ミンダナオ図書館:日記 2014年3月以前より



サミット延岡さま寄贈の保育所が
ニューイスラエルに完成



なぜ保育所が必要か!

保育所は、読み語りと共に、MCLと極貧の地域を結ぶ、
大きな意味を持つ支援活動です。
保育所支援を始めたきっかけは、7年ほど前でしょうか、
フィリピン政府が保育所か幼稚園を経由した子以外は、
小学校に入学できないという制度を制定しました。
理由は、保育所で読み書き計算の初段階、
ABCを学ばずに、直接小学校に入ると、
先生が、大変だと言う理由からです。
ですから、保育所というのは、日本のように、
子どもを親から預かって、託児をする施設では無く、
毎日、2時間ほどかよって、ABCを学ぶ場所なのです。

バランガイセントロと呼ばれる村の中心には、役場もあり、
大概、保育所と幼稚園が建てられるのですが、
保育所建設の費用は、集落が持つことに基本的になっており
多数の山奥や、極貧地帯の人びとは、極度に貧しく、
とても保育所を建てることが出来ません。
椰子の葉で吹いた、屋根だけある小屋の下で学んでいたり
ひどいときには、大木のしたで勉強しています。

そのような村々と交流をもつにいたって、現地から
「なんとか、保育所を建ててもらえないだろうか」という
悲痛な声が聞こえてきて、
「それならば、日本の支援者の方々に相談してみましょう」と、
始められたのが、保育所建設支援です。
2015年の現在までに、80棟以上建てていますが、
まだまだ足りません。


 
 

保育所建設は、2015年度から、
1:土台コンクリート製を
ペンキ塗り+修理費込みで、50万円でお願いします。

福祉局が推薦する、修理費がかからない耐久性もある、
2:総コンクリート製のは、80万円で可能です。


山村のあちこちの集落から、4,5キロも離れている
村の中心にだけある保育所に、3,4歳の子どもを
とても通わすことが出来ない。
親は母親もふくめて、早朝から、山仕事に行かなければならす、
とても送り迎えは出来ません。
その需要の多さはすごいもので、まずしい集落に行くと必ず言われます。
そこで、福祉局の規定で、3種の保育所の建物があることがわかりました。

1:一番安いのが、内部の地面は土のママで、
壁も屋根も材料費の安い椰子の葉と竹。30万円ほどで建ちます。

2:次が、土台と壁の半分は、セメントブロックでトタン屋根。
これは、修理費も含めて50万円ほどで建ちます。





3:最後は、壁も含めてコンクリート、それは80万円ほどでした。



(1)の椰子の葉と竹の保育所は、安いのですが、
半年もたつとボロボロになってしまいます。
とにかくたくさん要望があるので、建てやすい(2)の保育所に決めました。
(2)の土台コンクリート製は、60件ほど建てましたが、
この場合問題は、以外と高価な壁と屋根のペンキ塗りを、
30万の予算では出来ないので、
修理とペンキ塗りは、村でやってもらうことに決めたことです。
建てたときは、壁も良いし、正直に言って、熱帯の気候では
竹の方が涼しくて勉強しやすく、今でも使われています。



ただし、やはり竹ですので、3年たつと修理が必要になってきます。
維持修理は、村で行う規定なのですが、
比較的豊かで、教育に理解がある村は良いのですが、
日々の食事にも窮する貧困の山草で、修理など、出来るはずがありません。
そこで、意を決して、MCLの自由寄付の予算から
修理代を捻出することにしましたが、
円安と物価高により、経費がなかなか捻出できない状態です。



そこで、2014年から、50万円でお願いし、修理代も加え
さらに、保存が多少でも良くなるように、ペンキ塗りを
スタッフが、ボランティアで行うことにしました。



今まで通り、土台コンクリート製も造っていきますが、
長く使ってもらうためには、福祉局が提案する
第3案の総コンクリート、1棟80万円が理想です。




 
 
 
 
 
 
 
 


映像でみる、保育所建設
画像をクリックしてご覧ください

  普通は外国人ではとても入れない
と言われている危険地域、
リグアサン湿原の中州の村ナブンダスに、
ミンダナオ子ども図書館は
保育所を建てた。
その開所式に、舟に乗って
若者たちと向かう。
途中で現地の子どもたちも
乗り込んでいく。
悠久の時間を感じさせる、
リグアサン湿原。
世界最大のワニもいる湿原。
Mindanao Children's Library  
制作:松居友
  
イスラムの湿原地域に建てた保育所の開所式  
  ミンダナオ子ども図書館で
行っている保育所建設。
すでに80近い数の保育所を
建設している。
保育園を出ていないと、
小学校に入れないという、
国の方針ができて
多くの貧しい集落では、
建設ができずに当惑の声が・・・
それに答えて、日本の方々の寄付で、
保育所建設が可能になった。
マキララの山の集落に作った
保育所の様子を、映像で流す。 
Mindanao Children's Library  
制作:松居友
 
山の集落に建てた保育所の開所式 



イスラム地域で、MILFとBIFFが内戦
避難民の緊急支援に向かった 

2月16日
Civilians flee as MILF, BIFF clash

PAGALUNGAN, Maguindanao (MindaNews/16 February) –
Hundreds of Moro civilians from outlying villages here
and in nearby Pikit, North Cotabato
fled following clashes since Saturday night between
rivals Moro Islamic Liberation Front
and Bangsamoro Islamic Freedom Fighters.

Children and work animals in tow,
the villagers carrying valuables
evacuated the interior villages of Kalbugan
in Pagalungan and Buliok in Pikit Sunday night
en route to the Pagalungan gymnasium in Barangay Poblacion
and in Mahad School in Poblacion Pikit, respectively.

“Walang tigil ang putukan, pina-bakwit kami ng mga barangay kapitan,”
(There was endless gunfire, the village chiefs
told us to evacuate) one of the evacuees said.

Obviously tired of the long walk,
the children fell asleep easily at 9 p.m. Sunday.
Others entertained themselves by viewing movies on portable DVD player.

In the gymnasium the children slept
close to each other on the concrete floor
covered with tarpaulins, malong (shawls) and cartons.

Carabaos, cows, goats and chickens litter
around the Pagalungan town hall compound.

More civilians arrived early Monday morning in Pagalungan Poblacion,
fearing an escalation of hostilities
following the death of one MILF commander.

Villagers said the MILF and the BIFF
have been fighting since Saturday night.
The fighting intensified following the reported
death of Commander Falcon of the MILF
in a clash with the group of BIFF commander Kagui Karialan.

BIFF spokesperson Abu Misri Mama said
four other MILF rebels were killed
when they attacked the group of Karialan.

Capt. Joanne Petinglay, 6th Infantry Division spokesperson, said
both armed groups have been “staring at each other since last week.”

On Saturday night they clashed,
leaving one MILF commander dead,” she said,
adding the encounter site was deep inside the Maguindanao marshland.

She said they the BIFF who figured in a clash
with PNP Special Action Force (SAF)
commandos in Mamasapano, Maguindanao on Jan. 25
wanted to cross North Cotabato from Maguindanao
but the MILF prevented them from coming in.

She said the Army is on stand by and did not interfere in the fighting
but ensured the safety of civilians.


続きを読むには、以下をクリック
Civilians flee as MILF, BIFF clash


まずは、ピキット市側に
避難してきた人びとのところに行き、
炊き出し支援をすると同時に、
現状を調査した


先日、避難民救済支援をしたばかりなのだが、
ピキットの福祉局所長補佐でミンダナオ子ども図書館の役員、
ソーシャルワーカのグレイスさんから再び連絡が!
「リグアサンの湿原地域で、戦闘が起こり、前回以上の大量の避難者が出ている。」
それに答えて、まずは現地調査をかねて、即刻炊き出しの支援を決定。

本来ならば、ビニールシートを持って行くべきなのだが
なぜかというと、難民が出て最もきびしい時期の一つが
避難した直後で、そうした時期には、一般の国際NGOは、まず調査をして
早くても、1ヶ月後、ときには、数ヶ月後から活動を開始する。
ところが、体育館や学校のように、屋根のある場所に、避難できれば良いのだが、
大量の難民が収容しきれずに、一部の家族は、木下や野原、時には
路上横の空き地に寝ることになる。
まずしい彼らが、雨よけや地面に牽くビニールシートを買うお金があるはずもなく、
雨が降ったらびしょ濡れにならざるをえない。

私たちは、この十年間、過去何度も行ってきた救済で、そのことを知っているので
まずは、最優先でビニールシートの支援をする。
ところが、今回は、先日の難民救済で、ストックしておいたロールを全部使い果たし
今回のは持参することが出来なかった。
その代わり、ご飯を炊いて子どもたちにあたえる、炊き出し支援を実行した。

幸いなことに、おそらく今後も、戦闘がしばしば起こるだろうという予感から
なけなしの資金で、ダバオに行くスタッフ頼んで、6ロールをとりあえず購入。
翌日届ける約束をした。

今回の戦闘は、政府との和平交渉を推進しようとしている
MILFモロイスラム解放戦線と、そこから分離して、和平交渉を拒否して
あくまでミンダナオの独立を求めて、戦闘を続けようとする、
BIFFバンサモロイスラム自由戦士との内部抗争。
その結果、MIFL側とBIFF側の司令官が死亡し、
一般市民には、死者はいないものの、戦士がかなり死んだようだ。
拡大の危険も大きいので、住民は、急きょ町に近い場所に避難した。
国軍は、様子見をしている状況で、参戦はしていないが、
国軍が参加するとなると、状況は良くない。
 
 

ミンダナオ子ども図書館で炊き出しをした


MCLのスカラーで、片手が萎えている子のおばさん
大喜びで迎えてくれた。
大ぜいの人びとが、すでに私たちを知っていて
本当の心から歓迎してくれる。
     

大喜びの子どもたち

MCLの奨学生たちも避難していた 


会えて、本当にうれしそうだった。
まだ避難して間もないが、
これから生活や状況が厳しくなったら
MLCの本部に、兄弟家族と一時的に住むように話した。
ミンダナオ子ども図書館は、敷地自体を難民キャンプとして
使用できるように登録してある。


手に、多数の湿疹のようなものが出来て
手が痛くてたまらない
MCLの奨学生
医療で治すことにした。

まだまだ、次々の避難民が向かってきている。 

ぼくが、初めて体験した
2000年の米比合同演習と
2003年のテロリスト掃討作戦の時の
100万を超す難民。
2008年の和平交渉決裂による
80万の難民に比べれば
本当に、微々たる、地域的な難民だ。

それ以外にも、毎年のように
このような避難民救済に向かっている。
それにしても、とにかくどのような戦争も
僕は、心底拒絶する気持が
トラウマのように出来上がった。


イスラム教徒、クリスチャン、先住民など
種族や宗教の違いは、
ぼくには、あまり意味をなさない
とにかく、子どもたちへの愛だけだ。
集団的自衛権を行使して、
ここミンダナオに、米国軍と共同で
戦闘を起こす可能性が日本にあるが、
日本軍の爆撃があれば、
その戦禍を受けている子たちのために
カトリック教会のグレイスさんや
ライソン神父と協力して、
難民救済をするつもりでいる。
   

以下は、2008年の時の戦闘の映像 
映像をクリックしてください、

戦争と避難民救済
:ミンダナオ子ども図書館の活動 13分

説明
ミンダナオで戦闘が勃発。80万の避難民が出た。
イスラムの地域で、
ミンダナオ子ども図書館の奨学生たちもたくさんいる。
時に砲撃音がとどろく中、
イスラム、クリスチャン、
先住民族の奨学生たちと一緒に、
私たちは、子どもたちの救済に向かった。


動画は
http://youtu.be/NQ3KZe4FBJY
で公開されています

緊急支援をお願いします!!


