電飾
中国人は電飾やライトアップが大好きです。どうして？って聞くと「綺麗だから」という一言が帰ってきます。まぁ、確かに綺麗な物もありますが、どう見ても日本人の感覚とはずれていて、「イルミネーション」と言うよりは「電飾」という呼び方になっちゃいます。この写真は長安公園の入り口から撮影した物ですが、まさに中国風の門と奥に見える塔ががともにライトアップされています。一見、時代を感じさせるような作りなんですが、別に歴史があるわけでもなんでもなく、観光客用にそれらしく作られているだけで、塔の中にもなんにもありません。それをここまでライトアップしてしまうのですから、やはり感覚が違うとしか言えませんねぇ。
長安には他にも色々とライトアップや電飾された物があります。→の写真は長安公園の斜め向かいにある長安広場に植えられている椰子系の木。亜熱帯の気候なのでまぁ、こういった植物を植えるところまでは分かるんですが、原色系のライトアップと、赤い提灯でいったいここはどこ？という怪しい雰囲気を見事に醸し出してくれています。
んで、その長安広場の脇にあるのがこれ。こちらもライトアップされていますが、なんとこれ図書館。まぁ、さすがに原色系のハデハデライトアップでは無いですし、夜まで開館しててくれるのは利用者にとってはいいことだと思いますけど、図書館をライトアップする必要性ってのがどーしても分かりません。
最後の極めつけがこれ。長安病院です。さすがにライトアップはされていませんが、赤と緑の電飾が・・・。建物の上には電飾された赤十字が光っています。入院している人たちはこれを見て「綺麗だな」とか思って癒されてるんでしょうか？？もうここまでくると感覚の違いを通り越してあきれるしか有りません。中国はいま全土で慢性的な電力不足、昼間に停電して工場止めるぐらいだったら、ライトアップの無駄な電気を回してくれって言いたくなります・・・。
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