2014年5月ー11月


11月の学生総会
  

こんにちは。
ボランティアスタッフの宮木 梓です。

11月30日に行われた、今年最後の
学生総会の様子をご紹介します。
  

奨学生の日
  

11月の学生総会は、奨学生みんなが主役。

テーマは、
「Working Together, Success is the Fruit of Sacrifice」

 

竹とビニールシートで
作った手作りの会場
 

クリスチャン・ムスリム・マノボ
3種類のお祈りから
始まります。

 

2か月ぶりに集まった
500人程の高校・大学生の
奨学生たち


学生生活で起こる
様々な問題を、分かち合います。
 

一人だけで悩まず、
みんなで考えます。
 

スタッフの子どもたちも
お母さんの膝の上に
座って参加

 

支援者の方々から届いたお便りも、
学生総会で手渡されます。

 

お手紙がもらえるのは、とても
うれしいことです。
 

小さなプレゼントが届くことも
あります。

 
   
     
 

今回のゲストスピーカーも、
元ミンダナオ子ども図書館の奨学生。
学校の先生として、
活躍しています。



先輩のことばを真剣に聞きます。
自分も卒業するまで
あきらめないぞ。 
 

友さんと、エイプリルさんからもお話。
円安で厳しいけれど、心配せずに
勉強に集中してください。
  

お話の後は、各学校ごとの出し物
イスラムの女の子たちが、歌っています。



こちらは、ギターに合わせての歌 
 

男の子たちのダンス!


照れずにまじめに踊ります。
 

流行りの歌にのせて、
コメディ風のラブストーリーを
演じます。

 

ケータイのテキストメイトから
恋人を見つけたけど、
(観客は大喜び!)


妊娠して泣いちゃった・・・ 
男の子たちが慰めている様子
 

ダンス!ダンス!ダンス!
 

みんな踊るのが
大好き!



自分たちで作詞作曲した
歌をギターにのせて
歌います。


マギンダナオ(ムスリム)のダンス 
 

彩女さんと私は
奨学生じゃないけど、
日本の歌を歌いました。

 
ミンダナオ子ども図書館に住む
高校生たちも、
ずっと練習してきた
ダンスを披露
  

出し物の次は、成績の優秀な学生の表彰
     
 

総会の前日・・・
日本から届いた支援物資を
仕分けしています。

 

クリスマスが近いので、
奨学生一人ひとりに
古着のプレゼント
 

新しい服はなかなか買えないので、
とてもうれしい。
 

これは、弟にぴったりだな。
 

大事に着よう。
 

物資を送ってくださった
支援者の皆様、
本当にありがとうございます。

 

総会の後は、お昼ご飯!

 

鶏や魚などのご馳走です。
 

思い思いの場所でいただきます。
  

違う民族の友達。

奨学生になっていなかったら、出会えてなかったかもしれない。

 

うれしい久しぶりの再開
 

学生総会って
楽しいな。

僕たちも高校生になったら、
参加するんだ!


 みなさんこんにちは。
ミンダナオ子ども図書館ボランティアスタッフ秀島彩女です。

日本はだんだんと寒さが増してきた頃でしょうか?
お身体にお気をつけてお過ごしください。
ミンダナオは相変わらず穏やかな風とさんさんの太陽に照らされて暖かい日々です。
寒さが苦手な人には天国のような場所ですね^^

早くも12月、2014年最後の月になりました。
ほんとうに時間がたつのはあっという間、
一日一日を大事に過ごしていきたいものです。

 
  
MCLで迎える誕生日  
 
今日お話ししようと思うのはMCLで迎える誕生日について!
私がMCLの習慣のなかでも特にいいなあと思う日本では体験出来ない素敵な習慣。

 
   
 
明日は○○ちゃんの誕生日だね~どきどき!
早起きしなくっちゃ!

 
 

誕生日の日 
朝4時半ごろからみんな起きだします。
あたりはまだ真っ暗。
みんなぞろぞろとお誕生日の子の
部屋の前に集まります。

 
早起きなんてへっちゃらだよ~!! 
   

何が始まるのかな~??

さあみんなで歌を歌って○○ちゃんを起こそう!! 
そうなんです、MCLでは誕生日の日にはその子の部屋の前で朝4時30分ごろから
誕生日ソングやMCLソング、いろんな歌を
誕生日の子のためにみんで歌うんです^^


 
 

部屋の外の椅子に座ってみんなから
歌のプレゼントをもらう女の子。
   

たくさんの歌を歌います。だいたい30分くらい??かな。
みんなほんとに歌が大好き!!


