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2009年:6月16日(火)執筆
1)あっ!
ここは平和な日本だった!

時々、激しい疲れが、
午後になって、
重い、石車の軋みのように、
頭と体を、轢いていく。

去年の、8月からのピキットでの戦闘!
その後の、激しい緊張が、
血の凝りのように、
脳髄と背骨とに、留まり!

気がつかなかった、ものの、
氷雪のように、
肩から、
頭にかけて、溜まっていた!

戦闘は、2月あたりで、多少、収束に向かい、
3月から5月まで、
ミンダナオ子ども図書館にやってきた、
新たな若者たちの、
対応に、追われていたが!

6月の新学年が、始まると同時に、
少しずつ、南に押し流された、
北極の氷山となって、
溶け出し、始めた?のかもしれない。

偏頭痛と、
極端な脱力感と、
夢を交えた、重い午睡が、
突然襲い!

車の中であろうと、
山に訪ねた、
竹小屋の床であろうと、
眠りが、襲う!

トラウマ状態は、確かにあった!
少しの物音でも、
戦闘を思いだす、刺激があると、
緊張が走る!

強風のあえぎや、
ヘリコプターの爆音!
今でも、国道で出会う軍用車、
などなど・・・!

日本に、行ったときも、
九州の湯布院で、
天空を、自衛隊のヘリコプターが、

数機、
爆音を、とどろかせて、
横切ったとたん、
髪の毛が、さかだって!

「どこで、戦闘が、起こっているのか!
早く、子どもたちを、
助けに、行かなくては!」

と思って、ふっと、まわりを見渡して、
呆然とした。
「あっ!
ここは平和な、日本だった!」

戦争で、イラクなどにいってきた、
米軍の若い兵士が、
祖国に帰っても、
トラウマ状態になるのが、良く理解できる!

しかし、規模は小さい物の、
ミンダナオで戦争が、起こる(起こされる)、
戦闘の現状を、
終始、見ている者としては!

現在の、
日本の状況も、
決して、良くはない!

1999年の「周辺事態安全確保法」と、
2001年の「テロ対策特別処置法」が、
通って以来、
尖閣問題も含めて!

戦争を、作るために?
日本、ベトナム、韓国、フィリピン等を使って、
中国、ロシアと、対立させよう!
と、しているように思えた。

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2)この日記を
書かざるを得ない気持ち

赤で、書いている、
この文は、
2020年のものですが!

このサイトページの、
黒で、書かれた部分は、
ミンダナオ情勢が、
非常に複雑に、展開している、
2009年から、10年に書いたものです。

この時期に、
文章で、日記を、
書かざるを、得ない気持ちになったのは、
以下の理由によります。

1996年から、2002年の、
フィリピン政府軍と、
米軍による、
合同演習(バリカタン)という名の、
ミンダナオを舞台にした、実戦!と、

2003年の米軍による、
テロリスト掃討作戦で、
150万の、戦争避難民が出ました!

(このときに、
避難民の子どもたちを見て、
心を痛めて、
ミンダナオ子ども図書館を、始めました!)

ところが、2003年に、
イラク戦争が、勃発して!
米軍も、国際NGOも、
まだ、大量の避難民が、いるにもかかわらず!

いっせいに、
ミンダナオから去って、
イラクへ、向かっていったのです!

その後は、
小規模な戦闘は、
毎年、起こるものの、
情勢は、比較的、安定した感じでした。

ところが、2007,8年頃から、
次第に、イラク戦争が、
行きづまる、にしたがって、
ISISアイシスが、アジアにもどりはじめ、

日本政府が、主催した、
IMT国際監視団による、
和平交渉も決裂し!

ちまたでは、
東アジアで、
第三次世界大戦が、起きる可能性がある!
と、言われ始めました。

その後、
戦闘地域だけではなく、
ミンダナオの、全ての学校の屋根に!
白のペンキで、大きく番号が書かれ!

理由は
無人爆撃機のドローンが、
避難場所である学校を、
爆撃しないように、するためだ!
と、聞きました。
にもかかわらず、下は、爆撃された学校!

テレビ東京の番組で、
パックンが、来られた時の番組にも、
学校の屋根に、
白いペンキで、番号が、
書かれている理由が、紹介されています。
池上彰の
ジャパンプロジェクト
世界の”命の現場”で
奮闘する日本人 |

パックンが
来た |
 |
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jiei
3)日本の自衛隊が
参加する?

イラク戦争が、
しだいに、
行きづまり始めると、

テロリスト集団と呼ばれている、
ISIS戦闘員は、次第に、
ミンダナオに、拠点を築こうとしている!
と、言われ始め、

それを理由に、
2014年、
日本の議会を、集団的自衛権が通り!

バリカタンと呼ばれる、
フィリピン政府軍と米軍による、
合同演習に、
なんと、日本の自衛隊が、
参加する事に、なったそうです。

ミンダナオの人々の、視点から見ると、
これは、いよいよ、
「大規模な戦争が、勃発する前兆だ!」
と、言われはじめたのです。

バリカタンは、
「演習!」と、呼ばれているのですが、
現地では、演習という名の「実戦!」で、
くり返し、ミンダナオで起こされて、

2000年頃に、
3年ほど続いた、時には、
空爆も行われて、

150万の避難民が、出て、
死体を、埋めることなく、河に流した!
と、言われています。

その時の悲惨さ、
とりわけ、表情を失った、
子どもたちの様子を見て、
いたたまれなくなり、

ミンダナオ子ども図書館を、
始めたのですが!
その後、
しばらく、おさまっていたものの、

集団的自衛権が、
通ってからは、
現地では、

次回、ミンダナオで、
大きな戦争が、起これば、
米軍と共に、日本軍も攻めてくる!
(自衛隊は、現地では、日本軍と呼ばれています)

尖閣諸島での、中国との対立も、
過度にあおられて!
場合によっては、
東アジアで、

第三次世界大戦が、
勃発するのでは、ないか!
と、言われるようになりました。

ただし、その後、
ミンダナオ出身の、
ドゥテルテ大統領になって、
フィリピンは、米軍とも距離を置き、

日本政府、
JICAなどの尽力もあり、
和平交渉が、再開されて、
MIFLと、フィリピン政府との間に、
和平が、締結されたのです。

これを書いている、
2020年現在も、
和平交渉の詰めは、進行しています。

そうした、複雑な情勢の中を、
ただひたすら、
子どもたちの事のみを、考えて活動してきた!
ミンダナオ子ども図書館の歩みは、

年代別に記した、
サイトの
「戦争と平和構築」で、ご参照下さい。


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2009年:6月17日(水)執筆
4)第三次世界大戦も起こりえる

2000年前後の、
150万を超える!と、言われた、
戦争避難民の救済支援の後も、

毎年のように、起こる、
戦闘や、地域闘争で!
何度も、救済活動を行い続けてきた、
体験から見ると!

平和呆けしている、
日本のことが、
心配で、ならなかった!

ミンダナオで、
戦争が、起こっている!
と、言う事も知らない、日本人!

UN国連の人が、
現地で私に、教えてくれたところによると、
イラク戦争前まで、
世界で最も、戦争避難民の累計が多いのが、
ミンダナオなのだそうだ!

ここで、
「避難民」と「難民」の違いを、明確にしておこう。
僕も、知らなかったのだが!
戦争や災害で、
国外に、脱出できるのが「難民」で!

家を置いて、避難所や国道で、
避難生活を、余儀なくされるのが、
「避難民」なのだそうです!

「ミンダナオは、避難民の累計が、
世界一だ!」
と、そのとき、聞きました!
イラク戦争勃発の、直前のことです。

現地では、これから、
第三次世界大戦も、起こりえる!
と、言われていること、などもあり・・・

ミンダナオに入ってから10年!
日本の事も、
多少なりとも、意識して、
写真による、活動報告だけではなく・・・

困惑した、
自分の心も、踏まえて!
ミンダナオ日記を書いて、
サイトに、挙げることにしたのです!

けれども、その重いトラウマが、
ある時、次第に氷解するとき!
確かに、久々に、
虫の音が、耳に聞こえてくる・・・

普段も、いつでも、
虫は、鳴いているのだけれど!
ついぞ、その様な、
平和な光景を、忘れていたのか、
シャットダウンしていたのか・・・!

まだ、
本当の、心の回復までは、
数ヶ月は、かかるだろう!

その後、2016年に、
青少年も意識して、久しぶりに、
現地の情勢や、活動をまとめた、ノンフィクション、
『手をつなごうよ』(彩流社)を書きました!


 
5)米の供給がテーマに

毎朝の、
スタッフとのミィーティングで、
若者たちへの、
米の供給が、テーマにあがった。

ミンダナオ子ども図書館では、
一日で、
50キロの米袋が、消費される!

水田を購入して、
自給率を、
上げていっては、いるものの足りず!

水田の籾が、全部、消費され、
9月の収穫まで、
待たなければ、ならない!

こうなると、
街の市場で、
米を、買うことになるが・・・

米の大量の生産地である、
イスラムの、リグアサン湿原地帯が、
極度に危険な、戦闘地域であることも、
影響して!

毎年、
米の値上がりが、激しく!
9月まで、のりきるために、

若者たちに、
敷地内に、
カサバ芋や、サツマイモや、
食用バナナを植えてもらい!

それを、
夕食前のおやつに、
食べることで!お腹を満たし・・・

そのあとで、
夕食を、
食べることに、決めた!

米の消費を、
極力、抑えるためだ!
まるで、戦中の配給制度のようだ?

確かに、戦闘はあるし、
世界経済も、良くないので、
その影響が、ミンダナオにも及んでいる?

私たちは、
水田を持ち、

多少なりとも、
自給米が、
食べられるだけ、ましだけれど!

山のマノボ族や、
貧しい、多くの家族は、
米どころか、おかずも無く、
三食まともに、食べられていない!

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6)見る影もなく痩せて

4月5月の夏休みに、
里帰りしていた、子たちも、
次々と、戻ってきたが!

あれだけ、ふっくらとしていた、
子たちが、
見る影もなく痩せて、戻ってきた!
後記:2024年現在は、
6,7月が、学年交代で夏休みです

聞くと、2ヶ月の間、
家では、ほとんど、
食事らしい食事を、していない!
これが、現実だ!

体力が、
弱っていた、せいだろう!
次々と、高熱の子たちが、出て!

18名以上が、
熱と頭痛と、腹痛で、治療を受け!
6名が、入院した!

これを書いているのは、夜で、
気まぐれな、
地蛍の漫遊の、向こうから、

熱帯の空気を、
押し、つぶしたような、
嗄れた虫の音が、聞こえてくるが・・・

それに混じって、部屋から、
ときどき、
咳をしている、子たちの、
乾いた音がする。

他にも、入院患者が、立て続けに出て!
すでに、8月までの、
医療予算を、消費してしまった!

治療を、
受けられるだけ、
マシなのだが・・・!

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7)ピキットで
戦闘が勃発したという

午後一時に、
イスラム地域の、
ブアランとアレオサンで、戦闘が勃発!

大量の難民が、出ている!
という、連絡が入った。

雨の多い、シーズンで、
難民たちは、
困窮しているので!

ビニールシートの支援を、
開始できないか!
という連絡!

緊急に、
スタッフ会議を開いた!
明日は、病人の搬送のため、
ダバオに、行く予定だったが・・・

その件は、
スタッフの一部に、まかせて、
緊急に、ピキットへ、
支援活動をしに行く、必要がありそうだ!

ここ数日、頭痛が、起こり、
嫌な予感が、
絶えず、心を襲ってきていたが、
このことだったか?

世界的に見ても、
ラマダン明けの、6月7月は、
イスラム地域で、
不穏な動きがある、時期のような気がする。

ブアランから、
アレオサンでの戦闘勃発は、
去年の8月の、
戦闘開始のケースと、まったく同じだ!

今後、
拡大しなければ、良いのだが!

sp
8)子どもたちが
困窮している
ピキットで
戦闘が、勃発した連絡を受け、
翌日の火曜日、
さっそく、現地に向かった!

難民が、
発生している、地域は、
まだ、限られており、

ブアランとパニコパンの、
難民の状態が、良くない!
と、言うので、
困窮している地域を、優先した・・・

正直な気持ち、
せっかく、去年からの、戦闘の疲れというか、
トラウマ状態から、抜けだし始めたかな?
と、思っていた、矢先だけに!

イタチが、巣穴の土手から、頭を出して、
そろそろ、
青空の、良い天気かな?
と思って、天を見上げたとたん!

重く、トゲトゲした、ドリアンが、
首筋に、落ちてきたような、
感じで!

「いい加減に、してくれよー!」
と、頭を、抱えたくなる!
このトゲトゲした、重い情感は、
本当につらい!

ドリアンなら、
それなりに、良い臭いで、
美味しいのだが・・・!

しかし、奮起して、活動を開始!
2000年、2003年、
2006年、2008年、
そして、2009年と!

もう、
5回の戦闘が、起こっている!
そのたびに
難民救済を、開始するのだが!

こんな事を、
いつまでも、続けていたら、
うんざりして、
逃げ出したく、なるだろう!

重い鬱病を、抱えたまま・・・
それでも、頑張ろう!
と、思うのだが・・・

それにもかかわらず、
性懲り無く、起こる、
(人間が、意図的に起こす?)
馬鹿げた、戦争!

落ち込む心に、対抗して、
性懲り無く、
救済活動を、実行する原動力は、
どこにあるのか・・・?

と、自問すると、
答えは、
一つしかないことに、気がついた!

戦闘の中に、
子どもたちが、いるから!

子どもたちが、いて、
困窮している!
と、想像しただけで!

科学物質で、汚染された、
汚泥の中に、
野の花を、
見るような気がして!

恐れを、忘れて、
その場に、行かなくては!
と、思い始める。

この気持ちが、なかったら、
こんな、馬鹿げた活動を、
誰が、するモノカ!
とも思う。

現場に行くと、
案の定、
他の救済支援は、全くないから!

難民たちは、
困窮して、
途方に暮れていた!

先日は、
子どもたちも
地面の上で寝たという!

今回の戦闘は、
一ヶ月ぐらいで、終わるのか?
とある人が、
軍の関係者に、聞いたところ・・・

「3ヶ月分の弁当を、持ってきているよ!」
と、答えたという。
3ヶ月分の食糧を、
あらかじめ、準備している、という意味だ。

それにしても、
戦闘を起こす?理由が、
未だに、良くわからない!

DSWDの某氏に、
今回、戦闘が、起こった、理由を聞くと、
曰く「選挙が、近いからでしょう!」
「エッ?」

確かに、来年は、
大統領から、
集落の役員に至るまでの、総選挙で・・・

すでに、至るところで、
道路の補修工事が、なされている!
政治家による、
選挙前の資金の、ばらまきだ!

さらに加えて、某氏曰く、
「政府から、その筋に、
軍資金が、落ちるようにするために、
戦闘を、起こすのでしょう!」

唖然としたが
「なるほど、軍資金というのは、
選挙資金を、落とすことなのか・・・」
と、変に納得した。

政治家にとって、
軍は、重要な資金源であり、
票田なのだ。

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9)ミンダナオ島における
資源をめぐる紛争
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フィリピン・ミンダナオ島における
資源をめぐる紛争の検証
ミンダナオ島中央部の
“Ligawasan (リガワサン)” 湿地帯の
地下資源とそれに関連する
重要行為主体の利害関係の考察
村田俊一
 |
はじめに
21 世紀を迎えた私たちの住む世界全体を見渡したときどのような光景が目に浮かぶであろうか。科学や産業の急速な発達により、人類は様々な歴史的な進歩を遂げてきた。途上国もその例外ではない。
世界60 億人の 3/4 に当たる 45 億 人は途上国に暮らし、過去30年間に世界の平均寿命は8年延び、非識字率は47%から 25%に下がった。完全な水を利用できる農村地帯の割合は5倍以上に増加し、途上国の平均所得は実質ベースではほぼ倍増したが、それでも現在 12 億人 が1日1ドル未満で 20 億人以上が 2 ドル未満で生活するなど、25 億の人々が進歩や豊かさから取り残されている。
世界の環境汚染や天然資源の枯渇は、豊かな国や特権階級の利害に大きく関連しているように思われる。この報告書を執筆するに当たって、最近の資源と紛争に関連するケースを通じて、重要行為主体の整理と資源と紛争の関連性を検証しながら、ミンダナオ
島のリガワサン(Ligawasan)湿地帯の紛争回避の可能性を模索したい。
村田俊一執筆記事
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hoko
③歩行も困難な三人 |
1)誰が学校まで引いていくの? |
2)見てしまった以上 |
3)サトウキビ刈りは厳しい労働だ |
4)泣く泣く学校を停止して |
5)悪霊が憑いたようになって |
6)光は渦を巻き果樹園を染めていく |
hok1
1)誰が学校まで
引いていくの?
筋ジストロフィーのアーリー(名前は全て仮名)が、
40度を超える、熱を出した!

