2020年の記録
宮木梓『ミンダナオ子ども図書館だより』より

  
クリスマスパーティー



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

2020年12月8日(火)は、
MCLに住む子どもたちの
クリスマスパーティーでした。

パーティーの後、12/9~10にかけて、
子どもたちの帰省先の
マキララ、アラカン、ピキット、マグペット地区に、
スタッフが車で送りに行きました。

今年は、3月からコロナウイルスの流行で
どうなることかと心配しましたが、
何とか家庭学習での授業が始まり、
年の終わりにみんなで
クリスマスをお祝いできて
本当によかったです。  

皆様のあたたかいご支援に、
深く感謝をいたしております。
(2020年12月10日)



MCLに住む
子どもたちのクリスマスパーティー
 
 

司会の奨学生たち
 


今年は、コロナ禍で
子どもたちが町に買い物に行けないので、
プレゼント交換は
できませんでしたが、
 
 

支援物資のぬいぐるみと、
スタッフからマグカップを
プレゼントしてもらいました。
 

ぬいぐるみは
くじを引いて受け取るので、
どれが当たるかは
お楽しみ
     


帰省するときに
実家へのお土産に、
支援物資の古着も受け取りました。
 
 

日本からの
たくさんの衣類のご支援に、
心より
お礼申し上げます。
 
     
     
     
     
 

パーティーのご馳走!
   
     
     
     
     
     
   

アイスクリーム
 


12月10日
かばん一杯にお土産を詰め込んで、
車に乗り込む子どもたち 
 

クリスマス、お正月を
実家や親戚の家で過ごし、
1月5日ごろ
MCLに戻ってくる予定です。
 
     
   

良いお年を!
年明けに元気に戻ってきてね!


今年も、
本当にありがとうございました。


子どもたちのニューイヤーズカード  



  こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

機関誌「ミンダナオの風」12月号の
発送が終わりました。

奨学生たちが、
自分の支援者の方へ描いた
ニューイヤーズカードを
ご紹介します。

皆様の奨学生ご支援に、
深く感謝をいたしております。

日本は冬が間近ですね。
お身体にお気をつけてお過ごし下さい。
(2020年11月28日)



封筒に機関誌を入れて
封をしていくスタッフたち
 
   

奨学生たちの、
グリーティングカード
     
     
     
     
 

家庭学習も頑張っています。
スタッフに課題を見てもらっている
小学生
   

グレード12(日本の高校3年生)の
女の子たち
パソコンで検索中
   

勉強の合間に、家庭菜園
 
 

カモテトップス
(葉っぱを食べる種類のサツマイモ)
を植えました。
   

キャッサバ芋を収穫して
おやつを作ったよ。

皆様のサポートに、
心より感謝を申し上げます。


  コロナがなかったら、秋休み…



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

6月から新年度が始まるフィリピンは、
通常なら10月後半~11月前半に、
前期と後期の間の秋休み(セミスターブレイク)が
あります。

しかし、今年はコロナ禍で
4か月以上も新学期開始が遅れたため、
秋休みもありません。

フィリピンは、11/1~2が
日本のお盆のように
お墓参りをする日なので、
例年ならば帰省する子どもたちが
ほとんどなのですが、
今年は長距離移動をすると
14日間の隔離期間が必要なため、
みんなMCLで過ごしました。

秋休みの時期が寂しくないように、
スタッフがおたのしみ会を企画し、
みんなで民族衣装を着て歌ったり、
野菜料理大会や、
クリスマスの星飾りコンテストをしました。

皆様の、子どもたちへのご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年11月11日)



10月30日に開催された
お楽しみ会 
 

マノボ族の女の子
 

マノボ&ビサヤ
 

ビサヤ族の女の子と、
マノボ族の男の子
 

ムスリム
 

ビサヤ&マノボ


イロカノ&ビサヤ&マノボ 
 

ムスリム&ビサヤ
 

子どもたちが、
竹や椰子の木の皮で作った
クリスマスの星飾り
 

野菜料理大会
   


11月2日は、
「ビニグニット」と呼ばれる、
タピオカやサツマイモ、バナナの
入った甘いお粥が振る舞われました。
 
 

「カラッグカラッグ
(フィリピンのお盆の呼び名)」では、
もち米のお菓子を作って
お祝いする習慣があります。

 

出来上がりはあつあつ。
甘くて、とろりとしていて、
具だくさんで、子どもたちも大好きです。

ピンク色なのは、
紫芋の色。
   


まだ登校はできないけれど、
勉強もがんばっています! 
 

スカラシップのサポートに、
深く感謝をいたしております。
 

勉強の合間にお洗濯


ピキット水害被災者へのビニールシート支援  



  現地スタッフの宮木 梓です。
10月下旬
イスラム地域のピキットで
大規模な洪水が発生しました。

10月23日(金)
MCLのスタッフが
緊急支援として
被災者へビニールシートを配付した
様子です。

皆様のご支援に、
心より感謝を申し上げます。
(2020年10月27日)



被害が出ている
ピキットの様子 
   
     
     
     
     
   

道も水没しています…
 


被災者への
ビニールシート支援
 
   
     
     
     
     

今後、衣類の支援など
継続して続けていく予定です。

日本の皆様からのご支援に、
深く感謝をいたしております。


ピキットの水害被災者への
ビニールシート支援の準備
  



  現地スタッフの宮木 梓です。

イスラム地域のピキットでも
大規模な洪水が発生し、
たくさんの避難民が出ていると
ピキット福祉局のグレイスさんから
連絡がありました。

避難民がテントで雨に濡れないための
ビニールシートを配付するために、
10月22日
MCLで奨学生たちが
1家族分ずつ(5メートル)
ビニールシートを切っていきました。

今回は8ロールのビニールシートを購入し、
160家族分を準備しました。

皆様のご支援に、
大変感謝をいたしております。
(2020年10月25日)

     
     
     
     
     
     
   

お疲れ様!


