訪問者の方の感想 |
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現地スタッフの宮木 梓です。 2015年2月から4月にかけて、 たくさんの方がMCLに来て下さいました。 その中のまなぶさんが感想を送って下さり、 ホームページ掲載を了承して下さいましたので、 紹介します。 |
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初めての海外 は30年程前のフィリピンパナイ島でのワークキャンプでした。 スラムの中で貧しくても笑顔いっぱいで生活している人々に感動を覚え、 共に汗を流した村の青年達とは今も友人です。 その後何度か村を訪ねると、雨季には酷かった道は舗装され、水道が引かれリヤカーの水売りは来なくなり、 自家発電だったのが電線がのび街灯がつき、携帯電話を使用し、生活は豊かになりつつあります。 しかし、今回初めてミンダナオ島に来て子ども図書館で過ごし、 フィリピンのまた別の問題を知ることとなりました。 子ども達は私の想像を超える過酷な情況の中におかれていたようですが、 ここに来て生活する子ども達の笑顔からはそれを感じさせませんでした。 大きい子が小さい子の面倒を見て、協力し合い食事からすべての生活を築き上げていました。 薪で火を起こし炊き上げるご飯は、食事が待ちきれなくなるほど良い香りを放ち、 子ども達同様に私も「お腹すいた~」と言っては作っている横でつまみ喰いをしました。 フィリピンは少しずつ豊かになってきたようでも、ここミンダナオの問題は大きく、 その狭間の中で多くの子ども達が生きているのだと改めて感じました。 神への感謝の祈りはイスラムもプロテスタントもカトリックの枠を越えて、 子ども達の歌声と踊りに表れていました。 インドのカルカッタでも世界のどこに行こうが、私には帰る国、帰る家があるから、 一定の時間だけ満喫してその地を離れることになる。 子ども図書館の少年が切り払いした幹から大きなナタを使って削り、一日かけてコマを作りあげていました。 私にはお金を出せば容易にコマを手に入れられるが、一生懸命に削る少年の姿を見て恥ずかしくなりました。 少年の作った荒削りのコマは少しバランスが悪くても、何度かトライするうちに長い時間回るようになっていました。 子ども達は日々の生活を通して成長し、回り続けているのだと感じました。 カリタスジャパン原町ベース復興支援臨時スタッフ 福田仕(ふくだまなぶ) |
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MCLの日常より |
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5月末のMCLの日常の様子です。 子どもたちの戻ってきた食堂。 |
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5月25日のハラーナより。 海に出発する前の朝。 |
高校生のお兄さんの誕生日でした。 |
第2寮に男の子たちが 暮らしています。 |
女の子たちも集まり、 |
みんなで歌を贈ります。 |
赤ちゃんも目を覚まして、 起きてきました。 |
そして、お祝いのことば。 |
ハウスペアレントさんからも、 お祝い。 |
終わったのは4時50分。 その後、準備をして サンタマリアに行きました。 |
米乾燥場は、 子どもたちの遊び場です。 |
ビーチサンダルでドッジボール |
大縄跳び |
新学期の前の大掃除 |
メインハウスから、朝食に向かう。 |
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スカラシップ部 |
小学生に配る、 学用品の準備に大忙しです。 |
MCLのロゴの入ったリュックに、 1人分ずつパックしています。 |
5月29日(金) キダパワン高校に入学する、 男の子たちが履修登録に向かいます。 |
右手前は、社会福祉士さん。 校門の前で記念写真。 男の子たちも おしゃれが好きです。 |
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5月30日(土) 支援物資から奨学生へ、 服の配布がありました。 |
今回は、 1人10着までです。 |
10人ずつくらい、 部屋に入れてもらって 選びます。 |
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部屋の外で待っている子どもたち |
うずうずして、列に並んでいます。 |
服を送って下さった皆さま、 どうもありがとうございます。 |
土曜日の夜の、 映画の準備。 右の写真は、 キダパワンのカトリック教会です。 日曜日の礼拝後、 家路につく人々。 |
海水浴 |
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現地スタッフの宮木 梓です。 5月25日(月)~5月27日(水)に、 2泊3日でMCLに暮らす子どもたちみんなで サンタマリアに海水浴に行きました。 |
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2015年5月25日~27日 サンタマリア |
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海に行く前の日・・・ |
スロープで遊ぶ子どもたち |
右奥に、海に持っていくテントを 準備しているのが見えます。 |
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25日の朝7時 車3台で出発! |
サンタマリアまで、 3時間半の長旅です。 |
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MCLから3時間・・・ 海が見えた! |
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お昼に、サンタマリアに到着 |
3月14日に開所式をした、 MCLの贈った保育所に 泊めてもらいます。 |
園児さんは夏休み中なので、 建物を使わせていただけました。 |
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これから、2泊3日の海水浴、 みんな楽しみでいっぱいです。 |
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5月26日(火) 午前 コラグシン・ディエゴ集落で読み語り |
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私は、「サンパギータのくびかざり」を 語るよ。 本番前に、練習しています。 |
ハイハーイ! MCLです! お正月・3月に続いての コラグシンでの読み語り |
集まってくれた 子どもたち |
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歌って、踊って、 |
それからお話。 |
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最後におやつ |
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新採用の奨学生のプロファイリング |
