戦争と平和構築
2016年の記録から(1)



日本から来る若者たちにも
1 海のMCLを建てよう GO!
2 海の下宿小屋を建てようと思った理由 GO!
3 日本から来る若者たちにも GO!
4 村はずれに土地を購入 GO!
5 サンタマリアの市場 GO!
6 ゆめポッケを配った GO!
7 読み語りが始まった GO!
8 歌や踊りや劇も披露する GO!
9 ゆめポッケの配布が始まった GO!
10 ゆめポッケをもらって、大喜びの子どもたち GO!
11 配布した子の家を訪ねた GO!
12 訪問してきた支援者の方々と一緒に GO!
13 支援している子に会えた! GO!
14 子どもたちの生活が見えてくる GO!
15 一番不振に思われるのが GO!
16 あるマノボ族の村では GO!
17 村にいくからには GO!
18 子供たちと庭の掃除とイモ堀 GO!
19 マノボ族の文化を特別調査 GO!
20 親のいない子を奨学生に! GO!
21 奨学生候補の状況調査に GO!
22 北海道と四国を合わせたほどの島 GO!
23 学用品も届けます GO!
24 ソーシャルワーカーの研修生たち GO!
25 泣きだした少女 GO!
26 支援している子と一緒に GO!
27 日本文理学院と東大修士の若者訪問記 GO!
28 サンタマリアの海辺の村へ GO!
29 浜を歩いて学校へ GO!
30 まずは高校へ行き GO!
31 クラクシン村に戻り GO!
32 夜は漁民の家に分宿 GO!
33 山のマノボ族の村キアタウに宿泊 GO!
34 真の友情は、ちまたで培われる GO!
ju1
海のMCLを
建てよう!


ミンダナオ子ども図書館は、
本部が北コタバト州の
キダパワン市の郊外に
位置している。

ミンダナオの首都ダバオ市から
フィリピンの最高峰アポ山を右に仰ぎ、
左を海に沿って車で走り、

デゴスDigos市から
アポ山麓を巡って右に入り、

マキララMakilalaの峠を越えて
アポ山の裏側の町に着く。
高原の学園都市、
それがキダパワン市だ!

そこを中心に、
さらに西に行くとイスラム地域。
アポ山麓を巡って北東の山に入ると
原住民のいる
アラカン地域がある。

しかし、デゴスから左へ、
海沿いに南に下っていくと、
サンタマリア市から
海に突き出した半島を超えると
クラクシン村に着く。


イスラム地域には、
リグアサン湿原など広大な大自然があり、
絶句するような
太古の美しさに満ちているけれども
反政府地域でもあるがゆえに、
訪問者は、容易に入れない。


