会社の忘年会2008
また今年も春節の時期が近づいてまいりました。この時期は春節前の出荷調整とか、一時帰国時の日程調整とかで色々忙しいんですが、それにもまして重要なのが、会社行事の忘年会であります。春節前は帰省する外地のワーカーがこぞって辞めていくので、人員確保が最重要項目になるんですが、この忘年会もその一環と言ってもいいかもしれません。大した福利厚生が無い中国工場ですが、忘年会はみんな楽しみにしている行事なのです。
忘年会と言えば、社員による出し物と、会の最後にある抽選会が２大イベントになっています。年々小規模になってきた社員の出し物でしたが、今年は歌有り、踊り有り、コント有りと、なかなか盛況に事が進みます。しかも、イケメン男子ワーカーのカラオケはなかなか堂に入っていて、大多数を占める女性ワーカーから黄色い声援が飛んでいます。会場の飾り付けになっているポインセチアを引っこ抜いて花束にして渡すってのは中国流かもしれませんが。(^^ゞ
そのイケメンワーカー君が歌っているときにビックリしたのが、舞台最前列に出来たこの一団。各自携帯を構えて携帯カメラで撮影です。中には他人のか自分のか知りませんが、２台構えている強者も。昨年まではこんな状況は見られなかったのですが、やはり携帯が低価格化していて、ワーカーレベルでもカメラ付き携帯電話を持っている比率が増えてきているのでしょう。いやはや、日本で数年前に起きたことが中国でも繰り返されているようです。
会が有る程度進むと、各自酒が回ってきたのか、非常にノリの良い連中があちこちに。カメラを抱えてうろうろしている管理人を捕まえては「私たちを撮ってぇ〜！！」と群がってきます。まぁ、撮影するのは特に問題ないんですが、どうもノリが良いのは有るグループ（σ(-_-)ワタシの受け持ち部門・・・）だけのようで、どこへ行ってもお案じような顔がファインダーに居ます。(-"-;)
酒が回ってきた頃に、出し物そっちのけで始まるのが乾杯大会。日本でも有りますが、ここ中国は乾杯の発祥地？。呼んで時のごとく杯を乾かさなければいけないので、一気の連続。最初のうちは特に問題ないんですが、乾杯する方もされる方も酔っぱらってくると歯止めがききません。今回は有りませんでしたが、歯止めがきかずにはた迷惑な行動に出る輩も・・・。まぁ、それはそれで面白いんですが。
そうこうしているうちにメインイベントの抽選会。総額？？万元とも言われる賞品＆賞金を前に、ワーカーの目の色が変わる瞬間です。まぁ、月に数百元の基本給で働いている人たちですから無理もないんですが・・・。今回の賞品は自転車有り、テレビ有り、DVD有りと多彩でしたが、面白かったのは総経理賞のネックレス。当たったワーカーに総経理が付けようとして、思いっきり失敗するというハプニング付き。総経理、ご苦労様でした。(^^ゞ
忘年会が終わるともうすぐ春節、あと１週間ちょっとで長い休みに入ります。管理人にとってはおそらく最後の東莞忘年会、数百人で飲み食いするのもこれが最後かと思うと、ちょっと寂しいですね。出来れば来年は出張ベースで参加したいものです。(^^)
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