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スカラシップ部のスタッフは、 2015年度に サンタマリアで採用する、 10人の奨学生の プロファイリングをしました。 |
こちらは、セント・ドニャリヒーナ村。 コラグシンから 車で1時間弱のところにある、 海辺の集落です。 |
奨学生の家を 一軒一軒訪ねて、 インタビューし、 写真を撮ります。 |
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彼女は体調が悪く寝ていたので、 部屋で撮影。 |
次の奨学生の家まで 歩きます。 |
村の人に案内されて、 ようやく到着しました。 |
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プロファイリングと、 |
写真撮影 |
次の奨学生のお家 |
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緊張している 新しい奨学生。 後ろにいるのは、 お母さん。 |
産まれたばかりの 豚の赤ちゃんがいました。 右の写真は、 豚のえさにするために バナナを臼で ついているところです。 |
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上の5人は、コラグシン集落から採用する新奨学生です。 右端は、バナナの花。 |
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サンタマリアでの、子どもたち |
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夜明けから海に入ります。 |
ご飯の準備の様子 |
子どもたちが分担して 作ります。 |
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海で採れた貝を買って、 料理してくれる ハウスペアレントさん。 |
配膳 |
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お皿洗い |
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井戸 |
歌うのが大好き。 |
こちらはチェスをしています。 |
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ウニがたくさんいるから、 靴を履いて泳ぐよ。 |
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ハンモックでのんびり・・・ |
おやつにパンをもらって、 うれしそう。 |
コラグシンの子どもたち |
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よそのお家のテレビを 覗いています。 |
晩ご飯後のレクリエーションの 練習中。 |
班ごとに 発表会 |
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迷子にならないように、 旅行中、子どもたちは 9班に分かれています。 |
スタッフの人たちが、 それぞれ班長です。 |
班長さんも参加して、 とても楽しそうです。 |
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こちらは、のど自慢大会。 優勝者はラップを歌った、 彼女でした。 |
新しくMCLに入った奨学生も、 勇気を出して、 歌を披露。 |
民族ごとでも、歌いました。 人数の増えた、 ムスリムの子どもたち。 |
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ミスター&ミスコンテスト |
性別を逆転して、 面白さを競います。 |
歓声が飛びます。 |
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審査員をしているスタッフさん |
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村の人たちも、観に来ていました。 |
保育所の中で寝るのは、女の子たち。 |
(男の子たちは、キャンプでした) |
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あっという間に2泊3日は過ぎて、 もう帰る時間です。 楽しかったね! スタッフの皆さんは、 本当にお疲れ様でした。 |
おかえり! |
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現地スタッフの宮木 梓です。 もうすぐ新学期。 帰省していた子どもたちが、 MCLに戻ってきました。 5月23日(土)にアラカン地区の子どもたちを 迎えに行った様子の紹介です。 |
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MCLを朝9時に出発 |
ロハス、アンティパス地区を通り、 アラカンに入ります。 |
アラカン地区トゥマンディン村 |
ここで、奨学生を待ちます。 ラナオコラン寮の ハウスペアレントさんから、 今日MCLから迎えが来るとの 連絡網が回っているそうです。 |
バイクに乗ってやってきた子どもたち。 |
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トゥマンディン村出身の スタッフさんの実家でお昼ご飯 |
家庭菜園 |
子犬がいました。 |
MCLから お弁当を持ってきました。 |
お家では、トウモロコシを炊いていました。 主食です。 |
少し、味見させてもらいました。 |
左のお姉さんと、 |
左のお兄さん、中央の妹さんも奨学生。 |
お父さんが、 ネイティブ・コーヒーを ふるまってくれました。 |
上は、16人兄弟の末っ子の妹さん。 (15番目のお子さんは亡くなったそうです) 右は、奨学生の彼女がMCLに戻るので、 お洋服を袋につめています。 |
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少しだけ、車に乗せてもらう 末っ子さん。 |
アラカンの中心に 戻ってきました。 |
もう1台出ていた、 迎えのバンと合流 |
そこから、2時間弱で MCLに到着。 |
こちらのバンも、 無事着きました。 |
部屋に向かう、 子どもたち |
久しぶりに大勢での夕食だったのですが、停電中・・・ 懐中電灯の灯りで配膳しています。 |
お皿洗いも暗闇の中 |
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電気が戻りました。 今から、子どもたちの ミーティングです。 |
新しくMCLに住むことになる奨学生の歓迎会 |
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横浜デザイン学院の 生徒さん達から、 お手紙をいただきました。 きれいに書かれた絵や、 メッセージに大喜び! 左は、同封されていた糸電話で 遊んでいる様子です。 どうもありがとうございました。 |
5月17日(日)~22日(金)のMCLより |
