ミンダナオ子ども図書館の創設ディレクター:松居友(日本文芸家協会会員)の活動日記
ミンダナオ子ども図書館日記
ミンダナオ子ども図書館日記

2022年
明けましておめでとうございます!

新年号の機関誌『ミンダナオの風』の表紙を掲載いたしました。
機関誌は、寄付を下さったすべての方に隔月でお送りしていますが、
編集と表紙の記事は、松居友が書かせていただいています。

隔月で支援者の方々に
ミンダナオからお送りしている
機関誌です!



















ミンダナオ子ども図書館は、
20年の歳月を経てようやく土台が出来た感じ!
これから先の20年、いよいよ家を建てる時が来た?

イメージとしては、縁の下の力持ちが農業で、
MCLでは、すでに200人分の米を自給し、

子どもたちも敷地内で有機農法で野菜を作り、
訪問者の家族も食べさせてあげているけれど、

彼らがふる里にもどったとしても、
また日本をはじめ世界の若者たちにとっても、
有機農法は、
創造の根幹をなす重要な体験だと思います!

これからは、
さらにしっかりと農業を土台にして、
その上に家を建てて行きたいと思っています。

農業の上に打ち建てられるのが医療と文化!
僻村の貧しい家族にとって、
なによりも辛いのは病気!

今までも町の病院の医師たちと連携して、
医療活動で、
多くの子どもたちを救ってきましたが、

奨学生の中にも、
看護師の資格を持つ子も増えてきたし、
今年から長女も貧しい子どもたちを助けたいと、
ダバオの大学の医学部に入りました!

フィリピンでは私立の医学部でも、
年間の授業料は20万円!
私の月給6万円でもだいじょうぶ!

10年後には、
敷地内にクリニックを作ることも、
夢ではなくなってきたのです!

そして、もう一つは文化でしょう!
人類の基盤としての
貴重な狩猟採集文化を持った原住民!
アジア的なイスラムやクリスチャンが生みだした
独特の祈祷や祭祀、

唄や踊りも受け入れた芸能文化を
MCLの若者たちやスタッフたちが
日本公演でも披露したり、

民芸や絵画や昔話や創作を、
作品や絵本や本にして
発信して行くことも視野に入れて活動し、

心に悩みを抱えている
日本の青少年や家族たち、
韓国や中国やアジアの隣国はもとより、
アフリカや欧米の若者たちとも交流して、

愛と友情のなかで生きる喜びを分かち合い、
未来への夢と希望をもって、
平和を作っていける家にしたいと思っています。


機関誌『ミンダナオの風』のクリスマス号が
到着が年明け後になってしまいました

前年は、コロナの影響と今年の春の大統領選の影響もあり、
ダバオの印刷所が想像以上に混みあって
支援者の方々に隔月にお送りしている
機関誌『ミンダナオの風』のクリスマス号が印刷に2カ月もかかり
発送が遅れて、日本の支援者の方々への到着が年明け後になってしまいました。
そのこともあり、一部サイトに載せました。

2019年夏と2020年春に
MCLに滞在しました

岸本鮎乃
Go!


MCLのスタッフに応募したキッカケ
スタッフ 西村奈々子

Go!

tf
台風災害緊急支援に関して!







 ミンダナオ島の北部を襲った台風の被害が、北ミンダナオで想像以上に大きく、ミンダナオ子ども図書館として、現地の子どもたちの事を考えるといてもたってもいられず、スリガオの福祉局と連携して小さなNGOですが、年明けに支援活動を開始することにしました。みなさまのご支援、よろしくお願いいたします。
http://www.edit.ne.jp/~mindanao/siennhouhou.htm
 まずは、トラック2台と車に、古着と食糧支援として米と缶詰や干物、そして雨よけのビニールシートを届けます。そして、現地の福祉局職員と共に状況を把握して、必要な避難場所に行きます。

 かつてのタクロバンの台風支援やマラウィの戦争避難民救済もそうでしたが、ミンダナオ子ども図書館は、4WDのトラックで行きますので、国際支援が多く入っている都市部は他のNGOにまかせて、支援が行き届かないより困難な山岳地域や僻地を訪れて支援します。タクロバンの支援の映像は、以下をクリックしてご覧ください。
http://www.edit.ne.jp/~mindanao/tacrobanSS.mp4
 今回の支援も一回では無く、1月から2月にかけてくり返し行き来する必要があると思います。支援の後に、必ず他の場所を巡って現地調査を行い、次の支援を継続していく予定です。可能であれば後日、MCLの奨学生の若者も同行して、避難所の子どもたちに読み語りをしたいと思っています。

 また、イロイロ島のタクロバン支援でも親が無くなった中学生の娘を奨学生に採用してMCL本部に住まわせましたが、彼女も大学を卒業して今は結婚して子どもが授かり幸せに暮らしています!同様に今回も台風で家族を失った子がいれば、数人奨学生に採用する予定でいますが、スリガオまでは学用品を届けるには遠すぎるので、MCLの本部に住んで学校に通えることが基本です。この件も、現地の福祉局と話し合って結論を出していきます。MCLは、フィリピン政府直轄のNGOですので。
 スリガオまでのガソリン代も馬鹿になりませんし、古着もクリスマス時期で多くの子たちに配ったので少なく、缶詰などの食料品も含めてよろしければご支援をお願いいたします。寄付は振込で、また物資支援の方法も書かれています。
よろしくお願いいたします。
ミンダナオ子ども図書館 支援方法
ミンダナオ子ども図書館の通常の活動範囲である、北コタバト州とダバオ州などミンダナオ島南部は、台風の被害は少なく、
奨学生たちも無事ですのでご安心ください!











 サイト全体の目次INDEX
サイト全体の目次  

ミンダナオ子ども図書館の最新の活動報告
支援者の方々への活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作

現地日本人スタッフによる、
写真を交えた最新の活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
訪問等でMCLと出会った若者たちの想いです!

ミンダナオ子ども図書館:日記 松居友制作
松居友による活動報告および
製作映像や想いを載せた自由日記です!
訪問希望の方は ここをクリック!  ミンダナオ子ども図書館 支援方法  スカラシップ、訪問希望 ご質問は宮木梓さんへ メールしてください
mclmindanao@gmail.com
ミンダナオ子ども図書館:日記 常時更新しています 最新の活動報告へは、ここをクリック! 
kako
上記のサイトに掲載してきた
過去の活動を整理修正し以下に掲載していきます
戦争と貧困と平和構築と国際交友
多くの困難を超えてミンダナオの子どもたちから、
生きる力をもらってきた実体験の記録!
2007
(1)
2007
(2)
2007
(3)
 2007
(4)
 2007
(5)
2008
(1)
2008
(2)
  
 2008
(3)
2008
(4)
2008
(5)
2008
(6)
2008
(7)
2008
(8)
2008
(9)
GO! GO! GO!  GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO!
2008
(10)
 
2009
(1)
2009
(2)
2009
(3)
2009
(4)
2009
(5)
2010
(1)
2010
(2)
2010
(3)
2011
(1)
2011
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2011
(3)
2011
(4)
2011
(5)
GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO!
2011
(6)
2012
(1)
2012
(2)
2012
(3)
2013
(1)
2013
(2)
2013
(3)
2013
(4)
2019 2020 2021
GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO! GO!

ミンダナオ子ども図書館とは?
サイトからMCLを知っていただくための
記事を選んで載せました!
ミンダナオ子ども図書館 支援方法
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機関誌『ミンダナオの風』 にこめた思い! 最新号の記事から紹介
機関誌『ミンダナオの風』編集にこめた思い!
ミンダナオ子ども図書館のミッション 理事、役員、スタッフ 活動の概要を紹介
ミッション・ビジョンとボードメンバー 
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民話、絵本原稿、青少年から大人までの読みものを
自由購読で提供しています。
ミンダナオオから発送の 機関誌「ミンダナオの風」 
過去の機関誌PDF
MCL 会計報告
会計報告
 メールニュース 希望! 
メールニュース希望!
2021年 今後のMCL 
今後の活動指針
講演、公演の予定表など
小学生や若者たちの 講演感想!
講演感想
子育てよりも、子育つ世界!  
子育てよりも、子育つ世界!
 愛に捧ぐ黙想 松居 陽
愛に捧ぐ黙想:松居陽
ぼくの少年時代と 思春期から   
ほくの少年時代と思春期から
スタディーツアーを 辞めた理由、 訪問者は無償で受け入れ!
2008年に初めてのスタディーツアーをしたけれど
MCLでは難しく、その後も考えて
支援者以外の訪問者も無償で受け入れることに!
 無題3 松居 陽
無題3:松居陽
講演、公演の予定表など
日本軍要塞跡での 平和の祈り!
敗戦し地下に日本軍の遺骨が残っている
イスラム地域要塞跡での平和の祈り!
アポ山へGo!
アポ山へGO!

近年の若者たちの訪問体験記等!
MCLを知っていただくために、現在過去の映像から選びました。
  
 山の下宿小屋に!
山の下宿小屋に
海の下宿小屋に! 
海の下宿小屋に
奨学生を決定に山へ!
奨学生決定に山へ
酋長の依頼で! 読み語りに!
酋長の依頼で
地震の悲しみで お父さんが!
地震の悲しみでお父さんが
戦闘避難民救済
2019年の戦闘避難民救済活動
地震避難民の 救済と読み語り! 
地震避難民の救済と読み語り
イスラム避難民の 救済支援! 
イスラム避難民の救済支援
ウイルス期間に 洪水が襲った!
 洪水が襲った
 イスラム湿原に 保育所を建てた!
イスラム湿原に保育所を建てた
 土地を追われる マノボ族!
土地を追われるマノボ族
 サンタマリアの 海辺で遊ぶ子どもたち!
サンタマリアの海辺で遊ぶ子ども
クリスチャンの文化祭 ビサヤデー!
クリスチャンの文化祭
イスラムの文化祭 ムスリムデー!
イスラムの文化祭
原住民の文化祭 マノボデー!
原住民の文化祭
戦争と平和
戦争と平和
洪水と植林活動
洪水と植林活動
平和構築と学校建設
平和構築と学校建設
2021年の 年越しと年明け
ミンダナオ子ども図書館の年越しと年明け
総合活動報告の 記録映像
総合活動報告の記録映像
海の下宿小屋 クラクシン
海の下宿小屋
原住民、イスラム、クリスチャン 私たちは一つの家族!
原住民、イスラム、クリスチャン、 私たちは一つの家族!
戦闘避難民への 読み語り
2019年のイスラム地域の戦闘
ミンダナオ子ども図書館の 日常から
ミンダナオ子ども図書館の日常を集めたサイト
 何故ここに日本人 TV録画!
テレビ東京なぜここに日本人
池上彰の番組 パックンが来た!
池上彰の番組、パックン
NHK国際放送 ミンダナオから来日! 
NHK国際放送
English Video 1 Yo Matsui   English Video 2 Yo Matsui English Slide video! Yo Matsui 


機関誌『ミンダナオの風』から 
 ks
支援してくださる全ての方に、
機関紙『ミンダナオの風』を隔月でお送りしています。


サイトからは得られない
充実感が、
機関誌を購読することで
えられます!

