Happy New Year 2014
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。




年あけて海に行った。
子どもたちにとって、最大の楽しみの一つ。
一月の海水浴など、日本では考えられない!



海で泳いだ 

親のいない子、いても別の人といっしょになっていて帰れない子、
いろいろな問題があって帰りたくない子
そうした子がミンダナオ子ども図書館の奨学生に多くいて、
本人の希望と、保護者の承諾を得てMCLに住んでいる。

もちろん、完全に見捨てられた子や、
福祉局から要請があって来た孤児もいる。
親を失って、知人や親戚を転々とする場合、
もっとも多いケースが、
レイプビクティムや町の場合は強制売春。

男の子の場合は、肉体労働あたりですむが、
女の子が大変で、小学校1年や2年生の被害者の子もいて
MCLに引き取って生活している子も結構いる。
山で三食たべられない家庭の子の場合は
休暇の時には家に帰れるが・・・

親が居る子の場合は、
できるだけ親が育てるように話し、
親元から学校に通うように、説得するが、
12歳を超えると、食べ盛りになってくるし、
14歳ぐらいで、親に言われて
町に働きに出されるか、結婚を強要されるケースが多い。

親が居るという理由で、
福祉局の指導で家に帰した子もいるのだが
その多くは、スカラシップを出していても学業を中断。
学校が遠いこともあるのだが、
要するに年頃になると食べる量も多いし、
親も養いきれないから
学校になど行かないで、町に働きに出て稼ぐか、
結婚を強要される。

頭で考えた理論では、
たとえ貧しくとも、親が子どもを責任を持って育てることが大切で
安易に受け入れるのはまずいのでは・・・
確かにそれも、頭の理論では理解できるが、
現実の生活は、学者の理論とは、雲泥の差があり
理論に従って家に帰したあげく、
学校はストップし、町で大変な状況に落ちていく子や
泣いてMCLにもどりたいという子たちに会うと、
机上の理論と現実の格差に愕然とする。

ただ、親に言われて結婚した子もいて、
幸せになってくれればそれもよいのだが・・・


町に働きに行く場合、
仕事は、食堂の給仕やまかないか、
家では子守や洗濯、家事手伝いで
食べさせてもらっているだけで、
仕事はきつく、給料もほとんど無いに等しい。

雇い主が善良であれば良いが、
犯されたあげく、売春を強要されたり、
雇い主の子を産んで放り出された子もいる。
MCLに助けを求めて、
ここ住んで奨学生となったケースもいくつかあるが、
その多くが、孤児や片親の子たちだ。

(正月明けそうそう、重い記事を書く気になったのも
実は、こうしたケースの背景を年明け早々に
ソーシャルワーカーのスタッフと調査しているから・・・
どの子かはいえないけれども)

町に出て、つらい仕事を強要されて
あげくのはてに逃げ出して、
親元にもいられないから、
MCLに住まわせてほしいと、
舞い戻ってきた子も多い。
貧しい家庭の子どもにとって、
貧困もさることながら、
保護者が居ないという事は、
命がけの事なのだ。

現在、奨学生は600名強いるが、
そのなかの120名ほどがMCLに住んで
近くの学校に通っている。
普通の奨学生と異なっていて、MCLの奨学金は、
優等生に与えると言うよりも、
貧困家庭のなかでも、特に親の居ない子や
崩壊家庭の子たちを優先している。

クリスマスやお正月、夏休みといった時期は、
そういう子たちが特に寂しくなる時期だ。
子どもたちが寂しがらないように、
いろいろなプロジェクトを考えるが、
海水浴もそのひとつ。

ふっと寂しくなるときがあっても
安心して暮らせるところがあって
しかも、ちゃんと見守ってくれている
人が身近にいること
そして、いろいろな異なった
環境や種族、異なった宗教でも
心を通じ合える仲間が居ること。
血のつながりがなくても
家族であり、
兄弟姉妹であると感じられること。
そして、お互いに
助け合って生きていけること。
しかも、小学校を卒業するだけでも
難しいのに、
頑張れば大学まで行けるという
夢を持てること・・・
そんな彼らを見ていると
こちらが元気をもらえる。

