戦争と平和構築
2013年の記録から(2)


 クリスチャンとムスリムが
対立してきた村だが、
今は友情が・・・
1 父親のいない子の調査 Go! 15 保育所は元気だった Go!
2 奨学生の調査は続く Go! 16 古着や靴をわたした Go!
3 キアタウ村で5泊した若者 Go! 17 高校生で初めての海外 Go!
4 若者が書いた体験記(1) Go! 18 保育所建設も進めた Go!
5 若者が書いた体験記(2) Go! 19 琴美さんからの手紙 Go!
6 若者が書いた体験記(3) Go! 20 MCLの中も楽しかった Go!
7 誕生祝いハラナについて Go! 21 幼稚園の園長先生が訪問 Go!
8 若者が書いた体験記(4) Go! 22 ゴムの木を荷台にのせた Go!
9 若者が書いた体験記(5) Go! 23 子供たちと一緒に食事 Go!
10 村には奨学生が沢山いる Go! 24 キアタウ村に宿泊 Go!
11 ケロハス村に古着を届けた Go! 25 園長先生からの体験メール Go!
12 最後にお別れの読み語り Go! 26 子どもたちと植林をした Go!
13 保育所調査を継続 Go! 27 原住民の子たちと過ごした Go!
14 約70の保育所を建てたが  Go! 
28 幼稚園長竹田先生の滞在記 Go! 39 支援者に会えて大喜び Go!
29 4泊5日の滞在記録 Go! 40 両親がいない子を先生が Go!
30 2日の目朝から昼41 Go! 41 前田さん夫妻が再訪 Go!
31 2日の目昼から夜 Go! 42 寄贈の保育所開所式 Go!
32 ボ~と景色を見てると Go! 43 極貧の村にも古着を配った Go!
33 夢、遊び、そして最後に Go! 44 読み語りもした Go!
34 遊び  Go!  45 山の子たちと遊びをした Go!
35 最後に Go! 46 生きる力ってなんだろう Go!
36 マノボの村に古着を配った Go! 47 その夜は、子供たちと Go!
37 キアタウにも泊まった Go! 48 ゴムの木の植林地を見た Go!
38 MCLの訪問者たち Go!
vs1
 父親が居ない
子の調査


現地からの依頼を受けて
調査に行った子の父親は、
殺されていて、

子どもたちは
プランテーションのはずれで、
母親と祖母と共に、
極貧の生活を送っていた。

家ともいえないような
狭いところに、
兄弟をふくめて5人ほどで
寝泊まりしている。


調査をした後に、
ふたりとも、
奨学生に採用した。

まだ、
支援者が見つかっていない子たちが、
200名以上も居るのに・・・。

見てしまったからには、
どうしても、
放っておけない。

とりあえず
自分の私費をつぎ込んで、
80万あるかなあ?
この場をしのいでいくしかなさそうだ。



vs2
奨学生候補の子の
調査はつづく


さまざまな所から口コミで、
時には親が殺害されたり。
家庭が崩壊して、
困窮している子の話が入ってくる。

時には
アビューズだったり・・・
放置だったり・・・

そのまま
放っておくことが
どうしても出来ないので、

本部で出会っていても、
かならず実家をたずねて
家庭調査を始める。

車が入れないので、
徒歩で向かう事も多い。

あっ!
ようやく家が見つかった!



まだ支援者が、
見つかっていない子も
多いのだけれど、
放っておけないので受け入れて、

保護するためにも
奨学生に採用して
学校に行かせてあげる。

特に、
現地に置いておけない子は、
本人が望めば
MCLに住むこともできる。

支援者の無い子は、
自由寄付を充てているが、
採用した後、
ため息がいつも出る。


「経済的に大変なのに
また背負い込んだな。」


ミンダナオ子ども図書館の
スカラシップや里子支援は、
「学校に行きたい!」
という思いがあれば、

成績や学歴よりも
孤児や母子家庭や極貧など、
厳しい境遇の子を優先しています。

日本の中高生の年齢に
達している子でも、
保護を目的として、
本人が望めば小学生で採用します。
 
スカラシップ
決定調査
の映像にGo!


映像に入る!
大事なのは、
少しでも幸せな人生を
将来も送ってもらうこと!

まずは以下をクリックして
支援方法のサイトを
読まれることをお勧めします。
ミンダナオ子ども図書館 支援方法

ボランティアスタッフをしてくれた
佐藤栄亮くんも
支援してくれた。



vs3
キアタウ村で
5泊した若者たち


日本の若者たちの未来を考えて、
MCLでの
若者の滞在も考慮した
企画を立てることを始めた。

MCL内だけでは
体験も限られるし、
それよりもっと
現地の人々のなかにも入って行って!

仕事もかねて
コミュニティーのなかで!
子どもたちとの本当の出会いと、
彼らの生活とを体験させてあげたい!

今までは、
現地の子どもたちの事だけを
考えてやってきたが、

閉塞的な世界に
引きこもっているかのような、
日本の若者たちが世界を知り、
実際に体験し、

喜びと希望を持って、
未来に
一歩踏み出せるような、

そんな場を、
現地の子どもたちや人々と
一緒に作っていく
必要があると思いはじめた。

特にフィリピンは日本の隣国だ。
隣の人を自分のように愛せずに、
どうして世界で生きて行けよう!



vs4
訪問者が書いた
体験記録(1)

同志社大学
経済学部 2年



この度は学生団体
Novel Standardの活動に、
協力してくださいまして
ありがとうございます。

個人として
日本にいては体験できない、
また海外に旅行するだけでは
体験することができない、

素晴らしい体験を
することができました。
これは人生の宝物となりました。

キアタウの方と
信頼関係を築いてこられた
MCLの努力に、
感謝の気持ちでいっぱいです。

子どもたちの笑顔を
たくさん見ることができ、
とても幸せでした。

子どもたちに
ここに帰ってくると約束して、
と言われる前から、
帰ってこないといけないなと思い、

義務ではなく、
自分が会いにいきたいと
思わせてくれる人に出会えました。

これもMCLが、
僕たちの間に
入ってくださったからだと思います。
本当にありがとうございます。

最後になりましたが、
案内をしてくださった
松居友様、

フィリピンでの活動を
サポートしてくださった
スタッフの皆さま、
そして子どもたちに感謝申し上げます。

ありがとうございました!


電気も無い
マノボ族の村キアタウ。
そこの村の普通の家で、
家族と一緒に生活する体験。

泊まる家にも、
必ずスタッフが一人つくものの、
一人一軒、
貴重な体験だ!




vs5
訪問者が書いた
体験記録(2)

同志社大学
商学部 2年


日本へ帰国して
まだ1週間も経っていませんが、

既にまたフィリピンへ赴き、
MCLの子ども達や、
キアタウの人々と再開したい、
という気持ちでいっぱいです。


自然や子どもが好きな僕にとって、
ここでの生活は、
とても印象的で
有意義なものとなりました。


僕にとって今回が
初渡航ということもあり、

文化や言語の違い、
治安等の面で
相当な不安を抱えていました。

しかし、MCLさんの協力により、
抱えていた不安が解消され、
日本では決して
体験することが出来ないような、


貴重な体験を
することが出来ました。

また、
その体験を通じて、
様々な人々と交流することができ、

それが僕にとって、
今回一番の
大きな財産となりました。

一週間という短い間でしたが、
親切にサポートして頂き
ありがとうございました。



vs6
訪問者が書いた
体験記録(3)

