2013年
正月にみんなで海に行った |
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小学校の卒業式 |
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MCLの近くのマノンゴル小学校を 卒業した奨学生たち |
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MCLの奨学生には、親のいない子も多い。 そんな子にとって、卒業式は、うれしくもあるものの ちょっと寂しくなるときでもある。 そんな子どもたちの気持ちを察しで ハウスペアレントやスタッフが、親代わりにつきそう。 ![]() スタッフでハウスペアレントのローズマリー もと、MCLの奨学生だった。 |
![]() 日本から訪問されていた野田杉菜さんも お母さん役をつとめてくださった。 |
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【ミンダナオ子ども図書館】紛争、 極貧逃れ共同生活する子どもたち 日本の児童文学者が活動 共同通信社の三井さんが来られて、このような記事を書いてくださいました。 http://www.47news.jp/47topics/e/239000.php |
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紛争や極貧を逃れた子どもたちが集う寄宿舎がフィリピン南部ミンダナオ20+ 件島の山あいにある。
北コタバト州キダパワン郊外に日本人の児童文学者が設立した非政府組織(NGO) 「ミンダナオ20+ 件子ども図書館」が運営。 小学生から大学生までの子ども約120人が自炊で生活しながら、 武装勢力と国軍の争いが絶えない地で 地元の子どもを励ます活動を続けている。 「今日はみんなに絵本を読んであげますよ」 キダパワンから車で1時間、さらに山中を20分歩いて着いた少数民族マノボの集落。 図書館の子どもたち約20人がマノボの言葉で、 集落の2~6歳の子どもたち約80人に笑顔で呼び掛けた。 この日披露されたのは、水牛と女の子の恋の物語と劇。 はだしの子やぼろぼろのシャツを着た子どもたちの表情が思わずゆるんだ。 住民200人余りの電気もない集落で、近くでは軍と共産ゲリラの衝突が絶えない。 幼い4人の子を抱えるエステリタ・アタンさん(36)は 「家にはテレビもラジオも本もない。こうした活動はありがたい」 と子どもたちに優しい視線を向けた。 劇が終わると、図書館の子どもたちが日本やフィリピンから寄付された古着を住民に配った。 図書館は2002年、児童文学者の 松居友 さん(59)が設立した。 01年に現地のカトリック司祭の案内で難民キャンプを訪れ、現場の悲惨な状況を目の当たりにし 「子どもたちのために生涯をささげよう」と決意した。 活動資金の大半は日本からの寄付。寄宿舎には宗派を問わずキリスト教徒やイスラム教徒、 少数民族のスラム出身や孤児の子どもたちが集まり、近くの学校に通う。 周囲の畑で野菜を作り、活動プログラムも自分たちが決める自主生活だ。 ソライマン・サリ君(17)も孤児の一人だ。コタバト市出身のイスラム教徒で、父は病死し、 母と兄妹は11年、イスラム教徒同士の銃撃戦に巻き込まれて犠牲になった。 自宅は焼失し、1人だけ生き残り、松居さんに救われた。 銃弾の傷痕が腹に残るサリ君は「幸運だった。今は同世代の子ときょうだいのように生活できる。 絵本の読み聞かせを各地で週末にするのが楽しみ」とほほ笑む。 館長の松居さんは「貧しいことが必ずしも不幸とは限らない。 だが三食食べられない状況ではどうしょうもない。 子どもたちに笑顔が戻るように少しでも手助けできれば」と穏やかな表情で語った。 (キダパワン共同=三井潔) |
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共同通信社の三井さんが来られて、このような記事を書いてくださいました。 http://www.47news.jp/47topics/e/239000.php |
Japan builds on Philippine students’ dreams by Ronron Calunsod Kyodo |
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また共同通信社のカルンソッドさんは、Japan Timesに以下の記事を書いてくださいました。 http://www.japantimes.co.jp/news/2013/03/20/national/japan-builds-on-philippine-students-dreams/ |
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PIKIT, PHILIPPINES ? To some people, the seven-classroom facility used by elementary school
students in the Muslim-dominated |
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また共同通信社のカルンソッドさんは、Japan Timesに以下の記事を書いてくださいました。 http://www.japantimes.co.jp/news/2013/03/20/national/japan-builds-on-philippine-students-dreams/ |
ミンダナオ子ども図書館便り:3月23日報告 1:日本大使が来られて、ブアラン小学校の開所式が行われた 2:過去のサイトの記事を掲載して、平和構築への経緯を顧みてみよう 3:訪問者の方々と活動を共に 4:奨学生の調査へ 5:野村ひろこ様寄贈の保育所・開所式 6:京都暁星高校寄贈の保育所・開所式 7:ミンダナオ子ども図書館が、鉱山開発を目的に来ているという誤解を解くための儀式をした 8:支援者のいない子たち、200名余りの調査は続く 9:保育所調査は続く |
訪問者の方々からのお便りを、 掲載させていただきました。 |
道々に松居さんのお話を伺う幸運にも恵まれました。様々な子供たちの笑顔に出会い、 一身に不条理を受け入れ小さくされている子供たちが何もかもわかって私たちを許してくれているように感じました。 松居さんのお話を伺い、MCLの行っていることが「家族を広げること」、「安心感を与える場」を提供することだと思いました。 とても共感し、これが目指すべき代替社会につながるもののように感じます。 何度もおっしゃっていた「子供たちの笑顔」。子供たちの笑顔から愛が伝わってくる、 幸せそのものがそこから生まれてくる、その中に身をおくことの幸福を垣間見ることができました。 マノボにももっと学びたいと思いました。御本を書かれること待ち遠しく思います。 わずかですが、一名、里子奨学支援に参加させていただきます |
8日間本当にお世話になりました。 無事に昨日の9時頃大阪に到着しましたので、ご連絡をさせていただきました。
早くもMCLシックにかかっています(^^)
帰りたい…(T_T)
MCLのスタッフ、子どもたち、行く先々で出会った沢山のフィリピンの方々との出会いは私の宝物になりました。
MCLで体験したこと、感じたこと、一生忘れません。
MCLのみなさんが大好きです。
心からの感謝とお礼を申し上げます。
Thank you very much!!!!!
またMCLを訪れる日を楽しみに、4月から仕事に励みます。 |
日本大使が来られて ブアラン小学校の開所式が行われた |
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![]() 小学校自体は、すでに一年半以上前に建ったのだが、 現地が高度の危険地域だったせいもあり、開所式がなされていなかった。 光栄なことに、今回は大使の出席のもとに開所式が行われた。 現地は、40年に渡って山の上のクリスチャンと、 下のムスリムが対立していた場所。 今回の大使の出席を含めた開所式は、平和交渉が始まったときに一致して 日本政府が、教育を通してミンダナオでいかに貢献してきたかを アピールする格好の機会になっただろう。 ![]() |
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ミンダナオ子ども図書館は、現地法人のNGOで、もっとも困難な地域を選び しばしば難民化している現地の子どもたちのために、 読み聞かせやスカラシップ、医療を行っているので 現地の子どもたちに関する現状や要望を、 見る機会や聞く機会が多くあり、また良く理解できる。 今回の学校建設も、私たちが探した企画ではなく、 現地から「学校が有れば」という強い想いをうけて、 支援者を捜したところ、日本政府のODAにたどり着いた。 もちろん、日本政府ではなく、EUやUSAや中国や韓国でも 良かったのかもしれないが、私が日本人であることもあり、 また現地で日本政府が結構良い活動をしていることが見えていたので応募した。 個人の寄付だけで成り立っている私たちでは、 経済的力の及ばない学校建設は、こうしたODAに応募をして しっかりしたものを建てたかったのも大きな理由だ。 こうして過去、マカブアルとブアランの二つの小学校を建設して、 地元の方々、特に子どもたちから大いに喜ばれてきた。 マカブアルは、当時は道もない反政府地域で入るのも危険といわれたが、 学校が出来て、道も出来、200名だった生徒が400名になり、 村人たちも逃避していた場所から戻ってきて とても明るい村になった。 ブアランは、山の上のクリスチャンと麓のイスラム教徒が 40年に渡り対立していた地域で、2008年の戦闘もここから起こった。 まず保育所はイスラム地域に建設し、次にクリスチャン地域に建設し、 両者の多くの奨学生をとり、 戦闘で避難民化している状況を見ては、早急に救済に走り・・・ 以下で、過去のサイトの写真と記事をまとめて 平和構築への経緯をたどってみたのでご覧ください。 |
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![]() 大使館が準備された 記者会見 |
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学校を作ったのは、子どもたち 平和と作ったのは、子どもたち そして これからミンダナオに、平和を作っていくのは子どもたち |
過去のサイトの記事を掲載して 平和構築への経緯を顧みてみよう 平和構築が一朝一夕に出来たのではないことが、少しずつ見えてくる 私たちが、子どもたちと、どうやって学校を作り、平和を作ってきたかが見えてくる 年代が近いときから過去へと並べてあります。 |
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訪問者の方々と活動を共に |
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ミンダナオ子ども図書館は、訪問者を特別に接待することはないけれども 積極外向型の活動であるが故に、たえず小さな村を訪れている。 そのようなときに、ご一緒し、時にはマノボ族の電気のない村に泊まったり イスラム地域に舟で保育所の開所式に参加したりする。 そのかわり、本当の活動に同行し、いろいろな土地のいろいろな場所から さまざまな子どもたちの状況を自分の目で見て体験できる。 いかにも作ったようなスタディーツアーは、疲れるので止めてしまったし 規定の宿泊費、滞在費が有るわけでもない。 家族の一員、友達として迎えて一緒に生活する。 ![]() 「訪問希望」にもあるように、特別な料理を準備しないで、子どもたちと一緒に粗食だし。 時には、外の井戸で水浴びしたり、朝5時前に起きて、子どもたちと一緒に 薪でご飯を炊いたり、お皿を一緒に洗われたり。 今回の方々は、NGOの専門家の方々も多かっただけに、 本当に子どもたちと生活をともにされていた。 |
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3月、ほぼ連日ように 訪問者が絶えなかった。 今まで、訪問者の事は余り考えずに来たが 去年から、日本の人々の心、 特に若者たちの心の閉塞的な状況 心のゆとりや愛を失いかけている生活 そんな姿に心を痛め ミンダナオ子ども図書館を通して 日本の人々の事を意識して 新たな活動を始める事を考えていた。 その矢先、テレビの番組で 放映されたこともあり 急に訪問者が訪れてきた。 といっても、特別な接待を するわけではないので ありのままで受け入れ、 思い思いのままに滞在していただいた。 別れの日が来ると、 皆さん、目に涙をいっぱいに浮かべて 子どもたちと再会を誓い合って 帰路につかれた。 またお会いしましょう。 |
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奨学生の調査へ |
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その場で、私の里子に! | ||
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![]() 支援者になってくださった、 佐藤亜矢さんは、リーラのオーナー リーラーに関しては、以下をクリック http://www.leela-japan.com/ |
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マノボの村、キアタウで読み語り そして宿泊! |
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![]() 電気のないマノボ集落キアタウで読み語りをし、 その晩、村の家でそれぞれ泊まった。 一泊、家族に1000ペソ、村に1000ペソ 村への寄付は、訪問者の意向で特別寄付を加えて 水のタンクを作ることになった。 これで、長年の水不足の問題が解決される! 村人たちは、大喜びだ。 |
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今回の読み聞かせは、MCLの子どもたちは学校があるので、訪問者と同宿するスタッフが中心 訪問者もスタッフと一緒に、大きなカブを演じたり、踊りも踊った。 |
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村の家々に平等に宿泊し、家の人々と食事をする。 普段は、カサバイモとカエルが主食だったりする。 訪問客だから特別な食事を出さなくても良い。普段食べているそのままでお願いします・・・ といってあるのだが、さすがに恥ずかしいと思うようで、 必ず米のご飯と地鶏をごちそうしてくれる。 地鶏など、年に一回、父親の誕生日に食べる特別料理なのだが・・・ |
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父親も母親もいず、自分の誕生日すらわからない少年 父親が病死して、母親が面倒を見きれずに、祖母のところにいて、一年以上も母に会っていなかった少女 支援者が決まり、彼らは晴れてMCLに住むことになった。 |
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![]() 支援者になってくださった、佐藤亜矢さんは、リーラのオーナー リーラーに関しては、以下をクリック http://www.leela-japan.com/ |
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ダバオの町のイスラム貧困地域の調査にも同行 |
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![]() 大都市の貧困は、またそれなりの学ぶべきところがある。 今回は、前から気になっていた、父親のいない子と 戦闘でスールーやサバ州から逃れてきた 難民の人々を訪ねた。 |
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その場で僕が里親に! |
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この子はまだ支援者無し | ここでも、支援を決定してくださった皆さんに、子どもたちに代わって、心から感謝します。 |