購読希望の方は、サイト上のクレジット決済か
郵貯または銀行振り込みでスカラシップ支援や自由寄付等を
送っていただければ登録して
隔月でミンダナオよりお送りいたします。
奨学生の写真やカード、
里親には本人からの手紙や成績表や写真等、
クリスマス号には全員に子どもの描いたカードも入っていますよ!



ミンダナオ関連で執筆した絵本や本です!
青少年から大人まで
購入サイトへ!
絵本
購入サイトへ!
絵本
購入サイトへ!
gn
芸能学会の年刊誌「芸能」に松居友の文が掲載されました!
MCLは、文化人類学の研究のお手伝いもしていきます。

MCLに来られて民俗学の研究をされている
文化人類学者の増田和彦様の作品が岩田書院から出ています。
ミンダナオ子ども図書館の事も書かれていますよ! 

松居友執筆の本
著書印税は、ミンダナオ子ども図書館に寄付しています。一つの家族ですから!
写真をクリックしていただければ、購入サイトに移行できます
 


直近2019年~2022年の
活動記録:総合目次


2022年の活動記録:目次
明けましておめでとうございます! GO!
台風災害緊急支援に関して!  GO!


 2021年の活動記録:目次   
           
子育つ世界 ミンダナオ GO! MCLで卒業記念:2021年 GO!  
イスラム地域で戦闘が起こった! GO!   無事にラマダンを迎えられた! GO!  
ラジオで対談を行いました GO! 梓さんに赤ちゃんが生まれた! GO!
エンジェル藍花が18歳になった GO! MCLの年越しと年明け2021年 GO!


2020年の活動記録:目次
ウイルス閉鎖期間に洪水が襲った! GO! 奨学生の少女を緊急手術 GO!
イスラム避難民に読み語りと物資支援 GO! 保育所建設地と地震被災地を巡った GO!
ウイルス閉鎖期間に戦闘が起こった! GO! 地震の悲しみで父さんが! GO!
全保育所を調査して修復を開始! GO! MCLの日常生活から2020年 GO!
日本での5年を経てMCLに移転し活動、子どもたちと生涯を共に! GO!


2019年の活動記録:目次
ji19
ミンダナオ地震支援の記録
クリックするとサイトから映像に飛べます!
    
   
地震被害調査の記録(1) GO! 読み語り支援の記録(2) GO!
山の先住民の状況から(3) GO! 山崩れで亡くなった(4) GO!
 滝の村から避難して(5) GO! マノボ族の酋長の依頼で(6)  GO!
 スカラシップ決定調査(7) GO!  立正佼成会とMCL現状(8) GO!

夏の訪問者の記録・・
クリックするとサイトから映像に飛べます!
若者たちと
絵本画家の体験記

GO!
最後に海の
下宿小屋に泊まった
 
GO!
避難民に読み語りと
炊き出し支援を行った
 
GO!
イスラム緊急避難支援に
訪問者と行った
 
GO!


ミンダナオ子ども図書館:日記 本編
最近の活動報告
y21
2021年の活動報告

2021年の活動記録:目次
モンテッソーリ:全国大会 松居友講演の感想 GO!
子育つ世界 ミンダナオ GO!
イスラム地域で地域戦闘が起こった! GO!
 ラジオで対談を行いました GO!
エンジェル藍花が18歳になった GO!
MCLで卒業記念:2021年 GO!
無事にラマダンを迎えられた GO!
梓さんに赤ちゃんが生まれた! GO!
MCLの年越しと年明け:2021年 GO!

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モンテッソーリ:全国大会
松居友講演の感想


1:
講演をありがとうございます。
私も、フィリピンの山岳地帯に行ったことがあります。

日本とは異なり、
子どものキラキラした目がとても印象的で、
子どもから明るさや元気をたくさんもらいました。

お話を聞いて心が温かくなりました!
質問ではありませんが、日本の子ども達の心が、
もっと自然な形で周りの人に開かれていくように、
まずは大人が心を開く
トレーニングが必要だと感じました。


2:
ミンダナオ子ども図書館すばらしいです。
生きること、生きる力は何だろう、
とてもシンプルなことに思いました。
食べる、話す、笑う、つながる、そういうことなんですね


3:
ありがとうございました。
ミンダナオ図書館の子どもたちの
生きる力の強さ、明るさ、
素直さに感激し、衝撃を受けました。


4:
松居先生、
いつもミンダナオの事を発信してくださって
ありがとうございます。
今日は、更に詳しく
映像も見せてくださってありがとうございます。

大人だけでなく幼稚園の子どもたちと
ミンダナオの子どもたちが
一緒に育っていく方法を
考えてみたいと思います。


5:
ありがとうございました。
ミンダナオ行ってみたいです。


6:
素敵なお話、感動しました。
ありがとうございました。
今、若い子たちが、
殻に閉じこもっていることを心配しています。

友達にも本心を言えなく、
「こんなことを言ったら、相手が傷つくのでは」
と忖度しています。
本心で語り合うことをしていません。
それは、今まで
傷つくことが多かったからだと思います。

どうしたら、鎧をまとわず、
自分らしく生きれるかな、と思っています。
今、自分の中で一番の課題です。
何とかしたいと思っています。

是非、ミンダナオ図書館に飛び出せる
ルートを教えて下さい。
分からないところに
飛び込む勇気のある子は少ないです。
是非、この活動に触れたいです。

訪問希望の方は ここをクリック!

7:
ミンダナオの子の目の輝き、素敵です。
日本の子は、
段々目の輝きがなくなっていっています。
日本の子にも、
目の輝きを取り戻してほしいです。

壁をこわせ、ですね。
ありがとうございました


8:
「死」に関連する絵本などは
日本ではあまり
推奨されていないと思うのですが、
子どもたちに
命について
どう伝えたら良いか迷います


9:
ご講演ありがとうございました。
映像で子どもたちの様子を見ていると、
あまり日本の子どもと
変わらない印象を受けました。

幼少期のうちに
ミンダナオの子どもたちと
日本の子どもたちとが、
一緒に遊ぶ機会があればと思いました。


10:
「読み聞かせ」と「歌」という
活動のシンプルさに感銘を受けました。




11:
素晴らしいお話を
ありがとうございました。
日本で子ども達向けの講演会等は
されていますか?
そういう場があればとても有難いと感じました。


幼稚園から大学まで、
子供向けの講演もしていますよ!



kosod
子育つ世界 ミンダナオ
ミンダナオ子ども図書館と
ふる里の子ども達!

ビデオ映像13分
ビデオ映像へGO!
ビデオ映像へGO!

現地日本人スタッフの宮木梓さんから送られてくる、Facebookの写真を基に、
生きる力に満ちたミンダナオの子どもたちの様子をサイトとビデオにまとめました。
私たち家族もコロナの関係で日本ですが、
妻も大学に入り直し、ソーシャルワーカーのコースを
ふたりの娘もダバオのハイスクールに入り、長女は医学部付属の高校に、
次女も日系人会の高校に再入学してオンラインで授業を受けています。
現地の子どもたちに生きる喜びをもらっているので
それを皆様方にもお伝えしたいと思い、サイトとビデオを作りました!
コロナが明けましたら、ぜひ子どもたちに会いにいらしてくださいね。
訪問に関するご相談は、現地スタッフの宮木梓さんへ。

訪問希望の方は ここをクリック!
子育つ世界ミンダナオ GO! MCLは、わが家! GO!
ホウキ作ってあげるねーーー! GO! 精米機と貯水タンクとソーラーパネル! GO!
何歳になっても我が子のよう GO! 子育つ世界ミンダナオ子ども図書館 GO!
お米を干すのも子ども達 GO! お父さんのふる里を訪れた! GO!
日本の若者たちが訪れて GO! ビデオ映像へGO!

tk1
子育つ世界ミンダナオ

ビデオ映像13分ビデオ映像へGO!
ミンダナオの子どもたちを見ていると
「子育て」という言葉が、
変に感じられることがある。


数名のハウスペアレントさんが、
お母さん、お父さん役になって、
しっかりと子どもたちを
見守り支えているけれど、


ほとんどの事は、
子どもたちが、
自分たちで考え計画し、
手を取り合って実行していく。


ハウスペアレントさんの役割は、
必要な時に、必要な事を、
必要最小限に言って、
後は笑顔で、背後から見守ること?


後ろは、
ハウスペアレントの一人
元奨学生だったタベタさん。
結婚して生まれた我が子も
MCLで育っている。


彼女の御主人もハウスペアレントで、
子どもたちのお父さん!
特に、男の子たちを導いている!


20人ほどいるスタッフの
ほとんどは、元奨学生たち!
下で米を干しているのは、
会計をしているピィティーボーイ君。


子どもたちは、
自分たちの力で協力し合い、
助けあい、
愛と友情のなかで育っていく。


自然のなかの、
花や木や鳥や虫や
獣たちが育っていくように。
子育てしなくても子育つ世界?
娘たちもここで育った!



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わたしたち、
ホウキ作って
あげるねーーー!



こんな小さな子たちが、
こうした手作業を
見事にこなしていくのは驚き!


下の写真が、
子どもたちが作ったホウキ!


ミンダナオには、
これ以外にも
ほうき草で作った室内ホウキや
小さなホウキ。


また、背中に背負って山や川に行き、
山菜や山芋、
カエルやカニを採って入れる
竹かごなどがある。


日本でも、昔はこのような
手作りのカゴ等が、
生活の必需品だった。


家の竹壁もこうして作る。
確かに
壊れやすいかもしれないけれど、
暑くなく過ごしやすいし、


素材は
身近にたくさんあって、
修理もしやすいし、


電気掃除機や
プラスチックやビニールより
環境を考えると良いのかもしれない。


自然な素材で作ったホウキは、
町でも使われていて、
山から担いで売りに出て、
山の人々は日銭を稼ぐ。



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何歳になっても
我が子のよう



本当に幼いころに
MCLに来た子たちも、
あっという間に育っていく。


しかし、
幼いときから見ている
妻やぼくにとっては、
何歳になっても我が子のよう。


成長して思春期に入っていく
子たちにとっても、
ママエープリルやパパトモを前にすると
幼いときの気持ちにもどれる?


でも、ぼくの目には、
大きくなっても
楽しそうにお手伝いしたり、


小さな子のめんどうを見たり、
昔のままの子どものような笑顔が、
残っているのが不思議!



子育つ世界ミンダナオ
ミンダナオ子ども図書館と
ふる里の子ども達!

ビデオ映像13分ビデオ映像へGO!

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お米を干すのも
子ども達



子どもたちは、お米干しを
家でも教わったり、
MCLでも、
お兄ちゃんやお姉ちゃんから教えてもらって、


家事から育児、
野菜作りからお米干しまで、
言われなくてもどんどん行い、
自然に学んでいく。


学校での知識による教育も
いいかもしれないけれど、
こうした、実体験から学んだことこそ
人生に役にたつような気がしてならない。



大学を出て、
ふる里にもどっても、
お米や野菜つくりも始められるし、


友情のなかでの実体験の
人間関係や生活体験が、
社会的な仕事についても、
協力したり、助け合ったり、


みんなでやると、楽しいよー!
穀物干し場に、
バスケットコートを作るんだ!