郵便振替口座番号:00100 0 18057
口座名:ミンダナオ子ども図書館

  
 
 インターネットバンキングも可能です
■銀行名 ゆうちょ銀行  ■金融機関コード 9900
■店番 019  ■預金種目 当座
■店名 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
■口座番号 0018057
口座名:ミンダナオ子ども図書館
ゆうちょ銀行(郵便局)や、
それ以外の金融機関からの振込もOK
 

イスラム自治区サイドのキャンプも訪ねた 

湿原地帯の最も厳しい地域
カルボガン集落の人びとも
ほとんどここに集まっていた。
この人たちは、皆MCLの事を
よく知っている。
奨学生もいる。

和平を構築する重要な地域として
小学校の建設計画を
日本政府に提出したが
いこう、返事をまだ受け取っていない。
非常にセンシティブな状況になってきた。
予想したとおりだが・・・

この地域には、すでに日本政府による
学校建設が完成した、
サパカン集落の人びとも
避難民化している。

この場所の避難民の状況はさらに厳しく
とりあえす、翌日には
ビニールシートを持って行く
約束をした。



翌日、雨よけのシートを配った
2月17日

夜を徹して、シートをカットする、MCLの奨学生とスタッフたち
緊急支援をお願いします!

新たに避難民が、集落にあつまっていた。
雨よけも無く、このままでは地面に寝るしかない。
ミンダナオ子ども図書館の事は、よく知っていて、
大喜びで歓迎してくれた。 
現地福祉局のわずかな支援があるだけで、
他の支援はまだほとんどない。


 緊急支援の自由寄付をお願いします。
1万円で、1ロール100メートルのシートが買えます。
5メートルで切っていくので、20枚がとれ、20家族を救えます。

 

郵便振替口座番号:
00100 0 18057
口座名:ミンダナオ子ども図書館

  
 インターネットバンキングも可能です
■銀行名 ゆうちょ銀行  ■金融機関コード 9900
■店番 019  ■預金種目 当座
■店名 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
■口座番号 0018057
口座名:ミンダナオ子ども図書館
ゆうちょ銀行(郵便局)や、
それ以外の金融機関からの振込もOK
 

MCLで、さっそくビニールシートを配った 


MCLのスタッフたちと
左は、MCL役員でDSWD福祉局の
グレイスさん

 現地日本人スタッフの梓さん(左)、右はかつて山元眞神父さまが支援していたイスラム奨学生で、今はスタッフのサダムくん  
 ムスリムスタッフのエズラサさんとバイヤンくん。彼らも奨学生だった。 
村人は、私たちの事をおよく知っていて、子どもたちも一緒に 

読み語り、奨学生、医療で普段からおつきあいのある村の人たちだけに、今回の難民救済支援で、さらに心がつながった。
平和構築とは、こういうものだと思う。「隣の人を、自分のように愛しなさい。神は愛である。」
神が愛であるならば、すべて神が創られたものは、イスラム教徒もクリスチャンも先住民も、皆兄弟姉妹であるはず。 
皆さんも愛の支援、おねがいします。


緊急支援をお願いします!!


郵便振替口座番号:00100 0 18057
口座名:ミンダナオ子ども図書館

  
 
 インターネットバンキングも可能です
■銀行名 ゆうちょ銀行  ■金融機関コード 9900
■店番 019  ■預金種目 当座
■店名 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
■口座番号 0018057
口座名:ミンダナオ子ども図書館
ゆうちょ銀行(郵便局)や、
それ以外の金融機関からの振込もOK
 
 
 緊急支援の自由寄付をお願いします。
1万円で、1ロール100メートルの
シートが買えます。
5メートルで切っていくので
20枚がとれ、
20家族を救えます。

病気の少女を見つけた

13歳で結婚していた。手術で足を切断する以外に無いだろう。
しかし、助かるかどうかはわからない。母親は、手術をさせたくない。  


左の子は、
民棚なお子ども図書館の奨学生
大喜びで駆け寄ってきた。




右の写真は、かつて車いすを約束し
今回、探していた子。


難民キャンプで
車いすを約束して
探していた子を見つけた。
車いすさえあれば、学校に通える。

寄贈する車いすがあることを話すと、
本人も母親も大喜び!
次回、なるべく早く、
車いすを届けることを約束した。

かつて難民キャンプで見つけた子に
再び、難民キャンプで会うとは
なんと皮肉な偶然だろうか。


 







春に戦闘があった
イスラムの村に保育所が建った

制作2月12日

この湿原の向こうでは、先日戦闘が起こり、左の方の集落で避難民が出て、救済にむかったばかり。
       


この村について、
2013年のサイトに以下の原稿を載せた
今回、保育所を建設したのは、以下の集落 


戦闘避難民の調査を継続


約200世帯が、
この村には避難している。


この地域は、BIFFの最も活発な地域
普段は、私たちも行っているが
今は、戦闘で入れない


今回の避難民は、ハウスベースで
とりあえず、親戚や友人の家々に
避難して生活している

戦闘で家が焼かれている!


パンパパン
鉄砲の音が聞こえて
私たちもあわてて避難!

遠くに煙が上がっている。
地元の方が言った。
反政府勢力(BIFF)によって
火がつけられている。
国軍がはいったから
腹いせに燃やしている!

目の前の川は、プランギ河で
わたしたちは、良くここを舟で通る。
しかし、今は危険ではいることが出来ない。
戦場と化しているからだ。
そのとき

パン、パン
パパン

鉄砲の音がした。
案内の人は、慌てて逃げるように指示した。
「遠くでも、今の武器は高性能で
遙か彼方の目標でも狙えるんだ!!」

 
   
 

五ヶ月も避難生活をしている家族も 


避難民のなかには
すでに5ヶ月も避難している人々も居る。
戦闘で、いつも犠牲になるのは
善良な市民
そして、子どもたち。

私たちは、とにかく子どもたちのために
シートと古着
そして、読み語りをすることにした。
さらに、この村に、保育所を建設し
平和への先駆けとしよう。


とりあえず、持ってきたシートを配ったが
土曜日にはもどってきて、200家族に古着とシート
そして子どもたちのためには、読み語りを行う予定。


この集落に今回、保育所を建設
読み語りもした。



イスラムのスタッフ、バイヤンと
マノボ族でクリスチャンのニナが結婚

制作2月12日


両親がいず、貧民街から来たマノボ族の奨学生のニナ
大きく育って、今は大学の4年生。
クリスチャン(プロテスタント)だけれども
イスラム教徒のスタッフ、バイアンと恋に落ちた。
バイヤンもスタッフ。
卒業を間近に結婚を決めた。
二人は、MCLに住むことになった。

結婚式は、キダパワン市の貧民街の一角にある、プロテスタント教会で、
イスラムの儀式にのっとって、行われることになった。

牧師夫妻も、マノボの首長も、参加した。



最初に二頭の獅子と少年の踊りがあり、それに導かれて、新郎が結婚式場にやってくる。 

いよいよ結婚の儀式。花嫁を迎えに部屋へ。

不幸のどん底から来たような子たちだけに、幸せになって良かった、良かった。 




イスラム地域ピキットで避難民が出た
2月46日


MCLの役員のグレイスさん

イスラム地域、ピキットに避難民が大量に出ていると、
現地の福祉局の所長補佐のソーシャルワーカー、MCLの役員のグエイスさんから
連絡が入り、急きょ救済にむかった。 
グレイスさんは、現地のカトリック教会のソーシャルワーカーでもあるのだけれど、
有名なオブレード会(OMI)のライソン神父と共に、命がけで爆弾のなかを
イスラム教徒の救済に走るので有名。
もう10年、毎年のように起こる戦闘に、適切な指示をだして
私たちと行動を共にしてくださる方だ。
今回は、まだ戦闘は起こっていないものの、
新聞にも出た、BIFFバンサモロ自由戦士と警察特殊部隊の戦闘で
40名近くが亡くなった後、いよいよ国軍が動き始めると言う状況になり
リグアサン湿原近くに、BIFFの戦士が集合しつつあり、
住民たちは、戦争が避けられないと言う状況のなか
大量に村から避難してきたのだ。
言い換えるならば、反政府組織自体が、戦闘が避けられないと言う理由で
住民たちを避難させたともいえる。
おそらく、週末から来週にかけて、かなりの規模の戦闘がこの地で起こる可能背が高い。
いよいよ、始まったか・・・という感じ。
まだ、地域的なものではあるが、過去の経験からも、国軍が関与し始めると
大きな戦争になる可能性が高い。
   


この村の人びとは、MCLの事をよく知っているし
まだ、ほとんど報道もされていない状況のなか
MCLだけが、早急にビニールシートの支援をしに来てくれたので
大喜びで迎えてくれた。
なかには、MCLの奨学生のお父さんもいた。

それにしても、支援のための基金が、円安で底をついている状態
皆さん、どうか、この子たちを救うために寄付をお願いします。
これから、さらに戦闘が広がる可能性が大きいです。


支援申し込みメールでご住所を送っていただければ、
会員登録をして年4回、季刊誌をお送りします。
直接下記に振り込んでいただけると早く確実です

自由寄付、医療支援、スカラシップ、里親支援、
植林支援、緊急支援


郵便振替口座番号:00100 0 18057
口座名:ミンダナオ子ども図書館

  
 インターネットバンキングも可能です
■銀行名 ゆうちょ銀行  ■金融機関コード 9900
■店番 019  ■預金種目 当座
■店名 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
■口座番号 0018057
口座名:ミンダナオ子ども図書館
ゆうちょ銀行(郵便局)や、
それ以外の金融機関からの振込もOK
 
     

机上の空論や、テレビやゲームでしか、
戦争を考えられない人びとにとって
こうした場で、子どもたちや普通の人びとが、
どのようなつらい目に遭うのか、理解できるだろうか。
この地では、40年にわたって、イスラムの人びとと
フィリピン政府の間で戦争が起こり続けてきた。
ぼくも、2001年に、100万を超える難民を見てショックを受けて
MCLを始めたのだが、それ以来、何度となく戦争救済を続けてきた。
40年以上前までは、宗教の違いがあっても平和にやってきたミンダナオ
戦争の起こる原因はなにか???
実は、宗教の違い、民族の違いではなく、このそばの湿原地帯に眠る
石油と天然ガスの利権をめぐる、国際的な利権争いであることがわかってきた。
中東の戦争も、金目的の利権争いに過ぎない。
かわいそうなのは、一般市民と子どもたち。

早急に難民救済を実行
 ミンダナオ子ども図書館のイスラムの大学生たちが、現地でも活躍する。 
こんな子どもたちが、雨に打たれているなど放っておけない。 



妻とMCLの奨学生たち


福祉局のスタッフをはじめ、現地の村長さん、役員、MCLのスタッフ、みんなで協力して、避難民を救済。 


このようなところで、食事をし、夜を過ごす。
雨が降ったら、どんなに惨めかは、想像できよう。
今回の戦闘は、早く収まると良いのだが
長い戦争になると、半年から一年半も
難民生活をしなければならないのだ。


ミンダナオ子ども図書館支援方法

難民生活は、とりわけ、お年寄りと子どもたちにきびしい。 


難民生活が続く限り、
私たちは繰り返し、
もどってきては支援活動を続ける。


皆さんも支援
よろしくお願いします。
今回は、古着も届けました。


これからは、医療の問題も出てきます。
自由寄付で結構です
よろしくお願いします。




 戦争が心配なイスラム地域に、
車いすを届けた


3台の車いすを寄贈してくださったのは、
大久保さんご家族
 

数日前に洪水があったが、思ったより早くひいて、この地域の被害は少なかった。


一台は、ピキットの福祉局の局長補佐で
ミンダナオ子ども図書館の理事、グレースさんの希望で
貧しい地域の若者に届けた。
いすの後ろには、
「末日聖徒 イエス・キリスト教会」のラベルが。
ありがとうございます!
宗教、民族、宗派を越えて、愛は広がる・・・