マキララ地区の水害被災者への古着支援  



  現地スタッフの宮木 梓です。

今年の雨季は雨が多く、
MCLのあるキダパワンの隣町のマキララや、
イスラム地域のピキットで洪水が起こりました。

10月21日に、
マキララ地区キサンテの避難所に
古着支援をした様子です。

日本から
古着を送って下さった皆様、
本当にありがとうございました。
(2020年10月21日)

 

ビニール袋に、
男女の
大人用の服、子ども用の服、靴を
10くらい入れたパックを
約130袋作りました。
 

避難所に入る前に
マキララの福祉局に寄り、
現地の状況を確認します。
 

MCLから車で約1時間弱で、
キサンテの避難所に到着

人々が、村役場の体育館に
テントを張って避難していました。
     


車から、
服の入ったパックを下ろします。
 
   


避難所のリーダーが、
避難している家族の名前を
一家族ずつ読み上げ、
衣類を手渡していきます。
 
   
     


もらった袋を開けてみる
子どもたち 
   
     
 

衣類の配付が終わった後、
避難している人々の家のある
洪水の現場を確認しました。
   

     


昨年の地震で大きな被害が出た、
マキララ地区のマロンゴン高校の
仮設校舎 
 

コロナ禍で対面授業ができず、
子どもたちに課題を配って
家で解いてもらう
家庭学習での授業をしていますが、
課題を作るためのコピー用紙の予算が
足りずに困っているので、
コピー用紙を2箱支援しました。
 

学校で使う予算は
地方自治体が用意するそうですが、
田舎の学校は予算が足りず
先生たちが自腹で準備したり、
寄付をつのったりして
課題をプリントするための
紙代やインク代を
捻出しているそうです。
 

マキララ地区は、
昨年10月後半に起こった震災でも
大きな被害を受けました。

昨年の震災で家族を亡くし、
奨学生に採用された
子どもたちの現状を確認しました。
 

山で生姜の収穫中に、
地滑りでお兄さんを亡くした姉弟。

地震より前に母親を病気で亡くし、
働いて生計を助けていてくれた
お兄さんまで亡くなってしまったので、
奨学金支援を受けることになりました。

 

地震で家や教会が全壊し、
失望して自殺してしまった
牧師様の家族。

当時、お母さんは妊娠中でしたが、
今はかわいい赤ちゃんがいました。

兄弟4人が奨学生になりました。
 

大規模な地滑りが起き、
危険なために集落ごと住めなくなって
移住を余儀なくされた
バト村の人々の暮らす
仮設住宅
   

地滑りで両親を失くした兄弟。

3人とも奨学生になりました。


洪水で、MCLの使う水道の水源も
水が汚れてしまったらしく、
断水が続いています。 
 

MCLのあるミンダナオのコタバト州では、
震災、コロナ禍、洪水と、
大変なことが続いていますが、
MCLの子どもたちは元気です。

日本の皆様のご支援に、
心より感謝を申し上げます。


  新年度の開始



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

10月5日(月)から、
約4か月遅れで
待ちに待った新学期が
始まりました!

といっても、
まだ新型ウイルスの流行が続き
学校に登校できないので、
自宅で課題をする
課題学習です。

スタッフが学校に課題を取りに行き、
スカラーたちは学年ごとに分かれて
ワークノートをしています。

MCLに住む奨学生たちの、
新学期の様子です。

皆様のご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年10月13日)
 
 


勉強のタイムスケジュール 
 

食堂や、サードハウスの2階、
メインハウスの1階など、
学年ごとに場所が決まっていて、
それぞれが自分の場所で
課題を解きます。
 

登校できないけど、
スカーフでおしゃれをした
ムスリムのスカラー
     
     

ラジオを聴きながら…
   

それぞれの学年にスタッフがつき、
子どもたちが分からなければ
質問して教えてもらいます。
 

フィリピンでは、10時頃に
おやつを食べる習慣があります。
スタッフが、手作りおやつを
作って売っていました。
(学校では、保護者が手作りおやつを
売りに来ています)
 

10月に入ったので、
クリスマスの飾りつけ。
フィリピンのクリスマスシーズンは、
9月から始まります。
 

支援物資の、
折り紙の折り方の本を見て作ったらしい、
アンパンマン。
折り紙も、
日本からの支援物資です。
 

天井には、お花の飾り


登校しないので、
お昼ご飯も
子どもたちで作ります。
 
 

人数が増えたので、
大きなフライパンで料理
 
     


今年の雨季は雨が多くて、
洗濯物がなかなか
乾きません。
 

お兄さん、お姉さんは
勉強しているけど、
私たちは
まだ小学校に上がっていないから、
遊んでいるよ!




ミンダナオもコロナ禍で
子どもたちが学校に行けない時期が
半年も続きましたが、
やっと新学期を迎えることができました。

皆様のご支援に、
大変感謝をいたしております。



  精米機設置の小屋の完成



  こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

MCLの敷地内に、
精米機を設置するための小屋が
できあがりました。
今までは、隣の町のマキララの精米所まで
お米を持って行って
精米していましたが、
精米機があればMCL内で精米することが
できるようになります。
小屋ができたので、
後はダバオから精米機を運んでくるだけなのですが、
ダバオがコロナウイルスの流行危険地域になっているので、
キダパワンの警察署から移動許可証が出ず、
再度申請する予定です。

大学や私立の高校は、
オンラインや家庭学習で9月より授業が始まりましたが、
公立の小学校・高校は
10/5より新年度開始予定です。
MCLで過ごしている子どもたちも、
学校に行けない日が続いていますが
みんな変わらず元気です。

皆様のご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年9月28日)

 

家庭菜園のキャッサバ芋を収穫して、
スマンというお菓子を作っている子どもたち
 

芋の皮をむいて、
すりおろします。
 

布きんで絞って、
水分を減らします。
 

これに、砂糖とココナツの中の白い部分を混ぜて、
バナナの葉で包み、ゆでます。
   

できあがり!
 

ほんのり甘くて、
もちもちしていて
おいしいです。
    

ミンダナオは、
コロナウイルスの流行で
子どもたちは外に出ることができないので、
9月に誕生日の子のパーティーを
盛大にしました。
 

誕生日のハラーナ
(モーニングセレナーデ)の様子
 

早朝4:30頃から祝福の歌を歌い、
メッセージを贈ります。
 

MCLで待機が続いていますが、
子どもたちは元気です。
   

日本の皆様からのご支援に、
大変感謝をいたしております。


休校期間中の子どもたち  



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

こちらは、休校期間が10/5まで
延長されてしまったので、
10名くらいの奨学生が再度帰省しましたが、
ほとんどのMCL寮生は、
MCLで休校期間を過ごしています。

ミンダナオは雨季で、
8~9月はたくさんの果物が採れます。
MCLの庭でも、
ドリアン、ランブータン、マンゴスチンが採れ、
みんなでいただきました。

MCLで暮らす、子どもたちの様子です。

日本の皆様のご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年9月2日)
  


ドリアンの殻を割っているところ。
殻のとげとげが
痛そうです。 
 

みんなドリアンが大好きなので、
お皿に入れてもらうのを
心待ちにしています。
 
     

マンゴスチンの木

木登りの得意な子が上って実を落とし、
下で待機している子が袋に詰めます。
 

こちらは、ランブータン
   
 

ランブータンのもじゃもじゃの中身は、
ライチみたいな
甘酸っぱい実
 

マンゴスチン
 
 

日本から、不要な方が
アベノマスクを送って下さいました。

フィリピンは
マスクをしないと外出できないので、
とても助かります!
 

