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訪問希望に関して

MCL電話:08044232998
(MCL電話:日本から現地に転送〜松居友)
Eメール:mclstaff@zar.att.ne.jp(松居友)
現地携帯電話09219603640(現地から:松居友へ)


ミンダナオ子ども図書館の訪問に関して

ミンダナオのコタバト州は、政府の高度の危険レベル地帯に指定されています。
訪問前に、政府の安全情報を確認されることを強くお勧めします。

安全情報へGO!

現地での事故、盗難、誘拐、傷害や死亡に関して、ミンダナオ子ども図書館は、
独自の経験に基づいた観点から最大の注意をはらいますが、
何か起こった場合の責任は負えませんので、十分この点をご留意ください。


ミンダナオ子ども図書館では、「支援者の訪問」と「ビジター」をわけて考えています。
スカラシップや里親などの「支援者」の場合、車でダバオ空港までお迎えにあがり、
奨学生に会ったり、実家を訪ねたりしています。
ミンダナオ子ども図書館にお泊まりくださっても結構です。

ビジターやボランティア訪問、体験訪問の方々の場合(支援者以外の場合)
一般の訪問の場合も車で、ダバオ空港までお迎えにあがります。
現地での活動やプロジェクトに同行する形が基本です。
現地での活動が優先されることから、スタディーツアーは行っていません。
ただし、団体で訪問の場合、どうしてもこうした活動を見たい、と言った場合。
可能な限り、ご希望に添いたいと思いますが、
急病患者をダバオに搬送したりと言った事態があるので
計画予定通りに実行されるとは限らないことをご了解ください。

不登校、登校拒否、引き籠もり、家庭崩壊など、様々な心的困難を抱えた若者たちの場合

特別な配慮をいたします。
こちらで、日本人の若者で、心的な障壁を打ち破って立ち直る子たちも多く、
この場合は、数週間の滞在をお薦めします。
こちらも、支援策の一環として位置づけていきます。直接松居友までご相談ください。

保育所建設寄付者の場合
開所式に出席することが可能です。
出席希望の場合は、可能な日取りをあらかじめお教えください。
その日に合わせて、建設を開始いたします。
また、開所式後でも、寄付された保育所へお連れし、
子どもたちへの読み語りを体験できるようにいたします。


訪問に関しては、本部の松居友にご連絡ください。
mclstaff@zar.att.ne.jp
日本から現地に転送:08044232998
ビジター訪問、一泊一日4000円の規定も廃止いたします。
ダバオーキダパワン往復のガソリン代は、往復4000円ぐらいですが、
自由寄付をいただけばそれで結構です。
ミンダナオ子ども図書館は、大きなファミリーのようなもので
訪問者の方々に特別なことはできませんが、
家族の一員として、心から歓迎いたします。


ミンダナオ子ども図書館は、現地の人々や子どもたちを中心に考え活動しているNGOです。
また、様々な状況に応じて、外部に向かって、
時には危険な、時にはハードな活動を行っています。
(「ミンダナオ子ども図書館だより」を参照)
http://home.att.ne.jp/grape/MindanaoCL/mindanews.htm
したがって、訪問者のご接待よりも、活動が優先されること。
訪問者よりも、現地の子どもたちへのケアが優先されること。
危険な地域または活動の内容によって、同行をお断りすること。
戦闘などの場合によっては、
すぐに現地から退避されることを、お願いすることがあります。

また、誘拐などの理由から、キダパワン市内においても、
単独行動、日本人だけの行動は絶対にお控えください。

現地は、一見平穏に見えるので、ヨーロッパやアメリカ、
他のアジア諸国を漫遊した経験から、同様の不用意な行動が見られることがあります。
ミンダナオ子ども図書館では、町の市場等を見学する場合も、
スタッフやスカラーを同行者として付けています。
その指示やアドバイスにしたがってください。

従われない場合は、お帰りいただくともありますので、ご留意ください。
現地での事故、盗難、誘拐、傷害や死亡に関して、
ミンダナオ子ども図書館は、独自の経験に基づいた観点から最大の注意をはらいますが、
何か起こった場合の責任は負えませんので、十分この点をご留意ください。







ミンダナオにおける紛争の特徴
危険の特徴

1,紛争が起こっていることを感じさせない奇妙な紛争.