同じ村に歩行困難な子がいた
松葉杖を約束した



どなたか、松葉杖の支援をしていただけませんか。
医療支援の自由寄付でもOKです。
よろしくお願いします。

古着の支援もした 
日本の支援者の方々から届けられた古着を
こうした調査などに共に持っていく
本当に、無限に需要がある。
MCLの活動は、積極的外向型と呼んでいるように
絶えず、毎日のように
現地に赴き、奨学生たちに会うと同時に
実に多くの集落とつながりを持ち続けて活動している。
イスラムのピキット市の全集落をはじめ
先日戦闘があり、死者の出たイスラム自治区の集落
マノボ族の山の多くの集落にいたるまで
古着の需要は、膨大だ。

MCLの奨学生の調査

支援者に毎年スナップショットを送るため
また、その年の奨学生の状況をしるために
子どもたちの家々をまわって、調査をする。

子どもたちの現状
村々の状況を知るためにも
足で巡り、直接顔を合わせることは
重要な要素だ。

MCLの日本人スタッフの梓さんも
子どもたちに直接出会うことで、
スカラシップ支援者に
新しい子を紹介するときの
気持ちが全然変わって来るという。

この子の支援者は、この後見つかった。
貧しくて、三度の食事も難しい家庭。
お母さんは、出稼ぎに出たまま音沙汰なし。
優しいお父さんが、がんばっているけど、
奨学金が無いと学校にいけない。

この地域は、絶えず戦争にさいなまれて
去年の春に、
戦闘で避難民になっているときに
出会った子だ。


彼女は、生まれつき
足が短く
膝からしたが、
少ししかない。
そんな子だからこそ
大学まで行って
良い仕事に就いて欲しい。
食事も困難なことがあるので
今年からMCLに
住むようになるかもしれない。

MCLの奨学生で、片親の子たち

 この村の子たちには、片親が多い。非常に戦争や戦闘のしばしば起こる村。
片親になった理由はいろいろある。病気、戦争、不慮の事故。
この子たちは、まだ支援者がいない子たちです。
どなたか、支援者になっていただけませんか!!

ミンダナオ子ども図書館支援方法 


村の役員の方が曰く
「MCLは、他のNGOとは、ぜんぜん違って、
ほんとに心から人を助けるNGOですね。
うちの娘たちが奨学生になっていること、誇りです!」
村の出口近くには、私服の護衛兵たちが、守ってくれていた。

劣化ウランの影響では?

2000年の比軍と米軍の合同演習と言う名の実戦。そして、2003年のテロリスト掃討作戦。
当時、100万を超える避難民が出て、私たちは、終始救済に向かった。
そのとき以降、ちょうどその時期に妊娠していた子たちが生まれると、こうした奇形の子があちこちに増えていった。
驚いて、日本に帰り、当時にカトリック正義と平和協議会で働いていた、大学時代の親友、松浦悟郎司教さん(悟郎ちゃん)に写真を見せると
「松居君、これ、劣化ウラン、ちゃう・・・」といって、イラクの爆撃による劣化ウラン被害の写真を見せてくれた。
驚いたことに、まったく同様に症状だ!
それを聞いて、中日新聞が取材を言ってきたのだが・・・その後なぜか、没になった。
当時は、朝日もNHKも全てマスコミは、MCLに来るという取材、北コタバト州に入るという取材が許されなかった。
なぜだか、未だに分からないが、最近になって「なぜここに日本人」の取材が許されて、リグアサン湿原まで行けたのは驚きだった。


僕が一番心配なのは、今回のイスラム国への米軍の爆撃で、
多くの子どもたちが死ぬだけではなく
劣化ウランの症状が、イラク戦争の時以上に、中東全体で広がることだ!
 


足が腫れてきた奨学生


手足の異常も多く見られる。
MCLでは、こうした子の将来を考えると
なるべく、奨学生に採用して、医療を保証して
学校も大学までやらせることにしている

義眼を入れる手術をする予定 


そろそろ、義眼を入れても良い頃かもしれない。
父親はいない、今年から、MCLに住みたいという。
この子たち、まだ支援者がいないのですが。
下の男の子も、睾丸が腫れてきたので、手術をします。

ミンダナオ子ども図書館支援方法


スタッフの彼女も
かつて、MCLの奨学生。
MCLで手術して
義眼を入れている。
お父さんは、イスラムの宗教指導者。
銀行に受かったけれど
ベールをはずすように強制されて
それがいやで、MCLのスタッフに。


イスラム教徒の子どもたち

イスラムに対する偏見が、フィリピンでも強くなりそう。
しかも、この地域は、大規模な戦争に巻き込まれそうなので、今から逆に
奨学生調査や保育所建設で、しっかりつながりを持ち、重点的に歩き回って
いざというときに、この子たちを救済に走れるように、重点地域として活動することに決めた。 



ミンダナオ和平

アキノ大統領、
警官隊と国軍の連携不足認める。
国民に協力訴え事態沈静化図る

マニラ新聞より、上記をクリックすれば、サイトに入れます。

 アキノ大統領は首都圏マニラ市のマラカニアン宮殿で
28日午後6時40分から演説を行い、
警官40人以上が死亡したミンダナオ地方マギンダナオ州での
モロ・イスラム解放戦線(MILF)らとの交戦で、
実行部隊の国家警察特殊部隊(SAF)と
現地に駐屯する国軍との連携が十分に取れていなかったことを初めて認めた。
国会議員らから「和平交渉を中断すべき」との声も上がる事態を招いており、
大統領自らが国民向けに「ミンダナオ和平実現」への協力を強く呼び掛け、
緊急事態の沈静化を図ったものとみられる。

 MILFと軍警察の戦闘で多くの犠牲者を出した交戦は
包括和平合意後初めてとなるもので、
バンサモロ基本法案に対する批判が高まっていた。
演説でアキノ大統領は「和平交渉を今中断すれば
テロリスト勢力を手助けすることになる」と訴え、
国民に支援を呼び掛けた。

 大統領によると、国家警察は昨年5月ごろ、
イスラム系テロ組織、ジェマ・イスラミヤ(JI)の構成員とみられる
2人の隠れ家に関する情報を得、
プリシマ長官=停職処分中=を中心に捜査を進めていた。
大統領は以前から、国家警察と国軍の双方に
連携を密にするよう指示していたが、
SAFと国軍部隊が連携を開始したのは、
SAFが追跡対象の2人に遭遇してからだったという。

 SAFが実行した作戦について大統領は
「自身は命令を出していない」と弁明。
実行命令を出した責任者を名指して批判もしなかった。
ロハス内務自治長官とエスピナ国家警察長官代理は先に、
SAFの作戦を把握してなかったと表明している。

 演説で大統領は「事実がはっきりしない段階で非難はできない」とも述べ、
MILFへの糾弾も慎重に避けた。
大統領はSAFが追跡していた2人は過去に国内外でテロ活動を行い
複数の逮捕状が出ていた凶悪犯であると指摘し、作戦の正当性を主張。
さらに、聖書に書かれた「真理があなたがたを自由にする」という記述を引用し、
「全容解明は調査委員会の結果を待とう」と呼び掛けた。

 大統領は、一部上院議員などから
和平交渉を中断すべきとの非難が出ていることに触れ、
「和平交渉を頓挫させたい勢力が悲劇を悪用している」と批判。
その上で、ミンダナオ和平の実現は
「フィリピン国民全体の積年の願いだ」と強調、
バンサモロ基本法案の審議継続の
必要性をあらためて訴え、国民の理解を求めた。 

 演説は約20分間にわたりフィリピン語で行われた。
アキノ大統領は犠牲となった警官に弔意を示すとともに、
30日を国家を挙げて「追悼の日」とすると表明した。(鈴木貫太郎)


以下は、松居友みずから
難民救済の時に
撮った写真です。

 
  

 少なくとも、今回は、中央政府が直接指示していないので、
大規模な戦争になることは無いだろう。
しかし、これから不穏な状況が、多く出てくるだろう。
2016年の大統領選を含む、国政選挙にむかって・・・
 



実行部隊の国家警察特殊部隊(SAF)と
現地に駐屯する国軍との連携が十分に取れていなかったことを初めて認めた。

つまり、今回の戦闘勃発に関しては、国家警察特殊部隊の暴走と
解釈することもできるが、このことは、政府の中にも、

国会議員らから「和平交渉を中断すべき」との声も上がる事態を招いており、

今回の和平交渉を良しとせず、あわよくば崩壊させて、
大きな戦争に持って行こうとする、動きがあることを証明している。
こうした動きに対して、アキノ大統領は、早期に決断を出さずに、
和平交渉を実現させるために、慎重に対応している事は、評価に値する。


 大統領は、一部上院議員などから
和平交渉を中断すべきとの非難が出ていることに触れ、
「和平交渉を頓挫させたい勢力が悲劇を悪用している」と批判。
その上で、ミンダナオ和平の実現は
「フィリピン国民全体の積年の願いだ」と強調、
バンサモロ基本法案の審議継続の
必要性をあらためて訴え、国民の理解を求めた。 


ただ、状況は楽観視できない。
現地では、むしろ悲観的な意見が多い。
アキノ大統領が、平和をのぞんでも、最終的に2008年に和平交渉が
直前になって決裂し、80万の避難民を出す戦争になったように、
今回は、それ以上に大規模な、ミンダナオ全域をあげての
戦争になり、米軍はもとより、集団的自衛権を行使して、、
日本軍も参加するのでは無いかと、現地ではいわれている。

SAFが実行した作戦について大統領は
「自身は命令を出していない」と弁明。
実行命令を出した責任者を名指して批判もしなかった。
ロハス内務自治長官とエスピナ国家警察長官代理は先に、
SAFの作戦を把握してなかったと表明している。


ここ数年で、ダバオからイスラム地域に向かう国道は
完全にコンクリート化されて、信じられないぐらい道が良くなった。
喜ぶべき事かもしれないが、
現地では、コンクリート舗装は、戦争を控えて
戦車が、通れるようにするためだという。
戦争が起こったら、ぼくたちは、
若者たちと協力して、イスラムもクリスチャンも先住民族も、
団結して、戦争避難民の救済に向かおうと思っている。
現地にたくさんいる、仲間(MCLの奨学生たちや子どもたち)を
放っておくことは出来ないから。

しかし、円安の結果、現時点での経済的困窮もMCLでは、大きく。
戦闘が起こった場合、救済費用を見いだせないのが現状です。
皆さん。戦争難民支援のためには、早急にビニールシート、医療、炊き出し
が必要となります。
自由寄付を送っていただければ幸いです。
貯蓄して、いざという時に救済活動に使います。


直接下記に振り込んでいただけると早く確実です

自由寄付、医療支援、スカラシップ、里親支援、植林支援、緊急支援
郵便振替口座番号:00100 0 18057
口座名:ミンダナオ子ども図書館


ミンダナオ子ども図書館で行った、平和の祈り
 
 
 
 



神戸震災の20周年ですね。
今、ミンダナオ子ども図書館で、日本人スタッフをしてくださっている、
宮木梓さんは、震災を子どもの頃に体験したかたです。
季刊誌『ミンダナオの風』に以下の記事を執筆して下さったので
抜粋して掲載しました。
季刊誌は、年四回、絵本も交えて、寄付をくださった方々にお送りしています。

私は14歳のときに西宮で阪神・淡路大震災を経験した。
幸い家族も家も無事だったが、道路は液状化でひび割れ、
泥水が噴き出し、ガスや水道は1 ヶ月止まった。
お店からは食品も日用品も消え、母はパニックになった。

 父は海外出張中だったので、アスファルトの下の割れた水道管から
あふれる水をバケツで運んでお風呂に貯め、
飲み水のために給水車に並ぶのは私と妹の仕事だった。
学校は休校になっていたが、自分たちが家族のために働けることがうれしかった。

