こんばんわ。
紹介するのがこんなに遅れてしまってどうしようという感じですが、今週の一冊。足立倫行(あだちのりゆき)『妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる』(文春文庫)。 『シャーマンキング』の作者の武井氏がジャンプ40号の巻末コメントに水木しげるの事を書いていましたが、タイミング的には偶然ですなー。
皆さんはご存知かどうか解りませんが、JJNがまだ「ジョジョの奇妙なページ」という名前だった頃、たにかどさんという人による「たにかどの漫画大好き!」というPAGEがありました。このPAGEはすごいことに本当に毎日更新で、毎日ジョジョンプのマクラより遥かに面白い漫画寸評を書いてありました。
毎日の更新の他に、各種企画物も充実しており、そこの一コーナーで水木しげるの奇行をいろいろと知る事になったのでした。それまで「鬼太郎の作者」程度の認識しかなかった私に、「この人、電波じゃないの?」という驚きが与えられた訳ですな。
インタビューの受け答えは支離滅裂、突然、持論が展開しはじめる………など、様々な発言の真相のようなものが、この一冊にまとめられています。
しかし、いいタイトルですな。
これを読むと、水木しげるのもう妖怪としか言いようの無い飄々とした人物像を窺い知る事ができます。自らの戦争体験を語る切り口はいつも同じ、しかし周囲の人間には時に饒舌、超然としていて先住民の儀式をつぶさに眺める一方、アメリカの漫画の大会でコスプレイヤーの美女に夢中でシャッターを切る………。一人の人間に密着取材して、知れば知るほど訳が解らなくなってくる、そんな歩くカオスの職業が漫画家であり、それを育んだ日本というものを考えると………いやはや、頭が痛くなってきます。漫画家ってとにかく一筋縄では行かない人物なのね。ここで簡単に紹介するには惜しい内容が満載なのですが、オススメです。
さて、存在意義がかなり疑問になってきた(笑)ジョジョンプ奇数号ですが、250号を越えて300号まであと少し! というわけで少しリニューアルいたします。見て頂ければ解ると思いますがセリフ(ネーム)は書きません。………い、いや手抜きって訳じゃなくてスピードアップを図ろうと思っているのですよ。だいたい奇数号の完成の遅さがジョジョンプのHit数の少なさの一因でありましょう。増補改訂版の完成が水曜日………馬鹿野郎! そんなe-Zineがどこにある!
まぁ、あのネームもPAGEを後で読み返した時に思い出しやすく、画面の締まりがいいという利点があったり、ハワイやイタリアにお住まいの皆様に重宝がられていた様なのですが、もうやめます。リクエストがあれば復活します。今後は読んでの突っ込みXX連発みたいな感じ。
という訳で30代男性向け雑誌が全滅なのは30代に色気がないからなのかといったあたりも踏まえつつ(謎)、今週もいってみましょう、ジャンプ第40号Act.36『★取り立て人』。
今日は飲んだ後の更新なのでまた打ち間違いがあるかも………。気をつけましょう。さて、予想結果発表であります。先週の投稿で多かったのはやっぱしダービーDISC説。みんなそう思いますよね?