たくさんの絵本も届きました。

本当にありがとうございます。


学校に行けない日が続きますが、
子どもたちは元気です。

子どもたちの生活を支えるための
皆様のご支援に、
重ねて感謝を申し上げます。


休校期間の延長  



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

6月半ばから始まる予定だった新年度が、
コロナウイルス流行のために
8/24~に延期になっていたのですが、
公立の学校は10/5~から開始と
さらに延期されることが発表されました。

8/24からの新学期は
対面授業を避け、
週に1度先生が課題を出し
それを家で仕上げて
次の週に提出するという形で始まる予定でしたが、
公立の学校は、
家庭学習のためのワークノートを作るための
紙代とインク代の手当てが足りず、
ワークノートを作ることができないため、
先生たちが延期を申し入れたそうです。

MCLでは、すでに8/24~1週間分の課題を受け取り、
勉強を始めている子もいたのですが、
1か月半以上も休校期間が延びることになり、
再度実家に帰りたい子は
家に送り届けることになりました。

コロナ休校の期間が延びるにしたがって、
実家で過ごすうちに結婚する奨学生も増え、
この3月半ばから8月までに
6人の奨学生が結婚することになって、
奨学生から離れました。

本人が結婚する気がなくても、
家にいる年頃のお嬢さんを気に入った男性が
お嬢さんの両親や兄姉と話をつけ、
お嬢さんの家族が男性を気に入れば
結婚させてしまうこともあるため、
「実家にいると結婚させられてしまうから
MCLに戻りたい」と言って、
帰ってくる子もいます。

  MCLにいる子どもたちは、
授業開始が延期になり多少がっかりしたものの、
相変わらず元気ですが、
学校を続けることへのモチベーションを失わない様に
サポートしていきたいです。

皆様のご支援に、心よりお礼を申し上げます。
(2020年8月18日)

   

左側が、新年度開始から始める予定だったワークノート
小学6年生の美術の宿題です。

それぞれのワークシートを解く子どもたち


キダパワンの町は、
マスクとフェイスシールドなしでは
出かけられなくなりました。
 
 

スーパーマーケットに入店するにも、
名前、住所、電話番号、サイン
体温(その場で検温してくれる)を
記入します。
 

20歳以下と60歳以上の人は、
マスクがあっても外出禁止だけど、
フェイスシールドしてみた。
 

最近までは
細々と支援物資が届いていましたが、
マニラ再ロックダウンのため、
物資運搬も止まってしまうかもしれないと
心配しています。
 

久しぶりの、
日本のふりかけとあめを受け取って
大喜びの子どもたち
 

日本で使われない
アベノマスクもたくさん送られてきました。

どうもありがとうございます。
 

休校中は、草刈り
 

5月から、
MCLの草刈機はすべて故障中なので、
手で刈ります
 

雨季で水はたっぷりあるし、
気温が高いので
すごい勢いで草が伸びます。
 

マンゴスチンを木から
落としているところ
 

雨季の8月は、果物がたくさん!
 

お米などを運ぶ一輪車は、
子どもの乗り物にもなる。


学校が無くても、
朝4:30から料理開始
 
 

子どもたちが、
当番制で交代で作っています。


6:20頃から朝ご飯


食事当番ではない子も
5時頃に起きます。


朝食までに、
水浴びと掃き掃除を済ますよ! 
 

日本から、たくさんの絵本を送っていただきました。

学校で勉強ができなくても、
MCLにはたくさん本があるからいいね!

日本の皆様からの
あたたかいご支援に、
深く感謝をいたしております。


  休校期間



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

フィリピンでは、通年通りだと
6月半ば頃までには新年度が始まるのですが、 
今年度は新型肺炎の影響で、
8/24から授業が開始される予定です。

夏休みを実家で過ごした奨学生たちは、
MCLに到着後、メインハウスで
感染防止のための14日間の隔離期間を経て、
男子寮と女子寮に移ります。

隔離期間が終わって、
休校期間をMCLで過ごしている子どもたちの様子です。
(2020年8月1日)

     
     
     
     
   


日本の皆様の
変わらないご支援に、
大変感謝をいたしております。

日本でも
新型肺炎の感染者が
増加しているとのこと、
皆様のご健康を
お祈りいたしております。


  新年度への準備



  現地スタッフの宮木 梓です。

通常なら
6月半ばには始まるはずの新年度が、
今年は新型肺炎流行の影響で、
今のところ
8月24日から開始と発表されています。

夏休み、休校期間を実家で過ごした奨学生たちは、
MCLに戻ると14日間の隔離期間を
過ごすように、
行政から指導されています。

そのため、
6月末から少しずつ奨学生を迎えに行き、
8月に新年度を迎える準備をしています。

ミンダナオ子ども図書館の奨学生へのサポートに、
心よりお礼を申し上げます。

今年度も、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

(2020年7月10日)



7月7日

アンティパスに実家のある
子どもたちを迎えに行きました。
 
 

MCLに戻る前に、
MCLに着いたら14日間の隔離期間があること、
都市間移動が制限されているために、
一度MCLに戻ったら
コロナの状況にもよりますが、
簡単には帰省できないことなどを確認し、
保護者のおばあさんに説明している
奨学生


昨年母親を結核で亡くした
10歳の男の子が新たに奨学生になり、
MCLで過ごすことになりました。

MCLの車に乗る前に、
お父さんが色々と
アドバイスをしています。
 
MCLに到着
 

部屋はビニールシートで区切られ、
一つの区画に1人が入り、
14日間を過ごします。


久しぶりに会った友達とも、
キープ・ソーシャルディスタンス


 食事も、メインハウスで
いただきます。
 



お絵描きなどをして過ごしている
隔離期間中の奨学生たち
 

こちらは、
サードハウスのダイニング


 今は、3テーブルしか使っていませんが、
もうすぐにぎやかになります。
 

食後のお皿洗い

皆様のあたたかいご支援に、
深く感謝をいたしております。

  
ピキットの戦災避難民への物資支援



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

2020年6月27日(土)
ピキットのリドー(ムスリムのファミリー間の紛争)で、
家が焼かれてしまい
避難生活を続けている
バラティカン村とバトゥラワン村の方々へ、
お米4キロ、古着、衛生用品の
物資支援を行いました。