東北のアラカン地域は、
先住民族のマノボ族のすむ
山岳地域で、

ここにはMCLの山の宿舎があり、
周辺の村の一つ
電気も無いマノボの村キアタウには、
訪問者も泊まれるようになっている。

かつては、
とても外国人の入れる場所では
なかったけれども、
MCLの奨学生も多く保育所も建設し、

さらに、ラナコランには
遠かったり三食たべられなくて
学校に通えない子たちが住んで、
近くの学校に通える
MCLの下宿小屋がある。

下宿小屋には、
日系人のジケロ君家族が
スタッフとして住んでいて、

20人ぐらいの子どもたちの
面倒を見ていて
ぼくたちは、
山の下宿小屋と呼んでいる。

それに対して、もう一つ、
海の下宿小屋を作ろうという計画が
かつてからあり、
今回、サンタマリアのある漁村の外れに
土地を購入した。




ju2
海の下宿小屋を
建てようと思った理由


海のMCL(下宿小屋)を
建てようと思った理由は、
いくつかある。

1,
毎年数回、
MCLに住んでいる子供たちと
海に遊びに行くようにしている。


特に、夏休みやお正月には、
家庭環境が複雑で、
帰郷できない子たちが
寂しいから海に行くけど、

いわゆる外国人向けリゾートは、
なんだか現地の生活から乖離した
金持ちの集う不自然な空間で
好きになれない。

どこかに、
開発されにくい、
素朴で自然な漁村があれば、
そこに下宿小屋を建てたいと思った。

そうすれば、
現地の貧困家庭の孤児たちを救えるし
ときどき、
MCLの子たちも泳ぎに行ける。


ju3
日本から来る
若者たちにも


2,
それから、
日本から来る若者たちにも
いわゆるリゾートでは無く、

素朴な漁村の
生活体験をさせてあげれば、
どんなにか心が癒やされることか。



ちょうと、山の下宿小屋の近くの村
電気も無い
マノボ族の集落
キアタウ村での生活体験のように。

MCLに行くとちゅうの
ディゴスの郊外ならダバオ州に属しており、
日本政府の指定の
海外での危険度も低いし・・・

そこで偶然見つけたのが、
サンタマリアから
半島の海沿いと山を、
4輪駆動の車で超えたこの村だった。

ここでは、イスラム教徒と、
先住民族とクリスチャンが
仲良く暮らしていて、
まるでMCLのようだ。



小さな小さな
個人のリゾートがあるけれど、
ほとんど小舟でしか入れない。

信じられないくらいの
真っ白な砂浜。
それに、
漁民たちの生活が素朴だった。

ここに奨学生が住めば、
浜辺を抜けて、
小学校と高校にも通えるから
下宿小屋を作るにはうってつけだ。


ju4
村はずれに
土地を購入


信じられないほどの
真っ白な砂浜
そして、素朴な漁民と子どもたち。

偶然この地を訪れて、
村人たちと親しくなり
保育所が酷かったので、
MCLで建てた。

その後、子どもたちと
テントを持って泳ぎに行ったり、
日本から来られた、
訪問者や若者たちも
この村の漁民の家に民泊して
寝食をともにした。

日本で有名なカヌーの野田さんたちと
カナダのユーコン川を下った
身障者カヌーの吉田さんも、
ミンダナオ子ども図書館の日本の理事で
この海でシーカヤックを楽しんだ。


この地で
漁民とカヌーで漁に出かけ
そのおかげで、心が回復していく
青少年も多い。

村の保育所が
酷い状態だったので
保育所もMCLで建ててあげた。

サンタマリア市の市長や福祉局
行政機関とも連携して、
山の先住民の地域にも足を運び、
すでに4ヶ所の保育所を建てた。

また、貧困家庭のなかでも
特に孤児や片親、
崩壊家庭の子たちを
奨学生にとってきた。

そのような繋がりからも
村人たちも、
ぜひぜひMCLに来てもらい、
ここに、下宿小屋を建てて欲しい!
という、要望が生まれてきた。


そこで、
土地を手放しても良いという方から、
村の一番外れの落ち着いて静かな場所に、
下宿小屋を建てるための
土地を買うことにした。


先日、
土地の測量を終えて
弁護士を交えて話し合いを持ち、
購入を完了した。



ju5
サンタマリアの
市場


サンタマリアにある市場も
生活の臭いがあって
心が温まる。

ぼくが子どもの頃の東京は、
荻窪駅前にも市場があり、
このような
風景があったのを思いだす。


ミンダナオに帰ってくると
心からホッとするのは、
子どもの頃にあった、
こうした人情味にあふれた、
風景を思いだすからだろう。


本当の幸せや、
生きている喜びは、
物やお金だけでは、
手に入らない?

ちまたの生活の臭い。
壁を作らない
隣人愛や友情、そして
家族の愛のなかにある?





海と山の
下宿小屋の映像
海の下宿小屋に!
山の下宿小屋に!
サンタマリアの 海辺で遊ぶ子どもたち!

ju6
ゆめポッケを配った

仏教団体
立正佼成会の子どもたちから
送られてきた
ゆめポッケを配った。


山に追われて
貧困生活を強いられている
原住民の集落だけでは無く、


毎年のように起こる戦闘で、
避難を余儀なくされるような
厳しい地域の子どもたちや、

都市近郊の
海に張り出した
貧困地帯の子どもたちにも、

MCLでは、毎年
立正佼成会から送られてくる
ゆめポッケを
届けさせていただいている。

ゆめポッケは、
日本の子供たちが一食ぬいて、
お金を貯めて、
それで、世界の貧しい子どもたちに、
学用品やぬいぐるみを買って、

親たちが手作りした
色とりどりの
巾着袋にいれてわたす、
愛と友情の支援活動!

心のこもった良い活動なので、
長年、MCLでは、
ゆめポッケの配布を
お手伝いしてきた。


ひとつひとつに、
贈り物を選んだ子どもたちの想いや願い、
そして、手作りで巾着袋を作った
親たちの気持ちがこもっていて、


それが、
現地の子どもや
親たちにも伝わっていく。
本当に喜ばれる贈り物だ。

MCLが来たよ!
ゆめポッケくばるよー!
大喜びで駆けよってくる
子どもたち。



ju7
読み語りが
始まった


ゆめポッケを配る前に、
まずは、
MCLの基幹となる読み語りをする。

絵本を読み語るのは、
ミンダナオ子ども図書館の奨学生たち!



原住民の住む、山の貧困は大変で、
毎日、ご飯を食べるのも難しく、
山芋やカエルを
食べて育った子どもたち。


兄弟姉妹も平均して7人で、
小学校にも行けず、
父さんや母さんを助けるために、
川で洗濯をしたり、


料理のための
薪を集めて
家族を助けたり。


そうやって、
助けあいながら、
山で育った子どもたち。



ju8
歌や踊りや
劇も披露する


お話しだけでは
なくって、
歌や踊りも披露する。

歌は必ず、
原住民の歌、
クリスチャンそしてイスラムの歌を
みんなで歌う!

そして、最後に
「おおきなカサバイモ」の劇もする
「うんとこしょ、どっこいしょ」



原本は「おおきなカブ」だけれど、
このような山では、
子どもたちは、
カブなど見たことも無い!