 ミンダナオは、現地があまりに自然豊かで、人々の表情もある意味で生き生きとしているので、
 この様な地域で30年も紛争が続いているなどとは想像が出来ない。
 しかも、3年から5年置きに、比較的大きな戦闘が起こり、
 そのたびに大量の難民が出ているといった事が繰り返されているのだ。

 私自身、2000年にミンダナオのダバオオリエンタルに入ったときには、
 この島でこんな大規模な戦闘が起こっていることすら意識しなかった。
 実際に日本の新聞では、国軍兵士が30人ほど死亡の小さな記事しか無かったし、
 当時ミンダナオで50万人近い難民が出ていると言った事実を知っていた人は、
 一般国民の中には皆無だったのではないだろうか?

 現地には、赤十字を始めとする国際的なNGOが活動していたから、知られないはずもないのだが、
 とにかく、偶然現地で地平線まで続くかと思われる難民キャンプを見て唖然としたのだった。
 あの光景は忘れられずに脳裏に焼き付いている。

 世界のNGOが集まった現地は、当時NGOの見本市とまで言われたが、
 翌年、アフガン戦争が勃発したとたん、潮が引くように国際NGOが消えていった。
 まだ、大勢、難民が居るというのに・・・
 支援を継続させたのは、ミンダナオ子ども図書館といくつかの現地NGOだけ。
 その後も、たゆまず、読み語りやスカラシップ、医療による平和構築活動をしているのは、MCLのみ。

 あの風景に比べれば、今回の戦闘はまだ小規模で、拡大しなければ良いがと思う。


2,世界の紛争体験者が見た、ミンダナオの紛争。

 チベットなどの紛争を体験してきたCさん曰く。
 
「ここは、一見平和そうで何も起こっていないように見えるだけに、とっても怖い!!!
 チベットなどでは、民衆が蜂起して騒然となる。
 だけど、ここではジャングルや普通の民家に反政府組織がいて、
 30年以上にもわたってプロフェッショナルな兵士として訓練と実践を繰り広げて来ているから、本当に怖い。
 どこで何が起こっているのかわからないし、よそ者には現地の色分けが分からない。」

 アフガニスタンで選挙監視団を体験した来た人が、2006年の選挙監視をコタバトでしたときの印象
 
「アフガニスタンでも選挙監視をしてきたが、こここは比べものにならないほど怖かった」
 この選挙期間は、しばしば小規模の戦闘が起きた。
 ミンダナオの怖さは、一見まったく平穏で何もないように見えるところに、突然激しい戦闘が起こること。
 相手がプロフェッショナルで、なかなかその姿が見えない点にあると言う。




3,地域情勢は現地でないとつかめない

 地域情勢も、現地で、現地に長く住んでいないとつかめない。
 一見、日本的感覚から見ると、どこも平和な森やジャングルや村に見えるだけだから、
 どこが反政府組織の村かは、地域の人々しか知らない。
 現地で英語でたずねても、絶対に安易に話さないだろう。
 それほど、よそ者に対する警戒心は強いし、不安も大きい。

 不用意な言葉は危険を招く 
 例えば、乗り合いジプニーやレストランで、ちまたで、英語や日本語でNPAやMILFといった言葉を
 交えた会話をしたとしよう。時々、日本からの訪問者に見られる行為だが・・・とたんに周囲が緊張する!
 私は、日本人同士で話すときには、NPAと言う呼び名を隠し、日本語で新人民軍などと訳して話す。
 周囲が緊張し警戒心を起こしたくないからだ。
 妻のエープリルリンなどは、怖い顔してにらみつける。
 そんな言葉を、見知らぬ人がいる、こんな所で不用意に吐いてはいけない!