野村ひろこ様寄贈の保育所・開所式 |
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![]() 日本からの訪問者の方も、保育所の開所式に参加された |
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京都暁星高校寄贈の保育所・開所式 |
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京都暁星高校は、長い年月、ミンダナオ子ども図書館を支援してくださっている。 右のアルベルト君は、かつて京都暁星高校の奨学生だった。 日本にも招かれ、子どもたちと交遊し、マノボの踊りも一緒に踊った。 今は、ミンダナオ子ども図書館のスタッフとして活躍してくれている。 彼は、保育所の建てられたこの村の出身だ。 下の写真の中央は、プロテスタントの牧師さんで、 MCLのボードメンバーもしてくれているガンボン牧師。 今回は、伝統的なニワトリを使った儀式をされた。 私も、酋長として、伝統的な服を羽織って 訪問者の方々と共に、参加した。 |
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ミンダナオ子ども図書館が 鉱山開発を目的に来ているという 誤解を解くための儀式をした |
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![]() 山麓の村の中心に、日本政府のODAで、高校が建てられつつある。 そこから山に、さらに7キロ入ったところに 保育所を建てる件で話に言った。 集落の人々は大喜びだったのだが、次に読み聞かせに行ってみると 村の大人たちは誰もいない・・・ 何が起こったのか? |
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![]() 後で、MCLが来ると言うことで、村人たちが皆逃げたことがわかった。 何と、下の学校建設にからめて、MCLが鉱山開発をしようとしている、 という噂が立ち、戦闘の発生を恐れて逃げたのだった。 「日本政府の学校建設は、鉱山開発が目的だ!」 「MCLは、その手先だ。」 |
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支援者のいない子たち 200名余りの調査は続く |
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保育所調査は続く |
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![]() この地域は、2年前に戦闘があり、今は平穏だが今後の展開が危惧されている 戦闘で両親を失い、兄弟姉妹を失い、自分も腹部を撃たれた少年が ミンダナオ子ども図書館の奨学生としてMCL本部にいる。 戦闘の原因は、大土地所有者のイスラム教徒が、輸出用のオイルパームを 植えるために農場を拡大して、先住民やイスラムの貧しい人々を追い出そうとしたこと そして、プランギ河にダムの建設計画が有ることだという。 それに対して、先住民とイスラム反政府勢力が反対しているのだと言うのだが・・・ |
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![]() この村にまずは保育所を建設する 依頼が、先住民の首領から来た。 松居陽が、現地に赴いた。 貧しいけれども、 自給しながらも平和に暮らしている ![]() |
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![]() 右は、ミンダナオ子ども図書館の ボードメンバーで、牧師であり 首領でもある、ガボン氏。 現地の状況をふまえて MCLについて説明している。 |
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![]() 村までは、7キロの道を歩いていく。 先住民族の文化も、まだ色濃く残っている。 文化的にも貴重な場所だ。 |
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2013年:イスラムデーを実行した |
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毎年、イスラムの文化祭、先住民の文化祭、クリスチャンの文化祭をして 互いの宗教や習俗の違いを体験し、敬意を持って理解する。 今まで、結婚式、葬式、歌や踊り、精霊の払い、などをしてきたが、 今年は、断食の中に見る宗教のとらえ方をテーマにした。 イスラムのラマダンは有名だが、マノボ族にも断食はある。 クリスチャンにもあり、イエス自身が40日食を絶ち山にこもっている。 仏教にも神道にも清めの儀式があるように・・・ |
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![]() ミンダナオのイスラム文化は、アジア的で独特のものが有ると言われている ミンダナオのクリスチャン文化も同様だ。 |
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左は、MCLの奨学生で 同時にイスラム教の司祭 オスタージュの青年 彼の祈祷は、アラビア語で 意味がわからないが 深く心に染みこんで 感動的だ。 |
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![]() 左は、ピキットのDSWDのソーシャルワーカー 自分自身の体験を交え 時には涙しながら 断食と罪の許しについて語ってくださった |
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![]() MCLに住んでいる、アーミーが踊ってくれた。 小学校から、もう5年間もMCLに住んでいる。 今年高校を卒業して、大学に行く。 教育学を専攻して、先生になる予定。 |
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![]() 最後に、みんなで待望のイスラム料理を満喫した。 |
台湾赤十字社の面々が訪れた |
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保育所建設調査を開始 |
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昨年2012年は、3月から山岳地帯で 断続的に国軍と新人民軍の戦闘が起こり この地域も、6月、8月、12月と 戦闘が起こってきた。 イスラム地域は、和平交渉開始の 合意ができたが、 出来なければ全面戦争であると 言われて緊張した。 そのようなわけで、戦闘の合間をぬって イスラム地域で、平和構築のために 2棟の保育所を建てた以外は 2011年の2棟を含め、 10棟あまりの保育所建設を見送っていた。 しかし、地域によって、 まだ小規模な戦闘は起こっているものの、 避難民化せずにはいられなかった 不幸な地域を中心に、 保育所建設を開始することにした。 まずは、1月中に4棟、 2月から4月にかけて4棟ほどを建設する。 そのための候補地域を調査した。 |
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戦闘の絶えない、マグペットの山岳部を訪ねた |
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イスラム地域の和平への交渉が、反政府勢力と政府の間で話し合われるという うれしいニュースが飛び交った後、今度は山岳地の新人民軍との戦闘が 各地で起こり始めた。 すでに、去年の春から、アポ山周辺での戦闘が起こり始めていたのだが、 去年の春、夏、秋と、散発的に戦闘が起こり ミンダナオ子ども図書館でも、避難民に古着をわたした。 |
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今は、少し穏やかになったようで その隙間をみて、 保育所建設の調査をした。 こうした地域が、落ち込んで 平和への希望が失せないように そのためにも 保育所建設は有用で 地域の人々、 特に繰り返し戦闘で 避難しなければならなかった 村の人々に希望を与える。 そして、逃げた人々が 再び自分たちの村を 作っていく希望を持てるように・・・ 村の家族数は、 まだ戻ってくるのを恐れている 家族も居て、子どもたちの総数も じゃっかん少ないけれども、 保育所が建つことで 希望を持って帰ってこられて 増えていくことを考えれば 平和構築への意味がある。 ミンダナオ子ども図書館では、 受益者数といった 単なる数字だけで、判断して 建設をしていきたくない理由が ここにある。 右は、新たに戻ってきて 新築した家族の家。 小さな子どもたちも居て 良かった良かった。 |
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7キロの山道を歩き ようやく目指す集落が見えてきた。 この村に、保育所を建てようと思う。 つい最近まで、国軍と新人民軍の 戦闘が、後ろの山で起こり 村人たちは避難していた場所だ。 |
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遠くに見える、 ちょっと三角の山が右にある 山並みは ミンダナオ子ども図書館の 保育所が6つと 下宿小屋のある アラカンの山並み キアタウ村に泊まった 訪問者の方々も多いだろう。 ラナコラン、ケロハス、ムヤス カルボガンなど、 ミンダナオ子ども図書館の たくさんの奨学生たちが住んでいる。 |
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貧しい村だけれども、保育所はあり、先生は居る。保育所と行っても、村の集会所を使っている。 男の子たちは、家族のためによく手伝う。 |
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![]() ボランティアで滞在中の 大野理実さんも調査に同行 お茶の水大学の 修士課程を一年間休学して MCLでボランティア こういう若者たちが まだ日本に居たんだと思うと 希望が出てくる |
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マグペットのバゴンバヤンでは、 日本政府のODAによる、小学校建設が進んでいた |
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![]() 麓の村では、日本のODAによる学校建設が進んでいた。 日本人としてうれしかったのだが、日本の学校建設の目的は この上の山岳部に鉱山開発をすることが背景にあると 現地であらぬ噂が立って、二度目に読み聞かせに行った時に 村人が恐れて逃げ出していたのには驚いた。 誤解を解くために、信頼されているマノボ族の ボードメンバーと牧師と一緒に説明しに行かなければならない。 ミンダナオ子ども図書館は、ノンガバメント、ノンレリジャスセクト 鉱山開発のために来ているのではないと!!! |
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バナナプランテーションを抜けると たくさんの規格はずれのバナナが捨てられていた |
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![]() 地元では食べずに これらのバナナは豚の餌になる |
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拾いに居ている人が居た。聞くと、「良く洗ってからバナナケーキを作って売る」んだそうだ。 |
まずは友達になること それから、何ができるか考えよう! |
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私たちの奨学生は、大都市にも居る。 ここは、ダバオのササ。 イスラム教徒の貧民地区で、海に張り出して木材をわたし 極貧の人々が住んでいる。 ここ出身の奨学生の一人、アブドール君と彼の家を訪ねた。 彼は、キダパワンの本部に住んでいる。 一度自分の家に戻ったが、家に居ると勉強が出来ないと言って 本部に戻ってきた。 とても将来が楽しみな若者だ。 この地域には、戦争を逃れてスールー諸島から来た、 タウスグ族のイスラム教徒が多い。 ![]() 彼には、たくさんの兄弟姉妹がいる。 阿部さんは、彼らの前で歌った。 諏訪ロータリーの方々も、すっかり家族の一員になったようだ。 |
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![]() ごらんのように、海に張り出した家々 写真の家は、まだ良い方だ。 奥には、だけで壊れそうな家もたくさんある。 台風で大きな被害が出る理由だ。 |
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![]() ウクレレ奏者の西山真理さんも 初めてのアジアの旅だが、心の底から楽しまれた、 「今度来るときは、もっと長くMCLに滞在します。」 「もちどんどうぞ、1か月は居られると良いですね。」 「ありがとう、絶対来ます」 |
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真理さんと、デュエットで、イスラムっぽいハワイアンを踊るアブドゥル君 |
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620名の奨学生 一人一人のチェックを始めた |
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今年度の私たちの大きな課題の一つが 620名いる、子どもたちの一人一人の状況チェックだ。 小学校、高校、大学と学校別のリストを作り 支援者の居ること居ない子の調査をしつつ 特に支援者の居ない子の場合は、 1,出席率はどうか・・・学校に興味はあるか 2,小学校の場合は特に、読み書きの基本は出来るか 3,学校の成績や態度はどうか 4,家庭状況は大丈夫か 以上をチェックする。そして、この子だったら大丈夫だという子を 支援希望者に紹介する。 |
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MCLのスカラシップは、極貧の集落の子の中でも 孤児や片親といったさらにマイナスから来た子が大半だから まずは人並みに幸せになってくれることを心から最優先している。 成績優秀な子を採用して、エリートを送り出すスカラシップではないが 行きたい子は、大学まで行ける。 先生、看護師になっている子も多い。 |
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一人一人に個性があり、目標がある。 大学へ行くよりも、小学校卒業や高校卒業で ドレスメーキングや運転技術を習得して 町の市場で洋裁店をしたりするほうが、大学を出るよりも実質的で 良い場合も多いので、 子どもの個性や目標に合わせて相談に乗ることにしている |
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高校、大学生の場合は、2ヶ月に一回の総会に集まり そこで、高校生月500ペソ、大学生月1000ペソの小遣いをわたす。 極貧で親の無い子の場合は、特に授業料だけでは 学校に行けない。諸経費を出してあげたり 大学生は下宿代も出す。 小学生年間3万円 高校生・大学生6万円が支援額だが 大学は10万でも足りないので、他や自習寄付も交えて出している |
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ひどい話だが、小学校低学年のころから 虐待やレイプの対象になっている子もけっこう居る。 特に、親が亡くなっていて、他に引き取られたこの場合や 父親が亡くなって、継父になっているこの場合などが多い。 こうした子たちは、ミンダナオ子ども図書館がシェルターとなる。 もちろん、フィリピン政府から公式に認められている。 奨学制度と同時に、保護施設としても運用されており 福祉局から依頼されて、住み込んでいる子も何人も居る。 小学校は学用品を支給する。 食べられない子、親の無い子などは本部や下宿小屋に住んで 食事や生活費を全てMCLでまかなっている。 住み込んでいる子が、120名を超えている。 米だけでも一日100キロ近くが下宿も入れて消費される。 さらに、医療はMCLで手術までみる。 今年も、140名近くの患者を治癒している。 年間医療費だけでも140円を優に超えている。 |
