
山のマノボ族と
海のクラクシン村をテーマにした
過去の映像を集めました

現地を理解する上で、
参考になると思いますので、
ご覧いただければ幸いです。
先住民族の文化祭マノボデー

映像を 見たい方は ここをクリック
マノボ族の酋長になった:2分

映像を 見たい方は ここをクリック 
マノボデーのカサバイモ:33分
 
映像を 見たい方は ここをクリック
若者たちと画家の
ミンダナオ子ども図書館
マノボ族の村での体験記:10分

 
映像を 見たい方は ここをクリック 
サンタマリアの
海の下宿小屋を訪ねた:10分

 

映像を 見たい方は ここをクリック

山の貧困地域
マグペットのスカラー調査!


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海の下宿小屋のある
サンタマリアの里帰りと
スカラー調査


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地震の悲しみで父さんが!12分

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滝の村から避難して:11分

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マノボ族の酋長の依頼で
読み語りに!10分


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土地を追われるマノボ族:20分

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サンタマリアの映像
漁村をぬけて岬へ


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サンタマリアの映像
村の子供たち


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美しい白浜と海
サンタマリアに寮を!


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サンタマリアの浜で遊ぶ
地元の子どもたち


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朝起きて花壇のお花を
世話する子どもたち

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雨が降ってるのに滑り台

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ミンダナオ子ども図書館の
日常風景

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ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作



子どもたちから 
教えてもらった3つのこと
❶願いの大切さ

西村奈々子
機関誌『ミンダナオの風』から特別掲載

コロナ明けで、日本からも
若者たちが、訪れるようになりました!
今回来られた石﨑未羅さんは、
18歳になったばかりの高校3年生!
奈々子さんのZOOM 講演でMCLを知って、
がんばって飛行機券を購入して、初めての海外旅行!
5日間の短い期間でしたが、
山のマノボ族のスカラー調査にも同行!
しかし、最高の体験は、
MCLの裏にある竹とビニールシートで作った、
小さな小屋で暮らしている
極貧のマノボのスカラーの家をたずねた時に
ジョイニ―という、スカラーの子に出会った事!
採用当時は小学生で、障害をもって生まれた小さな妹を
一生懸命めんどうをみて、可愛がっていた優しい子!
妹は、生まれた時からたくさん病気があって、
ミルクもたくさん飲めませんでしたが、
お姉ちゃんに抱っこしてもらて、にこにこ笑って、
とてもかわいい子だったのを覚えています。
「将来、妹を助けたい!」という、少女の想いをくんで
スカラーに採用した子ですが、
妹は、2歳で亡くなってしまいました。
その後もジョイニ―は、スカラーを続けていたものの
ハイスクールになっても、支援者がまだいませんでした。
未羅(みら)さんは、それを知って、
「わたしが、支援者になってあげる!」
ジョイニ―は、大喜びでおねえちゃに付添ってお世話をし、
一緒にサンタマリアの海にも行き、
空港にも見送りに行きました!
別れの時には、抱きあってなみだ涙!
「また来てねー!」
「ええ、ぜったいまたくるからねー!」
機関誌『ミンダナオの風』は、支援者の方々に隔月で年6回MCLで製作しお送りしているものです。
中高年や若者たちにとっても、これからの日本の未来、
そして今後の世界を考えるうえでのさまざまな良き種が、宿っていると感じられたので、
機関誌を購読されていない、多くの方々にも読んでいただければと想い、
特別に今回は奈々子さんの文章を掲載することにいたしました。
機関誌『ミンダナオの風』は、自由寄付や奨学生支援などでMCLを支援して下さっている方々にお送りしています。
購読を希望される方は、メールかメッセンジャーなどで
MCLの日本人スタッフ宮木梓(Azusa Miyaki)さんに連絡して下さいね!

mclmindanao@gmail.com

電話でのお問い合わせも可能です!
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ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!
スタッフの西村奈々子ですGO!
1)ミンダナオを訪れた4年前
GO!
2)願い続ける力 GO!
3)願いを見失う!?日本の現状 GO!