 現地情勢が見えて来るには、現地語を理解する必要がある。
 相当腹を割って信頼しあえる関係を構築してからでないと、本当の事は誰もかたらない。
 また現地語を知っていれば、彼らが語っていることも理解できる。
 フィリピン人は日本人と同様に、本音と建て前が異なったアジア人だと感じる。

 心から信頼できるパートナーが必要
 私の場合は、この地で妻として歩き始めてくれたエープリルリンの存在は非常に大きい。
 誠実ではっきりと意見を述べてくれるので頼りになる。
 彼女が居なければとても今の仕事は出来なかったしこれからも出来ないであろう。
 加えて、共同生活をしているスカラーたちの存在も大きい。

 スカラーの中に、NPAもMILFも居ると事は知っている(聞かないが)・・・・
 彼らは、それなりのサジェスチョンや現状を教えてくれる。
 これは、どのようなニュースやアドバイスよりも参考になるし、
 活動する前は必ず可能な限りの情報を現地とつながりがある人々から収集し、同行を求める。

 現地の人が、政府よりか反政府よりか、等と、白黒で考える考え方は、ミンダナオでは通用しない。
 庶民は、両方とつきあっているから、両方の立場を理解して、状況におおじて使い分けている。
 なかなか真実は言わない。言うと危険が身に及ぶこともあるので。
 山の人たちは、昼間は政府軍も家に歓待して語り合い、
 同じ日の夜には、反政府の人々が、一夜の床を借りていったりする。
 

4,それでも、日本人であるがゆえに、危険を忘れている時もしばしばある。

 私自身は、自分の身に何が起こっても仕方がないと覚悟はしている。
 スタッフ達には、誘拐が起こったら狙いは僕だから、僕をおいて逃げるように、
 絶対に抵抗してはいけない、と言い聞かせてある。
 身代金は、払ってはいけない、目的は身代金だから、払わない限りは生かしておく。
 警察に通報する前に大使館に通報するように、とも話してある。
 
 特にジャーナリストの殺害はイラクに次いで二番目と言う記録もあり、アムネスティーも抗議している。
 現地のNGO関係者や、トレーダー等のビジネスマンが誘拐の対象として狙われる。
 短期のヴィジターは、不用意に歩き回らなければ大丈夫だろう。

 貧しい人々と接触していると、どうしても反政府的な人々との関わりが多くなる。
 トレーダーやビジネスマンなど、金銭に関係している人々は、
 資金目当てに反政府勢力から狙われると、一般に言われている。
 とにかく、外国人は、お金を持っていると見られている、財布が歩いていると思われていると言って良い。
 マニラよりは素朴で安全だと思うが・・・








日本人(外国人)
を受け入れるにための準備


今まで、ミンダナオ子ども図書館は、その活動においては、現地の人々のことしか視野に入れずにプロジェクトを推進してきた。
しかし、日本の、特に若者たち同士の交流をも視野に入れることを考え「Mの会」の力で、ゲストハウスを作ることになった。

しかし現地と日本では、思い描いている以上に、文化的、生活的ギャップがあることも確かで、
しかも、フィリピン法人として、プレシデント、バイスプレシデントを始め、執行役員はすべて現地人。
確かに私は、エキゼクティブ ダイレクターでファウンダー(創立者)という地位なのだが、
現地での運営はフィリピンサイドが責任を背負って行っており、私の意見がすべて通るわけもなく、合議制で進めている。
彼らが、現地側の意見として、否定的な見解を出してこれば、私も受け入れざるを得ない。
というより、私は必ず彼らにアドバイスを求め、その判断を尊重して事を進めている。

私自身は、彼らに、先進国の生活は物質的に豊かだが、
実質はたいしたことはなくミンダナオの方がよっぽど心が豊かだという話をするが・・・
門戸を開くと決めたからには、皆さん方にもそれなりの理解をお願いしたい
まずは日常生活から・・・


郷にいれば郷に従う
事ができますか?