他にも、
メーアンとジュリーが、
38度の熱で、昼から、学校を休んだ!

ご存じのように、
筋ジストロフィーは、
年齢と共に、筋肉が、犯されていき・・・

最後は、
内臓の筋肉まで、機能しなくなり、
死ぬ病気だ!
治療の方法は、ないと言う!

MCLでは、アーリーの兄弟、リエルとベンジが、
同じ病気で、
ベンジのみは、かろうじて、
松葉杖で、歩行しているが!
他の二人は、車いすだ!

この家族は、マノボ族で、
本当に山奥の、小さな集落で、見つかった!
川を渡り、谷を越えて、
かろうじて、4WDが、行き着く谷間!

その様な、村の竹の家で、
歩行も困難な、三人が、
どのような、惨めな生活をしていたか・・・
想像が、つくだろう。

見つかった時、アーリーは、
体を、引きずるようにして、
陰へ陰へと、隠れようとした!
光を恐れる、小動物のように。

彼らが、
不治の病である、
筋ジストロフィーであることが、わかったのは、
ダバオの医者に、診せた時だ!

ショックだった!
何よりも、この病が不治の病で、
年齢と共に進行し!
やがて、死を待つしかない事を、知った時は、
どうしようか、と思いあぐねた。

ミンダナオ子ども図書館で、
引き取ることを、
躊躇したくなる、理由は、
いくつもあった。

スカラシップをあたえても、
それが、どのように、役に立つのか?
それ以前に、
歩けない子を、
どのように、面倒を見たらよいのか?

車いすに、乗せるとしても、
誰が、学校まで、引いていくのか?
大きくなってきたら、
どのように、面倒を見たら、良いのか?
などなど・・・。

hoku2
2)見てしまった以上
 
もともと、身障者の施設や、
介護の知識もなく(今も無いが)、
その様な、施設や、
介護をやることに、
興味すら、持ったことが無い、僕が!

この子たちを、
責任を持って、
引き受け、られるのか・・・?

しかし、
山の小屋の、あの惨めな生活の中に、
知らぬ顔して、
放っておく事は、出来なかった。

見てしまった以上・・・
治療を通して、
関係してしまった、以上は・・・
MCLに、引き取らなければ!

そのためには、
まずは、
車いすが、無くてはならない!

幸い、ノイ君という、
ポリオの若者が、いたので、
身障者と暮らす、
多少の経験は、あったし!

二階建ての母屋を、建てるときに、
彼のために、
階段の無いスロープで、
車椅子でも、二階に上れるように、
家を、建てていたので、

先のことは、
その時になったら、
考える、ことにして!
思い切って、引き受けることにした!

しかし、狭い病室の片隅の、
酸素吸入バルブの横で、
鉛のように重い、
午睡のなかに、埋もれている、
アーリーの姿を見ていると!

真剣に、彼女の、
将来の事を、
考えれば、考えるほどに・・・

この先、アーリーが、
肉体の不条理の中に、
心も深く、
沈み込んで、行くような気がして!
胸がつまった。

そのとき、
かすかな救いとして、
僕の心に、浮かんだのは!
ミンダナオ子ども図書館にいるときの、
アーリーの、うれしそうな、微笑みだった!

僕は、そのほほえみが好きで、
良く、彼女の横に、座りながら、
下の芝生で、遊んでいる、
子どもや、若者たちの姿を、見るのだった!

彼女は、そのほほえみで、
周囲を、幸せにしている!
それだけでも、
大きな存在意義を持って、
生まれてきたのでは、ないだろうか!
と、ふっと思った。

あれから2年。
車いすは、
他のスカラー達が、毎朝引きながら、
学校に行き!

手も足も萎えている、アーリーは、
そのわずかな力で、
車いすに、すがるようにして!
小学校を卒業した!

お兄さんで、同じ障害を持つ、
ベンジーも、リエルも、
高校を続けている!

驚くべきは、
彼らの顔の変化で、
ミンダナオ子ども図書館に、来てからは、
想像できないほど、明るくなった!

学校に行くのも、日常生活も、
ほかの子たちが、何も言わずに、
みんなで、協力して、助けてくれるので!
スタッフの手も、借りない!

愛と友情の中で、
協力して、生活していけば、
専門的な、介護の知識など、無くても、
かなりの事は、出来るのだ!

その後、ベンジーは、
大学を卒業して、スタッフに!
リエルは、車いすのままで、
コンピューターエンジニアになって、
パソコンショップで働き!

アーリーは、歩けないにもかかわらず、
なんと、
彼氏が出来て、結婚して、
子どもが、生まれた!

sp3
2009年:6月18日(木)
3)サトウキビ刈りは
厳しい労働だ

今日は、
キダパワン市の貧困地域へ、
今年度の最後の、
スカラーを、探しに行った!

スタッフの一部は、
先日、予告なしに、
母親の元に行った、エミリーを捜しに、
山の村へ・・・!

今年は、
小学校と高校で、
数名が、親元に行ったきり、
学業を停止した。

その多くは、マノボ族で、
山の貧困集落から、
家族が、低地のサトウキビ農場に、
出稼ぎに出て・・・

そのまま数週間、
現地に、
留まることになったのだ!

兄弟姉妹も、
日雇い労働に、駆り出されたまま、
学校を、ストップしなければ、
ならなくなるので!

(親に言われて?自分の意志で?)
自分も、学校をやめて、
家族を助けるために、
労働して、稼ぐことに決めたのだ!

山地に、
畑仕事の、無い家族は、
三食たべるのにも、事欠き!

サトウキビ農場の、差し出す、
ダンプトラックに、
乗せられて!
サトウキビ刈りに、向かう!

特に、3月下旬から5月は、
学校が、夏休みに入るので、
サトウキビ刈りに、
子どもの動労力を、駆り出すのに、
適当な、時期なのだ!

サトウキビ刈りの、労働は、
ウオーターフォール村から、来ている、
子たちに多いが!

スカラーの一人が、
言うように、
炎天下の、厳しい労働だ!

「わたしも、時々したけれども、
暑い日差しの、したで、
サトウキビを刈る、仕事は、
本当に、本当に、つらい仕事なの!」
 
「刈り取って、
女では、 肩に担ぐことが、
出来ないほどの、束にして、
それで、2ペソ(4円)稼げるの。」

「女では、
一日に、30ペソ(60円)
を稼ぐのが、やっとかしら!」

「男の人なら
100ペソ(200円)ぐらい、稼ぐけれども、
その日の、三食の食事を、するだけで、
ほとんど、手元には残らない!」
 
「家族みんなで、出稼ぎに行って、
もちろん、
子どもたちも、手伝うわ!
そう、小学校の子どもたちもね!
わたしもしたわ!

そうして、
家族みんなで、働いて!
なけなしの賃金を、
家に持って、帰るのだけれども!
お米を食べられるのは、2週間ぐらい!

その後は、
また、一日2食の、芋と野バナナ!
学用品の鉛筆や、ノートも買えない!」

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4)泣く泣く
学校を停止して

今は、世界的な、経済危機が、
ミンダナオも襲っていて、
サトウキビ労働の賃金も、仕事も、
カットが、続いている!

その一方で、ここ数年、
諸物価の値上がりが、
家計を直撃!

2年前まで、
50キロの米袋が、
850から900ペソで、買えたのが、
今は、倍近い、
1500ペソもする!

極貧家庭では、
ちょっとした、値上げが、
死活問題になるのだ!

ミンダナオ子ども図書館では、
7.5ヘクタールの水田を持ち、
籾米の値段で、
米を、自給しているから、良いようなものの・・・。

それでも今年の、
5月から、9月の収穫までは、
米が、底をつき!

市販の米を、
買わざるを、得なくなり!

急きょみんなで、
庭に生えている、芋やバナナを食べて、
米の消費を、
押さえることにした!

それでも、
子どもたちにとっては、
MCLの毎日の食卓に、

米が、三度、
出てくるだけでも、
贅沢なのだ!

そう考えれば、
学業を、続けたくとも、
例え、スカラシップを、出してもらっていても!

泣く泣く、学校を停止して、
一家が、たべていくための、
手伝いを、する方を、
選ばざるを、得ない・・・

子どもたちの気持ちや、
状況は、
理解できる!

例えそれが、
小学校の女の子で、
あったとしても!

両親が、働いている間に、
小さな弟や妹や、
赤ちゃんの面倒を、見ることも、
家族を助ける、労働の一部なのだ!

しかも、
大概の家族は、多産で、
平均して、7人の子どもが居る!
こうして、数名の子たちが、
スカラシップから、こぼれていった・・・

支援者には、申し訳ないのだが、
本当の極貧の子たちを、
学校に、行かせてあげる、ためには、
授業料だけでは、だめで!

ミンダナオ子ども図書館では、
高校生には、
月に、500ペソの、お小遣いをだして、
学用品を、買えるようにもしていますが!
それでも、無理なことが、多々あります!

エミリーは、
それを、知っているものだから、
こっそりと、MCLを抜けだして、
働いている、両親の事を案じて、帰ったのだ!

それが、わかった時、
即翌日、
わたしたちは
朝のミィーティングで、この件を話し合った!

そして、状況を、調査するために、
とりあえず、
現場にスタッフが、向かった!

エミリーは、成績も良いし、
口数は、少ないけれども、
素直な、よい子だ!

そして、
スタッフが、迎えに行くことで、
親も、納得し、
夕刻、MCLに戻ってきた!

親だって、
できれば、我が子が、
学校を、卒業できるのを、
望んでいるのだから!

今日、
高熱を出して、学校を休んだ、
同じ地域の、ジュリーやメリーンなどの、
子どもたちが、

2ヶ月の、夏休みの間に、里帰りして、
なぜ、見る影もなく、
痩せて、帰ってきたのかが、
今ようやく、わかった!

十分な、食物が、
無かった、だけではない!
出稼ぎの、サトウキビ刈りや、
山の薪拾い等、

業者に売って、
日銭を、稼ぐための、
激しい労働を、毎日していたからだ!

夕刻、帰ってきたエミリーは、
わたしの姿を見ると、
少し恥ずかしそうに、

そして、本当に、ほんとうに、
うれしそうに、
微笑んだ!
やはり、学校に、行きたかったのだ!
sp4
6月19日〔金)
5)悪霊が
憑いたようになって

50を、過ぎた頃、
予期せぬ離婚を、体験し、
何もかも、崩壊したような、気がしてから、
物に執着しなくなった、ような気がする。

ここ、ミンダナオで、
しかも、ピキットを中心とした、危険地域で、
日本人は、おろか、外国人で、
あちらこちらに、入り込んで、
活動しているのは、僕一人だ!

それでも、
怖くないのは、
自分の命に対する、執着が、
薄れてしまった、からだろうか・・・?

しかし、
興味深いのは、
自分の命に対する、執着が、
薄れれば、薄れるほど!

次の世代の子どもたちや、
若者たちの命が、
美しく、見えてきて!

「この子達のためだったら、
何でもしたい、
自分の命が、失われても!」
と言った、気持ちが、
強く起こってくる、ことだろう!

それでも、
アーリーのケースも、そうだが、
どんなに、救いたいと思っても、
完全には、救えない時の気持ち!

また、
どんなに、寄り添っていてあげたい、
と思っても、
生涯、寄り添って、あげられない時の、
複雑な、気持ちは!

愛する人から、
無理矢理、引き離されて、
どっと血が、流れながら手術をしても、
修復できない、裂け目に、似ている?

makka
6)真っ赤に血走った目で

激しい頭痛が、続いて、
スピリットが、憑いて!
振り乱した、髪の毛の間から、
真っ赤に、血走った目で、中空を見据え!

どう見ても、
狂気の、化け物のような、
顔になっていた、少女!

スタッフも、奨学生たちも恐れて、
近寄ろうにも、よれないので、
僕が、必死に、抱きかかえて、
魂を呼び戻し!
落ち着かせた、少女!

普段は、おとなしく、
本当に、よい子なのだけれど・・・。
その後も、相変わらず、
頭痛と狂気が、戻ってくる!

本人は、僕に、
「このまま、わたしは、
気が狂って、行くような気がする!
最後には、気が狂って、
死んでしまうような、気がする!

死んだ妹が、私を、向こうに、
連れて行こうとしている・・・
それが怖い!」
と、言って泣いた・・・

僕は、繰り返し、
「死者は、天使になって、
神さまと共に、イエスさまと共に、
空から君を、見守っている!

死んだ妹も、そうだから、
落ち着いて、安心するように!」
と、話すのだが・・・

あるときには、少女は、
とつぜん、
男のような、声になって、
狂って、暴れだした!

その声を聞いて、親戚の子が、
僕に言った、言葉が、忘れられない。
「あれは、死んだ、おじさんの声だわ!
死んだおじさんの霊が、
取り憑いている!」

誰も恐れて、近寄れず、
あんまり、酷く暴れまわるので、
僕は、彼女を抱きしめて、
耳もとから、
彼女の魂に声をかけて、呼び戻すと!

ようやく、少女の意識が、戻り!
倒れたまま、眠り込んだ・・・
翌朝、起きても
全く、何も覚えていない!

50歳を、過ぎていくと、
そして、
人生に対する執着が、
無くなっていくと・・・

自分のいのちは、
どうでも良いから、
次の世代を生かしたい、と言う、
強い気持ちが、生まれてくる!

今やっている、活動も、
そうした気持ちの、延長線上に、
有るように思う!

しかし、
言うに安し、であって、
そのことを、少女に言っても・・・

心の痛みは、
なかなか当人から、離れる物ではないし!
それが、悲しい。

それでも、
僕の言葉を聞いて、
本当に、おだやかに微笑んだ、
少女の笑顔が、忘れられない!

彼女は今、
実家に、近いところから、学校に通っている。
両親に近い方が、良いと思って、
そちらに、移したのだが・・・

相変わらず、
頭痛に襲われて、
ときどき、意識が、遠くなるようだ。

今まで、
すでに5人、
そうした子に、出会っている!

人には、話せない、
辛い経験を、
してきた子たちだけに、
ときどき、悪夢に、苛まれるのだろう。

 
sp5
6月21日(日)
7)光は渦を巻き
果樹園を染めていく

朝起きて、ポーチに立つ!
夜明けの光が、正面のアポ山と、
その前山の、
山並みの向こうから、

黄金の水が、
こぼれ、出したように、
正面に、高くたつ、
椰子の木立におちる!

こぼれだした、光は、
渦を巻きながら、
果樹園を染めていく!

ランブータン、ランソネス、
マンゴー、ドリアンといった、
果物の木が、
輝く虹色の光を、浴びていく!

早朝の、
ミンダナオ子ども図書館!

家の裏では、
子どもたちが、井戸端で、
朝の水浴びや、
洗濯をしている。

キッチンでは、
4時半の、暗い頃から、
朝食の準備が、
はじまっている。

子どもたちが、相談して、
グループ分けして、
毎朝交代で、自分たちの手で、
庭の野菜を、摘み取って・・・

朝ご飯を作る!
気持ちの良い、朝のひと時。
そんな様子を、眺めながら、
コーヒーをいれる。

目の前に、
コーヒーの木が、
植わっているのが、見えるのだから、
地場そのものの、味わいだ!

ポーチに、座っている、
僕を、見つけた子どもたちが、
木から叫ぶ。
「パパとも-!おはよーーぅ!」

日々の活動で、
悲惨な戦闘を、体験しても!
難民の困窮している、様子を見ても!

この自然の美しさと、
子どもたちの無邪気な、笑顔だけは、
変わらない!

「こんな美しい世界で、
なぜ戦車が、走ったり!
迫撃砲やM16ライフルが、炸裂したり!
ヘリコプターから、
砲撃を加えたり、するのだろうか?」

それは、
その部分だけ、とれば、
地獄絵のような、光景なのだが!

その地獄絵は、
人間が、人工的に作り上げている、
カリカチュアに、過ぎないことは、
その地獄絵図の周囲に、

まったく、かわらない、
美しい自然の風景が、
広がっている事で、良くわかる!
小鳥たちも、さえずっている!

ある、
イスラムの村長さんが、
言った言葉が、忘れられない!

「昔は、ここでは人間達も、
宗教や種族を超えて、
平和に、暮らしていたんだよ!
先進国が、この地に、関心を持つまではね!」

先進国が、なぜこの地に、
関心を持ったのか、うかがうと!
「ピキットのリグアサン湿原には、
膨大な、石油や、天然ガスが、眠っているんだ!

海外が、それに、
関心を、示しさえしなければ、
今でもここは、美しいパラダイスなんだ!」

戦争は、
先進国によって、
石油や希少金属や、
ときには、農業資源の土地の獲得を目的に!

意図的に、
貧困を利用して、金を渡し!
ゲリラに仕立てて、
対立を煽って、作られて!

海外資本が、入るために、
起こされる、ものなのだという・・・!
可哀そうなのは、
罪もない、子どもたち!