4)夢のある人! GO!
5)たとえ願いを見失っても GO!
6)ななこお姉ちゃんGO!
講演会の今後の予定! GO!
❶願いの大切さ
nako1
こんにちは。
スタッフの西村奈々子です


こんにちは。
NGO
法人ミンダナオ子ども図書館(MCL)スタッフの
西村奈々子です。

コロナ禍を経て、
私がずっと会いたかったミンダナオ島で子どもたちと
2
ヶ月の日々を共にし、

子どもたちから
たくさんのことを教えてもらいました。
それらの学びは、
今の日本の抱える社会問題の解決に向け、
大切なヒントとなると感じています。

今回から連載で、
「ミンダナオの子どもたちから教えてもらった
3つのこと」のお話をします。
1. 願いの大切さ


nako2
1)ミンダナオを訪れた4年前

私は初めて
ミンダナオを訪れた4年前、
先住民が住む山岳地帯の集落を訪れた。
そこで出会ったのは、
アイミーという中学2年生の少女。

10人兄弟姉妹がおり、
父親は働いているが不安定収入、
母親は体が悪く働けない。
ご飯は芋やバナナを
1日2食食べるのがやっとという生活をしていた。

MCLとして就学支援をしようと、
アイミーに学校に行きたい理由と夢を聞いた。
すると、私の目を見て真っ直ぐに
「家族を助けたい!だから学校の先生になりたい。」
と話してくれた。

学校に行けるように
私は家族でアイミーの支援者となることを、
彼女の真っ直ぐな願いを聞き、すぐに決めた。

nako3
2)願い続ける力

コロナ禍の間、
アイミーとは手紙のやり取りを続けていた。
「コロナによって、私のお父さんは仕事を失い、
私も学校で勉強することができていないです。
でも、あなたの支援に感謝しています。
勉強をがんばりたいです!」

そこに綴られていた文章を読み、
私はどうしてこんなにも
彼女は諦めない力が強いんだろう。
と勇気をもらうと同時に、理由がわからずにいた。
そして、先日MCLで4年ぶりの再会を果たした。
アイミーは高校3年生になっており、すっかりお姉さん。

彼女にもう一度、夢を聞いた。
「家族と貧しい人たちを助けたい!
だからナースになりたい!」
また力強く答えるアイミーが、やっぱりかっこいいと感じた。
そして、アイミーの夢を諦めず、努力する強さは、
願い続けることからきているのだと気づいた。

彼女は幼い頃からずっと、
家族を助けたいと願い続けている。
貧しい人たちを助けたい理由を聞いた時も、
「私の家族と同じように、
貧しい人たちは困っているから助けたいんだ。」
と答えていた。

彼女の原動力は、
彼女が幼少から願い続けてきた
「家族を助けたい」想いである。
思い返せば、MCLの子どもたちはみんな夢を語れる。
彼らの夢の源は、
幼少期から強く願い続けてきたことを
忘れていないことだと気づいた。

nako4
3)願いを見失う!?日本の現状


もちろん、日本の皆さんにも
幼少期から必ず願いがある。

家族を幸せにしたい。ヒーローになりたい。
自由になりたい。周りの人を笑顔にしたい。
こんな大人になりたい、
反対にこんな大人にはなりたくない!
などたくさんの願いがあるはずだ。

幼少期の好きも
願いと通じるものだと感じている。
例えば、可愛いものが好き→可愛いものを作りたい。
動物が好き→動物を守る仕事がしたい。
好きなアニメや本のキャラクターがいる→
あのキャラクターのようにかっこいい人に、
優しい人になりたい。

これらはどれも願いである。

願いに優劣はなく、国境も違いもない。
私は、子どもの頃の真っ直ぐな願いは
世界を素敵な場所にし、
人々を幸せにすると信じている。


nako5
4)夢のある人!

では、
どうしてミンダナオの多くの子は
願いや夢を語れて、
日本の子たちは途中で語らなくなる?