まずはトイレから
ビジターにとって、これが一番、悩みの種のようだ!!!

これがトイレだ。日本のように蓋がない。直接陶器の部分にお尻をのせてする。
日本的な感じでは、おしっこがかかっているのではないかと、衛生上不安になる。
どうしても座る気になれないだろう
そこで、日本人用に蓋を置くことにした。
普段は乗っていないから自分で置いて欲しい。
一番の問題は、トイレットペーパー
ここでは、トイレットペーパー等、
高くて買えない人が多い
山では売っていない。

そこで、お尻をきれいにするのに手を使う。
写真の水くみを、
便器に座ったままの姿勢で
背後からお尻にかけて
手の指でウンコを洗い落とす。
もちろん手に付くが
それも最後にきれいに洗い流す

街のデパートでは、トイレットペーパーを
売っているので、それを使っても良いが、
トイレが詰まらないように、ビニールに入れて
ゴミ箱に捨てること

使用方法、まずは便器を水で流す。
大概は清潔なのだが、おしっこがついている不安があれば洗う方がよい。
手動式水洗便所だから、ウンコは写真のように水で流す。
そのさい、便器ごと水をかける。
最後には、周りのタイルにも水を流して
便所自体をきれいにして終わる

私は、もちろん現地式でトイレを使っている。聞くところによると、インドや東南アジアでは同じスタイルだという。
今では、日本の便座で、使用後水をザバザバかけない便座の方が不潔に感じるぐらいだ。
お尻も水で洗わず紙だけだと、ウンコが残っている気がする。
ウオッシュレットなら良いのだが、ミンダナオ式の方が清潔感がある。

良く聞かれるのが、水でお尻を洗った後、どうやって乾かすの?
答えは簡単
濡れたまんまパンツをはく。暑いから自然に乾く・・・・
ハンカチなどという、高級なものを持って生活している子はほとんどいない

アジアなどを旅した人は問題ないが、欧米様式の生活に慣れた人は躊躇するようだ。
私は、北海道時代に山に登り、アイヌの人々とも自然のなかで生活したので
こちらの山の、トイレの無い生活も問題がない。水がなければ、木の葉で拭く。
ミンダナオで何よりも助かったのは、自然の中で生活できる体験を北海道でしていた事だった?



《郷に入れば郷に従え》    山元 眞 しんぷ(Mの会)

 2005年11月末に初めてミンダナオ子ども図書館を訪ねた。

 今でもはっきりと思い出す。初めてトイレを見て、松居さんから「使用方法」を聞いたとき
《郷に入れば郷に従え》という諺が思い浮かんだこと…。

 「マニュアル・ウオッシュレットで最高だ、これ」とたぶん声を出して叫んだ?と思う。
すべてがマニュアル、アナログの世界で、自分の幼少時代に
タイムスリップした気がして懐かしくもあった。


 不便であることが自然。自然は身体にも心にもいい。

 今は廻りを見渡すと人工のものばかり。温かいものがあまりない。
ミンダナオには、きれいな空気、土の温かさ、肌にフィットする風がある。
《生きた心地》がする。

 新しいものがいい、新製品はそれまでのものよりもいい…という価値観がひっくり返った。
同時に「経済のシステム」に人間は振り回されていることにも気づいた。
 人々を犠牲にして、一部の人が富を得る。
果たして「便利」なものは本当に人間にとって「いいもの」なのか…という疑問も湧いてきた。

 科学の発展やモノの進化は、本当に人間の成長に役立っているのか疑問に思えてきた。
人間をだんだんと怠慢にしていく…。できることができなくなる…。
気をつけないと「退化」してしまう。