みんなにお祝いしてもらって誕生日の子もとても嬉しそうです。
  
 

だんだんと空が明るくなってきました。
 
     

○○ちゃん喜んでくれてよかったね!!
 
これからもみんな仲良く家族でいようね!!^^



はいチーズ!^^
 
いえ~い!!
 
誕生日おめでと~う!!
  

楽しかったなあ。
さあそろそろ学校に行く準備しなくっちゃ!
 
     
  

早く早く~遅刻しちゃうよ!!
子どもたち今日も元気に学校へ行きます。
勉強頑張るぞ~!!






いってらっしゃい

いつも仲良しお姉ちゃんと弟^^ 
   

お金で買った物ではなく「愛」がたくさん詰まった誕生日プレゼント
とっても嬉しいですね。きっとみんな大きくなっても忘れることはないでしょう。

ちなみにともさんの誕生日の日は子どもたちさらにいつも以上に気合いが入ります!!
前日からそわそわ!!明日パパともの誕生日だよ!!早起きするよ!!っという子どもたち。
今年も楽しみ。

 こんな誕生日一度は経験したいと思いませんか??^^
ぜひぜひMCLに遊びにいらしてくださいね。







ゴムの木の植林
  
こんにちは。
ボランティアスタッフの宮木 梓です。

ミンダナオ子ども図書館の活動のひとつに、
ゴムの木の植林があります。

 
生活の自立と、洪水対策のために
  

イスラム地域では、毎年のように洪水があります。
それは、上流の山々の木を切ってしまったからです。

ジャングルの木々の多くは、
高度成長期の日本に輸出されていきました。

 

ゴムの苗は、
ミンダナオ子ども図書館の
敷地内で育てられています。



10月1日(水)
みんなのリレーで、苗をトラックに
積み込みます。 


イスラム地域のピキットへ、
1000本の苗木を
運びます。
 
図書館から、車で約2時間。
山道をトラックが入られるのは、
ここまで。
 

歩いて苗木を運びます。



 

植林場所に、着きました。


 

きつい斜面を
登っていきます。
 

今は、
木が1本もありません。
 

土はとても固く、
穴をあけるのも一苦労です。
 

ミンダナオ図書館のスタッフも
 

地元のおじさんも、


護衛の兵隊さんも、
 

みんなで木を植えます。

 

今日、1000本全ての苗木を
植えられなかったので、
 

残りは地元の人々に
植えてもらいます。
 

この先、植えた苗木を育てるのは、
ミンダナオ子ども図書館ではなく、
地元の人たちです。


今はまだ細いゴムの木だけど、大きくなると50年は収入が約束されます。

植林は、洪水対策だけでなく、
プランテーション開発で土地を追われた先住民族の、
生活を守るためでもあります。

 

武器を苗木に持ち替えて、

 



未来の平和ために、
木を植えます。



学生総会
  
こんにちは。
ボランティアスタッフの宮木 梓です。

ミンダナオ子ども図書館では、2ヶ月に1度
奨学生の高校生・大学生がみんなで集まります。


9月の集会は、ビサヤの文化祭  

  

2014年9月28日(日)
ビサヤ(移民系クリスチャン)の文化祭

ミンダナオ子ども図書館には、
先住民族やクリスチャン・イスラムの子どもたちが
一緒に暮らしています。

今日の主役は、私たち、ビサヤ。



500人以上の学生が集まるので、
竹でテントを建てました。



家の遠い子どもたちは、
前日から泊まり込み

参加します。
 

司会の2人が、
上手にみんなを盛り上げます。



代表の
エイプリルリンさんからお話が
ありました。


支援者の方から届いた
お手紙やプレゼントも、
総会で本人へ手渡されます。

 
 

学校生活で起こる
それぞれの問題を、
みんなで出し合い
話し合います。
 



ともさんからも、お話がありました。

コンピューターばかりでなく、
友達と遊ぶことが大切なんだよ。


さあ、遊ぼう!  
 

ビサヤの伝統的な遊び

 

ビーチサンダルを使います。



うわぁ、上手!
 

次は、
何して遊ぶ?
 

フォークダンス!
 

踊ったあとは、歌いましょう。

弟のギターにのせて、
お姉さんが歌います。
 

歌の披露が続きます。
  

タガログ語でもなく、英語でもなく、
私たちのことば、ビサヤ語で歌います。

 

近くにいるけど知らなかった、
お互いの民族や文化・宗教。

今日は、ビサヤのこと、紹介してくれて
ありがとう。

 

次の総会は11月。

また会うときまで、
お互いに
勉強がんばろうな。
  

学生総会は、奇数月の最終日曜日です。

ぜひ、皆さまも参加してみて下さいね!


