write 1998/06/08
ジャンプ第28号第553話『★駐車場に行かねば!』
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「週感ジョジョンプ」第104号!


 こんばんわ。私はここではたまーにしかアーケード・ゲームの話をしませんが、それは機密もろもろのため………。ですが今日はゲームの話。今年の夏、アーケードマニアに期待されている新作というのはいろいろとあるんですが、中でもカプコンの『ストリートファイターZERO3』は屈指の期待作と言っていいでしょうね。ちなみにシリーズ最初の『ストリートファイターZERO』はあのどっからどう見てもリサリサのローズが登場した事でも(ジョジョファンの間では)記念的なゲームです。

 ゲーセンでゲームをやらない人にとっては「えっ? あの『スト2』の続編ってまだ出ていたの?」と驚かれるでしょうが、そうなんですよ。昨今のアーケードゲーム業界ってのはなかなか劇的に新しい事にチャレンジするスピリットに欠けてる部分がありまして………。これはゲームセンターという場が抱えている問題とも直結するので、一概にクリエイター魂なんたらと言う事はできないんですが………。

 そんな中でもカプコンというメーカーは格闘ゲーで一財を成し遂げた会社でありまして、リニューアルの中にもデザインセンスが光る会社ではあります(この辺は賛否両論あるでしょうけどね)。で、今度の『ストZERO3』の新キャラのデザインが何だか凄い。カプコンにはキャラデザインを取り仕切ったりする偉い人が一人いて、描く人はいろいろなんでしょうけどちょっとはその人がかむ、という仕組みになっているようです。この人、絵も滅茶苦茶うまいんですがやっぱりセンスが何とも言えない。

 今度、コーディーとレインボー・ミカという新キャラクターが雑誌で公開になったのですが、何とあの横スクロールアクションの名作「ファイナルファイト」(知らない人はファミ通でこの手のゲームが紹介される時に必ず「ファイナルファイト風」と形容されるほどのゲーム、と知っておけばオッケー)のキャラクターがなんと囚人服で登場。もともとこのコーディーってキャラクター、「ファイナルファイト」ではTシャツにジーパンという確かにストリートファイト風だけどなんだそりゃ!という地味さのあるキャラクターだったんです。それが全身囚人服………。これほど思い切ったキャラクターデザインは今後ないと思うのでここに書きとめておく次第です。カプコンのデザインの流れを考えれば(メーカーはセガだけど)「バーチャファイター3」のカゲの2Pカラーがなんだ!というぐらい思い切ったデザインですよ。

 さらにさらにレインボー・ミカってキャラクターは女子プロ風なんですがジョジョファンが見たら「あっ、メローネ?」と思いますよ。あのマスクをしているんですわ。このデザインもゲーム画面上ではしっかりまとまっているけど腰のフリルといい、うわーッ!てな感じのデザインです。カプコンに一体何が起こったのでしょうか? 皆さんもゲームセンターで見かけたら一度はじっくり見てみましょう。絶対メローネって言ってしまうはず。ちなみに今、このゲームは池袋でロケテをやっているはずです。

●駐車場に「行かねば」!?

 いやー、やってくれましたね。大体あの予告文句に躍らされる予想者が悪いっていうのは重々承知していたんですが、こういう文句だったらずいぶんと違った結果になってくるのでは?

死体がそばにある車だ。「鍵はどこだ?」と焦らずに済む……。死体はドライバーだからな」

 さて、展開の方見ていきましょう。登りつづけるブチャラティとミスタ。前述の台詞は、「どの車をもらう?」というミスタの質問に対するブチャラティの答え。「あまりにも冷酷すぎる」というトリッシュの気持ちも分かるような気が………。何か感じるこの場違いさ。

 そしてとうとう明かされるオアシスの能力! 前号のジョジョンプは12通中半分はこれに言及されていましたからね。何と、

 場を沈没させる能力

でした。まるでエスカレーターのようにミスタが進めども進めども沈んでいく、さらに地面の中をもぐって攻撃するヤツ! どうも「階段が壁から離れていく」所を見るとある一部分の地面をどんどん沈めてしまうほか、特定の物体も沈める事ができるようです。それにしてもセッコのあの格好が「地面を潜るため」だったとは。気がつきそうで気がつかないポイントでした。結局、標識をセックス・ピストルズで撃って脱出するのですが、今度のピストルズの顔はちゃんと違う顔でしたね。

●地面の下を来るもの

 こう書くとラヴクラフトの小説のタイトルみたいですけど、まあ大変ですわ。前回の予想結果をとりあえず見ていきましょう。

 何と、103号 7PAGEとびうおさんがほぼ的中! いつもこのくらいの的中率なのでしょうか? うーん、本当に幻覚系と思ったんですけどねぇ。とりあえず最近はかなり的中が出る確率が多くなってきて驚いております。先週のRomeoさんに引き続いてですからね。スタンド能力の全貌が明らかになる次号まで最終ジャッジを待つつもりですが、ほぼ間違いないでしょう。

 その9PAGERomeoさんですが、近距離のパワー&スピード型スタンドという所はあっているか? これも次号を見ないと何とも………。

 そして初投稿の11PAGE綾塚さんの投稿もCOOL! 基本的にはハズレに入ってしまう?オアシス幻覚系のスタンド予想なのですが、「階段を登っているはずなのに登っていない」という部分が効いてます。

 そしてその他のよーやんさんをはじめとする幻覚系予想がハズレとなってしまいますが、まだ解りませんねぇ。何せ、ブチャラティが「スティッキィー・フィンガーズの手で触れるこの地面は固い」と言っていますからね。ひょっとしたらこのセッコ・チョコラータ戦の最初に出てきた酔っ払いは酔っ払っていたのではなく、セッコの術中にはまっていたのでは?と考えると十分に幻覚系スタンドの可能性もありえます。第三者が見ていないというのがこのスタンドのミソか。また、チョコラータがセッコに命令させて駐車場付近に向かわせたのも気になるところです。

 更に次号は(結局躍らされている)、ブチャラティの非情な決断が勝利を呼ぶ!ときたもんだ。これは気が抜けない。


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