 
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④語る力がすばらしい! |
1)生きている実感の中から伝える |
2)現地へ来て体験して |
3)奨学生たちが話し合って決めた |
4)16歳は結婚適齢期 |
5)恋愛もかまわないし |
sp6
6月22日(月)
1)生きている
実感の中から伝える

昨日と一昨日は、
子どもたちによる、読み語りがあった!
新しく来た子たちも、
読み語りが、大好きで!

小学校1年生の子でさえも、
初めてだし、
まだ、字も読めないのに!
堂々と、
絵本の読み語りをする!

絵を見て、
自分で、お話をつくりながら、
周囲に、爆笑を引き起こして語る・・・
語る力が、すばらしい!

初めて、
ミンダナオに来た後、
一時、ニュージーランドに行った。
英語を、磨くためだった。

その後、世界の、
特にアジアの現状を、知りたいと思った!
これは、
昔から暖めてきた、思いだった!

すでに30年前、
『昔話の死と誕生』(教文館)を、書いた頃から、
アジアにこそ、
これからの平和な未来を作る、
世界観、宇宙観が、
まだ、生きている!と、感じていたからだ。

そこで最初は、ジャーナリストのように、
あちらこちらの、
貧困地域や、紛争地域をめぐって!
現状を取材して、
執筆しようか?と考えたが・・・

それはそれなりに、意味はあるが、
訪問者として、旅行記や、
ジャーナリスティックな物は、書けても、
その地域の人々の、
心の中に、深く宿る真実は、
なかなか、見えてこないと思った。

むしろ、一カ所に留まって!
現地の人々と、
何らかの活動を、共にしながら、
そこに住む人々と、深くつながり・・・

そこから、見えてくる物こそが、
僕が、求めているもので、あるように、
思ったし!
今も、そう感じる。

物を書くことが、本来の目的ならば、
あちらこちらをめぐって、
取材して、書く方が、
多彩で、量も多くて良いだろう。

しかし、僕の場合は、
書くために、
生きるのではなくて・・・

生きている実感の中から、
人々に、伝えたい!
と、感じた事を、書くのが、
自分のやり方だと、思った!

確かに、
一点に滞在して、
深く掘り下げる、仕事は、
書く視点から見ると、効率は良くない。

けれども、
そこから、世界につながる、
普遍的な真実を、
見いだすことは、可能だし!

書くことが、
先に立つのではなく!
生きることが、先に立つ方が、
面白い?

ミンダナオという、東南アジアの、
北海道と四国を、合わせたほどの大きさの、
小さな島の、
さらにその、ごく一部分の場所に、
すぎないけれど!

実体験を通して、
深く掘り下げた、中から、
次第に、見えてくる真実を、
追究したい!

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2)現地へ来て体験して

しかし、その後、
ミンダナオ子ども図書館を、始めてから、
7年が、たつけれど(2010年の頃)
ほとんど、本を書いていない。

「書け書け!」とは、言われるのだが、
可哀想な、一人の子どもが、
笑顔になる様子を、
目の前にしてしまうと!

絵本も、本も、
絵画も、文学も、芸術も、
空に、吹っ飛んでしまうほど、
感動的で美しい!

そのような、
子どもたちに、囲まれた生活が、
あまりにも、感動的で!
面白い、からだろう!

「子ども図書館」を作りながら、
一時期は、
絵本や、本に対する、
興味すら、吹き飛んでしまった?

しかし、子どもたちが、
お互いに、絵本を楽しみ!
読み語りを、楽しむ姿を、
見ていると!

絵本や本の、
存在価値も感じられて!
これはこれで、良いなあ、
と、思いはじめた。

そして、
いたるところに生きている、
子どもたちの、本当の笑顔や!
心の豊かさや、
生きる力を、見るにしたがって!

逆に、日本の子どもたちに、
この世界を、
伝えてあげたい!
と、思うようになった。

経済的には、豊かだけれど、
自殺や引きこもりが、
増えている、
心の貧しい、日本の子ども・・・?

そこで、
久しぶりに
絵本『サンパギータのくびかざり』(今人舎)

『サダムとせかいいち大きなワニ』
(今人舎)をだし、

青少年のためにも、
『手をつなごうよ』(彩流社)を出しました!

本の良さは、
いつでも、そばにいてくれること!
携帯は、
スイッチを消すと、幽霊のように飛んでいく!

しかし、
絵本や、本だけだと、
特定の、本好きな家庭の子にしか、
行き渡らないし・・・

今の時代の、
落ちこんでいる、子どもや、
若者たちの事を、考えると!

ウエッブサイトでも、
買わずに、ただで読んだり!
写真や映像を見て、
楽しんだり、出来るように工夫して!

絵本や本や、携帯で見て、
そこに、何かを感じたら!
そこから、
本当の世界に、
飛び出したくなるような!

踏み石に、なるような!
物語を、
絵本や本や、サイトや映像で、
作ろう、と思うようになった!

ミンダナオ子ども図書館の、このサイトでも、
昔話や物語、
創作や映像を、
ただで、読んだり、見たり出来ますよ!
でも、それをきっかけに、
ぜひ、現地へ来て!
子どもたちに、出会って!
本物の体験をして、みてください!

sp11
3)奨学生たちが
話し合って決めた

今月の、最終の日曜日は、
高校大学のスカラー達が、
全員集まり!
総会、ジェネラルミィーティングを行った!

前回に、
今年度の役員選挙が、行われたので!
新役員の議事により、
進められた!

次回は、マノボデーと呼ばれる、
先住民の文化祭だったので、
今月は、
一般的な、話し合いがなされた!

学校での諸問題!
下宿での問題!
また、多少改正したポリシーが、
承認された!

学校に関する、問題は、
今年入学した奨学生に、
制服が、まだ、支給されていない事などが、
議題にあがった!

下宿は、月額、
最低350ペソを、MCLで支給しているが、
毎年、下宿代が、高騰しており、
平均で、400から500ペソになっていて!

差額は、
個人負担なので、
厳しい状況だ!と報告された。

今後は、
家を一軒、借り切って、
集団生活をすることで、
奨学生が、下宿代を出さなくても、
やっていける体制を、作っていく!

ミンダナオ子ども図書館では、
奨学生たちが、
話し合って決めた、
独自のポリシーがあり!
保護者にも、サインをしてもらっている。

自宅から通う、子達は、
恋愛も含めて、
保護者の責任で・・・

MCLに、住んでいる、
子たちの場合は、
帰宅時間など、独自のルールがある。

恋愛に関しては、
スタッフが、
責任を、持たなくてはならないので!

高校生は、
本部に、住みこむ場合は、
家族として、
互いに、愛し合うことが原則!

もし、恋愛が発覚しても、
スカラシップは、
続けることが、出来るけれど、
親戚など、保護者の元に帰ること!

そうすれば、
責任は、保護者に移るから!
保護者が良ければ、
恋愛はOK!

 
sp19
4)16歳は
結婚適齢期

かつて、フィリピンの教育制度は、日本と違い、
2015年以前までは、
小学校を卒業すれば、
四年制のハイスクールに入り・・・

16歳で、
ハイスクールを卒業して、
大学へ行き!
4年後の、20歳で、大学を卒業できた!

村では、16歳が、
結婚適齢期であることを思うと!
以前の制度では、
12歳で、小学校を卒業後、
出来れば、ハイスクールに4年間行き!

16歳で、卒業して、結婚して!
家の仕事をしたり!

農業をしながら、
我が子を、育てていくのが、
夢だった!

可能であれば、高校を卒業後、
4年間、大学に行って!
20歳で、大学卒業すれば!

街のモールや、学校教師、
役所や、会社など、
高給とりの、仕事に就ける!

けれども、
貧しい家庭では、
小学校を卒業するだけでも、
夢のまた夢・・・!

ところが、2015年以降、
ハイスクールが、
小学校を卒業後、四年間、
ジュニアハイスクール(日本で言えば中学校)に行き!

その後さらに、新しく出来た、
シニアハイスクール(日本で言えば高校)に、
二年間通い!
その後に、大学を受験することになった!

ということは、日本と同じ、
18歳で、大学に入学し!
順調に四年間で、大学を卒業できれば、
22歳で、卒業できる制度となった。

ミンダナオ子ども図書館の、
スカラシップの、子たちの中には、
家庭崩壊や極貧ゆえに!

小学校も、
まともに、行けなかったが故に、
すでに年齢が、クラスメートよりも、
多少、上の子たちもいるし!

そうした、子たちにとっては、
大学を、卒業できるのが、
22歳以上になった、事が、ショックで!

この時期、ずいぶん、
ジュニアハイスクール(中学)を、卒業したまま、
シニアハイスクール(高校)には、行かず、
学業を、ストップしたり!

がんばって二年間、
シニアハイスクールを、卒業したけれども!
成績も良く、才能もあるのに、
大学には行かず、
学業を諦める、奨学生たちが、沢山でた!

でも、大学を卒業できるなど、
夢のまた夢で、
大学を出れば、良い仕事について、
家族を、たすけることが出来る!

だから、たとえ16歳を超えて、
結婚適齢期を、逃がして、
中高年に入るような、感じがしても!

「わたしが、犠牲になって、
家族を支えて、
妹や弟を、学校に行かせてあげたい!」

それでも、
ミンダナオの若者たちにとって、
最大の、夢と喜びのひとつは、
若くして、家庭をもって、子育てをすること!

子どもを、
持つことこそが、
最大の夢と希望!

少なくとも5人、
平均して7人、
多い家庭は、10人以上は、子どもが欲しい!

ミンダナオ子ども図書館に来て、
そんな夢を、子どもたちから聞くと、
日本の若者たちも、
驚きを隠せないけれど!

だんだん、
何が、本当の幸せか!
を、考え始めるようになる?

sp20
5)恋愛もかまわないし

集会で、
若者たちに、
たびたび、話すことは!

「学校を続けるか、結婚するかは、
自分の判断で、決めたら良いよ!
何よりも、だいじなのは、
幸せになること、だからね!」

「ハイスクールで、彼氏が出来ても、
本部に住む場合は、
スタッフに責任が、あるから、
とりあえず、内部での、
恋愛は、だめだけれど!

親や知人や、親戚の元に、住んで、
保護者が、認めてくれたら、
恋愛も、かまわないし!
スカラシップは、続けられるよ!」

「でもね、妊娠したり、させたりしたら、
スカラシップは、ストップだからね!
なぜって、
何より大事なのは、子どもだから!」

「まずは、しっかり、
家庭を、きづいて!
赤ちゃんの、面倒を見ることに、
集中してね!」

(僻村では、コンドームなんか、売っていないし!
売っていても、貧しい子たちの場合は、
買うお金など、無く!
避妊は、ほとんど出来ないから!
妊娠=結婚を意味する!)

「もちろん、
卒業前に妊娠して、結婚して、
学業を、ストップしても、
後ろめたく思わないで、いいからね!

大事なのは、愛!
結婚式には、呼んでね!
そして、赤ちゃんが生まれたら、
だっこして、訪れてね!」

「その後も、
ときどき、来たらいいよ。
君たちの赤ちゃんや、子どもたちが、
幸せに育っていくのも、見たいから!

人生、何が起こるか、わからない!
辛いことや、相談したいこと!
何か困ったことや、悩みがあったら、
いつでも、駆け込んでおいで!」

すると若者たちは、答えて言う。
「うん、わかった!そうする!」
「ミンダナオ子ども図書館は、
わたしたちの我が家、ホームだから!」

そして、大学生は、
恋愛も携帯も、許されるけれど、
高校生たちに対する、
影響を考えて、

出来れば、本部の外で、
下宿して、生活すること!
恋愛も、
外で、つきあうことを、原則とした!

高校生の場合は、
親戚や保護者のもとなら、
恋愛も、OKだけれど!
出来れば、卒業まで頑張ること!

下宿している、子たちも、
土曜日や日曜日や、休日は、
本部に来て、
畑仕事などを、手伝ったり!

一緒に、
お昼や夕ご飯を、
お腹いっぱい、食べたり!

夏休みや、
翌日学校が、無い場合は、
泊まってもいい!
という事が、話し合われた。

総会の最後には、
支援者から送られてきた、
手紙、カード、贈り物などが、渡されて、
彼らも、支援者宛に手紙を書く!

今回から、
お礼の葉書も、
支援者への機関誌に、同封する形で、
一括して、送ることになりました。

 
bokbok
⑤遊んだ体験とお話が僕を救った |
1)本に囲まれて育ってきた |
2)神が創った世界で遊ぶ |
3)子どもの頃はいたずらっ子で |
4)自然体験の視点を交えて |
5)遊んだ体験が僕を救った |
6)自然のなかでのびのびと遊んだ |
7)公立の中学校に |
8)その後、高校になって
|
9)後にドイツ文学科に入り |
ad4
1)本に囲まれて
育ってきた

ぼくは、
子どもの頃から、
本に囲まれて、育ってきた。

父親をはじめ、
母方の祖父が、福音館書店をおこし、
父は、そこを拠点に、絵本の編集をしてきた。

「だいくとおにろく」は、
文と編集は、父の絵本!

また、ぼくの小学校は、武蔵野にある、
自由な教育で、知られていた明星学園で!
5,6年の担任は、
「やまびこ学校」でも、有名な僧侶!
無着成恭先生でした!

無着先生は、
ぼくの、第二の父親のような恩師で!
ご自身でも、
「山びこ学校」や「昭和教育論」を、お書きになり!
 
小学校の教室で、
児童書である、
「ゲンと不動明王」や「ヴィーチャーと学校友だち」
などを、読み語ってくれました!
 
以下の赤い文字の文は、
後に、加筆したものです!

両親たちの、最晩年は、
ぼくも、妻子といっしょに、5年ほど、日本に滞在して、
妻と娘たちが、料理をしたり、
両親のめんどうをみて、過ごしました!

娘たちも、小中学校を、
近くの、公立学校に行かせて、
両親と、いっしょに、
食事をしたりして、過ごしましたが・・・

娘たちは、
さすがに、日本の高校までは、
受験競争などが、不安で!
「高校から大学は、
ミンダナオの学校に、戻りたい!」

そして、ミンダナオに戻ることに、決めました!
両親も、
「いっしょに、ミンダナオに住みたい!」
と、言っていました!

その後、
2022年に、他界しました。

話が、それましたが!
物事の判断力を、
養うためには、
お話の体験は、大切で!

それゆえに、
電気もガスも、通っていない、
ミンダナオの山奥に、住む、
原住民の世界同様に!

絵本や本や、テレビや携帯が、
無い時代から、
民話や昔話が、語り継がれてきたのだ、
と、思うけれど!

絵本や、民話や昔話が、
自分で、読むのではなく、
愛をもって、語られることによって!
それが、子どもの心に、
どのような、喜びと、生きる力を、育むか!

そして、大人になっても、
語ってもらった、体験は、
死ぬまで生き続け、
どのように、生きる力になり得るか!

「わたしの絵本体験」(教文館)
「絵本は愛の体験です」(洋泉社)
 
「昔話とこころの自立」(教文館)
「昔話の死と誕生」(教文館)
等などで、書き綴ってきました!
 
ぼくも、小学校、中学、高校、
大学から、大人になるまで、
絵本、児童文学から、小説から哲学まで、
数千の本を、読みあさって来ましたが!
 
そのあげく、
本の世界に、閉じこもり、
死にそうになった経験も、
持つことから!

死の瀬戸際から、
どのように救われたかは、
この後に、書かれていますので、
参照してくださいね!


ぼくが、最近思う事の一つは、
もしも、本の世界だけに、
閉じこもって、
育って、きていたら!

今の携帯だけで育つ、
子たちのように、
引きこもりに、
なっていたのでは、ないだろうか?

僕が、子どもの頃は、
本は、今の携帯と同様に見る、
大人もいて、
電車の中で、本ばっかり読んでいると、
周囲の大人から、注意された!

「そんなに、本の世界に、
閉じこもってばかり、いないで!
もっと、友だちどうしで、
外で、遊びなさい!
本ばっかり、読んでいると、駄目になるよ!」

kamiga
2)神が創った世界で遊ぶ

本に囲まれて、育ちながら、
言うのも、おかしいけれど・・・
「本」は、「テレビや携帯」と同様に、
人間が作った、文化の一部で・・・

それは、それなりに、
役に立ち!
意味も持っている、のだけれど!

「人間が作った文化」以上に、
感動的で、面白いのは、
神によって、創造された、
「世界!」

ミンダナオの、手つかずのジャングルや!
神聖な、神の山と呼ばれている、
アポ山や!


海に行くと、
素朴な、漁師さんたちの、
生活している、白浜で!

生き生きと、
遊んでいる!
子どもたちを、見ていると!

これこそが、
「神が、創った世界!」だと、
感じられる!

神=愛が、創造した、自然や人間こそが!
真に深く、
感動的なのであって!