 支援者の方からの嬉しいお便り

 こんにちはボランティアスタッフの秀島彩女です。

この度スカラシップ支援をして頂いている支援者の方から
嬉しいお便りを頂きました。
ホームページへの公表の承諾頂きましたので
ご紹介させていただきたいと思います!!

いつもほんとにありがとうございます。


支援者さまより
 
 

訪問を期に読みかえしました。

10年近く支援させて頂きいていますが
支援してるだけというのが現状でした。

私もその間は子育て真っ最中でしたし
訪問するまで支援していることを家族には言ってませんでした。
海外から手紙が来てるなぁと思っているくらいでした。


読みかえしてみて四人の子とかかわっていたんだと再認識しました。

Jocelynさんも少女から女性に成長し、
訪問して彼女に会えてとても嬉しかったです。

彼女が大学を卒業する時はぜひ、
オーストラリアに留学している娘と訪問し
一緒にお祝いしたいなぁと思っています


訪問したことでMCLの子供達の顔がわかるようになったので
広報ミンダナオの風が届くの以前に増して楽しみになりました。
あの子がでてる、元気そうだなぁと思いながら癒されてます。


ミンダナオの風はすべて保存してますし、
訪問の際に子供達が書いてくれた絵、
支援した子供達の手紙は私の宝物になっています。

 
 
   
    
    
全ての支援者のみなさま、
いつもあたたかいご支援ありがとうございます。

ほとんどの子どもたちたちが自分の支援者の方の名前をちゃんと憶えていて
日々感謝の気持ちを忘れずに過ごしてます。

これからもそんな子どもたちをどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまの心温かいご支援が子どもたちの未来を明るいものにしています。
 





  
カルボガンの小学校

こんにちは。
ボランティアスタッフの宮木 梓です。

この秋、
イスラム地域のカルボガン集落にある小学校に、
ミンダナオ図書館の責任で
新しい校舎を建てる計画を、
日本政府に提出します。

  
 
日本大使館の中川さんと、小学校に行く


カルボガン集落は、反政府地域の
リグアサン湿原というところにあります。 



10月30日(木)

図書館から2時間くらい車で
走って、小舟に乗り換え。

 
 

このリグアサン湿原にも、
ミンダナオ子ども図書館の奨学生がたくさんいます。

でも、
フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線の和平交渉が
2016年までにうまくいかなかった場合、
戦場になってしまうもしれません。

 

小舟で1時間、
小学校に到着

 

川の水があふれて、校舎まで来ています。


  6年生の教室も水の上です。

戦争が起こる前に、
カルボガンの人たちと、ミンダナオ子ども図書館で、
力をあわせて新しい校舎が建ったらいいな。

村の人たちと仲良くなれば、
もし戦闘が起こっても
子どもたちを助けに集落に入れてもらえます。



リグアサン湿原にある集落のひとつ、サパカンにも、
もうすぐ、ミンダナオ子ども図書館が 
地方政府に提案した小学校が、日本大使館の支援で完成します。

中川さんの提案で、洪水のときの避難所にもなる、
しっかりした校舎です。
 

JICAから、
IMT国際停戦監視団に
派遣されている
中川さん



向かって左にいる、
カルボガンの村長さんと
ごあいさつ

前の村長さんと、今の村長さんが
けんかの仲直りしたので、
新しい校舎の建設を
提案できます。


 

工事の責任者と、
校舎を建設する場所を
相談しています。

イスラム地域の小学校なので、
黒板の上には、
ローマ字とアラビア語の
アルファベットが
貼ってあります。


 

校長先生は、
イスラムのベールをかぶった
女の人です。

中川さんは、たくさんの質問をします。

生徒はみんなで何人ですか?

新しい校舎に教室は、
いくつ必要ですか?
・・・


話し合いでお腹もペコペコになったので、
お昼ご飯です。

よく洪水になる大きな川だけど、
おいしいお魚がたくさんとれます。  

 

こうして、
カルボガンに新しい校舎を建てる
話し合いは
終わりました。
 

計画は、この後、
フィリピンの首都のマニラと、
東京で相談されて、
来年、日本政府から返事がきます。



 ひとつひとつ個性ある素敵な絵たち

こんにちは!ボランティアスタッフの秀島彩女です。
日本はそろそろ肌寒くなってきているころでしょうか?
ミンダナオは相変わず暖かで穏やかな風が吹いています。
みなさまお身体にお気をつけてお過ごしください。

今回は子どもたちが好きなことについて!
MCLの子どもたち特に女の子、
絵を描くのがとても大好き!!そして上手!!
色鮮やかに繊細に、そしてそれぞれの個性が溢れる絵を描きます!^^

物資支援をして下さった支援者のみなさんにお送りしている絵葉書も
子どもたちが描いてくれています。このどれかが皆さんにも届くかも?^^
 
     
     
 みんな真剣にお絵かき

ほんとに鉛筆、色鉛筆、紙の消費が早い早い!!
物資支援続々お待ちしております!!
 よろしくお願いいたします!!