いつも山で、
食べるために掘るのは、カサバイモ!
カサバイモの抜き方なら
子どもたちは、誰でも知っている!
だから、劇の名前は、
「おおきなカサバイモ」にした。

猿も出てきて
「うんとこしょ、どっこいしょ」

最後は、ネズミが出てきて
カサバイモのまわりをコツコツ掘って、
「抜けたーーーー!」


絵本のお話が、
実体験と重なって演じられる!
真にお話が生きている世界
ミンダナオ!



ju9
ゆめポッケの
配布が始まった


読み語りの後に、
いよいよ
「ゆめポッケ」の配布を開始。

まずは、ポスター写真を見せながら、
日本の子どもたちが
一食ぬいてお金を貯めて、
どのようにゆめポッケを作っていくかを
ソーシャルワーカーのアイリーンが語った。



語り終わってから、
いよいよ
ゆめポッケの配布がはじまる。

本来、立正佼成会から、
親子連れで来られて、
ゆめポッケを子どもたちが直接
現地の子供たちに配るのだけれど、

今回は、
情勢も考えて延期して
立正佼成会の代表の方が訪問されて
ゆめポッケを配布された。

 
MCLの子どもたちに混じって、
私の二人の娘たちも
子どもたちに
ゆめポッケを渡した。


MCLの子どもたちは、
親がいなくなったり、
さまざまな孤独やトラウマを
持っている子たちだけれど、
こうした活動をすることで、
逆に、生きる力を培っていく。

子どもたちの
喜ぶ笑顔に出会って、
大きな生きる喜びを感じる
訪問者の方々!


友情と愛こそが、
生きる力!


今回は、
日本から来た訪問者や
若者たちも参加して
喜びを体験した!



ju10
ゆめポッケをもらって、
大喜びの子どもたち



ポッケを開いて
見せあって、
早速
おもちゃで遊び始める!


ゆめポッケを開いてのぞいて
中に入っている、
学用品やおもちゃ、
ぬいぐるみを
取り出して喜ぶ子どもたち。


現地の子供たちにとって
ぬいぐるみなど、
ほとんど夢のまた夢。

古着を渡しているので
服は多少良いけれど、
鉛筆や色鉛筆、
クレヨンや定規も買えない。

このゆめポッケの活動は、
さらに現地に親子が訪れて、
直接手渡すことで、
さらに深い意味を持つ体験となる。

帰る時には、
日本子たちと現地の子供たちは
抱きあって泣く。

こうした体験を通して
日本の子供たちや若者たちも、
現地の子たちから
生きる喜びと力を受けとって、
心を成長させていける
場所にしようと思っています!


みなさん、
いつでもいらしてくださいね!
宿泊費は、とりません。

訪問希望の方は ここをクリック!

ju11
配布した子の
家を訪ねた


ゆめポッケの
配布が終わって、
配布した子の家を訪ねた。

家は、
貧しくて
ほとんど竹で出来ている。


平均して7人の子がいて、
家具も無ければ
食器もあまりないけれど、
お金では買えない、幸せがある?

立正佼成会の代表の方々が
家族にインタビューされた。

ゆめポッケをもらって
大喜びの子どもたち。


配布が終わって
大喜びの
MCLの子たちと訪問者。


 ゆめポッケ
17分
 
映像を 見たい方は ここをクリック

ju12
訪問してきた
支援者の方々と一緒に

ミンダナオ子ども図書館のある北コタバト州は、
日本政府の指定する
危険地帯になっていて、
キダパワン市は、
現地では安全だと言われているけれど、
MCLでは、訪問者は、
単独で歩かないようにお願いしています。

市内であっても、
必ずスタッフや奨学生達が同行!
MCLの訪問者のポロシーは、
下に紹介しましたのでご覧ください。
訪問希望の方は ここをクリック!

MCLの活動は、読み語りなどは、
本部に住んでいる
奨学生の子供たちと一緒に
山の村を巡ります。

その帰り道に、
時には川で水浴びして
自分自身を洗濯したり・・・


時には、
倒れて妨げになっている
木を切ってよけながら、


山奥の村の
奨学生の子供たちに
会いに行きます。



ju13
支援している
子に会えた!


奨学生を支援してくださっている方の場合は、
必ずその子のいる学校と家を訪ねて、
支援している奨学生に
会えるようにします。



車で数時間かけて山々を巡っていくので、
その途中で、
別の奨学生にも会ったり、
病気だった子どもの
病後の経過を確認したり、


学用品を届けたり、

村の状況を見て
病気の子がいないか等、
何に困っているかを調査します。

訪問者も、
危険地域を除いて
同行できます。



ju14
子どもたちの生活が
見えてくる


訪問者の方々も、
日々の活動に同行することで
現地の子供たちの
真の生活が見えて来ます。


日本では、
スタディー=勉強が重要で。
海外を知るための
スタディーツアーが盛んなようで、
私たちもずいぶんいろいろなところから
要請を受けました。


経済的な恩恵もあり
真剣に考えた時期も
ありましたが、

しかし、
ひたすら子どもたちに目を向けて
連日のように活動をし、
しばしば、
緊急の医療や戦争避難民救済に
駆け回っていると、


スタディーツアーの
お客様を
接待している暇もなく、

現地で訪問者が、
村の人々に質問をする時間などを設定すると、
場所によっては、
「何の目的出来たのか・・・?」
と不信感を持ってみられるほど、
外国人など見たこともの無い村の人たち。