その魅力に、取り憑かれると!
本や、音楽や、商品や、
都市文化などといった、
人間の作ったものは・・・

それは、それなりに価値があり、
魅力的で、どくとくの味わいが、
あるのだけれど!
なぜか、酒の絞りかすのように、見えてくる!

小学校の高学年のころから、
奈良や京都の、
古代遺跡や、神社仏閣など・・・

文化財を、
徘徊するのが、好きになり!
一人で、比叡山なども、巡ったけれど・・・

古跡が、好きで、
小学校を、卒業したら、
京都に住もうと、決心して、
京都の中学を受験して、落第!

近くの公立の、中学にいったけれど・・・
公立の良さは!
近所に友だちが、たくさんいて!

八百屋や、布団屋の息子から、
比較的金持ちのお嬢さんまで、
混ざっていて、楽しかった!

小学校の頃は、
球技が得意で!
ドッジボールや、ソフトボールや、
サッカーも大好きで!
いつも、負けそうな組に、飛び込んだ!

その方が、
集中的に狙われて、
球が、たくさん飛んでくるから、
面白い!

いたずら小僧で、
縄跳びや、
ケンケンパーや、木登りや!

学校の屋根にまで、登って、
先生に、怒られ、
注意された、けれど!

学校が、
引けてからが、本番で!
当時の井の頭公園は、湿地帯で!

カニやカエルや、
蛇もいて、
追いかけまわして!

友だちと、
トカゲも、追いまわし、
冒険しまくる、毎日だった!

夕暮れ時、
暗くなって、家に帰り、
母に、しょっちゅう怒られた!

「こんなに、遅くまで、
どこで、遊んでいたの!!!」

zurai
3)子どもの頃は
いたずらっ子で

小さいころから、
小柄で、いたずらっ子で?
長男の僕だけが、
しょっちゅう叱られ!

「とうとうの、ひゃくひゃくですよ!」
と怒鳴られて!
布団たたきで、お尻を10回以上叩かれては、
押し入れに、入れられて、
鍵をかけられ、閉じ込められた。

でも、ぼくにとっては、
自由で、いたずらっ子で、
過ごせることが、楽しくて!

家でも、学校でも、塾でもない、
「ちまた!」で、
生きる喜びを、実体験できた!

その体験が、
あったからこそ、
今の自分が、あるような気がする!

しかし、
日本が、急速に、
近代化するに、したがって!
住宅地が、広がっていき!

森や野原や畑は、無くなっていき!
子どもたちの、
自然界のなかでの、遊び場も、
消えてゆき・・・

野原で、
凧あげをしたり!

ちまたの路上で、
石けりや、缶けりや!

縄跳びをして、
遊ぶ姿も、消えていき!
いたずらっ子も、少なくなり?

中学になると、
家庭や図書館での、
読書は、勧められたものの・・・

学校が、
終わっても、
塾やクラブ活動が、要求されて!

ぼくの場合は、
家庭教師は、良かったけれど、
塾は、まったく馴染めず、
クラブ活動には、興味が持てず!

学校が、終わると、
一人、家に帰って、
本を、読み漁り!

唯一の、外での体験といえば、
庭に、花を植えたり、
野菜を、育てたりしていると!

母親からは、
「まるで、隠居老人のようだねえ・・・!」
と、言われたけれど!

祖父が、
山梨で晩年に、
農業を、やっていたこともあり!

自然界に、興味を持ち!
山々を、
歩き始めたのも、このころだ!

shizen
4)自然体験の視点を交えて

庭に、野菜を植えたり、
花を育てたりする、体験は、
ミンダナオの子たちにとっては、
生活と結びついた、日常の体験で!

小中学校の子どもたちは、
学校が、終わると、
村の広場に、集まって!

「後ろの正面だーーーれ!」や、
「鬼ごっこ」や、
「かくれんぼ」をして、遊び!

その後、
ジャングルに入って、
山芋堀を、手伝ったり!

洗濯かごを、
頭にのせて、
川に、洗濯にいったり!

洗濯が、終わったら、
最後は、みんなで、川に飛び込んで!
泳いで、水浴びをして!

貧困の山の子たちは、
下着すら、持っていないから、
裸で泳ぐのが、あたりまえ!

帰るときも、
薪に、するために、
落ちている枯れ枝を、拾い集めて!
肩に背負って、帰ってきたり・・・!

そうした、
生活と結びついた、自然体験が、
子どもの心と、体の成長に、
大きな力を、注ぎ込み!


村に、帰ってくると、
さらに、
みんなで、いっしょに遊んだり!

洗濯したり!

芋を、掘ったり!

夕ご飯の、おかずにするための、
カエルや、カニや、
トカゲや、ヘビを、捕まえる、といった!

自然体験のなかで!
お互いに、
助け合ったり、分かち合う!
愛と友情の体験こそが!

青年期から、大人になり、
やがて、親になり、
高齢者になっていく、過程でも!

生きる力に、なるのだと、
思えてならない!

そうした意味では、少なくとも、
僕の場合は、
都会に、生まれ育ったけれど!

子ども時代に、
友だちと、自然の中で、
遊ぶ体験も、経験出来たし!

庭で、
野菜や、花を植えたり!

母方の祖父が、
晩年、山梨の山すそで、
ブドウ栽培から、有機農法まで、
やっていた事からも、影響を受けて!

有機栽培から、コンポストまで、
農業の視点を交えて、
人類の未来を、考えるための、

コスモロジーと呼ばれる、
世界観や宇宙観を、
考える基盤が、
養われたと、思うときがある!

愛と友情を育てる、
遊びと同様に、
花や野菜を、育てたり!

山野を、
巡り歩いたりする、体験は、
青少年の頃には、
絶対にした方が、良いと今も思う!

ミンダナオ子ども図書館の子どもたちが、
貧しくとも、
困難や悲劇を、乗り越えて!
明るく、生きる力に、満ちているのも!

子どもたち同士の、
遊びと、自然体験のなかで、
愛と友情が、培われたからだと、
つくづく感じられる!

こうした体験は、
昔語りの、お話し体験とも、重なって!
大人になる前の、子ども時代に、
沢山しておいたほうが、良い!

asot
5)遊んだ体験が
僕を救った?

都市で目にする、
本や携帯や、
音楽や美術などなど・・・

また、お寺や寺院などの、
文化財を、巡る体験も、好きだったし!
それはそれなりに、良いのだが!

そこから、目を上げて!
ミンダナオの自然や、
そのなかに、溶け込んで、
生き生きと遊んだり!

生活している、
子どもたちの魅力に、かかっては、
お化けのように、飛んでいってしまう?

人間が、中間にはいって、作ったものと!
神が、自らの愛で、
創造したものの違いが、
そこにはある?

むろん、
子どもの相手を、するよりも、
バーで、酒を飲む方が、
好きな、大人もたくさんいるが!

ミンダナオの僻地の街には、
本屋は、ないけれど、
昔語りは、生きていて、
ほとんどの子たちが、語れるし!

お化け(ワクワク)も、
妖精(インカント)たちも、
そこらじゅうで、舞っているし!

ミンダナオでは、
大人も子どもも、
インカントやワクワクといった、
妖精や妖怪やお化けが、
実際にいると感じて、生活しています!

お化けや、妖精たちと、遊ぶ!
子どもたちの、姿があって、
それらが、何よりも、私たちの心を癒し!

知識の詰め込みで、失ってしまった、
私たちの魂を、
救ってくれているような、
気が、してならない!

思春期の頃には、
引きこもって、
本を読む、時期もあったけれど!

僕の場合は、小学校の頃に、
学校内でも!学校帰りにも!
外で、思う存分、友人たちと、

自然の中で、
徒党を組んで、遊んだ!
その体験が、僕を救った?

学校がひけてからが、本番だった!
校門を飛び出し、
当時、武蔵野で湿地だった、
井の頭公園で!

ザリガニや、
ドジョウをとり、
葦の原を探検した!

そんな、好奇心と冒険好きの性格が、
後に北海道で、アイヌの人々と出会い!
カヌーで川を下り!

厳冬の山を、彷徨したり!
道のない、日高の沢筋を、
ザイルを持って、
登ることに発展した?

その体験こそが、今、
ミンダナオで、役に立っている!

sp9
6)自然のなかで
のびのびと遊んだ

僕が、子どもの頃は、
まだ、東京の杉並は、トトロの世界だったから!
自然のなかで、
のびのびと、毎日遊んだ!

小学校が、良かった!
受験制度に、蹂躙されるまえの、明星学園!
担任の無着成恭の授業は、
最高に、楽しかったし!

上の写真は、九州で僧侶としてすごし、
最後までベッドの端で、
奥様を、看取られた後の無着先生!
ぼくにとっては、第二の父親!


また、
数学の松井幹夫先生!
理科の、遠藤豊先生たちの
授業も、素晴らしかった!

学校では、
知識の、詰め込みや、
成績で、子どもたちを、評価するのではなく!

自分たちで、考えて、
迷いながらも、意見を発表して!
考える力を、養いながら、
みんなで、結論を探求していく!

たとえば、
数学の松井先生は、
3×0は、ゼロになるけれど・・・

三つあったリンゴに、ゼロをかけると、
なぜ、無くなるのか?
ゼロ=0とは、何か?
かけるとは、何か?

無著先生の国語の授業は、
特に、面白かった!
文学を読みながら、
子どもたちに、疑問をなげかけて!

みんなで、
討論しながら、
世界観、宇宙観を探求していく・・・
 
正解を、出すことよりも、
考える事、
そのものを、重視したから!

質問を、投げかけると、
ほどんどの子たちが、手を挙げて!
自分の考えを、
思いつくままに、述べていく!

また、休み時間も、
遊ぶことを、重視して!

缶けりや、石けりや!

竹馬を、
自分たちで作って!

竹馬遊びを、したり!


タコも、
自分たちで作って!

タコあげを、したり!

男の子も、
女の子も、
いっしょに、馬飛びや!
 
後ろの正面、だーーーれ!
などなど、

伝統的な、遊びを、
たくさんした!

本来は、日本も!
まるで、ミンダナオの、山の子どもたちと、
そっくりな、世界だった!

たぶん、日本でも、
都会のちまたや、山の村々では!
 
ミンダナオの子たちのような、
遊びが、生きていたから!

明星学園の先生方も、
そこにこそ、
人間が、人間として、成長していくための!
大きな、基盤があると感じて!

本来の、
生きる力を生み出す、基盤が、
知識の詰め込みを、重視した、
学校教育制度から・・・

消えていくのを、
案じていたのが、うかがえる!

今の日本の、青少年たちが、
生きづらさを、感じるなかで、
ミンダナオ子ども図書館の子たちに、出会うと、
心から感動するのも!

そうした、
伝統的な、遊びで培われる、
愛と友情の、貴重な実体験が!

子どもたちから、
伝わって、来たから!

ぼくの場合も、
こうした先生方にであって、
学べる機会があって、
何が、良かったかと言えば・・・!

生きる意味を、自分で考え!
疑問を持ち!
自分で答えを、見いだそうと!

実行していく、
夢と希望を、学んだことだ!
これこそ、アジアの文化の特質?

kyouto
7)京都の私立中学を受験した
私立の明星学園には、小学校だけ、通って、
京都の私立中学を受験した。

理由は、
父が、滋賀の出身で、
関西の神社、お寺や歴史に詳しく!

小さいころから、父に誘われて、
奈良や京都の、
神社仏閣を
巡り歩くのが、大好きだったので!

中学生になったら、
京都に住みたい!と、思ったから・・・
しかし、受験勉強も、していたかったので、
落第!

でも、その後も、
何度も、京都や奈良にも通って!
読書好きと、並行して得た、
文化に対する、好奇心と!
冒険好き?の性格が・・・

後に、
東北文化にも、興味を持って、
ねぶた祭や、
ネプタ祭りで踊ったり!

子どもの頃は、
稲荷神社で、遊びまわていたので、
神社も好きで!
月山をはじめとする、
出羽三山を、放浪したりした。

そういう意味では、
日本の祭りや文化は、大好きで!
盆踊りは、
近くのお寺に必ず行って、踊ったし!

全国の祭りや、祭儀も巡ったりした!
今も僕は、
日本文化が、大好きです!

でも、最近は、日本の祭りが、
パレードやステージに、なってしまって、
誰でも、自由に踊れる、祭りが、少なくなって!
観光には、良いのかもしれないけれど・・・

本来は、そこには、
先祖の霊たちも、精霊たちも、
大人も子どもも、集まって、
みんなで踊って、楽しんだ、はずなのだけれど!、

最近は、祭りの本質が、見失われて!
それらがほとんど、
観光業を目的とした?
パレードになって・・・!

庶民は、
客席か道脇で、
見るだけで、終わるのが、
寂しくてならない・・・。

 
kouri7
8)公立の中学校に

京都の私立高校は、落第して、
中学校は、
公立の高井戸中学校に行った!

公立の小中学校は、
受験も無く、
近所に住む、同級生が多く!

学校が、終わっても、
同級生にも、
八百屋、ふとん屋、ソバ屋、

質素な家や
公共アパートに住んでいる、
友だちの家に、遊びに行った!

周囲にも、森や林が、残っていたし!
玉川上水や、
神田川で!

ザリガニや、カエルを捕ったり!
イカダを浮かべて、
遊んだりした!

ミンダナオの子たちを見ると、
子ども時代を思い出す!
貧困の、山の子たちは、
下着すら、持っていないから、
裸で泳ぐのが、あたりまえ!

公立の中学校の、
理科や美術の、先生たちも!
のびのびとして、とても良かった!

ただ、このころから、受験競争や塾通い!
成績を含めて、
体育も、ルールに沿った、
勝った!負けた!の勝負になりだした。

小学校の頃は、
ソフトーボールや、ドッジボールなど、
ボール遊びが、大好きで!

負け組の方に、入った!
その方が、
球が、たくさん飛んでくるので、
楽しかったから!

そんなわけで、
中学に入って、
まずは、野球クラブに、入部したけれど!

笛の音に、したがって、
ワッショワッショと、
グランドを走り!

上からの指示と、ルールに従ってのみ、
行動できる、やりかたが、
だんだん、つまらなくなり!
辞めてしまった。

クラブ活動は、やらずに、
家に帰ると、
むしろ自分で、庭に、
野菜や花を、育てたり!

山登りを、
始めたのも、
このころからだ!

宇宙に、関心を、持ち始めたのも、
中学生のころからで!
天体を、望遠鏡で、
星を、ながめ始めて・・・

「宇宙は、
どんな力で、創造されてきたのだろう?
これから未来は、
どうなって、行くのだろう?」

「光とは、何だろう?
物質とは、何だろう?
人間を含む、生物は、
何を目的に、創られた?」

などなど、考えながら、
宇宙論に、関心を持ち!
アインシュタインの、
「物理学はいかに作られたか」(岩波新書)
等も、読みはじめた!

kouri8
9)その後、高校になって

高校は、
私立の桐朋学園に通ったけれど!
すでに中学時代に、
山登りが、好きで、
一人で、登り始めていたので!

登山部に、入ったけれど・・・
部活としての登山は、
とにかく、一列に並んで、
頂上を目指して、登山道を、
ワッショワッショと、登っていくのみで!

道脇に咲いている、花も、見れず!
感動的な風景を、前にして、
立ち止まって、
景観を、仰ぐこともできず!

何のために、
山登りを、するのか?
頂上に立つことだけが、目的なのか?

美しい大自然に!
感動する機会も、
与えて、もらえないのか?
と、ショックを感じ、辞めてしまった!

下の写真は、
ミンダナオ子ども図書館の裏山?で、
フィリピンの最高峰、アポ山!
2954m

夏休みに、高校を卒業する子たちと、
登るように、していますが!
下の写真は、
そのとき、案内してくださった、
マノボ族の奨学生の子の、お父さん!

登山自体は、
その後も、好きで!

高校や、大学になってからも、
八ヶ岳や、南北アルプス、
奥秩父などを、さ迷い歩いたけれど・・・!

その後、
北海道に住んだ時期にも、
一人山頂で、
テントもなしに眠ったり!

氷雪の中を、
カヌーで川を下ったり!


厳冬の山を、彷徨して、
雪洞を掘って、眠ったり!

道のない、
日高の沢筋を、
ザイルを持って、登ったりもした!

これが今、
ミンダナオで、役に立っている?

ミンダナオ子ども図書館の裏には、
3000m弱の、
アポ山が、そびえていて!

ジャングルのなかの、踏み跡道を、
MCLの若者たちと、
登っていくのは、楽しいよ!


kouri3
10)後にドイツ文学科に入り

後に、
上智大学の、
ドイツ文学科に入り!

ゲーテ研究家の、
木村直司教授の元で、
ゲーテの自然科学にも、関心を持ち!
錬金術的な、宇宙像をも探求するが・・・
 
それを、縄文の基層である、
アイヌと沖縄にも、
見いだして!
下は、ミンダナオ子ども図書館の、
マノボ族の子たち!