 たくさんのボランティアが私たちの町にもやって来た。
そこで初めて自分が、「助けられる立場」になったのだと知った。
それまで、自分がアジアやアフリカのかわいそうな子どもたちを
助けてあげるのだと思っていた。
どこか遠くから来たボランティアの人たちは、
崩れた家や、マンションや高速道路を見て
「すごい」「ひどい」「かわいそう」と言いながら、次々に写真を撮った。

 私にとって崩れた街並みはすぐに日常になっていたし、
自分をかわいそうだと思いもしなかった。
だから、外の人から「かわいそうな被災者」と名前を付けられたことがショックだった。
この人たちは、何日かしたら壊れていないきれいな町に戻って、
「かわいそうな被災者」を助けるボランティアをしたと褒められていいなぁ、と思った。

 もちろん、被災地にはボランティアが必要だったし、
膨大な救援物資の仕分けや、温かい食事の炊き出しをして、
たくさん助けてくれたことも知っている。
それでも、当時の私はボランティアを心から受け入れられなかった。
ただ、救援物資の箱に書かれた励ましのメッセージはすごくうれしかった。
自分たちは、世界から見捨てられていない、と思った。

 ミンダナオ子ども図書館で暮らしている子どもたちは、
3食満足に食べられないほど生活の厳しい家庭から来たという。
けれども、自分たちは貧しく社会の底辺にいるというような劣等感を感じない。
経済的に恵まれた日本で育った私を、自分たちと同じように受け入れてくれる。

新しい生活に慣れない私に、
「ご飯の鐘が鳴ったで。食堂行こう。お腹空いたやんな」と教えてくれる。
一人でいると、「寂しくない?ここに座り」と心配して
ぎゅうっと抱きしめてくれる。

 私も、子どもたちに、たくさんたくさん助けてくれている人がいるよ、
忘れられてないよ、と伝えたい。
そして、しっかりご飯を食べて、安心して学校に行ってほしい。
そのために働くこと
が、大人になった私のできることだと思う。

 

フランスで起こったテロとMCL

お元気ですか。
ミンダナオでは、子どもたちが学校に通い始めました。
いろいろなつらい体験をしてきた子たちですが、MCLの子たちは元気です。
フランスで、アルカイダによるテロが起こりました。
ヨーロッパでは、イスラム教徒に対する反感が高まっていると聞きます。
世界中に反イスラムをあおるかのような、マスコミを中心とする情報がながれました。
ミンダナオでも同じでしょう。

 私が一番心配するのは、MCLのイスラムの子どもたちをはじめとする、
戦禍の中をかいくぐって救済し続けてきた、
我が子のような、イスラム地域の子どもたちや若者たちの心が
(大人も同じでしょうが)、この騒動で、深く傷つくことです。
 イスラムの子たちも、心から愛情をもって見守っている私にとっても、
自由も大切でしょうが、教皇フランシスコが言うように、
言葉上の「自由」を盾にとった、人の気持ちを省みない安易な表現は、
意図的に戦争を作る操作に似ていて、どうしても納得できない部分があります。

 今ちょうど、教皇フランシスコが、フィリピンに来ており、
その後、ミンダナオの和平交渉に関する発表がアキノ大統領からあるようですが、
それを踏まえて近く、イスラムの若者や子どもたちの様子をサイトに上げようと思っています。

 また、一月末に、学生総会があるので、そういった点も含めて、
MCLの若者たちにシンポジウムをしてもらい、
意見を求めてみようと思っています。
ミンダナオの平和について。

 未来を背負うのは、若者たちと子どもたちです。
彼らが幸せに暮らせる社会を作っていかない国には、未来は無いと思います。

日本の子供たち、若者たちは幸せかな????




ミンダナオ子ども図書館の
庭で遊ぶ子どもたち




バライバライ遊び
家を作って遊ぶ子たち


ここから家族の気持ち
友情の気持ちが培われる
 家を建て・・・
子どもたちのために、たき火をして、お料理をするお母さんの役目。
普段の食事も、毎日子どもたちが4時半に起きて、薪で作っているからお手の物 


実の娘の姿も見える
いっしょに育っているから
友情を心底体験しているから
それが生きる力


妖精の家の岩で
語り合う子どもたち
妖精の話をしているに違いない


親が死んだり、殺されたり
バラバラになったり
様々な悲しみを体験した
子たちだけれど
わたしたちは、MCLで
皆兄弟姉妹
イスラム教徒もキリスト教徒も
先住民の皆一つの家族


MCLの子どもたち
わたしたちは、一つの家族!




わたしたちは、一つの家族

基本的に、男の子は、小学校以上になると、大学生と同じ寮に移るように 
福祉局の指導で決められている。本部は、小学校の男女と、日本で言えば中高の女子。
大学生は、下宿に出て、旅立ちの用意をする。
しかし、数名、力仕事をするために、MCLに残っている子もいる。

スタッフたちも、『仕事人』というよりは、家族の一員 

子どもたちは、わたしたちのことを、「パパ とも」 「ママ エープリル」と呼んで、抱きついてくる。 



お正月を浜で過ごした


クリスマスに、ちょっと過労がたたってかダウン。数日入院。
ミンダナオ和平交渉への不安、2016年の選挙の年に大規模な戦争が起こる不安。
日本の集団的自衛権の行使への不安。
それに加えて、突然の円安で、MCLの経済情勢も楽ではないので
今年から、再び季刊誌を年四回発送に決めました。
出版や執筆で、どう日本の若者たちを支援したら良いのか・・・
受け入れ体制はどうしたら良いのか・・・
支援者のいない子の支援者をさがさなくっちゃ
などなど、一昨年あたりからの心労が重なってダウン?
円安による経済情勢が厳しいので、
学生総会も子どもたちと相談して、年四回にしました。
3月末の日曜日がイスラムデー、6月末の日曜日がマノボデー(先住民の日)
9月末の日曜日が、クリスチャンデー(島外移民のクリスチャンの日)
そして、12月の第一日曜日がスカラーズデー(奨学生が、卒業したスカラーと会う日)

また、日本の若者たちと交流するためには、
ダバオ州が良いのだがと言う、大学などからの希望で
海の白浜に、交流のための浜を考えていましたが、見つけました。
それが、今回子どもたちと正月を過ごした浜です。
MCLからも、ダバオからも二時間半ほど。
週末に子どもたちと、泳ぎにこれますし
真っ白な浜で、リゾート化されていないで
本当に自然で素朴な村人たちと、友だちになれる浜です。
場所は、ディゴスの奥のサンタマリア市から
四輪駆動で入っていくところ。
サンタマリア市近郊には、名の知られたリゾートビーチもあるのですが、
そういうリゾートは、地元の人々の生活から、かけ離れて変な感じがして、
まったく好きになれないので、ここの浜を見つけたときは大喜び。
村でも、読み聞かせをし、保育所を建てることにしました。
学校にも貧しくて行けない子も多い村です。

どこあるかは、秘密です。開発が入って欲しくないから・・・


秘密の浜に着いた!

 村に到着 村の子どもたち  MCLの子どもたち  アポ山も見えるよ 


日本から訪問した若者と子どもたち


現地でも、これだけきめが細かくて
真っ白な砂は珍しい

地元の子どもたちといっしょに遊ぶこともできて、その交流が素晴らしい。
いつか日本の若者たちがきたら、漁師さんたちの家に民宿して、いっしょに漁を体験するのも、良いかも。 


2015年の初日の出



椰子の林の中に
漁師さんたちの家々がある


双頭のカヌーで漁をする

浜で遊ぶMCLの子どもたち


海辺の村に保育所建設を約束 


この村では、クリスチャンと先住民、そしてイスラム教徒が平和に共生している。
まるで、MCLのような村 


保育所の先生と左が仮設保育所
もう少し大きく、しっかりした
保育所が必要

ほぼ、100%漁民だが、生活は厳しい。特に、医療と教育は大変。 

読み語りと劇もした
 


絵本も見たことのない
地元の子どもたち
読み語りも初体験。
真剣な目に、感動。
 

スナップショット
皆さんの支援している子はいますか?
正月に残っている子たちは、家に帰れない子たち。
でも海で、友だちと幸せ。



妻のエープリルリンが
高校生の子たちといっしょに
料理を担当。

最後に、日本人スタッフの梓さんも交えて
みんなで、「大きなカブ(カサバイモ)」の劇をした。
この浜は、ダバオ州に属し、政府の指定する危険度も低く
日本の人々、若者たちが、訪れるのも(行政的に)容易。

日本から、大学や法人から、ミンダナオ子ども図書館と交流したいが
北コタバト州は、高度の危険地域にしていされていて
訪問しにくいので、ダバオ州に海のMCLを作れないか・・・
そこがあれば、訪問も交流も可能なのだが。
という、意見や寄付の申し出がでていた。

日本の若者が、現地の若者や子どもたちと交流し
精神的に開かれていくケースも、しばしば目にしていることもあり、
また、組織や団体としての、訪問希望が増えるにつけて
かつてからの夢。
海のMCLを、実現する時期にきたと思った。
 
山の方は、マノボ族やイスラム教徒のマギンダナオ族との交流が深くなったが
海の方は、交流が今までほとんどなかった。
今回、ここで出会ったのが、海のイスラム教徒のバジャウ族、

海の先住民テサロニケ族、そして海沿いのクリスチャンたち。
ここでは、皆が、MCLのように平和に共存している。
しかも、素朴な漁師の文化も、興味深い。

マノボ族のキアタウ村は、山での体験のために
宿泊が可能で、村の子どもたちや先住民との交流が可能だが、
ここがあれば、海の人々の家に泊まり
漁師の人々の暮らしを知り、いっしょに漁もできるだろう。
子どもたちも本当に素朴でかわいい。

日本の若者たちとの(もちろん中高年でもかまわないが)
新たな交友ができる気がする。                         
 




琴平ロータリークラブの方々が
米を寄贈してくださった

MCLの子たちと、お米を干した
 
アラカンの山奥を巡ってダバオへ


奨学生のいる極貧の村へ行くと 奨学生の一人が、
病気だった 病院長で医師のロータリーの方が
その場で診断し、薬をくださった。
父親はいないけど、母と当人は大喜び。
 

ミンダナオの近況
ときどき、イスラム地域で地域的な戦闘は起こるものの
ミンダナオ現況は、比較的おだやかに推移している。

ときどき、イスラム地域で地域的な戦闘は起こるものの
ミンダナオ現況は、比較的おだやかに推移している。
ただ、人々が、きたる2016年の大統領選もまじえた
国政選挙のさいに起こると予想されている、 戦闘に不安を感じているのが、
いろいろな動きから伝わってくる。

ミンダナオというと、戦争がしばしば起こり、イスラム教徒も多いことから
危険地域というイメージが強いが、先入観を持って来らた方々も驚くほど
人々の生活、特に子どもたちのようすは平和だ。
ダバオの人々は、MCLのあるキダパワン、北コタバト州は、
とても来られない恐ろしい場所と聞いているので、 たまたま来られては唖然とする。
「ここは、ダバオよりもよっぽど治安も良いし、安定していてステキなところですね!」

最近は、ガイサノモールと呼ばれるデパートも建ち、
大学は、ノートルダムや州立大学、たくさんの大学と総合病院も4つほどあり、
高原の学園都市であり、フィリピンの最高峰、3000メートル弱の アポ山への登山基地として、
温泉あり、気候も暑くなく寒くなく ミンダナオのフルーツバスケットと言われるほど、
熱帯果樹の産地で住みやすい。 高崎市との姉妹都市でもある。

