講演会用演題
1,ミンダナオの子ども、日本の子ども
生きる力って何だろう
ミンダナオの山岳部のマノボ族など、
極貧の生活にもかかわらずコミュニティーが生きていて
生活力や生きる力に満ちている、子ども本来の姿から
自殺やイジメの多い日本の現状と、解決策を考える。
多くの日本の若者たちが、ミンダナオ子ども図書館で、
生きる力、生きる喜びや意味を体験し
涙ながらに帰って行く事実や姿から、
日本の子供たち、若者たちに何が欠けていて何が必要か、
それをどのように体現し、復活できるかを、
現地の映像を交えて語ります。
2,平和を作る、子どもたち
40年間、戦争に悩まされ、国連の調べでは、
避難民の累計が世界一といわれているミンダナオ、
そこで、イスラム、先住民、クリスチャンの子どもたちが、
宗教や部族の違いを超えて、
愛と友情で力を合わせ、一つの家族として生活し、
子どもたちが中心になり、読み語り、平和の祈り、植林などの
様々な支援ボランティア活動をして
平和を作っていく姿を、映像を通してお伝えします。
3,ミンダナオ子ども図書館を通して、日本と世界を考える
映像をもとに、ミンダナオ子ども図書館の子どもたちの様子
戦争での避難民救済、山岳地の先住民の様子
読み語り、植林、洪水支援など
ミンダナオ子ども図書館の活動を通して日本の今を考えます。
4,絵本は愛の体験です。
『絵本は愛の体験です』(洋泉社)及び
『わたしの絵本体験』(教文館)を参考
子どもの頃は、何気なく、あたりまえの空気のように聞いていた
読み聞かせ(語り手から見れば読み語り?)
編集者として、再び出会った絵本。
自分の絵本体験を書かないかという、言葉に乗せられて、
体験を深く掘り起こしてみると。以外に深い深層が・・・
5,昔話と心の自立
拙著『昔話とこころの自立』(教文館)を参考
絵本の編集者として講演を始めた時期
各地の母親から、子どもたちについての悩みを聞くほどに、
日本の若者の現在に心を痛め
何か指針になるものはないか思いを巡らし至ったのが
昔話の中に現代の子どもの状況を
解決に導く手だてがあるのではないかということ。
大学院時代にゲーテを通してユング心理学に関心を持った時期の
知識を生かして書いたのが本書です。
かつて編集者時代に行っていた講演ですが、
ミンダナオの子どもたちと出会って、
格段に深くお話の力を感じるようになりました。
本当にお話が生きている社会
そこに生きている子どもたちの力を体験し、
その映像を交えて語ります。
その他、どのような内容でもご相談にのります
家庭集会なども可能です。
絵本『サンパギータのくびかざり』
先日、日本での講演会の後で、
子育ての終わった一人のお母様がやってきて、
こうおっしゃいました。
「私の息子は、25歳になりました。
今はしっかりと自立して楽しみながら、自分の仕事をしています。
それにしても、20年いじょう前ですが、
松居友さんの絵本論、
とりわけ「昔話とこころの自立」の話をきいていてよかった。
とりわけ、父性や母性の影の部分としての天狗、
鬼婆や魔女の話を聞いていたせいで、
私も、子どもの成長とともに自立できたと思います。
それにしても、子どもが子ども時代に
くりかえし読んで欲しいと もってきた絵本と、
大きくなってから「このお話が心に深く残っているよ」
といっている絵本とが、ちがうのには驚かせられます。
本当に、友さんが、『わたしの絵本体験』に書かれているとおりなんですね。」
本当に心に残る絵本が、
売れないという理由で消えていくのは、 さびしいかぎりですが、
かつて30代のときに出版した、
『わたしの絵本体験』『昔話とこころの自立』
『昔話の死と誕生』教文館から再版されましたので、
読んでいただければ、真に心に残る絵本とは何かを、
ご理解いただけるかとおもいます。
上をクリックして購入サイトへ入れます
ただ上記の拙著は、絵本と昔話を中心にした、
お話体験をテーマに執筆しています。
本来子どもにもっとも重要なのは、
家庭や園や学校から外にでた
「ちまた」での、遊ぶ体験であること、
そこでこそ心の自立と成長と、
生きる力がえられることを新たに加え、
ミンダナオの子どもたちの様子をまじえて、
講演で語り始めています。
生きる力で大切なのは、
愛が死を超えていることを伝えること。
そして、神秘的な力と、
貧しくともコミュニティーのなかに宿っ ている、
友愛の真実を子供たちに語ること。今人舎から出版
4月に絵本「サンパギータのくびかざり」タガログ英語版を、
寄付をっくださった皆さんがたにはお届けします。
日本語版は、今人舎から出版。 ご期待ください。
今人舎のサイトhttp://www.imajinsha.co.jp/
この絵本を描いた画家は、
フィリピンのミンダナオでも有数の画家であり、
日本政府の奨学金で、
日本にも留学した経験があります。
この絵本の文を書いた松居友は、
かつて福武書店(現ベネッセ)で
手島圭三郎氏の『おおはくちょうのそら』や
吉田遠志の『動物絵本シリーズ』を
編集してきた絵本の編集者でした。
その後、日本文芸家協会に属し
『サンパギータの白い花』
『ナディヤと灰色オオカミ』(女子パウロ会)や
『おひさまのくにへ』(リブリオ)
『ふたりだけのキャンプ』(童心社)など、
アイヌ文化論『火の神の懐にて』や
沖縄文化論『沖縄の宇宙像』などを執筆しています。
![]() 現地日本人スタッフによる、 写真を交えた最新の活動報告です! |
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![]() 松居友による活動報告および 製作映像や想いを載せた自由日記です! |
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![]() 何故ここに日本人などのテレビ映像 その他の貴重な活動映像を掲載 |
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毎回振込後に、宮木梓からお礼のメールが届きます! 奨学金は、物価高騰もあり、 小学校と大学のみ2000円加えた額に変更しました。 年間、小学42000円、中高60000円、大学72000円継続支援の方で変更を希望されない方は、以前の額で結構です! 卒業後も支援継続されたい方、別の子を希望、終了を希望等は、 メールか振り込みの通信欄で宮木梓宛に、 メールが難しい方は、日本事務局に、FAXかお電話で対応します。 日本事務局 前田容子 FAX:0743 74 6465 携帯電話:090 5091 7514 ぜひいつか、子どもたちに会いにしらしてくださいね! |
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