   
子どもたちの作品の数々 
   
     
   
     
     
 床に這いつくばって一生懸命描く子どもたち
   
   素敵な小さな贈り物 
 
 子どもたちとともにお絵かきを楽しむ

日本にいるときはお絵かきをするという時間は全くなかったのですが、
MCLにきてから私も時々子ども達とお絵かきをするようになりました。
改めてお絵かきって楽しいなと気づけて嬉しいです。

少しですが紹介させていただきたいと思います!^^

    
     
   
           

これからも子どもたちと楽しんで絵を描いていきたいと思います。
 
 





絵本の読み語り
  

皆さまこんにちは。
9月からボランティアとして働かせていただいている宮木 梓です。

ミンダナオ子ども図書館の活動のひとつに、村々を訪ねての
読み語りがあります。
 
10月25日(土) マグペットでの読み語り 
 

ミンダナオ子ども図書館から、
マグペットの村へ。
川に水没した道を渡って・・・

 





山を登って・・・
 




2時間くらいで着きました。
 

何が始まるんだろう?
 

お話、聴きたい?
 

聴きたい!
 



ギターの上手な奨学生の演奏に
合わせて、
 

まずは歌から!

こんにちは、
ミンダナオ子ども図書館です!
 

私が選んだのは、この絵本!
 

「14匹のおひっこし」
ビサヤ語でお話します。
 

語るのは、ミンダナオ子ども図書館に住んでいる
奨学生たち

 


「おおきなかぶ」を
キャッサバに変えての劇

おじいさんがキャッサバを
植えます。

 

キャッサバは
なかなか抜けません。
おじいさんはおばあさんを
呼びに行き・・・
おばあさんは息子を
呼びに行き・・・

 

犬はネコを
呼びに行き、
ネコはネズミを
呼んできて、
ようやくキャッサバは
抜けました。

  

お話のあとは、おやつの時間!
 

語ってくれた奨学生たち。
準備や練習、
お疲れさまでした。



ばいばい、またね。
 

子どもたちの帰省に密着 


みなさまこんにちはボランティアスタッフの秀島彩女です。
10月19日。
子どもたちの帰省に同行!

セメスターブレイクで
1週間学校がお休みの子どもたち。
長期休暇の際
MCLで家族がいる子どもたちは、
だいたい家族の待つそれぞれの遠くの村や町へ帰っていく。

いつも子どもたちの歌ったり遊んだり、
毎日とてもにぎやかな
MCLが静かなのは
なんだか寂しくて変な感じ
 

   
半年ぶりや1年ぶりの故郷、
そして家族に会えるからか、
朝からとても嬉しそうな子どもたち、
車の荷台に乗って準備万端!

何事かと見に来た私に
oban ka??(一緒に来る??)」って、
満面の笑みで聞いてくる子どもたち
思わず私も
Oo oban ko!!(うん私も行く!!)
と答えてしまった
 


かなり遠いとは聞いてたがこの子達が来た所、住んでる場所を
一度は見てみたいと思っていたから嬉しい機会。
まあ
3時間くらいかかるかなと覚悟はしていた・・・・
まさか丸一日かけた旅になるとは・・。

MCLを出発して2時間くらい車で走ったところで山道に入った、
もうそろそろ着くかなと思いきやそこからが長かった。

石だらけの道をがたがた揺られながら進み、
2つの川を渡り、道と言っていいのかわからない道を
どんどんどんどん山奥に入っていく、
一秒たりとも平らな道はなかった。

始終体が上下に飛び跳ねていた。
 
 
       

嬉しそうに帰っていく子どもたち。 
家族との幸せな時間が過ごせますように!!

     

もう少しで家につくとすごく嬉しそうな彼。すごく疲れてたけど彼の嬉しそうな顔を見て私も元気になった。

 車で川を渡るなんて!!
最初はほんとにびっくりしてしまった。
山の上に住む子どもたち 
 

MCLを出たのが朝8時30分、お昼休憩を挟んで
やっと目的地が見えてきた。すでに15時30分ごろ、。
お見送りを終えたころには日が暮れかけていた。
家に帰るのがこんなに大変なんて・・・!
 