私が、キダパワンを拠点に選んだ理由の一つは、
戦争になってもここは戦場になることはなく、比較的安全だという理由から。
ただし、キダパワンから西へ1時間半ほど行ったイスラム地域は
40年間のあいだ、たえず戦闘の被災を受けてきている。
特に、選挙の時は、地域の有力者同士のリドーと呼ばれる内戦が必ず起こる。
今回の2016年の選挙では、MILFとMNLF、BIFFの対立から
イスラム勢力同士の戦闘がおこるばかりではなく、
和平交渉の決裂から、イスラムと政府軍との大規模な戦争が起こり、
そこにアメリカ軍と、場合によって集団的自衛権のを行使して
日本軍も、参戦してくるのではないかと噂されている。
最近、人々の、日本人に対する目が、複雑になってきたのを感じる。

大規模な戦争の前には、必ず誘拐事件と爆弾事件が多発する。
反政府組織の仕業と思われると、マスコミは報道するが
現地では、戦争気分を高めるための報道であると言われている。
15年間活動してきて、怖い目に遭った体験はないが
ここ数年は、最大限の注意が必要だと思っている。

しかし、現実には、ダバオは、治安が非常に良くなってきているし
(マニラより、よほど安全だ!と言う声をよく聞く。)
白人を含め、外国人も多くなり、特に増えたのが
韓国の若者に加えて、最近は、インドの若者たちが激増している。
看護学を勉強しにきているのだと聞いている。

キダパワンでも、かつては見かけなかった、白人を時々見るようになった。
石油施設を始め、経済施設の建設は驚くべきで、
さらに驚きは、三つしかなかったデパートが、 さらに五つほども増えたことだ!
新車の車も激増している。

それが良いか悪いかは別にして、 一方では物価が上がり、
貧富の格差が激しくなっている。
貧しいものはさらに貧しく、
一部の豊かな者たちだけが肥えていく、
日本も同様の状況なのでは?
 
 
 
奨学生の 学業ストップの現状と悩み
気になるのは、今年後半になって、
MCLの奨学生に、ストップする子が急増したこと。 

気になるのは、今年後半になって、 MCLの奨学生に、ストップする子が急増したこと。
その原因が、転居して行方がわからないケースの激増。
学校に教材を届けたり、授業料の支払いに行くと 奨学生はすでにいず、
先生も、どこに転居したかがわからない、とおっしゃる。
特に、イスラム地域にそうしたケースが激増した。

考えられるのが、2015,6年の選挙の時期に 起こると言われている、大規模な戦争。
それを恐れて、今のうちに親戚などをたどって、 現地から脱出しているように思える。
来年は、戦闘地域を逃れて、安全なMCLに 転校したいというイスラム教徒が増えるだろう。

円安で、経済的に大変で悲鳴を上げているのだけど、ヤレヤレ、がんばらなくっちゃ。
スカラシップをストップする場合は、支援者に宛てて
「お詫びの手紙」を書くことが、義務づけられているのだが、
家族ごと行方がわからないケースが多く、スタッフも困惑し 日本人スタッフの梓さんも、
支援者にどう説明しお詫びしたら良いのか 途方にくれるしまつで、見ていてかわいそうになる。

支援者の皆さん、本当に残念です。
わたしたちもサポートしきれず、すみませんでした。
若者たち、特に大学生がストップする
もう一つの理由が妊娠と結婚だ。
この点に関しても、こちらの若者たちの 心を察してもらうために
少し状況を説明したほうが良いだろう。

若者たち、特に大学生がストップするもう一つの理由が妊娠と結婚だ。
この点に関しても、こちらの若者たちの心を察してもらうために
少し状況を説明したほうが良いだろう。

以下は、まずは、日本人スタッフ梓さんの支援者への 心のこもった手紙の抜粋
「大学生を奨学生に選ぶときは、
高校生から大学に入るときも、
本人のスクリーニングをしています。
特に4年制のコースの場合は、成績も良く、
大学での勉強に関心があるのか、
将来の夢なども含めて直接面接をして決めています。

面接の時は、真剣に勉強するつもりでも、
大学3年生くらいになると、
妊娠する学生が増えてくるのは、
現地スタッフも困っているようでした。
2か月に1度の学生総会の際にも、
繰り返し気を付けるように話しているのですが、
こちらの子どもたちは、情熱的な子どもたちも多く、
恋愛に飛び込んだまま、
結婚していく子どもたちが少なからずいます。

そうなると、奨学金を停止しなければならないし、
保護者もがっかりするし、
本人の経済状況では大学を続けることは不可能ですが、
やはりそれでも愛の力になかなか打ち勝てず、
大学を止めてしまうそうです。

それから、避妊について日本ほど知識がなく、
カトリックの国なので中絶が禁止されていたり、
宗教的理由でなくても授かったら産む、という意識があります。
若いカップルの場合でも、 両親や兄弟たちに助けてもらって
育てることができるので、
日本のように若すぎて世話ができないから、
という理由で中絶することは考えられません。
また、あまり成績の良くない子や
勉強に関心が無い子どもたちの場合は、
途中で止めることのないように短期コースや
スキルトレーニングを勧めているとのことでした。」

とにかく、最大の理由の一つが、
こちらの若者たちの強い心の感情、
そして愛情の強さと真剣さ!
とにか恋愛は最高の夢で、結婚は最高の理想!
そのことは、こちらでの自殺の原因が
日本のように孤独死や閉じこもりではなく
恋愛の崩壊と、
結婚を反対されて心中すること!
からもわかる?
 
 
 
まずは、こちらの子たちの結婚観、、
妊娠観の日本との違いから・・・

まずは、こちらの子たちの結婚観、、
妊娠観の日本との違いから・・・

こちらでは、先住民族の子たちの場合、14,5歳から結婚することが多く
16,7歳になると、結婚適齢期を逃してしまいつつあるという意識が生まれる。
20歳以上になり始めると、日本での30代を超えたような意識で、
仕事で兄弟姉妹を支えるという、 なにがしかの強い意志がないと、不安になるようだ。

そうした意味で、大学3年生は、順調に進学して 現在は18歳、
新しい制度では22歳
学業を幼い頃受けられずにいた子たちの場合は、さらに年が上になり
これはもう、山の子たちにとっては、
結婚適齢期を、完全に逃がしているという、焦りを感じる年頃。

それを考えると、大学で彼氏を見つけて、
そのまま妊娠、結婚した方が幸せになれると思う気持ちもわかる。
興味深いのが、結婚のための第一ステップが妊娠。
カトリック教会の主催する 結婚前の準備教室に出たことがあるが、
40組ほど来ているカップルの、なんと8割が妊娠していた。

ある人曰く、 「妊娠してから結婚した方が良いよ。 子どもを産める体かどうか、わかるからね。」
妊娠して子どもを産んで、家族を作ることが、
ある意味では、仕事や勉強以上の夢であり、理想なのだ。
特に極貧で親もなく育った、MCLの子たちにとっては 小学校を卒業するのも不可能なのに、
大学まで行けただけでもすごいこと。
それならば、せめて大学をがんばって 卒業したら良いのにと思うのだが、
ミンダナオで大学に行けるのは、30%ほどの富裕層の子息たち。

そんな子息たちと恋に落ち、結婚を申し込まれたら、
それこそ夢のまた夢が、実現したようなもので
卒業も忘れて、舞い上がってしまうのもわかる気がする。
私は、とにかくMCLの子たちは、 極貧の、さらにマイナスから来た子たちだから、
人並みに幸せな人生を初めてもらえれば、 それでうれしい、と考えている。
それだから、中退してスカラシップをストップしても、 孤児故に、
私が親代わりで結婚式に参加するし
「子どもが生まれたら見せにおいで!
大変な状況になってしまったら、かけこんでおいで!」 と言って、
祝福して送り出すようにしている。

妊娠は、「避妊に失敗した結果」ではなく 子どもを産むことは、
彼らのあこがれ、なのだと思うときがある。
たとえ結婚できずに、母子になっても、
結構、幸せに子どもと過ごしているし
親戚や親などが、必ず子育てを手伝ってくれたりする。

MCLにも、マニラで妊娠した子が、 今はスタッフとして、活躍し、
みんなで赤ちゃんを育てている。
昔、孤児施設にいた子で、小さいときに私が会った子だけど・・・
みんな何の偏見もなく、楽しく過ごしている。

私生児に対する偏見も、母子家庭に対する偏見も
離婚に対する偏見も、再婚に対する偏見も、
年齢の格差に対する偏見も、
ほとんどないのが不思議な事の一つ。

彼らの妊娠観は、
妊娠=結婚を手に入れた!=子どもを産んで家族が持てる幸せの一歩!
ただ大変なのが、わたしたちで、
それをどう、支援者に説明し伝えたら良いのか・・・・ヤレヤレ
 
 
秘密の白い浜を見つけた
ここで26日から3泊で
子供たちと海水浴をする予定
    
ここに行くには、小さな素朴な漁村をいくつもこえていく。 


真っ白な粉のような砂浜


素朴な浜の子供たち
今回は、スタッフのクリスマス会をした。 26日から、MCLに残っている子供たちと3泊ここでする。
MCLの海の家を作って、 日本の若者たちとの交流の場にする計画もある。 
季刊誌『ミンダナオの風』 新年48号から抜粋
寄付や支援をしてくださっている方々には、 年4回季刊誌をお送りしています。  
 
夕暮れの、電気も無い、
マノボ族の集落 でも子どもたちは、
学校鞄をおくと みんな家から飛び出してきて
ゆうぐれまで、なかよく遊ぶ。

伝統的なハンカチおとしや、おにごっこ 後ろの正面、だーーーれ!
バスケットだって、ただのボール遊びさ。
学校の体育館やコートでする、サッカーや野球は
大人が作ったルールのなかで 勝ち負けを競い合うゲームにすぎない。

遊びは、楽しみながら友情をつちかうもの。
学校でも幼稚園や保育園でも無く、
野原や森や路地裏といった、 家や学校の壁や垣根の外側の
ちまたと呼ばれる場所でするものさ。
そここそが、ぼくたちの自由な空間!

こうした場所でこそ、ぼくらの心は解放されて
競争原理からも自由になって 家庭や教育からも解き放たれて
真の友情と社会性を培う心が養われる。
友情と愛こそが生きる力!