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現地スタッフの宮木 梓です。 5月中旬のMCLの活動や日常の紹介です。 |
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日曜日の カトリック教会の礼拝からの 帰りの車の中 左は、教会の駐車場 |
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月曜日の買い出しの様子 |
買い出しに来たのは、 ハウスペアレントさん |
鶏屋さん。 注文通りに切り分けてくれます。 |
牛肉屋さん |
グロッサリーストア |
干物屋さん |
MCLに到着すると、 |
子どもたちがキッチンまで |
運ぶのを手伝ってくれます。 |
スタッフの娘さんの、ハラーナ (誕生日の歌のプレゼント) |
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お祝いのことばを 贈ります。 |
訪問者のよしさんからも、 お祝いのことば。 |
少し、眠たい・・・ |
パンと、ミロが お母さんからふるまわれました。 |
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おいしいね。 |
お祝いの食事の料理も 始まっています。 |
ハラーナが終わったのは、 朝5時10分。 |
さぁ、バスケや! |
誕生日の娘さんの家族が、 プールリゾートに招待して ご馳走を準備してくれました。 |
バナナケチャップで味付けされた 甘いスパゲティは お祝いの料理の定番。 |
プールリゾートにはキッチンがあり、 自分たちで調理できます。 ここは、イスラム教徒の人たちも 大丈夫なキッチン。 「STRICTLY NO PORK HALAL KITCHEN」と 書いてあります。 |
朝の掃除 |
MCLのキッチンガーデン |
空芯菜 |
ツルムラサキ |
オクラ |
三度豆 |
配膳が終わるまでは、 ダイニングに入れません。 |
まだ、配膳中 |
バナナをたくさんもらったので、 食堂のすみに積んであります。 |
ご飯の合図に鐘が鳴りました。 |
みんなが、食堂に 集まってきます。 |
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今朝の献立は、 干物とラーメン入りスープ。 |
食前のお祈り |
別の日の朝食。 おかずは、 バナナの花のかき揚げ風。 |
洗濯 |
水浴び |
スタッフは8時から仕事 |
スカラシップ部のオフィス 新学期に向けて、小学校に配る 学用品の準備中 |
夏休みなので、 奨学生もお手伝い。 |
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フィールドに出るスタッフもいます。 |
MCLの水田に種もみを運んできた、 農場担当スタッフ |
田を鋤くために、水牛がいます。 |
これは、田んぼをならすのに、 水牛につなげて使います。 |
灌漑用水 |
マキララ地区バサカンには、 約5ha のMCLの田んぼがあります。 |
田んぼを任せている人と、 相談中 |
その後、 郵便局に手紙を受け取りに行きました。 |
キダパワンの町の郵便局で、 局留めになっているので、 取りに行きます。 |
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それから、 キダパワンの町にある MCLの奨学生寮を見に行きました。 |
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男の子の部屋 20人が暮らせます。 |
夏休みなので、 2人程しかサマースクールのために 残っておらず、 がらんとしています。 |
きれいにしてあります。 |
そして、こちらが女の子の部屋です。 |
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毎朝この鏡の前で、 身支度しているようです。 |
MCLからお米も 届けました。 |
ここにも、 もうすぐ奨学生が戻ってきます。 |
金曜日の午後2時からは、 定例スタッフ会議をします。 この日は、 夕方5時半まで 話し合いが続きました。 |
MCLのスタッフたちと訪問者のよしさん |
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週末の夜、 キダパワンの屋台を見に行きました。 |
夜になると、 焼き鳥の屋台が並びます。 |
好きな串を選んで、 焼いてもらいます。 |
こちらは、お酒を置いている 露店のサリサリ。 |
たばこや飴が、 1つから買えます。 |
ビールが冷やしてあります。 MCLの敷地内で、 お酒・たばこは禁止ですが 外なら大丈夫です。 |
氷を入れて、ビールを飲むところが、 東南アジアです。 |
中央に、「バロット」という アヒルの孵化しかけた卵を ゆでたものがあります。 |
バロットが 大好きな人が、多いです。 |
屋台の後、 10日程前に亡くなったスタッフの奥さんのお兄さんの 「フィリピン風お通や」に行きました。 こちらでは人が亡くなると、お葬式までの1週間くらいは、 夜に寝ずに、お棺に入れた死者に付き添い、 遠くからも集まる縁者がお別れのあいさつに来るのを待ちます。 |
死者がさみしくないように、 お棺のまわりで 一晩中賭け事をして、 楽しそうにします。 それが1週間続くので、 お客さんのための コーヒーやパンを準備したりと 家族は大変です。 お通やに来ていた、 奥さんの兄弟や親戚、友達と 記念写真。 |
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水曜日の夜の映画大会 |
スクリーンの前で、 映画の中の女優のつもり |
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来週は、みんなでサンタマリアに海水浴に行きます。 |
新学期に向けて |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 以前、保育所を寄付して下さった方が、 その保育所に通う子どもたちに、 学用品を贈ってくれることになりました。 保育所の先生のところに行き、 新学期に保育所に通う子どもの数と、 必要な学用品を聞きました。 |
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2015年5月20日(水)午前 プレジデント・ロハス地区ダトインダ村 |
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MCLのオフィスは8時に開きます。 |
私たちの出発も、午前8時。 出発前に子どもたちとおしゃべり。 |
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会計さん。 ここで予算をもらって、 村に出かけます。 |
掃除している ハウスペアレントさんと、 子どもたち。 |
男の子は、バスケ。 |
MCLから2時間半で、 ダトインダに到着。 |
山の上の方の村ですが、 電気が来ています。 |
保育所の先生の家を訪問。 |
