「週感ジョジョンプ」第103号！

　こんばんわ。前回のオフ会の時(あ、もう結構前になってしまうのね………)、洋子さんとちょこちょこ映画の話をしたのですが、その時にも出た「ブルース・ブラザース2000」さっそく観に行ってしまいました。封切り………かな？　いやぁ、予想を上回るかなりいい出来でしたよ。

　とはいえ、ミュージカル系の映画で音楽をすっ飛ばして観たくなってしまうような人にはかなり辛いし、偏見かもしれませんが今時の男子高校生なんかには間違いなく辛いでしょう。たぶん。

　それにしても「帽子あてて窓ガラス割る」シーンとか、「椅子に乗ったまま階段降りる」シーンとか、個人的には変なシーンばかり思い出してしまう前作は何と18年前の映画。最後の大団円とベルーシのアクの強さも覚えているか。とにかく、やさぐれ兄ちゃん的なブラザースの片割れ、ダン・エイクロイド(ちなみに細い人の方だよ。念のため)が渋いオトナ？になって帰ってきた。そして新メンバーを集め、もちろん昔のメンバーも一人一人集める。その合間の音楽は多用多趣でしかもスゴイメンバーがばんばん出演、最後の大団円はちょっと中途半端だけどウィアーザワールドも霞むジャム・セッション………。とまぁこんな紋切り方の言葉はどうでもよくて、「再度の鑑賞に堪える」映画であるって事。これ重要。今、そんな映画が何本あるでしょうか。

　ま、難点はパンフレットがあまりに貧弱な事。これはある意味しょうがないんですけどグッズにかける意気込みをもっとここに注いでもらいたかったなぁーという感じ。だって大物が全員ノーギャラの理由も前作がブルースをポピュラーにしたっていう鼻につかない文化的意味合いがあるんだからせめて日本語パンフレットぐらい、この人は実はこれこれで………とかいう恥も外聞もない解説をやってしまってもよかったのでは？　本の企画が絡んでいるんじゃないかと邪推してしまう今日このごろですが、見所はおのおの発見できるはず。エリック・クラプトンかっこいいとか(最後の最後は結局ミーハーな奴)。じゃ、今週の予想いってみましょう。

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