ju15
一番不振に
思われるのが


一番不振に思われるのが、
鉱物資源を調査しに来たのだろう、
という不信感です。

事実、最近山で起こるのが
ニッケルなどの
レアメタルの発掘調査。

これに反対した
マノボ族の酋長が殺されて、
その娘さんが、
MCLの奨学生になっています。

その後、
娘は母親を守るために
奨学生を辞めて農業に同行。

しかし、母親から、
「私も殺されるかもしれない。
下の子たちを、奨学生に受け入れてください!」
と言われて、受け入れたのですが、
2020年に母親も、殺されました。

最初の奨学生だった
娘さんは、結婚しましたが、
その下の子どもたちを
奨学生に受け入れています。




ju16
あるマノボ族の
村では


あるマノボ族の村では、
保育所建設を決定したのですが、
その後、
私は、日本政府が
開発調査に派遣した要員だ、
という噂が流され、


再訪したときに
村の全員が恐怖で逃げて
村には子ども以外は、
誰一人いない事態。

そこで、
理事でマノボ族の酋長で牧師でもある
ガボン氏と、懇意の現地の酋長とで、
再度、村に行き、
悪霊払いの儀式をしました。



そういった深層の背景が、
まったく解っていない日本人の訪問者が、
ただ村に入って、撮影したり質問したりしたら、
村人はどれだけ警戒し
疑うことか・・・



ju17
村に
いくからには


私たちは、
どこの村を訪れるときも
ただ「見学」に行くような行為は、
危険であるが故に行いません。

村にいくからには、
その村の人々、
とりわけ子供たちにとって、


奨学生の採用や読み語り、
医療や保育所支援や、
古着の配布など・・・、
何らかの良い理由があり、


それを事前に、
コンタクトパーソンを通して
村に通達して、

さらに、現地に通じている人や
現地の人々も良く知っていて信頼できる人、
あるいは現地出身の
奨学生の子供や若者やスタッフに同行してもらい
一緒に行きます。


そうすると危険地域の人々でさえ
「何とかちゃんが、帰ってきたよ!」
「MCLが、読み聞かせに来たよ」
「古着を持って来てくれたよ!」
などといって、大歓迎して迎えてくれます。
そうした配慮が大切です。


それゆえに、MCLは、
基本的に現地では不自然に
受けとられかねない
スタディーツアーなどは行わず。

自分の支援している
奨学生に会いに
活動にいっしょに着いてきた訪問者
として同行してもらい、
村人たちに紹介します。



ju18
子供たちと、
庭の掃除とイモ堀

訪問者の若者が、
子供たちと、
庭の掃除とイモ堀をした。


ミンダナオ子ども図書館では、
支援者から送られてくる支援金を、
できるだけ教育費や避難民救済、
そして
貧しくて薬も買えない子たちを
救うための医療に充てようと、


子どもたちは、
自分たちのごはんとおかずを
出来る限り自給して、
活動費に充てることを目指しています。

お米は、
水田を購入して、

本部や下宿施設や
山の下宿小屋などに住んでいる
小学校から大学生までの奨学生たち、
ほぼ250人分の米を
自給しています。


水田での米の自給に並行して、
子どもたちも
少しでも自分たちの力で
自給できるようにしたいと考えて、
MCLの敷地内に食材の野菜や果物を植えて
育てています!


貧しい子どもたちですが、
山でお父さんやお母さんを手伝って、
小さいときから
野菜を育てたり、

ヤマイモ(カサバイモ)を
掘ったりしてきた
経験があるせいか、


本当に、楽しみながら
見事に畑仕事をこなしていきます。
嫌な顔をする子は、一人もいない!

2021年には、
ご寄付によって、精米機も設置されました。
感謝です!

今後も
何とか水田を10ヘクタール加えて、
食材の購入も寄付を使わず、
スタッフの家族や訪問者の食費も
自給できるようにしたいと思っています。


ju19
マノボ族の文化を
特別調査


理事で酋長で牧師の
ガボン氏をたずねた。


先住民族の
文化調査が目的で来られた方。

訪問の目的が、
現地の人々にとって意味のある
調査などの場合は、
特別な計らいで、計画をお立てします。

過去、
文化人類学者の増田氏などを
現地の先住民族の方々に紹介しています。


本も
出版されています。



現地の取材など、
可能な限りお役に立ちたいと思いますが、
状況や内容によっては、
不可能な場合もあります。



サンタマリアの映像
漁村をぬけて岬へ

 映像を 見たい方は ここをクリック
サンタマリアの映像
村の子供たち

 
映像を 見たい方は ここをクリック 
美しい白浜と海
サンタマリアに寮を!

