投稿者:よーやん
昔々、山の彼方のそのまた遠く、深い深い山奥に
それはそれは親孝行の息子をもった木こりがいたんじゃと。
木こりは毎日元気に木を切っていたが、有る時体を悪くして
そりゃもう、医者でも治らん病気で倒れてしまったんじゃと。
親孝行な息子は「死ぬ前におとっつあんにせめて大好物のシュウマイを食わせてやりてえ」と思いたち、峠3つ越えて大きな町までシュウマイを買いに行ったんだと。
出掛けにおとっつあんは不安そうな顔でこう言った。
「お前、シュウマイを買いに行くのはいいがけっして途中でフタを開けてはいけないよ」
その言葉が妙に気に掛かったが、息子はおとっつあんの為日が暮れそうな山道を家に向かってひた走ったと。
しかし息子は明け方一番で家を出てきて、弁当の握り飯ももう全部食べてしまいクタクタで、1つ目の峠を越える頃には腹が減って、もう一歩も動けんようになってしまった。
ふと見ると手には、今しがた横浜の駅前で買ってきたシュウマイの箱が有る。
「1個・・・1個だけ」
息子はおとっつあんの忠告も忘れて思わずフタを開けてしまった。
その時!!
「ね、ねえ!シュウマイが9個しかねえ!!」
10個入りのシュウマイを買ったはずが、そこには9個しかなかったと。
息子はおとっつあんの言葉を思い出し、戦慄を覚え
慌ててふたを閉め、腹の減ったのも忘れ家路を急いだと。
2つ目の峠に差し掛かった時、やっぱり物凄い空腹感が襲ってきて
「ええい!やはりもうガマン出来ない!」とばかり
息子はまたもやシュウマイの箱を開けた。すると!
「ね、ねえ!!シュウマイが5個しかねえ!」
なんて事だ!さっき開けた時は9個に減っていたので
びっくりして1個も食べずにふたを閉めたというのに
やっぱりこのシュウマイは呪われている!
こんどこそもう開けまいと心に誓って息子は夜の山道をひた走った。
3つ目の峠を越えた時、またもや悪魔がささやいた。
「おとっつあんごめん!オラもうガマン出来ねえ」
3たびふたを開けると!
「ね、ねえ!シュウマイが1個しかねえ!!」
もう恐ろしさに身は凍り付かんばかりになって息子は残り一個のシュウマイを抱えて家に飛んで帰った。
「ただいま!おとっつあん!!」
果たしておとっつあんはまだ生きていた。
「おとっつあん!これを!!」
息子が最後に残ったシュウマイをおとっつあんに食わせようとふたをあけたその時!!
「ああっ!!?」
シュウマイは忽然と消えていた。もう一個も残っていない。
おとっつあんはショックで死んでしまったと。
しかし、なんとシュウマイは消えてはいなかった。
全部フタのウラにくっ付いて居たのだった!!!!
しかし、真に恐ろしいのはその後だった。
悲しみの葬儀が終わり、親孝行息子は最後におとっつあんの顔をもう一度見ようと棺桶のふたを開けた!その時!!
「あっ!!おとっつあんがいない!!」
おとっつあんは忽然と消えた・・・・のではなく棺桶のふたにくっ付いていた。
・・・・・・・懸命なジョジョンプ読者の皆さんはもう私が何を言いたいのかおわかりになったでしょう。
そう、消えたチョコラート、彼は今ヘリコプターのフタにくっ付いている!!(爆)
・・・・・・と、ここまでがツカミなんですが。(笑)
いえ、私の想像が確かならチョコはまだ機内にいるはずです。彼はスタンド「グリーン・ディ」の中に入っているんです。で、グリーン・ディはどうして居るかと言うと頭のアタッチメントから、細いピアノ線の様なものを何本か出して高速で振り回しているんですね。これが引っかかってピストルズは死んだ。
物凄い速さなので糸がきらめいて、グリーン・ディは光の屈折で見えない。これが「またもや死んだかNo.2とNo.3事件」の真相です。
それにしても「ノトーリアス」の時と同じリアクションですねミスタ。
No.2と3は体の右半分担当かな?
No.1とNo.5ってけっこう運いいのよね。
No.6と7の安否が気遣われますが、これが「謎解き」になるでしょう。
どーせまたジョルノが「何かの本で読んだことが有りますが」ってウンチクたれるわね。(笑)
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ!!
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