ボランティアスタッフの杉菜さんと史子さん

日本から来た若者たちにとっても、ここはパラダイス。南国だからというよりも、愛に満ちた子どもたちがいるから。
 

砂で遊んだ

夕方になった 




いっしょに食べて、いっしょに寝る。




 
 


料理も子どもたち、若者たちが自分で作る



目次12月31日

Ⅰ:井上幼稚園の先生二人と、チエさんが訪れてくださった
   井上幼稚園の先生たちとキアタウでクリスマス
  
翌日、子ども達と一緒に神秘的な川と洞窟へ

Ⅱ:ラウィタン村へ保育所調査に向かった

  プランギ河の上流を渡航
  ラウィタン集落に到達した
  村の初等小学校 
  ラウィタン村の保育所
  親がいず苦労している子に絞って、スカラシップ、里子候補を選んだ

Ⅲ:クリスマスツリーを作った

Ⅳ:クリスマスパーティーが始まった


Ⅴ:支援しているスカラーに会いに


Ⅵ:年末の大掃除とペンキ塗り

  あっという間に、一階のコンクリートの壁が塗りかえられた
  二階の部屋の壁も塗りかえた
  最後の仕上げ!
  床にニスを塗ってできあがり!

Ⅶ:籾米を乾燥させる干し場を作った

  前田さんご夫妻 寄付をありがとうございます!



井上幼稚園の先生二人と
チエさんが訪れてくださった

     
     

井上幼稚園のサイトへGo!

井上幼稚園の先生たちと
キアタウでクリスマス
 
12月25日、26日。電気なし、水なしの寒村、キアタウの民家で過ごした井上幼稚園の先生お二人。山・川・洞窟の大自然とたくさんの無垢な子ども達に歓迎され、いつもとはひと味もふた味も違うクリスマスに心打たれた様子だった。
 夜、ふと見上げると、そこには満天の星空。それは思わずみんなが言葉を忘れるほどの美しさ。キアタウでは、無機質に町を彩るイルミネーションのかわりに、手が届きそうなほどの近さで輝く無限の星々が聖なる日の夜を飾っていた。



三浦 有紀先生


南 茉友子先生

 雨が降ったら水浴びをし、
 日が暮れるまで遊び。
「みんな人なつっこいですね。日本の子ども達もかわいいけれど、ここの子ども達の笑顔は本当にかわいい。辛いことも多いはずなのに、それを忘れてしまうくらい。」
 一日の最後には、三浦先生と南先生のお別れ会。みんなで歌ったマノボ語の歌が夕暮れの空に元気に響いた。

翌日、子ども達と一緒に
神秘的な川と洞窟へ


一夜明け、26日の朝。
前日の雨で道はぬかるみ、
子ども達に手を貸してもらいながら獣道を進むこと数十分。
妖精の住処のように澄んだ川、吸い込まれそうなほど深い洞窟。
 





ラウィタン村へ
保育所調査に向かった

 
 
     

ラウィタン村までは、車を降りてから
約一時間半の道のりをひたすらに歩く。
現地は、ロハス州とブキッドノン州の狭間で
イスラム地域と先住民族の地域
そしてクリスチャン地域の狭間として
1980年代から、数々の戦闘に侵されて
村人たちは、繰り返し繰り返
避難民生活を強制され
避難民になって逃げるときに
お金もないので
土地を抵当にして、お金を銀行から借りて
町の方へと避難した。
ところが、帰ってきても
資金があるわけではなく、貧しいままで
土地は抵当に入ったまま
取り返すすべもなく
放棄したまま、金持ちに土地を買収され
故郷を離れて、町で乞食になるか
山に逃げるしかなかった。
アメリカインディアンと騎兵隊と
大農場主の物語と同じ事が
現代でも起こっている。
しかし、この村は、それでもかろうじて
もどっていた人々の村で、
イスラム教徒と先住民とクリスチャンが
協力して生活している。