6月から始まる新学期に 必要な学用品を、聞いています。 18人の子どもたちが、保育所に通うと 登録されたようです。 ノート、鉛筆、クレヨン、模造紙、 色紙、粘土、ノリ、はさみ、身長計などが ほしいそうです。 |
先生の娘さん。 家の壁が、 イスラムの女性や 中国の四季の絵、 新聞などで飾られていました。 |
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保育所担当のスタッフと 訪問者のよしさん。 |
木臼がありました。 トウモロコシを挽くそうです。 |
村の子どもたち |
質問が終わったので、 帰ります。 |
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途中、 キダパワンの手前でお昼ご飯。 |
ご飯はお弁当にして持ってきたので、 おかずだけ注文しました。 |
これは、月曜日にダバオで買った、学用品です。 これから、村々の小学校を回って配ります。 ダトインダ保育所にも、 リクエストされた学用品を届けに 再訪します。 |
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MCLの果物の木 これは、ジャックフルーツです。 |
水浴び中に教えてくれた、 女の子。 |
いい天気です。 |
アラカンからカリナンをまわる |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 今回は、5月19日(火)に、 保育所建設場所の相談のためにアラカン地区のカラパニット集落、 学生寮補修のためにラナオコラン、 奨学生のプロフィールの確認のためにカリナンを、 スタッフが訪ねるのに同行した様子の紹介です。 |
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朝6時にアラカンに向けて出発! |
7時半 アラカンの市場に到着 |
食堂で朝食 |
2015年5月19日(火)午前 アラカン地区カラパニット集落 |
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そこから1時間半ほどで カラパニット集落に到着。 マノボの人たちの暮らす村です。 |
ここに、新しい保育所を 建てる予定です。 |
山の上の、景色のいい村です。 |
現在の保育所 |
保育所の中の様子 |
カラパニットの子どもたち |
建設場所を探しています。 |
村の男の人たち |
村のリーダーと、 具体的な場所の相談。 |
村の誰かに 保育所のための土地を、 コミュニティに寄付してもらい、 MCLはそこに建物を 贈ります。 |
子どもたちと訪問者のよしさん。 ここの子どもたちは、 近づくと逃げ出してしまうのですが、 一緒に写真を撮らせてくれました。 |
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この道が、 次の目的地のラナオコランに続きます。 |
またね! |
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5月19日(火)午前 ラナオコラン |
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カラパニットから1時間くらいで、 ラナオコランに着きました。 補修工事が始まっています。 |
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5月14日にカリナンで買った 材料が運ばれています。 |
大がかりな改修です。 |
基礎から修理です。 |
ラナオコランの寮の、ハウスペアレントの娘さん。 |
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2015年3月19日(火)午後 カリナン |
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ラナオコランから お昼休憩を入れて2時間で タマヨン村に着きました。 ここで3人の奨学生を探します。 |
ここは小学校です。 小学6年生になる奨学生の男の子 を探しに来ましたが、 いませんでした。 |
バナナ畑を抜けて、 次はシカウ村に 女の子の奨学生2人を 探しに行きます。 |
次に目指すのは、 マウント・サイナイの シカウ村。 シカウという名字の人が たくさんいます。 |
小さい小さい標識がありました。 「TO SIKAW」と書いてあります。 |
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車を置いて歩きます。 |
本当にこの先に、 |
村があるのかしら・・・ |
歩いてきた道。 標高が高いので、息切れします。 |
シカウ村に 無事たどり着きましたが、 ここでも奨学生には 会えず・・・ 夏休みを、 違う村のおばあさんのところで 過ごしているそうです。 |
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探している子どもたちの 同級生に会えました。 |
ここの子どもたちは、 人懐っこいです。 |
探している女の子の 継父の家に案内してくれました。 |
お父さんから、彼女のプロフィールを教えてもらいます。 携帯電話の電波が来ているそうなので 連絡先を教え、 メールを待つことになりました。 |
もと来た道を歩き、 車まで到着。 もう1人、 小学校で会えなかった男の子を 探しに行きます。 |
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この道でいいのかなぁ・・・ この辺りは、 ドールのバナナプランテーションが 迷路のように広がっています。 |
ようやく見つかりました! 元気にしていたの!? |
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今年の1月に、学校に行くのを止めていた彼。 勉強より、バナナ畑で働きたいそうです。 奨学生を止めることになりました。 スタッフに奨学生を続けるよう説得されても、 意志は変わりませんでした。 |
その間、 車に乗ってみたい子どもたちが 荷台によじ登って 遊んでいました。 13~14歳になると、 身体もしっかりして プランテーションで働けるようになるので、 学年が遅れてしまった男の子は、 勉強より仕事を選ぶ子どもも 少なくありません。 |
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キダパワンに戻ってきたのは、夜7時半。 MCLの夕食は 終わってしまっているので、 屋台で晩ご飯を いただきました。 長い1日、お疲れ様。 |
夏休み |
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現地スタッフの宮木 梓です。 フィリピンの長い夏休みも、 残すところあと2週間となりました。 MCLの子どもたちも ほとんどが帰省していますが、 残っている子どもたちの日常を紹介します。 |
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夏休みは、朝から バスケ! |
人数がいつもの3分の1くらいなので、 食堂も半分しか使っていません。 |
配膳も、すぐ終わります。 |
日中は 本を読んだり、 |
友達と遊んだり、 |