私が講演に行くと、
「夢がある人?」と問いかけても
小学生までは手がみんな挙がるけれど、

中高大学生になると、挙がらない。または、
「その質問はセンシティブなので避けてほしい」
と先生たちから言われることもある。
願いも夢も自由にいくつも持っていいものなのに、
持たなくなっていく。

それも当然だ。
現代の日本の教育では、成長していくにつれて
人と比べて評価されたり、
点数によって、それは無理だと判断される。
そうすると、願いを見失ってしまう。
見失うほどに、学校や環境に適応しようと
成長した子どもたちの努力でもある。

nako6
5)たとえ願いを見失っても

たとえ願いを見失っても、
願いは、必ずあなたの中にある
ということを伝えたい。
どうやってそれを思い起こすか?
その一つの最良の手段は、
幼少期から今までの自分自身を振り返ること。

そうすると
自身が願い続けてきたことが思い返せる。
繰り返すが、願いはいくつあってもいい、
願いに間違いも正解もない。

だからこそ、一つひとつを振り返り、
せめてあなた自身だけでも
自身の願いを知っておいてほしいと願いながら
日本中にこうして想いを届けている。

私の願い私は幼少期から
「家族と一緒に幸せになりたい」
と願い続けている。

幼少期、
父も母も仕事に忙殺されていた。
その結果、
父は私が小学3年生の頃からうつ病になった。

私は、2歳ほど記憶のない頃から、
おばあちゃんっ子だ。
幼少期の私は、
遊んでほしいと駄々もこねなかったし、
物が欲しいとも言わなかった。

仕事で忙しいのは知っていたし、
物を買ってもらうには
もっと働かなければお金が稼げない。
これ以上働かないでほしい。

元気で笑顔でいて欲しいと
子どもながらに家族のためを想い、
できることを日々一生懸命に
していた私自身を思い出した。

今では、それが、
どれだけ家族の幸せに貢献していたか、
小さな体でどれほど一生懸命に
家族のために生きていたかがわかる。
その私自身を心から尊敬している。

nako7
6)ななこお姉ちゃん

私はMCLの子どもたちに
アテななこ(ななこお姉ちゃん)と呼ばれている。
MCLで働いているけれど、
それ以前に、MCLのみんなも
私にとっての大切な家族になってくれた。

一人っ子で日本では、
寂しい想いもしてきた私にとって、
かけがえのない兄弟姉妹ができた。
そのことが嬉しくて仕方なくて、
今ではMCLファミリーも
私が一緒に幸せになりたい家族である。


MCLのお仕事をしていて、
文化も価値観も、
生きている環境も違うが故の問題や、

どうやっても上手くいかず
解決できないんじゃないか。
と思うほど難しい課題は、
日々耐えることなくやってくる。

それでも、MCLのお仕事やめたくないな。
関わり続けたいなと思い続けられる。
その想いの奥底には、
私の「家族と一緒に幸せになりたい」という願いが
原動力となっている。
その大切な気づきを得た。

皆さんも、
ご自身の願っていることに
気づくきっかけになれば幸いです。
願いは、私たちに生きる力や、
物事をやり続ける原動力に必ずなると
ミンダナオの子どもたちから教わりました。

次回も引き続き、
子どもたちからの学びをお届けしたいと思います。



nako8
講演会の今後の予定!
 
今後、講演会は、松居友は毎年妻のエープリルリンといっしょに、
2月と6月と10月には、日本に滞在し、北海道から九州まで全国を巡ります。

講演先は、学校関係、図書館、一般家庭での家庭集会など、規模や場所に関係なく、どこへでも伺います。
講演の内容は、ご要望に合わせて一緒に考えて参ります。以下が、以前の演題の一部です。
松居友:【絵本やお話の持つ力】 【生きる力って何だろう】
【子ども図書館の活動のお話】 【戦争と平和について】
【著書「サンパギータのくびかざり』『サダムとせかいいちのワニ』の背景】などなど。何でもご相談くださいね!

ZOOM講演や子どもたちの交流会等は、年間いつでも可能です!
日本での対面講演の中で、オンラインでミンダナオ子ども図書館ともつなぎ、
子どもたちとリアルタイムでの交流を交えた講演会も可能です。
現地日本人スタッフの宮木梓さんか、西村奈々子さんにメールでご相談ください。
  
