「週感ジョジョンプ」第191号！

　こんばんわ。
　一日遅れてしまいましたね。いやーすみません。先週は投稿の流れがゆっくりで割と分散していたためにナメていましたね。やっぱ進行担当が必要ですわ。本日は先日のお茶会の時にゲットした本を紹介。
　『大長編マンガ全貌調査』(漫画情報調査局･編、メディアファクトリー)。「MFペーパーバックス」っていう、別冊宝島みたいな本ね。定価950円＋税。シリーズ第一冊目が「こんなマンガがあったのか！」ってやつなので書店店頭で見た事のある人もいるかと思います。で、何で取り上げるかっつーと予想通りジョジョが載っているんですなぁ。一般のジョジョ評価とか見ておくとバランスが取れるのだ(うそ)。
　先にこの本の内容紹介をしておくと、「50作品・1000冊・98万円を濃縮！」(表紙より)ということで、とにかく4〜6ページぐらいで、長編漫画の見所とかを紹介する………というただそんだけの本なのだ。タイトルラインナップを見ると有名漫画だけど読んだ事もないってのも含まれている。『ゴルゴ13』や『ドカベン』はもちろんの事、『ガラスの仮面』や『王家の紋章』といった少女漫画や、『課長　島耕作』や『THEレイプマン』という所までカバーしている訳。これは今挙げたものの作者が全部言えるくらいの人には必要ないかもしれませんが、漫画喫茶でとりあえず読む漫画探すガイドとしてオススメできるのかな？　長編漫画ともなると、買い揃えられませんからね、本当に。
　で、細かい内容は先ほども述べた様なページ数でまず、巻数を横軸として、縦にその漫画の見所を数値化するという割と無茶な見せ方。しかし漫画解説ってこの図とかグラフ、好きですねぇ。
　気になるジョジョですが、この本自体が出たのが最近ということもあって、「既刊63巻」となっています。ライターは米原巨朗。見所として挙げている指標がすごいですぞ。「熱血戦闘度」、「不思議感覚度」、「人類の危機度」。なんだ「人類の危機」って。まぁその他の解説についてはフツーだったりするので各自立ち読みなりして確かめて欲しい。ジョリーンは「非行少女」という事になっているぞ。
　既刊63巻は全部揃えると約2万4,000円（そうなの？）。読書時間は約45時間となっています。ジョジョファンによってこのへんは違うでしょうか、うーむ、確かにそれくらいかかってしまうかも。まぁネタ本として買ってみたけど、ちょっと他の長編マンガも読んでみたくなりましたね。『BASARA』とか（途中まで読んだんだよね）。そろそろ今週のジャンプいってみましょう。

　さて、ストーンオーシャンもようやくAct.6。まだまだ先は長そうだ。所で「LLCって何？」とか一瞬思いませんでした？　こんな略され方は珍しいんじゃないのかな。初めてか？　それとこのタイトル。お茶会でも「このタイトルって一体誰が決めているの？」って言われていましたけど………。
　さて、前号で「インコ」を奪ったジョリーン。そこへグェスが登ってくる………恐い。恐ろしく勘のいい女って感じ。浮気もできんだろうな。………そもそもグェスって何歳ぐらいな訳？　20歳ぐらいか？

　まさかでしたねぇ。直球でしたよ、グェスの能力。さらに歌うグェス………(こりゃ是非一度あのCDを聞かねば)。いやー、いい感じにイカレている。生き物に対して見せている愛着はいったい何だったんだというくらい豪快にジョリーンを投げつけるグェス。その後、あたりを見回している所を見るとこの能力に絶大な自信を持っているのでもなさげ。第一、点呼とかでジョリーンがいない事を悟られてしまうのは時間の問題では？　そこをどう乗り切っていくつもりなのか？
　「インコの人」は結局、看守だった。それも全く気がつかれないからアメリカって恐ろしい所ですねぇ。ただもっと問題なのがこのグェスの能力の強さ。

あんた
何の罪か知らないけど
こんな所に何年もいたくないでしょう？

心を動かすだけで『人を小さくできる』この能力！

　という事で、グェス自身は小さくなれないこの能力、「心を動かすだけで」っていうのはどういう意味なんだ？　｢鍵」みたいなもんかな………。とにかく、今までのスタンド編と違って目に見える「本体」というものが無いので不気味。気になるのは「インコ」になっていた看守が小さくともどうして逃げ出さなかったのか？という所。これはある一定以上、距離をおくと死んでしまうからなのでは？　それが前回の伏線という事になるのでは？
　いつの間にかネズミのコスプレをさせられてしまうジョリーン。マッチ棒の車輪を走り回るカッコウはちょいカワイイ感じも。ダイエットになるかもしれんが筋力って………？
　話はちょっと戻って「脱獄」という事は前々から言われていましたが、近代的な牢獄ということが明らかになりましたね。それにしても電子ロックですぐ脱獄できるほど甘くはないんじゃないのか？　グェスよぅ。それにジョリーンが見つかった場合はどうなるんだか。とにかく、アメリカの刑務所のシステムが全く解らないのでこのへんの成功度というのがどれくらいなのか？