誕生日の夜明け前の
ハラナ(祝福)


関西大学
商学部 2年


約1週間、
MCLには大変お世話になり、
非常に貴重な体験を
させて頂きました。

MCLには
3度目の訪問となりましたが、
今回は初めてキアタウに行き、
それも5泊させていただきました。

数か月ほど前から
松居さんと直接
メールで打ち合わせをさせて頂き、

キアタウでのゴムの植林、

ケロハスでの
古着の配布と様々な活動を
することができました。

3度目の訪問となった
MCLでは、
子どもたちに再び会うことができ、
幸せでした。

初のキアタウでは、
夜は予想以上に冷えますが、
それを感じさせない
ホットな村の方々に迎えて頂きました。

子どもたちも無邪気で、
よく遊んでくれました。

2日間に渡っておこなった、
ゴムの植林でしたが、

私たち日本人は、
足手まといになるだけ。

村の方々も、
私たちを常に
心配されながらの作業でした。

「魚を与えるのではなく
魚の釣り方を教えよ」と言いますが、

まさに我々側の
傲りに満ちた言葉だと思いました。

何でも
彼らの方がよく知っていることを
実感しました。

また私は、
キアタウで忘れがたい
幸せな20歳の誕生日を
迎える事が出来ました。


他にも植林の体験や、


子どもたちへの
古着の配布!

どれをとっても、
この1週間は、
私にとって生涯忘れられない
記憶となりました。

MCLのスタッフの皆様には、
感謝してもしつくせない
思いであります。

MCLにはまた、
再び訪れたいと思っています。
ありがとうございました!



こんな感動的な誕生日
今までに経験したかなあ!



vs7
ミンダナオの習慣
ハラナについて


ミンダナオでは、
ハラナという習慣があり、

夜明け前に、
誕生日の人の家の前に集まって、
お祝いの歌をうたい、


祝福の言葉を述べる。

ミンダナオ子ども図書館では、
親のいない子がほとんどで
誕生日は寂しい日。

そこで、
必ず夜明け前にその子の部屋や
家の前にあつまってハラナを行う!


祝福を受けた子は、
大喜びで泣き出す!

クリスマスは
イエスの誕生日で、
お祝いの飾り付けは
9月から始まり、

クリスマスの前の一週間は、
毎朝、夜明け前に教会に集まって
ミサを行って歌う!
これも、ハラナ?



vs8
訪問者が書いた
体験記録(3)

翌二日は、
村人とゴムの苗を植えた


日本の若者たちが、
現地の若者や村人たちと
一緒にゴムの苗を植えた。


同志社大学 グローバル
地域文化学部 1年


キアタウ村での植林など、

私達のために、
様々なことを
計画してくださった松居さん。


言葉も全く通じないキアタウ村で、
困っている私達を、
いつも助けてくれて、
本当にお世話になったスタッフの方々、


そしてたくさんの
笑顔をくれた子どもたちに、

感謝の言葉を
述べたいとおもいます。


我々を受け入れていただき、
本当に
ありがとうございました。


キアタウ村での生活は、
言葉の面などにおいて
本当に不安でした。

しかし、
現地スタッフの方々の通訳や
色々な説明により、
村の方々と交流を深められました。


キアタウ村では、
一生忘れられないような
経験をさせていただきました。


またいつの日か、
子ども達とも約束したように、


MCLに戻らさせて
いただきたいとおもいます。


その時は、
どうぞよろしく、お願いたします。




vs9
訪問者が書いた
体験記録(4)

同志社大学グローバル
地域文化学部 1年


先日は、貴重な体験を
ご提供いただき、


誠にありがとうございました。

また、
ゴムの木の植林、


古着の配布といった活動を
成し遂げることができ



学生団体としての
職務を果たすことができました。

6日間付き添ってくれた
スタッフの皆さんに、
感謝申し上げます。


vs10
この村には、
MCLの奨学生が
たくさん居る



女の子たちは、
MCLで渡した、
支援者からの古着を着て、


普段より
ちょっとおしゃれして、
来ているな。




vs11
ケロハス村に
古着を届けた



若者たちはキアタウから
さらに貧しいケロハス村に、
古着を届けた!



一つの村を拠点にして、
その近隣の
さらに貧しい村々に、


交流と支援の輪を
広げていく。


ケロハス村は、
キアタウから馬にのるか、

急な斜面を
徒歩で行くしかない。

しかし、MCLでは、
ここからも、スカラーを採り、


保育所も建てているので、
村人たちとは親しい。



vs12
最後にお別れの
読み語りをした!




また、絶対に、
絶対に、帰ってきてね~!




vs13
保育所調査を
継続


保育所を
支援された方々に、

保育所の現状を確認するために、
日本から来た若者たちと
山奥の集落を訪れた。

たった一つの保育所を
調査するだけでも、
車で数時間山岳道路を、

時には、川を渡って行き。
そこから徒歩で、登っていって、
まる一日かかる。

ボランティアスタッフの
杉菜さんと史子さんが、
同行したが、


もうビックリ!

こんな山奥にMCLは、
保育所を作っているんだ!




vs14
2020年時点で、
MCLでは、
約70の保育所を
建てていますが、

2020年に執筆挿入

福祉局と連携して依頼を受けてきた
保育所支援なのですが、
引き渡し時点で公の開所式を行い、


「竹の壁やトタン屋根の修復そして維持は、
引き渡し後は、すべて村の責任にゆだねる」
と言う書類に、


村長や保育士を含めて
公的なサインをして、
引き渡すのですが、


極度の貧困地域であるが故に
行政の手もまわらず。
修復費も出せず。

5年後ほどから、
痛みが激しくなっている保育所が、
増えてきました。


それでも、小学校に入るためには、
幼稚園か保育所でABCを勉強しなければ、
入学できない、
と言う規則を政府が作ったので、

一生懸命、
勉強している子どもたちを見ると、
いたたまれず、


今後、
ミンダナオ子ども図書館で
全保育所をチェックして、

訪問した若者たちにも
協力してもらって、
一緒に集落を訪れて、


竹壁の修復と
屋根や壁のペンキ塗りを
ヒナイヒナイ バスタ カヌナイ
ゆっくりゆっくり でも たえることなく
行っていくことにしました。


皆さんの支援をたよりながら、
自由寄付も使って、
全保育所を、MCLでチェックして
補修を進めていきます。


子どもたちの事を考えると、
MCLの力を継続させて、
完成後も保育所支援を
していかなければならないと決心しました。


2020年に訪問してきた若者たちが、
保育所補修も行った様子は、
以下のビデオでもご覧いただけます!
地震の悲しみで父さんが
  
ビデオ映像へGO!

2021年の春には、
松居友と妻と娘がミンダナオにもどります。
そして、再度自分の目で
全保育所をチェックして
本格的な補修活動を開始します。


それも集落の人々との
長いおつきあいの一つだと思います。

日本での5年と今後のMCL
2020年に執筆
GO!



vs15
アポックアポック村の
保育所は元気だった


聖マーガレット幼稚園の
皆さんありがとう!!!


