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戦争と平和構築
2019年の記録から



2019年の活動記録:目次
ミンダナオ地震支援の記録
クリックするとサイトから映像に飛べます!
    
   
地震被害調査の記録(1) GO! 読み語り支援の記録(2) GO!
山の先住民の状況から(3) GO! 山崩れで亡くなった(4) GO!
 滝の村から避難して(5) GO! マノボ族の酋長の依頼で(6)  GO!
 スカラシップ決定調査(7) GO!  立正佼成会とMCL現状(8) GO!
夏の訪問者の記録・・
クリックするとサイトから映像に飛べます!
若者たちと
絵本画家の体験記

GO!
最後に海の
下宿小屋に泊まった
 
GO!
避難民に読み語りと
炊き出し支援を行った
 
GO!
イスラム緊急避難支援 
GO!
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ミンダナオ地震支援(1)
第一回地震被害調査の記録
2019年11月13日

映像に入る!
2019年11月13日
現地調査をした
活動をまとめた
10分の映像を作りました。
映像に入る!  
下の写真は
映像で使用したものの
一部です

映像に入る!

今回ミンダナオで
震度七に近い地震に襲われたのは、
ミンダナオ子ども図書館のある
キダパワン市を含む

先住民族の多い
マキララの山岳地帯だった。

これら山の極貧地域から、
MCLは
多くの奨学生を
採用しているので

安否や
今後の避難生活を考えて、
早急に支援調査に向かった。

写真は、
サイトに掲載された
現地のようす。

この土砂崩れの末端に
MCLの奨学生がいる
先住民の村があり
破壊された!

国軍が村人たちを
ヘリコプターで救済し

現地の人々は、
すでに下の村に
避難している。

今年の8月に
スカラシップ採用された子も
避難していた。

10人の子どもがいて、
聾唖の母親が極貧のなかで
面倒を見ている。
当人は、
水くみに出かけていた。

日本の若者たちが、
この村に訪れたときの
記録ビデオを挿入

写真をクリックすると
映像に飛べます!


日本の若者たちが、
この村に訪れたときの
記録ビデオを挿入
映像に入る!


帰りに
スカラーの調査のために
貧しい先住民の村によった。

10人も兄弟姉妹がいて、
生活が厳しく、
中学を卒業するのも
難しい子がいた。

訪問者の若者の一人が
話を聞いて、
心を痛めた。

一日二食、
お芋がせいぜいで、
ご飯も食べられない。

これが
外の便所だ!

その場で、
支援をすることに決定!

大学まで行けるなんて
信じられない!

「私、MCLに住んで
学校に通います!」


この地域が、
地震と災害に襲われて
下の村に避難生活を
余儀なくされたのだ。

私たちと関係のある
先住民カオロ族の村で
山崩れで両親が死んでしまった
子たちがいると聞いて

奨学生としての
採用調査を行った。




映像に入る!

先天性の障害を
生まれながらに持った
子にも出会った。

優しいお父さんと
お母さんに囲まれた
ステキな家族

優等生で表彰も
されているけれど
経済的には、
小学校を
卒業するのがやっと・・・

「学校を続けたい?
高校も卒業して、
大学にも行きたい?」
「ええ!」

「何になりたいから、
 大学に行くの?」
「お医者さま!!」

MCLの理事で
イスラム地域の
ピキットの福祉局で活躍している
グレイスさんに出会ってビックリ!

さすがに戦争避難民
救済支援をしてきただけに
支援もしっかりしている。
今回は食料と水の支援。

MCLに
住みこみの奨学生で
急きょ帰郷していた
若者にも出会えた。
MCLでの体験を生かして
自ら救済活動を
実行していた。

ミンダナオ子ども図書館は、
個人支援に頼った
蟻のように小さな
NGOだから

より辺境の
支援の入りにくい地域へと
行動していく。

タダひたすら、
一人ひとりの
子どもたちの事だけを
考えて・・・

いよいよ
最初の山岳地域の
村へ向かった。

寒村地域の
現状は厳しい

子どもたちは、
私たちのこと
よく知っていて
手をふってくれる。

この地域の
人々にとっては
初めての地震体験

家も
耐震性を考えて
作られていない。

MCLで建てた
保育所も崩壊していた。

ここも以前、
読み語りを
楽しんだ場所!

山岳地域は、
地盤が弱いのが問題だ。

村人たちに、
数日後に来て
シートと米を配り

奨学生たちが
子どもたちに
読み語りをすることを
約束した。

山崩れで多くの家々が
崩壊したという。

みなさま、
ご支援を
お願いいたします。

この子たちの
里親にも
なってくださいね!


 訪問希望の方は ここをクリック!  ミンダナオ子ども図書館 支援方法

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ミンダナオ地震支援:2019年(2)
読み語り支援の記録
映像に入る!
 2019年11月15日
奨学生たちが
読み語りと
物資支援活動をした様子を
10分の映像を作りました。
映像に入る!
下の写真は
映像で使用したものの
一部です

映像に入る!

山で大規模な
地滑りが起こり

低地の学校に
避難してきた
先住民の避難所に

調査の翌日、
読み語り支援に
向かった。

今回の支援活動の中心は、
ミンダナオ子ども図書館に住む
奨学生たち。

かれらも、
避難生活を
よぎなくされている。

わたしたちが、
なぜここに来たか
知っている?

絵本の読み語りに
来たのよ!

宗教や部族が
ちがっていても、

わたしたち、
仲よく暮らしているの!
わたしの名前はジャマイカ。
イスラム教徒なの。

わたしの名前は、マイマイ。
ビサヤ族でクリスチャン。

ぼくは、先住民の
マノボ族のニコルです。

こちらにいるのが、
いっしょに暮らしている
奨学生たちよ!

いよいよ、
絵本の読み語りを
はじめるわね!

独自に民話を語ったり、
創作を語ったりもする。

イスラムの歌が、
マギンダナオ語で
謡われた。

マノボ族の歌が、
マノボ語で謡われた!