 幼稚園では、自然のもの、本物を大切にしている。

 人間の成長発達段階は、どんなに科学が発展しても、いつの時代も変わらない。
時代が進んだからといって赤ちゃんは以前よりも成長して誕生してくるだろうか。
かつて6歳になってできることが、今では2歳でできるようになっただろうか。

 人間の動作。つかむ。つまむ。ねじる。まわす。たたく。押す。
ひっぱる。さらには、歩く、走る、跳ぶなどの動作はすぐにできるものではない。
それぞれの成長発達段階に応じて、繰り返しながら、少しずつ身につけていくもの。

 今、中学生になっても、先のような動作が的確にできない若者が
増えているように思えてしかたがない。

 このような神経、筋肉の発達にともなう感情や感性の発達も十分でないような気がする。
そのような人間の基本能力が身についていないと、
人のことを思いやるなど人間の《高度な力》は育たない。

 ミンダナオ(子ども図書館)を訪ねるたびに息を吹き返すような気分になる。
足の裏から《なつかしさ》を感じる。4回目の今回は手洗いで洗濯もした。
手押しポンプで水をたらいに汲んで…。靴も洗った。草取りもした。

自分の身体がとっても喜んでいるように感じた。












写真は、山元撮影

次に洗濯と水浴び
以前は、洗濯も水浴びも、
蛇口でしていた。

しかし、若者たちは、
川での洗濯になれているのか、

はたまた、とにかく洗濯好きの性格か
蛇口の栓を閉じることなく、

水が常時出しっぱなしで
大量に使われる。

これにはほとほと参ってしまった。


水道では大変な金額になるので、早速水道は料理用に限定した。
キダパワンはアポ山に近く、水道は飲み水として問題はないが、キッチンの蛇口の水のみを使用してください。

洗濯と水浴びが大量に水を使う原因なので、そのために井戸を掘った。
二つ掘ったが、最初は電動ポンプで蛇口とつないだせいで
相変わらず開きっぱなしの蛇口から大量に水が使われて、手堀の井戸がすぐに干上がって使えなくなり、ポンプも壊れた!

さすがに頭に来て、蛇口はひねる形式から、押すと自然に戻るものに代えて、洗濯と水浴びに使えなくした。
深井戸をドリリングで掘ることも計画にあるが難民が出たりで予算が付かない、ほとほと困り果てて最後に打った手段が
昔ながらの手漕ぎのポンプ!!!


水浴中のロザリナ
水浴びは、服を着たままするのが普通だ。
石けんを使って、服の下の体を洗い、最後に水をかぶって流す
井戸水だとそれほど冷たくないが・・・・

山では、川縁の泉で同じ光景に出会う
小さい子たちは、素っ裸で水浴する
川で洗濯して、
最後に水浴びをしてお仕舞いというケースが一般的

手堀の井戸は、男女を分けて
今は、女の子用を二つ、
男の子用を一つ掘って、使っている。
これだと水が出しっぱなしになることなく、
合理的で節約できる。
洗濯物干しも、各々の井戸に近く別にしている

日本という先進国から来た者として
何も知らない現地の若者に
彼らがあこがれているだろう、「文明生活」を学ばせたい
大きくなって海外に出てもいっぱしの文明人として役にも立つだろう
そんな思い高ぶった事を当初は考えたが、
その思惑は、この5年間の共同生活でことごとく崩れてしまった


今は、井戸端風景の無い日本
スイッチを押せば全部洗濯機が全自動でしてくれる先進国の生活が
ひどく味気ないものに感じられる
ただし、ビジターは井戸端でなくとも右の写真のような
シャワー個室で水浴びが出来るからご心配なく

せっかくミンダナオに来たのなら、
若者たちと一緒に井戸端で洗濯し水浴びをすることを、お薦めしますが・・・・
結局、こちらでの生活は、どこにでもある村の風景に戻っていた。
昔ながらが一番。