映像を 見たい方は ここをクリック
サンタマリアの浜で遊ぶ
地元の子どもたち

映像を 見たい方は ここをクリック
訪問希望の方は ここをクリック! 
ミンダナオ子ども図書館 支援方法
ju20
親のいない子を
奨学生に!


帰りに、
マノボの集落を訪問
親のいない子を奨学生に!


今回、
先住民の取材で来られた方と
帰りがけに、ひさしぶりで
マノボ族の集落を訪れた。

ここは、
山岳地では無いけれども、
平地の良い土地を移民に取られてしまい、
斜面にかろうじて家を建てて、
土地を持っている
移民たちの畑や田んぼの草刈りや、


家々をまわって、
洗濯物を集めて洗濯をして、
日銭を稼いでいる、
マノボの人々が、集まっている集落。


学校まで、
3時間近く歩かなければならない。
それゆえに、
お弁当も持って行けない極貧の子たちには、
学校に行くことすら辛いこと・・・。


すでに、
10年にわたり
奨学生をここから採っていて、
大学を出た子もいるけれども、

中高校や小学校でストップして
結婚した子も多い。
でも、何よりも大事なのは、
幸せになってくれること!


MCLでは、
保育所も建設しているけれど
生活はいつも大変。

今回も
状況を見るために
訪問者といっしょに訪れて、
いろいろな話をうかがった。

そして、最後に、
親がいずに、
学校に行きたくても行けない少女を2人
奨学生候補に決定した。
候補と言っても、
まだ支援者はいないけど、
すでに奨学生としての採用した。


ここから学校に通うよりも
「ミンダナオ子ども図書館に住みたい!」
という、本人の強い希望と意志で、
MCLに住んで、
近くの学校に通うことになった。


村では、
親のいない子も放っておかず、
「仕方がない、うちに住みな!」
と、引きっとって、
一緒に住まわせたりするのだけれど、

自分の子だけでも7人以上いて、
学校に通わせるのも大変なのに、
預かっている子を学校に行かせることなど
無理な話。


そんな子たちが
MCLに80人ほど住み込んで、
近くの学校に通えるようにしている。



ju21
奨学生候補の
状況調査に


親がいず、厳しい環境の子で、
学校に行きたくても
行けない子がいる話が聞こえてくると、
私たちは、
スカラシップに採る前に必ずその子の家を訪ね、
状況を調査します。


スタッフは、
ほとんどがMCLの
奨学生だった子たちです。

下のスタッフは、
マノボ族のローズマリー。
現在は、スカラシップセクションのリーダー!


現在スカラシップの子たちは、
500名以上。

今年は、フィリピン政府が、
今までは、小学校を6年で卒業して、
その後ハイスクールを4年間で卒業すれば、
大学に進学できたのに、
ジュニアハイスクール4年にさらに
シニアハイスクールを2年を加えて、
ハイスクールを合計6年制にしたために、


大学進学に燃えていた子が
ショックを受け
停止する子が多く出ました。

理由は、
学校に行けなかった子の場合は、
クラスの中でも、
他の子より年齢が高いケースも多く、
保護者からも、本人の希望からも、
大学に行かせるよりも、働かせたい、働きたい!


結婚させたい、結婚したい!
(こちらの結婚年齢は、16歳から18歳)
そんな希望と焦りが出てきたためです。

将来の事を考えると、
仕事を探すにしても大学に行った方が良いよ・・・
大学で彼氏を探して結婚したら?
というのですが、


年下の兄弟姉妹たちも一生懸命に働いて、
家庭を支えている様子を見て、
いたたまれなくなるようです。


今、MCLでは、
140名ほどの奨学生が、
まだ支援者や里親がいません。

しかし、
どうしても現地に置いておけない子たちや、
アビューズがあって保護の必要な子たちは、
無理してでも採用するので、
これだけ多くなってしまいました。


皆さん、
お願いします。
自由寄付でも助かります。

支援方法のサイトへGo!


ju22
北海道と四国を
合わせたほどの島


ミンダナオ島は、
北海道と四国を合わせたほどの
大きさの島で、

ミンダナオ子ども図書館の
活動範囲は、
東はダバオ湾の半島から、

西はイスラム教徒の多いピキット
リグアサン湿原地帯を経て
コタバト市まで。

北は
アポ山山麓のマグペットから、
原住民の住むアラカンや
ブキッドノン。

南の海岸沿いは、
海の下宿小屋がある
サンタマリア等々。

とりわけ、
四角で囲った部分が、スカラシップ、植林、
保育所、戦争避難民救済などで
活動してきた範囲です。

MCLの本部がある場所が、
下の地図上で、
⑪と出ているKidapawan市の郊外で、

活動範囲は、
キダパワンを中心に広がっていると
思っていただければ良いかと思います。

下をクリックしてくだされば、
拡大して
みることが出来ます。

ミンダナオ子ども図書館は、
行動範囲だけではなく、
保育所建設などの活動範囲が、

北コタバト州からダバオ州、
マギンダナオ州にまで広がってきたので、
現在マニラの福祉局と話ながら、
北コタバト州ではなく
フィリピン政府の直轄のFoundation
NGOとして、