衛生用品は、
昨年の震災の際に立正佼成会様から支援をいただき
支援の準備をしていたものの、
新型肺炎流行のために支援活動が制限され、
震災避難民支援ができなくなり、
ストックされていた残り100セットを渡しました。

お米は、25袋をキダパワンで購入し、
4キロずつに小分けにしたものを
約410パック準備しました。
こちらも、立正佼成さまが
昨年秋の震災被災者支援のために
寄託して下さった予算を
この度の戦災支援に使っても良いといっていただき、
支援が実現しました。
本当に、ありがとうございます。

古着は、日本の皆様から届けていただいたものを、
大人用子ども用を混ぜて、
約150パック準備しました。
その中に、靴も2足ずつ入れられています。
この靴は、
SB. Heart Station様が集めて送って下さったものです。

日本の皆様からのあたたかいご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年6月28日)

  


支援に行く前日に、
古着のパックを作っているところ
 
 

SB. Heart Station様から送られた
靴をそれぞれのパックに
2足ずつ加えました。
 

支援日当日朝6:30
お弁当の準備完了!


 朝7時出発
途中でタイやがパンクする
ハプニング・・・
   

1か所目の避難所に到着


避難民のリストを確認し、
名前を読み上げながら
一人ずつ手渡していきます。 
 
     
 

避難所2か所目
 

コロナウイルス感染予防のため、
ソーシャルディスタンスで
列を作る避難民の方々
 
 

どの避難所でも
必ずリストを作ってもらい、
名前を確認しながら
渡しています。
 

支援活動に参加してくれた
卒業生(右側)
 
     
 

避難所3か所目
 

まだ授業が再開されない
小学校の校舎を
避難所として使っています。
 

教室の窓に干された
洗濯物
     
     
 

避難所4か所目
 

ここでは、お米の支援だけを
しました。
 
     


避難所を回る途中、
ピキットのプラザ(大きな公園)で
ピキットに実家のある
奨学生数人と待ち合わせ 
 

実家から高校に通う子どもたちには、
3か月分のお小遣いを渡し、
新年度への準備を
できるようにします。
 

実家からMCLに戻り、
MCLから学校に通うことを希望する
奨学生には、
コロナウイルス流行防止のための
新しいルール(14日間の隔離や、
都市間移動が制限されるため、
長期休みでなければ、
実家に帰れないなど)を説明し、
サインをしてもらいます。
 

お弁当も、
プラザでいただきました。
   
 

この日ピキットから
戻ってきた4人の奨学生


これから、14日間のクアランティン
(感染予防のための隔離期間)を
メインハウスで過ごします。
 

一応
ソーシャルディスタンスを意識して、
離れて座っています。
 

一番最初に
実家からMCLに戻ってきた3人は、
7月6日までが隔離期間
 

子どもたちが戻ってくる前に、
部屋をビニールで4つに区切りました。

(行政からの指導に従っています)
 

一つの区切りに、
一人の奨学生が入って
隔離期間を過ごします。
 

日中は、
離れた場所で掃除や畑を手伝ったり、
ポーチでおしゃべりしています。


MCLの子どもたち、スタッフは
おかげ様で元気です。 
   



 皆様のご支援に、
深く感謝をいたしております。

皆様も
お身体にお気をつけて、
お元気でお過ごし下さいね。


  
ピキットの避難所での読み語り



現地スタッフの宮木 梓です。

イスラム地域のピキットでは、
5月に入ってから
リドーと呼ばれる
ムスリム同士の戦闘が続き、
たくさんの人々が避難生活を強いられています。

6月に入り、
ロックダウンが緩和されたので、
6月9日に
避難民支援にピキットに入りました。

ピキットのバラティカンの3ヵ所の避難所で、
お米とビニールシートの支援、
絵本の読み語りをしました。

今回の支援は、
昨年
地震避難民支援として立正佼成会さまが
送って下さった支援から使わせていただいています。

ご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年6月10日)
  
 

6月8日

お米40袋をキダパワンで購入し、
3キロごとに
袋詰めしていきます。
   

 

6月9日 7:00

出発前に、歌の練習
 

スタッフと、
4人の奨学生が参加しました。
 

レッツ ゴー!
 

ところが、
トラックのバッテリー不調と渋滞で、
現地にたどり着く前に
お昼に…
 

道端に車を停めて、
お昼ご飯
(お弁当持参です)
 


バラティカンの避難所に到着 
   


 読み語りの始まり
 

コロナ対策で、
みんなマスクしたまま
歌っています。
 

子どもたちも、マスク
     
   

おやつのパンとジュースを
配ります。
 
     

ソーシャルディスタンスで
座っている子どもたち
     
 

お米の配付
   

緑の紙が避難民の証明書で、
名前を確認しながら
配ります。
     
 

避難所2か所目
 

お米の配付
 
 

避難所3か所目

ここは、昨日今日
人々が避難したばかりの
新しい避難所です。
 

別の場所でも戦闘が発生し、
新たに避難してきた人たちがいるため、
ここでは雨に濡れないための
ビニールシートを配りました。


 
     
 

ビニールシートを配る
奨学生たち
   
 

子どもたちには、
ジュースとパンを
配ります。
 

カメラに笑顔を
向けてくれる
子どもたち
 
     
 

ムスリムの家族間のいさかいで
裁判で調停しても、
争いを止めることができず、
銃を使った戦闘に
なってしまうのだそうです。
 

戦闘が終わり、
早く家に帰ることが
できるといいのですが・・・。


日本も大変な状況の中、
ご支援を続けて下さる皆様に
深く感謝をいたしております。


  外出規制下のMCL



  こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

MCL本部のあるキダパワン市では、
3月末より
新型肺炎流行により
厳しい外出規制が続いています。

家庭の事情で帰省できず、
MCLで過ごしている
子どもたちの様子です。
(2020年5月27日)

 