辛いことも
楽しく笑顔で行える、
基礎つくりになって行くように
思えてならない。


ビデオ映像13分ビデオ映像へGO!

tk5
日本の若者たちが、
MCLを訪れて



日本の若者たちが、
MCLを訪れて、
子どもたちに取り囲まれると、


感動して、
思わず泣き出す
気持ちもわかる。


日本では、
幼いときから保育施設に
預けられて育つから、


お父さんやお母さんの
お手伝いをさせてもらったり、
力を合わせて家族で生きて行っているという
実感が少ないし、


学校が引けても塾通いで、
友だちと野原を走りまわって
遊ぶ体験もほとんどない。


しかし、心の深くには、
何が大切かを感じる
感性が秘められていて、


それが、MCLで
突然目覚めて沸き上がり、
それで、感動して泣き出すのだ!



「これこそが、僕が、わたしが
さがし求めていたもの!」
「それが、ここでは、生きている!」


結婚年頃の女性が、
MCLに来ていう言葉。
「わたし、ここだったら、結婚して子どもを生める!」
生きることの原点が息づいているミンダナオ!



子育つ世界 ミンダナオ
ミンダナオ子ども図書館と
ふる里の子ども達!

ビデオ映像13分ビデオ映像へGO!

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MCLは、わが家!


故郷の村で、
お父さん、お母さんを
失った子のとっても
MCLは、わが家!



彼女も、お父さんを失い、
お母さんも家を出たまま
帰ってこない!


しかし、親がいなくなっても、
親せきや近所の人が、
「うちの子になりな!」
と、めんどうを見てくれる。


とは言っても、
実子だけでも7人から10人いて、
食べるだけでも大変なので、
学校などには行かせてもらえず、



里子もそのことはわかっていて、
家の仕事や農作業、
小さい子のおめんどうを見たり、
お手伝いを引き受けて、
生活させてもらっていた。


しかし、彼女は、
MCLの奨学生に採用されて、
学校に通うことが
出来るようになった。


腕時計とイヤリングをしているので、
驚いて聞いてみると、
「支援者から、プレゼントしてもらった!」
とのことでした。


年頃になってくると、
食費だけでも大変なので、
本人と保護者の希望で、
MCLに住んで、
学校に通うことになりました!



子育つ世界 ミンダナオ
ミンダナオ子ども図書館と
ふる里の子ども達!

ビデオ映像13分ビデオ映像へGO!

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精米機と深井戸と
貯水タンクと
ソーラーパネル!



MCL本部では、
精米機が設置されて、
精米費が
大幅に削減できるようになりました!



水補給の
深井戸掘りも進んでいます。


岩盤もあり、
200mの深井戸になります。


また、MCL内に、
独自の水タンクも完成まじかです!


これにより、
深井戸から、電動モーターで汲みあがった水は、
貯水タンクに貯められていき、
MCL全体に配水されます。


また、
母屋の屋根には、
ソーラーパネルの
設置が進んでいます。


深井戸の電動モーターも、
台所の家電製品も、
オフィスのコンピューター等も、
すべて賄える電力が得られます。


MCLには、
スタッフの家族も含めて、
100人以上が住んでいますが、
その炊事、洗濯、水浴に必要な水と電気が、
全て自給できるようになります。



おかげさまで、
ミンダナオで地震や戦争が起こり、
電気や水の供給が止まっても、


MCLは、
避難所として
機能することが可能になりました!


ビデオ映像へGO!

tk8
子育つ世界
ミンダナオ子ども図書館



ぼくを含めて、
日本人スタッフの役割は、


崩壊家庭や戦争孤児や、
極貧で子どもを小学校にも
行かせることもできない、
家庭崩壊の家族の子を
一人でも大学まで行かせてあげて、


家族はもとより集落で
良い働きができる子たちを
育てて、
社会に送り出していくこと!


そのために、がんばって、
一人でも多くの、
支援者を見つけるのが、
日本人スタッフの役割!


すでに、
200人ぐらいの子たちが
高校、大学を卒業しているけれど、


一番多いのが先生!
特に地元の学校の
先生になっている子が多い!


それと、MCL自体が、
多くの市町村の役所と連携して動いているので
その活動も良く知られていて、
ソーシャルワーカー(社会福祉士)などになって、
役所で働いている子も多い。


もちろん、ダバオやキダパワンや
コタバトの町に出て、
会社やモールやIT関係で働いている子や、
海外に出稼ぎに行く子もいるけれど、
やはりふる里が、大事と感じるのは、


読み語りや医療などで、
さまざまな貧困地域をめぐったりして、
宗教や部族を超えて、
心をつなげていく体験をしてきたからだろう。


そして、とりわけ
MCLで生活してきた子たちは、
おたがいに兄弟姉妹として
助け合ったり遊んだりしてきた想い出が、
心の根幹に生きていて、


仕事についても、
辛いときがあっても、
心の支えとなって行く!
愛と友情こそが生きる力!



tk9
タク君が
お母さんといっしょに
お父さんのふる里を訪れた!




ここは、マノボの集落でも
特に貧困の激しいところ。
下がお父さんの実家!


ぼくも何度も訪れて、
奨学生を採用してきた
想い出多い場所。


一家に平均7人は子どもたちがいて、
みんな大喜びで、
タク君を迎えてくれた!


ここで、梓さんも、


タク君も
マノボ族の酋長から
原住民の洗礼を受けた!




その時の洗礼の映像が、
ビデオに載っています!
下をクリックして見てくださいね!

ビデオ映像へGO!







タク君が生まれたときの
2020年の
映像ビデオです!

ビデオ映像へGO! 12分です!

ミンダナオ子ども図書館の日本人スタッフ
宮木あずささんに、
待望の赤ちゃんが授かった!






ビデオ映像13分
ビデオ映像へGO!



new2
イスラム地域のピキット市近郊で
リドー(地域戦闘)が起こった!
 
2021年9月3日

These are the pictures for distribution of vinyl sheets
at Sitio Migcampong,Brgy. Batulawan,Pikit,Cotabato(affected by war.


Naa pay gira ma'am naungkat napud tong
redo sa MNLF and MILF.Mga last week lang ma'am.

 

イスラム地域のピキット市の福祉局の
グレイスさんとサミー氏から
現地スタッフに昨日9月4日
連絡が入りました。

「ピキット近郊でリドー(戦闘)が起こり、
避難民が出ている!」
「MCLで緊急救済支援に来てほしい!」
「このコロナの時期に、
戦闘避難民救済ができるのは、
ミンダナオ子ども図書館しかない!」

そこで早急に、
保存してあったビニールシートを
子どもたちがカットして、
イスラムのスタッフ達が、
ピキット市に向かいました。

上と下の写真で
シートをかけているのは、
MCLの元イスラム奨学生で、
今はスタッフのエズラハイダさんです。

そこで、福祉局の局長であり、
MCLの理事でもあるグレイスさんと、
同様にMCLの理事もしてくださっている
イスラム教徒のサミー氏が同行して
現地に向かいました。

戦争避難民の人たちは、
リグアサン湿原の漁民が多く、
極貧で、持ってこられるのは古着ぐらい、
木の枝を建てて、
ヤシやバナナの葉を葺いて
雨よけの小屋を建てるのがせいぜい。

これでは、強い雨が降ると
ずぶぬれになってしまいます。
そこでまず救急に必要なのは
ビニールシートなのです。

よろしければ、
自由寄付でけっこうです、
皆様のご協力をお願いいたします。
ミンダナオ子ども図書館 支援方法

現地に入ると、
まず避難民の現状をチェックします。
下の写真は、
福祉局員で理事のサミー氏。

家族ごとにチェックして、
ビニールシートなどの
必要性を確認し、

そのご、シートを渡します。
搾取されることなく、
確実に、困っている人の
手元に渡すためにです。

ビニールシートを掛けていきます。
下でビートをかけているのは、
MCLのイスラムスタッフの
もと奨学生だったサダム君。

ピキットの出身で、
子どもの時から繰り返し、
戦闘避難民の体験をしてきたので、
現地の人々の状況が理解できます。

支援は、その後も、
避難民状態が続く限り
続けていかなければなりません。
戦闘の拡大によっては、
さらにビニールシートが必要になるでしょう。

次に必要となってくるのは、
米や缶詰といった食糧支援、
そして、古着などの支援です。
ミンダナオ子ども図書館 支援方法
よろしければ、
皆様のご協力をお願いいたします。


一昨年行った
同様の活動記録の
写真と映像です!
下をクリックしてご覧ください!

イスラム避難民の 救済支援!

ume
       

 フリースクール運営の梅木先生と
ラジオで対談を行いました
 
 Go!
フリースクールで不登校や
引きこもりの子たちを支援していらっしゃる
梅木先生とラジオでの対談を行いました。

何度もミンダナオ子ども図書館に
生徒さんや息子さんとも
来られています。

妻のエープリルリンの話もあります。

こられてから、大学に行きたくなって
高校にもどり、いま大学の青年も
今回の番組に参加しています。
これからも、
落ち込んでいる日本の青少年たちが、
生きがいを見つけ出すためにも
連携して頑張りたいと思っています。

MCLは、宿泊費なしで
何日でもすごせますよ!

良かったらいつか子供たちに
会いにいらしてくださいね。
以下をクリックして
サイトに入ってくださいね!
Go!


以下をクリックして
サイトに入ってくださいね!
Go!


       
aika
長女のエンジェル藍花が
18歳になった!

フィリピンでは、
18歳の誕生日が成人になったお祝い!


ビデオ映像へGO!
12分
藍花へのプレゼントとして
誕生の時から今に至るまでの想い出と
18歳の誕生日の写真と映像を
12分のビデオにしました!
 



大勢の子どもたちと遊び、
若者たちにも育ててもらって
一つの家族、兄弟姉妹!






ビデオ映像へGO!

二人の娘のミドルネームは、
エンジェルとアンジェラ!
生まれながらにふたりは天使?











ビデオ映像へGO!
12分
藍花へのプレゼントとして
誕生の時から
今に至るまでの想い出と
18歳の誕生日の写真と映像を
12分のビデオにしました!

 
18歳の誕生日に娘と踊るのが習慣!
ビデオには、動画で載っています。

ビデオ映像へGO!

初めて登った
八ヶ岳の赤岳!




よく言われる言葉が、
「姉妹でこんなに仲がいいなんて
日本じゃ考えられない!」






日本の公立中学を卒業した長女は、
将来は小児科医になって
貧しい子どもを助けたいという思いで、
ダバオのサンペドロ病院付属大学の
シニアハイスクールに合格!


今年は、成績優秀で表彰も受けました。
大学は医学部に進級し、
女医になったらMCLの中に
貧しい子をタダで治せる診療所を作る予定です!



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MCLで卒業記念:2021年
ビデオ映像へGO!
MCLで卒業式をしようね! Go! 孤児の子や崩壊家庭の子を優先して!  Go!
この子たちが、どのような境遇から来たかというと!  Go! MCLに住めて良かった!  Go!
もう一つ大変なのはイスラムの湿原地帯!  Go! 日系人のマリサさんが、体験を語った!  Go!
病気で死ぬ子も多いので!  Go! スタッフもかつての奨学生!  Go!
ビデオ映像へGO! 最後にみんなで歌おうよ!  Go!
sg1
MCLで
卒業式をしようね!


