write 2000/01/24
ジャンプ第8号予想
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「週感ジョジョンプ」第190号

PAGE9・林さんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.8!


 こんばんわ。さて、今日の投稿はさんなのですが、そのMAILにちょい面白い事が書いてあったので、今回のマクラはそれで行きましょう。ご本人の許可を得て掲載させていただきました。ご協力ありがとうございます。

 先日(と言っても昨年末の話ですが)、「(CON$注:都合により削除させていただきました)」編集長と酒をのんでた時に出た話です。

 最近、漫画・アニメ・おもちゃなどで、過去の作品のリバイバルもしくは関連のグッズ(特に高額グッズ)が多いのは、出版社やメーカー側からとってみればヒットするかどうか判らない新しい作品を送り出して”新しいファン・消費者”を獲得していくよりも、かつての作品を引っぱり出してきて、”当時子供だったファン・消費者”相手に商売するほうが手っ取り早くて失敗が少ないからだそうでして。

 成長して大人になりお金も自由に使える身になった”かつて子供だった消費者”が、
「あー、懐かしいなー! オレ小さい頃好きだったんだよー」
と言う感覚で買っていく訳です。

 ことに”マニア”や”オタク”と言う存在に成長した人達等は金に糸目をつけずに買ってくれるのですから、売る側にしてみれば(実際には言うほど簡単では無いでしょうが)楽にもうかるのでしょう。
(かく言う私も、そう言う人に成長しちゃった一人ですが(笑))

 テレビではロボコンがリバイバルし、新しい仮面ライダーも放送が始まります。  バンダイもガンダムにしがみつき、あるいは「超合金魂」と言うラインナップで「かつての子供達」相手に商売をしています。
 プレイボーイ誌は「筋肉マン二世」連載開始後、売り上げを伸ばしたそうですし(かつてのブームの中にいた子供達がちょうど新たな読者層になったと言う事ですね)、それにあやかってかスーパージャンプでも「リングにかけろ2」の連載が始まります。

 かつてより売り上げが落ちたジャンプ。
 ジョジョの連載再開、そして「JOJO A−GOGO」の発売が嬉しい反面、それがそうした「大人の事情」の産物ならば、ちょっと複雑な気持ちです。

 ジャンプフェスタで話題になったのが、荒木先生の「6,800円は安いですよ」発言ですが、最近の他の豪華セットに比べれば確かに安いのです。気休めかもしれませんがブラックジャックのBoxなんて1万以上もしますし、発表からそんなに年月が経っているとも思えない甲殻機動隊のもかなり高かったですね。
 この事は何回かジョジョンプでも書きましたが、グッズものは出版社にとって悪魔の実に近いものがあります。ご存知の通り、本というものは返本があります。いくら納品しても返本でマイナスが来る訳ですが、グッズに(基本的には)返本はありません。問屋に厳しいマージンが取られるものの、ウハウハです。さらに問屋の支払い期限が近いのも見逃せません。雑誌なら7ヶ月目に精算されたりしますが、グッズは早ければ翌月現金になります(あなたが今日買ったジャンプのお金が集英社に入るのは夏ぐらいなのです。実は大手出版社「のみ」カラクリによってそんな事はないようになっているのですが………)。グッズがこんだけ儲かると、秋あたりの煮詰まった企画会議の席上で「おい、××先生の限定テレカ刷ってコミケの企業ブースで売ろうぜ」などという話が各版元で出てきてしまうのも分かる気がします。
 現在「なめ猫」や「エリマキトカゲ」のリバイバルグッズなどは当然ありませんが、エニックス等に後追いする形で講談社、メディアワークスなどが自社コンテンツを高額商品に仕立てあげてきました。しかし安定して見込めるものはやはり昔の人気作品です。実績のある商品ほど企画の通りやすいものはありません。書籍の体裁をしていても、「買切」商品(返本ができない)であればグッズに近いものと思ってもらって構わないでしょう。
 さて、こうした高額商品の企画者の思惑には「よしよし、これで昔の作品を思い出してもらって、後世に伝える礎にして貰えれば幸い」という事があるでしょうか? はっきり言って無いでしょう。確かに、「JOJO A-GO!GO!」が出て嬉しいですよ。あんまりにも荒木飛呂彦が評価されてなかったなと思う点でこの発売は多いに意義がある!といちファンとして思いますよ。しかしこういうものが出てくる事は昨年度の名作漫画復刻版化のピークを見ればお解りの通り異常事態と言っていいほど漫画が売れていないという事です。この事は5、6年前からかなり言われていた事なのですがまっっっったく状況は好転していません。この原因を『噂の真相』のように漫画喫茶の流行に求める人もいるでしょうが私は漫画雑誌の編集能力の弱体化が一番の原因だと思っています。根本的原因ですね。そこへ集英社、小学館など(情けない話ですが)インチキ支払い条件などで有利な大手版元が率先して取り組まないと漫画はどんどんダメになることうけあいです。これ以上長くなるとさすがにまずいのでこの辺で切り上げて投稿の方、いってみましょう!

