2015年6月以前の記事


  
読み語り
 
 

こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

7月4日(土)は、
アラカン地区のカラパニット集落に建った保育所の開所式をする予定で、
寄付して下さったあきらさんも、
MCLを訪問して下さいました。

ところが、先月、新人民軍の司令官が殺されて、
新人民軍がアラカン地区に駐留し、
そこで国軍と出会うと戦闘になる可能性があり、
カラパニットに行くことができません。

残念ながら開所式は、
アラカン地区から新人民軍がいなくなるまで延期し、
代わりにマグペット地区の村に
読み語りに行きました。


2015年7月4日(土) ウォーターフォール村


 朝8時、今日も曇り空。
MCLから出発。

 

1時間くらいで、到着。
トウモロコシを干しています。


村のサリサリストア
 

さあ、お話が始まるよ!

 

みんな、集まって!
 

あきらさんも、子どもたちを
呼んでくれます。

 

ハイハーイ!MCLです!

まずは、元気に歌から始めるよ!
 
 

お話、聞きたい人は
手を挙げて!
 

マノボの村なので、
マノボの子がマノボ語で
語ります。
 
     
     
   

僕は、本なしでお話するよ。
 

子守をしている
お姉さんたちも、
聴きに来てくれています。
 

小さい子どもたちに語る
奨学生の表情は、
優しくなります。
 
 

お話のあとは、おやつ!

 

甘いパンだ!
 

おいしいね。
 

ちょっと、休憩・・・
 

妊娠して学校を止めた元奨学生と話している
ハウスペアレントさん。

元気にしているの?



読み語りのあと、
ウォーターフォール村での
お楽しみは・・・
 

 
 

滝つぼでの水遊び!
 

村の子どもたちと一緒に、

 

水に入ります。
 

でも、水が冷たくて寒いです。
 

そろそろ、お昼ご飯にしよう!

バナナの葉っぱに包んだ
お弁当を持ってきました。
 


  あぁ、楽しかった!
 

そろそろ、アポ山の登山口の
 

小さな村ともお別れ・・・
 

みんな車に乗った?
   

午後2時ごろ、
MCLに無事に帰宅。

ただいま!


また行きたいね。


 マノボデー
  


こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

6月の学生総会は、先住民の文化祭・マノボデー。

テーマは、
「Dos Botasanon to Munuvu dot Unnan Timpu
Moka-atag to Kosaa kod Pomuwa wot kod Patoy.」
(マノボ族の伝統的な結婚式・農作業・お葬式
)

  
2015年6月28日(日) MCL
 

ムスリム・ビサヤ・マノボ、
3民族のお祈りで、総会が始まりました。
 

来賓のマノボのダトたち


今回の学生総会は、
経費を抑えるため
大学生のみの参加
 

MCLに住む小さい奨学生たちも
お話を聞いています。
 

まず、学生生活の様々な問題を
話し合います。

 

スカラシップ部のスタッフが
答えます。
 

今回、支援者の方々からお手紙や小包をいただいた大学生。
どうもありがとうございます。
 

お手紙をもらえて、
うらやましいなぁ・・・


大学生以外は参加自由ですが、
みんな楽しんで観ています。
 

それから、
今年度の奨学生役員を決めました。

右の大学生たちが、
2015年度の奨学生代表です。

 
 

北野生涯教育振興会に
支援していただく新大学1年生の、
奨学金授与式
 

4年間、しっかり頑張って下さい!
 
    

来賓のマノボのダト、
ヘンリー・アガモンさん

自分の民族の文化に
誇りを持ち、大事にしようと
話して下さいました。 

 

副代表のベビンさんと、ともさん

(代表のエイプリルさんは、
日本でお仕事でした)
 
 

舞台のそで
 

出し物の
準備中の子どもたち

 

たくさん練習した成果が
楽しみです。
   

写真撮って!

たくさん撮って!
   