ビデオ映像へGO!
すでに2020年から、
コロナの影響で、学校には、
課題を受け取りに行く以外に
校内には入れず、

行内では、
すべての授業は、
ストップしてしまった。

勉強を続けるためには、
家庭学習をするか、
オンラインで家庭で授業を受ける以外に
方法がなくなった。

けれど、ミンダナオ子ども図書館に
住み込みで学校に通っている
子どもたちは、おたがいに
兄弟姉妹のように助けあい、

オンライン授業もこなしてきた。
けれど、さすがに
卒業式も出来ないことがわかり
ショック!

卒業のために
がんばったのにーーー!
スタッフたちは、
その気持ちを察して、

ミンダナオ子ども図書館の内部だけで、
独自の卒業記念パーティーを
開催することにした!

MCLで卒業式をしようね!
子どもたちは、大喜び!


下宿小屋に住んでいる、
男の子たちや
大学生も本部に読んで、
幼稚園から小学校、



ジュニアハイスクールから
シニアハイスクール、


そして、
大学を卒業する子たち、


そして、卒業はまだで、
在学途中の子たちも、
お祝いしに集まってきた。

キダパワン市に住み込みで
学校に通っている
子たちに限定する以外に
どうしようもなかった。

けれど、卒業式のお祝いが
出来る子たちは、大喜び!


ビデオ映像へGO!

sg2
この子たちが
どのような境遇から
来たかというと


ミンダナオの子どもたちが、
どのようなところから来たのか、
そして、

奨学生に選ばれる前に、
どのような困難で悲しい体験を
してきたのかということを

卒業式を迎える事の出来た
子たちのを見て思い出すと、
おもわず、
涙があふれそうになる!

明るい笑顔を見るたびに、
最初に出会ったころ背後にあった
その子の困難な人生が、
思い浮かんで来るからだろう。

ミンダナオ子ども図書館の
スカラシップは、
成績や学歴を優先しない。

受け入れの条件は、
その子の置かれている
状況の困難さだ!

学校に行きたいという気持ちがあれば、
孤児や片親や
極貧で家族が崩壊したりして、
学校にも行けない子たちを優先している。

もともと豊かな平地に住み
食べるのに困らなかった
マノボ族、バゴボ族、ビラーン族など
12部族いるといわれている原住民は、

島外や海外からの資本や企業による
プランテーション開発のために、
自分たちの土地が競売にかけられ
居住地を奪われ、

それに抵抗し反対すると
NPA(共産ゲリラ)という刻印を押されて
戦闘が起こされて、
避難生活を強制されて、

戦闘が治まった後に
帰ってみると、
自分たちの土地はすでに取られて
住むことが許されずに、

しかたなく背後の山々の
高地に移り住んで、
山芋しか食べられないような
極度の貧困生活をよぎなくされる。

わたしが現地に入った時も、
山岳地帯では数年間にわたり
戦争が起こり、

それが治まって後、
数年後には、
広大なバナナプランテーションが
広がっていった。

そうした地域から、
貧困ゆえに家庭が崩壊したり、
兄弟姉妹が10人以上もいて
食べていけない家庭の子たち、

ある集落では、
小学校に登録しても
二年生になると
80パーセントがストップする。

「だって、午後の授業があると、
お弁当もっていけないもん!」
「鉛筆なんで買えないもん!」
「はいていく靴なんて、
あるわけないじゃん!」

ビデオ映像へGO!

sg3
もう一つ
大変なのは、
イスラムの湿原地帯!


もう一つ大変なのは、
イスラムの湿原地帯!
小舟でしか入ることの出来ない
東南アジア最大の湿原。

この地域では、
50年以上にわたり
イスラム反政府勢力と
政府軍の戦闘が起こり続けている。

ミンダナオ子ども図書館を
立ち上げた
最初のきっかけは、

2001年
戦争で120万人を超える
避難民を見て、

3年近く避難生活を
余儀なくされている結果
表情も失ったイスラムの子どもたちを
目の前にしたときだった。


sg4
病気で死ぬ子も
多いので!


避難生活は、きびしい!
貧しい家族は、食べるものもなく、
お金が無いので、
米や塩すらも買えない。

寝るのも木の枝や竹を切ってきて
建てた上に、
ヤシやバナナの葉をのせて日よけにして、
地面には、バナナの葉を敷いた上で寝る。

雨よけのビニールシートを買えるのは
経済的にまだ豊かな家族。
ヤシやバナナの葉は、たちまち腐り
雨に降るとびしょぬれになる。

そのような場所に、
早くて半年、
長いときには、
数年過ごさなければならない。

食事も大変だけれど、
病気になって死ぬ子も多い!
「お塩も買えないのに、
薬なんて買えるわけないわ!」

そんな悲惨な子どもたちの様子を
毎年のように見せつけられて、
ショックを受けて始めたMCL!

まずは、雨露をしのげるシートをカットして
家族ごとにわたし、
米を渡すと子どもに食べさせず、
売り渡してしまったり、

実力者に言われて
サックごと置いて帰ると
自分のものにして
売り飛ばしてしまうので、

その場で炊き出しをして、
子どもたちに食べさせたり、
古着をわたしたり・・・

子どもたちを元気づけるために
普段は村々で行っている
読み語りを奨学生たちが行い、

帰る前に、
病気の子がいないか確かめて、
薬を与えたり、

重体の子は、すぐに
親や親戚に付き添ってもらい、
即病院に運ぶ!

MCLは、
医療プロジェクトの
認定も受けている。

病院の医師とも長年懇意で、
給与もとらずに
引き受けてくださったりする。

ビデオ映像へGO!


これらの事は、
拙著「手をつなごうよ」(彩流社)でも
書きましたので、
読んでみてください。
購入サイトへ!
sg5
孤児の子や
崩壊家庭の子を
優先して!


一人一人の子たちの
予期もせずにおかれた立場!

戦争で、
お父さんやお母さんが、
殺されたり!

貧困で、父親や母親が
町に出稼ぎにいったまま
行方がわからなくなったり!

たとえ両親がいても
病気やケガで働けず、
兄弟姉妹で家族を支えなくては
ならなかったり!

そのような子たちを見ると、
どうしても、その場に放っておけず
何とかしなければならないと思って、
始めたのが奨学制度スカラシップだった。

MCLは、孤児施設としての認可も
得ているけれど、
中には、孤児ではないけれど、
盲目や障害があったり、
アビューズを受けていたり・・・

「孤児」という概念では、
囲いきれない困難で不幸な
環境に置かれている子も多い!

また、MCLに住みたい子たちにとっても
「孤児院」に住んで
「孤児」と呼ばれるよりも、
「スカラー」と呼ばれる方がうれしい!

そんなわけで、
MCLの本部や施設は、
奨学生を受け入れるための
下宿施設で認可を受けている。

原住民、イスラム、クリスチャンの子たちが
みんな一緒に生活する場が、
ほんとうに可能だろうかと
考えたけれど、

「宗教や部族が違っても、
わたしたちは、兄弟姉妹!」
「一つの家族だもん!」

習慣の違いや差異などがあれば、
彼らが毎週集まって、
自分たちで討論して
解決策を見出していく!

「ラマダン、クリスチャンの子たちも
参加していいよ!」
「クリスマスのお祝い、みんなでしよう!」

若干の際など気にしない
ファジーな感覚!
これぞ、壁を作らない
アジア的な世界観???

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sg6
MCLに住めて
良かった!


MCLの活動の中心は、
子どもたち!


最も基幹になっている活動は、
絵本や昔話の読み語り!
それを行うのは、
奨学生の子どもたちだ!

毎週週末や休みの日が来ると、
みんなでトラックに乗って、
山岳地帯の貧しい原住民の集落や、

時には、舟に乗って、
貧しいイスラムの
漁師さんたちが住んでいる、
リグアサン湿原の集落に行き、

そこで、村の子どもたちを集めて、
絵本の読み語りや昔話、
原住民、イスラム、クリスチャンの
歌を謡って、

最後に、
絵本「おおきなカブ」から
奨学生たちが作った劇
「おおきなカサバイモ」を演じる!

悲しみやさびしさを抱えて
MCLに来た子たちだけれど、


宗教や部族を超えて、
他の僻村の子どもたちを
喜ばせてあげられる体験を通して、

MCLに住んで活動することの
おおきな喜びと
自信と体験を積んでいく。

かれらこそ、
わたしたちを救ってくれる
天使だとつくづく思う!

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sg7
日系人のマリサさんが
体験を語った!


卒業記念式典が始まるよ!
みんな、おいでーーー!
まずは、
卒業の喜びの歌をうたった。

そのあと、
去年、大学を卒業した
マリサさんが、
小学校から大学までがんばった、

MCLでの
自分の体験を語ってくれた!

彼女は、
小学生の時に、
お母さんがいなくなり、
お父さんも去ってしまって、

MCLにやってきた子だ。
山の貧しいマノボ族で、
血筋には、
日本人の血が混じっている日系人!

ミンダナオの山岳地地帯に住む
原住民のなかには、
日本人の血が混じっている
日系人が多い!

下のおばあさんも日系人で、
わたしの肩を後ろから
そっとたたいて言った。
「わたーしのおとうさんにほんじんです!」

戦前まで、
東南アジアで最も多く
日本人が住んでいて、
原住民と結婚して、
マニラ麻を栽培していた。

ダバオ近郊には、
日系人町があり、
日本人小学校まであったぐらい!

でも、第二次世界大戦が勃発し
日本軍も入り、
敗戦まじかになると、
「原住民はうらぎる!」といって、
穴を掘って生き埋めにしたという。

当時、現地人と結婚していたり、
日本人の血が混ざていた人たちは、
家族を守るために、
自分が日本人であることを隠して
山に逃げた。

そうした人々が、
今に至るまで山に住み、
原住民として暮らしている。

ミンダナオ子ども図書館には、
そうした、日本人の血を持っている
貧しい極貧の子たちが、
たくさん奨学生になっている。


sg8
スタッフも
かつての奨学生!


MCLのスタッフたちが、
子どもたちに
賞状をわたした。


卒業おめでとう!
よくがんばったね!
大学まで、がんばれよ!


賞状は、
子どもたちにとっては、
一生の想い出!
生涯大切にとっておくだろう。


MCLのスタッフたちは、
ほとんどが、
かつての奨学生たち!

同じような境遇から
来ているから、
子どもたちの気持ちも
良くわかり、

MCLのなかでは、
仕事人というよりも
家族の一員!

結婚したスタッフも、
赤ちゃんや子どもと一緒に
家族でMCLのなかに住んで
いっしょに生活しているいる。

最後に、卒業生の一人が、
支援者に向かって
心からの感謝の気持ちを述べ語った!
泣き出す子たちも・・・!!!


ビデオ映像へGO!

sg9
最後にみんなで
歌おうよ!


支援者の方々は、
彼らにとっては、
第二のお父さんやお母さん!

日本にいる、
お父さんやお母さんへの
愛の気持ちを込めて、
子どもたちは、最後の合唱!


これからの20年を考えると、
まだまだ、
何とかしてあげなくっては
ならない子たちが、

あちらこちらに
たくさんいる!!!


ビデオ映像へGO!
lama
無事にラマダンを迎えられた
ミンダナオ子ども図書館の子どもたち
2021年ラマダン

ビデオ映像へGO!
12分です!