子ども時代に、ちまたでの友愛体験を持てずに、
勝つことばかり考えて、育った大人は恐ろしい?
日本では、ちまたで遊ぶ子どもたちの姿を 見なくなって久しい。
ミンダナオの子どもたちと、 日本の子どもを比較すると、
ちまたでの遊びの欠如、真の友愛体験の欠如が
生きる力を喪失させて、自殺と引きこもりを
生んでいるように思えてならない。

お金と物は豊かでも、日本の子供たちがかわいそう!
日本の子どもや若者たち、
中高年の方々とのかけはしを作る試み  
MCLが現地法人の資格をとって10年間というもの、
ミンダナオの子どもたちの事のみを 視野に入れて活動してきました。
しかし、最近になって、日本の若者たち、
中高年の方々が、MCLを訪れ、感動され、
生きる勇気をえて帰られる姿をみると同時に、
自殺や引きこもりの多い日本の 子どもたちの心の現状をしるにつけ、
さすがに日本の子たちを放っておけない気持ちが強まりました。
日本の方々の想いに答えるためにも、
貧しくとも生きる力にみちあふれ、
明るい笑顔のミンダナオの子どもたちの姿をつたえ、
語り皆様方とともに考えることによって、
微力ながらも何か出来ないかと考えるようになりました。  

日本の人々を受けいれる以外に、 何ができるだろうかと考えたときに、
思いいたった一つの可能性は、
絵本をはじめとして、 児童文学や文化論の執筆をふたたび始めること。
そして、かつてのように絵本や昔話の話に、
さらにミンダナオの子どもたちから学んだ、
遊びやちまたの大切さ、
妖精や見えないものとの交流の重要性を加えて、
新たな気持ちで講演を再開することでした。

本当は日本にいるとさびしくて、常時MCLに滞在したいのですが、
 数年間は、日本滞在を
4月5月、7月8月、10月11月、1月2月と増やして活動します。
この期間は、常時講演会にもうかがいますので、 日本窓口か私宛に、ご連絡ください。  
講演会、家庭集会など希望の方は、常時メールか 電話、ファックスでお知らせください。  
松居友メール:mcltomo@yahoo.co.jp 
電話:080-4423-2998 ( 日本および現地転送、松居友)  
FAX:0743-74-6465 電話:090-5091-7514(日本窓口*前田容子)
絵本『サンパギータのくびかざり』 出版予告 
 先日、日本での講演会の後で、子育ての終わった一人のお母様がやってきて、 こうおっしゃいました。
 「私の息子は、25歳になりました。 今はしっかりと自立して楽しみながら、自分の仕事をしています。
 それにしても、20年いじょう前ですが、松居友さんの絵本論、
とりわけ昔話とこころの自立の話をきいていてよかった。
とりわけ、父性や母性の影の部分としての天狗、 鬼婆や魔女の話を聞いていたせいで、
私も、子どもの成長とともに 自立できたと思います。  
それにしても、子どもが子ども時代にくりかえし読んで欲しいと もってきた絵本と、
大きくなってから「このお話が心に深く残っているよ」 といっている絵本とが、ちがうのには驚かせられます。
本当に、友さんが、『わたしの絵本体験』に書かれているとおりなんですね。」  

本当に心に残る絵本が、売れないという理由で消えていくのは、
さびしいかぎりですが、かつて30代のときに出版した、
『わたしの絵本体験』『昔話とこころの自立』『昔話の死と誕生』が、
教文館から再版されましたので、読んでいただければ、
真に心に残る絵本とは何かを、ご理解いただけるかとおもいます。  

上をクリックして購入サイトへ入れます  
ただ上記の拙著は、30年前の絵本編集者時代の執筆なので、
絵本と昔話を中心にした、お話体験をテーマに執筆しています。
が、本来子どもにもっとも重要なのは、
家庭や園や学校から外にでた「ちまた」での、遊ぶ体験であること、
そこでこそ心の自立と成長と、生きる力がえられることを新たに加え、
ミンダナオの子どもたちの様子をまじえて、講演で語り始めています。  


生きる力で大切なのは、愛が死を超えていることを伝えること。
そして、神秘的な力と、貧しくともコミュニティーのなかに宿っ ている、
友愛の真実を子供たちに語ること。(4月、今人舎から出版)

4月に絵本「サンパギータのくびかざり」タガログ英語版を、
寄付をっくださった皆さんがたには、お届けします。
日本語版は今人舎から出版されます。 ご期待ください。
今人舎のサイトhttp://www.imajinsha.co.jp/
この絵本を描いた画家は、フィリピンのミンダナオでも有数の画家であり、
日本政府の奨学金で、日本にも留学した経験があります。  
この絵本の文を書いた松居友は、ミンダナオ子ども図書館の創設ディレクターであり、
かつて福武書店(現ベネッセ)で手島圭三郎氏の『おおはくちょうのそら』や
吉田遠志の『動物絵本シリーズ』を編集してきた絵本の編集者でした。

その後、日本文芸家協会に属し
『わたしの絵本体験』『昔話とこころの自立』『昔話の死と誕生』(現在は、教文館)
『サンパギータの白い花』『ナディヤと灰色オオカミ』(女子パウロ会)や
『おひさまのくにへ』
(リブリオ)『ふたりだけのキャンプ』(童心社)など、
アイヌ文化論『火の神の懐にて』や沖縄文化論『沖縄の宇宙像』などを執筆しています。
 ミンダナオ子ども図書館制作の絵本に関して 
 貧しい人々は、幸いである  

さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。
「貧しい人々は、幸いである、神の国はあなたがたのものである。  
今飢えている人々は、幸いである、あなたがたは満たされる。  
今泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。  
人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、ののしられ、
汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである。
その日には、喜び踊りなさい。 天には大きな報いがある。
この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。  

しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、
あなたがたはもう慰めを受けている。  
今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、あなたがたは飢えるようになる。  
今笑っている人々は、不幸である、あなたがたは悲しみ泣くようになる。  
すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。
この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」(聖書:ルカによる福音)
 

今回お送りする絵本は、
フィリピンミンダナオの現地NGO、ミンダナオ子ども図書館が、
絵本を見たことも無い山岳地帯の先住民のこどもたちや、
40年間以上戦争にむしばまれ続けてきたイスラム地域の子どもたちに、
読み聞かせの際に、各家庭に一冊づつ無償で配るために制作している絵本の一冊です。  

ミンダナオ子ども図書館は、図書館という名を持ちながらも、
600名以上の親の無い子、片親の子、
三食たべられず学校に行けない極貧の子たちを、
小学校から大学まで行けるようにスカラシップ支援をしています。

イスラム教徒、先住民族、キリスト教徒を可能な限り公平に支援しています。
それらの子たちの中から、どうしても理由があって、地域においておけない子や、
特に両親ともいない子たちは、
本人の希望と 保護者の了解があれば、本部にすむことができます。

本部には、ほぼ100名。下宿小屋を含めると、200名以上の子供たちを養っています。  
こうした子どもや若者たちが中心となり、僻村に出向いて読み聞かせや昔語り、
踊りや歌の文化活動を、移動図書館形式でおこなってると同時に、
医療、植林、保育所建設、時には戦争時の避難民救済を行ってきています。  

ミンダナオ子ども図書館では、今回初めて、絵本の編集と制作をはじめました。
理由は、ミンダナオの、絵本を見たことも無い子供たちに、無償で配布するためですが、
また一方では、生きる力を失って、自殺やひきこもり登校拒否などになやむ
日本の子供たちや若者たちに、
生きる力に満ちあふれたミンダナオ子供たちの姿を絵本を通して、
「ほんとうの生きる力とは何か」を伝えることを目的にしています。  

この作品でもそうですが、生きる力というのは、
ひたすら一人でがんばることでは無く、
見える世界と見えない世界の境がないことが感じられ、
すべての根底にやどる愛が、死を超えている体験から得られると同時に、
近所の人々、ちまたの人々が、友情と愛を持って受けいれ支えてくれる隣人愛の力です。

ミンダナオの山村や海沿いの、特に貧しい人々の世界には、
こうした愛、友情、そして隣人愛が生きていて、それが希望と信仰をささえています。  
こうした世界を、日本の子供たちをはじめとする 若者や中高年の人々にもう一度ふり返ってもらい、
日本を再生していくための原動力になってもらえればと願っています。


季刊誌『ミンダナオの風』48号の
記事の一部をご紹介
 

 
以下は、現地ボランティアスタッフの
宮木 梓さんの記事から抜粋
 10月に、山の村に読み語り行くのに連れて行ってもらった。
お話を語る高校生の奨学生たちにとって、ものすごく楽しいことらしく、
絵本を選んだり、晩御飯のあと、歌や劇の練習をしたりと大騒ぎだった。  

最初は恥ずかしがって、家に隠れていた山の村の子どもたちだけれど、
奨学生がお話を語りだすと、みんな身を乗り出して聴いていた。  

語るのがとても上手な女の子がいて、普段一緒に過ごしているのに
気が付かなかった一面を見せてもらえた。

私たちは図書館に住んでいるけれど、様々なお話を運んでいく奨学生や、
その前でワクワクしている小さな子どもたちを見ていて、
私たち自身がまるで図書館のようだと思った。  

高校生の女の子たちが、先月号の季刊誌を出す封筒に 切手を貼るのを手伝ってくれていたとき、
「私の、ミンダナオ子ども図書館での一番楽しかった思い出の一つは、
読み語りに行ったこと」と話しているのを聞いた。
親を亡くしていたり、見捨てられていたり、満足に食べらなかったり、
事情があってここに来た子どもたちだけれど、
ここは孤児院ではなくて、図書館だ。  

両親や家族と過ごせるのが一番だけど、図書館で
みんなと一緒に暮らすのも楽しかった、と感じてもらえればうれしい。   
私は、図書館に住んでいるって、何て素敵なことかしら、と思っている。

  以下は、現地ボランティアスタッフの
秀島 彩女さんの記事から抜粋
 もうひとつここにきていいなと気づいたこと、それは「停電」。
ここMCLがあるKidapawan はよく停電する。
お昼、夜、短い間停電することもあれば3~4時間停電することも。

夜停電した時はとりあえず真っ暗。 
初めは嫌だなと思っていた停電、 母に「また停電で大変だったよっ」と伝えると、
「停電で困るのってパソコン使えなくなるあやめちゃんだけじゃない??」 と言われて、
確かに・・・図星だった。  

その日から私は停電した時は、いつもしないこと、
停電したからこそしかできないことをやろう、
子どもたちはどんなことをしているのか見てみることにした。  

わかったこと、停電した瞬間はみんなキャーキャー言っているけど、
少し時間がたつと暗さにも慣れてきて、
いつも感じることができない感覚を感じることができるのだ。  

あたりは虫、動物の鳴き声、自然の音、ホタルのひかりと星の光だけ。
地面に寝転がって、満点の星空をみんなでただただ眺める。
時々大きな流れ星が目の前を通り過ぎていく。  

こんなにただ星を眺めるのが素敵なことだったとは!
これほどすがすがしい気持ちになれる瞬間は 日本ではなかなかないな、と思った。  

そしてもうひとつ停電のいいところそれは、 キャンドルをともして、
いつも話せない子とゆっくり話ができること。
家族の話や将来の夢、不安なこと、
これまで聞けなかったこと知らなかったことも、
二人で同じ時間を共有することで知ることができるのだ。  

これからも自分のことを知ってもらうのと同時に、
もっともっと子どもたちひとりひとりのことを知っていきたい。
日本にいると感じることのない気持ちや世界観を感じる日々、
一日一日を大切に過ごしていこうと思う。

日本の子どもミンダナオの子ども         
松居友
 

比較することは、あまり好きでは無いのだけれども、
日本の子どもたちとミンダナオの子どもたちを比べてみると、
生きる力は圧倒的にミンダナオの子どもたちが優っている。
 

生きる力って、何だろう。
厳しい競争に勝ち抜くこと?  
他人をけおとしてでも、自己実現を成就すること?
 
リーダーになって人の上に立ち、指導力を発揮すること?   

ミンダナオの子どもたちは貧しくて、三食たべることすら大変で、
場合によっては小学校を卒業することも困難だから、
社会的に高い地位について、指導力を発揮しようと夢見ているようにも思えないし、
他人をけおとしてでも競争に勝ち抜いて、自己実現しようとしているようにも思えない。  

早朝に、父さんと母さんが、山に仕事にでかけるときには、
長男は親につきそって、力仕事にいっしょにいくし、
長女は末の赤ちゃんを背に抱いて、終日子守。
次女は、料理と家の掃除。 三女や次男やその下の子たちは、
水くみや森での薪探し。
それがおわると子どもたちは協力して、タライのなかにたくさんの洗濯物をいれて、
はるかしたの川や沢にまでおりていって、洗濯したりしてすごす。  

そんなわけで、学校に行けるのは、兄弟姉妹のなかでも、
5番目ぐらいの妹が多く(男の子たちは力仕事)、
家族みんなで働いて、一人でも小学校を卒業させようとこころみる。  

そんなこともあって、MCLのスカラシップに応募しようとする子たちの、
応募理由の99パーセントは、
「自分が学校にいって、少しでも良い仕事について、 両親を助けたい。
妹や弟を、学校にいかせてあげたい・・・。」  

そんな貧困状況なら、人生に夢も希望もなく、 さぞかし気持ちが暗いだろうとおもうと、
それが全く逆で、 訪問した日本の若者たちもびっくりするほど、表情はゆたかで明るいのだ。  

川に洗濯にいくときは、村の他の子たちもみないっしょ。
おしゃべりしながら楽しくやるし、 干しおわったら川に飛びこんで遊びながら自分を洗濯!  