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それでも、村人たちや子どもたちの 幸せそうな笑顔に出会うと この仕事、やっていて良かった そう思わずにはいられない。 重荷も、危険に対する恐怖も 子どもたちを見ていると吹き飛んでしまう。 子どもこそ未来だ。 財産は、銀行に持ったり 金額で計るものでは無い、 天国に蓄える物だ。 子どもの笑顔こそ天国だ、といつも思う。 |
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小学校を最優秀で卒業するマノボ族の子 ここまでは、先生方の支援できたが 高校には貧しくて行けない。 山奥の不安定な集落の出身 高校に行く話をすると、 ボロボロと涙をこぼし始めた。 後日、彼の家を訪ねると同時に スカラシップの候補にした。 |
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洪水の中、支援者へ報告するための スカラシップの子の成績進級調査をする 6月下旬、イスラム地域は、しばしば洪水に襲われた |
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![]() 今年は、洪水もくり返し襲ってくる まだ、大洪水までにはならないけれども 支援者に送る手紙や成績表を受け取り 現地の子どもたちに学用品を届けるために スタッフは洪水の中を現地に向かう |
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![]() 車の後は、舟を借りて 小学校に向かう |
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![]() MCLが来たことを知って 子どもたちは大喜びで 集まってきた 水の中を・・・ |
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新学年のバッグと学用品を届け 支援者へのお礼の絵手紙を描く子どもたち |
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私たちの支援している子どもたちのいる場所が、本当に考えられないほどの山岳地域だったり、湿原地域だったり しかも奨学生は620名にのぼり、3000メートル弱のアポ山山麓いったいから、東南アジア最大のリグアサン湿原に及び ようするに富士山山麓一周地域から霞ヶ浦一帯を想像すれば理解させる地域で、しかも4WDのみで登れる地域であるばかりではなく 時には戦闘が起こったり、洪水が起こったり、がけ崩れで道が先へ進めなかったり・・・ 数名の子どもたちに学用品を届けたり、お礼の絵手紙を描いてもらうだけで、丸一日かかる!!! それでも、子どもたちの笑顔を見るために、活動を続けるスタッフたち。 |
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6月17日 ボアイボアイの子達に学用品を届けた |
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![]() 絵手紙を描いてもらう |
サアグ集落の新しい奨学生たちに 学用品を届けた 6月14日 |
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![]() マノボ族の村、サアグ。 そこまで到達するだけでも、3時間ほどかかる そのような場所に、学用品を、2ヶ月に一回届けることが どんなに大変なことか、文明国の人には理解できない? 電話も電気もないので、家族が山に農作業に行っていなければ またたずねなければならない・・・ |
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戦闘の耐えない山岳地、タガイタイの 殺された酋長の子達にも学用品を届けた 6月14日 |
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![]() 時には激流を越えて 山道を歩き登って 学用品を子どもたちに届ける。 同行した訪問者いわく 「これは想像以上だ! 日本の支援者にも体験させてあげたいものだ!」 |
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![]() 今日は、お母さんが遠くから帰ってきたが いつもは子どもたちだけで生活している。 小学生のお姉ちゃんがご飯を作り、下の子の面倒を見ている |
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![]() 次に向かった家は、 マノボ族の酋長の家 しかし、昨年酋長は殺されて 母親だけで生活している。 |
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![]() 夫はマノボ族の酋長だったが、昨年殺された。 土地の問題が原因だそうだ。 このような山奥にまで 希少金属の鉱山開発の手が伸びている それが、戦闘や殺害の原因だという |
昨年、保育者が突然辞めて居なくなり 荒れた保育所を再建するための調査をした 7月1日 昨年、保育者が辞めて放置され、荒れた保育所が一つあり、修理再建するための事情調査を行った。 保育所は、毎年状況を調査、修理の必要な場合や、歳月がたった保育所は、 全面的に塗装修理を行いますので、丹原さん安心してください。 |
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村長が選挙で代わった結果もあり、以前の保育者(中年男性)が辞職した。 厳しすぎるという批判も集落にあった。 新村長のもとで、新たな保育者が選ばれた。30代でがんばって高校を卒業し保育者になる3児の母。 |
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一年近いブランクの後、保育所は荒れてしまった。イスや机もなくなったが、すべて修理しペンキを塗ってMCLで再生させる。 毎年保育所のチェックをしていますが、来年は、すべての保育所を修理しペンキを塗りなおして再生させる予定です。 建物の支援はアフターケアが大事。 |
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イスラム地域で洪水が起こり避難民発生 6月15日 |
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保育所を新築移転するブロッドをたずね 奨学生に学用品をわたした |
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![]() MCLが来たよ! 子どもたちが大喜びで寄ってくる。 先日、読み語りをしたばかりだ。 |
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偶然だが、同じ丹原さんの寄贈の保育所が、戦闘で穴が開き去年のうちに急きょ村で移転し新築中であったが、 そこも洪水が襲うので、さらにMCLで学校敷地内に移転新築することに決めた。 |
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翌日、すぐにビニールシートを届け 古着と読み語りと医療支援をした |
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ちょうど翌日は独立記念日、祝日だったために、子どもたち、特に高校生と大学生の奨学生たちで、避難民救済支援をした。 今年から、ミンダナオ子ども図書館に移り住むようになった子どもたちも、今回、初めての体験。 イスラム教徒、先住民族、クリスチャンが協力して救済活動を展開した。 |
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最近のNGOの動向を見ていると 和平協定再会いご、ほとんどのNGOが ピキットなどのMILF地域に比重をかけて 活動している感じが現地では否めず、 逆に、MNLF側の貧困地域の事が気になり MCLでは、あえてMNLF地域を意識して 活動しようと考えていた矢先だっただけに 戦闘の発生と奨学生の父親の死は ショックだった。 ![]() それから、2週間後、さらに規模の大きな 戦闘が、国軍を交えて発生し、 現在も続いている。 MCLでは、 すぐにビニールシートを持っていき、 古着の支援もし、 薬による医療支援もしたが、 奥地までは、戦闘が頻発して 入れない状況になっている。 ![]() さらに戦闘は、 広がる恐れもあり、 避難民救済に走らなければならない 可能性が高いのですが、 現在、MCLでは、 奨学生たちの新年度の学費支払いで 資金が枯渇の状態で (平和構築も意識して 反政府地域の集落などから 意識的に多くの奨学生と採用したため まだ、200名以上が、支援者無しの状態。 自由寄付を充てていたために、 資金が枯渇。) ![]() 避難民救済にかける資金が無く 今後、戦闘は拡大の方向に走るか、 縮小に向かうかは予期できないのですが、 当時に、洪水による避難民も発生しており 緊急支援をお願いできれば幸いです。 ![]() ![]() ![]() 今後戦闘は、ピキットの背後、 カルメンからビキッドノンにいたる イスラム教徒、先住民族の混合している 地域に拡大するという話だ。 日本政府が、 ダム建設を計画している地域でもある |
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古着支援をした |
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![]() 訪問者の若者たちも、子どもたちと手伝って・・・ |
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子どもたちへの読み語り |
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![]() このさらに奥で、両親が殺され 自分も腹部を撃たれていた奨学生の若者も イスラムの子どもたちに読み聞かせをした。 |
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![]() 沈んだ、避難民キャンプに笑顔が戻ってくる |
父親が居ない子たちの調査 |
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父親が殺され、プランテーションのはずれで、母親と祖母と共に、極貧の生活を送っている。 家ともいえないような狭いところに、5人ほどで寝泊まりしている。 ![]() |
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![]() 調査をし、奨学生に採用した。 まだ、支援者が見つかっていない子たちが 200名以上も居るのに。 でも、見てしまったからには放っておけない。 とりあえず、自分の私費をつぎ込んで、 この場をしのいでいくしかなさそうだ。 |
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前田さん夫妻が、お友達を連れて再訪! |
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9日間、前後2日を日本との移動日に充てて、正味週間滞在された前田夫妻と5人の友人たち ほぼ50代から60代の面々の動向を追い、MCLとミンダナオの山岳地域、マノボ族の村などで 何を体験されたのかを追ってみたい。 ごめんなさい、あまりにも活動が次々起こり、サイトに載せる暇もなく、さらに体調を崩して、写真を掲載するだけでやっとでした。 |
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さらに奥の極貧の村に古着を配った |
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読み語りもした |
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キアタウ村に泊まり 子どもたちと伝統的な遊びをした |
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その夜は、子どもたちと民家に泊まった |
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早朝のキアタウ村 |
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ゴムの木の植林地を見た |
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ダバオ市のイスラム貧困地域で古着を渡す |
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また必ず、帰ってくるからね! |
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ミンダナオ子ども図書館便り:4月26日報告 1:奨学生候補の子の調査 2:井上幼稚園の園長・松尾琢二先生と竹田先生が来られた 3: 園長・竹田のミンダナオ滞在記., 4: 小学校の卒業式 5:共同通信社の三井さんが来られて、このような記事を書いてくださいました。 6:共同通信社のカルンソッドさんは、Japan Timesに以下の記事を書いてくださいました |
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学校法人 雪見ヶ丘学園
井上幼稚園の
園長・松尾琢二先生と竹田先生が
来られた |
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日本での講演会にうかがって知り合った、 愛知の井上幼稚園の園長・松尾先生と竹田先生がMCLを訪れられた。 ちょうどマノボ族の村に、ゴムの木の植林をする日だったので、 子どもたちと一緒に参加された。 その後、アラカンの電気のない、キアタウ村に行き宿泊。 夏休みだったので、村の子どもたちに読み語りをし、伝統的な遊びをされた。 ![]() サイトを見ればわかるように、子どもたちが自然を感じ、神を通して 妖精たちと生きるようにさせてあげている幼稚園なので、絶好の機会となった・・・? お忙しい中、4泊5日の短い日程だったにもかかわらず あっという間に、現地の子どもたちの中にとけこんでいった。 幼稚園の先生方が、自然の中で生きていた時代の 子どもの自然な本来の姿にふれるには、MCLに来られて 電気もない山々の村などで過ごされて、 子どもたちと素朴な遊び、伝統的な遊びであそんだり 一緒に川で洗濯をしたり泳いだり、薪で料理を作ったり 竹の家で、現地の家族と食事を共にしたりする体験が貴重かもしれない。 |
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ミンダナオ子ども図書館の子どもたちと ゴムの木を荷台に載せた |
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食事も子どもたちと薪で料理し、一緒に食べる |
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井上幼稚園は、自然体験を大切に子育てを考えていらっしゃるので さすがに先生も、こうした場所であっという間に適応される。 現場で子どもたちと接していらっしゃるだけに 子どもへの観察力や適応力が異なっていて 私たちの方が教えられた面も多かった。 「朝の5時には起きて、自分で食事を作ったり、庭からトイレの掃除もしたり。 洗濯も遊びも、本当に自立している。」 またいつでもいらしてください。 子どもたちと歓迎いたします。 園長先生からいただいたメール 先日は一週間にわたり、お世話にりありがとうございました.