訪問者のさきさんと、 歌ったり・・・ |
日曜日は教会へ行きます。 |
こちらは、キダパワンの カトリック教会 |
礼拝後の夕日 |
家路につく人々 |
私たちも、MCLに帰ります。 |
帰ったら、晩ごはんだ! |
土曜日の朝の掃除 |
日が沈んだら寮に戻って、 ラジオをかけて ダンス! |
夕方の水浴び |
ダバオ見物 |
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訪問者の方をお迎えに行くときに、 一緒にダバオに 連れて行ってもらいました。 |
ダバオでも、 食事の準備をお手伝いします。 |
ダバオでは、 炊飯器とガスで調理 |
マロンガイの葉っぱを つんでいます。 スープに使います。 |
連れて来てもらってのは 8人の奨学生と、 |
まだ小さい弟さん。 |
食後のお皿洗い |
パイナップル売りが来たので、 デザートにいただきました。 |
いつでも、歌うのが大好きな 男の子たち。 |
SM(ショッピングモール)に 連れて行ってもらえるって! エスカレーターと、 エレベーターに 乗ろう! |
前の晩に到着したよしさんも一緒に 記念写真 |
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SMに到着 |
ダバオ名物ポメロ(ザボンのような果物) が売っていました。 |
よしさんが、 5キロ買ってくれました。 |
帰ってさっそく ポメロを食べる 子どもたち。 |
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これは別グループのダバオ見学。 一度にたくさんは来られないので、 みんな順番に 連れて来てもらっています。 大喜びで、おしゃれして 来ています。 |
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訪問者のさきさんの、 お別れ会。 |
お別れのあいさつ |
こちらはよしさんの、 歓迎会。 |
お土産にふりかけを いただきました。 |
玉子味が甘くて好きなので、 取り合いになります。 |
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夏休みの間は週に2回、 水・土の夜が映画大会。 とても楽しみにしています。 |
子どもたちが準備を 手伝ってくれます。 |
イスを持って来たり、 |
毛布を持ってきて、 準備万端の子どもたち。 |
この日は、「あの子を探して」 を観ました。 |
映画が終わった後、 片付けるのも手伝ってくれます。 |
寝る前に、マンゴーを 食べています。 |
人が少ないので、 集まって寝ています。 |
写真とって! たくさんとって! |
来週の週末には、みんなが戻ってきます。 6月1日から、新学期です。 |
5年ぶりの再会 |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 訪問者のよしさんが、 5年ぶりに 支援している奨学生に会いに、 キアタウ村に行きました。 小学生だった彼も、高校生。 再会は、どんな様子だったのでしょうか。 |
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2015年5月14日(木)午前 アラカン地区キアタウ |
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今朝は6時に出発です。 |
9時半ごろ、キアタウに到着して、 奨学生の家を訪ねます。 |
けれども、支援している奨学生が お家にいません。 |
まあ、コーヒーでも飲んで、 待ちましょう。 |
どうやら、夏休みなので 畑で働いているようです。 |
30分ほど待ったでしょうか。 |
馬と一緒に 戻ってきました。 |
現地で彼を支援すると決めてから、 5年ぶりの再会だそうです。 |
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5年前の写真を見て、はにかむ彼。 小学生だったのが、高校になり、 すっかりたくましくなりました。 |
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洗濯ものを取り込んでいる 妹さん。 |
プレゼントに、文具を持ってきてくださりました。 どうも、ありがとう。 得意科目は、国語(フィリピノ語)だそうです。 |
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最後に、家族とスタッフも一緒に記念写真。 勉強、頑張ってね! 妹さんは、写真撮影のために、 お洋服を着替えてきました。 |
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午後 アラカン地区ラナオコランの奨学生寮 |
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キアタウから、ガタガタ道を40分。 ラナオコランにやってきました。 |
ここには、 MCLの奨学生の寮があります。 |
アラカン地区の、女子寮です。 |
夏休みなので、 子どもたちは帰省中。 |
5年前に建てられた寮も、 厳しい風雨で すっかり傷んでしまいました。 |
壁にも穴が開いています。 |
夏休みの間に補修することになり、 今日は、 どのように工事を進めるか、 地元の大工さんと相談するのです。 |
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この寮も、支援者の方からの 寄付で建てられました。 |
農場担当のスタッフさんが、 工事も担当してくれます。 |
大工さんと相談中 |
とても景色のいいところです。 |
改修工事が終わるのが、 楽しみです。 |
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お昼ご飯は、山を下りてきて カリナンで いただきました。 |
4月に平和の祈りをした町です。 |
カリナンの食堂の様子 |
MCLに戻ったのは、夕方5時過ぎでした。 子どもたちが元気に遊んでいました。 |
読み語りと夢ぽっけ |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 3月の半ばに届いた、 立正佼成会の子どもたちからの たくさんの夢ぽっけ。 夏休みなので、 MCLに残っている子どもたちが、 読み語りと一緒に 村々を回って、届けています。 今回は、 5月13日にマキララ地区を訪ねた様子を 紹介します。 |
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2015年5月13日(水)午前 マキララ地区バト |
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MCLの朝7時半 |
読み語りに向けて出発です。 |
車で1時間半ほど走って、 目的地のバトに到着 |
MCLの建てた保育所に、 子どもたちが集まっています。 |
保育所の中の様子 |
さあ、お話が始まるよ! 座って座って! |
こんにちは! MCLです! |
元気づけに、まずは ロラレの歌から始まります。 |
訪問者のよしさんも参加 |
そして、お話が始まりました。 |