プランギ河の上流を渡航 


村に着くまでに、
プランギ河を渡らなければならない。
湿原地帯に流れ込む、母なる川の上流地帯。
いつかここをカヌーで下り、
東南アジア最大の大湿原に入りたいなあ。




もちろん、危険地域でもあるので
現地の人々が護衛してくれた。
いつものことだが・・・


  


船頭さんの娘さん。高校生だが、学校まで遠くて通えない。
高校までは、少なくとも3時間以上は歩くだろう。

 

まさか、こんな経験ができるとは!!!
幼稚園の先生方も、子どものように大はしゃぎ。


川を越えてから、さらに急斜面を登って
村を目指して歩いて行く。
下を見ると、漁師さんたちが、
網で魚を捕っている。
このようなところに、外国人が来るのは
もちろん初めて。
 


遠く、ブキッドノン州が見渡せる。
この一体には、爆弾も数多く落とされた。



ラウィタン集落に到達した
     
 

この村の最も大きな問題は、教育だろう。
この村に住み、高校を卒業できる子はいない。学校に行きたくても遠すぎるから。
親戚のある子は、親戚のところに住みこんで、学校に通えるけれども・・・
小学校でさえも、3時間近く歩かなければならない。

 

村の初等小学校 


それでも、村人たちは
力を合わせて
自分たちで、初等小学校を建てた。
ここで、三年生までは、学校に通える。




そんなわけで、
小学校3年までの子どもは多いが
これ以上は、ほんの数人。




保育所2件分の費用で
初等小学校も建設できるので
MCLで考えてみようと思う。



ラウィタン村の保育所 
保育所の方は、さらにひどい状態だった。
これでも、皆で作ったのだが。




しかし、先生もいるし、
教育に対する姿勢もしっかりとしている。
先生は、MCLの奨学生のおばさんだった。
まずは、保育所建設をここに決めた。
セメントを運び、砂利は村人が川から採り
村中で協力することになった。

親がいず苦労している子に絞って
スカラシップ、里子候補を選んだ 


長くつながりを持ち、集落を支えていくためにも
数名の奨学生をとり、彼らが村を作っていかなければならない。


親がいない子も結構いて
それでも、がんばって学校に行きたい。
どなたか、支援してくださいませんか。


下流から舟に乗り
船着き場に向かった。
ここを下っていくと
MCLで保育所も建てている
イスラムの反政府地域
リグアサン湿原達する。




河岸の家から
子どもたちが手を振って見送ってくれた
この集落とも、
長いおつきあいが始まろうとしている。

  



お父さんと、漁をしている少年
学校には、行けないかもしれないけど
こうした生活も、素朴で良いと思う。




とくにここは、土地も肥えているし
魚も捕れるし

友達と一緒に遊べるし
戦争さえなければ
良いところだと思う。
 




クリスマスツリーを作った

ミンダナオのクリスマスは、9月から準備が始まる。
9月、September 「・・・ber」のつく時期が始まると、
クリスマスのイルミネーションが道々に飾り始められる。
ソリに乗ったサンタクロースや雪だるま。
華やかで楽しい気分が、ちまたに満ちてくる。

もともと、心底のお祝い好きで
明るく表現力豊かな国民性?
貧しく落ちこんだような粗末な小屋に住みながら
それゆえに、落ちこみを吹き飛ばすようなお祝い好き?

かつて、日本も、お祭り騒ぎが大好きだった。
年に何度も、収穫祭や盆踊りといったお祭りで
庶民が活気に満ちあふれたのに

お祭りと宗教性は、一つのようだ。
クリスチャンもイスラムも、精霊崇拝の先住民も
形だけのお祭りではなく
心底楽しむ気分に満ちている。

クリスマスの一週間前から
夜明け前のミサに、3時、4時から
教会もカテドラルもいっぱいになるのだから、驚きだ!
クリスマスのために生きているみたい!