映像に入る!

「おおきなカブ」
のミンダナオバージョン
「おおきなカサバイモ」
が演劇される。

おじいさんは、
おおきなカサバイモに
ビックリ!

最後に、
ネズミが出てきて
オイモのまわりを
コツコツほりかえす。

さらに山深い、
避難所に向かった!

避難所の人たちが
集まってきた!

読み語りが終わって、
食べ物を
家族にくばった。

知人の村長さんと
話して、

寝る場所を
つくるために

ビニールシートを
はっていった。

山の避難所までは、
なかなか
支援がとどかない。

MCLは、
そのような場所を
選んで支援していく。

MCL保育所も

ガタガタ。

山の村に支援が
来ない理由は、

地滑りやゲリラを
恐れているから?

MCLに帰ってきた!

みなさま、
ご支援
ありがとうございます!

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ミンダナオ地震支援(3)
山の先住民の状況から
11月20日支援活動
映像に入る!
2019年11月20日
奨学生たちが読み語りと
物資支援活動をした様子を
10分の映像を作りました。
映像に入る!
下の写真は
映像で使用したものの
一部です

映像に入る!

山岳地域に住まざるを得ない
先住民の保護地域を
地滑りが襲った。

先住民たちは、
家を放棄して
山麓の集落や村に避難している。

キダパワン市が建てた学校が、
崩壊していると聞いて現地にむかった。

ミンダナオ子ども図書館が
寄贈した保育所も、
痛みが激しかった。

個人支援で維持している
蟻のような小さなNGOに、
再建の予算があろうはずもなく、

かといって、子どもたちの
将来の事を考えると・・・。

屋根の上に建っていた学校は、
地震と地割れで
完全に崩壊していた。

マニラ麻が干されていた。

ミンダナオでは、
かつて日本人が多く住み、
マニラ麻を栽培していたが、

大戦で山に逃げて、
日本人であることを隠し、
先住民として
生き延びてきた、
日系人と呼ばれる人々も
この地域には多い。

MCLの奨学せいにも、
この地域から来た
日系人の子たちがいる。

地震による崖崩れが、
いたるところで
起きていた。

この崖の下の川は、
MCLのある地域の水源で、
崖下の貯水槽は崩壊し
いまだに断水したまま
復旧のめどがたていない。

先住民の学校は、
この場所に再建は不可能。
保育所も含め
下の村に再建するしかない。

映像に入る!

今回読み語りは、
上と下の村で
おこなった。

上の貧しい村で、
最近孤児になった
少女に出会った。

まずは、
読み語りで
元気になってね!

後日再訪して、
スカラシップ採用調査を
することに決めた。

スタッフ曰く
「日系人みたいな顔ね!」

一家に平均
7人の子どもたちがいる。
子どもたちこそ、彼らの幸せ。
障害がある子にも家族として、
心からの愛を注ぐ。

MCLの
奨学せいと再会、
悩みを聞く。

下の避難村に
むかった。

こちらには、
市の支援物資が
届いているので、

懐中電灯と
蚊帳を支援した。

日本の皆さん、
ありがとうございます!

災害が
終わってからも、
長いおつきあいが続く。

ゆっくりゆっくり、
とぎれることなく。
いつか僕たちに、
会いに来てね-!

映像に入る!
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ミンダナオ地震支援(4)
山崩れで亡くなった
地震避難民支援活動 2019年11月25日
映像に入る!
2019年11月25日
山崩れで
父親と兄が亡くなった現場と
MCL保育所の現状
子どもたちの様子を
10分の映像に作りました。
映像に入る!
下の写真は
映像で使用したものの
一部です

映像に入る!
MCLの保育所調査で訪れた
最奥の山村で、

強大な地滑りが発生し,
3人亡くなったけれども、
見に行きますか、
案内しますよと言われた。

あそこで、
亡くなられたのです。
お父さんと息子の若者と
彼の友人が、

ゴムの林の仕事をしていて、
地震があり、
土砂の下に
生き埋めになったのだ。

死者に捧げられた
十字架とお花。

畑も仮小屋も
埋まってしまった。

保育所を建てた
集落にもどった。

一家が住んでいた家は
壊れていた。

幸い保育所だけは、
ぶじだった。

地面にも
亀裂が走っていた。

次の集落の
保育所に向かった。
一部破損はあったが
持ちこたえていた。

外部の塗装と内部の亀裂を、
全面的に補修を
することに決めた。

子どもたちは、
すぐしたの集落に
避難していると聞きむかった。

仮設テントが
保育所になっていた。

学用品と服をわたした。
全員で7人の子どもたち。

映像に入る! 
さらに麓の保育所をめざした。
山麓の村の保育所も
塗装と修理が必要。

山崩れで父親と兄を
失った若者に会った。
将来の夢を語ってくれた。

さらに山をくだっていった。
山麓の平地には、
プランテーションが広がっている。
日本に輸出される高原バナナ。

バナナ農園の仕事に
たずさわれる人々は、
比較的豊かだが、
家が破壊されていた。

そうした地にも
保育所を建てている。

国道沿いの
避難所にも立ちよった。
ここには支援物資が届いている。

山崩れで兄を亡くした
弟妹にであった。
母親はいず生活は厳しい。
奨学生としての採用を決めた。

山のMCL保育所から
避難してきた子どもたち。
約束の学用品をわたした。

MCLの卒業生が
支援活動に来ていた。
小学生たちに
学用品を渡していた。

一般支援は届いているので、
MCLは次回読み語りと、
古着の支援に来ることを約束。

よろしければ
この子たちの里親に
なっていただけますか。





映像に入る!
訪問希望の方は ここをクリック! ミンダナオ子ども図書館 支援方法

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ミンダナオ地震支援(5)
滝の村から避難して
地震避難民支援活動 2019年11月28日
映像に入る!
滝のあるマノボ族の村
ウォーターフォールから
下のゴムの林に避難せざるを
得なくなった村人たちの
避難生活と手術を必要とする
女性と子どもの様子を
10分の映像ビデオに作りました。