フィリピン全体で
活動できるように動いています。
ほぼ、マニラとの話も詰めに入り、
最終調整の段階です。

MCLの現地スタッフが、
ソーシャルワーカーや理事、役員も含めて
しっかりと動いています。

妻でディレクターのエープリルリンが、
全体をしっかりとマネージして、
時には政府から頼まれて、
NGOの集会で講演もしています。

2018年の時点で
フィリピン政府直轄のNGOとなり、
活動許可範囲は、フィリピン全体になりました。
セブ、ルソン島など、
フィリピン全域での活動が許可されています。



ju23
学用品も届けます

活動範囲が広いので
調査と平行して、
学用品も届けます。



とにかく、活動範囲が広く、
奨学生候補を調査すると同時に、
すでに奨学生の子どもが、
困窮していないか、


また、
何らかの理由で学業を停止していなか、
スカラシップ担当のスタッフと
ソーシャルワーカーが、
子どもに会いに
現地の学校や家をたずねます。


(ソーシャルワーカーも3人いて、
そのうち2人は、卒業生たち・・・)

本来ならば、
携帯で連絡を取ったり、するのでしょうけれど、
電気も来ていない地域であり、
先生にも、携帯の電波も届かず、
とにかく足を運ぶしかありません。


山道を行く4WDの
ガソリン代だけでも大変なので、
ガソリン節約のために、
一気に仕事を集中させますが、

訪問者も同行して、現地を見ると、
現地の状況や
奨学生たちの生活状況もわかります。



ju24
ソーシャルワーカーの
研修生たち


大学から送られてきた
ソーシャルワーカーの研修生たち!


教育実習のために、毎年数回、
ミンダナオの大学から3ヶ月
実習授業のために送られてくる
ソーシャルワーカーの卵たち。

ミンダナオ子ども図書館の活動の評判は、
現地の大学でも以外と高く、
毎年、教育実習のために
大学で社会福祉を学んでいる
学生たちが、送られてきて、


ミンダナオ子ども図書館に住み込みで
3ヶ月の実習を行って
単位を取得する場になっています。

彼等は、スタッフの活動に同行し
ミンダナオの山岳民族やイスラム教徒の
状況を学んでいきます。
そして、口をそろえて言うことには、
「今までで、
MCLでの実習体験がどこよりも感動的!」


「本当に現地の状況がわかるし、
驚くべき体験が、
次から次へと出来る!」

「他の施設なども、見てきたけど、
MCLは、
本当に子供たちが明るいし
生き生きとしていてすばらしい!」

これは、
手前味噌で言っているのでは無く
本当の彼等の感想です。

この日は、
MCLのある上の方の山の
ウオーターフォール集落へ行きました。
ここの奨学生の状況を、
調査する必要があったから・・・



ju25
泣きだした
少女


MCLディレクターの妻に会って泣きだした少女。
まだ少女でも、
ストップしたまま結婚し
今は、子持ちの母親。

でも、
さまざまな想いが駆けめぐって
会ったとたん、
抱きついたまま泣きだした・・・。

奨学生を続けていれば・・・。
「でも、本当に困ったときには
MCLに駆け込んでおいで・・・」

孤児の子たちにとっては、
離れてもMCLは、我が家のようなもので
困ったときの駆け込み寺!

日本からの訪問者も、
いっしょに、現地を訪れた。
美しい滝にビックリ!
しかし、生活の困難さにも唖然!


下の写真の左端の子は
今もMCLの奨学生で大学に。
右端の赤ちゃんを抱いている子も
かつてのMCLの奨学生で、
高校を卒業して結婚した。

良い仕事に就くつか就かないよりも、
たとえ、生活は大変でも、
幸せになってくれたら、それがなにより!


奨学生の調査が終わり
帰る途中で、
ジャングルのなかにある温泉をたずねた。
熱湯が噴き出している温泉は、
マノボ族の伝説の聖地だ!


日本からの訪問者は、
大喜び!
これが本物のジャングルだわ!

訪問されたい方は、
現地の状況にもよりますが
現地スタッフの宮木梓(あずさ)さんに
相談してみてください。

mclmindanao@gmail.com
宿泊費はとらず、
お客様としてではなく、
ファミリー(家族)として受け入れます。


ただし、MCLの活動は、
子どもたちが中心なので、
訪問規定は、
若干厳しく作られています。

訪問希望の方は ここをクリック!
守っていただけない場合は、
帰っていただく事もありますし、
状況を見極めて、
スタッフの活動に同行する事は出来ますが、
スタディーツアーは、いたしません。

スタディーツアーを 辞めた理由、 訪問者は無償で受け入れ!
しかし、
現地の大学生とも一緒に
本物の体験が、可能です。



山の下宿小屋に!

海の下宿小屋に!