大切な時間の中、支援先の村々への訪問まで帯同
させていただき、私たちにとって何事にも変えることができない
大きな恵みを受けることが出来ました。
子どもたちとの時間は、今日本で関わっている子どもたちの 本来持っている力を再確認する時間となりました. と同時に豊かさの中で鈍くなってしまった子どもたちの感性や 力強く生きようとする力の弱さを現実の問題として 突きつけられたようにも感じております。 現地に行かなくては知ることが出来ないことをミンダナオ子ども図書館
のお働きも併せて具汰的に知ることが出来ましたこと、
子どもたちへ保護者へどのように伝えるかが私たちの今の宿題です。 |
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園長先生もいっしょに、子どもたちと マノボの村 サアグで植林をした |
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![]() 伐採の跡地に広がっていく、バナナプランテーション ほとんど日本に、そして最近は中国に輸出されていく |
![]() 下の土地は、ほとんど移民系クリスチャン ビサヤ、セブ、イロカノ、ルソンから 移民してきた人々の所有となってしまい その中の丘だけが、マノボ族の首長の土地 プランテーションは麓にまで迫っている。 ここを守るためにも、現金収入の生じる ゴムの木の植林は効果的だ。 首長の強い願いもあり 4ヘクタールをここに植えた。 |
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![]() 本来はジャングルだった場所が、ほとんど伐採されている。 大量の材木が、日本に輸出されていった。 その結果、土地に保水力が無くなり、鉄砲水が起こっては土砂崩れを併発 下流のイスラム地域は、毎年洪水に襲われている。 |
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今回の寄贈者の方々 1.山田 穂積さま 2.久岡 喜美子さま 3.内海 公子さま 4.箱田 昌平・貴代子さま
現地の子どもたち、家族たちに代わって、ここで心から感謝いたします! 彼らが、自分たちの収入を自分たちの手で確保し 子どもたちを学校に行かせることが出来る日が、8年後には来るでしょう。 |
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上は、松尾園長先生、左上は竹田先生、上右はMCLの奨学生 左のボランティアスタッフの大野理実さんも一緒に。 理実さんは、お茶の水女子大の修士を一年休学して参加している。 もうじき 横浜市立大学 国際総合科学部の若者(女性)も 休学して8ヶ月滞在する予定。 ボランティアの若者たちの働きは、すばらしい! 短期訪問者とはまた異なって、深く理解し先の人生に生かしていく。 こうした点を鑑みて、長期ボランティア受け入れを考えたいと思い始めた。 正規 スタッフの場合は、全員・一律6000ペソ(約10000円)の月給 これは、現地では私立小学校の先生やデパートの正規スタッフの初任給ほど そに加えて、子どもの大学までの学費はMCLで面倒を見ている。 つまり生活費と医療と学校教育をMCLで保証している。 (本来は、社会保障として国がやるべき事だと思うが・・・) 医療費は、診察代は保険が無くても日本のように高額ではない。 私立病院の専門医に診てもらって診察代が、450ペソ(1000円ぐらい)、 薬は日本と同額で、すべて入れて多めに見積もって1500ペソぐらい。 |
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ボランティアスタッフの規定 ミンダナオ子ども図書館に住む限りは、 生活費、食費、宿泊費、 入院した場合の医療費 (薬代も含む全額)は、 MCLが責任を持つ。 正規スタッフのこの規定を ボランティアスタッフにも適応する。 給与はでないが、アルバイト代として 月1000ペソを支給 これがあれば、 町でちょっとおいしいものを食べたり 生活必需品を買えるし、 私用でダバオに出かけることも出来る ただし、 8ヶ月以上の長期滞在が原則。 ボランティアスタッフ したい方 メールで連絡ください ![]() |
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マノボ族のキアタウ村で 子どもたちと過ごした |
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![]() 小さな竹の家で 素朴な家庭料理を食べて 子どもたちや家族と一夜を過ごす |
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翌日、読み語りをし、最後に「おおきなかぶ」を演じた |
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![]() おもしろいことに、大して言葉が通じなくても 心が通じていく・・・ |
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絵本「おおきなかぶ」を一緒に演じた |
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その後、子どもたちと楽しく遊ぶ |
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![]() さすがに子どもとの遊びが上手? いいえ、子どもたちが先生の 相手をしてくれているのです??? |
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![]() 言葉が、それほど通じていないはずなのに 完全にとけ込んでいる 大事なのは言葉の意味よりも 言葉に込められた心 |
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![]() 竹田先生の逆立ちに刺激されて 次々に逆立ち |
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ミンダナオ子ども図書館の子どもたちも 学校から帰ってくると 本当によく遊ぶ。 かつて僕も子どもの頃に遊んだ 「はないちもんめ」や「はんかちおとし」 竹馬やゴム草履で、野球もする。 庭のグワバの木や、マンゴスティンの木に 登って実をとってくれたり。 僕も小学校が明星学園で 5,6年の担任が無着成恭せんせいだった。 何しろ、4年生まで、試験が無く 通信簿が無く、家で勉強しなくて良かった! とにかく夕暮れ時まで、自然の中で カエルやザリガニを追いかけて 友人たちと徒党を組んで遊び回った。 ミンダナオの特に山の村に来ると、そんな 自分の少年時代を思い出す光景に たくさん出会う。 ![]() |
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昨年度、フィリピンのミンダナオにある「ミンダナオ子ども図書館」(以下MCL)の松居さんが 幼稚園に講演をしに訪れてくれました。 その際「いつでも来てください。」というお言葉をいただき、春休みの5日間を使って 園長・竹田でミンダナオへ行ってきました。 滞在は短い期間でしたが様々な経験をさせていただき、 たくさんのことを感じ、考えさせられる時間となりました。 井上幼稚園が支援しているお友だち アンジェリカちゃん ミンダナオ子ども図書館のスタッフである兄弟と一緒に敷地内に居住。 アレア・カイちゃん ミンダナオ図書館のあるキダパワン市内の貧困している町にお母さんと二人で住んでいます。 |
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ミンダナオでの4泊5日の滞在記録です。 |
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1日目
名古屋国際空港を飛び立ち4時間でフィリピンのマニラに到着。 2日目(朝~昼) シュ!シュ!という物音に気づき目を覚ましました。外に目をやるとやっと日が登ったくらい。 2日目(昼~夜) 植樹をした村を後にしてひたすら山道を3時間。 3日目 朝、起きて家の外に出てボ~と景色を見てると、タタさんがコーヒーを持ってきてくれました。 そして、昼過ぎに村を出てMCLへ。 この日はお昼までMCLの中で子どもたちと過ごしました。
朝7時にダバオ空港に着き夜7時に名古屋空港に着く移動の1日でした。
「Do you hava Dream?」歓迎会を開いてくれた時に、子どもたちに対して訪ねた質問です。
子どもたちと色々な遊びを楽しみました。自然の中でかけまわり、
ミンダナオ子ども図書館への訪問は、井上幼稚園の子どもたちの今、 |
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クリスチャンデーの文化祭 |
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イエスの受難について |
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弟子の足を洗い、愛と受難を伝える 最後の晩餐 |
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十字架に向かうために立ち上がった瞬間 強風が起こった! |
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丹原美穂さま寄贈の ダトゥ・インダの保育所補修が完了した |
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マノボの集落 プロック8の保育所が完成 |
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![]() この集落は、周囲を移民の人々に土地をとられ 先住民族は、狭い斜面に住まざるを得なくなっている。 |
![]() 自給地もないために 周囲の田んぼの雑草を刈ったりして 日銭を稼いで生活しており 子どものための弁当も作れず MCLで米を支給している。 |
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開所式の準備のために、子どもたちが保育所のいすを運んだ。 |
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いよいよ、開所式の読み語りに、MCLの子どもたちが出発 |
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![]() 諏訪湖ロータリークラブの方々も乗り込んで,出発! |
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まずは読み語りと歌から、開所式が始まる。 マノボ族の村だから、マノボの子たちが中心になるが、必ずイスラム、クリスチャンの子たちの歌と読み語りを入れていく。 宗教を前面に出し違いを敬意を持って受け入れ、互いに友情を結ぶことは、21世紀の最大の課題だとMCLは考えている。 子どもの文化の中に、絵本にも、様々な異なった文化や宗教表現を、どんどん入れていく時代が始まっていると思うのだが・・・ もっと先住民の宗教の絵本、イスラムの絵本、仏教の絵本、神道の絵本、カトリックやプロテスタントの宗教観 などを描いた絵本が、どんどん出ると今後の平和を創り出す運動に貢献するだろう。 |
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読み語りの後に、開所式が・・・ |
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![]() ミンダナオでは、会合はすべて祈りから始まる |
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![]() まわりは水田に囲まれているが 彼らの土地は無い。 元々は彼らの居住地だったのだが・・ |
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丹羽正吉さん、お母さん、山下直子さん、そして池田愉香さん マノボの村に古着を配った |
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![]() 丹羽正吉さんは、 体が生まれつき不自由だが 何度もケニアに行き 貧しい人々の支援をしている。 今回、お母様と 山下直子さんとご一緒に ミンダナオ子ども図書館を訪問し マノボの集落を訪ねた。 どんな印象をもたれたのだろう・・・ ![]() ![]() |
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電気の無いマノボの村 キアタウにも泊まった |
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![]() 電気も無いマノボ族の村 キアタウで一泊したことは 生涯忘れられない思い出になった。 子どもたちにも 良い体験として心に残ることだろう |
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MCLの日常 |
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![]() ザンボアンガでは戦争が起こり、ピキットでも季刊誌で述べた懸念が 現実のものとなりつつあり、MILF分離派のBIFFとMNLFが組んで 国軍との戦闘が散発的に起こっている。 しかし、MCLのなかでは、クリスチャンもムスリムも本当に仲が良く ミンダナオが、世界が、MCLのようになれば良いのにとつくづく思う。 |
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![]() 訪問者もいっしょに 子どもたちと遊ぶ |
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マノボの祈りの家が 高島ご夫妻の支援で完成 |
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![]() 大勢の首長たちが、開所式に参加してくださった。 今後、MCLを中心に、マノボ文化の保存育成活動が 広範囲に展開されていくだろう。 |
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MCLの訪問者たち |
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![]() 教文館の編集者 倉澤さんご夫婦も訪れてくださった 左は、上智大学関西ソフィア会の笠原さん 二度目の訪問だ。 |
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![]() 支援者の高橋くん(私の高校時代の友人)に会えて 大喜びの奨学生 子どもたちにとって、自分を学校に行かせてくれている支援者は 第2のお父さん、お母さんのような存在だ |
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支援者の方も一緒に、保育所建設 |
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支援者に会えて大喜びの奨学生 |
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![]() ブアラン小学校で 支援している子に出会った。 戦闘が絶えない不安定な時期だったが 福祉局とも連絡を万全に取り 学校を訪問。 |
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![]() 普通では、とても入れないニューバレンシア クリスチャンとムスリムが対立してきた村だが、 MCLの努力で今は友情が・・・ その村のイスラムの子を支援してくださっている磯綾子さん 本当に偶然だったが、ここまで入れたのは神様アッラーのお導きだろうか。 |
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ブアランで両親が居ない子を先生が・・・ |
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![]() 両親がいず、最近叔母とこの地に来たが 孤独と戦闘の毎日に泣き出した・・・ 再訪して、早期にスカラシップ奨学生として採用し MCLに引き取ろうと思う。本人も希望。 追伸:その次の週に、この子の調査をしようとしたが、すでに戦闘が激しく 現地に入ることは出来なかった。 |
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![]() この子も、父が居ず 母親だけで困窮している 成績は良いのだが 母だけでは、小学校を 卒業させることだけでも 難しそうだ |
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戦闘の合間をぬって 最もデリケートな拠点に米と古着をとどけた |
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![]() ここは、反政府分離派と国軍の戦闘地域。 ピキットの大規模戦争もこの地域から勃発するのが常だ。 イスラムとクリスチャンの対立があおられてきた場所だが、 数年前からMCLで、平和構築のために、保育所を建て、スカラシップを出し 下のブアランには小学校を建設してきた。 イスラムの家族がクリスチャンに襲われ報復されるなど、 この地域の一部勢力が動き出しており、現在最もデリケートな場所。 |