     
   

舞台裏でも歌っています。

 
みんなが楽しみにしている、
第2部が始まりました。
 

男の子たちによる、
マノボの歌

 

伝統的な鐘の楽器と、
太鼓が盛り上げます。
 

これは、マノボのお葬式の様子。

人が亡くなると、表を掃いたり、
シラミを取ったりしてはいけないそうです。
 
 

今度は、結婚式です。
花嫁さんが運ばれてきました。
 

花婿さんと出会います。
 

バナナとサツマイモとご飯が
用意されています。
 

お互いに、
ご飯を口に入れ合うのが、
結婚の儀式のようです。
 

それから、農作業の踊り

 

草を払っている様です。
 

農地の準備ができたら、
女性が続きます。

 

種を蒔く前に、
 

豊作を祈ります。

 

男性が、地面に穴を開けていきます。
   

女性が種を蒔きます。
 

そして、収穫の踊り


その後、もう一度
結婚の儀式を紹介する踊りを
披露してくれました。
 
 

男性と女性が
恋人どうしになりす。
 

男性が、女性をめぐって
争います。
 

勝った方が、女性と結婚します。


右の写真は、
お互いの口にご飯を
入れ合う結婚式の儀式。


結婚が成立すると、
みんなの「キャー!」という歓声が
響きます。
  
 

 
 

最後に、みんなで
マノボの歌を歌いました。
     


こうして、総会は終わりました。
 

次は、待ちに待ったマノボのごちそう!
 

食堂前に、順番待ちの列
 

ご飯、おかわりたくさんあるよ!
 

ご飯、ばなな、サツマイモ、鶏の煮物、ビーフン、もち米の甘いお菓子
 
     
     
  

台所裏にて、
マノボの男の子たち。

毎晩の練習、お疲れ様でした!

楽しかったね!



 
野菜売りの少女たち
 

  

こんにちは。
現地スタッフの宮木 梓です。

野菜売りの少女たちを主人公にした、
物語を作っています。

物語に挿絵を描いて下さる絵描きさんと一緒に、
カリナンに住む彼女たちの家を訪ねました。


2015年6月26日(金) カリナン 
 

キダパワンのバスターミナル。
今回は公共の乗り物でダバオに向かい、
絵描きさんと合流して、
カリナンへ行きます。

 

ミンダナオは雨季。

カリナンも雨です。


目指すお家は、
川の向こうにあります。


増水した川を、
こわごわ渡ります。 


野菜売りの子どもたちの家に、
着きました。

 


 みんな、びしょ濡れ・・・

 

お母さん


野菜売りを手伝っている女の子 


 たらいの野菜を
全部売ってもらったので、
彼女が車まで運んでくれました。

大きなたらいを頭に乗せて、
川を渡ります。
 

野菜売りのお姉さんたちは、パイナップルを持ってきてくれました。

近くに、広い広いドールのプランテーションがあり、
お母さんの再婚相手がそこで働いているのです。

 
   

川のようになった坂道を
滑りながら上って、
ようやく車に着きました。



激しいにわか雨も、
上がりました。

野菜を荷台に
積み込みます。 
 
 
 

絵描きさん、訪問者のゆたかさんも
荷台に乗り込み出発。

バイバイ、また来るね。



 帰りに、
 

カリナンの市場に


寄りました。 


 ギナモス(塩辛)


 籠付きバイク



 
 

ミンタルの日本人墓地



戦前、たくさんの沖縄の人が、
麻農園で働いていました。
 


カリナンには、2万人程が住む
日本人町があったそうです。 
 

MCLも雨。

ラマダン中のムスリムの子どもたちが、
食事の時間にバスケをして遊んでいました。
 


  
家庭訪問
 


現地スタッフの宮木 梓です。

マロゴンの山にある高校から、
キダパワンの町の高校に転校した男の子が、
毎週の宿題にかかる費用が高いことや、
町の高校になじめないために、
授業に出るのを止めていました。

自分の村の近くの高校に転校したいというので、
ソーシャルワーカーさんが実家を訪ね、
お父さんと話し合いました。

 
  