　とか言って手に持っていた「フロリダの法律」とかの本を読みはじめてしまうグェス。いったい何なんだか。今後何をしでかすか解らないって事は十分に解った。「こんな事が起こっているあたしの人生は!?」っていうジョリーンの混乱ぶりが伝わってくるラストでした。
　で、今週の予想のポイントという事になってきますが、巻末の次号予告には

「絶対不可能？　グェスの徐倫に課した次なる驚愕の訓練とはッ!?」

　とあります。つまりまたやらせるって訳だ。そして次回さっそく脱獄に挑戦か？　………しかし失敗したら第六部完ッ！てな感じだ。それにこのまま徐倫が小さいままっていうのも漫画的にマズイだろう。そういう話なのかもしれないけど。その辺も絡めた次回予想のポイントは以下の通り。参考にしてくださいね。

• グェスの次なる試練とは？
• ジョリーンの反撃方法とは？
• グェスの能力の秘密とは？
• 二人で協力して脱獄は成功するのか？　失敗するならば、グェスとジョリーンは一体どうなる？

　今回の締め切りは1/28(金)。次号第9号はストーンオーシャン巻頭カラーという事で、ジョジョンプもぱーっとやりたいです。

　さて、お待たせしました。
　いよいよ週感ジョジョンプ190号に寄せられた投稿の結果発表です！
　トップページにも書いてありましたが、的中審議会、今週はモメましたよ〜。

　さて、今回の焦点はグェスの「小さくする能力」であった訳ですが、正解者続出！　という事で称号者も全員に………という所でしたが、的中審議委員会から物言いがついてしまいました。曰く、今後は「一号一称号」との最大限度が。乱発を防ぐためとはいえ今回の判断基準はどうすれば良いのでしょうか？　編集部でも協議の結果、一番近く、間違っていない予想者を的中者という事にしたいと落ち着きました。
　今回、伏線が伏線だけにこういった結果は予想できるものでしたが、それでも中々深読みしてしまいそうな所を直球で突き進んでみた諸氏には感心せざるを得ません。

　編集部厳選の結果、候補としてまつやまひろしさん、YEBISUさんが残ることに。この他「ネズミ」をズバリ当ててきた林さんも是非、と思いましたが締め切りを過ぎての投稿であったために、公平さという点で残念ながら次回に期待、となりました。また、すでに称号者の"レクイエム"ＱＴＱさんは的中という事になりましたがとりあえず的中二回目(たしか)、おめでとうございます！ということで残った二人………。あ、Abeさんも「インコの人は囚人ではない」と指摘しているあたり正解なのですが、「グェスに悪意を」という所で残念ながら及びませんでした。間黒男さんもジョジョンプ180号における「幻の称号"スコリッピ"」事件の事もあり、今回検討されましたが他の予想があまりに近かったので今回、見送らざるをえませんでした。
　まつやまひろしさん、YEBISUさんですが、まつやまさんの方が「ホルマジオと同じ能力」という所で、グェスの「自分では小さくなれない」という能力とは異なるのではないか？という話となりました。YEBISUさんも「グェスが小さくなって逃げ出す」という所でひっかかるわけですが、「友達だと思うなら」というグェスの心によって能力を発揮するという点をかすめて当てている所や、「芸を仕込まれる」「切れるグェス」という内容の展開においてもかする所が多く、紙一重で的中に近づいているという結論に達しました………。

　的中審議会より「称号はその時の旬のキャラクター名(例外かなりあり)が基本のため、グェスになるのでは？」という話だったのですが、YEBISUさんがたぶん男性だろうということも考慮し、こうなりました。他に「ロッコバロッコ」「ロッチュー」「ピーちゃん」「チョロ吉」が候補で、「ピーちゃん」はいいのではと思われましたが、死んでしまっているのでどうかということで、刑務所の名前です。イヤだと思いますが受け取ってください。
　さて、大荒れの予想結果発表でしたが、皆さんもこれに懲りずにどしどし投稿してやってください！　それではまた！

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