料理も、蛙をとったり煮こんだり、ごちそうの鶏をつぶすことから、
芋掘りもおしゃべりしながら楽しくやる。  
MCLでも、料理をするのは子どもたち。
朝4時半には起きだして、みんなで楽しく食事をつくり、
その後は、掃除や洗濯、
庭いじりから野菜そだてまで、みんなで楽しくやっている。  

そのような子どもたちの姿を目のあたりにして、
日本から訪れた人々は驚く。
「孤児だったり、問題家庭の子たちだったり、戦争やアビューズなど、
背景をきくと想像を絶する状況からきた子たちなのに、なんでこんなに明るいの?」  

ミンダナオの子たちの特徴は、困難におちいっても、家庭が崩壊しても、
親が戦争で殺されたり、貧困で家族が崩壊して
たとえストリートチルドレンになったとしても、
自殺したり引きこもったりすることなく、笑顔をわすれずに生きていくこと。



逆に日本では、子どもや若者の自殺や引きこもりがまんえんしている。 
子どもだけではなく、大人や老人の自殺や孤独死もおおい。
講演会で日本にゆくたびに、人々の顔が暗くけわしくなるばかりか、
東京ではたえず電車が停車して、人身事故が報告される。
理由はなんと、飛び込み自殺!
 

地方は地方で商店街は閉鎖して、街に人通りがまったくない。
公園ですら子どもが遊んでいるようすもなく、本当にさびしい世界になってしまった。  

急速に子どもの数がへったということは、 少子化政策が成功したという事だろうけど、
結婚した大人の視点からみるならば、
子どもを産んだとしても、 保育所にあずけて育ててもらうのがせいぜいで、
我が子が幸せに成長できる環境が、ちまたにないことが実感されて、
生まない方がましだと考えているせいだろう。
結婚を望まない若者たちも激増している。

さらに追い打ちをかけているのが、教育費と医療費の高騰だ。  

子どもが幸せに成長できない社会、 楽しくそだっていく事ができない国に未来はない。
なぜなら、子どもこそ未来だから!  

ミンダナオは、たしかに貧困率が高いし、戦争などの問題もあるのだが、
子どもにかんしていうならば、町でも山でも農村でも、子どもを見ない場所はないし、
しかも明るく生き生きとしている。 この違いはいったいどこからくるのだろう。  

ミンダナオに足をふみいれてから15年、MCLを設立してから11年。
戦争や作られた貧困のなかで、あえぐ家族や子どもたちを見ていたたまれずに、
読み語りと同時に、教育、医療の活動をおこなってきたが、
それにつけても近年気になりはじめたのが、
日本の子どもや若者たちの心の病や、 子育てに悩み苦しむ母親たちの切実な告白。
精神疾患の問題は、子どもや若者たちだけではなく、
出社できない中高年から、
一人暮らしの老人たち、ひいては貧困の中に取り残された母子家庭にまでおよんでいる。

 

かつてやっていた絵本や童話や評論の執筆も、
ミンダナオの子どもたちとの出会いと感動に圧倒されて、
この一〇年ほど、ほとんどせずに過ごしてきたが、
その間の日本人の心の変わりようには唖然とせざるをえない。 

今考えているのは、
「どうしたら日本の子どもたちに、ミンダナオから救いの風をおくれるか!」という事。

ミンダナオで再婚し、小学校の4年と5年の実の娘を育てているが、
MCLで、親のいない子や崩壊家庭の孤児たち90名あまりと いっしょに暮らしてきているせいか、
娘たちは放っておいても実にのびのびとそだっている。  

MCLにいると、「子育て」という言葉がへんに感じる。
「子育つ」というのが本当で、
ちまたで遊び友情をはぐくむ体験があれば、
子どもたちは自然にそだっていくものなのだ。

 「子育ての責任は、家庭にある。特に母親の役割は大きい」 などという言葉に、
違和感を感じるのはぼくだけだろうか。
子育ての責任が親や家庭にあるばあい、
親がいなくなったり家庭が崩壊した子どもたちは、
どのように育ったら良いのだろうか。  

また、子育ての責任は、保育者や学校の先生にもある、
という考え方も ここでは奇妙に感じられる。
もしそうだとしたら、保育園にも学校にもいけず、
教育もうけられない僻村の子たちは、育てられなかった子たちなのか!

 

先日、アジアの孤児施設をめぐっている日本の人たちが、MCLを訪れた。
曰く「ここの子どもたちは、本当に他の施設の子どもたちとちがいますねえ。
施設にいながら、こんな明るい子どもたちをみるのは初めてです。
なぜこんなに明るいのかなあ?」  
ぼく答えた。「ここは孤児施設ではないからですよ。」
 

ぼくは孤児院をつくろうとも、施設を運営しようともおもったことは無いし、
他の施設をほとんど知らない。
ただ、困難な状況にある一人一人の子どもたちをみるにつけて、
放っておけない、何とかしたい・・・。
そんな思いで活動してきたら、自然とこんな形になってしまった。

もちろんここには、母親役のスタッフたちもいるが、
彼らとてもとは奨学生で、 必要なときには助言や指示をあたえるものの、
不必要な干渉はしない。  

子どもたちのとって大切なのは、愛をもって見まもり、
ときどき抱いてあげたり愛情のある言葉をかけてあげること。
そしてなによりも大切なのは、 自由にのびのびと遊べる環境をととのえてあげ、
将来の夢をもてるように導いてあげることだとつくづく思う。  

まるで機関車が煙を噴いて走りぬけるように、
高度成長期をひたすら走りつづけてきた人々は、
成長期がとまり、老齢化して、自分の事は自分で出来なくなり始めると、
落ちこむどころか精神的にパニックをおこしはじめる。  

「日本で自殺が多いのは、個人主義が行き過ぎたからでは無いだろうか」と、
マニラの修道士が話してくれた。  
「個人が尊重され過ぎる競争優先の社会では、
協調の心がうしなわれて、孤独な人が増えていく」  
自分の力で走れなくなった老人は、
施設のベッドにしばりつけられたまま
死をまつ以外に方法はないのだという。
それもお金があればの話で、一人暮らしの孤独死も多いのだそうだ。
 

ミンダナオでは、MCLでも同様だが、
上のお姉ちゃんが下の子に、
「ねえ、そこのお店でお塩をかってきてちょうだい」といえば、
たとえ夢中で遊んでいる最中でも、
下の子はさっとたちあがり、
明るい笑顔で、「はい」といって買いにでかける。
 

お姉ちゃんがいったことに、下の子たちは笑顔でこたえ、
ちっともいやな顔をしないのは驚きだ。
そのかわり、お姉ちゃんは、きちんと下の子の世話をしてめんどうをみる。  

もちろん、お年寄りを一人孤独にほうっておくなど、考えられない。
妻のエープリルリンのおじいさんもおばあさんも、
当時まだ小学生だった彼女の膝のうえで亡くなった。

「自分の力できりぬけろ」という言葉への、現地の子どもたちの返答は、
「でも自分の力なんてたかがしれている、みんなでやるほうが、楽しいよ。」

「自分のことは自分でやれ」への返答は
「一人で出来ないことなんて山ほどあるよ。みんなで力をあわせるほうが大事だよ。」

「日本では、自殺する人が多いんだよ」というと、
子どもたちはびっくりして
「なんで自殺するの?あんな豊かな国なのに!」
「孤独で死ぬんだよ」というとさらに驚く。
「孤独で死ぬってどういうこと?」  

MCLの子たちは、親がいなくなって一人取り残されても死のうとしない。
どこかで誰かが助けてくれるから!
一人ストリートチルドレンになっても、
必ず別のストリートチルドレンがやってきて言葉をかける。
「俺たちの仲間になれよ。」

日本では、孤独な母子家庭がふえている、という話をすると、
「近くの人たちといっしょに住んで、いっしょに食べたら良いのに、なぜしないの?」
子どもの貧困が増えている話をすると、
「自分の家によんで、自分の子にしたら良いのに。MCLみたいに!」
こういった言葉が自然にポンポン飛びだしてくる。  



経済的な貧困で大変なのが、医療と教育。
でも日本もMCLのように、医療と教育を無償にして生活を保障すれば、
子どもをたくさん産んでも、何の問題もないはずだ。
それどころか、生活の喜びが倍増し、地方も活性化するだろう。
 

ミンダナオのように、子どもが学校を引けたら、親の職場に直行し、
職員もお客も大喜びで子どもに声をかけてむかえたら、
親も子育てが楽しくなる。  

MCLみたいに(地方都市の役所や銀行でもそうだが)、
職場に子どもたちがはいってきたら、
「・・・ちゃん。おかえりなさーい」といって、
母親の仕事机の横に、ござをひいて昼寝をさせたり、
工場の修理工の後ろでも、木の長椅子をおいて、
そこで妊娠中の奥さんが、ごろ寝をしている風景があれば、
仕事場と家庭の壁もくずれて、社会は生き生きとしてくるだろう。  

個人と社会、家庭と会社、保育園や幼稚園、学校と家にしか、
意識が向かない思考は閉じこもりの壁型思考だ。
その中間に存在する曖昧な場所、
「ちまた」こそが壁をときはなち、 人々の心を解放し孤独から救う場所。
ちまたで、子どもたちがおおぜい生き生きと
遊んでいる姿をみることがない国は、本当にさびしい。  

個人と個人の間に存在しつつ、人をささえるのが愛だとすれば、
ちまたこそ愛と友情の空間。  
妖精のように存在していても見えない、友情と愛の力こそが、
人々を幸せにし、生きる力をあたえてくれる。


講演会に関して

講演会に関して、私の話す内容が、MCLの単なる報告のような感じがして、
かつて講演をしていたように 絵本や昔話、子どもの頃の遊び体験を交えて、
今の子どもたちが必要としている、
子どもの心の自立や成長に関して話して欲しいという要請が強くなってきました。

今年の年末(おそらく来年の1月に届く)季刊誌は、
「サンパギータのくびかざり」の英語タガログ版を
支援者の方々にお送りする予定ですし、
日本語版は、今人社から出版される予定です。

これをきっかけに、講演会の内容も、単なる活動報告ではなく、
ミンダナオと日本の子どもを見ながら、
生きる力や自立する力、
遊びや絵本をはじめとするお話体験の持つ意味。
死の持つ意味と愛の力について話していきたいと思っています。


最新の季刊誌『ミンダナオの風』47号
pdf版 をご覧になれます。

ミンダナオの風47号にGo!