奨学生を決定に山へ!


ju26
支援している子と
一緒に


スカラシップで、
支援している子たちからは、
高校生、大学生の場合は年四回
手紙が届きます。


手紙は、英語で書かれていますが、
必要な場合は、
おっしゃっていただければ、
現地日本人スタッフの宮木梓さんが、
翻訳を入れてくださいます。


訪問で来られた場合は、
奨学支援者の場合は、
その子の通っている学校に行き、
その後、
奨学生といっしょに、
その子の家にお連れします。


ただ、
イスラムの危険地域の場合は状況次第です。
難しい場合は
支援している子をスタッフが迎えに行き
ミンダナオ子ども図書館まで連れてきます。


MCLに子供は泊まり、
その子とキダパワンのモール等に
スタッフが同行して、買い物に行ったり、


食事をともにしたりすることも可能です。
とりわけ、卒業式の時など
子供たちは、泣いて泣いて喜びます。

ぜひぜひ、いらしてください。
宿泊費はとっていません。
家族ですから。
何日でも滞在してください。

宿泊は、本棟ですが、
男子部屋と女子部屋と家族部屋があります。
ただし、粗末な?竹のベッドに
マットレスをひいたものです。

食事は、
子どもたちが料理してくれたものを
子供たちと一緒に食べますが、
早起きが難しいときは、
食堂に残しておいてくれますよ!

訪問希望の方は ここをクリック!

ju27
日本文理学院高等部の
若者たちと
東大の修士の若者
訪問記


日本文理学院高等部で、
話をした事がきっかけで
梅木先生と
駒澤大学の息子さんと学生二人、

また時期を合わせて、
講演をした東京大学の
修士の若者が、
年始にミンダナオを訪れた。

MCLは、
宿泊費は、取っていないし、
スタディーツアーもしていない。

子どもたちが、ファミリーとして
友人として迎えることが大事で、
お客様の接待という
ムードにだけはしたくないから。

ただし、子どもたちの要望で、
ウエルカムパーティー(歓迎会)と
フェアウエルパーティー(お別れ会)は、
やることにしています!

特に、不登校やひきこもり
悩みのあるこの場合は、
1~2カ月でも、
積極的に受け入れることにしています。

年末にきた、
ペルー人の若者たちもそうだったし、
今回の文理学院の子たちも、
基本的には、そんな子たちだけれど、

とても素直で、
心から子どもたちを愛し、
かえって、将来に
希望がもてる気がしています!

日本の美しく希望に満ちた未来は、
不登校、落ちこぼれ、
引きこもりの子たちにこそ、
実現可能な気がすることもありますね。



ju28
サンタマリアの
海辺の村へ


新年開けは、
訪問者の若者たちと
漁村に!

先進国目線のリゾートではなく、
本物の庶民の生活を
体験するところから、
訪問者の第一歩が始まる。

日本語しか、
出来なくっても大丈夫!
落ちこぼれ、引きこもり、
大歓迎!


ここに来たのは、
若者たちにとって、
庶民(漁民)の生活が体験できる
素晴らしい場所であるから。

今、この浜辺の村に
MCLの小学生、
高校生の下宿小屋を
立てる計画を進めている。

山のMCLは、
ラナコランに建ててあるし
海の下宿小屋の企画を
実現するために。

今回は、
ここに一泊し
村長や保育者と話し合った。

一泊は、
日本から来た若者たちも
民家に泊まった。

初めての海外旅行でも、
積極的に、
現地の家族に溶け込んでいく。

日本だったら
難しいだろうけれども、
ミンダナオの開けっぴろげで
明るい人柄故に可能なのかもしれない。

子どもたちも
本当に可愛らしい。



ju29
浜を歩いて
学校へ


翌日は、
調査もかねて
通学路の浜を歩いて学校へ!



この地域は、 
イスラム教徒、キリスト教徒、先住民が
仲良く平和に暮らしている。


家族を見ても、
旦那さんや奥さんがイスラム教徒で、
相棒がキリスト教徒や
先住民だったり。


心に壁を作らない
あいまいさがアジアの良さ!
まるで、
MCLのような地域だ。



ju30
まずは、
高校へ行き


高校へ行き、
MCLの奨学生達に会った。

親がいなくなったり、
崩壊した家庭の子たちだけれど、
がんばって
表彰もされたという。 


まだ、
MCLの本部に来たことはないので、
3月には訪問する予定。
大学はキダパワンの大学で、
MCLに住むだろうから。


その後、
近くの小学校へ行き、

ここでも、
MCLの奨学生に会った。




ju31
クラクシン村に
戻り


奨学生たちの状況を調査した後に、
海辺の村々を抜けて、
クラクシン村に戻って行った。


この地域には、
イスラム教徒とクリスチャンたちが、
平和に仲良く住んでいる。

クリスチャンの家には、
豚が飼われており、

イスラムの村には、
ヤギが飼われていて、
小さなモスクが建っている。


MCLで建てた
保育所に行って、


村の子どもたちにも
会った。

夕暮れ時になると、
漁師のお父さんたちは、
カヌーで漁に出かけていく。


沖に網をしかけて、戻ってくると、
今度は、
早朝の夜明け前のまだ暗いうちに、
沖合に出かけて、

獲った魚を舟にのせると、
昼前に
村に戻って来る。


昼は、
仲間とヤシ酒を飲んだり、


カヌーの修復をしがら、
我が子の
めんどうをみたり、


木陰で、
ゆっくりくつろいだり、
休んだり!