お昼休憩後走ること約1時間30分、遠くに何か見えてきた・・・!!

「え?山の頂上の頂上の頂上に村???えっなんでこんなとこに村が!!」
見える景色に唖然とする私。

ついに彼の故郷に!!
正直こんなところに人が住んでるのかと思ってしまった
。 
  
はにかんだ笑顔が可愛い 村の子どもたち
   

ここで生まれここで育ち、一生を終える子どもたちがいる。
これまでの私には到底想像できなかった。

豊かな自然とともに生き、機械やものに頼らない、生活。
携帯やパソコンに頼らない人間同士の深い付合い。

ここで育った子どもたちの想像力、
感性は計り知れないのだろうと確信します。
 
 子どもたちとしばしお別れ
        

さあもう少しで家につく!
車を降りて「
Bye! Ate Ayame!」っといって
私にぎゅーっとはぐをする彼とそのお姉ちゃん。

そして彼らは嬉しそうに歩き出した。
見えなくなるまで私に手を振りながら。

彼らの嬉しそうな顔を見れてうれしい反面、
たった一週間という短い間だが離れるのが
とても寂しく感じた私でした。

 
元気に帰っていく子どもたち
また来週会おうね~!! 
   

無事にお見送りを終えたころにはもう日が暮れかけていた。
とても疲れていたがPhilippineの
きれいな夕焼けを見ることが出来た。 

私はこの夕焼けが大好きだ。
MCLでもきれいな夕焼けをよく見ることが出来る。

もう少しで家にかえれるよ~!!わくわく!! 
     

とても疲れたし、こんなに大変な旅になるとは、
思ってもいなかったが日頃私を笑顔にしてくれる
大好きな子どもたちの故郷を訪れることが
出来てとても嬉しかった。


今日も MCLで残っている子どもたちとともに
子どもたちの帰りを楽しみに待っている。





子どもたちの日常~食べれることに感謝~ 

みなさまこんにちは 
はじめて記事を書かせていただきます。
9月から日本人ボランティアスタッフ
をしています秀島彩女です。

私は主にMCLの子どもたちの日々の姿を
みなさまにお伝えすることがでればいいなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

そこで今日お伝えしたいと思うことは
子どもたちの食について!

子どもたちが日々どんな食事をしているか
みなさんご存知ですか?^^

     
 にんじん、インゲン豆、
キャベツ、ウリ、
鶏肉の野菜スープ
もりもり食べるぞ!!  玉子とレバー 

子どもたちの食事は基本3食のみ、
おやつは各自その辺になってる
果物ゲットできたらラッキー!
みたいな感じです。

ごはんもそれぞれ給食当番
があって自分たちで作ります。
朝は4時に目覚まし時計をならして
頑張って起きてごはんを作ってる
子どもたち、偉い!!

野菜、魚が中心で時々鶏肉のおかず。
「おかず一品にごはん大盛り」
のような感じです。
食べ盛りの子どもたち
みんな3杯でも普通に
食べてしまいます!

一見この食事、「えっスープでごはん?
魚一匹でごはん3杯もたべるの??」
と思われる方もいるでしょう。
私も初めはそう感じました。
ですが、予想以上に
MCLのおかずはたくさん
ごはんが進むんです!^^
少量のおかずでご飯を
たくさん食べれるように
おかずやスープの味は濃いめに
してあるようです。
味付けはとても良いです!!

確かに質素なおかずであることは
変わりありませんが、
毎食たくさん食べる子どもたち
子どもたちにとって
「3食のごはんをしっかり食べれること」
は本当に嬉しいことなのだ。
という事がわかります。

日本では食べたい時に
食べたいものが手に入る生活
をしている人がほとんど
どれだけ自分が恵まれていて
贅沢してたのかを考えさせられます。

ここでの生活を通して、
子どもたちと同じものを食べ
生活することで三食しっかり食べることが
できればそれで十分だ。と感じます。

そんなMCLの子どもたち
ごはんを食べる前には必ずお祈りをします。
そのお祈りはイスラム教の子も
キリスト教の子も一緒に
お祈りができるように
つくられているそうです。

日本にいても、どこにいても
日々食べられることに感謝することは
とても大切なことですね
  
どんな時も、どこにいても
忘れないようにしたいものです


これからも子どもたちがたくさん食べて
すくすく成長していくことを願います。


支援者の皆様日々暖かいご支援
ほんとうにありがとうございます。

  
 



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