投稿者:さん

 今週号分の締め切り過ぎちゃってますけど、どうかお許しを(笑)。
(言うまでもありませんが、現時点ではジャンプ8号は未だ読んでいませんので。念のため)

 さて、グェスの能力ですが、

「小さな物体や生物の中に人間を封じ込めて”着ぐるみ”にする」!

 能力の名は、今まで通りミュージシャンの名前で行くなら、ずばり

「トイドールズ」!

 ちなみに、ピーちゃんの中の人は「もうだめだ 限界だな おまえとはよォ〜〜〜」と言うセリフの所で握り殺されたんだと思います。
「ピ」が断末魔ね)

 次週。
    ・・ 
 囚人がまた一人行方不明になったと言う話題で持ちきりになる。
 訝るジョリーン。
 すると食堂のおばちゃんは言う。

「それも刑務所の七不思議・・・」

 そして新たな「ペット」としてジョリーンを狙うグェス。
 手にはどこで捕まえたのか1匹のネズミが・・・

「何? そのネズミ? インコはどうしたの?」
「どっかに飛んで行っちゃった・・・。
 きっと私、信頼されて無かったのね・・・。
 ジョリーン、あなたはそんな事ないわよね?
 これからもずっと・・・
 仲良くしましょーッ!!!」

 ジョリーンをネズミに”取り込”もうとするグェス!
 すんでの所で「糸」でネズミをとりあげてかわすジョリーン!
 「糸」に気づくグェス!

「その「糸」みたいな物!?
あんたもあたしみたいに不思議な力があるのッ!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

 で来週に引く。

 にしても。
 やっぱりジョリーンの能力って接近戦には向かないですねえ。それとも、やはり「スタンド本体」が存在するんでしょうか?

  • ここでちょっと話がそれますが。
     今回の第6部はずっと1つの連載で続いてきた1〜5部と違い、どちらかといえば全くの新連載に近い感覚だと思います。ひたすら前の連載を続けて読んできた我々のような「濃い読者」ならともかく、タイトルから察してこれがかつて連載していた漫画の続編であり、またゲームでその存在を知っているかも知れないとは言え、今回「初めて読む読者」も存在する訳です。
     そんな読者が(いづれ出て来るハズとはいえ)いきなりスタンド本体が「ドーーーーーン!!」と出てくるのを見ても、「何コレ??」って悩むと思うんですだけどね。
     やはり、ストーリーの中で改めて能力(スタンド)の説明を描写していく必要が出てくるんじゃないかと。
     どうなんでしょ?

 話を元にもどして。
 戦闘ともなれば、今までは

「オラオラオラオラオラオラ!!」
「ドララララララララーーー!!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」
(あと「アリアリ」とか「ボラボラ」とか)

 と、ラッシュ攻撃の際には叫んでいた訳ですけど、ジョリーンの能力ではそう言う攻撃が出来そうに無いんで、残念だけどあまり期待できなさそうですね。
 それでも、もし彼女がラッシュ攻撃するんだったら、その時には口癖から察して、

「飛べ飛べ飛べ飛べ飛べ飛べ飛べ飛べッ!!
天まで飛べーーーーー!!」

 てな感じでやってほしいな。あ、英語にしてみてもいいかも。

「ToBe! ToBe! ToBe! ToBe! ToBe!!
10made ToBeーーーー!!」

 って、英語とちゃうやないかーーーッ!! チャンチャン。


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