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![]() 福祉局DSWDに持ちかけて、現在恐怖から孤立しているこの地域に ワールドフードの米とMCLの古着を届けた。 重要な事は、この地域のクリスチャンとムスリムの人々が安心し 協力しあって現地で助け合う状況を作ることだ。 両方の集落に、MCLの子どもたちが居て、彼らが仲良しであることも 平和構築に大きく役立っている。 |
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さらに奥のイスラム教徒と完全に対立している クリスチャンの民兵集落にも古着を届けた |
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![]() イスラム教徒が入ったら殺す・・・ 30年以上対立しているが、こうした対立を意図的に作る背景もあり この意味では,戦争の犠牲者でもある。 MCLは、敵味方や宗派に関係なく、 子どもたちが困窮しているところならどこにも向かう。 |
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ミンダナオ子ども図書館だより:9月7日 Ⅰ:保育所調査を継続 アポックアポック村の保育所は元気だった Ⅱ:北野生涯学習財団寄贈の保育所が完成した Ⅲ:保育所建設に関するお願い Ⅳ:キアタウ村で5泊した若者たち 誕生日の夜明け前のハラナ(祝福) 翌二日は、村人とゴムの苗を植えた この村には、MCLの奨学生がたくさん居る ケロハス村に古着を届けた 最後に、お別れの読み語りをした Ⅴ:ブアランに避難民が出た さっそくビニールシートを配る Ⅵ:子どもたちに古着や靴をわたした Ⅶ:高校生で初めての海外の琴美さん。お別れ会で、子どもたちが泣いた |
保育所調査を継続 |
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![]() 10月は、保育所を支援された方々に、保育所の現状と写真をお送りする月だ。 たった一つの保育所を調査し、写真を撮るだけでまる一日かかる。 ボランティアスタッフの杉菜さんと史子さんが同行したが、もうビックリ。 こんな山奥にMCLは、保育所を作っているんだ。 現在MCLでは、54の保育所を完成させています。 来年は、そのすべてをペンキを塗り修復をします。 |
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アポックアポック村の保育所は元気だった |
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![]() 聖マーガレット幼稚園の皆さん ありがとう!!! |
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![]() 来年、何とか予算を計上して 土台をピンクに、屋根を緑に塗る予定。 先生もしっかりしている。 ここから学校には通えないほど遠いので 小学校になると、 村の中心へ下宿する。 マノボ族の村。 |
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![]() 保育所の後ろが大きな地滑りが起きていた。 予期していなかった場所に、大きな地滑り。 これは、山岳地域の大きな問題。 森林の伐採が原因。 |
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![]() 村人たちと相談し、植林をすることに決定。 斜面は、竹を植え、平坦地にはゴムの木を植える。 このような急斜面には、竹が一番良い。 植林支援を復旧に当てていきます。 村人たちと、昼ご飯を支援金の中から出して、労働費としていきます。 植林は、あらゆるところで行っています。 |
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今後は、ゴムの木に加えて、竹、マホガニー・ラワンなども植林予定です。 山田穂積さま・久岡喜美子さま・内海公子さま・箱田昌平 貴代子さま・井手公平さま・熊田富士江さま 小張和俊 和子さま・白井照子さま・立石順子さま・松浦秀代さま・井上勝巳さま・小島光子さま・関浩成 高橋俊也さま 確実に、支援金は植林の約にたっていますので、ご心配なく。 植林地の木の生長とともに、ご報告を開始いたします。 |
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![]() 長期ボランティアの史子さん ![]() ![]() ![]() |
![]() ボランティアスタッフの杉菜さん。 民希さんが、半年帰国し 大学を卒業してからまた帰ってくるまで 杉菜さんと史子さんが中心になって 支援者の対応を行いますので よろしくお願いします。 ![]() オモチャが無くても 子どもたちの遊ぶ力はすばらしい |
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日本の若者たちが、この村に終日滞在できるようにしたいと思う。キアタウのように。 |
北野財団寄贈の保育所が完成した |
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![]() 北野生涯学習財団 ![]() 日産などの車のライトを 作っているスタンレー電気の財団。 |
![]() 毎年2棟の保育所を寄贈してくださっている また、4名の大学の奨学生も・・・ |
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開所式は読み語りから |
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9月に完成予定の保育所 北野生涯教育振興会第2棟・岩永昌子・東郷暢彦 |
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年内から来年3月までに、完成予定の保育所 京都暁星高校・光の子グレース幼稚園・佐藤浩市・北野生涯教育振興会2棟・溝口幸二・福山延広教会・ |
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保育所建設に関するお願い |
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保育所建設は、現地の戦闘の状況や選挙で政治利用されないようにするために、選挙期間を数ヶ月避けたりするために 時に、建設が翌年にまたいでしまうことがありますので、ご理解ください。 今回も、前年の戦闘、今年の6月の総選挙前、そして地域的な紛争の影響で、2012年分が13年に跨いでしまいました。 しかし、確実に建てていきますのでご心配なく。 また、政治的な状況から移転や移築を余儀なくさせられる場合も出ていますが、確実に実行していきます。 来年は、痛んだ保育所の全面修理と塗装を行います。 建てた後も、しっかりメンテナンスをしながら、毎年10月に写真で現状を報告しています。 ただ、資材(セメント、ブロック、木材、労賃)などの値段が激しく上がり、また建築後の補修費も加える必要があるので 建設費用を、30万円から40万円に引き上げざるを得ないことをご了承ください。 |
キアタウ村で 5泊した若者たち |
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日本の若者たちの未来を考えて、MCLで若者の滞在できる企画を立てることを始めた。 MCL内だけでは、滞在可能人数も限られるし、それよりもっと現地の人々のなかに!コミュニティーのなかに! 本当の出会いと生活とを体験させてあげたい! 今までは、現地の子どもたちの事だけを考えてやってきたが 閉塞的な世界に引きこもっているかのような日本の若者たちが、世界を知り、体験し、 喜びと希望を持って一歩踏み出せるような そんな場を、現地の子どもや人々と作っていく必要があると思う。 特に、フィリピンは隣国だ。 隣の人を自分のように愛せずに、どうして世界で生きて行けよう! |
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この度は学生団体Novel Standardの活動に協力してくださいまして 子どもたちの笑顔をたくさん見ることができとても幸せでした。 最後になりましたが、キダパワンの案内をしてくださった松居友様、 ![]() |
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![]() 電気も無いマノボ族の村キアタウ そこの村の普通の家で、家族と一緒に生活する体験。 必ずスタッフが一人つくものの、一人一軒、貴重な体験だ。 |
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![]() 同志社大学 商学部 2年 日本へ帰国してまだ1週間も経っていませんが、 僕にとって今回が初渡航ということもあり、文化や言語の違い、 |
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誕生日の夜明け前のハラナ(祝福) |
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![]() 関西大学 商学部 2年 約1週間、MCLには大変お世話になり、非常に貴重な体験をさせて頂きました。
3度目の訪問となったMCLでは、子どもたちに再び会うことができ幸せでした。
2日間に渡っておこなったゴムの植林でしたが、 また私はキアタウで忘れがたい幸せな20歳の誕生日を迎える事が出来ました。
ありがとうございました。 |
![]() こんな感動的な誕生日 今までに経験したかなあ ![]() |
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翌二日は、村人とゴムの苗を植えた |
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この村には、MCLの奨学生がたくさん居る |
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女の子たちは、MCLで渡した、支援者からの古着を着て、 普段よりちょっとおしゃれして来ているな |
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同志社大学 グローバル地域文化学部 1年 キアタウ村での植林など私達のために、 キアタウ村での生活は、言葉の面などにおいて本当に不安でした。 またいつの日か、子ども達とも約束したように |
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![]() 同志社大学 グローバル地域文化学部 1年
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![]() 現地の若者や人たちと一緒にゴムの苗を植える |
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若者たちは、キアタウからさらに貧しいケロハス村に、古着を届けた ケロハス村に古着を届けた |
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![]() 一つの村を拠点にして、その近隣のさらに貧しい村々に 交流と支援の輪を広げていく。 ケロハス村は、キアタウから馬か徒歩でしか行けない。 しかし、MCLでは、ここからもスカラーを採り 保育所も建てている。 |
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最後に、お別れの読み語りをした |
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![]() また、絶対に帰ってきてね |
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ブアランに避難民が出た 8月12日 |
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![]() 和平交渉が軌道にのっているかのように見えたところに 急に戦闘が次々に起こり始めた。 |
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![]() 13歳の時、家に帰ると戦争に巻きこまれ 恐怖のあまり、痴呆状態になってしまった女性 今は、28歳だが、MCLで治療を試みる予定です。 |
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さっそくビニールシートを配る |
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子どもたちに古着や靴をわたした 皆さんから送られてくる古着や靴を届けています。無限に必要とされています。活動範囲が山深く広大なので。 |
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高校生で初めての海外の琴美さん お別れ会で、子どもたちが泣いた |
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![]() 17歳、高校3年生の琴美さん、北海道から一人で、初めての海外 といっても、看護婦でお忙しいお母様が、初日、一泊してこられたが・・・ どうしても、どうしても、どうしても、どうしても来たくって! 来て良かった。友だちがたくさん出来たのが、何よりもうれしい。 |
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初めて日本以外の国を、自分の目で見て感じて、 でも子供たちがすんごい楽しそうに、ぎゃあぎゃあ騒ぎながら クリスティーの家族たちだけでなく、 MCLの中もいっつも楽しかったです。
大学にも行って、1日だけラマダンも経験して、 ビサヤ語や生活のことやフィリピンのことなど 友さんやエイプリンや陽さん、 長くなりましたが、本当にお世話になりました。 |
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ミンダナオ子ども図書館だより:8月12日 Ⅰ:中園さんと前田さん寄贈の男子下宿小屋がマロゴンに完成した 大きなカブの劇をした 最後にみんなで歌った 建築祝いを最後にした Ⅱ:マノボの祈りの家の建前式 マノボ族、ビラアン族のスカラー(奨学生)の歌や踊り 酋長たちも訪問してくださった 支援者からの手紙を渡した Ⅲ:訪問者の規定 訪問者のためのガイドラインとポリシー ミンダナオ子ども図書館での体験 子どもたちと一緒に 久住泰平 ボランティアも手伝ってゴムの苗を運ぶ ボランティアも手伝って、学用品をわたす ボランティアも手伝って、保育所建設 Ⅳ:ピキットのMNLF山岳地域の状況がひどく心配になり、まず小学校を訪ねた 子どもたちと一緒に家を調査 ブグアク村は、非常に貧しく、MCLの奨学生も多いが、現在は特に厳しい状況 Ⅴ:北コタバト州のDSWD(福祉局)所長に言われて、MOAに同席 Ⅵ:PHP派遣の若林さんキアタウに |
松居陽が連載中の子ジカ原稿が読めます | 講演会用のチラシが出来ました | ||||||
4月号 | 5月号 | 6月号 | 7月号 | 9月号 | 10月号 | ![]() |
中園さんと前田さん寄贈の 男子下宿小屋がマロゴンに完成した |
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マロゴンは、山の奥の集落だけれども、教育に情熱を傾けている。 小学校が完成し、高校が出来つつある。 ここに、念願のMCLの男子下宿小屋が、完成した。 MCLの奨学生は、山の貧困家庭や親の無い子、 崩壊家庭の子たちを優先している。 それゆえに、日常学校に行けず、 学校成績や年齢にハンディがあったりする。 しかし、山の子たちはそれなりに頑張る。 本部は、キダパワン市郊外で、大学もあり、 近くの小学校、高校に通えるが、 しかし、町の学校はレベルも高いし、 雰囲気も山とは違ってソシアルだし。 その環境が、若者たち、 とくに男の子たちの成長に適しているとはかぎらない。 むしろ、自分が生まれ育った山の環境に近く、 しかも、学校まで遠くなく、 MCLで食べ物の米を支給してくれるから労働時間が短縮できる場所。 米だけあれば、野菜を植えたり、鶏をかったりはお手の物だ。 総菜は自分たちで作って生きていく。 マロゴンの山地には、12ヘクタールのMCLの山岳実験農地があり、 そこで、トウモロコシやゴムのトッピングの技術も習得でき 将来は、ブドウ栽培なども計画している。 町の学校に行くよりも、このような場所で、 学業に平行して農業技術を身につけられ、 たとえ大学を出ても、山に戻って地域のために、 農業技術を広められる。 そのような場所がマノンゴルなのだ。 皆で協力して生活し、 勉学しながら農業技術を身につける。 ここで高校を卒業すれば、大学にも進学できるので 条件は、本部の若者たちと同じ。 |
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みんなで読み語りをした |
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大きなカブの劇をした |
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最後にみんなで歌った |
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![]() 毎回必ず最後に イスラムの歌、マノボの歌、ビサヤの歌 そして平和の歌を歌う |
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建築祝いを最後にした |
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![]() 家の建設祝いをした。 |
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ここには、高校生以下の男の子たちが住み、学校に行きながら、農業も行う。 |