来客は、右側のシャワー室で
水を浴びられる
もちろん、お湯などは出ない


洗濯は最高のストレス解消作業
襟元など、汚れやい部分は
特別に石けんをつけてゴシゴシ洗う。

頭に来ているときは
特に思いっきり力を入れて
汚れを落とす(冗談)

私も良くやったが、
今は忙しくて洗濯の暇もない。
その分、ストレスが激しい。

洗濯は、数人の気のあった仲間と
わいわいお喋りしたり
手伝いながらやるのがふつう。
ここでのコミュニケーションは
日課の一部
洗濯風景のあるところに
喧嘩はない?

何とものどかな風景だ
体力も付く

結構集中力も必要だし
力のいる作業だから
その分、よけいな事は忘れられる


洗濯物がミンダナオの風と日差しを浴びて、喜んで息をしている!!!!


炊事はどうするの?
ご飯の食べ方は?

日々の食卓の野菜つみ
野菜は、スカラー達が自分たちで畑を作って植えている。少しでも自立した生活をしたいという気持ちから・・・
豆やオクラ、芋やピーナツなど自分たちの山で植えているような野菜を作っている

ただ、焼き畑的な移動農業で、私の目には全部が雑草に見える!どこに野菜があるのか探すのが大変。
これから農地を広げて、仕事がないマノボの家族や卒業生達の農業指導場として展開していく予定。

農業指導員がいてくれたらと、良く思う。ただし、農薬と化学肥料をベースにした日本式農業が、どこまで通用するかは不明だが
結局、現地式に戻っていくのかもしれない?????

ドジョウインゲン
ウナギインゲンと名付けた方が良いほど長い
オクラは、こちらでもオクラという 私には、雑草にしか見えないのだが
雑草の中に野菜が混じっている
日本ではハトウリと呼ぶのでは?こちらではオポ アナリンがキノコを見つけた
これは自然のものだが、食べられる
こちらの大根は小さい
日本に行ってまず驚くのが大根の太さ
住んでいる人々の足に比例する?

農業はまず自給から

山羊の飼育を始めた
寄生虫を警戒して
家屋形式で育てている
山羊はスペースも取らずミンダナオには合っている


最初は、肉用の山羊から
食べるのは可哀想?
バプテストルーラルライフセンターで
飼育方法を学びながら


美しい庭も若者たちで造園した
さぞかし高価だっただろうって?
経費はゼロ。近所から頂いた株分けで
芝生すべても増やしていった

5ヘクタールの米の収穫
2期作だが、食べ盛りの子たちなので
半年しか持たない


籾米を干すのも
スカラーの若者たちの仕事だ
今は、学校に行っている


全部雑草に見えるが
れっきとした野菜畑だ


アジア学院の元副校長の長嶋ご夫妻が来られたときに、「農業は、自給をまず基本にして、
現地の市場に出荷するような方向で、地元に根ざした展開をするのが良いように思う」と言われた。

当時、そんな儲けがわずかしかない現地消費よりも、日本に輸出すれば大きな利益があがるはずだ、
ミンダナオのような狭い場所で、小規模のみみっちい利益の仕事を苦労して熱心に進めるよりも、
海外消費を視野に入れた世界規模のトレードの方が、貧しい人々の経済を潤すはずだ、と考えたのを思い出す。

しかし、今は、人々がトレードに収益を頼るのではなく、地元に根ざした経済圏のなかで、
金持ちにならなくても、少なくとも三食たべ、子どもの病気を治し、
学校に行かせられるような社会を作ることが大切だと考えるようになった。

確かに、日本はトレードで経済発展をさせてきたが、自給をおろそかにしたつけが、これから回ってくるのではないか?
アメリカに製品を買ってもらっていた頃は良いにしても、
トレードに頼った社会が、いかに不安定かを、これから体験するのではないか。