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みんな、聴き入っています。 |
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お話の後は、 夢ぽっけを配ります。 |
奨学生たちが、 運んでくれています。 |
日本の子どもたちからの、 メッセージを紹介します。 |
バトでは、100袋を配ります。 |
配る子どもたちの名簿を準備し、 一人ずつ名前を呼んで 渡します。 |
おやつのパンも一緒に どうぞ。 |
夢ぽっけ、もらったよ! |
よかったねぇ、とおばあちゃん。 |
何が入っているのかな・・・ |
明日はお祭りだそうで、 豚の解体をしていました。 |
村のお父さんたちが、 みんなで手伝っています。 |
大きなお肉の塊を、 水で洗っています。 |
ここで、お昼休憩。 おかずは、鶏の煮込みです。 お腹すいたぁ! 暑くて疲れたぁ! |
午後に もう一村回るので、 しっかり食べて 元気をつけます。 |
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さあ、次に行くよ! |
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午後 マキララ地区ロカトン |
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バトから、30分くらいで ロカトンに到着しました。 |
3月初旬にも、 読み語りに来た村です。 |
ここにもMCLの建てた 保育所があります。 |
ほら、集まって! |
とても暑かったので、 保育所の中に入ることに なりました。 |
ここでも、100袋の 夢ぽっけを配ります。 |
MCLの紹介の後、 |
「ロラレ」を歌って踊ります。 |
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それから、お話 |
彼は、本なしで 語っています。 |
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立正佼成会の子どもたちが 1食我慢したお金で用意してくれた、 おもちゃや文具の詰まった夢ぽっけ。 どうも、ありがとう。 |
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おやつ休憩。 暑い中、 ほんとうにお疲れ様でした。 |
MCLに帰ります。 |
カカオの木 |
MCLに残った子どもたちは、 お米を干すのを手伝っていました。 大体終わったので、 さっそくバスケ! |
MCLのキッチンガーデン |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 この間の嵐で、畑がだめになってしまったので、 みんなで少しずつ野菜を植えなおしています。 お米はMCLの田んぼで自給できているけれど、 野菜はまだ買わないと足りません。 野菜も自給できるように、 みんなで畑をがんばっています。 |
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2015年4月9日(土) 朝ご飯前 |
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良く晴れた土曜日の 朝6時半。 今朝は近所から 水牛とおじさんが 耕しに来ました。 |
手前にレモングラスが植えてあります。 |
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4月半ばに産まれた スタッフさんの赤ちゃんも、 畑の側にいました。 |
嵐で、畑になにもなくなったので、 まずは掃除から・・・ |
落ち葉を 集めています。 |
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先日倒れた木も、少しづつ 薪になって小さくなりました。 |
キャッサバ芋を収穫。 後でおやつにしよう。 |
みんなが畑で働いている頃・・・ |
部屋の掃除を、たぶん終えた 小さい子たち |
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こちらは、ダイニング。 ココナツの中身を削っています。 これは、お昼ご飯用。 |
ご飯の配膳 |
お洗濯 |
朝ご飯まで、もう少し・・・ |
夏休みなので、 45人分くらいの配膳です。 |
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畑仕事もひと段落。 お腹すいた! |
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MCLの田んぼは、 車で30分くらいの ロハスというところにあります。 |
前の田んぼの所有者のところで お米を作っていた家族に、 そのまま頼んで作ってもらっています。 |
追い出すと、 仕事がなくなってしまうからです。 |
お米を3食お腹いっぱい食べられることが、 本当に幸せ! |
ご飯の買い出し |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 MCLでは、月・水・金の週3回、 キダパワンの市場に食材に買い出しに行きます。 今回は、キッチン担当スタッフと、 市場に行った様子の紹介です。 |
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2015年5月8日(金)キダパワンの市場 |
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MCLからトライシクルで、 15分ほどのところに、 市場があります。 日常の食材は、 その市場で調達されています。 |
キダパワン・メガマーケット に到着しました。 キダパワンの町の人が利用する、 庶民的な市場です。 |
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まずは、八百屋さん。 月曜の昼までのメニューを書き出し、 予算を計算して買い物に 来ています。 |
なすび・小松菜・三度豆 オクラ・ハヤトウリ・空芯菜 人参・南瓜・・・ |
ジャガイモ・大根・苦瓜 キャベツ・トマト・しょうが 玉ねぎ・ニンニク・・・ たくさんの野菜がにぎやかです。 |
次は、お肉屋さん。 牛肉屋さんで、 買い物をしています。 |
豚肉屋のお兄さんが ポーズを決めてくれたけれど、 MCLはイスラム教徒もいるので、 豚肉は買いません。 |
夏休みなので、 スタッフの娘さんも 一緒です。 |
そして、魚屋さん。 |
海から運ばれた、 新鮮なお魚が並びます。 |
時々、氷屋さんが 通ります。 |
それから、鶏屋さん。 丸ごとから、骨付きで 並んでいます。 頼むと、 切り分けてくれます。 |
足や、頭だけを買うこともできます。 内臓も売られています。 おいしいです。 |
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通りを抜けて・・・ 米粉の蒸しパンや、バナナケーキを売る お菓子屋さん |
ネイティブ・コーヒー屋さん |
小間物屋さん |
ジプニー |
ハロハロ屋さんで 一休み |