 
 


ミンダナオにモミの木が生えているわけではないので、
クリスマスツリーは、こうして作る


イルミネーションで夜は本当に輝いているクリスマスツリー

   

クリスマスパーティーが始まった 


クリスマスプレゼントを買うための
お小遣いをもらって、
それぞれ、決まった人のために
町でプレゼントを買ってきて
歌ったり、踊ったりした後に
プレゼント交換をする




クリスマスの時期は、
親や親戚の元に、村に
帰る子たちが多いので
親のいない子たちにとっては
とっても寂しい時期になるから
それだけに、楽しく過ごす事に気を遣う




みんなで歌って踊って、楽しんで・・・
普段の遊びの延長だけど
クリスマスは特別




上の写真に実子のアイカ(藍花)も
混じっている
いつもみんなと一緒に育つ
本当に子育てが楽というか、
「子育て」という言葉が、
元々変で当てはまらない
「子育つ」というべきで
基本的に、放っておいても
子どもは育つ???


 
親が亡くなって
親戚の家を転々としながら
説明できない理由で逃げ出して
福祉局に保護された少女も。

ボードメンバーで
福祉局のソーシャルワーカーの
グレイスさんから、紹介された。
どなたか、支援者になってくれませんか。

ミンダナオ子ども図書館に先日来たが
本当にほっとして安心できる場所
そして、悲しくなく
友情に満たされた場所。

日本から来られた方々も
よく言われるのが
「ミンダナオ子ども図書館は
施設という感じがしないですね」

子どもたちも私も
ここは施設だと思っていない。
家族だと思っているから


たとえ、親に見放されても
いなくなっても、
彼らにとって、MCLは、
安心して、育つことができ、
大学まで行ける我が家なのだ。






支援しているスカラーに会いに 
   

自分たちの少年、少女時代を思い出したかもしれない。日本もかつて貧しかった、幸せは、決してお金では買えない。 

 

支援している子の場所には、危険で行けなかったが
スカラーにお父さんと来てもらい、会うことができた。




年末の大掃除とペンキ塗り


小学校の男の子たち
普段はいたずら盛りだが
積極的にかかわっていく。
まずはペンキを塗る前に汚れを落とす。
 
   

上は、実の娘の藍花。少しずつ成長して、今は、年上の子たちに面倒を見てもらう妹の立場から、お姉ちゃんへと変身した。
料理も掃除も、下の子たちの面倒も、積極的にこなしていく。
ここで育ったことが、将来どんなに大きな意味を持つかを考えると、楽しみだ。



手すりの鉄も、ヤスリや紙やすりできれいに削り
それから、ペンキを塗っていく

 
 
 

あっという間に、
一階のコンクリートの壁が塗りかえられた 
 
 
 
 


疲れたら交代
高いところは、背の高い子が・・・
 


外壁も天井も床も、どんどん塗りかえていく
その早いこと早いこと・・・
技術もあっという間にのびていく、その早いこと早いこと!

 
 
 

二階の部屋の壁も塗りかえた 
   
 


ピンク色を選んだのも子どもたち。
以前に比べたら、本当に明るい部屋になった。


最後の仕上げ! 
 
 
 
ついこの間まで、小さくって、子どものようだったのに
あっという間に娘らしくなっていく。
「あんまり早く、娘らしくなるなよ。できるだけ子どものままでいてほしい」
といっているのだが・・・
でも、娘になっても、結婚して旅立って母親になっても
MCLにもどってくると、子どもになれるのが喜びのようだ。

 
最後の仕上げに余念が無い
男の子でも、床掃除から便所掃除まで
もちろんときどき、怠けることもあるけれど
やるときは徹底してやる姿が良い。
実の娘の藍花もいっしょにペンキ塗り。
仲間たちと一緒じゃない、ということ字体が
想像できない、いつも一緒。

子どもが育つためには、
家庭や絵本の読み聞かせも大切だろうが
自分自身の体験を顧みても
友情と遊びが一番重要だと感じる。


僕の場合は、
小学校時代に、自由で生き生きと遊べた
明星学園の時代が大きい。
特に、担任の無着成恭先生の影響が大きい。
何しろ、学校でも遊んだが、
学校を出て放課後、井の頭公園の湿地帯で
友人たちと冒険遊びばかりしていた。
大人の干渉から離れた「ちまた」の遊び無くして、
家庭と保育所や学校と、絵本だけでは、
子どもは育たないと思うのだが・・・
 

床にニスを塗ってできあがり! 
 