ミンダナオに来て良かった、と思う。
若者たちに教えることより、若者たちから学ぶことの方が多い。



料理は、最初はちゃんとした、二階のキッチンでしていた。
ガスレンジも冷蔵庫も置いたし、一通り料理道具もそろえたが、手狭で効率が悪く、
急きょ見かねて一階に、こちら式の薪でやる台所を作った。

こちらでは、ダーティーキッチンと卑下して呼ぶが、いつの間にか、全部こちらで料理するようになった。
70人分の料理を、子どもたちだけでチームを組んで、効率よく料理していく。
いや間違えました。効率よりも、お喋りしながら楽しく料理していく、と表現した方がよい。



魚の解体は、内臓を取り
大事に卵を別にして・・・

その後、勇んで買った文明の利器
冷蔵庫やレンジはどうなったか。
ほとんど使われずに崩れてしまい
古物商に売ってしまった。

ガスレンジも壊れて使い物にならず
すべては、薪に代わった。

オーブンは今も使用は出来るのだが、
誰も使おうとはしない。
食べ残し置き場となっていた。

唯一使っているのが、電気釜と冷凍庫だけ。


最初の頃は、電気もない山育ちで、家電製品も使ったことのない、哀れな子たちに
せめて電化製品の使い方を教えてあげたいと思ってそろえていたのだが、
今思うと、得意げになっていた自分がみっともなく思える!

文明の利器は、それから、次から次へと壊れていき、
彼らが元に戻していく山での炊事スタイルの方が、よっぽど効率的で経済的、料理もおいしいことが分かり、
今は、先進国カゼ、金持ち国カゼを吹かせていた自分を深く恥じている。


生活スタイルは、時を経るにしたがって、逆にこちら式になっていった。
Back to Nature!!
先進国の文明が、いかに脆くはかないものか、つくづく感じるこの頃。

私は、この子達との生活を誇りに思い、彼らに養われていることを、心から感謝している。


ガスレンジやオーブンも使えるが
誰も使おうとしない
残りご飯の置き場になっている
電気釜は生きている
大量にご飯を炊くからだが、薪でも十分だ
唯一役に立っているのが冷凍庫
魚を冷凍して保存しておく

ご飯の食べ方

お皿一つが一人前。粗食だが・・・上は二人前
ご飯は好きなだけお皿にとって食べる

私も子どもたちと一緒に、
一緒のものを食べて生活している


特別扱いされなくなったら、心に壁が少し消えた証拠。

フィリピンではよく、家主や客は、使用人とは別のテーブルで別の食事をしたり、
客人は、客人専用の食事を豪華に用意、使用人にも階級があったりする。
おそらく植民地時代の風習の残りだろう。

客人をもてなすのは習慣だが、貧しい家では、みんなで食卓を囲んで分かち合う。
ミンダナオ子ども図書館では、みんな一緒に、一緒の粗末な食事を食べる。
ただ、それとなくビジターには、一皿余分におかずが置いてあったりして・・・

子どもたちは、外国人が珍しいし、とにかくお客が大好きで、サービス精神を旺盛に寄ってくる
だいたい寄っていく子は決まっていて、「ああまた同じ調子でやっているな」と、見ているが
すっかり舞い上がって、自分が特別に好かれている?等と思い上がってゆく、若者も多い(ように見える)。

くっついてくることをせずに、自然に接するようになったら、慣れて受け入れてくれた証拠


とにかくご飯をたくさん食べてお腹を満たす おかずが足りないときは、醤油をかける 一汁一菜が基本
汁物は、必ずご飯にかけて食べるのが普通。

とにかくよく食べる。
家では、三食たべられない家庭の子たちだから。

朝食べてから、昼前に焼きバナナのおやつを食べて、昼食。
午後帰ってきてから、残りご飯か掘ってきたお芋を食べて、
その後に夕食。
さらに、寝る前に残りご飯を食べる。一日何と、五食か六食!