マノボの祈りの家の建前式 |
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![]() 今年のマノボデーは、マノボの祈りの家の建前式を行った マノボ文化を若者たちに伝え続けるためにも こうした、伝統的な祈りの家が必要だった。 |
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![]() 酋長たちの祈りに私も酋長として加わった。 妻のエープリルリンは、マンダヤ族の血が入っている。 マノボ族にとって鶏は、地上と神の国をつなぐ存在だ。 |
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マノボ族、ビラアン族のスカラー(奨学生)の歌や踊り |
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マノボ族の踊り | 上は、ビラアン族奨学生 | ||||
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![]() 従兄弟どうしの二人は、本当に伝統的な踊りを知っている 貴重な存在で、昔話もたくさん語れる 彼らに昔話を収集してもらって、絵本や本を作ろうと思っている |
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酋長たちも訪問してくださった |
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支援者から届いた手紙を渡した |
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モスクが出来、 マノボの祈りの家が出来 今度は、ルルドを作りたいのですが どなたか寄贈できませんか? |
ボランティアの最近の活動から | ||
ボランティアも手伝ってゴムの苗を運ぶ |
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ボランティアも手伝って、学用品を渡した |
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私、いったん就職したけど どうしても来たくて。 父さんに言ったら、言い出したら聞かない! パッキャウの居るところだろ、行ってこい! 今までも世界を一人で旅したけど、 これからさらに、世界中を回ります。 でも、ここは特別!また帰ってきます。 |
ぼくは、高校時代は引きこもりの不登校。 でも、自分で勉強して資格を取って 大学に入って、ボランティア活動を始めた。 フィリピンは数回来ているけど ボランティアとは何か、考えさせられた。 まずは、友だちになること、なんですね。 それから、何が出来るか考えれば良い。 |
ビジターで一週間滞在された 若田尚里さん 短い滞在期間だったけど とても充実していました。 また必ず来ます。 |
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ボランティアも手伝って 保育所建設も進めている |
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![]() 17歳、高校3年生の琴美さん、北海道から一人で、初めての海外 どうしても、どうしても、どうしても、どうしても来たくって! 来て良かった。友だちがたくさん出来たのが、何よりもうれしい。 |
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IMT国際停戦監視団の中川さんを案内して サパカン集落に行った |
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![]() 上の写真の若者は久住君。 今回MCLのビジターで訪問滞在している。 秋田国際教養大学で勉強中で、 現在、米国の大学に留学中。 休みを利用してMCLへ。 大学でフィリピン支援活動を始めたが ミンダナオは、カガヤンデオロの 洪水支援についで二度目。 「JICAは、僕のあこがれ IMTの中川さんにどうしてもお会いしたい」 と繰り返し言われ、フィリピンの現状を 多少なりとも理解しているし、同行を許可。 MCLでは、特別な理由を除いて 訪問者を極度の危険地域にはお連れしない しかし、その熱心さに負けて今回は同行。 中川さんにいくつも質問を重ね 中川さんも、喜んで対応してくださり 気があったようだ。 かつて僕は引きこもりだった、 と自分の体験を語ってくれた。 ![]() |
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![]() 日本の若者たちの未来を考えて可能な限り、 訪問ボランティアを受け入れていますが、規定をよくお読みください。 ![]() |
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![]() 現地の人々からも、またローカルLGOからも、この学校を新築したい という、要請が長年あり、良い機会なので、中川さんにそのお話をした。 |
![]() MCLが担当するわけではないが 実現すれば、子どもたちも地域の人々も 心から喜ぶだろう ここにも、MCLの奨学生がたくさんいる |
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この日は、洪水とはいえず、多少水かさが増した程度だった |
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![]() 教室近くに水が来ているが、日常のことだ。 しかし、学校を作るとしたら水が来ない位置に、 しかも、少し高くした土地に建てる必要があるという結論に達した。 そうすれば、鉄砲水が来て、家々が床上浸水したり家屋が倒壊しても 緊急の避難場所として機能する。 |
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![]() 中川さんとは、初めての本格的な出会いだったが 南米やアフリカの体験も多く、地元に根ざした建設的な支援を 地元の特に貧しい人の立場に立ち、純粋な心で見て 考えていることがわかり、好感を持てた。 それは、地元の人たちにも伝わった。 |
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同じ敷地内でも、反対側は水をかぶっていない そちら側に高台を作り学校を建てるのが良いと思う |
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![]() 敷地の反対側では、子どもたちが楽しく遊んでいる。 家々もたっていて、水にかぶる率が低いことを証明している。 木々もたくさん茂っている。 |
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上は、MCLで建てた保育所 水がかぶりにくい場所を選んで 建てている。 ![]() |
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J-Birdで建設中のバゴンイギッドの学校 |
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![]() MCLが担当しているわけではないが この水路の奥に小さな村があり、 MCLでは、複数の奨学生を採用し、しばしば行っている場所。 6月の選挙後にこの奥で殺害があり危険で、最近は敬遠していたのだが MCLの奨学生を含めた子たちのためにも、学校が出来ることはうれしいことだ! |
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![]() この村の本来学校がある場所に、MCLで保育所を建設出来ないかという 要請が過去あり、かなり時間をかけて検討したが、 小学校のグランド内に穀物干し場があり、村の公共施設として使えば 子どもたちの運動場がなくなる事、子どもたちが使えば村人が困るという点、 また、そのことを含めて、村長との間に土地の問題があることがわかり断念していた。 |
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その後、川沿いに場所を変更したが、 どうか、という再度の要請が来たが、 洪水などの問題もあると予想して 保育所建設を決めるには、状況が早い、 支援をスカラシップに限定して 当面の様子を見ることにしていた。 特に6月の選挙による混乱を意識していたが 選挙後も関係者が殺害されて躊躇していた。 ところが日本政府がすでに学校建設を 始めていることを、今回初めて知って、 中川さんに同行。 びっくりしたのは、建てた場所で、 本格的な洪水でもないのに、 学校全体が水の中に浮いている。 地元の担当者に 「このような場合は、子どもたちは どこを通って学校に通うのですか?」と聞くと 「このへんの子たちは 水があっても舟で来るから大丈夫だよ」 という話であった。 その子どもたちの中には、 MCLの奨学生もたくさんいるし、 彼らは湿原地帯から 舟で来るから大丈夫だろう。 とにかく、学校が出来て良かった! |
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ピキットのMNLF山岳地域の状況がひどく 心配になり、まず小学校を訪ねた |
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校長先生から、特に大変な子たち10人を紹介されていたが、今のMCLの状況では 支援者のいない子が200を超え、申し訳ないが小学校低学年の子、3人に絞っていただいた。 父親が殺され、母は出稼ぎ先を探しに町へ出ている子。両親とも出稼ぎで遠くに行ってしまい、 おばさんがあずかってい子。極貧で3食たべられない家庭の子たちだ。 |
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![]() 最近、父が殺された少女 母は、子どもたちを食べさせるために ダバオに出稼ぎに行ったまま 祖母のところで暮らしている。 PHPの記事を書いていらっしゃる若林さんが、 里親になってくださった。 少女は、大喜び! |
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子どもたちと一緒に家を調査 |
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![]() 私たちは、子どもを候補に選んでもすぐには決定しない 必ず、すんでいる家庭を訪問する。 |
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両親は遠く離れ 一人、おじさんおばさんの家から 学校に通っている少女 おじさんはクリスチャン おばさんはイスラム教徒 クリスチャンのおじさんは、 我が子以外にも兄弟の イスラム教徒の子たちをあずかり 貧しいながらも必死に学校に行かせている |
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ブグアク村は、非常に貧しく、MCLの奨学生も多いが 現在は特に厳しい状況 |
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![]() 今回の戦闘の間に、心労からスカラーのお父さんが亡くなった。 スカラーはもう卒業しているのだが、 武器を持って現地を案内してくれた。痩せて心配だ。 この地は、イスラム地域でも非常に貧しく 収入としてゴムの木を植えることを考えることにした。 |
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北コタバト州のDSWD(福祉局)所長に 言われてMOAに同席 |
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![]() 右の女性が現在のピキット新市長(21) |
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![]() 懇意の前市長の長女 |
PHP派遣の若林さん、キアタウに |
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PHPの月刊誌の10月号に、ミンダナオ子ども図書館の記事が掲載されます。 その取材に、3週間、若林さんがこられました。 仏教に深い造詣がおありになり、『苦しまなくていいんだよ』PHPを編集された方です。 |
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![]() キアタウ周辺には 今もゴムを植え続け居てます。 改めて植林を報告しますので 支援者の方々、 ご安心ください。 |
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![]() キアタウから向こうに見える丘 サーグ集落が麓にあり 山頂から下にかけて、ゴムの木を植えている場所 |
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![]() ケロハスの村は,キアタウから徒歩か馬に乗ってしか行けない 山の中の小さな村 それだけに、子どもたちの素朴な姿に出会える |
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左は、ケロハスに作った保育所 |
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ミンダナオ子ども図書館だより:戦闘と洪水 ①:イスラム地域で戦闘が勃発、避難民が出ているので緊急調査に向かった 7月8日 早速、翌日にビニールシートの支援をした。7月9日 ビニールシートをカットしていく ②:7月5日 別の難民キャンプを調査 ③:7月6日 子どもたちと支援を開始 ④:避難民キャンプでの読み語り。すでに避難生活を始めて2ヶ月が過ぎた 雨よけのビニールシートを配った 小学校に避難している人たちにも、パンと古着を配った ⑤:洪水の中、支援者へ報告するためのスカラシップの子の成績進級調査をする 6月下旬、イスラム地域は、しばしば洪水に襲われた ⑥:新学年のバッグと学用品を届け、支援者へのお礼の絵手紙を描く子どもたち ⑦:6月17日、ボアイボアイの子達に学用品を届けた ⑧:サアグ集落の新しい奨学生たちに学用品を届けた。6月14日 ⑨:戦闘の耐えない山岳地、タガイタイの殺された酋長の子達にも学用品を届けた ⑩:昨年、保育者が突然辞めて居なくなり、荒れた保育所を再建するための調査をした。7月1日 ⑪:イスラム地域で洪水が起こり避難民発生。6月15日 ⑫:保育所を新築移転するブロッドをたずね、奨学生に学用品をわたした ⑬:再び戦闘が起こり始めた!2013年6月11日 今回は、薬による医療支援も行った。 ヘアリップの子たちも記録し、後日治療を行う。 ⑭:翌日、すぐにビニールシートを届け、古着と読み語りと医療支援をした |
イスラム地域で戦闘が勃発 避難民が出ているので緊急調査に向かった 7月8日 |
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今回の戦闘の状況は非常に良くない。 国軍が積極的に介入している。 政府の対応いかんによって、 今後かなり大規模な戦争に 拡大する可能性を秘めている。 毎年、大規模な戦闘は、この地域から 勃発している。 パイドプランギから、ブアラン、そして ラガイェンに拡大し、本格的な戦争が起こる。 時期的にも良くない。 毎年5年ごとに大きな戦争が起こると 現地では言われているが、2003年、 2008年そして今年は2013年。 時期的にも、ラマダン期間中にこのような 小規模な戦闘が各地で勃発。 すでにマタラムでの戦闘では避難民が出て MCLで救済支援に向かった。 ラマダンは、8月9日までの一ヶ月。 この時期に、爆弾事件が多発したり 誘拐事件が起こるのが、戦争の前触れだ。 すでにダトゥピアンでも、爆弾事件が 報告されているし、誘拐を恐れて オーストラリア、カナダそしてアメリカ政府は、 政府関係者のミンダナオ入りを禁止。 一般アメリカ市民にも警戒警告を発した。 すでに何らかの情報を得ての行動だろう。 ダバオからコタバトに抜ける国道も この時期に合わせたようにすっかり セメント舗装されているし・・・ ![]() 今回の戦闘を危惧するのは、 すでにかなりの国軍兵士が 現地に投入されている事実。 これは、この地域の戦闘が 単なるリドーと呼ばれる 地域における対立ではないことが 明確であること・・・ さらに、国際的なNGO つまり現地NGOだけではなく、 海外のNGOが積極的に入ってきている 現地の人々は、それを大規模戦争の 兆候と見ている。 杞憂に過ぎなければ良いのだが。 アキノ政権は、和平を樹立するという 方向性を持っていたのでそれを信じたいが、 2008年も、直前までマレーシアでの 和平調印が口外されていたにもかかわらず 突然?交渉が崩壊し大規模戦闘となり 80万の避難民が出た。 ![]() 現地の人々は、悲観的だ。 杞憂に過ぎなければ良いのだが。 この地域には、 たくさんのMCLの奨学生たちがいる。 ![]() |
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すでに40年間、3年から5年おきに 戦闘が起こり、避難民化していく。 こうした戦闘の背景は、 背後の湿原地帯に眠る 膨大な天然ガスと石油資源だという。 しかし、東南アジア最大といわれる リグアサン湿原には、沢山の魚が生息し 2000世帯は超えるという 漁民たちが生活している。 下流を加えると、どれだけ多くの人々が 自然の恩恵を受けて生活していることか。 開発によって、こうした人々の生活が 破壊されないように願うばかりだ。 |
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早速、翌日にビニールシートの支援をした 7月9日 |