映像に入る!
 映像に入る!
ウォーターフォール村は、
アポ山への登山口の
マノボ族の村。

MCLの訪問者も
この村に泊まって

滝で
遊んだり、

マノボ族のお父さんを
ガイドに雇って、

フィリピンの最高峰
3000m弱のアポ山に、
ジャングルを抜けて
3泊4日で登頂した。

地震で避難勧告が出され
村人たちは、
下のゴム林へ避難を
よぎなくされている。

行政の勧告では、
山に亀裂が入り
帰郷は許されないという・・・。

これから彼らは、
どこでどのように
生きていったら
よいのだろう。

幸い近くの村に
建てた保育所は、
無事だった。

土台がセメントで、
伝統の竹壁のほうが
耐久性がある。

床の補修と
外部の塗装を約束した。

家を放棄して
避難所に向かう村人たち。

料理用の野菜とマキを
かついで避難所へ。

避難生活は
まだ二ヶ月だが、
村に帰れる見通しは
たたないままだ。

この村との
おつきあいは、
15年におよぶ。
片眼が見えない
少女に出会った。

将来の事を思うと、
奨学生で大学を出た方が
良いだろう。

映像に入る!

彼女(アロナ)も
かつて奨学生で、
今は村の学校の
先生をしている。

かつて奨学生で
結婚した彼女が、
病気の女性が
いることを
知らせてくれた。


下あごが
腫れ始めて7年。
微熱もある。
医者にかかるどころか、
薬を買うお金もない。

夫と五歳の子どもが
いるけれども、
夫も先天性の
足の障害を持っている。

MCLの医療は
18歳以下だが、
子どもの将来を考えて
治療を試みることにした。
(撮影許可を得ています)

今後も定期的に訪れて
病気の子どもがいないか
チェックしていく
必要がある。

「読み語りが始まるよ-!」

「わたしはノルハイナ、
イスラム教徒です。」
「アギアナ、
クリスチャンでビサヤ族です。」
「ぼくは、
マノボ族のジョジョです。」

「MCLには、
三つの基本活動があって、
第1が、
今日みたいな読み語り、
友情と愛の支援です。

第2が、
奨学制度で、
わたしたちもそうだけれど、
孤児や厳しい境遇の
子たちを採用します。

第3が、
医療で、
18歳以下の子を
薬から手術まで行います。」

「最初にカエルの
拍手をするよ。」

「蚊に刺されたことある?」
「あるよ!
ちょっといたいけど、かゆい!」
「蚊の拍手をするよ!」

さらに
下の村の小学校でも
読み語りをした。

奨学生で、
今はここの先生の
アロナも語った。

最後に
パンをくばった。

地震で
破壊された小学校。

よろしければ、
医療と奨学支援を
よろしくお願いいたします。

映像に入る!
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ミンダナオ地震支援(6)
マノボ族の酋長の依頼で
地震避難民支援活動 2019年12月9日
映像に入る!
山の親しいマノボ族の酋長から、
地震支援要請の依頼があった。
山奥に住む先住民には、
ほとんど無いので来てくれないか!
10分の映像に作りました。
映像に入る! 
 映像に入る!

山の親しい
マノボ族の酋長から、
地震支援要請の依頼があった。

国道に近い地域や
近村には支援があっても、

山奥に住む先住民には、
ほとんど無いので
来てくれないだろうか!

奨学生も採用してきた
極貧の地域だけに、
放っておけず、

中腹の
村々をぬけて

最奥の地に
むかった。

読み語りと物資支援の
両者をかねて持ってきた、
シートを敷く奨学生たち。

酋長と話し、
まずは食料の支援を
開始した。

米もさることながら、
塩や砂糖も貴重だ。

酋長の奥さんの願いは、
二人の孤児の
スカラシップ採用だという。

あれっ!
この子どっかで
見たことがある。

第三回目に
支援に行った場所で
会った子だ!



そのときの
ビデオを引用しました。

映像に入る!
上の貧しい村で
最近孤児になった
少女に出会った。

まずは、
読み語りで
元気になってね!

MCLの奨学生は、
成績よりも
孤児や崩壊家庭の子を
優先している。

後日再訪して、
スカラシップ採用調査を
することに決めた。

スタッフ曰く
「日系人みたいな顔ね!」


再会できて良かった!
両親は、
去年事故で即死。

よろしければ、
この子たちの
ご支援をお願いします。

MCLに住みたい?
ええ!
ママエープリルリンと
パパトモが、
めんどう見てくれるわよ。

エッ!
わたしの亡くなった
母さんの名前も
エープリルリン!
うれしいな。

山の集落から
子どもたちが
集まってきて、
読み語りが始まった。

先住民、イスラム、
クリスチャンの
伝統的な民謡や
子守歌をうたった。

フィリピンの
南の地方の人たちなら、
子ども時代から
知っている
懐かしい唄。

マノボ族の奨学生が
マノボ語で、
民話を語った。

絵本の読み聞かせ
だけではなく、
現地語の母語で
語りもする奨学生たち。

電気もテレビも
携帯もない村で
育ったけれど、

民話を聞いて
育っているので、

ほとんどの子たちが
語りが出来る!

お話が
生きている世界
ミンダナオ!

めったに
食べられない
パンもくばった。

「語り」と
もうひとつは、
遊びこそが
子どもの心を育てていく。

愛と友情。

この子たちの
支援者になって
いただけますか。

MCLには、
どなたでも
無料でお泊まり
いただけます。

建物には
大きな被害は
ありませんでした。

しかし、
さらにしっかりした
構造に改築します。

奨学支援者の方々は、
状況にもよりますが、
できる限り
子どもが生まれた村まで
おつれいたします。

お問い合わせは、
現地日本人スタッフの
宮木あずさまで
メールで。
mclmindanao@gmail.com



映像に入る!
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ミンダナオ地震支援(7)
スカラシップ決定調査
地震避難民支援活動 2019年12月11日
映像に入る!

