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デジタル写真の弄り方

最近めっきりフィルムで撮影しなくなった。手元にある銀塩カメラがF4Sだけで、重いしでかいし、気軽に持ち出せないってのもあるんだけど、デジタルは非常にお手軽なので、どうしても銀塩比率が落ちてくる。特に、GR DIGITALを買ってからは、鞄にいつも入っているから、こいつで撮影することが凄く多い。

GR DIGITALのレンズは良くできていて、周辺減光なんてほとんどない。銀塩GRは多少なりとも周辺減光が有りましたし、ほどよく周辺が落ちた写真は、中央付近の被写体に注意が行くので、写真として味があると思うんですが、最近のデジタルカメラは周辺まできっちり写る物が多いですよね。
そんなわけで、GR DIGITALで撮った写真は周辺減光の加工をすることが多いです。先日の「Monochrome」の場合は

  • GR DIGITALで真っ白の壁を撮影
  • Photoshopのレベル補正で階調を圧縮
  • 加工する写真の上にレイヤーで重ねる
  • レイヤー属性を「乗算」もしくは「オーバーレイ」に変更
  • レイヤー透明度と元写真のトーンカーブ調整

と言う手順で周辺減光を作り出しています。この手法だと、副次的な効果としてノイズが乗ってきます。上に重ねたレイヤーのノイズですから、いい雰囲気になるのであればそのまま、ダメならガウスぼかしをかけてあげれば綺麗に消えます。

もうひとつ、「夕暮れに佇む」の場合は

  • 円状に範囲選択
  • 選択範囲を反転
  • 境界をぼかす
  • トーンカーブ調整

と言う簡略手順にしてみました。これでも十分とは思うんですが、元々のレンズ特性に基づいているわけでは無いので、下手をすると妙な写真になってしまう事があります。ただ、周辺減光の量や度合いを自由に変えられると言うメリットもあります。

デジタルだからといって、あまり画像を弄るのはダメなんて人も居ますが、ネガにこだわり、焼き込みや覆い焼きを駆使して美しい作品を作り出すカメラマンも居ますので、管理人的にはこういった手法も有りかな・・・と思っています。

まぁ、元になる写真がダメなら、いくら弄ってもダメなんですがね。(^^ゞ
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