キャッサバ芋
 

ピーナツ
 

毎日
家庭菜園の世話をします。
 

カモテトップスの収穫
 

トマトの苗を植えています。
 

太陽の光に苗が焼けてしまわない様に、
バナナの茎で日除けを
作ってあげています。
 

唐辛子を採って
キッチンに届けるお手伝い
 

収穫したピーナツ
 

自粛中に、太りました・・・。
 

毎日の食事作り
 

 

掃き掃除
 

薪運び
 

お皿洗い
     


精米前のお米干し 
   


スマホを借りに来る
子どもたち 
 

クラスメイトや友達に会えないので
外出規制中だけの、
特別・・・
 
 

お昼ご飯の前に、
ひと眠りしてました
(朝5:30から掃き掃除するので、
眠いのです・・・)。
 

支援物資のアンパンマンと♡


厳しい状況の中、
皆様からのご支援に
心よりお礼を申し上げます。


  戦闘避難民へのビニールシート支援の準備



現地スタッフの宮木 梓です。

5月に入り、イスラム地域のピキットで
大規模なリドー(家族間の紛争)が発生し、
多数の避難民が出ています。

新型肺炎流行のために、
ミンダナオも厳しく外出が規制されており、
MCLのスタッフが現地に救援活動に向かうことができません。

5/17に、ピキットから、外出規制下でも活動の許可が出ている
福祉局のスタッフがMCLを訪れる予定です。
その際に、避難民のテントが雨に濡れないように、
ビニールシートを持って行ってもらえるよう、
5/16に奨学生たちが、5メートルずつに
ビニールシートをカットしていきました。

今回支援するのは、
緊急事態のためにストックして会った
ビニールシート4ロールです。
ダバオもキダパワンも
ロックダウンされていて都市間の移動ができないので、
新しくビニールシートを買い足すことが難しいのですが、
緊急で4ロールのビニールシートを支援します。

一刻も早く戦闘を止め、
避難民が自宅に帰ることのできるように
願います。

日本の皆様のご支援に、心よりお礼を申し上げます。
(2020年5月16日)

  


ロール状のビニールシートを、
避難民のテント1つ1つに
配りやすいよう、
ハサミで切っていきます。 
 

規制下でも働いている
ハウスペアレントさんたちと、
家庭の事情で帰省できない奨学生たちが
作業をしました。
 
     

スタッフの子どもたちも
お手伝い
     
     
     

明日、福祉局に
引き渡す予定です。


今朝は、女の子たちが
トウモロコシの種まきをしました。
 
   
     

皆様のご支援に、
深く感謝を申し上げます。

mn1
  ピキットの戦闘避難民への古着の支援



  こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

5月に入り、イスラム地域のピキットで
大規模なリドー(ファミリー間の紛争)が起こり、
たくさんの避難民が出ていると、
2020年5月10日に
ピキットのソーシャルワーカーのグレイスさんが
MCLを訪ねました。
(グレイスさんたちはフロントランナーパスを持っているため、
外出規制下でも移動できるそうです)

新型肺炎流行のため
MCLのオフィスも閉鎖され、
スタッフが働くために必要な
ブルーパス(外出規制下でも働ける労働者の許可証)が
発行されず、
MCLのスタッフが避難民キャンプに
物資を持って行けないので、
グレイスさんがトラックでMCLに
古着とビニールシートを取りに来ました。

古着は、日本の支援者の方々が
送って下さったものです。
心よりお礼を申し上げます。

ピキットの自宅で待機している
ムスリムのスタッフのサダムさんとバヤンさんが、
自宅から避難所に
古着・ビニールシート配付に合流する予定です。
(ロックダウンのため、キダパワンにいるスタッフは、
ピキットに入れません)

ビニールシートは
避難民が雨に濡れないように、
テントを作るために必要になります。

先週は、行政からの支援として、
グレイスさんたちが
避難民にお米を配ったそうです。

コロナウイルス流行下での
大量の避難民発生に、
心が痛みます。

一刻も早く紛争が終わり、
避難民が帰宅できることを
願っています。

日本の皆様には
大変な状況のなか、
ご支援を賜り
感謝のことばしかありません。

本当にありがとうございます。
(2020年5月10日

 

コンテナの中にストックしてある
古着を運び出す
   
 

緑のポロシャツを着ているのが、
MCLの理事でもある
ピキットのソーシャルワーカーの
グレイスさん
 

支援物資を仕分けする
スタッフと子どもたち
 

いつも、
たくさんの物資を送って下さり、
本当にありがとうございます。
 

3月23日より
外出規制が続くキダパワン
 

MCLの門にも鍵がかけられ、
基本的に外に出られません。
 

マスクを手作りしたよ!
   

左側が、「クアランティン・パス」
これを携帯していないと、外出できません。

マスクがないと、
検問を通れず町に行けません。

MCLでは、毎週月曜日に
ハウスペアレントさんが
許可証を持って
食料の買い出しに行きます。
 

町を走る車も許可証が必要

これは、
「フードパス」をつけて
町に出ていた車。

食料を運搬しているようです。
 

家庭の事情で帰省できず、
ロックダウンをMCLで過ごしている
奨学生たち
 

21歳以下の子どもたちは、
許可証があっても外出できませんが、
みんな元気です。
 
 

キッチンガーデンの世話
 

支援者の皆様に
深く感謝を申し上げます。

お身体にお気をつけてお過ごし下さいね。


今日は母の日でした。

日本からサポートして下さっている
奨学生の「お母さん」たち、
本当にありがとうございます。

  
機関誌4月号発送延期のお知らせ



いつもお世話になっております。現地スタッフの宮木 梓です。

 フィリピンでも新型肺炎流行のために外出制限が厳しく、
機関誌「ミンダナオの風」の、4月号の発送ができなくなっております。

 ミンダナオ子ども図書館に住む奨学生が通う
マノンゴル小学校やマノンゴル高校、南ミンダナオ大学キダパワン校は、
コロナウイルス感染予防のため、3/16より休校になったため、
子どもたちのほとんどが3/18に緊急帰省しました。
3月末の学年末テストはなくなり、そのまま4~5月の夏休みに入りました。
 キダパワン市は3/23からロックダウンに入っています。
許可証のある18歳~59歳の人のみ外出可能です。
ミンダナオ子ども図書館には、家庭の事情で帰省できない奨学生10名が残っているので、
ハウスペアレントさんが交代で働いていますが、スタッフは基本的に自宅待機の状況です。
食料の買い出しは、週に1度、ハウスペアレントさんが許可証を持って市場に行っています。
外出制限は全国規模で行われており、イスラム地域のピキットや、アラカンの山奥の村でも、
許可証がなければ集落から出られないそうです。また、都市間の移動も厳しく制限されています。
 ミンダナオ図書館では、もし奨学生に急病が発生したとの連絡が本部に入った場合は
、本部に残っているスタッフで対応する予定です。