ここも何とか予算を計上して、
土台をピンクに、
劣化をふせぐためにも、
屋根をペンキで緑に塗る予定です。


先生もしっかりしている。

ここから学校には
通えないほど遠いので、
小学校になると村の中心へ下宿する。
マノボ族の村。


保育所の後ろが
大きな地滑りが起きていた。

予期していなかった場所に、
大きな地滑り。

これは
山岳地域の大きな問題。
森林の伐採が原因。


村人たちと相談し、
植林をすることに決定。

斜面には竹を植え、
平坦地にはゴムの木を植える。

このような急斜面には
竹が一番良い。
植林支援を復旧にも当てていきます。

MCLの支援金の中から
労働費を出して、
村人たちとやっていきます。

植林は、
あらゆるところで行っています。


今後は、ゴムの木に加えて、
竹、マホガニー・ラワン
なども植林予定です。


確実に支援金は
植林の役にたっていますので
ご心配なく。


長期ボランティアの史子さん

ボランティアスタッフの杉菜さん。


よろしくお願いします。


オモチャが無くても
子どもたちの遊ぶ力はすばらしい!



日本の若者たちが、
この村に泊まって、
滞在できるようにしたいと思う。


キアタウのように。



vs16
子どもたちに
古着や
靴をわたした


皆さんから送られてくる、


古着や靴を、
活動地域に持って行って
届けています。


無限に
必要とされています!

活動範囲が
広大なので・・・!



kot
高校生で
初めての海外の琴美さん
お別れ会で、
子どもたちが泣いた



17歳、
高校3年生の琴美さん。
ぼくのところに、
電話がかかってきた。

「わたし、北海道の琴美です。
このあいだ、
テレビ「なぜここに日本人!」で見て、
どうしても、どうしても行きたくって!」

「来ても良いけど、
初めての海外旅行でしょ。
お父さんお母さんには、もう話したの?」

「まだです。
わたし、お父さんいないんです。
でも、これからお母さんに話します。」

北海道から
初めての海外旅行。
しかもたった一人で!

といっても、
看護婦でお忙しいお母様が、
いっしょに来られて、
一泊してもどられた・・・。

どうしても、
どうしても、
どうしても、
どうしても来たくって! 

来て良かった!
友だちがたくさん出来たのが、
何よりもうれしい。


hoi

ボランティアも手伝って
保育所建設も
進めた

保育所建設は、
厳選した資材の選択や注文
現地への移送。


仕事人の給与、
完成にいたるまで、
ミンダナオ子ども図書館が
責任を持って行っている。

資材や資金が盗られたり
横流しされたりしないように。


下は、
スタッフのラメール君。


17歳、
高校3年生の琴美さん、
北海道から一人で、
初めての海外。


どうしても、
どうしても、

どうしても、
どうしても来たくって! 
来て良かった。

友だちが
たくさん出来たのが、
何よりもうれしい。



vs18
松居さん、
こんにちは!
鈴木琴美です。
昨日家につきました


家に帰ってからも、
何回も
MCL
で撮った写真を見たり、

今頃みんな学校かなーとか、
ご飯の時間かなーとか
考えちゃって、
すごく寂しいです。

すんごく
MCLに戻りたいです(*_*)

初めて
日本以外の国を、
自分の目で見て感じて、

町も車も
匂いも生活も文化も、
全て日本と違うことにドキドキして、
見るもの見るもの興味を感じました。

全部が忘れられない経験ですが、
1
番頭の中に残ってるのが、
陽さんと何人かの子どもと、
クリスティーの家に行ったことです。


クリスティーが毎回毎回、
一緒に家行こうって、
言いに来てくれたことも
うれしかったです。


クリスティーの家まで、
泥道を歩き、
川を渡り、バナナ農園を通り、


こんなとこに
家あるのかと思いました。


でも子供たちがすんごい楽しそうに、
ぎゃあぎゃあ騒ぎながら
ジャンプしたり、
じゃれあったりして、

歩いたり
走ったりしてるのを見て
私も楽しかったです。
たくましいなと思いました。


クリスティーの家族は、
初めて会った私に、
すごく優しくしてくれました。

厳しい生活環境にいながら、
すごくあったかい
家族だなって感じました。


クリスティーの
お姉ちゃんっぷりを、
見ることもできました。


クリスティーの家族たちだけでなく、
MCLの近くにいる人も、
アンティパスやマロンゴンにいる人、
みんなすごく優しくて、
あったかかったです。


見知らぬ私にフルーツくれたり、
話しかけてくれたり、
笑いかけてくれたり、
すごいうれしかったです。

たくさんの人のあたたかさに、
触れることができました。


hk

MCLの中も
楽しかった


MCLの中も
いっつも楽しかったです。

他のビジターや
スタッフに比べたら、
全然英語しゃべれなくて
最初話すのが怖かったけど、


どんどん話してくうちに、
お腹痛くなるくらい
笑ったりずっと話してたり、


会話力に乏しい私でも、
ここまで仲良くなれたと思って、
すごい楽しかったし
うれしかったです。


相手の言葉を聞こうって気持ちと、
言葉を伝えたいって気持ちと、
あと笑顔があれば、
なんとかコミュニケーション
とれることがわかりました。


大学にも行って、
1
日だけラマダンも経験して、

洗濯や子供たちと勉強したり、
家のペンキ塗りや車の中や外に
あんなにぎゅうぎゅうに
乗るのも初めてだったし、


書ききれないくらい
たくさんのこと経験して、
感じることができました。
ほんとに行ってよかったなって、思います。


ビサヤ語や生活のことや
フィリピンのことなど、
子供たちから
いろんなことを教えてもらって、


わたしもちょっとは、
日本語とか
子供たちに教えたけど、


それ以上に、
教えてもらうことの方が多くて、
たくさんたくさん
お世話になりました。

友さんやエイプリンや陽さん、
スタッフの人やビジターの人にも、
たくさんお世話になりました。


本当にありがとうございました。
またぜひ、
MCLに行きたいです。


今の私の目標は、
大学生になったらMCLに泊まって、
キダパワンの
USM大学に留学することです。


ビサヤ語や文化を学んでみたいと思ったし、
それ以上にもっとフィリピンの人たちと
話したり関わったりしてみたいなって、
思いました。

長くなりましたが、
本当にお世話になりました。
ありがとうございました!!



vs19
学校法人 雪見ヶ丘学園
井上幼稚園の園長
松尾琢二先生と
竹田先生が来られた



日本での講演会に
うかがって知り合った、
愛知の井上幼稚園から、

園長・松尾先生と

竹田先生が

MCLを訪れられた。

ちょうどマノボ族の村に、
ゴムの木の植林をする日だったので、


子どもたちと一緒に
植林に参加された。




vs20
ミンダナオ子ども図書館
の子どもたちと
ゴムの木を
荷台に載せた



ゴムの木の苗は、
種から、
ミンダナオ子ども図書館の子どもたちが、

農業担当のスタッフと
いっしょに育てていく。

苗を購入すると経費がかかるし、
種から育てることによって、
子どもたちも農業の経験になる。

いつか、
ふる里に帰って植樹をして、
収入を確保できるようになって欲しい。

農業と文化は、
これからのMCLの大きな課題だ!



vs21
食事も子どもたちと
薪で料理し、
一緒に食べる



井上幼稚園は、
自然体験を大切に
子育てを考えていらっしゃるので、


さすがに先生も、
こうした場所で
あっという間に適応される。

現場で子どもたちと
接していらっしゃるだけに、
子どもへの観察力や適応力が異なっていて、
私たちの方が教えられた面も多かった。

「朝の5時には起きて、
自分で食事を作ったり、

庭からトイレの掃除もしたり。
洗濯も遊びも、
本当に自立している。」


vs22
その後、
アラカンの電気のない、
キアタウ村に行き宿泊


夏休みだったので、
村の子どもたちに、
読み語りをし、



子どもたちと一緒に、
いろいろなびをされた。


井上幼稚園に関するサイトへ
サイトを見ればわかるように、
子どもたちが自然を感じ、


神を通して妖精たちとも、
いっしょに生きることが出来るように、

させてあげている幼稚園なので、


今回の訪問は、
絶好の機会となった・・・?