2021年も前年に引き継いで、
コロナウィルスで大変な時期ですが、
幸いMCLで、4月からラマダンを
始めることができました!


ラマダンは、イスラム教徒にとっては、
とっても大事な時期です!
一か月近く、断食をして
祈るのですが、


昼間は、みんなで協力し合って
ミンダナオ子ども図書館の庭を
きれいにしたり・・・


友情を深めるために
いっしょに唄をうたったり!


クリスチャンや原住民の子たちも
「わたしたちも、
いっしょにラマダンやってもいい?」


「もちろん、良いよ!」

そして、みんなで協力して
草刈りをしたり、
花壇を作ったり・・・


それが、
習慣になっているせいか、


「もうじきラマダンだから、
モスクの周りを
きれいに草刈りしてあげよう!」


「お花も植えてあげるね!」

そして、夜になると、
皆でおいしい食事をたくさんたべて、


モスクのなかで、
皆で過ごす・・・



ビデオ映像へGO!
12分です!

2019年
大地震が襲った!


ところが、
2019年には、
MCLの近く、


アポ山さんろくのマキララで、
大きな地震が襲った!


キダパワン市のビルも
崩壊しかけ、

山岳地域に建てた
山の保育所も、
いくつか倒壊!

大量の避難民が発生し、
救済活動に向かった。


イスラム教徒が、
多い地域ではないけれど、

ミンダナオ子ども図書館に住んでいる
イスラムの子たちも、

協力して
支援物資を車に積み込み、

ラマダンにもかかわらず、
山の原住民や
クリスチャンの子を助けに同行!


街近くには、
クリスチャンの人々が多く、

山岳地帯には、
原住民のバゴボ族の人たちが多い!

どこでも、
子どもたちは、
大喜びで迎えてくれた!


ミンダナオ子ども図書館が
来てくれたあ!

すでに、保育所を建てたり、
奨学生を採用したり、

医療をおこなったり、
とりわけくり返し
読み語りに来ているから、

子どもたちは、
ミンダナオ子ども図書館のことを
良く知っていて大喜び!

今回も、
まずは、心を元気にするために、
読み語りをはじめた。

絵本の読み語りは、
愛と友情の心の支援!

イスラムの子たちも
読み語り!

原住民やクリスチャンの
唄と踊りにまじって、

イスラムの歌や踊りも、
みんなでいっしょに楽しんだ!

そのあと、
いよいよ支援物資を
子どもたちに配った!

日本の支援者から
送られてきた古着!

ふだん着るものもあまりない、
山の子たちにとっては、
驚くほどの喜び!

古着や食料をもらって
大喜び!


これで、
外で寝ても寒くない!
「また来てね!」

「だいじょうぶ、
くり返し来るからね!」


ビデオ映像へGO!
12分です!

MCL本部の建物も
亀裂が入り!

しかし、本部の建物にも
亀裂が入り!


危険で、
住むことができなくなった!


即刻、皆で協力して、
庭にシートを張って、

子どもたちは皆、
シートの下で
寝泊まるすることになった!

でも、子どもたちは、
ぜんぜん、動じない!
数知れぬ、困難を
乗り越えてきた子たちだから!

雨が降ると、
雨の中に飛び出していく!
水浴びするのー!

夜も土の上で炊き出しごはん!

山での生活と同じだもん!

皆で分け合って
おいしそうにご飯を食べる子どもたち!

ごはんを食べられて
寝る場所さえあれば、それで幸せ!



耐震構造で
建てたおかげで


MCLの理事長で、
市庁舎なども建てている、
設計技師のダニー氏が、

耐震構造で
建ててくださったおかげで、
ミンダナオ子ども図書館の建物は、
倒壊しなかった。

けれども、
ところどころひびが入り、

屋根の継ぎ目も柱を含めて、
根本的に修復をすることにした。

その結果、
皆さまからのご支援で、
さらにしっかりと建て直されて、

さらに、
安心して住める家になりました!

とりわけ、
立正佼成会からのご支援が大きく、
ぜひいつか、
子どもたちといらしてくださいね!

これからのミンダナオ子ども図書館は、
日本からの訪問者の方々を、

家族として宿泊費なしで、
受け入れていくことにきめました!

子どもたちが
料理を作ってくれますし、

いっしょに食べて、
生活をともにします。

洗濯もしてくれますし、
いっしょにすると楽しいですよ!

「洗濯が終わったら、
最後に、自分を洗濯するの!」


ビデオ映像へGO!
12分です!


ミンダナオ子ども図書館は、
生きる希望を失って、
落ちこんだりしている
日本の青少年たちが、心を回復し、

生きる希望を
見出していく場所としても
良いことがわかってきました。

このことは、
機関誌『ミンダナオの風』の
今年の6月号に書きました。
宮木梓さんにメールしていただければ、
発送してくれると思いますよ!


日本の元気な若者たちだけではなく、
とりわけ、
悩みを抱えた青少年や
孤児や母子家庭の子たちが、

ミンダナオ子ども図書館に来て、
同様に、貧困で崩壊した家庭の子や、
戦争で親が殺されたりといった、
辛い体験をしたにもかかわらず、

信じられないくらい
笑顔で明るく友情と愛に満ちた
ミンダナオ子ども図書館の子たちに会って、

生きる希望と勇気とを
日本の子たちも得られるような
家にしたいと思っています。


お客さまではなく、
家族として、
皆さんをお迎えします!

宿泊費はとりません、
心が癒されるまで
一か月ぐらい滞在したら!


ビデオ映像へGO!
12分です!

震災後の
最後の問題は!


しかし、
震災後の最後の
問題は、


震災の避難民救済支援に
終われに追われ、

さらに、コロナの影響もあり、
日本での講演や公演もできず、

2021年になっても
モスクの修復の費用が出せないことです。

モスクの修復は、
ダニー氏によると、

基本から再構築した方が良く、
200万円ほどかかるということ・・・


周りに柵を作って
「危険だから、入ったらだめだよ!」

と、言っているにもかかわらず、
イスラムの子たちは、

中にはいって、
毎日、お祈りをしています。


「アッラーが、守ってくれるから
だいじょうぶだよ!」




ビデオ映像へGO!
12分です!

2021年の4月
今年も
ラマダンに入りました


イスラムの子たちは、
モスクの中で、
ラマダンの祈りを始めました!


原住民やクリスチャンの子たちは、
今年も周りの草を
刈ってあげたけれど、

さすがに恐れて
モスクの中には入れません。



でも、太陽が沈んだら
ラマダンの料理は
いっしょに作り、

食べたければいっしょに
皆で食べられるよ!


そんな、
クリスチャンの子たちが、
私に、言ってきました。

「パパ友、イスラムの子たちのために、
モスクを再建してあげて!」

「わたしたちも、
いっしょに、お祈りしたいの!」

「夜になったら、
いっしょにモスクで食べたいの!」

みなさん!
よろしければ、ご支援をお願いいたします!
モスク支援と書いていただいて、
振り込んでいただければ幸いです!


ビデオ映像へGO!
12分です!

戦争や貧困で
親を亡くした子も多い


ミンダナオ子ども図書館の奨学生になった
イスラムの子たちのなかには、

戦争や貧困で、
親を亡くした子たちも多い!


写真の左の青年も
両親を目の前で殺されて
ミンダナオ子ども図書館の
奨学生になった。

その時の映像が、
パックンがMCLに来た時の
テレビ東京の映像に出ています。

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池上彰の
ジャパンプロジェクト

世界の”命の現場”で
奮闘する日本人
 

パックンが来た  
映像を 見たい方は ここをクリック
40年以上にわたり、
くり返し起こされる戦争で、

避難民生活を
余儀なくされてきた
子どもたち!

毎年襲う、
洪水にも関わらず、

明るさと、
生きる力を失わない、
ミンダナオの子どもたち!




宗教や部族が違っても
わたしたちは、
一つの家族!


ミンダナオ子ども図書館の
奨学生たち!


戦争で3年間学校が
閉鎖されていたの!

小学校を卒業できただけでも、
信じられない!

高校や大学にまで
行けるなんて!


お父さんが亡くなっても
私が、がんばって、

大学を卒業したら、
わたしが、
家族を支えるわ!

読み語りも、
いつもいっしょ!

ここのイスラムの子が
わかるのは、

マギンダナオ語と
タガログ語が少し!

アジアのイスラム文化は、
独特なのよ!


アジアのクリスチャンの文化も
独特だけれど、
文化も違うからこそ、楽しいもん!




イスラムの結婚式が
始まった!



なんと、
獅子踊りに導かれて!
新郎新婦がやって来る!



新婦は、もと奨学生で
クリスチャンのニナさん!

新郎は、イスラム教徒の奨学生で、
スタッフになったバイアン君!


幸せがなにより!

支援をしてくださって、
ありがとうございます!


良かったら、遊びに来てね!





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梓さんに赤ちゃんが生まれた!
ミンダナオ子ども図書館の子どもたち

ビデオ映像へGO!

12分です! 

ビデオ映像へGO!

12分です!

ミンダナオ子ども図書館の日本人スタッフ
宮木あずささんに、
待望の赤ちゃんが授かった!



ご主人は、
以前、奨学生だった
年下のマノボ族の青年。
赤ちゃんが生まれて大喜び!



赤ちゃんは、男の子で、
名前はマノボ語は、Zykeくん。
そして、日本語は巧くん。


婚約して2年、
コロナで結婚式は
まだ出来ないけれど、

理事たちは、
婚約していれば、
一緒に住んでも良いよ!


かつてぼくも、
結婚前にカトリック教会の
結婚セミナーに
出たことがあるけれど、


ほとんどの娘さんたちが、
妊娠しているか、
赤ちゃんがいる子もいた!
善悪で簡単に非難せず、
受け入れる曖昧さが、
アジアの特質?

ぼくの勝手な想像です!

彼氏の家族も大喜び!

原住民の家族では、
兄弟姉妹が
10人を超えるのは普通!


そんなにたくさんの子どもたちを
どうやって、養っていくの???


親だけではなくって、
兄弟姉妹が、
皆で助け合って生きていくのが
ミンダナオの家族の姿です!

ビデオ映像へGO!

お互いを理解して、
困ったときは助けあい、
嬉しいときは、いっしょに喜ぶ!
そんな友情と愛を育ててくれるのが
兄弟姉妹や友だちとの遊びかな!


裸足で学校にいったって、
誰も馬鹿にしないし、
見下して虐めたりしないよーーー。


そんな村でも、
家庭崩壊や戦争孤児で、
悲しい思いをする子たちはいる。


「うちの子になりな」と、
近所の人たちが言ってくれるけれど、
学校までは行かせてあげられず、
仕事を手伝ったり、
赤ちゃんの面倒をみさせられたり。


ミンダナオ子ども図書館では、
そんな子どもたちを引きとって
大学にまで行かせてあげている。


そんな日本でいえば
問題家庭?の子たちが80人余り
いっしょに住んでいるのがMCL。


戦争で親が殺されたイスラムの子や、
極貧で家庭が崩壊した
原住民やクリスチャンの子たち。


日本的に考えると
問題児たちを集めた施設で
大変だろうと、
最初は思ったけれど、
ぜんぜん大変ではないどころか、



宗教や部族がちがっていても、
わたしたちは、一つの家族!


