上海電脳城で見つけたキーボードたち+α

上海にも秋葉原のようなコンピュータや電機製品の集まっている場所があります。徐家匯と言う場所にある通称「電脳城」がそれで、ビル丸ごとコンピュータ関係や電器製品のお店が集まっています。

秋葉原と違うのは家電製品や電気部品が皆無で、コンピュータ関係の他は携帯電話、AV機器などの製品のみが集まっていて、すべての店がテナント方式でビルの中に集合していると言う事でしょうか。

この電脳城は徐家匯に2カ所(現在は3カ所と言う情報もありますが未確認)あり、ここで手に入らないコンピュータ関連の物件は他でも手に入らないと言われています。

さて、ここで手に入るキーボード関係ですが、主に販売されているのはMicrosoftやLogitech(日本ではLogicool)の主力、メンブレン+ラバーカップのキーボードたちで、英語版であることを除けば日本で売られている物と何ら変わりのない物です。

他にもどこから持ってきたのかDELLの銘が入った物、HPの銘が入った物など、横流しや海賊版と思われる物が多数存在しますが、メカニカルやメンブレンでもキータッチの良い高級キーボード(?)は皆無に等しく、中国人はキーボードに対してあまりこだわらない(もしくはその余裕がない)と思われます。

では、ここで以前に上海電脳城に行ったときに発見したキーボードたちをご紹介します。あ、ついでにキーボード以外もちょっと入ってます(^^;)。



ご存じA4 TECHのエルゴノミクスA-Type、左側にテンキーのあるタイプですね。物としては英語配列である以外は日本で売られている物と変わりないんですが、筐体表面には中国語の表記があります。キー自体には特に変わったところはありません。マウスとセットで売られているようです。


こちらが梱包状態。「双飛手」とありますが、Wireless Keyboard & Mouse Setsの意のようです。ま〜なんというか漢字なので意味は解る気もするのですが・・・。


こちらも同じくA4 TECHのエルゴノミクスA-Type、右側にテンキーのあるタイプ。やはりマウスとセットで、ワイヤレスなのですが、色とテンキーの配置の他はどこが違うのかよくわかりません。なんかマルチメディアキーらしき物があり、配列がちょっと違うかなという感じです。


こちらが梱包状態。「流線型鍵帽−防重複性操作傷害」よーするに流線型キートップにより腱鞘炎を防止しますってな内容。言葉は違いますが書いてる内容は日本と同じですね。


某組立ショップ前で撮影したキーボード群。一番上はパンタグラフの省スペース、3つ目はタッチパッド付き、後の二つは通常のメンブレン+ラバーカップのキーボードです。タッチパッドにはクリックボタンが見あたらなかったのですが、どうやって使うのでしょう?上の方にあるマルチメディアキーを使うとも思えないですが、タップ操作のみなんでしょうか?


ビニールかぶっているので見にくいんですが、キーに簡易の部首を割り当て、部首を2〜3入力する事で1つの漢字を確定していく中文IME「五筆」対応のミニキーボード。キートップに漢字の部首が印字されているのがわかります。


ミニキーボードの箱です。「迷イ尓鍵盤」最初の二文字の発音は「ミニ」。鍵盤はキーボードの事です。中国にも外国語の発音をそのまま直したいわゆる外来語が存在しますが、漢字でミニと書かれていてもよくわかりませんよね。


形はふつ〜の英語キーボードなんですが、この色が・・・。日本ではここまでどぎつい原色のキーボードは見たことありません。


ちょっと暗くて見にくいですが、右側テンキーの代わりにタッチパッドとダイヤル(?)の付いたキーボードです。上と同じでタッチパッドにはクリックボタンが無いですし、ダイヤルは何かの切り替え用・・・なのでしょうか?よくわかりません。


ノートパソコンのキーボード部分を外したようなタッチパッド付きキーボード。パンタグラフタイプでキータッチはそこそこ。きちんとパームレスト部分もあるので、結構使いやすそうなんですが、タッチパッドのドライバとかは付いていません。タップ操作等が出来ないのではちょっと不便かな?


右側にトラックボール、左側にクリックボタンの付いたワイヤレスミニキーボード。ボールは機械式のようですが、そこそこの転がり感です。ワイヤレスでこのキーボードだけ持ってリビングとかで使うにはいいかな?


メカニカルキースイッチを使ったテンキーパッド。メーカ不明です。安かったのでこれだけは購入しました。詳しいレビューは画像をクリックしてください。


2003年12月7日分


ちょっと画像が暗いですが、パンタグラフ方式のキーボード2種。見た目は凄く良いので、出してもらって触ったら補強が無さ過ぎでヘナヘナでした。キータッチはまぁまぁだったのでちょっと惜しいですね。


MicrosoftのOfficeキーボード。パッケージは中文表記がありますが、中身は普通の英語タイプです。


Palm用の折り畳みキーボードです。日本で見る物と大差ないですね。PDA、特にPalmはあまり詳しくないのでわかりませんが、たぶん同じようなメーカの品物でしょう。


キーボード群。どれもメンブレン+ラバーカップでごくごく普通のキーボードです。下の方に上で紹介したメカニカルなテンキーが置いてあります。これ見た目は同じなのですが、メーカのシールが違いました。OEMなのでしょうか?


さっきの画像の一番上のキーボードがこれ。「DELL」と入ってますがどう見てもメーカ製では無いような雰囲気が・・・・。もしくはどこぞからキーボードだけひっぺがして来たのかな?


キーボードではないですが、Logitech(Logicool)のトラックボールたち。品種は日本で販売されている物と変わりません。もちろんこれは正規品で、価格は日本より少し高め。(日本で言う消費税が17%なので仕方がないですね。)


縦置きで見にくいかもしれませんが、良く知らないメーカのワイヤレスキーボード。箱の表示だと赤外線方式のようです。スティック状のポインティングデバイスが来ボード中央と右上の二カ所に付いていて、机に置いてもキーボードを持っても使えるようになってるようです。


こちらもトラックボール。キーボードでは良く名前を聞くQtronix製です。箱に「for IBM」って、なんか古そう。写真は有りませんが中身を見せてもらったところ、シリアル接続で、PS/2のアダプタが同梱されてました。


こちらもトラックボール。A4 TECH製の「クリオネ」です。すいません、各方面でけっこう評判らしいのですが、詳しく知らないのです。(^^ゞ


同じくA4 TECH製のトラックボール2種。向かって左はダブルスクロールホイールが付いていて縦横スクロール可能です。でもなんかクリックの位置が使いにくそう。右側の座布団タイプはオーソドックスな配置ですが、ボール上の左右クリックの間が中央クリックになっている3ボタンタイプです。


A4 TECHのジュニア用キーボードです。キーピッチ等は通常の物と変わりませんが、この色使い!しかも「ABC配列」なのです。「タイプの時に配列を覚えなくても大丈夫!」的な事が書いてありますが、こんなんでいいのでしょうか?


BTCのマルチメディアキーボード。ホームポジション手前にスティック状のポインティングデバイスらしき物があるのですが、結構大きくてジョイスティックのよう。やっぱりゲーム用なのでしょうか。


今回のお買い物。USB→PS/2変換アダプタで、変換チップがUSBコネクタ部に一体成形されているタイプです。この形式はコードがかさばらなくて結構使いやすいですね。お値段は60元(800円)でした。ちなみにCherryのG80-1800HPU、Ortec MCK-86、A4 TECHの座布団トラックボール(後輩が購入済み)は動作しました。




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