 私自身も、こちらの学校が夏休みになる4月に、日本に一時帰国する予定でしたが、
マニラ首都圏が3/15より閉鎖され、マニラ発着の国内線の飛行機が運休になってしまったので帰国できなくなり、
ロックダウンの期間をミンダナオ子ども図書館で過ごしています。
フィリピンから出国できなくなってしまった直後は、取り残されたように感じ、
つらいこともありましたが、家が国内にあっても帰ることのできない子どもたちもMCLに残っています。
彼らは、奨学生たちの中でも特に厳しい家庭環境の出身で、
「お父さんが自殺してしまいお母さんは出稼ぎ先で再婚して連絡なし」、
「両親が離婚してどちらも引き取ってくれず、山に取り残された」、
「両親に育児放棄され、近所の人に性的虐待を受けていた」
というような状況から、MCLに来ました。
私は、ロックダウンを一緒に過ごしている彼らにも、「家に帰れなくて寂しい」と弱音を吐いていましたが、
子どもたちは「ロックダウンは退屈だけれど、MCLにいるのもいいよ。家に帰りたいとは思わない」と言います。
「自分の人生に与えられたことを受け入れるだけ、友達と笑っていれば気分も変わって、幸せだと感じる」
ビサヤ語や英語で話しているので、うまく日本語で表現できないのですが、
「ジャスト アクセプト」「オールウェイズ ハッピー」「スマイル ウィズ フレンド」と言います。
子どもたちの方が、人生経験豊富やなぁ、と思い、
自分もとりあえず楽しんで過ごそうと思え、
今では子どもたちに「大丈夫?」と聞かれても、「毎日楽しんで過ごすことにしました」と言うと、
「それがいいでしょ?」と言われます。
MCLは敷地が広いので、外出禁止と言ってもお米干し場でバスケットボールもできますし、
お米を収穫したばかりでご飯の心配もなく、本当にありがたいと感じます。

 日本も、新型肺炎の感染が広がっているとの報道に、
こちらの子どもたちやスタッフも大変心配いたしております。
このような状況のなかでも、ご支援を送って下さる方々には、感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
感染流行が収束し、日常の生活に戻れることを、願っています。
皆様も、お元気で過ごしくださいね。
(2020年4月11日) 
  


訪問者の方の感想  続き



    皆様、こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

3月上旬にMCLを訪ねて下さった山田様が、
ご訪問の感想を寄せて下さいましたので、
ご紹介いたします。

新型肺炎流行のために、
フィリピンもロックダウンされており、
年内は訪問者の方の受け入れが難しいと思いますが、
また子どもたちに
会いに来てくださいね!

(2020年5月6日)


海外へ行くこと自体が初の自分にとって、
MCLでの出来事は全てが新鮮な体験でした。
全体を通して印象に残っているのは、
非常にオープンに人と接するフィリピンの方の人間性です。
フィリピンの方はとても感情に対して敏感であると感じました。
ちょうど滞在期間の間にMCL内の誕生日のお祝いがあり、
その際には涙ぐみながらスピーチをする方や
それにつられ泣きする子どもの姿も見受けられました。
私が同じ立場であれば
、感じることがあったとしてもそれを表に出さないように
泣くのを我慢するなど、
他の人に見せないように行動しているであろうと思います。
その他に、私が疲れがたまり休憩する頻度が増えたときには、
表情やその様子から
何か悩みでもあるのかとすぐに聞いてきてくれる子ども達もおり、
フィリピンの方は自分だけでなく
他人の感情にも非常に敏感・多感な人が多いことが
印象に残っています。
最後になりますが、
お世話になりましたMCLの方々に
この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。
様々な場所に連れていって下さった他、
様々な体験をさせていただき
価値観や物事の見方を
広く取ることが出来るようになりました。

10日間お世話になり、ありがとうございました。  

 

誕生日のお祝いの
メッセージを受け取る奨学生
 

 
訪問者の方の感想



 皆様、こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

3月上旬にMCLを訪ねて下さった岸本様が、
ご訪問の感想を寄せて下さいましたので、
ご紹介いたします。

大学生の春休みという貴重なお時間に、
MCLをご訪問して下さり、
本当にありがとうございました!
(2020年4月18日)


 今回MCL,フィリピンを訪れるのは2回目の訪問でした。
子どもたちは前回と変わらずパワフルで
元気いっぱいに私たちを迎えてくれました。
「また来てくれてありがとう!」と言ってくれる子が
たくさんいて嬉しかったです。
 地震から数ヶ月たち、
子どもたちスタッフさんが前と変わらず元気なのを見て
安心しました。
ですが、建物のダメージはそのままのところが多く、
学校、教会も仮設のものでした。
スタッフさんが「地震が起こったときは世界が終わるかと思った!」と
おっしゃっていて、今回の地震の大きさを感じました。
キャンプで生活している人たちへ炊き出しをしに行った時、
MCLの奨学生になることになった家族に出会いました。
父親は新しい家、教会、畑が
地震で壊されたことで、悲観的になり自殺したそうです。
お家と教会を友さんと共に訪れましたが、
壁がずれ落ちたように、激しく崩れていました。
衣服や家具などはそのままで、
みんなが暮らしていたことが想像でき胸が苦しくなりました。
 地震によって家に戻れないキャンプの人たち、
親が居なかったり、経済的
な理由でMCLで生活する子供達は
辛い経験をしながらも明るく、気丈に暮していて尊敬します。
やっぱり、人との繋がり、家族は大切だなと改めて感じました。
子供たちは、MCLのみんなは家族だから寂しくないよと話します。
私のことも家族の一員のように受け入れてくれて、
楽しい日々を過ごせました。
またMCLの友達に会える日を楽しみにしています。

   


避難所での炊き出し  



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

2020年3月7日(土)
マキララのラグディクの避難所で、
日本人の訪問者の方々が
炊き出しをして下さいました。
また、MCLの奨学生たちが、
絵本の読み語りをし、
日本のSB Heartstation様が送って下さった
約150足の靴を、
避難所の子どもたちに渡しました。