赤ちゃんのめんどうも、
みんなで、
大喜びでみてくれる!



だって、わたしたち家族だもん!
あずさ母ちゃんの赤ちゃんは、
わたしの大事なかわいい弟!


田んぼの稲から
籾米をとった後も、
稲に残ったお米を大事に採るのよ!


残った藁は、
地鶏にあげるの!


地鶏は、山では年に一回か二回、
お父さんの誕生日か
収穫祭かクリスマスに食べる特別料理!


「今日は、ぼくがそれを料理して、
妻のあずさに、
食べさせてあげるんだ!



訪問希望の方は ここをクリック!


無事に、
赤ちゃんが生まれて
ほんとうに良かった!


これからも、
健康ですごそうね!


ミンダナオにいると、
子育てという言葉が、
不自然に感じられる!



放っておいても、
子どもが育つミンダナオ!


貧しいからと言って、
必ずしも不幸とは限らない!


でも、つらいのは、
食べ物がないときと、


病気になっても、
薬一つ買えないし、
手術なんか受けられない!


それに、
エンピツも買えないし、
お弁当ももっていけなくて、


一年生のときだけ、
学校に行けても、
2年生になると、
60パーセントがストップするの。


でも、
ミンダナオ子ども図書館の
奨学生になれて良かった!


戦前までミンダナオには、
東洋一の日本人町があったけれど、
戦争で家族で逃げて、
日本人であることを隠して生き延びてきた
日系人も多い!


ミンダナオ子ども図書館にも、
そういう、日系人の子たちが、
けっこうたくさん住んでいる。


洗濯機があっても使わないもん!
スイッチ押すだけで、
洗濯できるなんてつまらない!
皆でやる方が、楽しいもん!


街にも、
山とは異なった貧困があって、
奨学生にもなっている。


子どもたちも、
お母さんを助けてお手伝い!
「これ買って―!」


仕事場に子どもたちがいても、
誰も文句を言わない!
何よりも大切なのは、
子どもたち!



支援者のみなさま、
300人ちかい孤児の
子どもたちを学校に行かせて
くださったり、


病気を治してくださって
ありがとうございます!


せめて、
食べ物だけは自給をしようと
お米を干したり
野菜を植えたり、


わたしたちも
がんばって努力をしています。

ビデオ映像へGO!

あずささんも、
子どもが生まれて、



ますます、
しっかりと足を根につかせて
未来のミンダナオ子ども図書館のために
歩み続けていくと思います。



これからの20年を見据えて、
ミンダナオ子ども図書館は、
日本の青少年のことも、


アジアや世界の若者たちのことも、
視野に入れて活動していこうと
思っています。


ぜひ、
子どもたちに会いにいらしてくださいね。
お客様ではなく、
家族としてお迎えします。
宿泊費はとりません!


先住民族の文化祭
マノボデー
 
映像を 見たい方は ここをクリック 
マノボ族の酋長になった:2分
映像を 見たい方は ここをクリック
マノボデーのカサバイモ:
33分
 
映像を 見たい方は ここをクリック
  
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 MCLの年越し2020年-2021年
写真:宮木梓とスタッフ
ビデオ映像へGO!
10分です! 


MCLの年越しと
年明け2021年


かつて日本にもあった市場の風景には、
なつかしい庶民的な
温かさがありますね!


私たちは市場が大好きで、
デパートやコンビニもあるけれど、
市場で買い物をいつもします!


ミンダナオ島の周辺は、
魚介類の豊富な南洋漁場で、
日本への南洋マグロは、
ほぼすべてがミンダナオから・・・
下のマグロは、刺身でもおいしいよ!


かつて、沖縄の宮古の神の島
池間島で徳生おじいから聞いて
「沖縄の宇宙像」を書いたけれど曰く、

「ミンダナオには、よくマグロを捕りに行ったよ!」
戦前まで、ミンダナオには日本人町があり、
沖縄や九州から来た人々がたくさん住んでいた。


戦争で山に逃げて、日本人であることを隠して
今も生きている日系人によく出会うし、
MCLの奨学生にもたくさんいますよ!


だから、食文化も日本的で、
モズクや海ブドウも生で食べるし貝もおいしく、
日本から来た若者が驚いて言った言葉は、
以下をクリック!

GO!

中国やスペインの文化伝統も入っている。
世界のおいしい料理の象徴
中華とスペイン料理に
日本料理のおいしさが加わった、
世界に誇るべきミンダナオ料理!




年越しの料理を
作るのは子どもたち


本当に、楽しそうに料理する!
男の子も料理だい好き!


大型の冷蔵庫や電気釜など
感動するだろうと思って買ったけれど、
すぐに壊れて廃棄処分!
上から目線も、壊れてしまった。


ゴムやヤシの廃材で炊いたご飯や
鳥や魚や野菜のスープは、
なぜか香りがあっておいしい!

かつての日本文化を思い出す!



Happy New Year
ことしもよろしく!


年越しは、ミンダナオでは大事な時
大晦日には、年越し焼きそばや
年越しスパゲティーを食べて長生きを祝う!
年が明けたとたん大騒ぎ!

みんな外に飛び出して、
謡って踊って、
夜空には、花火が飛び散る!



長生きを願って食べる
年越しのソバとスパゲティー!
焼きソバは、中華料理?
スパゲティーは、スペイン料理?

さすがに蕎麦は、無いけれど・・・
沖縄と同じ、皿うどんはあるよ!
うどんは、こちらでは「おどん」といって、
喫茶店でパンやケーキと食べるもの。


ほんとーーーーーに明るく
元気な子どもたち!

戦争孤児や崩壊家庭や
苦労や悲しみの体験が、
あった子たちとは思えない!
「お休みなさい・・・」



今日は、お花と
野菜を植えるの!



我が家(MCL)にいる子たちも
自分たちで計画して相談し合って
正月明けのお仕事を
みんなで楽しくこなしていく。



庭仕事は、遊びのひとつのよう。
小さな子でも
「ぼくにやらせてーー!」


サツマイモのツルが伸びてきた。
イモも甘くておいしいけれど、
このツルを料理して食べると
おいしいし、健康にもいいよ。



ミンダナオ料理の特徴は、
調味料を使わないでラマスといって、
ニンニクや小さな玉ねぎやトマト、
ショウガや香草を細かく刻んで下味を作る。


下の草は、
子どもたちが育てている香草。

いつかいっしょにお仕事しようよ!
そして、料理して食べようよ!
楽しいよ!

ビデオ映像へGO!
10分です!


新年の
お米干しが始まった!


ミンダナオで一番はやりのスポーツは、
バスケットボール!
どこの村にも、必ずと言っていいほど、
バスケットコートがある!


実は、バスケットコートは、
穀物干し場のために作ったもので、
干場が空いているときに、
みんなでバスケットをして遊ぶ場所!




200人分の米を自給

ミンダナオ子ども図書館は、
図書館でありながら
戦争避難民救済や
放っておけない子どもの手術、

200人を超える
奨学生の世話から学費まで、

膨大な経費を必要とする
支援プロジェクトを
山岳地帯や湿地帯を含む
一つの県にわたるような広範囲な場所を、

日本の方々からの支援金を
毎年、ほとんど
全て子どもたちのために使って、
日々、時には命がけで行動しています。

そこでわかってきたのが、
緊急事態になると、
日々の米も買えなくなるような
状況がしばしばおこること。

米は、200人分を支給しており
一日、50キロ消費される。

毎年、米の値段の高騰も激しく
そこで、出した結論は、
出来るだけ米を自給すること!


できれば、米以外の食費をすべて
自分たちで賄えるように努力すること!
庭での野菜の植え付けもその一つです。




寄贈された
精米機を設置開始!


ほんとうにうれしいことに
長年、お付き合いがあり、
MCLにも来られた、


宇賀神さまをはじめとする
皆さま方から、
精米機を寄贈していただきました。

これで、精米所に持っていかずとも
米を精米して作れます。
大きな経費削減です!

「ごはん、食べに来てねーー!」


ビデオ映像へGO!
10分です!


何をつくっているかって?
ひみつだよ!


トンカチの代わりに
石を使って釘を打つ!


作ることの楽しさを
知っているの子どもたち!






日本の皆さんから
届いたおみやげ!



機関誌に同封して、
子どもたちはお便りや
絵手紙を送っています。


お返事や、
クリスマスプレゼントが付くと
信じられないほど大喜び!



去年も震災や戦闘で
13人の新しい奨学生を
放っておけずに採用しました。



こうした子たちが、安心して
大人になって行ける我が家が
ミンダナオ子ども図書館です!





訪問希望の方は ここをクリック!
ミンダナオ子ども図書館 支援方法


********************************

y20

2020年の活動記録:目次
ウイルス閉鎖期間に洪水が襲った! GO! 奨学生の少女を緊急手術 GO!
イスラム避難民に読み語りと物資支援 GO! 保育所建設地と地震被災地を巡った GO!
ウイルス閉鎖期間に戦闘が起こった! GO! 地震の悲しみで父さんが! GO!
全保育所を調査して修復を開始! GO! MCLの日常生活から2020年 GO!
日本での5年を経てMCLに移転し活動、子どもたちと生涯を共に! GO!


2020年の活動報告(1)

ウイルス閉鎖期間に
洪水が襲った!
ウイルス期間に 洪水が襲った!
ビデオ映像(10分)を見たい方はクリック!

イスラム地域の
リグアサン湿原から水はあふれ、

川沿いの家々や集落や町が、
水浸しになり、


人々は、家や村を捨てて、
水の届かない高台や

道路脇に避難している。

リグアサン湿原は、
東南アジア最大の湿原で、
世界最大のワニも住んでいると
言われているけれど、

毎年、
数回の大洪水に襲われて、

そのたびに
避難民支援を行ってきた地域だ。

いつも、
支援活動の中心になるのは、
MCLの奨学生たち!

戦争孤児や崩壊家庭の
子どもたちだけれど、

本当に献身的で
しっかりとしている!

原住民、イスラム、
クリスチャンの子たちだけれど、
明るく仲が良く、
「私たちは兄弟姉妹、一つの家族!」

嫌な顔一つせずに、笑顔で楽しく、
力を合わせて
「助けてあげなくっちゃ!」

古着の支援の
準備も出来た!

持って行く
お水も用意したわよ!

今回は、コロナもあって、スタッフのみが、
現地の福祉局と連携して、
支援活動を行った。

福祉局が用意して下さった、
トラックにも

食料や古着を積みこんで・・・

いつも、読み語りや医療、
奨学生に学用品を
届けたりしている場所だけれども!

奨学生のいる小学校も、
水のなかだった。

屋根に数字が書いてあるのは、
空爆防止を伝えるため!

ウイルス期間に 洪水が襲った!ビデオ映像(10分)

ビニールシートの支援を
開始した。

シートは、
避難所で寝るときにも、

腐った屋根や
竹の床の補修にも最適だ!


ウイルス期間に 洪水が襲った!ビデオ映像(10分)

地震で避難生活を
余儀なくされていた
原住民の多い山岳地域も、

濁流が襲い、
家々が流されて、
人々は、避難生活を余儀なくされた!

地震で避難生活をさせられてきたのに、
再び洪水で、
避難生活が始まった!