スカラシップの最終決定のために
必ず候補者の家を訪ねる。
その様子を、
10分のビデオ映像に作りました。
 映像に入る!
 映像に入る!

スカラシップ(奨学生)を
最終的に決定するために、

私たちは
必ず現地の家を
訪問する。

村の状況と家
そして家族の状況を
実際に見て

周囲の人々にも
子どもの状況を
聞くことで、

候補の子の
真実の現状と背景が、
スタッフにも私にも
理解できるから。

今回は最初に、
この二人の子の
家をたずねた。

おしゃれしてきた
子の家を最初に!

アッ!
いたいた、
手をふっている!

どこが
あなたのお家なの?

少女を
受け入れている
おばあさんの家。

おじいさんと
末の息子と
4人で一部屋で
生活している。

両親は去年
事故で亡くなったと
思っていたら、
つい数ヶ月前の事だった。

お兄ちゃんは、
別の親戚のところにいる。

お兄ちゃんと一緒に、
MCLに来て見てから、
どこに住むかを
考えようね。

死んだ
お母さんの名前は、
僕の妻と一緒の
エープリルリンなんだね。

食べさせていくだけ
でも大変で、
学校までは
とても無理なことが
よくわかる。

次の候補の子の
住んでいる家に
向かった。

ここは、
ついこないだ
読み語りをした場所

何度か
来たことのある集落

ここが、
少女を預かっている
従姉妹の家

あなたが
少女の従姉妹?

ええ、そうです。
結婚して
子どもがひとり。

どこかで顔を
見たことがあるなあ。

私、
MCLの奨学生だったの、
高校卒業して結婚したけど、

幸せが何より!
今度は君が、
不幸な子を助けているんだね。

少女の父親は、
政府側の民兵で

ゲリラに
殺されたことがわかった。

MCLは、
左派でも右派でもない、
政治や宗教に関係なく

不幸な子たちへの
愛で活動し
可能な限り支えていく・・・

いつでも会いにいらして
下さいね。


映像に入る!

山のマノボ族の
村を離れ、

下界の谷間に住み着いて
日雇い仕事で
生活している、

狭い斜面に追いやられた
マノボ族の
集落にむかった。

この集落とは、
本当に長い
おつきあいだ。

精神的に不安定だった
少女も結婚して妊娠
幸せそうで安心した。

目の前で
母親が殺されたけれど、
下の弟を奨学生に
採用することに決めた。

ここから学校までは、
2時間近く
歩かなければならない。

ここに、
何とか初等学校を建てて
低学年の子たちが
通えるようにしたい!

さらに、
山の小学校の
地震避難所を訪ねた。

避難生活は厳しいけれど、
子どもたちは
元気に力を合わせて
家族を助ける!

家庭崩壊した
少女を再訪し

奨学生に採用した。
来年から中高生で
MCLに住む予定。

最後に訪れたのは、
どこの山の中??

いいえ、
ミンダナオ子ども図書館の
隣の地

土地の買えない
先住民たちは、
所有権の不明確な、
谷沿いに住んでいる。

生活は決して
豊かではないけれど、
心のつながりが生きている。

ここの二人の少年を
奨学生に決定した。
地震で親戚を頼って
逃げてきた孤児。

この土地の一族は、
マノボ族の酋長一家で
初代のキダパワンの市長も務めた。
大学を出て、
立派な仕事をしてね。

おじいさんが酋長かつ
初代キダパワンの市長で
土地を譲っていただいた
亡きインカルさんの家も、
崩れて、

避難生活をしておられた。

さらに
ミンダナオ子ども図書館の
裏の家に向かった。

孤児になって、
祖父母の家に住んでる少女。
お兄ちゃんと二人、
奨学生に採用

ご飯は
MCLで食べることに
どこに住むかは、
本人の希望にしたがって決める。

MCLに住んでいる子も、
古里がよければ、
いつでも帰れるし、
MCLに住みたければ、
いつでも戻ってこられる。

本人の意思や希望を
尊重して、
親戚などと話をして
最終的に決定する。

どうか皆さん、
この子たちの支援者に
なってください。

サイトに支援方法が
出ていますし、
宮木梓さんにメールで
尋ねてくださいね。

家族として歓迎し
家までお連れしますし、
宿泊費はとりません。
 訪問希望の方は ここをクリック!  ミンダナオ子ども図書館 支援方法

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ミンダナオ地震支援(8)
立正佼成会依頼の支援とMCLの建物の現状
地震避難民支援活動 2019年12月17日
映像に入る!
立正佼成会依頼の避難民支援と
MCLの子どもたちの状況と
建物の現状を、
10分の映像に作りました。

 映像に入る!
映像に入る! 

立正佼成会とは、
次代会長の庭野光祥さまが
娘さんや若者たちと来られて、

MCLの若者たちと
感動的な平和の祈りを
先住民の山で行って
以来のつながりで、

特に子どもたちが
一食抜いて貯めたお金で
貧困の子たちにプレゼントを贈る

ゆめポッケは、
心魂がこもっていて

多くの子どもたちに
喜ばれる、
すばらしい社会活動だと
つくづく思う。
 ゆめポッケ

映像を 見たい方は ここをクリック
今回も200万の
特別予算を送って下さり

さっそく米と食料、
生活用品を届けた。

地滑りを恐れて
山から避難してきた
避難民たちは、

半年近く
こうした生活を
続けなければ
ならないだろう。

MCLジャパンの
代表の前田容子さんも
来られ、

何と
避難生活をしていた
モクモクと出会った!

まずは
子どもたちに
愛と友情の心の支援!

絵本の読み語りと

唄と劇が
始まった!

パパ友が作った絵本
「サンパギータのくびかざり」
も語られた。

劇「おおきなカサバイモ」
が始まった!

容子さんも
大演技で大受け!

うんとこしょ、
どっこいしょ!
それでもカサバイモは
ぬけません!