皆様のあたたかいお心遣いに、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年3月23日)

  
 

マキララ地区ラグディクの避難所
 

2019年10月29日の地震以降、
避難生活が続いています。
 

日本から来た
大学生の訪問者の方の寄付で、
炊き出しをしました。
 

ご飯を炊いて、
鶏肉のおかずを作ります。
   
     


MCL奨学生たちによる、
絵本の読み語りのプログラム 
 

絵本を読むだけでなく、
一緒に歌ったり踊ったり、
みんなで楽しみます。
 
     
     


 「大きなキャッサバ芋」の劇
 

日本から来た大学生たちも、
参加して下さいました。
 


 プログラムの最後に、
おやつのパンを配ります。
   
     
 

避難所の子どもたちに、
実際に絵本に触れてもらいます。
   
     
 

日本の、SB Heartstation様から
送っていただいた靴を、
避難所の子どもたちに渡します。
 

床に広げて、サイズに合った靴を
選んでもらいます。
 

SB Heartstation様、
たくさんの靴を送って下さり、
ほんとうにありがとうございます。
     

参加した奨学生

お疲れ様でした!


  靴のプレゼント



現地スタッフの宮木 梓です。

2020年2月27日(木)
プレジデント・ロハスの
ラウィタンで、
子どもたちと保護者の方
合わせて約100名に、
靴をプレゼントしました。

靴を贈って下さった
SB Heartstationの皆様に、
心よりお礼を申し上げます。

  
 

ラウィタンへは、車で入れません。
小舟に乗って川を渡ります。

 

向こう岸に到着
 

バイクタクシーに
靴の入った袋を乗せて運びます。
 

山を登って・・・
   

やっと到着!

MCLの建設支援で建てられた
保育所があります。


 子どもたちがサイズに合った靴を
選べるよう、丁寧に並べる
スタッフたち
   
 

靴を受け取った子どもたち
   

お父さんたちも、
スニーカーをもらって
うれしそうです。
   

SB Heartstation の皆様、どうもありがとうございます!


  被災地の子どもたちへ、靴のプレゼント

  

現地スタッフの宮木 梓です。

2020年2月18日(火)
キダパワン市のマノンゴル小学校の
幼稚園から小学4年生までの
子どもたち約220人に、
長靴と靴を
プレゼントしました。

マノンゴル小学校は、
MCLに暮らす子どもたちも通う
小学校です。

昨年の震災で校舎が使えなくなり、
テントで授業をしています。

子どもたちに渡した靴や長靴は、
日本のSB Heart Stationの皆様が送って下さっが
送って下さいました。

心よりお礼を申し上げます。
(2020年2月22日)



仮校舎のテントで
授業を受ける小学生
 
   

僕の教室
     


先生に手伝ってもらい、
足に合う靴を探す 
   
     
     
     
     
   

靴を配って下さった
MCLのスタッフと訪問者の方、
学校の先生
 
  
 

SB Heart Stationの皆様、本当にありがとう!

この靴を履いて、学校に行きます!


 ロデロの避難所での物資支援 



現地スタッフの宮木 梓です。

2020年2月17日
マキララ地区バランガイ・ロデロの避難所で、
約310家族への救援物資
(お米3キロ・歯磨き粉・
トイレットペーパー・シャンプー・
洗濯石鹸・体用石鹸・
生理用ナプキン・
ハプラスという薬草入り油・
コーヒー・ビスケット)
配付を行いました。  

今回の救援支援は、
立正佼成会から寄託されたお金で
購入されました。

ミンダナオ震災の被災者ご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年2月22日)



MCLから車で1時間程の
バランガイ・ロデロのテント村
 
   
     

トラックの荷台で準備する奨学生
 

避難所の家族のリストの名前を
呼びながら、
一人ひとりに手渡していく
   
 

月曜日に授業のない
奨学生も参加
   
     


日本からの訪問者の方も
参加して下さいました。 
 
 
     
     
     
     
  
 

日本の皆様のご支援に、
深く感謝をいたしております。



ウォーターフォールスの避難所での読み語り  



  こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

2020年2月8日(土)、
震災で住めなくなってしまった
マグペットのボンゴラノン村の
ウォーターフォールスの避難所で、
絵本の読み語りと炊き出し、
救援物資の配付をしました。

皆様からの震災緊急支援に、
深く感謝をいたしております。
(2020年2月12日)



 救援物資をトラックに積み込む
 

MCLから車で1時間弱

現地に到着
 

読み語りで子どもたちが座る
ビニールシートを運ぶ


出番の前に、
最後の練習 
 

こんにちは!MCLです!

今日は一緒に
歌って踊って楽しんでね!
 

読み語りプログラムの始まり
     
 

子どもたちにも実際に
絵本に触れてもらう
   


 保護者の方にくじを引いてもらって、
九州の久保山さまが送って下さった
鞄と靴を、子どもたちに渡す
   
     
     
 

読み語りの間にスタッフが
炊き出しのチョコレート粥を
作る
   
     

残ったお粥を味見


救援物資の配付 
 

一家族ずつ名前を呼びながら
手渡していく
 
     
     


  この日は、
立正佼成会から寄託されたお金で準備した
救援物資のセット
(お米3キロ・歯磨き粉・
トイレットペーパー・シャンプー・
洗濯石鹸・体用石鹸・
生理用ナプキン・
ハプラスという薬草入り油・
コーヒー・ビスケット)を
約200家族に
渡すことができました。

ルソンでも火山の噴火が起こり、
災害支援がミンダナオからルソンに移る中での
物資配付は大変喜ばれています。

心よりお礼を申し上げます。



 地震前まで
ウォーターフォールスの人々が
住んでいた集落
   

MCLに戻る前に、
滝つぼで水遊び


参加した奨学生とスタッフ  
 

日本からの訪問者の方も、
3名参加して下さいました
   

 

お昼ご飯
   
     
 

トラックと四駆に乗って
帰る
   

お疲れ様でした!


マラブアン避難所での読み語り  



  こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

2020年2月1日(土)、
マキララ地区のマロンゴンに住んでいた人たちが
避難生活をしている、
マラブアン避難所で読み語りをしました。
(2020年2月6日)

 

避難所の様子
   
 

こんにちは!
MCLです!
 