家を流されてしまった
人々に、

必要なのは、
着る物であることがわかり、

ここでは、

古着の支援をした。

ウイルス期間に 洪水が襲った!ビデオ映像(10分)

2019年10月の地震で
避難民になった
山の人々は、

いまだに故郷にもどれず、
避難施設で生活している。

地震で親を失って、
奨学生に採用した子たちの
その後の状況もチェックした!

状況が落ち着いたら、
MCLに住んだら良いよ!

ウイルス期間に 洪水が襲った!ビデオ映像(10分)



MCLにもどってきた奨学生たちも
ウイルスで学校ではなく、
家庭授業でがんばっている!

MCLが、わたしたちの家庭!
みんなで協力して、
ご飯も作って!



いっしょに食べると、
おいしいよ!



ミンダナオでは、

9月からクリスマスが始まる!

支援者の方々、
本当にありがとうございます。

いつか、
いらしてくださいねーーー!


洪水と植林活動

映像を 見たい方は ここをクリック
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奨学生の少女を緊急手術
ミンダナオ子ども図書館に住んで
学校に通っている、
イスラムの奨学生の一人が、
コロナウイルスで帰省中に、
腹痛が激しくなり苦しんでいるという連絡を受け、
スタッフが急きょ駆けつけて
病院に運び診察した結果、
のう胞( 嚢胞)ですぐに
手術をしなければならないことが判明しました!
そこで、急きょ決断して手術を行いました。
医療は、自由寄付を使っています。
皆様のご寄付で、少女の命を救えたことを
心から感謝いたします。
現地の貧しい人々は、
かぜ薬ひとつ買うことが出来ません!
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戦闘のあったイスラム地域避難民に
読み語りと物資支援をした!


外出規制の日々が続いていた
5月の第1週、
本当に信じられないことですが、
ピキットで戦闘が起こり、

たくさんの避難民が
発生しているので、
支援を要請する連絡が入りました。

その後も、
戦闘は多少
落ち着いてきた物の、

避難民たちは、
恐れて帰郷できず
避難生活が続いています。

ミンダナオ子ども図書館では、
初回の緊急支援で
ビニールシートや食料を届けた後も、
物資や読み語りの
支援活動を続けています。

今回の戦闘は、
キリスト教徒とイスラム教徒の戦闘や、
IS の関わっている戦闘ではなく、
こちらでは「リドー」と呼ばれる、
ムスリムの、
ファミリー間の戦闘です。

しかし、闘っている一方の家族に
「MLLF: モロ・イスラム解放戦線」が、
敵対している家族に
「MNLF: モロ民族解放戦線」の
兵士たちが参加し、
戦闘が大きくなり、バロンギス・
バラティカン・バトゥラワンの3つの村が、
全村規模で避難しています。

外出規制下ですが、
そんなことは言っていられない状況、
「No way」だそうです。

バトゥラワンにある奨学生の
アジェラの家は、
火をかけられて全焼してしまい、
家族でダレンガウィンの避難所にいます。

宮木梓さん制作の
サイト「ミンダナオ子ども図書館だより」
により多くの写真と記事が
掲載されています。
 
Go!
最初の支援活動については
以下をクリックして
ご覧ください!

ウイルス閉鎖期間に
戦闘が起こった!
GO!
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保育所建設地の調査をかねて
地震被災地を巡った


地震被災地の復興は、
経済的な理由もあり、
またウイルスの影響もあり、
早急に進められない状況です。

倒れた学校や公共施設、
個人の家なども
とりわけセメントで
建造された建築物は、

再建の見通しが
まったく立たないまま
10ヶ月が過ぎようとしています。

以下は、現在使われている保育所です。
ミンダナオ子ども図書館で、
この近郊に、
さらに大きくしっかりとした
保育所を建てようかと思っています。

ミンダナオ子ども図書館では、
せめて保育所を建てることで、

村人たちや子どもたちの
心を元気づけようと
福祉局とタイアップして
建設場所の調査をしました。


宮木梓さん制作の
サイト「ミンダナオ子ども図書館だより」に
より多くの写真と記事が
掲載されています。
 
Go!
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ウイルス閉鎖期間に戦闘が起こった!
ビデオ映像に Go!
映像(10分)で、
ご覧いただくためには、
以下をクリック!

ビデオ映像に Go!

ピキット市の福祉局
DSWDの役員であり
MCLミンダナオ子ども図書館の
理事を務めてくださっている
カトリックのグレイスさんと

イスラムの
サミー氏が、

緊急支援を
求めて来られた!


イスラム自治区で、
イスラム同士の内紛(リドー)が起こった!

ウイルスで移動が
制限されているなか、
他のNGOは、来られない!

MCLだけが、
唯一の助け手だ!


そこで、急きょ
シートとあるだけの古着を
全て渡した。

しかし、
MCLの本部のスタッフたちは、
ウイルスのために行政から、
外出移動が
許されていないために、

現地での活動は、
臨時帰宅している
現地出身のイスラム教徒スタッフ
サダム君とバイヤン君が
活動することになった。


帰郷できずに、
MCLに残っている
子どもたちが、

手伝ってくれた。


ほんとうにしっかりした
いい子たち!


シートが
積み終わって、

日本から送られてきた
古着も
全てのせた。


送ってくださった
皆さん
ありがとうございます!


現地では、
MCLのスタッフの


ウイルス閉鎖期間に
戦闘が起こった!

ビデオ映像に Go!

バイヤン君と
サダム君が、
支援活動を開始。


状況をチェックして、

配布先の
リストを作り、
その後に
配布を開始する。


いよいよ、
配布が始まった!

受け取った人々は、
大喜び!

これで、
雨に打たれずに
夜も眠れる!


次回は、

米や食料の支援が
必要だろう。


短くても数か月、
大きな戦争のときは、
数年にわたる避難生活を

40年間以上にわたって、
数年ごとに、
余儀なくさせられてきた人々。

戦闘が、
長引かなければ
良いのだが・・・


最後に、
病気の人や

親が殺されたりして、
苦労している孤児などが
いないかチェックして、


病院へ運んだり、

奨学生に
採用することも
視野に入れて、


次の支援活動を
考えていく。


だから、
心配しないでね。

また、くり返し
来るからね!

イスラム地域ピキットで戦闘があり避難民が発生し、支援を開始!
5月10日
 
詳細は、以下をクリックして
宮木梓さん制作の「ミンダナオ子ども図書館だより」へ!

GO!  
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 ミンダナオ子ども図書館で
救済支援をしている戦闘に関する記事が
フィリピンの二誌で報道されました。

全文をお読みになりたい方は、
ホームページアドレスをクリックしてください。
インクワイアー誌
 Rido in Cotabato town erupts into gunfight again,
sends 300 families fleeing
By: Edwin O. Fernandez

https://newsinfo.inquirer.net/1288259/rido-in-cotabato-town
-erupts-into-gunfight-again-sends-300-families-fleeing

COTABATO CITY—A rido, or clan war,
raging over tracts of land in the town of Pikit,
Cotabato province blew up into gunfights again on Sunday (June 7),
displacing 300 families, or at least 1,500 individuals,
from their homes, according to the municipal disaster office.
The evacuees, mostly women and children,
had been given shelter in evacuation camps at the village of Poblacion,
according to the Pikit municipal disaster risk reduction and management office.

ADVERTISEMENT
Their number added to the 2,611 families, or 10,829 persons,
from villages of Pikit and Pagalungan town in Maguindanao already displaced
since the start of the fighting two months ago.

https://newsinfo.inquirer.net/1288259/rido-in-cotabato-town
-erupts-into-gunfight-again-sends-300-families-fleeing

フィリピンニュース 
エイジェンシー誌


 Fighting between MILF leaders
displaces 2K families

https://www.pna.gov.ph/articles/1105220
 
COTABATO CITY – Skirmishes involving factions belonging to
Moro Islamic Liberation Front (MILF)
displaced 2,611 families in several remote villages in Pikit,
North Cotabato, on Sunday.
Displaced villagers, consisting of 10,829 individuals,
fled to safer grounds after armed clashes between
MILF commander Ricky Hussein and ex-commander Butch Sanday,
who allegedly leads a band of armed men,
the Pikit social welfare office reported on Monday.
Colonel Henry Villar, North Cotabato police director,
said government efforts are underway to put an end
to the hostilities between the two factions,
which are locked in a land dispute in Barangay Talitay, Pikit town.
Sanday, a former MILF brigade commander,
was kicked out from his position in April for attacking communities
in nearby Pagalungan, Maguindanao, where Hussein was based
.
https://www.pna.gov.ph/articles/1105220
  
 
ミンダナオ子ども図書館でも継続支援をしています
その様子は、宮木あずささん作成の
「ミンダナオ子ども図書館だより」に掲載されました。
ミンダナオ子ども図書館だより:サイトへGO!
6月18日に以下の報道がながれました
Ex-MILF leader vows to help gov’t attain peace
本文は以下のサイトで!
 https://www.pna.gov.ph/articles/1106281

以下抜粋です
A former Moro rebel leader who ignited a two-month clan war
in the border of Maguindanao and North Cotabato provinces vowed on Thursday
to help the government maintain peace in Moro communities.

In a statement released by the Army’s 602nd Infantry Brigade (Bde),
former Moro Islamic Liberation Front (MILF) brigade commander
Sambutuan Sanday said he will assist the military and
the local government units how to put a stop to clan wars.

Sanday and his followers stormed
the villages near the boundary of Pagalungan, Maguindanao,
and Pikit in North Cotabato in early April
that forced more than 1,000 families of Muslim civilians to evacuate and
live in cramped evacuation sites for the past two months.



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2020年の活動報告(2)

地震の悲しみで父さんが  
3月
ビデオ映像へGO!
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以下の写真を
10分のビデオ映像で
見ることが出来ます!
地震の悲しみで、
牧師をしていた父さんが
いのちを絶った。

日本から
若者たちが訪れ、

山の下宿小屋に
泊まった翌日

MCLで建てた保育所の
修理をしに、
山道を登っていった。

これが
先住民の子どもたちが、

学校に通う道なんだ!

小さな子では、
あんな遠くまで通えない!


だから、ここに
MCLで
保育所を建てたんだね!


翌々日に、
地震避難民の支援をしにいった。

親が亡くなって
奨学生に採用した
子にも会った。

山の子たちは、
もう4ヶ月も

避難生活が
続いている。

地震で
教会と家が
崩れたショックで、

牧師をしていた夫が、
自殺をした家族に出会った。

妻は、
妊娠3ヶ月で、
9人の子どもがいる。

まずは、
避難民の子どもたちのために


絵本の読み語りと

歌と踊りと

おおきなカサバイモ
の劇を楽しんだ後

お菓子とパンをくばり

日本から送られてきた
靴を配り

炊き出しをした後、

父親を失った家族が集まって
今後の事を話し合った。


まずは、とにかく
5人の子どもたちを
奨学生に採用した。

しかし、
地震で家は崩れて、
住む場所もない。

そこで、
上の子たちに
案内してもらって

崩れた
山の生家に向かった。
向こうの
青いのが教会で,
手前の白いのが生家

見た目は、
セメントの立派な
家だけれど

中に入ってみると
床も壁も
すっかり破壊されて
崩れていた

行政によると、
ここにはもう
戻れないという。

私たちは、
山崩れの
現場にも向かった。

奨学生に採用した子の
お父さんも
亡くなった場所だ。

その夜は、

ミンダナオ子ども図書館での
お別れ会

男の子たちにとっては、
初めての海外旅行

父親が死んだ家族は、
MCLの敷地内に建っている
もと、
料理担当のスタッフが
住んでいた空き家に

家族で住めるように、
引っ越して
くることにした。

自分の生活だけでも
大変だけれど、
若者たちががんばって、
修理費を寄付してくれた!

