「週感ジョジョンプ」第113号！

　こんばんわ。金曜日は酔いつぶれて、土曜日の午後。リーマンの皆さんはボーナスは出ましたでしょうか？　私はほんの少しですね。イタリア旅行にはまだまだ先が長い………と言いつつも、堅実に貯金などしている筈もなく、メモリと衛星チューナーつきのテレビに化ける事でしょう………残っていれば。そして、映画と本に。
　今月のオススメの一本はL･I･A･R………『ライアー』です。今時、嘘発見器を中心とした時代錯誤ぶりに驚くかもしれませんが、法廷ものでも本格推理ものでもありません。はっきり言って、ミステリーが好き、という方は見に行かないほうがいいのでは？という感じ。どっちかって言うと、「ツイン・ピークス」とか「12モンキーズ」とかあれは何なんだ！と語り合いたい人たちで見に行くのが楽しい見方かも。ビデオで友達と見るのもかなりgood。何回も再生できるし。ライアーを見た人が近くにいたら、語りたくて少しうずうずしている筈。

　監督はペイト兄弟。最近、兄弟監督って多いのかな？　主演はティム･ロス（この人って、『フォー・ルームス』のあの人だよね？)。クリス・ペン、マイケル・ルーカー（汗ばんだ顔がいい)、そして殺された娼婦エリザベス役でレネー・ゼルヴィガー（いいっすよ、先生！)。とまあ、ほとんどミスキャストがない完璧感とうらはらのストーリー。「真実はここにある」というウェイランドの台詞は何を指しているのか？　パンフレットは必見かも。それでは、今週も週感ジョジョンプ、行ってみましょう。

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