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ハロハロというのは、 ナタデココや、紫芋のジャム、 バナナを甘く煮たものなどが入った、 具だくさんのフィリピン風カキ氷。 最後にコンデンスミルクをかけ、 お好みで砂糖をかけて、 いただきます。 |
ここのお店は、 アボガドや、コーンフレーク、 シュレッドチーズも入っていました。 訪問者の方も同行したので、 今日は特別。 いつもはハロハロに 寄りません。 |
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買い物を続けます。 このお店では、 ティンナッパ(魚の缶詰)と、 洗剤。 ティンナッパはうどんと一緒に スープになって出てきます。 |
そして、ブラッド。 (とても塩辛い魚の干物) ブラッドは、たぶん 朝ごはん用。 いくらでも、ご飯が食べられる おかず。 |
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MCLの買い出しは終わったけれど、 果物屋さんへ・・・ |
左の赤い実は、シンクウェラス。 日本では見たことがない果物です。 |
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訪問者の方と、 マンゴーを買いました。 |
帰りは、スタッフの旦那さんの トライシクルで戻ります。 |
こちらも、娘さん2人が一緒に ついて来ていました。 夏休み、いいねぇ。 |
お父さんの トライシクル。 買った食材を たくさん積み込みます。 |
MCLに到着。 これで、今日の買い出しはおしまいです。 |
ハラーナ |
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現地スタッフの宮木 梓です。 夏休みのため、帰省している子どもたちが多く、 MCLにいるのは30人くらいです。 MCLの子どもたちは、誕生日の人へハラーナ (愛する人の家の前で、ギターにのせてセレナーデを歌うこと)を 贈ります。 夏休みで、人数が少なくても、 誕生日には心を込めたハラーナを 贈っています。 |
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2015年5月7日(木)早朝4時 |
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早朝どこからか 子どもたちの歌声が聴こえてきたら・・・ |
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それは、誰かの誕生日です。 |
誕生日の本人は、 まだ眠っているようです。 |
歌声で、 起こします。 |
朝は少し肌寒いので、 毛布を持ってきました。 |
小さい子どもたちも、 がんばって起きました。 |
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主役が起きてくれました。 誕生日だったのは、ハウスペアレントさん。 |
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歌の後は、お祝いのことばを 贈ります。 |
一人ずつ前に出て、 お祝いを伝えます。 |
いつも、 ありがとう。 |
いい1年で、 ありますように。 |
同僚のハウスペアレントさんからも、 お祝いがあって、 |
思わず涙が あふれます。 |
お祝いのことばの後は、 誕生日の人からのお返しのことば。 ハラーナをどうもありがとう。 私の願いは、 あなたたちが学校を卒業してくれることです。 |
今日はもう1軒、 誕生日があります。 家を移動して、 ハラーナを続けます。 |
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歌が終わったら、お祝いを言いに行きます。 |
お誕生日、 おめでとう。 |
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健康に恵まれた 1年でありますように。 |
どうもありがとう。 |
ハラーナが終わっても 帰らないで! |
列に並んで! |
お誕生日の人が ホットケーキを準備していて くれたのです。 |
大急ぎでコーヒーを いれています。 |
誕生日の人が、 おやつをふるまうのが フィリピン流です。 誕生日の2人が、 共同で準備してくれました。 |
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ハラーナが終わったのは、5時半くらい。 まだ、お月様がいます。 |
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明るくなったらさっそく バスケットボールをする 男の子たち。 |
お姉さんたちは、 朝の掃き掃除をしています。 |
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MCLに泊まりにきて、 早朝に歌声が聴こえてきたら、 声を追いかけて来てください。 それは、誰かのお誕生日のお祝いです。 |
家庭訪問 |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 2015年5月4日(月) MCLのソーシャルワーカーさんの 仕事に同行しました。 |
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マグペット地区テンポラン |
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MCLから車で2時間弱・・・ 雨の後の道は滑りやすいけれど、 どうにか車でマグペットのテンポランまで 来れました。 |
MCLのソーシャルワーカーさんが、 奨学生の家を訪問します。 |
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昨年度はMCLから通学していた奨学生のおばあさん。 高校生のお孫さんは、6月から、 MCLを出て、家に戻って通学したいと言っています。 お孫さんは、夏休みの帰省中にお米を買うのを我慢して、 携帯電話を買ったそうです。 MCLだと高校生以下は携帯を持てないので、 規則から自由になりたいのかな・・・。 |
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おばあちゃんの家から彼女が通学することになったら、 お弁当のためのお米を買える? おばあちゃん、3食ちゃんと食べているの? おばあちゃん自身は、彼女がMCLから通学するのと、 家に戻るのと、どちらがいいと思う? 奨学生が家に戻っても大丈夫か、 家庭状況を確認しています。 今日は奨学生本人には会えなかったので、 後日もう一度確認することになりました。 |
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アンティパス地区カムタン |
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次の訪問先は、妊娠して奨学生を止める子どものお家です。 |