イスラムの彼女も姉妹に変わりは無い


小さな子たちも
見よう見まねで技術を学ぶ。
学習感覚では無くって
遊び感覚で・・・そこが大切。


仕事は、義務ではなく、友情のなかで進んでいく。
いや、どんなに義務を果たされても、
友情が優先されていくので苦痛にはならない?
見違えるように美しくなった、自分たちの家
ここは、施設ではない、我が家なのだ!
 
 
 
    
 

最後に、離れの家の床と手すりのペンキも塗ってできあがり
屋根は、来年塗ることにした。
こうした子どもたちと生活していると、本当に助かる。
子どもたちは、ここを我が家と感じているし
自分の家を装いも新たに生まれ変わらせる事に、大きな喜びを感じているのがわかる。
一人で、または少人数の核家族だけで生活していてはわからない
充実と喜びが生きている。
核家族では得られない喜び、友情に守られた大きな家族、

分裂と個別化、個人主義に犯された現代社会では得られない
本来の生活が、友和のなかで生きている?
MCLにいると、本当にほっとする。
帰るべきところに、帰ってきたな、という感じ。
 
 


ペンキを塗る前(上)
塗った後(右)
本当に明るくなった
新しい年を、新しい気持ちで迎えるぞ!
 




 ペンキ塗りが終わって
みんなでプールに泳ぎに行った

   
    

ここは、憧れのスイミングプール 
   
     
   
     

運転手で、男の子たちの父親役のダゴルさんも、子どもたちと共に大喜び。
「独身でも、連れ合いがいなくても、子どもたちがいれば幸せだから、これで良い」とは、ご本人の言葉。 


みんなでお昼ご飯を食べた 
 

 
 
  
     

今年最後の水浴 
     
     
     
     
    


籾米を乾燥させる干し場を作った
前田さんご夫妻 寄付をありがとうございます!
 

籾米を干すための干し場(ドライヤー)が必要だった。
普通、職人に工事を頼めば、100万ぐらいはかかるはずが
30万でできあがった!
100万!そんなお金は、とても出せないし、
それだけあれば、多くの子どもたちを救えるし。
寄付は、毎年あるものの
すべて子どもたちの学費や医療費、活動費に使っているので、
食費や生活費は、つねに火の車。
特に今年は、アベのミックスによる円安誘導のおかげで
600万が消し飛んだ!
だからこそ、自分たちでドライヤーを作り
田んぼの米で自給率を上げる努力をしているのだが・・・

 
 
   

何しろ、200人近い子どもや若者たちを養っているので
一日100キロ近い米が消えていく!!!!

しかし、子どもたちは、ただ食べさせてもらっているのではない。
自分たちで、米を干し、自分たちで料理も作る!
僕の方が、食べさせてもらっている。

 


それでも田んぼがまだ足りない
自給率は、70パーセント


米の値上がりが激しくて
7年前の2倍になった
貧しいものは、さらに貧しく・・・?



今後も自給率をあげるためにも、
農業は文化とともに
MCLの基盤と考えている
   

台湾赤十字社もそのことを理解して
田んぼの購入費を出してくださる予定だが
一部でまだまだ、田んぼが足りない!
ぶつぶつぶつ




11月26日~29日
台風被災地緊急支援活動へ

2013年11月8日から9日にかけてフィリピンを通過した超大型台風「ヨランダ」。
被災者数は現在、約1500万人、避難者は400万人以上、死者・行方不明者は合計7300人以上と推計されている。
難民支援の経験豊富なピキットの福祉局とともに、ミンダナオ子ども図書館もレイテ島へ緊急支援活動に向かった!
 