劇が終わって、
ココナツの甘いおかゆ
チャンプラードと
お菓子をくばった。

そしていよいよ、
立正佼成会からの
米と食料と生活用品の
袋を渡していった。

しっかりと名簿を作り、
名前を呼んで
渡していく。

RKKのみなさん
本当に
ありがとうございます!


映像に入る!

ミンダナオ子ども図書館
本部の状況から


子どもたちは
庭に張ったシートの下で
寝泊まりをしている。

料理も食事も
シートの下

やっと井戸水が
出るようになった。

今までは
川に汲みに行っていた。

福祉局の指示により、
子どもたちは
半年間は避難生活を
続けなければならない。

子どもたちが通う
学校も
修復が必要で

校舎内の授業は
再開できず

JICAの草の根支援に、
山の先住民の学校と共に
応募する準備をしている。

子どもたちは
校庭のシートの下で
勉強を始めているが、

半年近く
この状態が続くだろう。

MCLの建物は、
大きな地震にも耐えられるように
政府公認の設計技師で
MCLの理事でもあられる
ダニーさんによって
耐震構造で作られていたので
基礎がしっかりしていて
無事でしたが、

さらに大きな地震が起こる可能性や
増えつつある訪問者の方々の
安全も考慮して
以下の補強を可能な限り
進めていく予定です。

第一棟のメインハウスは、
中央部が最初に建てられ
左右が建て増しされた構造のため
つなぎ目が離れ亀裂や損壊が出たので
対策として、
屋根を梁で一つにつなぎ
隣接空間に部屋を作って補強し、
全体が一つになるように改築します。

第二棟の男子寮は問題なく
第三棟の女子寮も
予想以上にしっかりしています。
ただ、多少セメント壁に
亀裂があるのと
避難時に階段が表と裏の二カ所で
混乱を考えると右側にも
階段を加えて作ることにしました。

スタジオは問題ないのですが、
ダニー氏の設計ではないモスクが
基礎が崩壊しているようで
非常に残念ですが、安全を考慮すると
全体を崩して隣に再建するのが
最良であることがわかりました。

第一棟と第三棟の
修復予算のめどは
多少たってきているのですが、
モスクとキダパワン、
マロゴン等の下宿小屋と

保育所の修復めどは
全くたっていません。

しかし、どんなに辛くても
試練に耐える勇気と、
希望を失わない
明るいMCLの子どもたちから
生きる力をもらって、

みんなで試練を乗りこえて
行きたいと思います。



地震支援のお願い

写真が崩壊した場所で、
下の道はいつも私たちが
通っている道です。
この地滑りで
親が死んだ3人の子を
引き取ることに決めました。


さきほど、現地スタッフとエープリルの
携帯対話からわかりましたが、
マキララのMCLの下宿小屋がある
マロゴンに行く山の途中の
バトという名の先住民の村を
土砂崩れが襲い、

家々が崩壊して
そのなかで、お父さんとお母さんが
土砂崩れに会って死んで、
子どもが三人残されました。

この村は、関係が深く、
MCLの奨学生も
採用している村ですが、
今回も子ども3人を引き取って
MCLで住めるようにする予定です。

山岳地帯の先住民の状況が非常に悪く、
調査も行き届いていない場所も多く、
ミンダナオ子ども図書館で
山岳地の状況をしらべ始めています。


急きょ私(松居友)は、
11月10日の夜に
飛行機で現地に飛び、
現地でスタッフと
活動を開始
することにしました。


日本の洪水も大変ですが、
支援が可能な方は、
ぜひわずかでも
よろしくお願いいたします。


銀行振り込みは以下へ
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 019
預金種目 当座
店名:〇一九店
(ゼロイチキユウ店)
口座番号 0018057
口座名:ミンダナオ子ども図書館
































地震支援のお願い
つい数時間前(10月31日午後6時)に、
前々日と数時前よりもさらに大きい
マグニチュード7の
三度目の大きな地震がありました。

ミンダナオ子ども図書館のある
キダパワンは、震源地に近く、
ビルが倒壊しかけたり

家が倒壊したりしています。
写真はキダパワンの
ホテルです。

また、いくつもの家も倒壊しましたし、
先住民の村がある山では、
地滑りがあり、

家も崩壊して
避難生活が
はじまりました。

保育所を建てた
マキララの山の村も
地滑りがあり、
救済に向かった知人の村長が
地滑りで亡くなりました。

ミンダナオ子ども図書館の
子どもたちの
水や食料も
コメを除いて得られず、

また住む場所を
どのように修復するか
別棟の避難所を作るか。

また避難生活を
余儀なくされている
山岳地域の子どもたちの
救済や支援を

今後どのように行い、
場合によっては
MCLに引き取るか等々、

おそらく年末から
翌年の年始にかけて、
今後の緊急支援の
必要性もあるので、

急きょ私(松居友)は、
11月10日の夜に
飛行機で現地に飛び、
現地でスタッフと
活動をすることにしました。

日本の洪水も大変ですが、
支援が可能な方は、
ぜひわずかでも
よろしくお願いいたします。


銀行振り込みは以下へ
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 019
預金種目 当座
店名:〇一九店
(ゼロイチキユウ店)
口座番号 0018057
口座名:ミンダナオ子ども図書館

 訪問希望の方は ここをクリック!  ミンダナオ子ども図書館 支援方法


natukiro

・・2019年の夏の訪問者との記録・・
クリックするとサイトから映像に飛べます!
若者たちと
絵本画家の体験記

GO!
最後に海の
下宿小屋に泊まった
 
GO!
避難民に読み語りと
炊き出し支援を行った
 
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イスラム緊急避難支援 
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vi1

「若者たちと画家の
ミンダナオ子ども図書館体験記」

2019:8-15,16
 
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日本で大学に行っている
3人の訪問者の若者たちが、
松居友の三冊目の絵本
「青い山の妖精さんたち」(今人社)の
下絵を描く画家と一緒に、
絵本の舞台になる未知の洞窟、
妖精の宿る巨木、
滝のあるジャングルを訪れました。
ミンダナオ子ども図書館を訪問すると、
どのような体験が可能か、
その一例がわかります。
こうした若者たちにこそ、
未来を託せると感じました。

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若者たちと画家の
ミンダナオ子ども図書館体験記

スタッフの仕事に同行して
日本で大学に行っている若者3人と
制作中の絵本「青い山と妖精さんたち」
を描く画家が、絵本の舞台を訪れた!