お忙しい中、
4泊5日の短い日程だったにもかかわらず、


あっという間に、
現地の子どもたちの中に
とけこんでいった。


大自然の中で
友だちどうし遊んで、
のびのびと生きていた時代の
子どもたちの、自然な本来の姿に、


幼稚園の先生方がふれるには、
MCLに来られて、
電気もない
山々の村などで過ごされて、


子どもたちと素朴な遊び、
伝統的な遊びをしたり、


一緒に
川で洗濯をしたり、
泳いだり、



トウモロコシやコーヒー豆を
木の臼でひいたり、


薪で料理を作って、
竹の家で、

現地の家族と
食事を共にしたりする体験が、

貴重かもしれない。
川で捕ったカエルの煮込み!



また
いつでもいらしてください。
子どもたちと歓迎いたします。



vs23
園長先生から
いただいたメール


先日は一週間にわたり、
お世話になり
ありがとうございました.


大切な時間の中、
支援先の村々への訪問まで
帯同させていただき、


私たちにとって
何事にも変えることができない

大きな恵みを
受けることが出来ました。


子どもたちとの時間は
今日本で関わっている子どもたちの
本来持っている力を
再確認する時間となりました.


と同時に豊かさの中で
鈍くなってしまった
子どもたちの感性や


力強く生きようとする
力の弱さを
現実の問題として
突きつけられたようにも感じております。


現地に行かなくては
知ることが出来ないことを
ミンダナオ子ども図書館の
お働きも併せて、
具汰的に知ることが出来ましたこと、


子どもたちへ保護者へ
どのように伝えるかが、
私たちの今の宿題です。



vs24
園長先生もいっしょに、
子どもたちと
マノボの村サアグで
植林をした


伐採の跡地に広がっていく、
バナナプランテーション。
ほとんど日本に、
そして最近は中国に輸出されていく


本来は
ジャングルだった場所が、
ほとんど伐採されている。

大量の材木が、
日本に輸出されていった。

その結果、土地に保水力が無くなり、
鉄砲水が起こっては土砂崩れを併発。
下流のイスラム地域は、
毎年洪水に襲われている。


下の土地は、
ほとんど移民系クリスチャン
ビサヤ、セブ、イロカノ、ルソンから
移民してきた人々の所有となってしまい、

その中の丘だけが、
マノボ族の首長の土地。
プランテーションは麓にまで迫っている。

ここを守るためにも、
現金収入の生じる
ゴムの木の植林は効果的だ。

首長の強い願いもあり、
4ヘクタールをここに植えた。


今回の寄贈者の方々
1.山田 穂積さま 
2.久岡 喜美子さま 
3.内海 公子さま 
4.箱田 昌平・貴代子さま

現地の子どもたち、
家族たちに代わって、
ここで心から感謝いたします!

彼らが、
自分たちの収入を
自分たちの手で確保し、

子どもたちを学校に行かせることが
出来る日が、
8年後には来るでしょう。




 
マノボ族の
酋長になった

2分

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ゆめポッケ
17分

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若者たちと画家の
ミンダナオ子ども図書館
マノボ族の村での体験記

10分

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マノボ族の酋長の依頼で
読み語りに!

10分

映像を 見たい方は ここをクリック


スカラシップ決定調査
10分

映像を 見たい方は ここをクリック

訪問希望の方は ここをクリック!
vs25
マノボ族の
キアタウ村で
子どもたちと過ごした



小さな竹の家で、
素朴な家庭料理を食べて、

子どもたちや
家族と一夜を過ごす。


翌日、
読み語りをし、


おもしろいことに、
大して言葉が通じなくても
心が通じていく・・・


読み語りの後
絵本「おおきなかぶ」を
スタッフと一緒に演じた!




そして、
子どもたちと楽しく遊んだ。


さすがに
子どもとの遊びが上手?

いいえ、子どもたちが、
先生の相手を
してくれているのです???



言葉が、それほど
通じていないはずなのに、
完全にとけ込んでいる。

大事なのは、
言葉の意味よりも
込められた心。


ミンダナオ子ども図書館に
住んでいる子どもたちも、
学校から帰ってくると本当によく遊ぶ。

かつて僕も
子どもの頃に遊んだ
「はないちもんめ」や「はんかちおとし」

竹馬やゴム草履で野球もする。
庭のグワバの木や、
マンゴスティンの木に登って
実をとってくれたり。


僕も小学校が明星学園で
5,6年の担任が
無着成恭せんせいだった。

何しろ、4年生まで、
試験が無く、
通信簿が無く、
家で勉強しなくて良かった!

とにかく夕暮れ時まで、
自然の中で
カエルやザリガニを追いかけて
友人たちと徒党を組んで遊び回った。

ミンダナオの
特に山の村に来ると、
そんな自分の少年時代を
思い出す光景にたくさん出会う。



vs26
園長・竹田の
ミンダナオ滞在記

~ミンダナオで見て・聞いて・
感じた5日間~


昨年度、
フィリピンのミンダナオにある
「ミンダナオ子ども図書館」(以下MCL)
の松居さんが
幼稚園に講演をしに訪れてくれました。

その際「いつでも来てください。」
というお言葉をいただき、
春休みの5日間を使って
園長・竹田でミンダナオへ行ってきました。


滞在は短い期間でしたが
様々な経験をさせていただき、
たくさんのことを感じ、
考えさせられる時間となりました。


まずは、
井上幼稚園が支援している
お友だちとの出会いから


アンジェリカちゃん
(写真と名前は、別です)

ミンダナオ子ども図書館のスタッフである
兄弟と一緒に敷地内に居住。
8人兄弟。母子家庭。

私たちが訪問することを
とても楽しみにしていたが、
恥ずかしくて
声をかけれなかったとのこと。

話しかけると照れながら、
受け答えしてくれました。


お兄さんはとてもハンサムな方で、
お礼にと
体をマッサージしてくださいました。

感謝を伝えること。
自分で出来ることを
心を込めて行うことだと
いうことを教えて下さいました。


アレア・カイちゃん
(写真と名前は、別です)
ミンダナオ図書館のある
キダパワン市内の
貧困している町に
お母さんと二人で住んでいます。

およそ2畳ほどの部屋を
間借りして住んでいますが、
家主から3月いっぱいで
退去してほしいと言われてしまいました。


しかし、小学校の先生が
手を差し伸べてくれ、
先生の家に住むことに。

お母さんが先生の家の
洗濯を担うことで生活をしています。
きれいな目の女の子。

困難にある中でも
穏やかな表情をしていた、
お母さんが印象的でした.


tk

4泊5日の
滞在記録です。


1日目        
名古屋国際空港を飛び立ち
4時間でフィリピンのマニラに到着。
マニラにてダバオ行の
飛行機に乗り換えました。

警備員のお姉さんに
ものすごい形相で睨まれたり、
パスポートを投げ返されたり、
飛行機の搭乗口の人が隠れて
トウモロコシを食べていたりと、
早速文化の違いを感じました。(笑)