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ビニールシートをカットしていく |
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![]() すでに長いお付き合いのある村人たち MCLのこともよく理解して 喜んで迎えてくれる |
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![]() 日本から来た若者も手伝ってくれた |
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7月5日 別の難民キャンプを調査 ミンダナオの状況は、あまり良くない。各地で小規模な戦闘が起こり、避難民が出ては救済支援に向かう日々。 ラマダン期間中に、爆弾事件や誘拐も起こる可能性があり、2003年、2008年のように、 ラマダン後に本格的な戦争が起こる気配が無きにしも非ず。 MCLでは、避難民救済を開始しています。 |
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腹痛や風邪、皮膚疾患も多く見られ 薬による医療支援もした ![]() |
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7月6日 子どもたちと支援を開始 |
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![]() ミンダナオ子ども図書館では、活動の中心を担うのは子どもたち 前夜のうちにシートを5メートル置きにカットして 翌日、トラックに運んだ。 |
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![]() ビニールシートと一緒に 日本から送られてきた 古着も積みこんだ。 |
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避難民キャンプでの読み語り すでに避難生活を始めて2ヶ月が過ぎた |
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![]() 読み語り支援は、本当に喜ばれる 心の支援だ。 物資だけでは、何かが足りない? |
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![]() 2ヶ月も難民だった子達の顔に 笑顔がもどってくる |
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![]() 小学校低学年の彼女(女の子です)も 見事な読み語り。 野菜売りをしていた少女 |
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![]() 読み語りだけではなく 歌と踊りでますます元気 |
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どうして大人たちは戦争なんか起こすのか 世界が、子どもたちの幸せを 第一に考えれば 戦争などは出来ないはずだ。 子どもたちこそが希望であり 未来なのだから ![]() |
![]() 今年はじめて入った 大学生の奨学生も 早速劇に加わった げきの名は「おおきなかぶ」 |
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雨よけのビニールシートを配った 読み語りが終わった後に、ビニールシートを配った |
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![]() これで雨が降っても大丈夫 |
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小学校に避難している人たちにも パンと古着を配った |
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![]() こちらはまた別の避難民収容場所で 小学校が避難場所になっている ここに、古着をくばった 学校でも、昼間は授業があるので 外に居なければならないので 後日、日よけと雨よけのビニールシートを届けた |
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![]() 避難民にとって、誰かが見ていてくれるのは大きな安心と喜びだ |
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目次12月31日 |
Ⅰ:井上幼稚園の先生二人と、チエさんが訪れてくださった 井上幼稚園の先生たちとキアタウでクリスマス 翌日、子ども達と一緒に神秘的な川と洞窟へ Ⅱ:ラウィタン村へ保育所調査に向かった プランギ河の上流を渡航 ラウィタン集落に到達した 村の初等小学校 ラウィタン村の保育所 親がいず苦労している子に絞って、スカラシップ、里子候補を選んだ Ⅲ:クリスマスツリーを作った Ⅳ:クリスマスパーティーが始まった Ⅴ:支援しているスカラーに会いに Ⅵ:年末の大掃除とペンキ塗り あっという間に、一階のコンクリートの壁が塗りかえられた 二階の部屋の壁も塗りかえた 最後の仕上げ! 床にニスを塗ってできあがり! Ⅶ:籾米を乾燥させる干し場を作った 前田さんご夫妻 寄付をありがとうございます! |
井上幼稚園の先生二人と チエさんが訪れてくださった |
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井上幼稚園の先生たちと キアタウでクリスマス |
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12月25日、26日。電気なし、水なしの寒村、キアタウの民家で過ごした井上幼稚園の先生お二人。山・川・洞窟の大自然とたくさんの無垢な子ども達に歓迎され、いつもとはひと味もふた味も違うクリスマスに心打たれた様子だった。 夜、ふと見上げると、そこには満天の星空。それは思わずみんなが言葉を忘れるほどの美しさ。キアタウでは、無機質に町を彩るイルミネーションのかわりに、手が届きそうなほどの近さで輝く無限の星々が聖なる日の夜を飾っていた。 |
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![]() 三浦 有紀先生 |
![]() 南 茉友子先生 |
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雨が降ったら水浴びをし、 日が暮れるまで遊び。 「みんな人なつっこいですね。日本の子ども達もかわいいけれど、ここの子ども達の笑顔は本当にかわいい。辛いことも多いはずなのに、それを忘れてしまうくらい。」 一日の最後には、三浦先生と南先生のお別れ会。みんなで歌ったマノボ語の歌が夕暮れの空に元気に響いた。 |
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翌日、子ども達と一緒に 神秘的な川と洞窟へ 一夜明け、26日の朝。 前日の雨で道はぬかるみ、 子ども達に手を貸してもらいながら獣道を進むこと数十分。 妖精の住処のように澄んだ川、吸い込まれそうなほど深い洞窟。 |
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ラウィタン村へ 保育所調査に向かった |
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ラウィタン村までは、車を降りてから 約一時間半の道のりをひたすらに歩く。 現地は、ロハス州とブキッドノン州の狭間で イスラム地域と先住民族の地域 そしてクリスチャン地域の狭間として 1980年代から、数々の戦闘に侵されて 村人たちは、繰り返し繰り返 避難民生活を強制され 避難民になって逃げるときに お金もないので 土地を抵当にして、お金を銀行から借りて 町の方へと避難した。 ところが、帰ってきても 資金があるわけではなく、貧しいままで 土地は抵当に入ったまま 取り返すすべもなく 放棄したまま、金持ちに土地を買収され 故郷を離れて、町で乞食になるか 山に逃げるしかなかった。 アメリカインディアンと騎兵隊と 大農場主の物語と同じ事が 現代でも起こっている。 しかし、この村は、それでもかろうじて もどっていた人々の村で、 イスラム教徒と先住民とクリスチャンが 協力して生活している。 |
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プランギ河の上流を渡航 |
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![]() 村に着くまでに、 プランギ河を渡らなければならない。 湿原地帯に流れ込む、母なる川の上流地帯。 いつかここをカヌーで下り、 東南アジア最大の大湿原に入りたいなあ。 ![]() もちろん、危険地域でもあるので 現地の人々が護衛してくれた。 いつものことだが・・・ ![]() |
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![]() 船頭さんの娘さん。高校生だが、学校まで遠くて通えない。 高校までは、少なくとも3時間以上は歩くだろう。 |
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![]() まさか、こんな経験ができるとは!!! 幼稚園の先生方も、子どものように大はしゃぎ。 |
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![]() 川を越えてから、さらに急斜面を登って 村を目指して歩いて行く。 下を見ると、漁師さんたちが、 網で魚を捕っている。 このようなところに、外国人が来るのは もちろん初めて。 |
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![]() 遠く、ブキッドノン州が見渡せる。 この一体には、爆弾も数多く落とされた。 |
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ラウィタン集落に到達した |
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この村の最も大きな問題は、教育だろう。 この村に住み、高校を卒業できる子はいない。学校に行きたくても遠すぎるから。 親戚のある子は、親戚のところに住みこんで、学校に通えるけれども・・・ 小学校でさえも、3時間近く歩かなければならない。 |
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村の初等小学校 |
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![]() それでも、村人たちは 力を合わせて 自分たちで、初等小学校を建てた。 ここで、三年生までは、学校に通える。 ![]() そんなわけで、 小学校3年までの子どもは多いが これ以上は、ほんの数人。 ![]() 保育所2件分の費用で 初等小学校も建設できるので MCLで考えてみようと思う。 ![]() |
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ラウィタン村の保育所 |
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保育所の方は、さらにひどい状態だった。 これでも、皆で作ったのだが。 ![]() しかし、先生もいるし、 教育に対する姿勢もしっかりとしている。 先生は、MCLの奨学生のおばさんだった。 まずは、保育所建設をここに決めた。 セメントを運び、砂利は村人が川から採り 村中で協力することになった。 |
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親がいず苦労している子に絞って スカラシップ、里子候補を選んだ |
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![]() 長くつながりを持ち、集落を支えていくためにも 数名の奨学生をとり、彼らが村を作っていかなければならない。 |
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![]() 親がいない子も結構いて それでも、がんばって学校に行きたい。 どなたか、支援してくださいませんか。 |
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![]() 下流から舟に乗り 船着き場に向かった。 ここを下っていくと MCLで保育所も建てている イスラムの反政府地域 リグアサン湿原達する。 ![]() 河岸の家から 子どもたちが手を振って見送ってくれた この集落とも、 長いおつきあいが始まろうとしている。 ![]() |
![]() お父さんと、漁をしている少年 学校には、行けないかもしれないけど こうした生活も、素朴で良いと思う。 ![]() とくにここは、土地も肥えているし 魚も捕れるし 友達と一緒に遊べるし 戦争さえなければ 良いところだと思う。 ![]() |
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クリスマスツリーを作った |
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ミンダナオのクリスマスは、9月から準備が始まる。 9月、September 「・・・ber」のつく時期が始まると、 クリスマスのイルミネーションが道々に飾り始められる。 ソリに乗ったサンタクロースや雪だるま。 華やかで楽しい気分が、ちまたに満ちてくる。 もともと、心底のお祝い好きで 明るく表現力豊かな国民性? 貧しく落ちこんだような粗末な小屋に住みながら それゆえに、落ちこみを吹き飛ばすようなお祝い好き? かつて、日本も、お祭り騒ぎが大好きだった。 年に何度も、収穫祭や盆踊りといったお祭りで 庶民が活気に満ちあふれたのに お祭りと宗教性は、一つのようだ。 クリスチャンもイスラムも、精霊崇拝の先住民も 形だけのお祭りではなく 心底楽しむ気分に満ちている。 クリスマスの一週間前から 夜明け前のミサに、3時、4時から 教会もカテドラルもいっぱいになるのだから、驚きだ! クリスマスのために生きているみたい! |
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![]() ミンダナオにモミの木が生えているわけではないので、 クリスマスツリーは、こうして作る |
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![]() イルミネーションで夜は本当に輝いているクリスマスツリー |
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クリスマスパーティーが始まった |
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![]() クリスマスプレゼントを買うための お小遣いをもらって、 それぞれ、決まった人のために 町でプレゼントを買ってきて 歌ったり、踊ったりした後に プレゼント交換をする ![]() クリスマスの時期は、 親や親戚の元に、村に 帰る子たちが多いので 親のいない子たちにとっては とっても寂しい時期になるから それだけに、楽しく過ごす事に気を遣う ![]() みんなで歌って踊って、楽しんで・・・ 普段の遊びの延長だけど クリスマスは特別 ![]() 上の写真に実子のアイカ(藍花)も 混じっている いつもみんなと一緒に育つ 本当に子育てが楽というか、 「子育て」という言葉が、 元々変で当てはまらない 「子育つ」というべきで 基本的に、放っておいても 子どもは育つ??? ![]() |
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親が亡くなって 親戚の家を転々としながら 説明できない理由で逃げ出して 福祉局に保護された少女も。 ボードメンバーで 福祉局のソーシャルワーカーの グレイスさんから、紹介された。 どなたか、支援者になってくれませんか。 ミンダナオ子ども図書館に先日来たが 本当にほっとして安心できる場所 そして、悲しくなく 友情に満たされた場所。 日本から来られた方々も よく言われるのが 「ミンダナオ子ども図書館は 施設という感じがしないですね」 子どもたちも私も ここは施設だと思っていない。 家族だと思っているから。 たとえ、親に見放されても いなくなっても、 彼らにとって、MCLは、 安心して、育つことができ、 大学まで行ける我が家なのだ。 |
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支援しているスカラーに会いに |
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自分たちの少年、少女時代を思い出したかもしれない。日本もかつて貧しかった、幸せは、決してお金では買えない。 |
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![]() 支援している子の場所には、危険で行けなかったが スカラーにお父さんと来てもらい、会うことができた。 |
年末の大掃除とペンキ塗り |
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![]() 小学校の男の子たち 普段はいたずら盛りだが 積極的にかかわっていく。 まずはペンキを塗る前に汚れを落とす。 |