避難所の子どもたちも、
一緒に踊って楽しみます。
 
   

まずは、お姉さんが
お話するよ。
 

「サンパギータのくびかざり」
のお話をする奨学生
     
     


 絵本の読み語りの間に、
おやつの準備
 

大鍋2つに
チャンポラード
(チョコレート味の甘いお粥)を
作ります。
 


それぞれの暮らしているテントから、
マグカップやお皿を取ってきてもらって
よそっていきます。 
   
     
     
     

救援物資の配付  

  
この日は、
立正佼成会から寄託されたお金で準備した
救援物資のセット
(お米3キロ・歯磨き粉・
トイレットペーパー・シャンプー・
洗濯石鹸・体用石鹸・
生理用ナプキン・
ハプラスという薬草入り油・
コーヒー・ビスケット)と、
SB Heart Stationの皆様が送って下さった
靴や長靴を、
約250家族に配りました。

立正佼成会の皆様、SB Heart Stationの皆様のご支援に、
心よりお礼を申し上げます。

 

MCLで事前に
1家族分ずつ支援物資のパックを作る
スタッフと子どもたち
 

ダバオで購入した物資
 
   

「トランステック」で送られた靴を
トラックに積み込む奨学生
 
 

リストの家族の名前を読み上げる
ソーシャルワーカー
 

混乱と2重に受け取るなどの
不公平を避けるため、
一人ひとり名前を呼んで手渡します。
 
     
     
     
     
     
 

お米やビスケット、石鹸を
どうもありがとう!
 

さっそく
もらった長靴で帰る
子どもたち


日本の皆様からの
震災緊急支援に、
重ねてお礼を申し上げます。


ボラカノン避難所での読み語り  



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

2020年1月30日(木)、
マキララ地区のボラカノン高校の避難所で、
絵本の読み語りと炊き出し、
支援物資の配付を行いました。

ボラカノン避難所は、
昨年10月末の地震で地滑りが起き、
集落に住めなくなってしまった
バランガイ・バトに住んでいた人たちが
避難しています。

移住地が見つかり
生活の目途が立つまでは、
テント生活が続くため、
持続的な支援を必要としています。

MCLは、大規模な支援活動はできませんが、
支援を必要としている被災者の方々へ、
息の長い支援を続けて行く予定です。

日本の皆さまからのご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年2月3日)
  
 

木曜日に授業のない
高校7・9・11年生奨学生
(日本の中1・中3・高2)が参加
 

マキララのボラカノン高校の校庭に
作られた避難所
 

避難所の子どもたちへの
絵本の読み語り
     
     
 

読み語りの間に
おやつのチャンポラード
(チョコレート味の甘いお粥)を
作るスタッフ
 

他の団体が炊き出し支援で
食中毒を出してからは、
現地調理しか許可されていません。
 
     
 

救援物資の配付
 

立正佼成会の皆様から寄託され、
ダバオで購入した物資を
配付します。
 

この日は約380家族に配布

リストに従って、
一人ひとり名前を確認しながら
手渡します。
     
     
     
     
     


  救援物資のセット
(お米3キロ・歯磨き粉・
トイレットペーパー・シャンプー・
洗濯石鹸・体用石鹸・
生理用ナプキン・
ハプラスという薬草入り油・
コーヒー・ビスケット)

を受け取って、嬉しそうな人々

ルソンで火山の噴火があり、
ミンダナオへの支援が減っているとのことで、
大変喜ばれました。

被災地支援を寄託して下さった
立正佼成会の皆様、
被災地緊急支援を送って下さった皆様に
心より感謝を申し上げます。


 

参加した奨学生やスタッフ
   
   

暑い中、
お疲れ様でした! 


震災の被災者支援  



 こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

10月末の地震から3か月近くがたち、
余震はずいぶん減りましたが、
未だに家に帰れず、
避難生活を続けている人たちが
たくさんいます。

1月18日(土)の
マキララ地区バランガイ・カワヤノンでの
被災者支援の様子です。

皆様からのご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
(2020年1月22日)
 


こんにちは!MCLです!
今日は一緒に楽しんでね!
 
 

まずは、避難所の子どもたちへ
絵本の読み語り
 
     
     
     


読み語りの間に、
子どもたちへの炊き出しの
甘いお粥を作る
スタッフたち 
 

大鍋2つ分のお粥を準備
 


読み語りの後は、
支援物資を配付

 
 

テントで生活を続けているために、
蚊帳と毛布を配りました。
 

名前のリストを一人ひとり呼びながら、
277人に配りました。
     
     



物資を受け取った方々。

日本の皆様からのご支援に、
深く感謝をいたしております。
  


  読み語りと支援物資の配付



明けましておめでとうございます。
現地スタッフの宮木 梓です。

2020年1月16日(木)、
昨年の地震の被害の大きかった
マキララ地区のサントニーニョで
読み語りと支援物資の配付を
行いました。

日本の皆さまからの
被災者ご支援に、
心よりお礼を申し上げます。

今年も
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(2020年1月18日) 
 
 

朝7時半に
MCLを出発
 

木曜日に
授業のない奨学生たちも
参加しました。
 

サントニーニョの避難所


奨学生による
絵本の読み語りの始まり
 
 

お話だけでなく
歌や踊りを
みんなで楽しみます。
 
     
     
     
     


支援物資の配付 
 

リストに従って、
名前を一人ひとり呼びながら
渡していきます。
 
     
   

皆様からのご支援に、
心よりお礼を申し上げます。
 


里親からのクリスマスプレゼント  



  こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

クリスマスからお正月にかけて、
支援者の方から里子たちへ
クリスマスカードや
プレゼントが届きました。

子どもたちへの
あたたかいお心遣いに
心より感謝を申し上げます。
(2020年1月18日)

     
     
     
     
     
     
     
     


震災で被災した
MCLのメインハウスでは、
補修工事が始まりました。
 
 

皆様からのご支援に、
深く感謝をいたしております。


MCL本部での物資配付  



こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

12月20日(金)の午後、
MCL本部のある
キダパワンのマノンゴル村の
被災者の方々
へ、
救援物資
(お米3キロ・歯磨き粉・
トイレットペーパー・シャンプー・
洗濯石鹸・体用石鹸・
生理用ナプキン・
ハプラスという薬草入り油・
コーヒー・ビスケット)
の配付をしました
(約300家族)。


この日の物資も、
立正佼成会からのご支援で
配付することができました。

心よりお礼を申し上げます。
(2019年12月22日)


  
     
     
     
     
     
     

いい年末をお過ごしください。
2019年の活動報告を見たい方は、ここをクリック


サイト全体の目次INDEXGo!