集団的自衛権で国民安保懇 
閣議決定撤回を要求

東京新聞

 集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈見直しの閣議決定に反対する学者や弁護士、
元官僚らでつくる「国民安保法制懇」は二十九日、閣議決定の撤回を求める声明を発表し、政府に提出した。

 声明は安倍政権が閣議決定した武力行使の新三要件で「他国に対する攻撃により、
国民の生命や権利が覆される明白な危険がある場合」に、行使が容認 されるとしたことについて
「この要件は『日本に対する急迫不正の侵害』という従来の要件とは異なり、客観的な歯止めではない」と批判した。

 解釈変更の閣議決定は「特定の政権の判断で憲法解釈を自由に変更する前例となり、
政府の憲法解釈を不安定化させる」とし、憲法によって権力を縛る立憲主義を覆す行為だとして、撤回を求めた。

 自衛隊が集団的自衛権を行使して米軍の対テロ戦争に協力した場合、日本がテロ組織に報復される懸念にも言及した。

 声明の提出に合わせ、法制懇の委員九人は衆院議員会館で記者会見した。
元外務省国際情報局長の孫崎享(まごさきうける)氏は「集団的自衛権の本質 は、
米国の戦略のために自衛隊を使うことだ。
あたかも日本の防衛のために集団的自衛権を使うように説明するので、訳が分からなくなる」と指摘した。

 小林節慶応大名誉教授は、新三要件について「他国が攻撃された結果として、
日本人の人権が全否定されるような事態があり得るのか。考え付かない」と述べた。


対イスラム国、米の武力行使加速に懸念 
バチカンが声明
産経新聞ニュース
ローマ法王庁(バチカン)は4日、 中東各国に駐在するバチカン大使らによる会合の声明を発表、
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の活動は 国際法に基づく手段で止めさせるべきだとする一方、
米国などによる武力行使の加速には懸念を示した。

会合にはイラクやシリア、エジプト、トルコ、国連などに駐在するバチカン大使らが参加。
大使らはイスラム国の行動を「国際社会は看過できない」と強調する 一方、
「武力行使だけでは問題は解決できず、対話促進のために
イスラム教とキリスト教の指導者らが 重要な役割を果たすべきだ」と指摘した。(共同)

 

 MCL発足時からかかわってくださっている、
大阪司教区の松浦悟郎司教さま
(実は学生時代の友人の悟郎ちゃん) から
メールをいただきました。
(ご本人の許可を得て掲載)

 松居君 今の世界は本当にどこか悪いスパイラルに入ってしまったようです。
イスラム国の非 道さはあるにしても、
その原因を作っていったのは米国を中心とする同盟国なのです から、
その反省の上に立って解決を図らないとますます泥沼に陥っていくでしょう。
日本はわざわざこのスパイラルを悪化させるような首の突っ込み方をしそうで心配で す。
平和憲法を持っている日本こそ、本当は両者の和解の働きが本来できるはずです が・・・。
何とか頑張らないとと思っています。
これまで貧しい子供たちのために活動してきたミンダナオ図書館が
そのような大国の エゴの結果に巻き込まれないようにと願っているし、また祈っています。 松浦悟郎


ミンダナオは厳戒態勢 まにら新聞 
原文を読まれる方は、クリックしてください 原文記事へ移行
 
 ミンダナオ地方の治安当局は、米国が国際テロ組織アルカイダに代わる
「最大脅威」となった過激派「イスラム国」(シリア領内)と イラク国境への空爆拡大を発表した事態を受け、
厳戒態勢を敷いている。
イスラム過激派アブサヤフや、反政府武装勢力モロ・イスラム解放戦線(MILF)から離脱した
バンサモロ・イスラム自由戦士(BIFF)がこれに反発して比国内でテロ攻撃を仕掛ける恐れがあるため。
既に10日夜から11日にかけ、同地方コタバト州ミドサヤプ町で国軍とBIFFが交戦し、双方で計12人が死亡している。

 政府とMILFの和平合意に基づいて起草されたバンサモロ基本法の国会提出直後だったため、
関連が指摘された。BIFF側は襲撃は認めたが、法案提出との関連は否定した。(12日・スター)


季刊誌に関して、 さっそく以下のようなご返事をいただきました。

季刊誌の件 全て了解しました。 わざわざご説明いただき ありがとうございましたm(_ _)m
縁あって自由寄付をさせていただいた後に 季刊誌が届き、
興味を持って拝読する中で 写真の子どもたちの、
生き生きとした表情と美しい笑顔が あまりにも素敵で驚いてしまいました。

それと同時に 日本の子どもたちが失っているものを突きつけられた気がして、
私たち大人の責任を感じました。
この子たちのような笑顔を目標に、自分も自分の仕事(教職)を頑張ろうと思いました。
あの笑顔、あの表情に出会えて 私の人生観が変わり、その感謝の気持ちを、
スカラシップの支援という形でさせていただいています。

今思えば、表情の臨場感がしっかり伝わる上質の紙での印刷の季刊誌だったからこそ
ここまで心に残ったのだと、改めて気づきました。
スタッフの方々は 全てにおいて、色々と考え尽くされて
一つ一つのことに取り組んでいらっしゃると思います。

季刊誌の件は、全く異議なしです。

また現地の方のお心遣いも、嬉しく、益々応援したくなりました。
これからも よろしくお願いしますm(_ _)m  T.S.匿名


季刊誌の制作経費に関して  
  
季刊誌が日本に届いて、それを読まれた方から、おおよそ以下のような疑問が寄せられました。
それは、季刊誌が、紙質も印刷も、他の団体の季刊誌よりも、あまりにも上等で、
支援金の多くが印刷経費に消えているのではないか、と言う疑問です。
同様の疑問を、前にも聞いたことがありますので、 重要なポイントとして、
サイト上と次期季刊誌上でもお答えしたいと思います。


 私も出版社にいたので、季刊誌に関しては、出発時点から試行錯誤したことの一つだった。
とりわけ、支援金をどのように使うかは大きな問題で、
季刊誌にかかる印刷代と発送費は、支援金から出さねばならない。  

そこで、他の団体の季刊誌を見たのですが、その多くは日本で印刷しているものでした。  
日本の印刷製本費は、非常に高く、それを見ただけでも、
これではとても季刊誌は出せない!と思ったほどです。  
出発時に、ほかの多くの団体に聞いても、
NGOの経費の大きな負担は、三つあることがわかってきました。

1,季刊誌などの報告・宣伝費。   
季刊誌だけではなく、ポスターや報告の会場費、新聞の折り込みや広告など。  

 幸いMCLは、季刊誌以外にまったく宣伝費も会場費も使っていません。
そのかわり、お声をかけていただければ、家庭集会でも喜んでうかがっています。

2,人件費。   
日本の人件費は、桁違いに高く、こちらの一五倍から二〇倍になる。   

そこで対策として、事務作業はほとんど現地で行い、
日本事務局は、日本NPO法人をとっているものの、
入金確認のはがきの送付と現地への送金作業、
それに付随する仕事を完全ボランティアでやっていただいているのです。

つまり、日本における人件費はゼロ。
藤瀬さん、頭島さん、前田さん、千絵さん、心から感謝です!
みなさんに届く心のこもった写真入りの入金確認のはがきも、
完全ボランティアのおかげなのです。  

長く支援者への対応は、経費を使わないために現地で
私一人でやってきましたが、さすがに少し大きくなると一人では無理で、
今は、現地日本人スタッフが一人と日本人ボランティアで対応しています。

日本のように迅速に連絡が取れる環境とはほど遠く、
日本との距離がありすぎ、さすがに素早い対応までは不可能な場合も多いのですが、
大きな経費削減になっています。   

実際に有名なNGOから話を聞くと、寄付の60から70%は、
人件費で消えていくのだという。
それを聞いて対策を考えた結果だが、
MCLが、小さなNGOでもかなり大きな活動ができるのは、
人件費が少ないことで、それを地域の人々に還元できるからだ。
その代わり、支援者に対する対応は迅速さを欠くことがあるが・・・
そこがこれからの課題だろう。


3,事務所代
  
日本人スタッフが多くなると、当然ながら日本に事務所を置かなければならなくなる。
その事務所代が馬鹿にならない。
MCLでは、そうした経費がほとんど無い。
 

以上、2と3で、大きな経費削減をしていると同時に、
現在台湾赤十字社と東京メソニック、
そしてM氏の特別寄付で水田を購入し、
100%の米の自給と余剰米による収入でおかずの無料化をもうじき実現できる。
そこで削減した経費を、子どもたちの支援へと向けていく予定。  

はっきりいって、極度に進む円安で、対応に必死だというのが現実だけれど。

さて、話を季刊誌にもどしましょう。  

MCLの季刊誌は、日本で印刷すれば、
とても高額で不可能。それが可能なのは、
季刊誌をミンダナオのダバオの老舗の印刷会社で印刷しているからで、
印刷価格は、日本で、コピー用紙に白黒で印刷する程度の価格で、
季刊誌はできあがっているのです。

 製本料にいたっては10分の一で、それゆえに、
印刷で使う経費は、日本よりも比べものにならないほど安い。
 さらに、用紙がコート紙で驚かれる方もいらっしゃるのですが
、コート紙で上記の値段であり、それでも経費を削減することを考えて、
上質紙への変更を印刷所に提案しましたら、
「MCLさんは、フィリピンの人々のためによく頑張っているから、
写真も美しいし、上質紙の値段でコート紙を提供しますよ。
さほどかわらないですから・・・」と言われ現在にいたっているのです。
パンフレットなどは、ときどき上質紙で印刷しますが・・・
 つまり、MCLの季刊誌は、内容もさることながら、
印刷所のご厚意で日本の白黒誌よりも安くできているのです。

 季刊誌制作に関して、次に気になったのは、発送費でした。
海外だと高額ではないか・・・しかし、これも、
ほぼ日本の国内での発送と代わりがないことがわかり問題を解決。
 さらに、他の団体の季刊誌との違いについてよく言われるのが、
写真が美しくて、子どもたちの顔を見たり、写真を見るだけでも生きる喜びです
、という読者からのご意見です。
 他の季刊誌は、下手するとゴミ箱に直行してしまうけど、
MCLのは、大切の保存して、本のように時々読み返しては楽しんでいます、
と言うお便りを良くいただきます。

絵本の出版に携わっていた者として見ても、
くだらない週刊誌や内容の薄い新聞など、
ゴミ箱に直行する印刷物ほどもったいないものはありません。
資材の無駄。

 季刊誌も例外ではないと思います。
それゆえに、絵本のように、末永く保存して、
息子や娘や、近隣の友人たちにも見せたい内容の、
単なる報告書ではないものを作るにいたったのです。
 

読者からは、個人だけではなく、家族で楽しんでいる、という手紙も多く、
それゆえ若者たち、青少年や子どもにも楽しめるように、
童話を連載しはじめたのも、編集者と同時に作家もしてきた経験からでしょう。
つまり、単なる報告書を一段進めて、
心に残り、手元に残しておきたい、
価値ある印刷物、冊子にしようと思ったのです。  

なかには、コンピューターでも良いのではと言う意見もありますが、
良い印刷物は絵本や本と同様に、
大人になってもいつも側にいてくれるという友達のような感じを持つことができる、
特別な存在だと思っています。
 定期的に季刊誌が送られてくることにより、
単に現地を支援しているだけではなく、季刊誌によって、
現地からの風が届き、自分たちも心の支援を受けていると言う、
相互に支援しつつ支援される意味を、MCLの季刊誌は持っています。
特に、自殺や孤独、不登校の多い日本の人々や若者、そして子どもたちのために。

 現地に無償で配布する絵本を加えていきたいと思っているのもその一つで、
助けてい ながら、助けられてもいる。
お互いに助け合うための手段の一つが季刊誌です。
それが、日本で数ページ印刷する白黒の季刊誌と同程度か、
それより安くできるのですから、活動の一つとしてやるべきだと決心したのです。

 以上季刊誌にかんしてですが、いろいろと考え抜いた末の決断で、
紙質は、印刷会社の好意ですが、紙の値上がりがあれば落とすことも考えています。


 もうひとつ、付け加えさせていただきますと。
部数が、多いほど、一冊あたりの単価が安くなることはご存じかと思います。

 MCLでは、支援者が現在3000人ほどいらっしゃいます。
季刊誌は、最低で3000部を印刷しています。
そうしますと、一冊あたりの原価は、
500部とか1000部よりもはるかに安くなり、
個人の方々の負担は、支援者が多くなり印刷部数が多いだけ、
発送部数の少ない団体よりも、遙かに少なくなるのです。

 支援者の数は、来年から再来年にかけては、
3500から4000人を見込んでいます。団体の支援ではなく、
個人の支援で運営できているからこそ、印刷経費が大きく削減できているのです。

松居友
 
 
 
 
 
 
 
 

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