そこからさらに
2時間半飛行機に乗り、
現地時刻18時過ぎに
ダバオへ到着。
空港へ松居さんが迎えに来てくれました。

竹「MCLまでどのくらいなんですかね?」
園「1時間ぐらいでしょ」と
松居さんが来るまで話していた2人。
車に乗り込みどれくらいかかるか聞くと
園・竹「3時間!!?」と驚いてしまいました。


そこから車に揺られること3時間。
(信号がほとんどなく、
また道路の状態もあまりよくない中、
結構スピードを出すので
まるでジェットコースターのようでした。)

工事渋滞などもあり、
MCLのあるキダパワンに着いたのは
21時半でした。そこで少し遅い夕食。
道に並ぶ屋台で食べたのですが、
味付けが日本によく似ていて
とってもおいしくいただきました。

(ウィンナーの炭火焼き、
角煮みたいなもの、
鳥の内臓の煮込みみたいなのなど)
お腹もいっぱいになり、MCLに着くと
すぐさま眠りにつく2人でした。


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2日目(朝~昼)
シュ!シュ!という物音に気づき
目を覚ましました。
外に目をやるとやっと日が登ったくらい。
時間は5時半でした。

何の音か確かめに行くと
子どもたちがほうきやココナツの皮で
床や建物の周りを掃除する音でした。
また台所では朝食作りをしていたり、

他にも草刈り、洗濯、トイレ掃除など
子どもたちが早くから
家事に取り組んでいました。

しかし驚かされたのは、
こうしたことをやらされているのではなく
子どもたちが自主的に
進んで組んでいるということ。
(しかもみんな楽しそう)

そしてこの日は
ゴムの樹を植樹しに行くということで
トラックに500本積み込みました。
朝からヘトヘトです…。


そして朝食を済ませ、
植樹&里帰りに同行させていただきました。
フィリピンは3月から6月までが夏休み
車でいろいろな村を周り
子どもを送り届けます。

ピックアップワゴンに子どもも含め
12人程乗っています。もちろん道は
舗装などされていない道がほとんどです。
5時間かけて子どもを送り届け、
植樹をする村へ。


トラックから大量のゴムの樹を降ろして、
山の頂上まで運びました。
多少体力に自信のあった園長・竹田ですが、
二人ともばてている中、
「Are you OK?」と笑いながら
登っていく子どもたちでした。

そして区切りがつくとその村で昼食。
昼食後、松居さんは
支援する子どもを選ぶため面談。
そして私たちは追いかけっこや
地元の遊びで子どもと遊んで過ごしました。



ko2

2日目(昼~夜)
植樹をした村を後にして
ひたすら山道を3時間。
再び車に揺られ、この日泊まらせていただく
マノボ族の村に到着。
電気も水道もない村でトイレは男性の場合
「そこらへんでして」という感じです。


この日は
園長・竹田それぞれ別の一般のお宅に
MCLのスタッフ(ジョジョさん、タタさん)と
泊めてもらうことに。

英語があまり話せない私たちにも
積極的に話しかけ、
明るく振舞ってくれる姿に
心が温かくなりました。


晩御飯は魚の開き、
魚のスープ、
鶏肉の焼いたものを頂きました。

後で聞いたことなのですが、
これだけのメニューは
この村ではかなりのごちそうで、
一年に一回あるかないか、
という程のおもてなしだったそうです。

そして夜はふけ、
ココナツワインまで
ごちそうになり、
なんとかの英語で話は盛り上がりました。


ミンダナオには
そこらじゅうに犬がいるのですが、
扱いがネズミ程で、
家に入って来ようものなら
ほうきで叩かれてしまいます。

それを見て、
竹「日本では犬は家の中で飼ってるんだよ」
ジョ「なかで!?ご飯はどうするの?
自分のを分けてあげるのかい?」
竹「そうだよ、一緒に食べるんだよ。」
ジョ「外には出ないの?」
竹「首にひもをつけて外に出るんだよ、
牛みたいに。」
ジョ「おぉ~(信じられないといった様子)」


また恋の話は、万国共通で盛り上がるようで、
タ「フィリピンの女性は好き?」
竹「もちろん!とってもやさしいよね。」
タ「そうなんだよ!優しくて、笑顔がすてきで、
一生懸命家族のために働いてくれる。
ガールフレンドはこっちでつくりなよ」

ジョ「でも私は日本の女性が好きです」
竹「日本の女性も優しくて可愛らしいよ、
でもすごく強い!
(精神的な意味でと言いたかった…)」
ジョ「おぉ!カラテ!?
日本人は女性も空手をするの?」
竹「(まぁいっか)もちろん!みんなやるよ!」


みんなで笑いながら
そんな会話が続いていたが、
ふと外に目をやると
蛍が数匹光っていました。

それを見て、
竹「すごくきれいだね。」
タ「日本にはいないの?」
竹「いるけど探すのはすごく難しいよ。」

タ「なんで?」
竹「蛍はきれいな森や川でしか
生きられないんだよ」
タ「日本にはきれいな自然はないの?」
と、とても驚かれました。

この日は満月だったのですが、
月のない日には
星と見間違える程の蛍が光るそうです。


他にも様々なことを話しましたが、
言葉がいまいち
理解できなかったことも
多々ありました。

それは相手も同じことでしょう。
それでも言葉はちゃんと通じなくとも
心がぐっと近づくことのできる
時間となりました。

そしてこの日は
スタッフとお家の家族と
川の字になって就寝。

別々の家に泊まると聞いた時の
不安が嘘かのように、
もっとこの時間が続いて欲しい
という気持ちを胸にしまい
寝袋に入りました。


bn

ボ~と景色を
見てると



3日目
朝、起きて家の外に出て
ボ~と景色を見てると、
タタさんが
コーヒーを持ってきてくれました。

竹「見渡す限りきれいな緑と山で
すごく美しい景色だ。」と言うと、
タ「私たちはいつもこんな景色を見ているが
何度見てもやっぱり美しいと思う。」
と話してくれました。

たくさんの関わりの中で、
ミンダナオの人たちは
普段身近に存在しているものに対しても、
あることが当たり前と思わず、
感謝の気持ち、尊重する気持ちをしっかりと
心の中に宿していることを感じました。


こうした気持ちの欠如は
現代社会における
人間の問題点の一つですはないでしょうか。
物の豊かさが必ずしも
幸せに直結しないことを痛感した瞬間でした。

そしてお昼からは
村の子どもたちに、
絵本の読み聞かせをしました。
園長・竹田も一冊ずつ読ませてもらいました。


そして、昼過ぎに村を出てMCLへ。
「MCLへ直行なので3時間ぐらいでつきます」
という説明に「3時間か~近いな。」と
ここ2~3日で
完璧に時間の感覚がずれてます。
そしてMCLへ着くと夜には子ども達が
歓迎&送迎会を開いてくれました!!


4日目
この日はお昼までMCLの中で
子どもたちと過ごしました。
MCLにはゴムの樹、ココナツ・バナナの木、
名もわからない草や木が生い茂る
緑豊かな敷地があり、
その中を子どもたちが説明しながら歩き、
草花を使ってあそびました。


またお昼からは
支援している
アレア・カイちゃんの村を訪れたり、
市場にも連れて行ってもらいました。


アレア・カイちゃんの住む村も
貧しい人が大勢暮らし、
4帖ほどのうす暗い部屋に
一家全員が
住んでいる家があるかと思うと、

すぐ隣には2階建て、
庭付きの豪邸で
昼から外でカラオケをする家もあり、
格差の大きさを
一目で把握することができました。


市場では、いろいろな現地の
フルーツを食べさせてもらったり、
「ハロハロ」もごちそうになりました。
「日本にもハロハロがあるの!?」
と前夜話をしたところでした。

そして夕方には、
空港のあるダバオへ向かうため、
MCLをあとにしました。

別れ際に子どもたちが
「また来ることを願っているよ」
と声をかけてくれました。
必ずまた来たい!
と思える出会いと経験の数々でした


ダバオまでの車の中で
松居さんは
「ミンダナオに来れば世界が見えてくる」と
話してくださいました。

実際に様々な村を回ったり話を聞く中で、
資本主義による一方的な産業、
宗教問題、格差問題、
森林伐採、教育格差、

政治など世界各地で起きている、
様々な問題を
ミンダナオも抱えられていることを
感じることができました。

しかしそうした現状の中でも、
人々は常に前を向き、
笑顔を絶やさず、
家族のために働いて
生活をしている姿が見られました。

豊か=幸せという価値観を
本質から
考えなおさせられるような
経験の数々でした。


5日目 
朝7時にダバオ空港に着き夜7時に
名古屋空港に着く移動の1日でした。
園「戻ってからの生活が
物足りなく感じるかもね」
という程、私たちにとって刺激的な、
そして、考えさせられる経験となりました。



vs27
夢、遊び、最後に

「Do you hava Dream?」
歓迎会を開いてくれた時に、
子どもたちに対して訪ねた質問です。
その返事は迷うこと無く全員が「YES!!!!」。
目を輝かせ、絶対的な将来への希望が
その一言に溢れていました。

またゴムの木の植樹の際、
現地に向かうピックアップの荷台の上で
隣にいた女の子が歌っていた歌の歌詞
♪I hava a Dream. I belive me.♪
希望を持つことの意味を
このミンダナオで教えられました.


ミンダナオ子ども図書館の支援は
就学、医療、農業、貧困など
様々な支援を展開していおられます。

様々な宗教を
バックボーンに持つ子どもたちですが、
それぞれに絶対的な存在に
支えられていることに加えて、

家族の一員として金銭的、物質的な
ミンダナオ子ども図書館の支援を得ることは
困難な家庭の状況の中にあっても、
夢や希望を具体的な目標として歩む
大きな力となっています。


「わたしはせんせいになりたい!」
「わたしはかんごしになりたい!」
全員の夢を聞くことは出来ませんでしたが、
子どもたちの持つ希望や夢を、
自分のことがごとく願わざるをえません。

「Yes!!」という全員の声が
今でも頭の中で鮮明に響いています。
「教育は無限大に可能性を広げるもの」
改めてその事を実感した
ミンダナオ訪問でした。


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遊び
子どもたちと色々な遊びを楽しみました。
自然の中でかけまわり、
鬼ごっこなど
ゲームの要素がある集団遊びをし、

山の子どもたちとは、
木の実を採ったり
家畜の鶏を追いかけ回したり、、、、。


遊びながらふと思い出したのが、
幼稚園の子どもたちと遊ぶ中で
時々聞かれる言葉
「どうやって遊ぶの?」でした。

本来子どもは遊ぶことに
バリアフリーで無くてはならない
存在だと思います。

しかし、
日本の子どもたちが過ごす環境は
「遊び方」なる押しつけが
往々にして子どもたちの自由な発想を
阻害しているように感じます。


言い換えれば
「情報」が多すぎるのだと思います。
目で見たことを、耳で聞いたことを、
鼻で臭ったことを、手で触ったことを
ダイレクトに遊びに展開することが
出来るミンダナオの子どもたち。


子どもが本来持つ潜在的な力を、
否が応でも
発揮できる環境が
うらやましく感じました。

その反面、
ミンダナオの子どもたちにとって
遊びを広げ、視野を広げる為の
道具や遊具の不足はとても深刻です。

教育を受けることが出来ない
貧困の中にある
子どもたちにとって、
そしてその親にとって、

遊びを豊かに展開することの大切さを、
ひとつの価値として持つことが
できたらいいなあと感じています。

松居さんが
絵本やストーリテリングを
支援の一番の柱とする
意味が少しわかった。


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最後に
ミンダナオ子ども図書館への訪問は、
井上幼稚園の子どもたちの今、
そしてこれからの将来を
客観的に感じることが出来た
経験となりました。

豊かさとは何か?
日本が抱えている様々な問題の
原因となるものは、よくよく考えると
その「豊かさ」が
原因となっていることも少なくありません。


環境問題、原発問題、
子どもたちの教育の問題、健康の問題など。
様々な情報が氾濫し、
便利で物質的にも豊かと感じている
環境に疑問を持ち、

少なくとも子ども時代は、
目で、耳で、口で、鼻で、
手でそして心で感じることを
生活の基盤としていくことが大切であると、
ミンダナオの子どもたちとの触れ合いから
改めて感じることが出来ました。

そして豊かさの
方向性を変える教育を
幼稚園から展開することが
自分自身の大きな役割だと感じています。

ミンダナオ子どもと図書館の働きが
隅々にまで展開されることを
祈っています。
何年か後、また訪問します。絶対

その後翌年、
井上幼稚園の他の先生方も、
ミンダナオ子ども図書館を訪問されました。



vs28
丹羽正吉さん、お母さん、
山下直子さんそして池田愉香さん
マノボの村に
古着を配った



丹羽正吉さんは、
体が生まれつき不自由だが、
何度もケニアに行き
貧しい人々の支援をしている。



今回、
お母様と山下直子さんとご一緒に、
ミンダナオ子ども図書館を訪問し



マノボの集落を訪ねた。

どんな
印象をもたれたのだろう・・・



vs29
電気の無いマノボの村
キアタウにも泊まった


電気も無い
マノボ族の村キアタウで
一泊したことは、

生涯
忘れられない思い出になった。

現地の子どもたちにとっても、
心に残る
良い体験となったことだろう。


ぼくは、とくに国際交流に
関心を持ったことも、
国際交流の方法や意義について、
学んだこともないのだけれど、


このように、
日本から訪れた人々、
特に、若者たちが、

大きな感動と
生涯忘れられない体験をして、
ほとんどの子たちが、
涙ながらに帰って行くのを見て、


また、現地の子たちも、
外国人などほとんど見たことも
ない子たちだけれど、

純粋に喜ぶのを見ると、
こうした交流の持つ意味は、
大きいような気がしてきた。

活動を始めた頃は、
日本から訪問者が来ると、
上から目線で見おろして接する結果、
変な影響を現地の子どもや若者たちに
与えてしまうのではないか。

そして、彼らの持つ純粋な心を
崩してしまうのではないか、と心配で、
あえて訪問者を
受け入れないようにしていました。

しかし、驚いたことに、
日本から来た若者たちの方が、
自分の先入観を打ち崩されて、

時には泣きながら、
「日本にいるときは、
こうしなくちゃ、ああしなくちゃ、
そんな思いにとらわれて、

心に壁をつくって、
今まで必死に生きてきたけれど、
ここに来て、子どもたちに囲まれて、
心の壁が一気に崩れて、楽なった!

本当に、
ここに来て良かった!
生涯忘れられない体験だ!

もう、この体験をしたから、
日本は寂しくてつらいと思うけれど、
だいじょうぶ!

こういう場所があるということがわかったし、
落ち込んでも、引きこもっても、
自殺したいと思っても、
いざという時は、
ここにこれば救われるから!

ミンダナオの子どもたちがぼくを、
わたしたちを救ってくれる!


vs30

MCLの訪問者たち

支援者の方も
一緒に保育所建設



教文館の編集者
倉澤さん
ご夫婦も訪れてくださった



上智大学
関西ソフィア会の笠原さんは、
二度目の訪問。



支援者の高橋くん
(私の高校時代の友人)

会えて大喜びの奨学生。


子どもたちにとって、
自分を学校に行かせてくれている支援者は、
第2のお父さん、
お母さんのような存在だ!




vs31
支援者に会えて
大喜びの奨学生


ブアラン小学校で
支援している子に出会った。


戦闘が絶えない
不安定な時期だったが、
福祉局とも連絡を万全に取り、
学校を訪問。


普通では、
とても入れないニューバレンシア。


クリスチャンとムスリムが
対立してきた村だが、
MCLの努力で今は友情が・・・


その村のイスラムの子を
支援してくださっている磯綾子さん。
尾根上の実家まで訪ねた。


本当に偶然だったが、
ここまで入れたのは、
神様アッラーのお導きだろうか。



vs32
ブアランで
両親が居ない子を
先生が・・・


両親がいず、
最近叔母とこの地に来たが、
孤独と戦闘の毎日に
泣き出した・・・。


再訪して、
早期にスカラシップ奨学生として採用し、
MCLに引き取ろうと思う。
本人も希望。


この子も、
父が居ず
母親だけで困窮している。


成績は良いのだが、
母だけでは、
小学校を
卒業させることだけでも難しそうだ。


追伸:
その次の週に、
この子の調査をしようとしたが、
すでに戦闘が激しく
現地に入ることは出来なかった。

しかし、
戦闘が収まってから再訪して、
奨学生に採用しました。


vs33
前田さん夫妻が、
お友達を連れて再訪!


9日間、
前後2日を
日本との移動日に充てて、



正味
1週間滞在された、

前田夫妻と友人たち。




ほぼ50代から
60代の面々の動向を、



MCLの本部でと、
ミンダナオの山岳地域、
マノボ族の村などで、



何を体験されたのかを、
写真を通して追ってみます。
 



vs34
前田さん寄贈の
保育所・開所式


この保育所の開所式は、
マノボ族の
伝統に則って行われた。


祈りを捧げるときに、
白いニワトリを
生け贄として神々に捧げる。


この地は、
世界大戦の時に、
日本軍と米国軍が決戦を交えた場所。


しらなかったのだが、
この村の首長が語ってくれた。


そして、
まだ若い40代ぐらいの
このマノボ族の首長は、


自分の父親は、
この地域の首長のなかでも最高位で、
日本軍とも
親しかったことをかたり、


そっと、なんと、
ももたろうの歌を歌ってくれた。


父親からならったそうだが・・・。
この地域には、
多くの日系人がいることは確か。


さらに向こうの
アポ山に近い山岳地域では、


新人民軍との
戦闘が絶えず起こっていて、



資源開発や
プランテーション開発に対する
諍いが繰り返されている。


貧しい地域だけに、
ここに足場を作り、


さらに山岳地域へと
活動を広げていく、
拠点にしようと思っている。


この村から
奨学生の子も採用。


ってきた子たちに、

日本の支援者の方々から
送られてきた、

古着も配った。


子どもたちは大喜び!


vs35
さらに奥の
極貧の村にも

古着を配った



こうした山奥の
孤立した集落では、

子どもたちの洋服も
買うことが難しい。



普段は、上着やスカート。
ズボンも無く、


下着や靴も
まったく買えない。


今日は、
外国からの訪問者が来ているので、

これでも、
最高の服を着て集まってきたのだ。



普段は、裸同然で、
靴も無いから
学校にも行けなかったり、



鉛筆も買えないし、

一年生の時は、
午前の授業だから学校に行けても、


二年生になると、
村の子の70パーセントが
ストップしてしまう村もある。


午後の授業が出てきて、
お米もおかずも無いから、


学校に
お弁当を持って行けない!


兎口の子は、記録して、
20人ほど集まったら、


迎えに行って
毎年、ダバオで手術を行う。



vs36
読み語りもした

読み語りが始まるよー!
そういうと、
村中の子どもたちが、
大喜びで集まってくる。


今回はスタッフが
読み語りを行うけれど、
普段は、MCLの奨学生たちが、
大勢同行して、彼からが読み語りを行う。


絵本も見たことも
読んでもらったことも、
読み聞かせの活動の事もまったく知らずに、


このような
山奥の貧しい村の竹の家で育った
子たちなのだけれど、


なぜか、
子どもたちは、
見事に読み語りを行っていく。


現地の子たちは、
もちろん、
学校にも行ったことが無い子が多く、


フィリピンの国語のタガログ語も
英語も知らない。
ここは、マノボ族の村なので、
日常会話はマノボ語だけ!


そこで、
マノボ族の子たちが中心になって、
マノボ語で物語る。


イスラムの奨学生はマギンダナオ族で
マギンダナオ語だけれど、
タガログ語で語って、
マノボ族の奨学生が通訳する。


それにもかかわらず
見事に語り、
聞く子たちも
夢中になって聞くのでビックリ!


なぜこんなに、
聞く力や語る力があるのかって?
答えは、
「お話が生きている世界だから!」


つまり、絵本や本が無くても、
小さいときから、両親や祖父母や
近所の人たちからも、
民話を語ってもらって育っているから、


語ってもらって育てば
自分でも語れるし、
ほんとうの意味でのお話の生きている世界
ミンダナオ!


お話が生きている世界では、
子どもも大人も
妖精がいることを信じているし、
子どもたちの伝統的な遊びも生きている。



vs37
キアタウ村に泊まり
子どもたちと
伝統的な遊びをした


ミンダナオの山の子どもたちは、
日本人には、
想像も出来ないことだろうけれど、

電気もなく、夕暮れは蛍が飛び交い。
明かりと言えば、良くて小瓶に入れた
石油に芯をさして、
灯すのが明かりのある生活。

水道もなく、
水は、15分も尾根を下って
下の川から汲んでくる。

汲んでくるのは子どもたち。
お母さんが
料理するのを手伝うため。


女の子たちも
洗濯物を頭にのせて、
朝早くから尾根を下り川におりて洗濯。

そのあと、
おたがいにシラミをとって、

最後に、
みんなで自分を洗濯!

男の子たちは、
いっしょに川におりていって、
カエルを捕ったり、


トカゲを捕ったり、
カニを捕ったり、


ときには崖を登って
皆でニシキヘビを捕まえる。
もちろん持って帰って料理をするため!

先住民族の文化祭
マノボデー

 
これは、初期の頃に行った、マノボの文化祭。
ヤマイモをとりに行ったり、
ニシキヘビもとって来て、解体し料理しました
珍しい映像です。
 
映像を 見たい方は ここをクリック  
カエルの煮込みやカニの唐揚げ、
ニシキヘビの蒲焼きは、
ぼくも食べるけどおいしいよ!



iki
生きる力って
なんだろう?