ずは物資の整理。
コンテナいっぱいにあった日本からの衣類・靴などの物資をサイズ別・種類別に分け、
一枚ずつ畳んでいく。
授業のない大学生スカラーも朝からお手伝い。学校から帰ってきた高校生も夜中まで手を貸してくれた。
気がつけば段ボールの上でうとうと…。
一日がかりの準備を経て、AM4:00、ミンダナオ子ども図書館を出発。
 



 

  





レイテへ向かう真夜中、
トラックの物資が重すぎて
緩やかな上り坂で立ち往生してしまう
アクシデントも発生…。


ども図書館から車で20時間、 ミンダナオ島最北端の地スリガオ市に到着。
そこからさらに船で4時間かけようやくレイテ島へ。
北へ北へと車を走らせるにつれ、町の光景が悲惨になっていく。
へし折れた電信柱、なぎ倒された椰子の木・バナナ、ぺちゃんこにつぶされた家々、
道路脇に乱雑に掲げられた「HELP」「NO FOOD」の文字。
そして、何より辛いのが、ハイウェイを走る車に向かって「食べ物!」と叫び手を伸ばす子供たちの姿。
  
   
  
害がひどく、かつ支援の少ない2カ所の地域で支援活動を実施。
整理券を配り、一人一人に物資を手渡していく。
衣類・靴・タオルなどの日本から贈られた品々、ブルーシート、懐中電灯、ライター。
特にブルーシートの支援は喜ばれた。
屋根のない壊れた家で雨をしのぐには欠かせないという。

 
 


 
本の読み語りも行った。
最初は険しい顔をしていた子供たちも、歌が始まりみんなで踊れば大きな笑顔を取り戻す。
そして語られるお話に向けられる、真剣で、キラキラしたまなざし。
幸いにも、子供たちはまだまだ元気だった。
無邪気な笑い声が壊れた町に響き、焦燥しきった大人たちからも思わず笑みがこぼれる。
 
 
後にココアを混ぜた甘いおかゆの炊き出し。
「2列に並んでねー!」と声を張るものの、我先にと大混乱。
大人も混じって…。
それくらい、被災地の食料不足は深刻なのだ。
 
     
被災から1ヶ月が経とうとしているが、現地では未だ混沌とした状況が続いている。
復旧・復興に向けては国際社会の継続的な支援が欠かせない。

ミンダナオ子ども図書館も、被災した多くの子供たちのための支援を長期的に続けていきます。
第二次支援活動は、日本からの物資が一定量集まり次第開始します。年明けになる見通しです。


台風被災地緊急支援をよろしくお願い致します!!


京都暁星高校寄贈
Sarayan保育所の開所式

12月8日、京都暁星高校にご支援頂いた、サラヤン保育所の開所式を行った。
たっくさんの子どもが暮らす村にあったのは、倉庫程度の小さい保育所だけだった。
大きな保育所が出来て、みんなニコニコ。
MCLの子ども達による読み語り・開所式の後には京都暁星高校が贈って下さった衣類・文房具を村の人々へ!
「これは僕の!」「私のだもん!」
貴重な鉛筆、消しゴムの取り合いっこが勃発。
お勉強、頑張ってね。
読み語りに集まった子ども達。
一日三食食べられない時もあるけれど、
みんなと~っても元気で、明るくて、無邪気!
館長の松居から書類を受け取る女性が保育所の先生。
貧しい村だが、この日のために開所式の垂れ幕を作ってくれた。

こちらがかつての保育所

左:もらった洋服を早速、身につける子ども達。
日本からの、少し早いクリスマスプレゼントに
みんな大興奮!
サラヤンは、先住民族のマノボの人々が暮らしている。
村の大人は近くのバナナ農園で、朝から晩まで働く。
上:支援物資の配布
下:村の大人たち
 京都暁星高校のみなさま、ありがとうございました!