No. | 投稿者 | 概要 | 結果 |
---|---|---|---|
PAGE1 | 投稿者:さくしーどさん | それが問題だ! | ダービーとは明らかに違うスタンドみたいだし………残念。 |
PAGE2 | 投稿者:A・ドライさん | ダービーの系譜! 1 | 次回、記憶を取りたてていたら恐ろしいですね。保留。 |
PAGE3 | 投稿者:ファクトリーさん | ダービーの系譜! 2 | やっぱしダービーじゃないみたいですね。 |
PAGE4 | 投稿者:yooichiさん | 未来と因縁! | もち保留ですよ。 |
PAGE5 | 投稿者:"フー・ファイターズ"Daijuさん | 欲望に食らいつけ! | ある意味、惜しいような気もしてきました。 |
PAGE6 | 投稿者:衣氏立花さん | すべてがボールになる! | 残念でした。いや、ひょっとしたら金を払わないとボールにするかもしれせんけど。 |
PAGE7 | 投稿者:イシュマールさん | 加速してゆく………! | 残念でござる。 |
PAGE8 | 投稿者:よーやん | 心の中で思ったならッ! | エルメェスの命がかかってきそう………もう一週保留。 |
PAGE9 | 投稿者:"レクイエム"QTQさん | 見さらせ入れ乳! | うおお惜しい! シリコン強奪ではなかったですけど! |
ごく一部「どんなタイトルやねんそれは!」というのがありましたけど、能力当てはすごく難しいって訳でもないのに微妙なところで手をすり抜けてくる、という感じですよね。個人的に難しいのは「どんな人物が出てくるか」だと思いますけどね。一番当てやすいのは………名前と死亡通告かな?(うー、不謹慎な)
それにしても「ミラションの盗難癖」と「肘鉄」はミスディレクションでしたね。深読みする予想師が引っ掛かってしまいました。気をつけましょう。
掲示板の方も見ていきましょう。8/29からが適用分となります。
キチガイダーの話が中心でしたね(ウソ)。
496番発言、Yusakuさん、「まず今闘ってる(賭け事してる?)ミラションの話が終わった後に出てくる敵スタンド使いは、たぶん5人」。あと出てくるのは「4、5、6、7、9」だとか。面白いので記録! 501番発言、"グリーンドルフィン"YEBISUさん、「F.Fの価値あるもの、大切なもの=DISKを抜き取ってしまうのでしょう」。マリリン・マンソンが最終的にどうするか、という所の参考のために記録。512番発言、ZEHさん、「数字ネタがもし当たりなら、ラスボスは666と書いてありそう」。数字ネタその2。
こんな所でしょうか? ところで私が437番発言で「マンソン関連だったりして」と言っていたのは神父の名前の話題が出ていた時であります。我ながら惜しかったなぁ。
ミラションのスタンドが何らかの条件でその能力を発動したりするような小林玉美/錠前 のようなものである事は想像できたのですが、まさかあんな人型で、借金を取りたてるとはね。
マリリン・マンソンとミラションの動きをもう一度見ていきましょう。
見ての通りの動きなのですが、まだ不明な部分も有ります。それは、賭けに負けてもマリリン・マンソンが出てくるのか?という事です。「取り立て人は『ルール』を破ったという彼女の心の影………」とミラションは言っています。つまり、後ろめたいところがなければマリリン・マンソンは現れないんじゃあ………。
そんな訳はないですね。「掛け金を払わない」というルール違反は誰しも動揺するので、マリリンは現れてしまいます。
次に、マリリン・マンソンのタイプを見てみましょう。一発で金歯を抜き取るパワーとスピード、どうやら近距離パワー型らしいです………いや、待てよ、だったら走って逃げられる事になってしまう。という訳で心理的に開放されない限り有効距離無制限の自動操縦型スタンドですね。
さんざん書きましたが、マリリン・マンソンはストーンフリーなどでは殴り合いで負けたりする事はないでしょう。もしくは、殴る事ができないか。殴ってしまうと話が終わってしまうんで、江田島でもないのにそれはない。そう考えると、ジョリーンが再び別な賭けを申し込む → 相手を頭脳戦でハメて勝つ、という流れが考えられますね。
こんな所を踏まえつつ、来週の予想のポイントです。
まぁ、次回はいろいろと展開が考えられるんで、正直いって難しいところです。いきなり逃げたりするかもしれませんし(グェス同様、たいてい逃げたって無駄ですけどね)。
締め切りは通常通り9/8(金)です。よろしく!
発売日 | 2000/09/05 |
掲載順位 | 18位 |
コメント | 上野の国立西洋美術館に、フェルメールというオランダの画家の絵を観に行ってきた |
ページ数 | 21p |
次号予告 | 次号、容赦なき「取り立て人」が本当に狙っているたった一つのモノとは…!? |
ラスト煽り | 根こそぎ奪われていくッ!! |
備考 | なし |
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