山の下宿小屋に米を届けたあと、
キアタウの村にむかった。

かつてこの道は、

4WDでも
厳しかった道だが、

今は整備されて、
驚くべき事に
電気まで来ている!

保育所の先生が、
子どもたちと

保育所に向かう。

MCLで建てた保育所を
チェックして支援者に報告

村の状況を聞くと、
六年生の双子の孤児が
いるという。

父親は亡くなり、
母親は子どもを
祖母に預けたまま
行方がわからない。
MCLに住んで学校に通いたい!

二人の青年が、
がんばって
支援することになった!

絵本の舞台になっている、
洞窟に画家と向かった。

昔は、ここは
ジャングルだったが、
熱帯材がことごとく伐採されて
日本に持って行かれた。

そのため下流が毎年、
大洪水に見舞われている。
MCLで植林活動を始めた
地域の一つだ。
洗濯で日銭を稼いで、
子どもたちを
養っているお母さん。

目的地の
洞窟にたどりついた。

この辺は、
第二次世界大戦で
日本軍が米軍と決戦

日本軍は、
最後にこの洞窟に逃げ込んで
玉砕したという。

外国人が、ほとんど
足を踏み入れたことが
無い場所。

奥には深い
鍾乳洞が残っていて、

そのなかには、
今も遺骨がたくさん
眠っているというが、

地元の人は、
お化けが出ると言って
怖がって入らない。

日系人と呼ばれる、
日本人の血の
入った子がいて

MCLの奨学生に
なっている子も多い。

今回の絵本も、
その子の体験が元になっている。

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ここでの体験を訪問者の若者の一人が
機関誌「ミンダナオの風」で書いています。
以下をクリックすれば読めますよ!

機関誌「ミンダナオの風」 74号PDFへGO!

案内してくれた子が、
グァバの実を
とってくれた

世界から
戦争だけは、

無くなって
欲しいと思う。

翌日は、
マロゴンの
下宿小屋に行った。

この下宿の
敷地には、

信じられない
巨大な大樹が
生えていて、

大樹には、
妖精が宿ると
言われていて、

死者が天界へ昇る
道になっている
と言うのだ。

今回の絵本の

舞台の一つだ。

帰りに
スカラーの調査のために
貧しい先住民の村によった。

母親は、聾唖で
10人も兄弟姉妹がいて、
生活が厳しく、
中学を卒業するのも
難しい子がいた。

訪問者の若者の一人が
話を聞いて、
心を痛めた。

一日二食、
お芋がせいぜいで、
ご飯も食べられない。

これが彼女の家と、

外の便所だ!

その場で、
支援をすることに決定!

大学まで行けるなんて
信じられない!

「私、MCLに住んで
 学校に通います!」

翌々日は、
みんなで滝に行った!

ここも、
絵本の舞台の一つで
ジャングルの入り口。

皆さんも、
来てみたら?

MCLに帰ると、
子どもたちが、

グァバの実をとって、
ごちそうしてくれた。

ここでは、
先住民、ムスリム、クリスチャン
宗教や種族が違っていても
一つの家族!

韓国人も中国人も
アジアもヨーロッパも
アメリカもアフリカ人も!
国政が違っていても
一つの家族!
遊びに来てね!

私たちの
支援者になってくださって、
本当にありがとう!


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ミンダナオ子ども図書館 支援方法

vi2

サンタマリアの海の下宿小屋に泊まり
灯台に登り、
村の奨学生や子どもたちと
浜辺を伝って学校を訪れました

2019:8-20

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3人の訪問者の若者たちが、
MCLの海の下宿小屋のある
素朴な漁村クラクシン集落にとまり
灯台に登り、
奨学生や子どもたちと学校に行き
ヤシの実をとったり、追いかけっこをして
村の子どもたちと遊びました。
「帰りたくないなあ」
「ここに住みたいなあ」
コニュニティーが生きている生活体験は
将来の日本を考え直す
よすがになると思いました。
スタッフのジェニーボーイ君が撮影!

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最後に
海の下宿小屋で
泊まった

海の下宿小屋に
訪問者が同行する場合は、

セキュリティーを
万全にするために
必ず市の警察署に行き、

最新の情報を得て
話をしておく。

まずは、
サンタマリアの市場で

食料を
仕入れた。

仕事場に
子どもたちがいても、

誰も
文句をいわない。

魚を
養殖している。

イスラムのお墓は、
うえに蓋がない。

ヤギが
飼われている。

ここでは、
イスラムと
クリスチャンが

仲良く
生活している。

クリスチャンの村では、
豚が飼われている。

クリスチャンのお墓のうえは、
閉じられている。

峠を越えて

いよいよ

クラクシン集落に
はいった。

集落の一番外れに
下宿小屋がある。

さっそく
岬の先端に見える、

灯台に登ることに
決めた。


岬の先端に

着いたよ!

さあ、

下宿小屋に
帰ろう!

着いたら
みんなで遊ぼう!

学校から
中学生も帰ってきた。

夕暮れどきから
漁にでるお父さんたち。

翌日は、
奨学生の子たちに
導かれて

学校に
行ってみた。

これが、

通学路なの!!!

マングローブの林を
越えたところに
小学校があった。

ミンダナオ子ども図書館の

奨学生たち

ハイスクール(中学校)にも
行ってみた。

竹壁のそまつな学校に
びっくり!

帰る日が来た、
いつまでもいたいのに!