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上は、実の娘の藍花。少しずつ成長して、今は、年上の子たちに面倒を見てもらう妹の立場から、お姉ちゃんへと変身した。 料理も掃除も、下の子たちの面倒も、積極的にこなしていく。 ここで育ったことが、将来どんなに大きな意味を持つかを考えると、楽しみだ。 |
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![]() 手すりの鉄も、ヤスリや紙やすりできれいに削り それから、ペンキを塗っていく |
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あっという間に、 一階のコンクリートの壁が塗りかえられた |
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![]() 疲れたら交代 高いところは、背の高い子が・・・ |
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![]() 外壁も天井も床も、どんどん塗りかえていく その早いこと早いこと・・・ 技術もあっという間にのびていく、その早いこと早いこと! |
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二階の部屋の壁も塗りかえた |
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![]() ピンク色を選んだのも子どもたち。 以前に比べたら、本当に明るい部屋になった。 |
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最後の仕上げ! |
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ついこの間まで、小さくって、子どものようだったのに あっという間に娘らしくなっていく。 「あんまり早く、娘らしくなるなよ。できるだけ子どものままでいてほしい」 といっているのだが・・・ でも、娘になっても、結婚して旅立って母親になっても MCLにもどってくると、子どもになれるのが喜びのようだ。 ![]() |
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最後の仕上げに余念が無い 男の子でも、床掃除から便所掃除まで もちろんときどき、怠けることもあるけれど やるときは徹底してやる姿が良い。 実の娘の藍花もいっしょにペンキ塗り。 仲間たちと一緒じゃない、ということ字体が 想像できない、いつも一緒。 子どもが育つためには、 家庭や絵本の読み聞かせも大切だろうが 自分自身の体験を顧みても 友情と遊びが一番重要だと感じる。 僕の場合は、 小学校時代に、自由で生き生きと遊べた 明星学園の時代が大きい。 特に、担任の無着成恭先生の影響が大きい。 何しろ、学校でも遊んだが、 学校を出て放課後、井の頭公園の湿地帯で 友人たちと冒険遊びばかりしていた。 大人の干渉から離れた「ちまた」の遊び無くして、 家庭と保育所や学校と、絵本だけでは、 子どもは育たないと思うのだが・・・ |
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床にニスを塗ってできあがり! |
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![]() イスラムの彼女も姉妹に変わりは無い |
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![]() 小さな子たちも 見よう見まねで技術を学ぶ。 学習感覚では無くって 遊び感覚で・・・そこが大切。 |
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![]() 仕事は、義務ではなく、友情のなかで進んでいく。 いや、どんなに義務を果たされても、 友情が優先されていくので苦痛にはならない? 見違えるように美しくなった、自分たちの家 ここは、施設ではない、我が家なのだ! |
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ペンキ塗りが終わって みんなでプールに泳ぎに行った |
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ここは、憧れのスイミングプール |
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運転手で、男の子たちの父親役のダゴルさんも、子どもたちと共に大喜び。 「独身でも、連れ合いがいなくても、子どもたちがいれば幸せだから、これで良い」とは、ご本人の言葉。 |
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みんなでお昼ご飯を食べた |
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今年最後の水浴 |
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籾米を乾燥させる干し場を作った 前田さんご夫妻 寄付をありがとうございます! |
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籾米を干すための干し場(ドライヤー)が必要だった。 普通、職人に工事を頼めば、100万ぐらいはかかるはずが 30万でできあがった! 100万!そんなお金は、とても出せないし、 それだけあれば、多くの子どもたちを救えるし。 寄付は、毎年あるものの すべて子どもたちの学費や医療費、活動費に使っているので、 食費や生活費は、つねに火の車。 特に今年は、アベのミックスによる円安誘導のおかげで 600万が消し飛んだ! だからこそ、自分たちでドライヤーを作り 田んぼの米で自給率を上げる努力をしているのだが・・・ |
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![]() 何しろ、200人近い子どもや若者たちを養っているので 一日100キロ近い米が消えていく!!!! |
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しかし、子どもたちは、ただ食べさせてもらっているのではない。 自分たちで、米を干し、自分たちで料理も作る! 僕の方が、食べさせてもらっている。 |
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![]() それでも田んぼがまだ足りない 自給率は、70パーセント |
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![]() 米の値上がりが激しくて 7年前の2倍になった 貧しいものは、さらに貧しく・・・? |
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![]() 今後も自給率をあげるためにも、 農業は文化とともに MCLの基盤と考えている |
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![]() 台湾赤十字社もそのことを理解して 田んぼの購入費を出してくださる予定だが 一部でまだまだ、田んぼが足りない! ぶつぶつぶつ |
11月26日~29日 台風被災地緊急支援活動へ |
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2013年11月8日から9日にかけてフィリピンを通過した超大型台風「ヨランダ」。 被災者数は現在、約1500万人、避難者は400万人以上、死者・行方不明者は合計7300人以上と推計されている。 難民支援の経験豊富なピキットの福祉局とともに、ミンダナオ子ども図書館もレイテ島へ緊急支援活動に向かった! |
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まずは物資の整理。 コンテナいっぱいにあった日本からの衣類・靴などの物資をサイズ別・種類別に分け、 一枚ずつ畳んでいく。 授業のない大学生スカラーも朝からお手伝い。学校から帰ってきた高校生も夜中まで手を貸してくれた。 気がつけば段ボールの上でうとうと…。 一日がかりの準備を経て、AM4:00、ミンダナオ子ども図書館を出発。 |
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![]() レイテへ向かう真夜中、 トラックの物資が重すぎて 緩やかな上り坂で立ち往生してしまう アクシデントも発生…。⇒ |
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子ども図書館から車で20時間、 ミンダナオ島最北端の地スリガオ市に到着。 そこからさらに船で4時間かけようやくレイテ島へ。 北へ北へと車を走らせるにつれ、町の光景が悲惨になっていく。 へし折れた電信柱、なぎ倒された椰子の木・バナナ、ぺちゃんこにつぶされた家々、 道路脇に乱雑に掲げられた「HELP」「NO FOOD」の文字。 そして、何より辛いのが、ハイウェイを走る車に向かって「食べ物!」と叫び手を伸ばす子供たちの姿。 |
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被害がひどく、かつ支援の少ない2カ所の地域で支援活動を実施。 整理券を配り、一人一人に物資を手渡していく。 衣類・靴・タオルなどの日本から贈られた品々、ブルーシート、懐中電灯、ライター。 特にブルーシートの支援は喜ばれた。 屋根のない壊れた家で雨をしのぐには欠かせないという。 |
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絵本の読み語りも行った。 最初は険しい顔をしていた子供たちも、歌が始まりみんなで踊れば大きな笑顔を取り戻す。 そして語られるお話に向けられる、真剣で、キラキラしたまなざし。 幸いにも、子供たちはまだまだ元気だった。 無邪気な笑い声が壊れた町に響き、焦燥しきった大人たちからも思わず笑みがこぼれる。 |
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最後にココアを混ぜた甘いおかゆの炊き出し。 「2列に並んでねー!」と声を張るものの、我先にと大混乱。 大人も混じって…。 それくらい、被災地の食料不足は深刻なのだ。 |
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被災から1ヶ月が経とうとしているが、現地では未だ混沌とした状況が続いている。 復旧・復興に向けては国際社会の継続的な支援が欠かせない。 ミンダナオ子ども図書館も、被災した多くの子供たちのための支援を長期的に続けていきます。 第二次支援活動は、日本からの物資が一定量集まり次第開始します。年明けになる見通しです。 台風被災地緊急支援をよろしくお願い致します!! |
京都暁星高校寄贈 Sarayan保育所の開所式 |
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12月8日、京都暁星高校にご支援頂いた、サラヤン保育所の開所式を行った。 たっくさんの子どもが暮らす村にあったのは、倉庫程度の小さい保育所だけだった。 大きな保育所が出来て、みんなニコニコ。 MCLの子ども達による読み語り・開所式の後には京都暁星高校が贈って下さった衣類・文房具を村の人々へ! 「これは僕の!」「私のだもん!」 貴重な鉛筆、消しゴムの取り合いっこが勃発。 お勉強、頑張ってね。 |
読み語りに集まった子ども達。 一日三食食べられない時もあるけれど、 みんなと~っても元気で、明るくて、無邪気! ![]() |
![]() 貧しい村だが、この日のために開所式の垂れ幕を作ってくれた。 |
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![]() こちらがかつての保育所 |
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![]() 左:もらった洋服を早速、身につける子ども達。 日本からの、少し早いクリスマスプレゼントに みんな大興奮! サラヤンは、先住民族のマノボの人々が暮らしている。 村の大人は近くのバナナ農園で、朝から晩まで働く。 |
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上:支援物資の配布 下:村の大人たち |
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京都暁星高校のみなさま、ありがとうございました! |
東郷 暢彦さま寄贈 Kiboring保育所の開所式 |
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11月9日、東郷 暢彦さまに寄贈頂いたキボリン保育所が開所した。 キボリンは急勾配の山を登った頂上にある小さな集落。 村から見下ろす田園風景は息をのむほどの美しさ。 開所式にはたくさんの子どもが集まり、 学びの場の完成をみんなで祝った。 |
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マノボ族の民族衣装を着た キボリン村の女の子たち |
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![]() トラックがぬかるみにはまり、 村の人々に助けてもらいながら何とか脱出。 |
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建設途中の保育所 ペンキ塗りはMCLが行う |
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立正佼成会から贈られた夢ポッケも手渡した | ||
東郷 暢彦さま、ありがとうございました! |
北野生涯教育振興会寄贈 Fatima保育所の開所式 |
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10月12日、北野生涯教育振興会さまが寄贈して下さったファティマ保育所の開所式が催された。 MCLの子供たちによる絵本の読み語りの後、新設の保育所に通う子供たちのダンス、歌のお披露目。 生憎の雨天にも負けず、村の人々の保育所に対する愛情・熱意がぎゅっとつまった素敵なオープニングセレモニー。 子供たちの学びの場として、長く大切にしてくれるはずだ。 |
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村が費用を捻出し、床をタイル張りに。 | |||
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北野生涯教育振興会さま、ありがとうございました! |
速報:フィリピンを襲った台風に関して |
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フィリピンのレイテ島およびサマール島、タクロバン市などを巨大な台風が直撃し、 家屋が倒壊、流されて、多数の死傷者が出ています。 フィリピンでは、極貧の家庭は特に、土地を買うことが出来ずに、 川沿いや海に張り出した地域に家を建てて生活しているので、今回の高潮は、 そのような貧しい人々の家々を襲ったものと思われます。 推計で1万を超える死者が出たとも言われています。 犠牲者の多くが、貧しい人々であることは間違いないと思われます。 私の元にも、心配の電話やメールが多数寄せられましたが、 ミンダナオこども図書館のあるミンダナオは、強風はあったものの被害はありませんでした。 ご安心ください。 現地スタッフから新たに連絡が入り、赤十字から共同して現地に向かえないかと言う依頼が来ました。 堺市の平和賞受賞式で知り合った、台湾赤十字もフィリピンに向かう旨の連絡も受け 11月26日から七月3日に第一回救済支援を開始、サイトに報告します。 4WDトラック(立正佼成会より寄贈)に食料と古着など支援物資を積んで 現地OMIの賛助支援も受けつつ、ミンダナオ子ども図書館のスタッフ自らが、 福祉局おより赤十字、OMIと共に現地に乗り込み、直接現場で支援活動を行うことになりました。 政府機関である福祉局DSWDとも連携して、今回の台風で親を失ったり、身寄りが無くなった子を ミンダナオこども図書館に受け入れる相談もしていきます。 古着などを、MCL宛てに送っていただければ、赤十字と協力して現地に届けられるように手配します。 赤十字社と共同はするものの、活動経費はミンダナオ子ども図書館自体が負担することになりました。 現地へのトラックでの輸送費、支援物資代、宿泊や食料支給、子どもたちの保護などなど、 円安にくわえ授業料の値上がりなど、MCLも厳しい財政状況なのですが、 レイテの子どもたちを放っておくことは出来ません。 よろしければ、緊急支援をお願いします!!! 振込用紙の通信欄に「レイテ支援」または「台風支援」と書いてください。 寄付は、現地救済のために使います。 活動報告は、常に写真入りでネット上に掲載していきます。 郵便振替口座番号:00100 0 18057 口座名:ミンダナオ子ども図書館 インターネットバンキングも可能です
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![]() 民話、絵本原稿、青少年から大人までの読みものを 自由購読で提供しています。 |
![]() 何故ここに日本人などのテレビ映像 その他の貴重な活動映像を掲載 |
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スカラシップや訪問希望、 また種々のご質問やお問い合わせは 現地日本人スタッフ宮木梓(あずさ)へ ! mclmidanao@gmail.com |
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