「週感ジョジョンプ」第199号！

　こんばんわ。
　うー、今週は何でこんなにダメダメなのかな？　せっかくいい調子なのに………。こりゃ日曜は死ぬ気でやってペースを取り戻そうと思っています。まだ一通も予想を掲載していないのが恐ろしいし、何より先週の投稿を全部掲載していないというのが恐ろしい。

　さて、予告通り今週の映画も脱獄ものです。ホントは最後に紹介したかったんですが、定番脱獄映画ということで………『ショーシャンクの空に』(94年アメリカ)。確かキネ旬の一位に選ばれていますよね。そんでもってアカデミー作品賞をのがしたんじゃなかったっけ？　ストーン・オーシャン開始時から、「S・キングだ、脱獄ものだ、『刑務所のリタ・ヘイワース』だ！」って騒いでいたからご存知の方も多いでしょう。S・キングの『ゴールデン・ボーイ / 恐怖の四季・春夏編』に収められている『刑務所のリタ・ヘイワース』が原作です。映画自体はテレビでもやったしビデオレンタル屋でも人気あるので一度ぐらいは観た事あるよ、という人が多いと思います。
　しかしこの原作が面白いです。キングのストーリーテラーの力を見せ付けられた中編。何が面白いのかあらためて書いておくと、「誰だって結末が解っているのに、読ませてしまい感じるカタルシス」という所に尽きます。よく考えると「脱獄」ってここに書くの、ネタバレなんですね………でもまぁいいや。とにかく「脱獄」の話なんですが、「その瞬間」が小説だと目に見えない分、溜めて溜めて溜めて………ドカッとくる。ここがミソですね。
　映画の方は、その「脱獄」という事を解らせない作りになっており、「あっと驚く結末」という感じになっています。ここにネタバレ含みで書いたのは、最後にあっと驚かなくとも別な部分で十分に楽しいからです。最近紹介した脱獄もの映画ではやはり一番完成度は高いですね。
　難があるとすればやっぱしティム・ロビンスかなぁ？　もっと狡猾そうな、銀行員っぽいキャラクターで「希望」についての話をさせたり力技を見せたりとやった方が意外性が高くって印象深い映画になったと思います（同じティムでもティム・ロスってのはどーか(笑)）。とにかくキングにヒューマニストみたいなキャラクター性は似合わないですよ。だから今度の『グリーン・マイル』もすごく不安。
　ただし老囚人レッド役のモーガン・フリーマンはハマリ役だと思っています。このあたりの脇役は不足しがちなのが現状で、フリーマンにはもーちょい頑張って欲しいです。監督・脚本はフランク・ダラボン。なんか『パピヨン』といいコレといい変な名前の人が多いな。あ、時間は長めです。余裕をもって観ましょう。

　さて今週はなんと言ってもセンターカラーですねー。ジョリーンのピンキャラ絵。最近はカラーが多いですね。個人的にはこないだの見開きのカラー原稿はよかったのですが、今回の色は何かおかしいな？と思っています。何故なんでしょうか。誰か私にも解るように説明してやって下さい。

　それはともかく、ジョリーンのプロフィールです。

• 空条徐倫(19)
• JOLYNE CUJOH
• 日系アメリカ人
• 囚人番号 FE40536
• 房番号　206
• 罪状　殺人･死体遺棄･自動車の窃盗
• 刑期　15年
• 身長　174.5cm
• 体重　58Kg

　これだけでも今まで謎だったいろいろな事が解るというものですね。
　まずかなり謎だった年齢。19歳だったの？！　18ぐらいだと思っていたんだけどなぁ。どっちも大して変らないって？　今のジャンプの平均年齢からしてみれば高いほうですね。お姉さん漫画という事になる。それがメジャー少年誌に載っている………フシギですね。刑期15年。出た時34歳かぁ………まだまだ若いと思うのは私だけでしょうか？　この囚人番号"FE40536"にはどんな意味があんのかなぁ(勘ぐりすぎ)。
　それと気になったのが、

　ちょっと会っただけで友人（しかも金をガメている）というのもどうかと思いますが、とにかくそういう関係なんでしょう。

　スタンドの解説。
　予想された事ではありますが、『ストーン・フリー』には鉄格子は破れません。しかし、コインを砕き削る程度はできるとの事。相当な握力。『空手バカ一代』で有名なマス大山はコインを指で曲げる事ができる、すごいとか言われていたのに。
　とりあえず「糸」形態と「人型」形態と使い分ける事ができる様子。登場時に出てきた、「遠くの音を聞く能力」はもうないんだろうな………。
　とりあえず、今回でジョリーンが「脱獄」を試みようとしている事がわかりましたね。それが不可能であり、別な事も出てくればストーリー上どんどん変っていくのかも。

　電話ができなくてちょっと涙ぐむジョリーン。そこにグェス登場！

　グェスのすっとぼけた登場ぶりがお気に入り。「ごきげんいかが〜〜？」なんて、次はベンチプレスよとか言っていた時の迫力が少しもなくってなんか信用できない感じだけど憎めない。ちょっとだけジョリーンの方が背が高いのな。

今さあ
徐倫………
あんたすごく
マズイ事
やっちまったんだよ

　で、今週は謎な刑務所のオキテの話になる訳ですが、この金髪女が図書館で読んでいる小説がアレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』、つまり岩窟王です。脱獄の話ですね。フランス語版？　それにしても荒木漫画に出てくる女性でこう、にこやかに挨拶してくる人がたいていどっかでブチ切れてしまうのは何故なんでしょうね。それでなくとも変なのですけど。もはやこれは「登場人物のサイン」と言っていいでしょう。徐倫の危機を察して密かについてきているグェスがイイ。後頭部の編み込みをにぎにぎされるジョリーン。すし屋のエビを思い出しますね。ニギニギしたいっス。
　それで、今回のトイレのトリック？はちょっと話題にのぼりましたが、結局「ストーン・フリー」でコインを砕いて上から金髪女の口から入れた」という事だと思うんですが、それで腹を壊させるっていうのはどうも不可能のような気が………。江戸時代の暗殺者みたいですけどね(あの、天井から糸を下げて毒を入れるっていう………）。

　そして最後の、悩んでしまった問題のシーン………。やつの名は多分………。

　………それって、何？

1. 面会人って誰？
2. ベースボール・ボーイは何者？
3. エルメェスはどうなったの？
4. 面会で何が起こる？

　うーん、とにかく「面会人」。これを当てる（理由付きで）という所に焦点があるようですね。締め切りは2/25です。『JOJO A-GO!GO!』の感想なんかもあるといいかも。あ、「予想掲載可能部分」は必ず書いて下さいね。それではまた！

　ごきげんいかが〜？　という訳で今週はこれを木曜日にやるのかと思うと忸怩たる思いです（意味違う？)。さて、いってみましょう。

　てな感じで今週はまったく的中者なし！　しかし次回もかなり難しそうなんですわ。
　とにかく、「面会人」の理由についてっていう所がキーになってきそうですね。
　さて週末はバリバリやって遅れを取り戻したいです。
　しかし『JOJO A-GO!GO!』、よすぎだァァッ！　読んでてまったく更新できない(笑)。
　お茶会が楽しみ。

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