さらに偶然、
その後、北海道で、
アイヌの、イトばあちゃんに、出会い!
「火の神の懐にて」(洋泉社)を執筆したり!

紀伊国屋書店のサイトから引用 Go!

内容説明
北海道を終いの住処ときめた著者が、
ひとりのアイヌの古老とじっくり膝をまじえ、話を聞いた。
その古老の語ることばや生き方の
なんと黄金のようにきらめいていることか。
―死と葬儀と引導渡し、
臨死体験と死後霊、鮭の霊送り、熊送り、
一匹の蠅も神になるなど、
下は、マノボ族の同様の祈り!

神々と人間の
交歓を描いて、
アイヌの精神文化と豊かな世界に
私どもを誘ってくれる。
ぼくも、マノボ族の酋長になっています!

また、沖縄の神の島、宮古の池間島では、
前泊徳生さまに、お目にかかり!
宮古島のシャマニズムの宇宙像、
「沖縄の宇宙像」(洋泉社)を執筆しました!

 
syunkan
⑥死か発狂の瞬間に |
1)ちまたこそがぬくもりの環境 |
2)剣を持つものは剣で滅びる |
3)現代人の死生観の問題 |
4)死か発狂の瞬間に |
5)落ちこぼれ人生にも触れておこう |
6)初めての海外旅行 |
sp14
1)ちまたこそがぬくもりの環境

小学校から、中学の頃には、
友人たちと、共に、
自然ゆたかな、野原や川や・・・

夏休みには、
海や、山でも、
遊んで、過ごす事が出来た!
最も、楽しい時だったけれども!

リゾート開発が、
盛んになり!
ありのままの自然と、共に・・・

素朴で伝統的な、
庶民の生活が、
消えていくのに、
強い不安と、寂しさを覚えた!

駄菓子屋や、屋台!
銭湯や、縁台!
公共と個人との、中間に位置する、
「ちまた!」の、空間こそが!

人々の心を、通わせる!
ぬくもりのある、
生活環境で、あったはずだが!

個人の資産が、尊重され!
住宅が、どんどん新設されていき!
見かけが、きれいになっても、
高い壁で、囲まれて行く・・・

昔は、垣根が高くても、セメントではなく、
生け垣が、主流で!
生け垣の下を、かいくぐって、
学校に、通ったり!

近道するために、隣の家の、
庭にはいって、
通り抜けることも、出来た!

すると、
隣のおばさんが、
声を、かけてくれた!

「柿の実が、熟れたよ、
採りに(盗りに?)おいでー!」

「お風呂が沸いたよ、
入りにおいでー!」

外部は、
道も、舗装されて、
電灯も、裸電球ではなくなり、
瀟洒な、外灯になったのだが・・・!

立ち話や、
ちょっとした食事が、出来たりする、
縁台、屋台、駄菓子屋といった、
庶民的な、ちまたのお店がなくなり!

街頭紙芝居も、
なくなっていった!

道端でも、野原でも、
どこでも遊んでいた、
子どもたちは!

塀で囲まれた、児童公園か、
児童養護施設に、隔離?
されて!

やがて、
学童センターに、
閉じこめられることになる・・・?

老人は、
老人ホームに!
ちまたのコミュニケーションは、
コミュニティーセンターの建物の中に・・・?

下の絵は、
絵本「サンパギータのくびかざり」
「サダムとせかいいち大きなワニ」(今人舎)の絵を
描いてくださった、
ボンペレスさんの絵です!

 
gen2
2)剣を持つものは
剣で滅びる

現代文化の発展に、
疑問を、持ち始めたのも、
このころだ!

戦後経済を、背負って、
生き生きと、働いていた、
人々の姿は・・・

しだいに、
ぎゅう詰めの、地下鉄のなかで、
深海魚のような、うつろな目をした、
サラリーマンに、代わっていった・・・?

「俺も、あんな人生を送るのか・・・?」
と思うと、
ぞっとしたが!

今の若者たちも、
そんな想いで、
社会を、見ているようだ!

一方で、
小学校の頃から、聞き始めた、
ビートルズや、ベンチャーズ、
といった、グループサウンズ!

岡林信康、高石ともや、
といった、ちまた、で歌う!
フォークソングに、
かすかな、希望を見いだすのだが・・・

新宿西口広場で、
フォークソングを唄う事も、禁止され!
学生運動の阻止と共に、
消えていった・・・!

ムスタキ、ジョーンバエズ、
フレディー アギラ・・・!

感受性豊かな、高校時代は、
近くの一橋大学の、
学生運動とつながって?

友人たちが、
桐朋学園高校の職員室を、
封鎖したりして、
学生運動の、さなかだったが!

唄や、フォークソングが、
ヘルメットや、ゲバ棒に、
代わるにいたって!

僕自身は、それに、加担する気は、
まったく、起きなかった!
あえて、ヘルメットやゲバ棒を配って、
反政府闘争を起こさせて!
それをきっかけに、廃棄する???

表現の自由は、
守らなければならない、けれど、
「剣を持つものは、剣で滅びる!」
という、イエスの言葉が、
心から離れることが、なかった!

今でも、
ミンダナオで、紛争が起き!
(意図的に、起こされて?)

避難民、
特に、子どもたちを救うために、
時には、爆弾の落ちる中を
駆けまわったり、するけれど!

MCLは、
決して、自衛のための武器も持たず!
警護の兵士も、
こちらからは、決して要請せず!

危険地域から来た、
スタッフや、奨学生たち、
その親族などから、状況を聞いて!

現地の福祉局などとも、
連携しながら、
最大限に、安全を確保して入っていく!

ミンダナオの戦闘地域から
学んだことの一つは、
戦争を、意図的に作るために!

貧しい人々を、
ゲリラに勧誘して!
お金といっしょに、武器を渡し!

それをきっかけに、
ドローンでの、空爆も含む、
大きな戦争を起こす、テクニック!

武器と、お金を使って、
イザコザを、起こさせ、
(ヘルメットとゲバ棒も、同じだった?)

それを拡大させて、紛争を起こす!
戦争の作り方は、
本当に良く、研究されている・・・!

イスラムの村長が、言った言葉、
「世界が、ここに、
関心を、持ちさえしなければ、
ここは、平和だったのになあ・・・!」

そんなことも、在り!
ミンダナオ子ども図書館のスカラシップでは、
軍に入るための学科、
クリミノロジーは、
選択できないことに、なっています!

ただ、
個人的な、思いを加えると、
他国に、攻め込むような、
軍隊は、だめだけれど!

自国の外には、派遣せず、
国民を守り、助けるような、
自衛隊は、
必要かな?と、思っていますが・・・。

ミンダナオの戦争を見ていると、
多くの戦争が、
現地での、宗教や民族の、
対立というよりは・・・

石油や、ニッケルや、レアメタルといった、
鉱物資源の利権獲得や!
林業、農業、海産物など・・・
作物や、海産物を得るための、
土地の奪い合い等!

先進国の、
利益目的に、意図的に?
海外から、仕組まれている、
仕掛けのように見えて、なりません。

可哀そうなのは、
戦闘で、より貧しい場所に追いやられ!
困難な生活を、強いられる、
貧しい人々と、子どもたち!

gen3
3)現代人の
死生観の問題

現地で、子どもを助けてると、
このような貧困格差が、
激しくなり!

それを、利用して、
貧しい子たちを、
兵士やゲリラに、勧誘して!

時には、
海外にまで送っていく・・・!
そんな、国際的な動きが、
現地から、聞こえてくる・・・!

イスラムの、
貧困地域から採用した、
奨学生の何人かが、
言った言葉が、忘れられない!

「ぼくたちの村の、若者たちは、
貧困で、
学校にもいけず!

ゲリラになれば、
給与を渡す、と誘われて、
家族を、助けるために、
ゲリラに応募して!

中東にまで、送られていって!
死んだ友人も、
何人もいるけれど・・・
ぼくは、それだけは嫌だった!」

「でも、ミンダナオ子ども図書館の
奨学生になれて、良かった!
大学まで出れば、
それで、家族を、養うことが出来るから!」

教育の無い、貧しい人間など、
ちょっと金をまいて、
戦争に、駆り出して!

先進国の世界制覇?や、
利権獲得のために?
犠牲にしていけば、いいんだ・・・!
といった、上から目線は!

いったい、どこからどうやって?
生まれてきたのだろう?
と、思い始めた!

若いころから、
現代人の心の問題には、
関心を抱き!
現代社会に置ける、疎外感など・・・

ニーチェ、キルケゴール、サルトル、
ハイデガー、ボーボワール、
小説ではサガン、ウイルソンなど、
片っ端から読みふけり!
 
他方で、
モーツアルトや、
ベートーベンやシューベルトや、
マーラーなども、聞きながら!

アルフレート アインシュタインの、
モーツアルト論なども、
読みながら!

クラッシックの作曲家たちも、
どのように、
死を受け止めていたかを、考察し!

自ら、
死をテーマにした、問題への、
歩みを、進めていったけれど・・・!

しかし、死を超えるために、
死の恐怖に、立ち向かっていったあげく!
何と突然、
自分自身が、死にそうになった!

sp15
4)死か発狂の瞬間に

実存主義哲学は、
「宗教は、アヘンである!」
「神は、死んだ!」
そういった、世界であったから・・・

宗教を、拒否し、
神の存在を否定して!
虚無との戦いに、のめり込んでいった・・・

「虚無を超える、強い意志」を、
人間は、持たなければならない!
という、強い思いに、
答えを、だすために!

鬼門から、
虚無の世界に、
積極的に、踏み込んでいった!

その結論は・・・
「虚無を超える、強い意志など、
人間の意志は、持てない!」

人間の意志など、
虚無を、前にすれば、
絹糸のごとく、張りつめて、
その結果、容易にプツンと切れる!

それにもかかわらず、
奇跡的に、生きながらえたのは、
予期せぬ、
不思議な体験の、おかげであった!

寝床に、横たわったまま、
死の恐怖に、捕われて、
自殺か!発狂のどちらかしかない!
瀬戸際の瞬間に・・・

見えないけれども、
存在しているのが、解って見える、
母なる存在が、
枕元に、立ちあらわれて!

「あなたは、もう充分やったのだから、
今は休みなさい!」
と、言われて・・・

その瞬間、
巨大な恐怖も、重圧も、
体からスーーーっと、抜け落ちて!
救われたのだった!

黒い服を着た、その女性は、
目の前に、立っては居ないのだけれど、
なぜかぼくは、
その膝の上に、抱かれているのが、
感じられて!

自分の苦しみの、すべてが、
その愛の中に、
吸いこまれていき!
「救われた!」ことがわかった。

当時は、
「宗教は、アヘンである!」
という、言葉を信じて、
宗教など、信じていなかったが!

たとえ宗教を、信じていなくても!
この世を超えた、
愛が、存在することは、
認めざるをえなくなった!

『サンパギータのくびかざり』(今人舎)にも、
その時の体験をもとに、
死を超えた、愛が、
書かれています!

ミンダナオでは、
イスラムも、原住民も、クリスチャンも!
こうした出来事は、
当たり前のこととして、語られ!
信じられています!

その、体験の後から、
この世を超えた、愛の存在を、
確信するようなった!

愛以外に、
不安や虚無や、絶望などを、
真に解決する力は、無いと悟った!

多量に、本を読み続け、
本の世界に、閉じこもって、
時を過ごすことにも、興味が無くなり・・・

読むに、値したのは、
聖書のとりわけ、
福音書のイエスの言葉!

「信仰、希望、愛、
そのなかで、
大いなるものは愛である!」

「どんなに強い、信仰を持っていても、
どんなに大きな、夢や希望を抱いていても、
愛が無ければ、無に等しい。
なぜなら、神は愛だから!!」

ただ、
自然の中にある「コスモロジー」
宇宙像には、
深い関心が、生まれてきて・・・

小説や劇の、執筆の背景に、
植物論や宇宙像を、
論じ、執筆している、
ゲーテは、面白いと思った!

上智大学の、独文科を選んだのも、
ゲーテの研究者、
木村直司教授の元で、
ゲーテを研究したい!と、思ったからだ。

ゲーテはたえず、
メメントモーリ「死を想う」のではなく、
ゲデンケ ツー レーベン、
「生きることを考えよ」と、語っている。

すると、次第に再び、
神=愛が、創った世界が、
強烈な光を帯びて、見え始めた!
特に自然界が、美しかった!

木も、花も、草も、光のように輝いて!
見えるのには、驚いたけれど!
人間の心が、
自然を破壊し、汚さない限りは・・・

神によって、創られた!
この世は、
本質的に、美しい!
と、今でも思う!

人も、神の愛によって、創られた!
とくに、子どもたちは、
国境を超えて、
民族や、種族や、宗教を超えて!
ほんとに、可愛く、美しい!

その後、
読んで、多少面白いと思ったのは、
ドストエフスキー、
森敦、そんなところかな?

 
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5)落ちこぼれ人生にも
触れておこう

書きづらいけれど、
大学の頃から、後の、
落ちこぼれ人生にも、
ここで少し、触れておこう。

後に、上智大学の独文科にうかり!
(あの頃はまだ、
上智は、有名な大学ではなく、
仏教系???と、よく言われた。)

しかし、
居心地の良い大学で、
授業には、集中せず?
音楽が、好きだったので、聖歌隊に入り!

休みには、友だちと皆で、
山に行ったり、
スキーに、行ったりした!

けれど、
相変わらず、授業もそこそこで、
卒業を迎えるころ、父に、
「お前は、将来何をやりたいのか?」
と聞かれて・・・

「この世の本質が、知りたい!」
と、答えると!
呆れた顔で・・・

「大学を卒業したら、
どこに、就職するのかと、
聞いているのだ!」
と言われ、返答に困っていると・・・

「お前のような人間は、
社会に、適応できないから、
とりあえず、大学に残って、
修士課程に、行きなさい!」
と言われて、受けたけれど落第。

ただし大学の恩師で、
ゲーテ研究者の木村直司教授が、
「卒業論文は、良いから、
一年浪人して、ドイツ語を学び直して、
来年、もう一度、受けなさい!」

と言われて、浪人。
教授が、
夏休みにも別荘で、
ドイツ語の集中講義も、してくださった!

大学を卒業して、
浪人生活が、始まった春、
父から、
「家にばっかりいないで、
一度、海外のドイツに、旅してごらん!」

と言われ、
自分で、計画をたてて、
生まれて初めて、飛行機に乗り!

最初に、海外で、
降り立ったのが、
チェコのプラハだった!

当時のチェコは、共産圏で、
西側諸国の人は、ほとんどいず!
1968年のプラハの春が、終わったばかり!

最初に、プラハを訪れた理由は、
ゲーテのいた、
当時は、共産圏の東ドイツの、
ワイマールに、行きたかったから!

当時は、日本は、
共産圏の東ドイツとの、
国交は無く、
日本では、ビザが取れなかったので!

ある方の知り合いが、
プラハに、
住んでいる、とうかがって!

東ドイツと、
国境線が、つながっている、
プラハなら、
ビザが、取れると聞いたから・・・!

行ってみると、プラハは、
中世のヨーロッパが、
そのまま感じられる、
美しい街だった!

そこで
東ドイツ大使館に行き、
ビザをとって、東ドイツに入り!

かつて、
ゲーテのいた、
ワイマールに向かった!

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6)初めての海外旅行

そんなわけで、
生まれて初めて、飛行機に乗り!
海外旅行に、向かったのは、
東ドイツのワイマールだった!

ゲーテにだけ、興味があったけれど、
ぼくは、共産主義には、特に関心も無く、
1975年で、当時、
共産圏に入る日本人は、
ほとんどいなく、珍しかった!

その後、1990年には、
東西ドイツが、ひとつになって、
今に至っているけれど・・・
一帯になった、後は、
ドイツには、行っていない!

ぼくが、初めて、東ドイツに入ったころは、
東ドイツも、チェコも、スロバキアも、
資本主義の国とは、
何故か、雰囲気が異なっていて!

お店や、
ホテルの看板も無く、
本当に、
質素で、素朴な石畳の街で!

夜、食堂で食べようと、
レストランに、行くと!
大勢、入り口に、並んでいて!

立札が、立てられていて、
「忍耐!待てば必ず食べられる!」
と、書かれていた。
ミンダナオと、ちょっと似てる?

人も素朴で、のんびりしていて、
コミュニケーションも悪くなく、
ホッとする、
何かがあった?

上の写真は、ドイツのワイマール!
下の写真は、
ミンダナオのキダパワン!
市場は、庶民の生活が、感じられる?

現地で、友達になった人に、
「温泉に、入りに行くか?」
と、誘われて、
ドイツの温泉にも、行ったけれど!

服を脱いで、
風呂に、入るのかと、思っていたら!
服を、着たまま!
白いガウンを、羽織って!