そして、
夕ぐれが近づいてくると、
再び漁に出かけていく。
本当に家族のために、
勤勉に働く男たちだ!


お父さんたちを
海に送り出した後、
日が暮れたにもかかわらず、

子どもたちは、
外で楽しく遊んでいる。



ju32
夜は、
漁民の家に分宿


その日の夜は、
テントに泊まらず、
村の方たちと話し合って、
民家に泊めてもらった!

今は
下宿施設にも泊まれます!


民家の家族には、
食事代も含めて民宿費を渡した。
村人たちは、
突然の収入に大喜び!


食事も、
捕りたての魚や貝
エビやカニ、ウニなど、


ヤシの実もとってきて
殻をむいて果肉をとりだし、
地バナナといっしょに、
煮つけに入れて、


日常の食べるものを
出してもらった。

個室ではなく、
竹の小屋の狭い部屋で
身を寄せ合って寝る体験も、

日本から来た
若者たちにとっては、

真の生活体験として
深く心に残ったようだ!




ju33
山のマノボ族の村
キアタウに宿泊


若者たちは、電気もない
マノボ族の村で泊まった。
キアタウ村は、
MLCの奨学生がいる村。


MCLが
スカラーを採用し始めてから
近所も村も、
村人たちの顔が明るくなった。

貧しいことは変わらなくても、
以前のような、
人々の困窮感は感じられない。
「いざという時は、
MCLに行けば何とかしてくれる!」

今回の民泊は、
極貧の地域興しのために、
公平に家を選びながら、
宿泊は、
家に1000ペソ(2000円ぐらい)、

そして、
共同体にも1000ペソ、
訪問者にだしていただいて、
水のタンクも作った。



日本からの訪問者のおかげで、
村は明るくなり、
子どもたちにも、
読み語りをしたり、


古着を配ってきたので、
かつての暗い寂れた雰囲気とは
大違い。


しかし、
相変わらず
クリスマスシーズンになると、
ダバオに物乞いに出る家族も多い。

けれども、
町に出たお父さんやお母さんが、
子どもを置いたまま
居なくなることも少なくなり、

町の貧民街に
移り住むこともなく、
クリスマスが終わると
村にもどって来て生活している。


先進国?で、
物とお金が豊かでも、
心の貧困に苦しむ日本。

後進国?で、物とお金が足りなくても、
心豊かな先住民の共同体。
お互いに、経済的にわかちあい、
心をわかちあって友情と愛のなかで、
助け合えると思うのだけれど。


力のあるもの、取る者だけが、
とことん富を収奪し
蓄積して行く世界って・・・
対立を起こし、戦争になっていく?


貧しいからといって、
必ずしも不幸とは限らない!
私たちの生活の方が、
豊かな国の人々の生活よりも
はるかに美しい
と感じるときだってある。


けれども、
どうにもならないのが、
一日三食たべられないときと、
お金が無くて学校に行けないとき、


病気になっても
薬も買えず、
病院に行けないとき・・・



ju34
真の友情は、
ちまたで培われる


年明けに、
日本から来た若者たちが、
海と山とMCLに滞在。

真の友情は、
ちまたでの遊びのなかで
培われる。

日本にいると、ちまたで、
伝統的な鬼ごっごやかくれんぼ、
後ろの正面だーれ、
のような遊びをしている
子どもたちの姿が皆無。


石けりや
缶けりもない!

勝ち負けだけを競い合う部活動は、
下手な者にブーイングが飛び、
挙げ句の果てには、
排除されていく。


それで本当の友情が、
培われるのかな?

そして、遊ぶ場所は、
遊具に満ちた児童館だけが遊び場?

物とお金は、満ちているけれど、
友情と愛は、お金で買えない?


日本から来た
若者たちが、
ミンダナオの子どもたちに出会って、
感動して泣き始めるのも理解できる。

若者たちが泊まった家。
MCLの奨学生の家。


宿泊は、
一つの家に訪問者一人で、
スタッフが一人同宿する。

2泊以上も可能だけれど、
その場合は、
公平になるために
毎夜、宿泊する家を代える。

現地の酋長が、
責任を持って、
特に貧しい家庭を優先する。




ミンダナオ子ども図書館の最新の活動報告
支援者の方々への活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作

現地日本人スタッフによる、
写真を交えた最新の活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
訪問等でMCLと出会った若者たちの想いです!

ミンダナオ子ども図書館:日記 松居友制作
松居友による活動報告および
製作映像や想いを載せた自由日記です!
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