講演や訪問など関心のある方は、何でもお気軽に、以下にお問い合わせくださいね。 
現地日本人スタッフ:宮木梓 メールmclmindanao@gmail.com
メッセンジャー (Azusa Miyaki)
電話でのお問い合わせは、日本事務局 密本眞弓で可能です。 
電話番号090-4277-7373



nk14

訪問体験;両角 夏子
機関誌『ミンダナオの風』から特別掲載

機関誌『ミンダナオの風』は、
支援者の方々に隔月で年6回
MCLで製作しお送りしているものです。

松居友が編集し
日本人スタッフの宮木梓と西村奈々子が執筆していますが、
今回のように、訪問してきた若者たちにも
体験や感想を書いてもらったりしています。
訪問してきた若者たちを見るたびに思うことは、
今の日本の若者たちの、感性は素晴らしい‼
今回の2023年夏号;95号には
大学生の両角夏子さんが書いて下さいましたが、
本来、サイトに全文は載せないのですが、
中高年や若者たちにとっても、
これからの日本の未来、
そして今後の世界を考えるうえでの
さまざまな良き種が、宿っていると感じられたので、

機関誌を購読されていない、
多くの方々にも読んでいただければと想い
関連写真と一緒に掲載することにいたしました。
機関誌『ミンダナオの風』は、
自由寄付や奨学生支援などで
MCLを支援して下さっている方々にお送りしていますが、

独特の存在感と良さがあると言われています。
購読を希望される方は、
メールかメッセンジャーなどで
MCLの日本人スタッフ
宮木梓(Azusa Miyaki)さんに
連絡して下さいね!

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GO! 1)訪問体験
GO! 2)国際協力に興味があり
GO! 3)『子どもたちとの交流』
GO! 4)驚いたのは
GO! 5)よく懐いてくれて
GO! 6)『食事と屠殺』
GO! 7)鶏の屠殺体験
GO! 8)『スタッフさんとの現地訪問』
GO! 9)考えを共有出来る
GO! 10)『パーティーの大切さ』
GO! 11)涙が止まらなかった
GO! 12)訪問したおかげで


