D70ポートレート第2段
さてさて、前回(3月)に引き続き知り合いの女の子をモデルにD70で2回目ののポートレートを撮影してきました。今回持っていったレンズは85mm f1.4、35mm f2.0、24mm f2.8の3本。前回持っていけなかった85mmは今回の本命レンズです。Nikonレンズの中でも抜群のシャープさとボケの柔らかさを兼ね備えた名レンズがどんな描写をしてくれるか楽しみです。前回使わなかった24mmも本格稼働、さてさて結果のほどは・・・。
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広角の部類に入る24mmでもさすがにここまで寄ると結構ぼけてくれますし、ボケ具合も変に硬くならず良い感じです。背景がうるさい場所でも使えそうな雰囲気です。
今まではあまりAWBをあまり信用していなかったのですが、今回は試しにAWBを使って見ました。原色系が多かったり画面の大部分を同じような色が占めると色が転びますが、状況によってはAWBでもそこそこの精度で合ってくれるようです。

露出はマニュアルですが、こういった構図では顔を明るくしすぎると頬の部分が飛んでしまうので、結構露出には気を遣います。デジタルの場合ハイライトが飛びやすいのと、飛んだときにRGB各色の飛び方が揃わないので、変な肌色になったりするので難しいですね。
こちらのホワイトバランスはプリセット、グレーカードを持っていくのを忘れたので、白い枕でプリセットしてます。(^^ゞ

85mmをDXフォーマットで使った場合、35mmフルサイズ換算で役130mm、この焦点距離はちょっと長いかなぁと思っていたのですが、思っていたほど使いにくくは無かったです。一緒にフォーマットサイズの違う銀塩を持ってきていたら違和感有るのかもしれませんが。
ここでも露出はマニュアル、ホワイトバランスは枕でプリセットしたままですが、結構いい色が出ています。ホワイトバランスは設定ミスると後で調整が大変なので悩ましい所です。
前回よりもカメラに慣れたか、露出がぼろぼろって言う事も有りませんでした。まぁ、多少は失敗してますが。基本的にRAW撮影で後から現像処理をしていますが、デジタルの場合露出オーバーよりもアンダー目に撮って後で処理をした方が良いようです。
なかなか良い色が出なかったホワイトバランスも、今回の撮影では結構うまくいってます。作例の写真はほとんどRAWでの色調整を行っていません。AWBはシアンよりに色が転ぶ事が多かったので、やはり最初のプリセットがかなり重要ですね。
そうそう、この撮影の前にファームウェアをVer.2.00にアップしてあるんですが、そのせいか前回より発色がいいような気がするんですよね。シチュエーションが完全に異なるので何とも言えませんが、某所には「ファームアップでハイライトが飛びにくくなった」という記事があったりもしますので、発色が変わっても別に驚く事では無いでしょう。
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