東郷 暢彦さま寄贈
Kiboring保育所の開所式
11月9日、東郷 暢彦さまに寄贈頂いたキボリン保育所が開所した。
キボリンは急勾配の山を登った頂上にある小さな集落。
村から見下ろす田園風景は息をのむほどの美しさ。
開所式にはたくさんの子どもが集まり、
学びの場の完成をみんなで祝った。
マノボ族の民族衣装を着た
キボリン村の女の子たち

トラックがぬかるみにはまり、
村の人々に助けてもらいながら何とか脱出
 
   


 建設途中の保育所 ペンキ塗りはMCLが行う


  立正佼成会から贈られた夢ポッケも手渡した 
 東郷 暢彦さま、ありがとうございました!



  北野生涯教育振興会寄贈
Fatima保育所の開所式
10月12日、北野生涯教育振興会さまが寄贈して下さったファティマ保育所の開所式が催された。
MCLの子供たちによる絵本の読み語りの後、新設の保育所に通う子供たちのダンス、歌のお披露目。
生憎の雨天にも負けず、村の人々の保育所に対する愛情・熱意がぎゅっとつまった素敵なオープニングセレモニー。
子供たちの学びの場として、長く大切にしてくれるはずだ。
村が費用を捻出し、床をタイル張りに。
 
北野生涯教育振興会さま、ありがとうございました!



速報:フィリピンを襲った台風に関して

フィリピンのレイテ島およびサマール島、タクロバン市などを巨大な台風が直撃し、
家屋が倒壊、流されて、多数の死傷者が出ています。
フィリピンでは、極貧の家庭は特に、土地を買うことが出来ずに、
川沿いや海に張り出した地域に家を建てて生活しているので、今回の高潮は、
そのような貧しい人々の家々を襲ったものと思われます。
推計で1万を超える死者が出たとも言われています。
犠牲者の多くが、貧しい人々であることは間違いないと思われます。

私の元にも、心配の電話やメールが多数寄せられましたが、
ミンダナオこども図書館のあるミンダナオは、強風はあったものの被害はありませんでした。
ご安心ください。

現地スタッフから新たに連絡が入り、赤十字から共同して現地に向かえないかと言う依頼が来ました。
堺市の平和賞受賞式で知り合った、台湾赤十字もフィリピンに向かう旨の連絡も受け
11月26日から七月3日に第一回救済支援を開始、サイトに報告します。
4WDトラック(立正佼成会より寄贈)に食料と古着など支援物資を積んで
現地OMIの賛助支援も受けつつ、ミンダナオ子ども図書館のスタッフ自らが、
福祉局おより赤十字、OMIと共に現地に乗り込み、直接現場で支援活動を行うことになりました。

政府機関である福祉局DSWDとも連携して、今回の台風で親を失ったり、身寄りが無くなった子を
ミンダナオこども図書館に受け入れる相談もしていきます。

古着などを、MCL宛てに送っていただければ、赤十字と協力して現地に届けられるように手配します。
赤十字社と共同はするものの、活動経費はミンダナオ子ども図書館自体が負担することになりました。
現地へのトラックでの輸送費、支援物資代、宿泊や食料支給、子どもたちの保護などなど、
円安にくわえ授業料の値上がりなど、MCLも厳しい財政状況なのですが、
レイテの子どもたちを放っておくことは出来ません。
よろしければ、緊急支援をお願いします!!!
振込用紙の通信欄に「レイテ支援」または「台風支援」と書いてください。
寄付は、現地救済のために使います。
活動報告は、常に写真入りでネット上に掲載していきます。


郵便振替口座番号:00100 0 18057
口座名:ミンダナオ子ども図書館


インターネットバンキングも可能です
■銀行名 ゆうちょ銀行  ■金融機関コード 9900
■店番 019  ■預金種目 当座
■店名 〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
■口座番号 0018057
ゆうちょ銀行(郵便局)や、それ以外の金融機関からの振込もOK
ミンダナオ子ども図書館支援方法


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目次
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訪問希望の方は ここをクリック!  まだ支援者のいない子たちへ! ミンダナオ子ども図書館日本応援窓口 
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