50キロの米袋が、一日で消費される生活だ。
日本人の目には、おかずが少ないので、
繰り返し「これでよいのか」とたずねたが、

答えはいつも、
「これだけあれば充分過ぎる。だって、三食米が食べられるんだもの」

最初の頃は、せめて魚一匹尾まるごと焼いたのを喰いたい!
サンマが食いたい!
トンカツ一枚ペロリと喰いたい!
と夢にまで思ったが・・・・

今は、すっかりなれてしまって、夢にも見ない。

食器の使い方
逆に、日本に行くと、フィリピンでご飯をたくさん腹に詰め込む習慣に加えて、
何しろ一人分のおかずが、こちらの一家十名のおかずに匹敵する分量だったりして
たちまち食い過ぎて太ってしまう。

興味深いことに、私たちの目には粗食だが、彼らにとっては、
毎日腹一杯食べれるだけでも幸せで
あれだけ痩せて小柄だった子たちが、三ヶ月ぐらいからふっくらとし始めて、
一年後ぐらいから、急速に背が伸び始める。


食堂などでは、スプーンとフォークで食べるが、一般的に家では、手で食べる。
ミンダナオ子ども図書館では、最初スプーンとフォークを用意して食べさせていたが、
全体のミィーティングや帰省の時期になると
あっという間にスプーンとフォークの数が減っていく
(家や下宿に持ち帰ってしまう)

怒ったハウスキーパーのテルマさん、
「スプーンはもう出さない!
スプーンで食べたかったら、自分の小遣いで買いなさい!!!」
それ以来、スプーンは出さないことになった。
その後、みんな町にスプーンを買いに出かけたかって?
とんでもない、家と同じで、手で食べています。
スプーンを買うぐらいだったら、焼きバナナを買った方が良い???

訪問者には、ちゃんとスプーンとフォークを出しますのでご心配なく。
こっち式で、手で食べてみるのも良いですが・・・
私はときどき手で食べます。

こちらの食べ方の悪いところは、少し残すこと。
残すのが礼儀という見方もあり、残すことによって他の人がおこぼれに預かれる。または家畜や動物がおこぼれに預かる。
これは、アイヌの人々と同じ考えかと思われるが、子どもたちには、米一粒も残しては駄目だよ、と話す。日本式。

お米さん一粒にも、仏さんがいるのだから、と言っていた、京都生まれの祖母の言葉が耳に残って離れない。
熱心な浄土真宗で、毎朝おつとめを欠かさなかった。
仏像の横に、イエス・キリストの絵もちょこっと置いたまま、あなかしこー あなかしこー


イスラム教徒とキリスト教徒の子たちで
相談して作った食前の祈り

Bless us oh Lord and these are gifts,
which we are about
to receive as a goodness
through our God!
Amen



食前の祈り
スタイルはそれぞれ自由だ

イスラム式のお祈り
最後に顔を撫でる
MCL電話:08044232998(日本から現地携帯へ自動転送:松居友)
現地直送Fax (001-010)-63-64288-5426
日本事務局;Fax専用 093-473-7710

なお、スカラシップに関する質問や、訪問その他に関する問合せは、
日本事務局の負担を極力軽減し、経費を現場の子どもたちに振り向けるためにも、
現地の松居友に直接メール、ファックス、携帯電話でご連絡いただければ幸いです。

Eメール:mclstaff@zar.att.ne.jp(松居友)
現地オフィスTel:001010-63-(0)64-288-5621
現地携帯電話
09219603640(現地から:松居友へ)
現地携帯電話 (Aprilyn Matsui)09393523045 Tagalog,Visaya

 ウエッブサイト検索:『ミンダナオ子ども図書館』
現地住所:Mindanao Children's Library : Brgy. Manongol Kidapawan City
Cotabato 9400 Philippines