さびしいなあ、
帰るの・・・

わたし、
ここに住みたいなあ・・・

だいじょうぶ、

またいつでも
もどっておいで。



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vi4

イスラム緊急避難民支援
2019:8月4日

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先日イスラムの湿原地域で
ISISと国軍の戦闘があり、
800世帯が避難生活を
余儀なくされました。
福祉局からの要請を受けて
イスラムの若者たちと
緊急のビニールシートと
古着の支援をしていきました。
日本から来られた
子どもたちを持った2家族は、
危険地域の中枢でもあり
無理だと思ったのですが、
福祉局の所長補佐で
MCLの理事グレイスさんから
「安全を確保できる」
ということで救済活動に参加!
大きな体験になったと思います。

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イスラム地域で
空爆と戦闘があり、

600世帯が
避難している!

福祉局の所長で
MCL理事のグレイスさん達と、

ミンダナオ子ども図書館の
奨学生たちとスタッフが、
即時、救済に向かった!

12月末で
MCLに帰っていた
妻と私と娘、

そして、偶然に
年末年始にかけて
日本から訪問してきていた
家族もいっしょに!

まさか、
戦闘避難民救済に
日本から来た家族も
いっしょに救済支援に行けるとは、
思ってもいなかったけれど、

今回の戦闘リドーは、
小規模でしかも、
かつて対立関係にあった
政府軍とMILFが連携して、

超過激派BIFFとの戦闘を
抑止しているので、

長年連携して
活動してきている
MCL理事で市の福祉局の所長補佐
グレイスさんと行政局から、

大丈夫であるという
回答を得て、
いっしょに現地に向かった。

グレイスさんは、
行政の福祉局の所長補佐で、
カトリックではあるものの、

現地のイスラム婦人たちと
しっかりした
信頼関係を築き、

数十年にわたり
この地域に続く
戦争避難民救済を
続けている。

正直なところ、
過去の度重なる戦闘では、
危険度が高くなるので、
訪問者の同行は、
無理だと思っていたのだが、

それだけ、
和平交渉が軌道に乗り、
反政府ゲリラと言われていた
MILFとフィリピン政府とが、
連携して、

超過激派BIFFを
抑制する体制が、
出来あがってきたからだろう。

それでも、心配なので、
訪問者には、
必ずスタッフといっしょに、
側で行動すること、

トイレに行くときにも
話をして、
女子のスタッフが同行すること
といった了解を求めた。


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しかし、MCLが
外国人は絶対に入れない
と言われている
こうした地域に入れるのは、

戦争避難民として
何度も
村人たちを救済し、

読み語りをして
奨学生を採用し、
保育所なども
建設して来たからだろう。

村人たちは、
とりわけ子どもたちは、
MCLをよく知っており、

私たちの顔を見ると
大喜びで
駈けよってくる。

しかし、
知っている子たちが、
戦争避難民となって、

不幸な環境で
生活しているのを
見るのは辛い!

避難生活で
何よりも早く
渡さなければならないのが、

雨をよけて
寝られる場を作るための
ビニールシートだ。



ビニールシートで
屋根を作ってあげることで、
せめて寝られる場所が
出来ただけで、


本当の子どもも
親も安心して、
笑顔がもどってくる。

時には、
家が焼かれ、
また湿原の中を
泳ぐようにして
逃げてきた人たちにとって、

家から服を持って
出るだけでも難しく、

貧しいと
着替えの古着も
食器やお鍋もない。

そんな子たちのために、
日本から送られてきた
古着や食器を
持ってきて渡した。



支援を継続することを
村人たちに約束し、
次回は、
シートと古着に加えて、

子どもたちのために
読み語りとフィーディング
そして、薬を含めた
医療支援を約束した。


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マニラ新聞(MANILA BULLETIN)に、
現地の状況に関する記事が出ています。
クリック!
vi3

戦争避難民への読み語り
若者たちが奨学生やスタッフと
第二回避難民支援をしました
2019:8-17

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日本で大学に行っている
3人の訪問者の若者たちが
第二回目の戦争避難民支援を
福祉局員の指示で、
スタッフ、奨学生たちと行いました。
今回は、
子どもたちの心を救うための
読み語りと炊き出しを中心に
活動しました。
MCLの独特な活動体験がわかります。
皆様方からのご寄付に
心より感謝いたします。
今後も医療や戦争孤児の
奨学生採用などを継続。
スタッフのジェニーボーイ君が撮影!

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避難民に、
読み語りと
炊き出し支援をおこなった!


前回は、
緊急支援でまず必要な
雨よけのシートと
古着の支援をおこなったけれど、

今回は、それと同時に
子どもたちを元気づけるための
読み語りと
炊き出しを中心に
福祉局と連携して活動。
ミンダナオ子ども図書館を出発!


ピキットの町を抜けて、
プランギ河の岸に向かう。
高度な危険地域だけれど、
人々はMCLのことをよく知っている。

避難所に着くと、
奨学生の子たちが、
支援の準備をすぐに始めた。


炊き出しは、
まず子どもたちのために、
バナナの砂糖焼をつくった。


こちらの貧しい
子どもたちにとっては、
砂糖もなかなか買えず、
バナナの砂糖焼は、
嬉しいおかず。


下の、黄色い服を着ているのが
福祉局の所長補佐で、
MCL理事のグレイスさん。
カトリックだけれど、
イスラムの婦人たちからの
信頼があつい。


いよいよ、
炊き出しがはじまった。

チャンプラードとよばれる、
ココナッツと砂糖の
煮こみご飯。


避難民になって
まだ数日なので、
子どもたちの顔も明るい。


しかし、
こうした生活が、
数週間、
数か月になって行くと、
子どもたちの顔も
落ちこんでいき、

表情もなくなり、
手を振っても
ぼーっとしているだけ。


戦争だけは、
絶対に嫌だと思う。

正義のために戦っていると、
信じていても、
その背後で、
罪もない子どもたちや

お年寄りが、

このような
ひどい思いを
しているから・・・。


日本で大学に行っている
3人の訪問者の若者たちの体験記
写真をクリックすると
映像に飛べます!


