潤沢なリソースで広大なエリアに街を作るかのような壮大な仕事もいいが、がんじがらめの制約の中で小さな小さな空間に、創意工夫をこらしてシノギを削って、信じられないようなモノを作り上げる仕事もまた憧れる。
かつてのテレビゲームはそういう職人芸的な感動を与えてくれる傑作も多かったけど、ハードの進化によって、なかなかそういうゲームに会える確立も減ってきた。もちろんそれはみんなが望んだ結果であり、現在の変え難い状況であるわけで、否定するわけでもなんでもないんですが、今後はあえて狙ってでもなければテレビゲームという商品でそういった物に巡り合える事はないだろう。しかし、鉾先を変えてみればそんなある意味プリミティブな感動に巡りあえる分野はまだまだある。
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