岩から出る、蒸気の周りを、
人々が、息を吸ったり、吐いたりしながら、
歩くのが、温泉だった!

 
senrei
⑦なぜ日本が気に入ったか |
1)ホイヴェルスさんがそうだね |
2)なぜ日本が気に入った? |
3)カトリックの洗礼を受けた |
4)違っているから面白い |
5)フィリピンの宗教は土着的 |
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1)ホイヴェルスさんがそうだね

落第の翌年、
上智大学の独文科の、修士に合格して!
対面の授業の時に、
恩師の、木村直司教授に・・・

「ニーチェのように、
神を否定した、人の中にも、
神の力は、現れると思うのですが!
そのようなことを、語っている人は、
いますか?」
と、聞くと、

「ホイヴェルスさんが、そうだね!」
「どこの、哲学者ですか?」
「裏にいるよ!」

上智の裏の、イグナチヨ教会にいる、
詩人で有名な、
ドイツ人神父だという!
面白い神父さんが、いるもんだ!と思い、
早速たずねると!

当時は、すでに80歳を超えた、
ホイヴェルス神父さまの前に、
座ったとたん!
「洗礼を、受けます!」
と、言っている、自分に驚いた!

その後、くり返し通って、
『人生の秋に』(春秋社)などの、
ご自身で書かれた、
著書を読んで、
さしあげて、いたけれども!

あるとき、自分が、死にそうになった時!
黒い姿の女が、わたしを膝に抱いて、
「あなたは、十分やったのだから、
今は、休みなさい!」
と、言われて、救われた話をすると。

「それは、黒い聖母だね!
最近でも、ポーランドやアルゼンチンに、
現れているよ!」
と、おっしゃった!

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2)なぜ日本が
気に入ったか
 
ドイツ生まれの、
ホイヴェルス神父さまが、
1923年に来日して、
なぜ日本が、気に入ったかというと!

ご本人曰く、
「その当時の、日本の子どもたちが、
とっても、素朴で純心で!
生き生きとした、
子どもたち、だったから・・・!」
ぼくが、ミンダナオに、心引かれたのと同じ!

ぼくが、子どものころから、
仏教も、
神道も好きで!

幼いころは、
家の前にあった神社、
お稲荷さんのけいだいで、遊びまわり!
なっている、ザクロの実をとって、食べたこと!

父方の祖母は、熱心な仏教徒で!
毎日、部屋のタンスの上に、
置かれ、飾られている、観音様の前で!
「あなかしこー! あなかしこー!」

と、拝んでいて、
その横に、イエスが描かれた、
カードも、置いてあって、
仏様と一緒に、拝んでいたこと・・・!

そして、小学校から、
大学を超えても、
京都や奈良は、大好きで!

奈良の大仏や、
比叡山の円覚寺にも、
何度も行って!
拝んだこと・・・を話すと!

ホイヴェルス神父さまは、
笑顔で、うなずきながら!
「お地蔵さまのなかにも、
神様はいますよ!」

ホイヴェルス神父さまは、
アジア文化に、深い造詣をもって、
「細川ガラシア」の劇や、 たくさんの詩を、書いた詩人!

日本人の信者や、
信徒の人々にとっては、
外国人ではなく、
お父さんのようだった!

僕も、その後、
イグナチヨ教会で、
子どもたちの土曜学校に、
シスター影山さまと、参加して!

たくさんの子どもたちと、
教会の庭で、
遊んだけれど!

ホイヴェルス神父さまの
創造の根底にあった、
アジアの子どもたちへの、
魅力と愛は!

今、ミンダナオの子どもたちに、
出会って、感じている、
僕の、今の気持ちと、
通じているなあーーー!

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3)カトリックの
洗礼を受けた

その後、
カトリックの洗礼を受けた!
ここだけの話、カトリックは厳しい!
という、イメージが、強かったけれど!

実際的には、
南米からアジア、アフリカ、中米と・・・
世界に、大きく広がり、
人種も多様で、貧困層も多く!

特に、フィリピンにいると、
日本のカトリックの雰囲気とは、
また一味、
違ったところもあって!

厳しいようで、ゆうずうがきいて・・・
仏教もイスラム教も、
先住民の精霊崇拝も、好きな僕には!
居心地がいい!

カトリックでは、
父と子と聖霊の、
三位一体で祈るけれど!

父なる神に集中すると、イスラム教?
神の子イエスに集中すると、プロテスタント?
聖霊や、精霊に集中すると、
先住民や仏教や神道?

カトリックだと、祈りの最後に、
「父と子と聖霊の御名によって、アーメン!」
つまり、三位が一体で、
それこそが、神の愛!
(これは、ぼくの勝手な思い込み?)

そんなわけも、あってか?
プロテスタントの教会でも、
モスクに行って、祈っても!

神社やお寺や、
ミンダナオのマノボ族の、酋長として!
原住民の収穫祭の、
祭儀に、加わっても!

愛があれば、どれもが、違和感なく!
三位が、一体になっている!
天地の創造主である、神の愛が、
身近に感じられて、
どこに行っても、ホッとする!

宗教に関しては、
どれが、良いとか悪いではなく、
多少の違いは、あったとしても、
すべてを創造した、神の愛は、ひとつだから!

木や草花のように、
神の愛のうえに、
それぞれが、居心地のいい、
居場所を創れば、それで良い!
と、いつも思う。

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4)違っているから面白い

僕にとっては、
カトリック、特にフィリピンのカトリックは!
アジア的で、
ゆうずうがきいて、居心地がいい・・・?

マリア像の前に、置かれている、
ローソクから出る、煙を手であおって、
体につけて、健康を祈ったり・・・
(信仰というより、信心みたいで!
線香の煙を仰いで、体に受ける、
神道や仏教と同じしぐさ?)。

こんな事を書くと、
日本や欧米の、厳格なキリスト教徒から、
批判と反感を、受けそうだけれど・・・
フィリピンで驚いたのは、
ある教会で・・・

「あの神父さん、子どもいるんだよ!
母子とも、養ってあげているんだけど、
神父さんも、人間だからなあ!」
と、非難もせずに、信者たちが、
子持ちの神父も、受け入れているし!

カーバックと言って、
結婚して、家庭を持っていても、
聖体拝領を行って、神父の代理を務められるし・・・!
MCLの代表理事の、
建設技師のダニー氏も、その一人!

MCLのある、高原の街キダパワンで、
ぼくは、最初は、
神父さんたちと一緒に、
司教館に、住んでいたけれど!

知り合いのシスターが、
修道会を離れて、結婚すると!
信者達が、
言った言葉が、忘れられない!

「やったー、愛を貫いた!」
「それはそれで、良いんじゃない?」
「幸せになって、良かったね!」

決して、批判しているのではなく、
例え既定の道を、踏み外しても、
それはそれで、
幸せだったら、良いじゃない!

神様は、愛で、
見守ってくれているから、
大丈夫!

多様で、ファジー曖昧で、
壁を作って、排除しない!
そのへんに、
アジアの良さがある?

今でも妻は、
シスターを辞めて、結婚した女性と、
Facebookで、つながっていて、
「子どもが、かわいいね!
幸せになれて、良かったね!」

親鸞聖人の、
「善人、なおもて往生をとぐ、
いわんや悪人おや!」が、
カトリックの本質かな、と思い始めた。

その後、ある本で、
親鸞聖人が、比叡山で、
修行をしていた、ころには、
聖書も、あったから、
読んだ可能性もあると、聞いた。

親鸞の言葉と、
罪人への愛を持って、身を捧げ!
地獄に降りて、罪人を救った!
イエス姿は、どこかつながる。

親鸞聖人も、
罪の許し!
体の復活!
永遠の命を信じていた!

いつも、良く思うけれど、
仏教も、イスラム教も!
先住民の精霊崇拝も!ユダヤ教もキリスト教も!
人間の顔や、肌の色のように、
見かけは、多少異なっていても・・・

神は、愛そのものであり!
愛の力で、
全てを、創ったのだから!

ミンダナオ子ども図書館の子たちが、
言うように!
「宗教や種族や、国や言葉が、違っていても、
兄弟姉妹、ひとつの家族!」

もしも人類が、
みな同じ、顔をしていたら、
面白くない?
違っているから、世界は楽しく面白い!

貧困の山の子たちは、
下着すら、持っていないから、
裸で泳ぐのが、あたりまえ!
こういう子たちの姿こそ、まるで天使のよう!

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5)ミンダナオの宗教は
土着的?

フィリピン(ミンダナオ)の教会は、
日本とは、ずいぶん違って、
土着的でかつ、
自然な、感じがしてならない!

教会にも、ジーンズやTシャツできて、
司祭にも、「神父様!」ではなく、
「ファーザー!ファーザー!」
「父さん!父さん!」
と、呼んで近づき・・・

修道士は、「ブラザー」で兄さん、
修道女は、「シスター」で姉さん、
兄弟姉妹の、大家族のような、
雰囲気で、接してくる!
これぞ、アジアに根ざしたカトリック?

プロテスタントも土着的で、
原住民の酋長が、
伝統的な、祭儀もやり!
同時に、日曜日には、
村の牧師も、努めている!

イスラムの結婚式では、
蛇の顔した、獅子踊りが舞われて!
悪魔祓いの、儀式も行う!

しかも、驚いたことに、クリスマスは、
なんと、9月から、飾りつけがはじまって!
謡ったり、踊ったり!
まるで、クリスマスのために、
生きているよう!

そして、
クリスマスが明けると、正月で!
七つの丸い果実を、祭壇にそなえ!

年越しの夜には、
長寿の祈願をこめて、
蕎麦は、ないから、
年越しの、ヤキソバか!

スパゲッティを食べて、
長寿を願い!
そこらじゅうで、花火があがる!

ミンダナオが、面白いのは、
イスラム教やキリスト教など、
西洋の信仰を、受け入れ、
現代文明の力に、さらされながらも、
根っこは素朴で!

土台である、
原始宗教の宇宙観も失わず!
自然の中に、
神の力を、感じ取り!

誰もが、
お化けや妖精や!
幽霊が、いることも信じている!

下の写真は、
ミンダナオ子ども図書館の庭にある、
大きな岩で!
村人が、わきを通るときには・・・

「タビタビポー タビタビ!」
(失礼します。ちょっと通して下さいね!)
と、岩の中に住んでいる、
妖精や精霊たちに、
声をかけながら通っていく・・・!

万物は、草や木や、獣たちや人や、
妖精や精霊や、天使も含めて、
天地創造の、神の愛で創られて!
新たに、生まれ続けていくし!

神が愛で、創造した世界には、
見えない妖精や、天使や霊たちもいて!
人間同様に、
愛と友情で、結ばれながら、
生きていると、感じている!

 
wakamono
⑧日本の若者たちにも伝えたい |
1)君は野人だからなあ |
2)日本の若者たちにも伝えたい |
3)機関誌『ミンダナオの風』と |
イケメンよりもイクメンに未来を託せそう! |
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1)君は野人だからなあ

話がそれたけれど、もとにもどすと。
修士を、卒業するころに、
恩師に、いわれた!

「君は、このまま、博士課程には入れないね!
学業を、仕事にするには、
向いていないよ!
野人だからなあ・・・。」

当時は、
何を、言われているのか、
わからなかったが!

今では、
「野人」と、言われた理由が、
わかるような、気がする!
アウトサイダーの落ちこぼれ・・・?

「ゆいいつの可能性は、
ドイツの大学に、はいって、
博士の資格を、とることだね!

修士を、出ていれば、
無条件に、
大学には、席をおけるから!」

それを聞いて、
モーツアルト好きで!

当時はまだ、
『中心の喪失』(美術出版)を、執筆した、
美術史家ハンス・ゼーデルマイヤーも、
生きていたので!

ザルツブルグの大学に、
席を、置いた。

けれども、
たまにしか、授業には出ずに!
実際に、自分の目で見て、
ヨーロッパ文化の、宇宙像を、感じ取ろうと!

中古のポンコツ車で、
一人で、オーストリアの隣国の、
チェコや、スロバキアや!

ゲーテのいた、東ドイツ!
西ドイツや!

オランダや、ベルギーや!
カトリックの国、
フランス、スペイン、
イタリアなどにも、旅にでた!

当時は、チェコスロバキアや東ドイツは、
共産圏で!
外国人が、入っていくことは、
めったに、なかったけれど!

国境を超えたあたりで、
軍用地に、まぎれ込んで!
軍隊に、つかまって、
尋問も受けた・・・!

「途中で、写真を撮ったか?」
「はい、撮りました!」
「何を撮ったか?」
「牧場の牛を撮りました!」と、答えると・・・

「はっはっはっ!
バイクが、先導するから、
気を付けて、出ていきなさい!」
旅は、一人が面白い?野人だから?

ミュンヘンでは、
ドイツ人の児童文学作家で、
『モモ』を書いた、
ミヒャエル・エンデさんとも、気があって!
親友になり、よく話した。
 
日本に帰って、本も書き、
その後も、いろいろな大学から、
教授になるように、誘いがあったけれど・・・
「講師先生」と呼ばれるのが、苦手で!

講演会でも、「先生」ではなく、
「トモさん」と、
呼んでもらうように、している!
ミンダナオ子ども図書館では、
「パパともーーー!」

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2)日本の若者たちにも
伝えたい

ミンダナオにいると、
人が、人に語りかけるために、
作った言葉と!

自然界も含めて、
神の愛によって、創られた世界が、
語りかけてくる、言葉とは!

大きな、
差があるように、
感じられる、ことがある!

たとえば、ここに、
僕が、書いている、
人が作った言葉に、感銘を、受けて!

現地に来て!
本当に、
現地の子たちに、出会うと!

僕が、書いた言葉など、
頭のなかから、吹き飛んでしまう!
そういう、体験をして欲しい!

全ての絵本や、本や、
サイトや、携帯から得られる、
映像や、ビデオや、写真や文!
それは、それで、存在価値はあるのだけれど・・・

一人の子どもの、美しい表情を前にすると!
物やお金を、土台とした、
文化文明が、吹き飛んで!
消えてしまうほど、心に、深くしみ通る!

特に、人間の作った文化に、
影響を受けていないような、世界に!
生きている、子たちの表情は、
言葉にならないほど、美しい!

そのときに、ぼくが思うのは、
「ああ、今ぼくが体験し、
感じていることを、
日本の若者たちにも、伝えたい!」

いちばん、良いのは、
ここに来て!
実体験して、もらうことだろう!

事実、
ミンダナオ子ども図書館に、来られた、
支援者の方々や、
とりわけ、日本の若者たちは・・・

MCLの子どもたちが、
孤児や家庭崩壊を
体験してきた、子たちなのに!

笑顔で、
驚くほど明るいのに、
驚くと同時に!

そんな、ミンダナオ子ども図書館の子どもたちに、
囲まれて、抱きつかれると!
涙が湧き出て、止まらない!
泣き出した、ある若者が、僕に語った!

「ぼくは、小さいときから
生きるためには、
心に壁を、 作らなければいけない!
作らなければ、生きていけない!と、考えて、
今まで何とか、生きてきたけれども!

ここへ来て、
明るい子どもたちに、
囲まれたとたん!
あっという間に、壁が崩れて!

あわてて、壁を作ろうとしても、
どんどん、崩れてしまって!
うれしくって、うれしくって、
涙が湧き出て、とまらない!」

そのような若者たちを、目の前にして!
これは、日本の人々、
とりわけ、若者や子どもたちに!

僕の、経験してきたことも、
伝えなければ!
と、思うようになった!

kikan7
3)機関誌『ミンダナオの風』と

しかし、日本から遙か遠く、
郵便物も届かない、
辺境な、奥地に住みながら!
日本の若者たちと、
交流が、持てるとしたら?

印刷所で、
隔月で作ってお送りしている、機関誌と!
インターネットしかないので!
機関誌『ミンダナオの風』と、
このウエッブサイトを、立ちあげました!


また、出版社と連携して、
絵本や本も、出したけれど!
インターネットで、
情報を送れる、時代になったものの、
印刷物にも、こだわる理由は!

ある方曰く、
「やはり、サイトを読むのと、
機関紙『ミンダナオの風』を読むのとは、
心に入る、入り方が違うし!

クリスマスには、
子どもたちの絵手紙も、同封されているし!
他の人にも、見せてあげられるし!
全部、大事にとってありますよ!」

機関紙は、
わずかでも、自由寄付等の
支援を、してくださる方々に、
現地から、隔月で、お送りしています!

希望の方は、現地日本人スタッフの
宮木梓(あずさ)さんに、メールか、
ゆうちょに寄付を、振り込んでいただければ!
登録してお送りします。
宮木あずさメール、
mclmindanao@gmail.com

こうした印刷物や、サイトに込めた思いは、
少しでも、
現地で感じた、体験を、
伝えたいという気持ちと!

可能なら、いつか、いらしていただいて!
現地で、皆さんと、子どもたちが、
喜びと感動とを、分かち合ってもらいたい!
という、思いからです!