家族たちは、大喜び!

天国でお父さんも、
大喜び!

みんな、また、
遊びにきてね!


お別れ会の時に
若者たちが、語った!


二度目のMCLだけれど、
みんな元気で優しくって
とっても楽しかった。

決して生涯忘れないわ、
あなたたちは、
わたしの誇り!

卒業したら
いつ来られるかは
わからないけど、
絶対にまたもどってきます!

まえに、
英国に語学留学したことは
あるけれど、
ここでの体験は、
生涯決して
わすれられないわ!

ほんとうにここでは、
みんな親切で優しくって
幸せだった!
ありがとう!

英語が苦手で
しゃべれなくっても、
心が通じて
寂しくなかった!

みんな明るく
親切で、

とってもとっても
楽しかった!

こんどは、
英語を学びにこようかな!

ミンダナオと繋がる仕事を
ぼくは
作ろうと思います。

ここのみんなは、
ぼくの家族だよ!

思いあまって
泣き出した
男の子たち。

ビデオ映像へGO!
写真を
10分のビデオ映像で
見ることが出来ます!

わたしたちの支援者になってくださいね。








 スカラシップや支援方法の問い合わせ、訪問希望
支援に関する質問は、こちらへ。

現地日本人スタッフ宮木 梓:
mclmindanao@gmail.com


日本窓口:前田容子
mcl.madoguchi@gmail.com
FAX:0743 74 6465
電話:090 5091 7514

訪問希望の方は ここをクリック!
ミンダナオ子ども図書館 支援方法



ミンダナオ子ども図書館の日常生活から
2020年 写真:宮木梓
ビデオ映像へGO!
18分です!



ビデオ映像へGO! 18分です!


ミンダナオ子ども図書館では、
朝の4時半から5時に
子どもたちが起きて、



嫌な顔ひとつせずに、
朝食の準備をしはじめる。


スタッフの家族を入れると、
100人分の料理は、
市販の電気釜やガスレンジでは作れない。


薪を使って料理するけれど、
自然環境も配慮して、
ゴムやヤシの木の廃材を使っています!


ぼくも、最初のころは上か目線で、
電気釜やガスレンジ、
冷蔵庫や電子レンジを使ったら、
感動して驚くだろう!


と思ったけれど、
かえって効率が悪く、
すぐに壊れてしまうので、
やめてしまった!


ビデオ映像へGO!

モノやお金に頼らない、
山でのシンプルな生活スタイルの方が、
よっぽど楽しく効率も良い。


図書館の敷地で、
子どもたちが野菜も作っている。
皆様方からの寄付金は、
出来るだけ節約して、

貧しい子たちの、
学費や医療に使えるように!!!



庭には、果樹も植わっていて、
好きにとって、
食べても良いことになっている。


みなさんが来られても、
子どもたちが木に登って、
果物をとって食べさせてくれますよ!



ただし、
分けあって食べること!


野菜や果物の苗も、
子どもたちが種から育てたり、
株分けしたりして植えている。



お花を植えて、
花壇を作っているのも
MCLの子どもたち!


やらせられているのではなく、
自分たちで話し合って、
きれいな花壇を作っている!




ビデオ映像へGO!



本部には、
子どもたちが80名ほど、
スタッフの家族をいれると100名ほど。


町の男子寮や
山や海の下宿小屋、
下宿をしている大学生たちにも
米を届けて渡しているので、


総勢200人分ぐらいの
米が必要!
一日で50キロの米が消費される。


精米費だけでも、
外注すると大変だったけれど、
うれしいことに、
精米機が寄贈されました!


おかげさまで、精米費も節約され、
日本の訪問者の方々や、
若者たちが長期滞在されても、
宿泊費は取らず、



家族として、
いっしょに食べていけます!
ありがとうございます!


ビデオ映像へGO!

MCLでは、
たいていの家族が、
敷地内に一緒に暮らしています。


仕事場と家庭の境を取り去って、
仕事場の中でも
遊んだり、

子守りをしたりしてもOK!

まずは、なるべく
子どもたちの事を優先して
仕事もできるようにしています。


赤ちゃんが生まれても、
子どもがたくさんいても、


奨学生たちが、
兄弟姉妹として、
家族としてめんどうを見てくれます。


赤ちゃんや、
小さい子たちの面倒を
楽しく見る体験も、
大人になっていくための、
大きな喜び!



「子育て」という言葉が
おかしく感じられる。
「子育つ社会」
ミンダナオ子ども図書館!


いつもまにか、どこから来たのか
犬たちもたくさん住みついて、
子どもも増えていっています。


ご飯ができたよ!
鐘を鳴らしてえー!


近所の子たちも、
食べに来て
良いことになっています!





学校がお昼休みの時は、
友だちも食べにくるよー!


ビデオ映像へGO! 18分です!


授業が無いときは
洗濯をする子どもたち!


上から目線で、
「洗濯機を買ってあげたら
感動するだろう!」
とおもって、何度か買ってあげたけれど、


全然使おうとしない子どもたち!
「スイッチ押すだけで、
洗濯できるなんて、つまんないよ!」


「みんなでやる方が、楽しいもん!」


MCLの庭に干されている洗濯もの。
それを見ると、
生活が感じられてホッとする?


ビデオ映像へGO!

日本では、考えられないけれど、
雨が降り出したら、
外に飛び出して
自分を洗濯!


もちろん、
学校の勉強も
しっかりやっていますよ!



学校に行けるだけでも、
本当に信じられないことだから!


日本から届いた絵本たち!

最初は、図書室を作って、
貸し出しのためにカードを作り
図書館司書も置いたのだけれど、


誰も入ってこないので
やめてしまった。


そして、本はみなすぐに取れるように、
寝室の前のポーチに本棚を作っておいた。

そしたら、大喜びで、
いつも絵本を楽しむ子どもたち!


絵本なんか見たこともなかったけれど、
読み語りに行って
楽しみ方がわかったから、
絵本大好きになったの!


ビデオ映像へGO!

親がいなかったり、
崩壊した家庭の子たちにとって、
一番寂しくなるのが誕生日!


それを見て感じて、
誕生日の子がいる場合は、
夜明け前の4時半ぐらいにおきだして、
その子の寝ている部屋の前で、
誕生日の歌を歌うことにした


ハラナと呼ばれる、
こちらの伝統的なお祝い!


歌い終わったら、
前に立って、
祝福の言葉をかけてあげる!



感極まって、
泣き出す子も!!!


生まれて良かったね!
誕生日は、
何よりも大事な祝福の時!



そんなわけもあって、
クリスマスは、
年に一番大事な日!


なぜって、
神の子イエスさまの
お誕生日だから!


ミンダナオでは、
クリスマスの飾りつけは、
何と9月からはじまる。


まるで、
クリスマスのために生きているよう!


支援者の方々にも
クリスマスのお祝いの
絵葉書を描く子どもたち!


手作り絵葉書は、
機関紙の12月号に同封して、
全ての支援者にお送りしています。



個人の支援者のいる子たちは、
機関紙に
手紙を英語で書いて同封します。



それを楽しみにしている、
日本の家族の方々も多く、
お返事は、日本語で書かれてもOKです!
宮木あずささんが、
英語に訳して渡します!


いつか子供たちに会いにいらしてくださいね。
宿泊費はとりませんし、
梓さんにメールで、
ダバオ空港に到着する時間を
伝えていただければ、
車でお迎えにいっています。

訪問希望の方は ここをクリック!

年度末、最後の総会では、
クリスマスも兼ねて祝います。

ビデオ映像へGO!

近所の子たちも集まって、
クリスマスのパーティーが始まった!



でも、コロナウイルスのせいか、
集まれない子も多いせいか、
今年は人数が少ないなあ!



クリスマス会が終わったら、
帰りたい子は、
自分の故郷や家に帰ることができます。


そうした子たちが、
貧しい集落に帰ったら、
やはり貧しい子たちや家族たちに、
渡せるように、

日本から送られてきた
古着を持てるだけわたしてあげます!


サンタクロースは、
わたしたち!



みなさんも、いつか
子供たちに会いにいらしてくださいね。
ご家族でどうぞ!


訪問希望の方は ここをクリック!
前年の2019年の報告をご覧になりたい方は ここをクリックしてくださいね! Go!

ミンダナオ子ども図書館の最新の活動報告
支援者の方々への活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作

現地日本人スタッフによる、
写真を交えた最新の活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
訪問等でMCLと出会った若者たちの想いです!

ミンダナオ子ども図書館:日記 松居友制作
松居友による活動報告および
製作映像や想いを載せた自由日記です!
訪問希望の方は ここをクリック! ミンダナオ子ども図書館 支援方法 スカラシップ、訪問希望 ご質問は宮木梓さんへ メールしてください
mclmindanao@gmail.com


クレジットカードによる寄付が可能になりました!
寄付された方には、隔月に機関誌「ミンダナオの風」をお送りします!
単発寄付(左)と各月寄付(右)があります。
金額欄をクリックして、振込金額を選択し、
右隣の「寄付をする」をクリックしていただくと、
クレジットカード決済で著名な
ミンダナオ子ども図書館のサイトEdinetは、保護されていない通信ですが、
サイトは保護されています、
個人情報が流出することはありません!

携帯のデーターが古い場合は、エラーが出る可能性あり、その場合は、パソコンで試してみてください!


小学奨学金1年のエラーを修正しました!
毎回振込後に、宮木梓からお礼のメールが届きます!
奨学金は、物価高騰もあり、
小学校と大学のみ2000円加えた額に変更しました。
年間、小学42000円、中高60000円、大学72000円継続支援の方で変更を希望されない方は、以前の額で結構です!


卒業後も支援継続されたい方、別の子を希望、終了を希望等は、
メールか振り込みの通信欄で宮木梓宛に、
メールが難しい方は、日本事務局に、FAXかお電話で対応します。
 
日本事務局 前田容子 FAX:0743 74 6465 携帯電話:090 5091 7514

ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!
郵便局、銀行、コンビニATM、ネット振込は以下!  
寄付された方には、隔月に機関誌「ミンダナオの風」をお送りします! 
郵便局からの振り込み
自由寄付、スカラシップ里親支援等
郵便振替口座番号 00100 0 18057
口座名:ミンダナオ子ども図書館

ミンダナオ子ども図書館 支援方法
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銀行名 
ゆうちょ銀行 金融機関コード 9900
店番 
019  預金種目 当座
店名:
〇一九店ゼロイチキユウ店
口座番号 
0018057
口座名:
ミンダナオ子ども図書館
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領収書等が必要な方は、宮木梓までご連絡ください。
現地日本人スタッフ宮木 梓  mclmindanao@gmail.com
日本事務局 前田容子 FAX:0743 74 6465 携帯電話:090 5091 7514
ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね!