「週感ジョジョンプ」第196号！

　こんばんわ。
　ここねさんから、ジョージ･A･ロメロ監督のビデオにもなっていない映画（もしなっていたらスマン）として、『マーティン』というのがある事を知らされました。もちろん未見で、吸血鬼の話らしいです。『バオー来訪者』の殺人マンドリル、マーチンの名前はここから取ったのでしょうか？と思っているのですが………。いやしかしホラーは奥が深い。私も自分ではホラーファンだと思っているくせに色んな事を知らずによく恥をかきます。そんな映画・小説があったの？なんて事が。
　またまた「絶対！　ホラー狂時代！」からの話で申し訳ないのですが、ホラー映画を扱っているページを見てふと手が止まりました。そこはトッド・ブラウニングの映画について書いてあるのですが、私の全く知らない『デビル・ドール』という映画についてのあらすじが興味を引いたのです。トッド・ブラウニングというとドラキュラ俳優で知られるベラ・ルゴシの『魔人ドラキュラ』ぐらいしか知りません（ベラ・ルゴシって誰？という貴方、幸せですね。私が映画館でマジで泣いてしまったティム・バートンの『エド・ウッド』を観ましょう！）。そんなへっぽこな私ですが………ええい、ライターの方には申し訳ないがその「あらすじ」部分を以下に転載いたしましょう。57ページの左の部分ね。

　（前略）『デビル・ドール』は復讐鬼の物語である。友人に無実の罪を着せられて監獄に入れられた男がいた。同じ監獄に、人間を小さくする技術を開発したマッド・サイエンティストがいたが、その死をきっかけに彼は監獄を脱出、人間を小さくする技術を手に入れる。そして自身は女装して正体を隠し、小さな人間の暗殺団を作って、自分を騙した奴らに復讐する。

　………？　そうなのですよ、こりゃストーン・オーシャンのテイストが詰まっていますよね。小さな人間の暗殺団ってのは虹村形兆のバッド・カンパニーみたいですね。グーグードールズもそうといえばそうかな？　でもそれにしたって復讐譚で女装っていうのはどーいうセンスなんだ（笑）。すごく倒錯めいている。
　この映画を観た事があるよ、という方、ホントにこんな内容なのかと教えていただければ………と思っています。MAIL下さい。

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