1)訪問体験
両角 夏子


自分を
愛せるからこそ、
他人を受け入れられる。

まさか、
ミンダナオに訪れて、
そんなことが学べるとは、
思ってもいなかった。

教えてくれたのは、
他でもなく、
現地の人々や子どもたちだった。


2)国際協力に興味があり

私は、
国際協力に興味があり、
何かアクションを
自分で起こしたいと思っていた。

しかし、国どうしで貢献する
というイメージが大きく、
自分一人の行動では、
何も貢献できない気がして、
動き出せずにいた。

そんな時に、
このMCL訪問という
機会をいただき、

何かを
与えることだけでなく、
直接関わり接することで、

子どもたちの拠り所になったり、
特別な経験になったりすると、
気づくことができた。


3)『子どもたちとの交流』

生活してみて、
最も
印象に残っているのは、
子どもたちとの関わりだった。

日本での私は、
オンライン授業中心の生活で、
人との関わりが、
自分にとって楽しいことであるのを忘れ、
むしろ、新しい出会いを恐れていた。

ミンダナオに着いた途端、
子ども達が、
たくさんの質問をして
私のことを知ろうとしてくれた。

私は、
1ヶ月生活することや、
英語が通じるか、
ということへの不安があったが、

子どもたちは、
自分から過去や将来の夢、
恋愛など、
多くのことを語りかけてくれた。

子どもたちの
フレンドリーさのおかげで、
すぐに打ち解けることができた。


4)驚いたのは

そこで驚いたのは、
日本で人々が気にしていることを、
現地の子どもたちは受け入れ、
何も問題ない、
と言ってくれたことであった。

日本では体型や容姿、
性を気にして、
やりたくてもできないことがある時も、
存在しているが、

ミンダナオでは、
何一つ気にせずに自信を持ち、
自分を好きに
表現することができた。

それは子どもたちが、
「ありのままがいいよ」と、
言ってくれたこと、

子どもたち自身も、
ダンスやスポーツなどで
自由に自分を表現していたことに、
影響されていたのだと気づいた。


5)よく懐いてくれて

また、
私は普段の生活で、
小さな子どもたちと関わることが、
多くあった。

よく懐いてくれて、
英語を話せない子どもも、
たくさん遊んでくれた。

何かするのは、
言葉が必須と考えていたが、
フィーリングで楽しませることが出来て、
子どもと関わることに、
自信を持つことができた。

そして、
子どもが
大好きであるということを
思い出した。

今帰国して、
国境関係なしに
子どもと関わる仕事につきたいと
思うようになったが、

日本にとどまっていては、
考えることは、
無かったかもしれないと思うと
貴重な経験ができたように感じる。


6)『食事と屠殺』

日本と異なっていたものの一つに、
食文化があった。
お米が中心という面では、
変わりはなかったが、

日本の一汁三菜のようなものはなく
驚いた。
私は、野菜が好きで
日本でも欠かさず食べていたので、

肉と米が、
メニューのほとんどであるような
チェーン店を見た時には、
味は、とても美味しかったものの
日本が恋しくなった。

肉は鶏肉が主で、
宗教によって、
豚肉を食べていない人々もいた。

子どもたちは、学校がある日、
朝早くからご飯を準備して、
眠そうな顔をしながら、
ご飯を食べていた。

いつも私に、
「もっと食べて!」
「もうお腹いっぱい?」
と尋ねてくれた。

もう⼀度、訪問できるとしたら、
最初に、子ども達に囲まれながら、
食事をして、
おしゃべりをしていたいと思う。


7)鶏の屠殺体験

鶏の屠殺体験というものも、
することができた。

日本では、
農業学校のようなところでしか
経験できないが、

フィリピンでは、
当たり前に鶏が飼われており、
イベントの時には、
料理にして食べるとのことだ。

私は、
MCLで飼われているうちの一羽の首を切り、
スタッフさんたちに、
スープにしてもらい食べた。

すると、
日本で調理する時の何倍も手間をかけ、
命をいただく瞬間を見たせいか、
食への意識が変わった。

普段、
日本で嫌いなものは食べずに廃棄する人、
消費期限が切れ廃棄されていく食料を
多く見てきていたので、

どんな形でも良いから、
自分が、
ご飯を食べられている事のありがたみを
皆が、実感できたらいいと思った。


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8)『スタッフさんとの現地訪問』

平日、
子供達が学校に行く間、
スカラーの子どもたちの様子や事情を、
聞きに行ったり、

夢ポッケと呼ばれる
子どもたちへの支援物資を、
村に届けに行ったりした。

私は、
訪問してから2週間ほど、
毎日、
子どもたちと同じ部屋で寝ており、

朝から晩まで
話をしたり
遊んだりして、
子どもたちと密接に関わっていた。

一方で、
この訪問という機会により、
MCLの活動の内部を、
詳しく見させてもらったおかげで、

どのようにして、
子どもたちを支援しているのかを
詳しく知ることができた。

日本では、
最近オンライン会議など、
直接会わずに対話が可能になり、
気軽に関われるようになったが、

MCLでは、
直接人と関わることを
大切にしているように思えた。

スカラーがいる村の状態を、
オンラインや電話で報告されても
真相は見えない。

現地の人々は、
自分の目で見て
状況を把握することに、
時間をかけていて、

効率化することよりも
大切なことなのかもしれない、
と気づくことができた。


9)考えを共有出来る

また、
私にとって心の支えとなったのが、
MCLで過ごす、
日本のスタッフさんだった。

子どもたちの考えていることに悩んだり、
気になるけど
英語では表現できなかったりする時に、
気軽に文化の違いや
考え方を共有してくれた。

子どもたちや