2015年6月24日(水) アラカン地区カヨパトン村


今日も、雨。

MCLから、
アラカンに向けて出発。
 
 

途中、
マンタンケルの小学校に寄りました。


小学生のスカラーに、
学用品を渡すためです。


 小学4年生の教室
 

小学生のスカラーには、
お小遣いを渡す代わりに、
ノートや鉛筆、
色紙など学校で使う文具を、
一人ひとりに届けています。
 
 

アラカンの市場

 

パン屋さん
 

お昼ご飯が遅くなりそうなので、
パンを買って
持っていくことにしました。

 

奨学生の家に行くのに、
この先の川を渡ります。

 

彼の家に行きます。

 

川を渡った後、
道が削れて、
幅が狭くなっているところが
ありました。


 車が通れるか
確認します。

 

 

無事、通れました。
 

カヨパトン村に着きました。
 

雨の中、洗濯しています。
 

ここが、奨学生のお家です。
 

子どもがたくさんいます。
 

お父さんが出てきました。

 

お父さんに、
高校生の息子さんが
村の高校に戻りたいことを
話します。



MCLに住む弟も、
「お兄ちゃんと一緒に、家に戻りたい」と
泣いていたのですが、 
家から小学校は遠いし、
お弁当用のお米を買えないので、
MCLでがんばることにしました。

「泣かずに学校に行くのよ」と、
ハウスペアレントさん。
 

高校生の彼は、
6月の欠席数が多く、
中間テストを受けられないため、
今年度、学校を休学し
来年度に転校します。
  

雨が上がりそうです。
 
 

カヨパトン村にも、

 

MCLの建てた
 

保育所がありました。

  
 

お仕事中の、
村のご夫婦
 
  

学校がお休みで、家で勉強していたカヨパトン村に住む奨学生
 

雨降りのため、
高床式の家の下で、
遊んでいる男の子。
 

村から帰るとき、
 

子どもたちが見送りに
 

走ってきてくれました
 

バイバーイ!

また来てねー!

 
 

曇り空と
ブーゲンビリア
 

アラカンに戻り、お昼ご飯。

午後3時半になっていました。

お兄ちゃんも、
日曜のマノボデーに参加するため
一度キダパワンに戻ります。
 

マノボデーの練習  

   
   
 


  6月28日(日)の学生総会のテーマは、
先住民の文化祭(マノボデー)。

今週は毎日のように、
晩御飯の後、練習しています。



  
会いに来てくれて、ありがとう

  

現地スタッフの宮木 梓です。

訪問者のゆたかさんが、
支援して下さっている奨学生に
会いに来てくださいました。


2015年6月24日(水) MCL

 
雨季のキダパワン。

今日は、朝から
どしゃぶりの大雨です。
 

 スカラーシップ部のオフィスで、寒くてふるえている男の子。

彼は、MCLに住んでいる奨学生ではありません。


 

彼を、支援して下さってくれている方が
MCLを訪問して下さいました。

でも、彼の住んでいる村が、
あまり安全でなく、会いに行けないので、
大雨の中をMCLまで来てくれたのです。

朝の5時に村を出て、一人でキダパワンまで来た彼。

傘がなく(傘は村の人にとって、高級品です)、
濡れてしまったため、
着いた時にふるえていたのでした。

 

いっしょにご飯を食べたり、
 

キダパワンの町に、
買い物に連れて行ってもらったり、
楽しい時間を過ごします。

 

キダパワンのハロハロ
(フィリピン風カキ氷)

 
最初は緊張していた奨学生も、
すっかり打ち解けた様子。

一晩、ゆたかさんと同じ部屋に泊まりました。


たくさんの話ができたでしょう。
 

現在、高校2年生の彼。

勉強しっかり頑張って、
また会おうな!

 
雨の日の子どもたち
     
     
  

支援して下さっている支援者の方に、お礼の手紙を書いている高校生。


英語が得意じゃない子も、時間をかけて、
学校や友達、家族の話を書きます。


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