訪問者の規定 |
|
初めてのことだが、テレビの影響もあり訪問者が増えている。 訪問者は、海外体験を求めてくる若者と中高年にわかれるが、中高年の場合はともかく、日本の若者たちにとっても、 日本の未来を考えてもらうためにも、ボランティアとして長期滞在を可能な限り受け入れようと思っている。 しかし、正直に言って、言葉も出来ないし、現地での危険度がわからないのでスタッフも心配し,当惑して、 かんじんの子どもたちの世話や現地活動が阻害されるという意見が出てきた。 テレビで放映された影響もあるが、テレビと現実との間には、危険度も含めて隔世の違いがある。 MCLはもともと訪問者のための場所では無く、恵まれない子どもたちが、安心して生活し学校に通える場所だ。 訪問者の増加に対応するために、半年ほど子どもたちに与える影響などを観察した後に、 スタッフたちが会議を開き、ソーシャルワーカーも交えて、訪問者のための規定を作ることにした。 |
|
訪問者の手引き ガイドラインとポリシーについて ミンダナオ子ども図書館は、日本のNGOではなくフィリピンの現地法人NGOであり、
|
|
現地スタッフが検討し制作した 訪問者のためのガイドラインとポリシー |
|
3,訪問者の個人の持ち物、とりわけ携帯電話、iPhone、ラップトップ、カメラなどの電子機器を 4,訪問者の居室に、スカラーを入れないでください。
5,訪問者は、特別な関係(恋愛関係など)をスカラーと持つことは許されない。 6,訪問者は、スタッフ同様に、敷地内での飲酒禁煙を守ること。室内でも同様です。 7、敷地内で、上半身裸体またはセクシーな服の着用は控えること。
8,土日や平日などに、買い物などで町に行きたい場合などは、数日前にスタッフに申し出ること。
9,男性の訪問者は、男子スカラー同様に、6時以降は高校大学女子スカラーの泊まる 10,イスラム教徒がいるために、台所では、豚肉または冷凍豚肉を料理しないこと。
11,原則的に訪問者は、第2棟の二階に滞在するが、食事はどこでもかまいません。
12,訪問者がスタッフと活動地域に行く場合も、決してスタッフから離れないこと。
13,以上の事が守れない場合。また、子どもに対する肉体的、精神的にマイナスの影響を与える行為がある、
14,戦闘、戦争、爆弾事件や誘拐事件の頻発など、ミンダナオの情勢が悪化し、
|
|
Ⅰ:ビジター(短期訪問者)とボランティア(長期訪問者)の場合: ① ビジターとは: ② ボランティアとは: ③ ビジターおよびボランティア受け入れの目的 他の若者たちにも機会を提供するために、原則ボランティア体験は一人一回限りとします。 Ⅱ:ボランティアスタッフの場合: 日本および現地に滞在しながら、長期にわたりMCLの活動を根本的にサポートしてくださっている方々を、 註:日本人は現地では特例を除いて(医師や看護師。海外における活動経験が長い人など)現地での活動は難しく、ボランティアスタッフの仕事は、おもに対日本の作業を手伝う程度だと認識してください。 |
|
ぼく自身の体験から 現地に足を踏みこんで3年目、ミンダナオ子ども図書館を始めたころ、 |
|
目次 |
|||
スカラシップや訪問希望、また種々のご質問やお問い合わせは 現地日本人スタッフ宮木梓(あずさ)へ ! mclmidanao@gmail.com |
松居友メール mcltomo@gmail.com |