現地の人と話すのとは違い、
同じ言語であるからこそ、
真理まで聞き
自分で理解することができた。

そこから
私が学んだのは、
現地の人々や子どもたちと、
英語で話すことが出来るなら、

日本でより多くの人と
コミュニケーションをとり、
考えを共有出来るということだ。

日本では、言語の壁も少なく、
お互いの意見が聞きやすいのに、
表現しようとしていない人が、
多くいる気がしている。

言語が通じるからこそ、
まず同じ国の人どうしで、
価値観を話し合うことを
大切にするべきだと気づくことができた。


10)『パーティーの大切さ』

MCL の人々や子どもたちは、
歓迎やお別れの時、
また結婚式や誕生日・記念日などを、
とても大切にしていた。

飾りを
自らの手で作るのに
時間をかけたり、

小さな子どもたちに
衣装を着せて、
主役を囲んだりして、
素敵な光景を
たくさん見ることができた。

悲しい出来事が起こっても、
忙しくても、
そういった機会に、
みんなで一つの場所に集まり
お祝いすることは、

一見簡単に感じても、
それぞれの準備があり、
成立するものなので、
大切にしたいと思うことができた。


11)涙が止まらなかった

こうしてお別れの時がきて、
子どもたちが、
歌を歌ってくれた時には、
涙が止まらなかった。

訪問して
初日からの思い出が、
フィードバックして浮かび、
また訪問したいと強く思った。

何よりも、
笑顔で踊ってくれて、
涙してくれる子どももいた時に
とても愛おしく感じた。

様々な経験を通して、
私が、想像してきた
国際協力へのイメージが
ガラッと変わり、

むしろ、
子どもたちから
気付かされることが多くあった。

恵まれない環境で育って
MCLにいる、
子どもたちが
多いにも関わらず、

自分の魅力に気づいて、
愛することができていることが、
素晴らしいと思えた。


12)訪問したおかげで

訪問したおかげで、
日本や自分の考え方の
悪いところ・
直したいところにも気づけたが、

良いところ・
続けるべき文化も
再認識することができたので、

これから、
それらをどう表現していくかを、
MCLの子どもたちを見習い、
考えていこうと思う。








機関誌には、
子どもたちの絵手紙やサンキューカードも
同封して送られてきますよ!



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2024年のミンダナオ子ども図書館:日記
目次
 GO! 国や言語が違っていても兄弟姉妹! 松居友 
GO! 立ち上げた理由とこれからの子たち 松居友 
 GO! ミンダナオ子ども図書館体験記 豊嶋志保  
 GO! 機関紙「ミンダナオの風」が
   100号を迎えた!
 
GO! ミンダナオ訪問記 陳代修平
GO! 自分から見た、MCLの子供たち 岩淵桃香


2023年のミンダナオ子ども図書館:日記
目次
GO! 「2泊3日の恵みの時」 岡林 亜季
GO! 近藤千咲季さんの訪問感想!
GO! MCLを訪問して下さった入田哲也様からの感想
GO! 子どもたちから教えてもらった3つのこと
    ❶願いの大切さ
西村奈々子
GO! 講演会の今後の予定!
GO! 訪問体験;両角 夏子
GO! 新たなモスクが建った!
GO! 機関誌『ミンダナオの風』紹介!
GO! 日本政府の支援で地震倒壊した学校が完成
GO! MCL日本人スタッフ宮木梓さんの結婚式
GO! MCLの子どもたち(1)薪集めに行った!
GO! 16歳で結婚したスカラー調査と読み語り
GO! 2023年のお正月市場の買い物と海と町 


2022A
2022年のミンダナオ子ども図書館:日記
目次
GO! お兄ちゃん お姉ちゃん 結婚おめでとう!(1)
    子どもたちがパーティーを準備した!
 
GO! お兄ちゃん お姉ちゃん結婚おめでとう!(2)
    マノボ族の山と懐かしの海を巡って! 
GO! 山の貧困地域のスカラー調査!
GO! ミンダナオ水田プロジェクト!
GO! ダバオ市の貧困地域のスカラー調査!
GO! 国際都市ダバオについて感じた事!
GO! 2022年卒業した子と新学年の子!
GO! マキララのスカラーと水田調査 
GO! 地震避難地域のスカラー調査  
GO! 海の下宿小屋サンタマリアの里帰り 
GO! 関西学院大学 西村奈々子講演感想   
GO! 台風Odette支援開始! 
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GO! 台風災害緊急支援に関して!  
GO! 母の日父の日おめでとう! 

「0」ゼロに 立つための支援を
松居友執筆の過去の体験や人生の記憶と
子どもたちへの想いの日記!

ぼくの青少年時代の悩みや
ミンダナオの子どもに出会って救われた体験など、
とくに、生きる希望を失って、ひきこもりや自殺などを考え、
意識している若者たちには、
ぜひ読んでほしいと思って書きました。


kako
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戦争と貧困と平和構築と国際交友
多くの困難を超えてミンダナオの子どもたちから、
生きる力をもらってきた実体験の記録!

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日本とミンダナオの青少年の交流
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MCLと世界の人々を結ぶ
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ミンダナオ子ども図書館:日記 松居友制作
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