山の集落の子どもたちは、
幼い頃からほとんど裸で育って、
友だちどうし集まって、
山菜を摘んだり、


家族を助けるために
マキを集めたり、
料理をしたり。

上の子が下の子の
面倒をよく見るし、
ときには赤ちゃんを抱いて
いっしょに遊ぶ。

町など見たこともない、
携帯も、本も絵本も
見たこともない子どもたち。

でも民話は語れるし、
花いちもんめや
うしろのしょうめんだーれといった、

伝統的な遊びは、
ほんとにたくさん知っているし、

いっしょに遊び、
いっしょに山を歩きまわって、
お手伝いしたりしているから、

幼くっても、
相手の気持ちをすぐ理解して、
困っていたら、


すぐに手をさしのべて助けてくれる。
下は、身障者カヌーで
パラリンピックの役員もしている
吉田義朗さん。

辛いこと悲しいこと、
怖いことがあっても、
ぜんぜんへこたれずに助けあう!

村で家庭が崩壊して、
お父さんやお母さんがいなくなって、
孤独になってしまう家庭の子もいるけれど、

近所の誰かが
理解して声をかけてくれる。
「うちの子になりな!」

一人暮らしのお年寄りを
村で見たことがない。
なぜかというと
放っておかずに声をかける。

「うちに住みな!
子どもたちの面倒を見てくれない?」

これぞ、
自然な共同体?

生きる力がほんとうにすごい!
ほとんど自殺も無いし、
引きこもりも無い。

ミンダナオ子ども図書館の子どもたちに
「日本では、青少年の引きこもりや
自殺がすごく多くて、
世界でも一番か二番に多いんだよ!」

と言ったら、
子どもたちはビックリして、
「なんで死ぬの?あんな豊かな国なのに!」
「孤独で死ぬってどういうこと?」

そこで「こっちには、自殺は無いの?」
と聞くと考え込んでから、「たまーーにあるよ。」
「原因は?」「ラブだね!」
聞くと親の反対で恋愛結婚ができなくって、
心中するカップルが多いらしい。

「皆だって、家庭が崩壊したりして、
孤独なときは無いの?」
と聞くと、

「寂しいときは、もちろんあるよ!
でも、自殺しない!
だって友だちがいるもん!」

とりわけ、
ミンダナオ子ども図書館では、
宗教や部族が違っていても一つの家族。
兄弟姉妹なのだそうだ。

ミンダナオにいると、
生きる力って何だろう、
と考えさせられる。



vs38
その夜は、
子どもたちと


夕暮れまでいっしょに遊び、

一人ひとり別の民家に泊まった。




そして、早朝のキアタウ村

一泊、できれば数日、
こうした村に民泊すると、
村の人々の生活がわかり、
訪問者にとっては、良い体験!


かつて初めて訪れたときは、
外国人が決して入れない
高度な危険地域と
言われていたのだけれど、

人はみな人で
友情と愛があれば心が通じる。

泊まった家には、
一泊1000ペソおよそ2000円を
渡してあげる。

貧しい村人にとっては
一ヶ月分の収入!

「めったに食べられない米や鶏肉は、
ださなくっても良いから、
日常食べているカサバイモやカエルを
料理してだしたら良いよ。」


と言っているのだけれど、
恥ずかしいと思うのか、
陸稲を炊いて、
ニワトリを捕まえて料理してくれる。

これは、
年一回のクリスマスか、
父や母の誕生日のおおごちそうだ!

泊まる家は
できるだけ竹で出来た、
子どもの多い貧しい家を優先する!


帰るときには
もう家族の一員!
「かならずまた、帰ってきてねーーー!」



vs39
ゴムの木の
植林地を見た


最初に
この風景を見たときには、
広大な原野だと思った。

けれど、
本来はラワンやマホガニーなど
熱帯材のジャングルであり、

それらがほとんど
切り倒されて、
ベニヤや建材や紙を作る原料として、

なんと、そのほとんどが、
1960年代頃から
日本に持って行かれたことが
だんだん解ってきた。

ぼくも、
小学校の頃、
美術工芸の先生がラワン材を見せて、

「これは年輪や節が無いから、
加工には打ってつけなんだよ」と、
ラワンで本立てを作ったのを覚えている。

後日出会った船乗りだった日本人が、
ぼくに語ってくれた。
「ミンダナオには、
なんどもなんども船で行ったよ。
熱帯材を取りにね!」

北海道と四国を合わせたほどの大きさの
ミンダナオ島の熱帯材は、
ほとんど切り尽くされてしまい、
アポ山の周辺に3パーセントぐらいしか
原生林は無いという。

こうして木が切り払われた結果、
保水力が無くなり、
下のリグアサン湿原一帯では、
毎年、4,5回の大洪水が襲ってくる!

それを見ていたたまれなくなり、
微力だけれど、
何もしないより何かしようと思い立ち、
植林を始めた。

熱帯材を植えて、
原生林を復活させたかったけれど、
ラワンやマホガニーは、
成長するまで80年はかかる。

それで、地元の人々の意見から、
ゴム、カカオやヤシを植えることにした。
こうした木なら、
8年後から収穫が可能になり、
生活も支えられてくるから。




井上幼稚園での
講演会を
設定してくださったのは

愛知こどものとも社
の北原さん。

ぼくは、ミンダナオに移り住み
現在まで、
ミンダナオ子どもたちのために
生きてきたのだが、

昨年あたりから、
日本の子どもたちの現状、
自殺やいじめ、
引きこもりや交遊が無く、

競争原理と個人主義に毒されて、
家庭も心も崩壊している様子に
至る所で接して以来、
日本の子どもたちを放っておけず、

国家まで、アジアの中で引きこもり、
隣国との友情ももてずに
自殺やいじめ
「戦争」に走ろうとしている?

再び絵本の出版や児童心理、
子どもや親の心の自立など
日本の状況も視野に入れて、
活動することに決心。

未来を担うのはいつも子どもや若者たち!
9月には、絶版になっていた
「わたしの絵本体験」
「昔話と心の自立」
「昔話の死と誕生」も教文館から再版し、

以下の絵本を
今人社から出しています。

ミンダナオの世界を書いた
児童書『手をつなごうよ」(彩流社)

これからも、
一般著作の執筆も
開始していく予定です。

北原さんは、
当時札幌こどものとも社で
私が、北海道でアイヌ文化を探求し、
執筆していた頃からの長いおつき合い。

すでに高齢にもかかわらず、
足もお悪いのに、
何と娘さんの手に引かれて
ミンダナオまで来られ、

山岳地で出た難民の人々に、
衣料支援をした。

娘さんは、四国の
高松シオン教会の牧師婦人。


ez1
なぜここに日本人
マノボ族の首長になった日本人
テレビ東京が
「なぜここに日本人」の番組で
取材に来ました。
上に掲載されている
村キアタウにも来られていますよ! 
映像を 見たい方は ここをクリック

先住民族の文化祭
マノボデー

ミンダナオには、14部族の先住民が
住んでいます。
それぞれ、異なった言葉をしゃべり、
文化にも特徴があります。
これは、初期の頃に行った、マノボの文化祭。
準備のために、山に食べるためのヤマイモを
とりに行ったり、ニシキヘビもとって来て、
解体し料理しました。
文化人類学者にとっても、珍しい映像です。
映像を 見たい方は ここをクリック


マノボデーのカサバイモ
33分
映像を 見たい方は ここをクリック


洪水と植林活動
11分
映像を 見たい方は ここをクリック
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卒業後も支援額を変更して継続、別の子を紹介希望、終了希望は、
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現地日本人スタッフ宮木 梓  mclmindanao@gmail.com
日本事務局 前田容子 FAX:0743 74 6465 携帯電話:090 5091 7514
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ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
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