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この3月に高校を卒業しましたが、 今、妊娠5か月だそうです。 MCLの奨学生が妊娠したり、恋人が妊娠した場合、 子育てに専念してもらうために、 自動的に奨学金が停止されることになっています。 だから、彼女は大学に進学しません。 今まで支えて下さった支援者の方に、 説明のお手紙を書いています。 |
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お姉さんが お手紙を書いているのを 待っている妹さんと弟さん |
結婚しても、しっかりね。 身体に気をつけてね。 |
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お姉ちゃん、お手紙終わったなら、 お馬さんごっこして遊ぼう! 家族を大切にして、自分の素敵な家庭を築いてね。 「妊娠してしまったのはもったいないけれど、 少なくとも彼女は高校を卒業できてよかった」と ソーシャルワーカーさん。 たくさんの支援者の方や、スタッフの努力に支えられている 奨学生たち、 夢を叶えるまであきらめないでね。 |
大嵐 |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 最近、午後のスコールがものすごい大雨です。 先週は、配膳中のお皿が飛ばされる程の風が吹きました。 部屋の中まで雨が降りました。 |
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嵐の次の日・・・ 水浸しになった部屋から、 荷物を運び出して 乾かしています。 |
本棚の本も、 濡れてしまったので 乾かしています。 |
あれ! 小屋が倒れています! |
木も、倒れています! |
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キャッサバも・・・ |
ヘチマも・・・ |
マランという果物の木も・・・ |
倒れた木は、シーソー! さっそく遊びます。 |
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木が何本も倒れたけれど、 けが人がいなくて ほんとうに良かった。 |
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キッチンではお昼ご飯の準備を していました。 夏休みなので、子どもたちも お手伝いしています。 |
バナナの花を刻んだものを、絞っています。 お昼ご飯が楽しみです。 |
新しい奨学生の面接 |
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こんにちは。 現地スタッフの宮木 梓です。 フィリピンの子どもたちは、 2か月間の長い夏休みに入りました。 MCLに住む奨学生も、 家に帰れる子どもは 帰省して家族といっしょに過ごします。 スタッフは、この時期に 新しく採用する奨学生の 面接をします。 |
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2015年4月12日(日)ピキットのブグアク |
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今日は、イスラム地域ピキットの ブグアクの子どもたちを訪ねます。 MCLが贈った保育所が ありました。 |
MCLから車で2時間ちょっと。 国道から、 道を中に入って、山を登って ブグアク村に到着 |
お洗濯中の、 お母さんやお姉さんたち。 |
奨学生候補の 子どものお家に向けて、 出発。 バナナ畑を抜けて歩きます。 最近、雨が降らないので、 地面が乾いています。 |
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目指す子どものお家に 着きました。 |
こんにちは。 |
いらっしゃい! MCLに住む、 ムスリム奨学生も、 いっしょに来てくれました。 |
左端の子が、新しく奨学生になる予定です。 将来の夢や、学校の成績、MCLから学校に通うのかなど、 一つひとつ確認します。 |
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インタビューの間、 お家の外では・・・ |
ココナツの実を 落としてくれていました。 |
ジュースを飲んだ後、 なたで割ります。 |
実の中の白いところを、 スプーンですくって いただきます。 |
おいしい! |
ニワトリの親子も、 食べに来ました。 |
インタビューの最後に、 写真を撮ります。 |
そして、 次の奨学生候補の子どものお家まで、 歩いていきました。 |
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子どもたちが 集まっています。 |
赤い服の彼女と、 隣にいるお母さんと 話します。 娘さんが、MCLから 学校に通うことになったら、 さみしくないですか? |
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今日訪ねた2人とも、 正式に奨学生として 採用することになりました。 新学期は MCLから小学校に通うことに、 なりそうです。 プロフィールを作り、 支援して下さる方を探します。 |
採用してくれて どうもありがとう。 将来は、 学校の先生になりたいです。 勉強がんばります。 |
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インタビューの間・・・ |
訪問者のまあやさんは、 子どもたちと鬼ごっこ |
笑い声が響きます。 |
インタビューの後は、 お昼ご飯。 バイクで 水の減った川を渡ります。 |
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着いたのは、 MCLのスタッフさんのお家 |
アラビア語が刺繍された布で、 きれいに飾られています。 |
お庭には、 たくさんの人たち。 |
妹さんの、 大学卒業のお祝いなのでした。 彼女も、 MCLのスカラーでした。 卒業、おめでとう! |
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ヤギの煮込みや、 もち米とココナツ油を混ぜて バナナの葉で包んで蒸したものなど、 ムスリムのご馳走です。 |
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新しくMCLに住む 奨学生が決まれば、 外に出て通学することを選ぶ 奨学生もいます。 彼は、MCLを出て 新学期は、このお家から 通学予定。 MCLを出るという書類に サインしています。 |
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MCLでは、 次の季刊誌の発送作業が 大詰めです。 |
4月号は、 ミンダナオが舞台の 絵本が届きます。 楽しみにしていて下さいね! 夜遅くまでがんばる スタッフさんたち |
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今週末に、ほとんどの奨学生が帰省し、 MCLはずいぶんさみしくなりました。 6月に、元気に戻ってきてね! 支援者の方から贈られた 「ドラえもん」に 大喜びの子どもたち。 どうもありがとうございます。 |