「週感ジョジョンプ」第184号！

　こんばんわ。さて、ストーン・オーシャン act.3に向けて、続続と予想が集まりつつあるわけですが、act.2で話が進まなかったので、次の予想はどうしようか？と困惑される方もやいるのでは？　こういう時は、似た様なストーリーに着想を得てみる………。確か、ネタバレ掲示板の方で梅きざみさんが言及していたと思うのですが、スティーブン・キングの『痩せゆく男』を彷彿とさせる話じゃありませんか。この小説はうっかりジプシーをひき殺しておまけに裁判で小細工を使って罪を逃れようとした男が呪いにかかり、どんどん痩せていく………という、映画にもなった話なんですが、裁判にまつわるやり取りがなかなか汚くて面白いです(その小細工に関わった人物も………)。
　ヒッチハイカーが道路に突っ立っていて、モロにひかれたという所に変なものを感じる方もいるでしょう。私もそう思います。ひかれたのは、ただの人物ではないはず。とはいえ、フロリダなんだからパッショーネではないでしょうし………。こう考えると様々な陰謀が渦巻いていくように思えてきます。特に「ジョリーンが車を盗んで運転していた」という事が平気で「事実」になってしまうあたりが冤罪としても妙なのですが………(しかも、ここから無罪になる方法があるのか？)。
　当分は刑務所が舞台になると思うのですが、ジョリーンは無事、復讐を果たす事ができるのでしょうか？という所が見所になるんでしょうなぁ。少年漫画のテーマとしてはアレですが、私は「復讐」っていろいろ使えていい展開だと思います。

　これも誰かが言っていましたが、刑務所もの・キングとくれば「グリーン・マイル」をここで推さない訳にはいかないでしょう。一冊が高いのが難点なのですが、やはり、読ませます。今、古本屋でセットで見かけたら買っておいて損はないでしょう。また、その前に「刑務所のリタ・ヘイワース」(名前違ったらスマン)という短編も読んでおくとGood!　「予定調和の傑作」を一つ挙げるとしたら候補としてこれは外せないでしょう。

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