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ミンダナオ子ども図書館が
来ることを
大喜びで待ちかねていた、

避難生活を
よぎなくされている
イスラム教徒の子どもたち。

すでに、この地域の村々には、
読み語りに
くり返し訪れているし、

戦争で親が殺されたり、
家庭が崩壊した
子などがいると、
奨学生に採用しているし。

子どもが多く
貧しい村には、
保育所も建てたりしているので、
私たちにとってもお隣さん!


歌と踊りが
はじまった!


MCLに
来たことのある人たちなら、
誰でもがしっている歌と踊り!


訪問者の若者たちも、
すっかり溶けこんで
一つの家族!


宗教や部族や民族や
たとえ国が違っていても、

友情と
愛はひとつ!


いよいよ、
読み語りが始まった!


イスラムの奨学生の子が
読み語りに選んだのは、

わたしが書いて
ペレスさんの絵で
日本語版が出ている絵本。



「サダムとせかいいち大きなワニ」
(今人社)




そして最後に、
必ずみんなで歌う
イスラムの歌、
先住民の歌、
クリスチャンの歌。


こうした体験から、

日本の若者たちが
何かを感じ、

将来に
活かしてもらえたら、
日本の未来も
明るくなる?




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戦争や戦闘が作られて
可哀そうなのは子どもたち! 
プランギ河は、大河で、
フィリピン最高峰の
アポ山から流れ出し
東南アジア最大の湿原
リグアサン湿原に流れ込み、

そこから下って、
コタバト市に流れ込む。

400年年前に、
イスラム教徒が
商業文化圏を作りながら、
マレーシア、
インドネシアを抜けて
ミンダナオの
コタバトにたどり着き、
フィリピンで最初の王国をつくった。

その後、
さらにプランギ河を
さかのぼって、

リグアサン湿原に
達して、

上の王国を
開いた。

そのころの儀式が、
今も、この地に残っていて、
わたしが、
サイトにあげたら
ユネスコ文化保存協会が、
極秘に調査に入ったほど、
貴重な文化だという!
その後、300年前に
フィリピンが、
スペインの植民地になり、
キリスト教が広がりはじめたが、
それ以前に、フィリピンに、
最初の国家をつくったのが
イスラム教徒の人々だった。

それゆえに、ミンダナオの
イスラム教徒の誇りも、
よくわかる気がする。
その後、ミンダナオは宗教が異なっていても
平和だったというのだが、
しかし、現代になってなぜここで人類は、
戦争を起こさなければ
ならないのだろうか?

現地で起こること、
そして、人々の語ることから
しだいにわかってきたのは、
自治を確立したいという
気持ちを背後で煽って、
国際的な政治や資本が、
この地域に膨大に眠っている
石油や天然ガスの利権を狙って、
戦争を作っているのではないか、
ということだ。

貧しい地域の人々が、
あんなに高性能の武器を
買いこむことが出来るわけもなく、
貧しい若者に
国の役人級の給料を
支払ってリクルートするとしらならば、
その予算は、
いったどこから下りてくるのか?

とこまで本当かわからない、
けれども、ひたすら
子どもを救うために
活動していると、
そのような話が聞こえてくる。
愕然とせざるを得ない!
可哀そうなのは、
その結果死んでいく、
貧しい地域の青少年と
罪もない幼い子どもたちだ!

今のドゥテルテ大統領になって、
和平が進展しているけれど、
今後の展開が不安でならない。
次の大統領しだいだろうけれど、
現実に石油とガスが開発されて、
大量の汚水と廃棄物が
リグアサン湿原に流出し、
漁業が出来なくなることを、
5000世帯すんでいる、
漁民家族が心配している。

そうなれば、次の抵抗運動を
戦闘をしてでも開始するという声も
あちらこちらから聞こえてくる。
アポ山に住む、
先住民たちも、
すでに希少金属やニッケルの、
開発の手が入りつつあるって、
山の汚染状況を気にしている。

今後の先進国による
開発計画しだいでは、
またさらにくり返し戦闘が、
起こるように気がしてならない。
子どもたちが可哀そう!
MCLは、これからも、
やれるだけのことはやっていきたい。


ミンダナオ子ども図書館の最新の活動報告
支援者の方々への活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作

現地日本人スタッフによる、
写真を交えた最新の活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
訪問等でMCLと出会った若者たちの想いです!

ミンダナオ子ども図書館:日記 松居友制作
松居友による活動報告および
製作映像や想いを載せた自由日記です!
訪問希望の方は ここをクリック!  ミンダナオ子ども図書館 支援方法  スカラシップ、訪問希望 ご質問は宮木梓さんへ メールしてください

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寄付された方には、隔月に機関誌「ミンダナオの風」をお送りします!
単発寄付(左)と各月寄付(右)があります。
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個人情報が流出することはありません!

携帯のデーターが古い場合は、エラーが出る可能性あり、その場合は、パソコンで試してみてください!


小学奨学金1年のエラーを修正しました!
毎回振込後に、宮木梓からお礼のメールが届きます!
奨学金は、物価高騰もあり、
小学校と大学のみ2000円加えた額に変更しました。
年間、小学42000円、中高60000円、大学72000円継続支援の方で変更を希望されない方は、以前の額で結構です!


卒業後も支援継続されたい方、別の子を希望、終了を希望等は、
メールか振り込みの通信欄で宮木梓宛に、
メールが難しい方は、日本事務局に、FAXかお電話で対応します。
 
日本事務局 前田容子 FAX:0743 74 6465 携帯電話:090 5091 7514

ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!
郵便局、銀行、コンビニATM、ネット振込は以下!  
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自由寄付、スカラシップ里親支援等
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現地日本人スタッフ宮木 梓  mclmindanao@gmail.com
日本事務局 前田容子 FAX:0743 74 6465 携帯電話:090 5091 7514
ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!