若者たち、来たらいいよ!
宿泊費はとらないし、
気に入ったら、
一か月や二か月、いてもいいよ!

ダバオ空港まで、マニラでの、
乗り換えはあるけれど、
安くて、
往復6~7万円ぐらいかな?

ダバオ国際空港に、
到着する時間を、
現地スタッフの宮木梓(あずさ)さんに、
メールで、伝えておけば!

ダバオ空港まで、車で迎えに行くし!
スタッフといっしょに、
山の村々を、めぐってみたらいいよ!
訪問希望の方は 、ここをクリック!


ミンダナオの子どもたちとの、
出会いを、きっかけに!
日本の若者たちの、心に!

夢と希望と、
生きる力が、よみがえってこれば!
こんな、うれしいことはない・・・!

サイトや本を、飛び越えて!
現地で、
本物の体験を、して欲しいと、
つくづく思う!

ぼくの作った、サイトや本や、
講演会で、発する言葉は!
現地で、本当に、
子どもたちに出会うと!

幽霊か、お化けのように、
消し飛んでいく!
その意味でも、
人が、発した言葉が・・・
「目的」に、なるのではなく!

「きっかけ!」になって、
行動が、起こり!
文明の世界から、飛び出して!

言葉の向こう側に、生きている、
真実の言葉!
子どもの表情や声が、
聞こえ、見えてきたら、よいのだと思う!

ミンダナオ子ども図書館の子どもたちは、
小さな子でも、話が語れる!

祖父母や親や、
近所の人たちから、
昔話を語ってもらって、育っているから!

人の言葉でも、
我が子や、孫への愛があれば、
それは、神の言葉と同じ!
本物の愛が、生きている!

絵本が、なくても!
本物の昔話と、
愛の生きている社会、ミンダナオ!

何故ここに日本人などのテレビ映像
その他の貴重な
活動映像を掲載 |

民話、絵本原稿、
青少年から大人までの読みものを
自由購読で提供しています。 |
若者たちと
絵本画家の
体験記

最後に海の
下宿小屋に
泊まった

|
夏の訪問者の記録・・
 |
イスラム地域
緊急避難
支援

避難民に
読み語りと
炊き出し支援
 |
 |
 
iku
2021年に見た日本
子どもこそが、未来だから、
イケメンよりも、
イクメンに未来を託せそう!

高齢化した、両親のために、
五年間ほど、日本に帰って!
両親の、世話をしながら、
食事を、いっしょにして・・・!
 そして、娘たちの将来も考えて、
二人の娘を、
日本の公立の小学校に、
通わせた!

最初は、
まったく、日本語を話せなかったし!
日本の公立学校に、通うのは、
無理かな?と、思ったけれど!

私立学校や、
塾や、インターナショナルスクールに、
通わせるだけの、
資金も無いし・・・

でも、娘たちが言うには、
「まったく、日本語が、
わからなくっても、だいじょうぶ!
友だちも、出来てきたし、
給食のお手伝いをするのも、楽しいし!」

そして、友だちとの遊びのなかから、
日本語を学び!
まったく、日本語を話せなかった、
娘たちも、
数か月で、日本語がペラペラ・・・!

先生も、ビックリして!
「どうして、
あんなに、溶け込んでいくことが、
出来るんで、しょうかねーーー!!!」

「おそらく、生まれた時から、
ミンダナオ子ども図書館で、
多くの子どもたちと、遊びながら、
いっしょに、育ってきたからでしょう!」

老後も、二人だけで、暮らしていた、
父と母も!
私たちが、日本にもどって・・・

妻のエープリルが、毎日、料理を作って!
孫娘たちも、いっしょに、
みんなで食べたら、
大喜び!

その間、日本に滞在中、
ウイルスの期間を、経て、
日本の子どもたちや、
親子の様子を、見ていると!

最初は、
ちまたで、子どもたちが、
まったく、遊んでいなかったのに!

あちらこちらで、
「子育てに、大切なのは、
子どもたち同士で、遊ぶこと!」
という、昔からの言い伝えや、知恵が、
広がり始めたのか?

そして、親同士も集まって、
時には、ゴザをひいて、
おしゃべりをしたり!
食べる事!

つまり、
学校でも、家庭でも、
保育所や幼稚園や仕事場でもない!
それを、一歩出たところの、
第三の場所!

「ちまた」での交流が、大事な事に!
とりわけ、若い世代が、
気がつきはじめた、ようなのだ!!!

日本の子どもたちや、青少年、
そして、
子持ちの親子も!

人生における、
本当の幸せとは!
お金や物の、追求だけではなく!

まず、
なによりも、大事なのは!

愛と!
友情だ!と、いうことに・・・

気づき、始めている、
気がします!

急速に、増えているのが、
平日でも、
母親だけではなく、
父親が、赤子を抱いたり!
乳母車を押して、散歩をしたり・・・!

子どもこそが、未来だから!
イケメンよりも、
イクメンに、未来を託せそう!

 
   |
sp12
結婚していないから
いのちを捧げて行動できる
2011年(2)に作成した、
現地体験の記録から
 |
上記の記載で、
私自身の宗教に関連した、
思いも書かれているので、
写真を主体とした報告をまとめた
「ミンダナオ子ども図書館:日記」のサイトから、
2011年(2)に作成した現地体験の記録を引用しました。
本体のサイトを見たい方はクリック!

|
heibon
①平凡な一信徒だから |
1)ファウスト神父に会った |
2)ぼくも危ない? |
3)平凡な一信徒だから |
4)ミンダナオのカトリックは |
5)日本語で語りかけてきた日系人 |
6)救済し巡るとき |
gogo1
平凡な一信徒だから |
fau1
1)ファウスト神父に会った!

カヨパトンへ、行く途中で、
ファウスト神父に、会った!
私たちが、
司教館に、住んでいた頃の事を、
想いだして、下さった!

その2年後に、ファウスト神父は、
刺客に、殺害された!
シスターの話だと、
政府から送られた、暗殺者!

理由は、
山での鉱山開発で、水が汚れて!
それを飲み、生活用水にしている、
先住民にとっては!

危険で、
生きられなくなるから!
開発に、反対するように、
語った、ためだという!

現地では、今も、
山岳地域での、
鉱山開発が、大きな問題で!

日本人の私も、
「鉱山開発を、目的で来ている!」
と言われて、
保育所建設で、原住民の村に行くと!

全ての住民が、
恐れて、逃げ去り!
誰も、いなかった事があり!

MCLの理事で、
マノボ族の酋長の、ガボン氏と、
厄払いをしに、行ったこともある!

ミラノミッション会で、
とりわけ、原住民の貧困克服と、
平和構築に、大きな貢献をしている!
ピーター神父、共々、
ファウスト神父は、イタリアの神父!

頭に巻いた、マノボ族の酋長の印の、
赤いバンダナが、
ピーター神父と、一緒のスタイル!
ぼくも、マノボ族の酋長になっている!

カトリックの神父だけれど、
貧困層や、原住民を、
長年、支援してきたので!
マノボ族の酋長として、認められている!

しかし、体制側からは、
反政府ゲリラの新人民軍、
NPAの仲間と見られて!
刺客によって、殺されたのだと、
シスターたちが、言う!

fau2
2)ぼくも危ない?

アロヨ政権の当時、
原住民を、擁護していた、弁護士や議員!
カトリック傘下のキダパワン市の、
FMラジオ放送の解説者夫婦も、
刺客に、殺されている!
ぼくも危ない?

ミンダナオ子ども図書館は、
奨学生や、
スタッフにも、
原住民、モスリム、クリスチャンがいて!

Non politic
Non religious sect
非政治団体で、
特定の宗教や宗派の下でも、行動しない!

その中でぼくは、
キリスト教徒で、カトリックだけれど!
カトリックは、ミッション会も多く、
どこかに、居場所があるような気がして、
ほっとする!

貧しい人々の、立場から見ても、
30年以上、こうした場所で、
命がけで、活動し続けている!
こうした、神父の働きには、
ほんとうに、頭が、下がる思いがする!

結婚して、妻子をもって、いないからこそ!
命をかけて、どこでも行ける?
神父さんだけでなく、
ブラザーや、シスター方もすごい!

日本の若者たちよ!
自殺する勇気が、あるのなら、
神父や、ブラザーやシスターになって!
命を捨てた思いで、
平和のために、活動したら?

fau3
3)平凡な
一信徒だから

ぼくも、神父さん方と、
キダパワンの司教館に住んでいたころ、
ブラザーになって、
活動することを、考えたけれど・・・

イスラムの戦争孤児たちを、
救済していく過程で、思ったのは!
逆に、平凡な、一信徒だから、
団体規定に、縛られることなく!

変な、カトリック信者だと、
眉を、しかめられたとしても!
やれることが、
あるのでは、ないか・・・(笑)!

カトリック信者だけれど、
先住民の、酋長でもある!
アオコイ マオガゴン
「心から、人を愛する、我らの友」
が、僕の名前!

たとえば、
先住民の祈りに、
酋長として、参加したり!

クリスチャンと、共に、
イスラムの子たちを、ひきとって!
いっしょに、家族として暮らし!
モスクを、建てて、
時には、いっしょに、お祈りしたり!

いっしょに、
ラマダンで、断食したり・・・!
聖職者だったら、できないかも?
 
シスターと、司教館に住んでいて、
その後、共に生きていく、連れ合いだと感じて、
今の妻エープリルリンと、
結婚することに、決めた!

fau4
4)ミンダナオのカトリックは

でも、妻子が、いないがゆえに、
命がけで活動できる、聖職者たちが、
自由で、うらやましい!
と、感じることも、しばしある・・・!

結婚して、妻子がいると、
ぼくが、死んでしまったら・・・
そう考えると・・・

MCLにいる子には、
親が殺された子も、多いだけに!
どうしても、
死ぬことに、抵抗感が出てくる!

キダパワンの司教館に、
住まわせて、もらっていた時に、
ファーザー、ブラザー、シスターを見て!
聖職者が、なぜ、妻子を持たないか!
が、理解できた!

イスラム地域で、戦闘が勃発すると!
現地の、オブレード会の、
神父や、シスターやブラザーたちも!
信徒たちも!

イスラムの人たちといっしょに!
爆弾の、落ちる中を、
避難民救済キャンプにも、
入れてもらえない・・・

イスラムの家族の、
子どもたちを、
命がけで、救済に走る!

その中の一人が、
DSWD地元の福祉局の幹部で、
ミンダナオ子ども図書館の、
理事を、努めてくださっている、
グレースさん!

グレースさんや、
同僚のイスラムの理事、
サミー氏などが、いらっしゃったからこそ!
ここまで、深奥に入って!

クリスチャンで、ありながらも、
地元のイスラムの、人々からも、
信頼され!
有益な、活動を続けられた!

後ほど聞いた、話だが!
第二次世界大戦の時に、日本軍は、
ピキット市の、スペイン時代に、建てられた、
要塞にこもり、戦ったが!

そのときに、イスラム教徒たちを、
命がけで、守ったのが!
オブレード会の神父や、
ブラザーたちだった、という!

今でも、石造りの要塞は、残っていて!
その下の洞窟には、
玉砕した、日本軍の遺骨が、
眠っているという!

しかし、現在でも、
外国人は、容易に入れない、
高度な、危険地域に属するために!

先住民の洞穴同様に、
まったく、
調査は、されていない!

敗戦とともに、
多くの、日本兵たちは、
東南アジア最大の湿原で!

世界一大きな、
ワニも住む、
リグアサン湿原に、逃げ込んで!

その後、
イスラム教徒の、
貧しい漁民の、仲間となり、
湿地で、生き延びてきた!

ある、病気を治した子の、お父さんが、
別れ際に、耳元で、
ひそかに、言った言葉が、忘れられない!
「私の祖父は、日本人です!」

反政府ゲリラの、リーダーのなかにも、
オンブラ カトウ とか、キムラ とか!
写真を見ても、
日本人としか、思えない人も多く!

現地で、活動していても、
日本人に、そっくりな、
イスラムの人が、結構いて、
目が合うと、ニヤッと微笑む!

 
dava7
5)日本語で語りかけてきた
日系人!

写真のお婆さんは、
日本語で、語りかけてきた、
日系人で!

下の写真は、
スカラーに採用した、
親戚の、日系人の子たち!

つい最近も、山ではなく、
海沿いに、集落を作って、
日本人たちが、住んでいた、
サンタマリアの村からも!

極貧の、
日系人の子たちを、
奨学生に、採用しました!

元スカラーで、
スタッフになった、
ジケロ・タカ君も日系人です!

外国人が、
足を踏み入れることは、不可能だ!
と言われている、
原住民やイスラム地域を!

読み語りや、医療や、
スカラシップ支援活動で、
長年、走りまわっていますと!

現地の人々も、信頼して!
普通なら、語らないことも、
話してくれたり、
するようになります!

それにしても、
日本人であることを、
ひたすら、隠して生きてきた、
極貧の、日系人の生活は!

精神的にも、
肉体的にも、
厳しく、感じられて!

今後も、日系人の、
子どもたちにも、視線を向けて!
活動していきたいと、思っています!

kyusa
6)救済し巡るとき
うちの娘たちも、日系人?

しかし、フィリピンに来て、想うことは!
フィリピンのカトリックの、
神父さんや、シスターたち、
信者さんたちも、自然な感じで!

マリア様のローソクの煙を、
手であおいで、肩につけて、
健康を祈る、信者たち!
まるで、日本の仏教か、神道みたい!

驚くべきは、
ミンダナオ子ども図書館のある、
村にも、
たくさんの宗派の教会が、あって!

日曜日に、どこの教会に行くかは、
それぞれ、自分で決めて、行くのだけれど!
イスラム教徒の祈る、
モスクだけは、無いので!

イスラムの子たちは、
部屋で、祈っていたけれど!
それを見て、
クリスチャンの子たちが、哀れに思い!

「パパともーー!
イスラムの子たちの、ために、
モスク、建ててあげてよー!」

と、いうので、
庭の中に、モスクと!

原住民の子たちが、祈る、
パルバランも、建てました!

妻と僕は、
キダパワンのカテドラルの、
3時の、子どものミサに、
行くことに、していますが!

「今日、車でミサに行くけれど、
行きたい人は?」
と言うと!

何と、
30人ぐらいの子たちが、
「わたしも!」
「わたしも!」

驚くべきことには、
プロテスタントの子たちも、
原住民の子たちも、
そしてなんと、イスラムの子たちも一緒!

カトリック以外の子たちは、
聖体拝領までは、出来ないけれど!
教会の神父さまや、
信者さんたちも、
明るく、笑顔で、受け入れてくれるし・・・!

宗教や言葉が、違っていても、
祝福は、受けられるし!
皆さんも、受けられますよ!

欧米や日本では、
考えられない、ことだけれど、
お祝い好きの、性格なのか?
ミサに出るのが、好きな子たち!

でも、ぼくも、
オスタージュに誘われて、
イスラムの礼拝に、
参加することも、あるなあ!

ミンダナオの子たちは、
他の宗教を、
安易に否定せず!

右や左、白と黒、良い悪い、
といった、善悪二元論を超えて!
人間愛の上に、立っていると、
感じる時がある!

貧困の子たちは、
水着など持っていないから、
下着か、裸で泳ぐのがあたりまえ!

イエスの教えは、
まさに、アジアに生きてきた、
仏教や神道の教理にも、つながる・・・?

無=愛の境地に、
立つことのような、
気がする時が、あります!
神学に無知な、ぼくの勝手な、思い込み・・・!

「祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり、
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理(ことわり)をあらわす」

「善人なおもて往生を研ぐ、
いわんや悪人おや」


gogo2
②鉱山開発で分断進む |
1)誤解解くための悪霊払い |
2)悪霊払いを行った |
3)学校建設は鉱山開発が目的? |
4)鉱山開発で分断進む先住民 毎日新聞 |
5)同様な鉱山開発が |
6)母親も殺害された! |
fau5
1)誤解を解くための
悪霊払い

誤解を、解くための、
悪霊払いの儀式を、
せざるを得なかった、理由は、

以前、この集落に、行ったときには、
集落の人々は、
大喜びで、集まってきて!
読み語りもして、子どもたちと楽しんだし!

集落の人々から、
「可能であれば、
保育所を、建ててもらえないか!」
という、願いを聞いて、訪ねたところ!

驚いたことに、
集落に村人が、だれもいない!
驚いて、下の村の人に、聞いたところ!

日本人が、来る!と、知って、
村人たちが、恐れて、
逃げ出したのだ!という・・・

村人たちが、
恐れて逃げ出した、理由を聞いて、
驚いたこと!驚いたこと!
その理由は、

下の尾根の村で、
日本のODAによる、
学校建設が、
進んでいること、だという!

日本政府が、ODAで、
このような、僻地の小村に、
学校建設を、していることは、
日本人として、うれしかったのだが!

なんと、そこからさらに、
7キロほど、
山奥に、入った村に!

約束の、保育所を建てる件で、
話に、行ったところ!
なんと、すべての村人たちが、
逃げ出していた!

村民が、逃げ出した理由は、
山の原住民の、間では、
日本の学校建設の目的が・・・

さらにその上の、
山岳地帯で、
鉱山開発をすることが、背景にある!
という、噂が、現地で立って!

日本人が、主催している、
ミンダナオ子ども図書館は、
その開発の、手先である!
という・・・

悪いうわさが、
蔓延した事に、よるものだった!

それにしても、
なんと、村人たちが、全員!
日本人である、ぼくを恐れて、
村から、逃げ出していたのには、
驚いた!

日本政府のODAの学校建設が、
その背景に、
鉱山開発の意図が、あるか否かは、
わからなかった、けれど!

少なくとも、
ミンダナオ子ども図書館の活動は、
読み語りや!

保育所建設や、
スカラシップも含めて、
そうした開発意図とは、無関係であり!

それを、
マノボ族の人々にも、
知ってもらわなくては、ならない!

そうしないと、
殺害や、攻撃などなど、
何が起こるか、わからない!

そこで、強いショックを受けて!
ミンダナオ子ども図書館の、
マノボ族の理事でもある、
ガボン氏とエラさんに、話したところ!

マノボ族の酋長たちが、集まって、
「ミンダナオ子ども図書館が、
鉱山開発を、目的に来ている!」
という、誤解を解くために!

マノボ族の伝統の、
悪霊払いの儀式を、
ぼくも、加わって、
その村で、行うことに決定した!

haraiaku
2)悪霊払いを行った

悪霊払いを、主催したのは、
多くの先住民たちに、信頼されている、
マノボ族のボードメンバーの、
ガボン氏と、エラさん!

ガボン氏は、
マノボ族の酋長である、
と同時に、
プロテスタントの牧師も、務めている!

エラさんは、
フィリピンの先住民の会の、代表として、
海外でも、知られている方!

そして、後日、
現地の酋長たちも、集まって!
ミンダナオ子ども図書館は、
ノンポリティクで、政治に関与せず!

ノンレリジャスセクトで、
特定の宗派の下でも、
活動しない!

国家や個人の利益ではなく、
ひたすら、
子どもたちへの愛で、活動している!

鉱山開発のために
来ているのでは、ないと・・・!

集まった、酋長たち、とともに、
伝統的な、祈りと祈祷で、
悪霊払いを行った!

fau6
3)学校建設は
鉱山開発が目的?

「日本政府の学校建設は、
鉱山開発が、目的だ!」
「MCLは、その手先だ!」
そのような噂が、立っている事を案じて!

ミンダナオ子ども図書館の理事で、
マノボ族の酋長の、ガボン牧師が、
近隣の酋長をたちを、
呼び集めて!

ミンダナオ子ども図書館が、
純粋に、先住民の人々の事!
特に、「子どもたちの幸せ!」を願って、
活動していることを、説明して!

さらに、伝統的な、
先住民の悪霊払いの、祈りを捧げた!

以前にも、ファウスト神父が、
鉱山開発に反対して、
シスターの話だと、
政府が送ってきた、殺し屋に殺された!

その数ヶ月後に、
住友金属が、共産ゲリラに襲われて、
職員が、殺された!

どうやら、
日本企業が、
先住民たちにとっては、
鉱山開発における、脅威のようだ!

qz4
4)ニッケル鉱山開発で分断進む先住民
フィリピン・ミンダナオ島
毎日新聞2019年8月2日

フィリピン・ミンダナオ島北部で進む、
大規模な、鉱山開発により、

先住民ママヌワ族の、
伝統的な、
狩猟・採集文化が、危機にさらされ、
民族内で、分断が進んでいる。

開発に伴う、立ち退きや、
自然環境の変化、
補償金の地域差が、大きな要因だ。

採掘されているのは、
現代文明の象徴、
携帯電話や、電気自動車の、
バッテリーに欠かせない、ニッケル!

ママヌワ族のカイン・フクマンさん(62)は、
「日本人にも、
ママヌワの現状を、知ってもらいたい!」
と訴えている。

フィリピン・コーラルベイ/
タガニート・ニッケル製錬事業


EV(電気自動車)のバッテリーや、
太陽光パネルなどに、使われる、
ニッケルの需要増で、

生産地である、
鉱山周辺地域の環境悪化や、
住民の健康被害の懸念が、増している。

アジア太平洋資料センター(PARC)など、
環境NGOが、7月25日に開いた、
オンラインシンポジウムでは、
フィリピン・パラワン島など、

住友金属鉱山、出資会社の、
生産拠点周辺での、
水質汚染や、健康被害が報告された。

「脱炭素社会」への移行に向けて、
企業に対して、
環境や人権など、
「負の側面」の配慮が、求められている。(堀理雄)

地元住民への、
聞き取り調査によれば、
皮膚疾患や咳、頭痛などの、
健康被害のほか、

漁獲量の減少など、
生業への影響も、
出ているという!

大沼さんは、
「住民の飲み水や、沿岸部のヘドロからも、
六価クロムが、検出されている。
汚染防止対策の実施が、急務だ!」
と、強調する。
 

|
jk
5)同様な鉱山開発が

同様な、鉱山開発が、
ミンダナオ子ども図書館の、
原住民の奨学生たちが、
多く住んでいる、

アポ山の裏の、
タガイタイで、進みつつあり!

反対した、
マノボ族の酋長が、
その場で、殺された!

ミンダナオ子ども図書館は、
不幸な子どもたちが、
幸せになること、のみを考えて!
活動している、NGOだ!

開発によって、追われたり!
病気になる子が、たくさん出て!
貧しいものが、
さらに、貧しくなっていく!

創設者である、日本人のぼくも、
おもてづらは、
いい顔を、していても!

背後で、
貧困の手助けを、助長している!
と、思われたら、
本当に嫌だと、感じ始めた。

戦闘の耐えない、山岳地、
タガイタイの、
殺された酋長の、子達にも、
学用品を届けた!

時には、
激流を越えて、
山道を、歩き登って、
学用品を、子どもたちに届ける!

同行した、訪問者いわく、
「これは、想像以上だ!
日本の支援者にも、
体験させて、あげたいものだ!」

学用品は、
学校に、置くのでは無く・・・

子どもの現状も、調査したいので、
奨学生の家にまで、
届けに、行くようにしている!

この日は、
お母さんが、
遠くから、帰ってきていたが・・・

いつもは、
子どもたちだけで、生活している!

小学生のお姉ちゃんが、
ご飯を作り!
下の子の、面倒を見ている!

次に、向かった家は、
マノボ族の酋長の家!

しかし、
昨年、酋長は殺されて、
母親と、子どもたちだけで、生活している!

奨学生に、ならなければ、
兄弟とも、
学校には、いかれない!

夫は、
マノボ族の酋長だったが、
昨年、殺された!

「ここに、
鉱山を、開発するから、
立ち退いて、欲しい!

いやだ、
ここは、原住民に、
最後に、与えられた、土地だ!

山麓の谷にも、
たくさんの原住民が、住んで、
川の水を飲んだり、洗濯をしている!

水が、汚れるから、
鉱山開発を、やめて欲しい!」

「つべこべ言うな!出ていけ!」
「出ていかない!」
と、言ったとたん、パパーーーン!
その場で、殺された!

土地の問題が、原因だそうだ。
このような、山奥にまで、
希少金属の、鉱山開発の手が、伸びている!

それが、
今起きている、
戦闘や殺害の、原因だという!

qz5
6)母親も
殺害された!

その後、2020年、
母親も、娘と一緒に、
農地に出かけた帰りに、殺害されました!

長女は、MCLの奨学生でしたが、
「母が、危ない!」
というので、実家に帰り、
母に付き添って、働いていました。

殺される前の年に、
ぼくは、この女性に会って!

「自分も母も、危ないこと、
そして、もしも、何かあった場合、
下の子たちを、奨学生に、
採用してほしい!」

と、言われ、
奨学生に、採用したばかりでした!

母親が、殺された理由は、
鉱山開発に、
反対していたからです!

Manobo woman, logging foe,
killed in Cotabato town
INQUIRER.NET

COTABATO CITY–A
Manobo woman in Magpet town,
Cotabato province was attacked by four men
while she was on her way to her farm
at the village of Mahongkog in the town
past 2 p.m. on Sunday (Aug. 23),
according to police.

Merlin Ansabu Celis, 50, a resident of Magpet,
was walking with her daughter
and was on her way to her farm
when she was shot from behind
by one of the four men.
As she fell, another assailant
finished her off using a machete.

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Her daughter managed to run
and sought help in houses nearby.

Bae Leah Aurena-Labrador,
provincial executive assistant
on Indigenous Peoples in Cotabato province,
said

Celis had been actively advocating
for the protection of i
ndigenous peoples’ (IP) culture
and ancestral domain at her village
in the face of continued illegal logging.

No one has claimed
responsibility for the attack
but Cotabato Gov. Nancy Catamco
condemned the murder.

“This act may instill fear among our IP
sisters and brothers
whose only desire is
to live in our ancestral domain,
according to our culture and tradition,”
said Catamco,
a member of Manobo Dulangan tribe,
in a statement.

Read more:

Friend of the Earth
Japan
フィリピン・コーラルベイ/
タガニート・ニッケル製錬事業

フィリピン・
北スリガオ州でつづく、
六価クロムによる水質汚染 ―

日本企業が関わる、
ニッケル開発事業周辺地での
2019年乾季の水質分析結果
(2019年8月)


 
gogo3
③避難している子たちに古着 |
1)読み語りと古着を届けた |
2)古着を喜ぶ村人たち |
3)日本人の子孫も多くいる |
4)学用品を届けた |
5)避難している子たちに古着の支援 |
6)子どもたちへの読み語り |
7)先住民の映像を掲載! |
qz6
1)読み語りと
古着を届けた

イスラム地域の平和交渉が、
スタートしてから、
今度は、山の原住民地域で、
戦闘が、ひんぱんに起こっている!
 
兵士が、イスラム地域から、
こちらに移動、派遣されている!
とも、言われている。

子どもたちにとっては、
なぜ、戦闘が起こるのか?
解らない!

昼夜、
山のほうから、
鉄砲や銃声が、聞こえてくると!

ただただ、恐怖で、
夜も、不安で、寝られない!

そんな、
子どもたちの心が、
トラウマ状態に、ならないためにも!

ミンダナオ子ども図書館の、
奨学生たちが、
読み語りに、行くことにした!

MCLの若者たちも、
同じような、
経験を、してきたし!

親を亡くして、
しまったりした、子もいて!
子どもたちの気持ちが、
良く、理解できる!

読み語りの後、
村人たちからも、状況を聞いて、
必要としている、
次の支援を、考えて!

孤児や、
崩壊家庭や、極貧で、
小学校にも、行けず!

困っている子が、いたら!
奨学生に、することも、視野に入れて、
活動していく!

共同通信社の三井潔さんが、
同僚の、
ロンロン カルンソッドさんと、
来られた。

ちょうど、戦闘のあった、
マノボの集落に、
読み聞かせと、
古着の支援に、同行された!

ロンロンさんは、その後、
JAPAN TIMESに、
記事を書かれた!

前回は、戦闘地域である、
ピキットのリグアサン湿原地帯へ、
同行されて!
以下の記事を書かれている。


いろいろな、
戦闘の現場にも、足を運び、
積極的に、取材をしている三井さん。

まだ日本にも、
記者魂が、残っているのだと、
感じ入った次第!

jp44
2)古着を
喜ぶ村人たち

下で、服を、
渡しているのは、
妻のエープリルリン!

古着に、
村人たちは、大喜び!

今日は、
みんな、子どもたちも、
できる限りの、おしゃれをして!
集まって、きているけれど!
 
貧しいと、
街に出ても、
古着も、買えない!
 
普段は、穴だらけの服か、
子どもたちは、下着も無く、
半分裸だ!


pm
3)日本人の子孫も
多くいる

この地域には、
第二次世界大戦中に、
ダバオから、命がけで逃れてきた、
日本人の子孫も、多くいる!
 
大戦前までは、
ダバオのカリナンあたりに、
日本人が、九州や沖縄から、
たくさん移住しに、来ていて!

戦前まで、
ミンダナオは、
アジアで、一番多く、
日本人が、住んでいる場所だった!

現地の原住民と、結婚して、
アバカと呼ばれる、
マニラ麻を、生産していた!

しかし、
第二次世界大戦が起こり、
敗戦が、近づくと、
日本軍も不安になり!

原住民が、裏切る!
という理由で、
穴を掘って、
生き埋めにしたという!

原住民と結婚していた、日本人たちは、
家族を置いて、
日本に、逃げ帰った者もいたが!

多くの日本人たちは、
家族を、守るために、
山に逃げ!

今にいたるまで、
日本人であることを、隠して、
原住民として、
山の中で、生き抜いてきた・・・!

そのような話を、
現地の日系人から、
耳にすると、心が痛む!

戦争は、
人を狂気に、おとしいれる?

ミンダナオ子ども図書館が、
活動している、
アポ山近郊の山々は、
そうした場所のひとつで!
 
ぼくも、ときどき山の中で、
年寄りから、声をかけられる。
日本語の片言で、
「わたしのおとうさん、にほんじん・・・!」
下の方も、そのお一人です!

今回、読み語りで訪ねた、ここも!
そのような、
場所のひとつだ!
 
どう見ても、
日本人の血が、混じっているなあ!
日系では、ないかなあ?
と見える、人々も多い。

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4)学用品と
古着を届けた

サアグ集落の、
新しい奨学生たちに、
学用品を届けた!
 マノボ族の村、サアグ。
そこまで、到達するだけでも、
山道を、3時間ほどかけて、4WDで行く!

そのような場所が、
数十か所あり!

学用品を、
2ヶ月に一回、届けることが、
どんなに、大変なことか、
文明国の人には、理解できない?
 
電話も、電気もないので、
家族が、山に農作業に行って、
家に、だれもいなければ、
再度、たずねなければ、ならない・・・!

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5)避難している子たちに
古着の支援

日本からの、
訪問者の若者たちも、
MCLの子どもたちと、手を取り合って・・・!

戦闘で、避難をしている、
子どもたちに、
日本から、送られてきた、古着を渡した!

大喜びの子どもたち!
普段は、裸!
 
現地では、普段は、
多少、生活に余裕があれば、
町のお店で、
古着を、買うけれど!
 
古着すら、
なかなか買えない、家庭が、
たいはん!

「新しい服なんて、
お店にも、売ってないもん!」
(山麓のお店にも、置いてあるのは古着だけ!)

「服って、
お金持ちが、
町で買うために、あるんでしょ!」

「わーい!
たくさんのお洋服!」
「わたしにも、ちょうだい!」

「わたしも!」
「わたしも!
おねがーーーーい!」

「ぼくも、いただいて良いかな?
大人だけれど!」
「どうぞ、どうぞ!」

「こんなにたくさん、
お洋服を、もらえたなんて!」

「わたしたち、
いままで、ずーーーっと、
はだかんぼう、だったの!」

「わたしたちも、
下着も、無いし!」

「上に着る服なんて、
なかなか、
買ってもらえないもん!」

「わたしたち、兄弟姉妹で、
みんなで10人!」

「お姉ちゃん、お兄ちゃんのぶんも、
もらっていくねーーー!」
「ありがとうーーー!」
 
「日本のみなさん、
ありがとう!
いつか、遊びに来てね!」

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6)子どもたちへの
読み語り

最後に、
子どもたちを集めて、
絵本の、読み語りをした!

もちろん、
お母さんやお父さん、
おじいちゃんや、おばあちゃんもいっしょ!

読み語りは、
最初、
歌と踊りで、始まる!

母語は、大事だから!
なるべく、現地の種族の言葉に、
合わせて、語る!

イスラムの場合は、
マギンダナオ族だったら、マギンダナオ語!
タウソグ族だったら、タウソグ語!

原住民のマノボ族だったら、マノボ語!
バゴボ族だったら、バゴボ語!
ミンダナオだけでも、
14部族が、住んでいる!

学校では、
英語とタガログ語を、学ぶけれど!
僻村の子どもたちは、
学校にも、行ったことが、無いから・・・

英語なんか、知らないし!
国語のタガログ語も、
片言しか、話せない!

写真は、イスラムの、
避難民キャンプでの、読み語りで、
子どもたちは、
タウソグ族だけれど!

他の種族の子たちが、
読み語るときは、
イスラムの若者が、隣に立って、
現地語に訳して、語ってくれた!

この地のさらに奥で、
戦闘で、両親が、殺され、
自分も、腹部を撃たれていた、
イスラムの奨学生の若者!

沈んだ、
避難民キャンプに、
笑顔が、戻ってきた!

 
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