2021年の活動報告


2021年の活動記録:目次
1)モンテッソーリ:全国大会 松居友講演の感想GO!
2)子育つ世界 ミンダナオGO!
3)イスラム地域で地域戦闘が起こった!GO!
 4)ラジオで対談を行いましたGO!
5)エンジェル藍花が18歳になったGO!
6)MCLで卒業記念:2021年GO!
7)無事にラマダンを迎えられたGO!
8)梓さんに赤ちゃんが生まれた!GO!
9)MCLの年越しと年明け:2021年GO!
10)日本での5年と今後のMCLGO!

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モンテッソーリ:全国大会
松居友講演の感想


1:
講演をありがとうございます。
私も、フィリピンの山岳地帯に行ったことがあります。

日本とは異なり、
子どものキラキラした目がとても印象的で、
子どもから明るさや元気をたくさんもらいました。

お話を聞いて心が温かくなりました!
質問ではありませんが、日本の子ども達の心が、
もっと自然な形で周りの人に開かれていくように、
まずは大人が心を開く
トレーニングが必要だと感じました。


2:
ミンダナオ子ども図書館すばらしいです。
生きること、生きる力は何だろう、
とてもシンプルなことに思いました。
食べる、話す、笑う、つながる、そういうことなんですね


3:
ありがとうございました。
ミンダナオ図書館の子どもたちの
生きる力の強さ、明るさ、
素直さに感激し、衝撃を受けました。


4:
松居先生、
いつもミンダナオの事を発信してくださって
ありがとうございます。
今日は、更に詳しく
映像も見せてくださってありがとうございます。

大人だけでなく幼稚園の子どもたちと
ミンダナオの子どもたちが
一緒に育っていく方法を
考えてみたいと思います。


5:
ありがとうございました。
ミンダナオ行ってみたいです。


6:
素敵なお話、感動しました。
ありがとうございました。
今、若い子たちが、
殻に閉じこもっていることを心配しています。

友達にも本心を言えなく、
「こんなことを言ったら、相手が傷つくのでは」
と忖度しています。
本心で語り合うことをしていません。
それは、今まで
傷つくことが多かったからだと思います。

どうしたら、鎧をまとわず、
自分らしく生きれるかな、と思っています。
今、自分の中で一番の課題です。
何とかしたいと思っています。

是非、ミンダナオ図書館に飛び出せる
ルートを教えて下さい。
分からないところに
飛び込む勇気のある子は少ないです。
是非、この活動に触れたいです。

訪問希望の方は ここをクリック!

7:
ミンダナオの子の目の輝き、素敵です。
日本の子は、
段々目の輝きがなくなっていっています。
日本の子にも、
目の輝きを取り戻してほしいです。

壁をこわせ、ですね。
ありがとうございました


8:
「死」に関連する絵本などは
日本ではあまり
推奨されていないと思うのですが、
子どもたちに
命について
どう伝えたら良いか迷います


9:
ご講演ありがとうございました。
映像で子どもたちの様子を見ていると、
あまり日本の子どもと
変わらない印象を受けました。

幼少期のうちに
ミンダナオの子どもたちと
日本の子どもたちとが、
一緒に遊ぶ機会があればと思いました。


10:
「読み聞かせ」と「歌」という
活動のシンプルさに感銘を受けました。




11:
素晴らしいお話を
ありがとうございました。
日本で子ども達向けの講演会等は
されていますか?
そういう場があればとても有難いと感じました。


幼稚園から大学まで、
子供向けの講演もしていますよ!



kosod
子育つ世界 ミンダナオ
ミンダナオ子ども図書館と
ふる里の子ども達!

ビデオ映像13分
ビデオ映像へGO!
ビデオ映像へGO!

現地日本人スタッフの宮木梓さんから送られてくる、Facebookの写真を基に、
生きる力に満ちたミンダナオの子どもたちの様子をサイトとビデオにまとめました。
私たち家族もコロナの関係で日本ですが、
妻も大学に入り直し、ソーシャルワーカーのコースを
ふたりの娘もダバオのハイスクールに入り、長女は医学部付属の高校に、
次女も日系人会の高校に再入学してオンラインで授業を受けています。
現地の子どもたちに生きる喜びをもらっているので
それを皆様方にもお伝えしたいと思い、サイトとビデオを作りました!
コロナが明けましたら、ぜひ子どもたちに会いにいらしてくださいね。
訪問に関するご相談は、現地スタッフの宮木梓さんへ。

訪問希望の方は ここをクリック!
子育つ世界ミンダナオ GO! MCLは、わが家! GO!
ホウキ作ってあげるねーーー! GO! 精米機と貯水タンクとソーラーパネル! GO!
何歳になっても我が子のよう GO! 子育つ世界ミンダナオ子ども図書館 GO!
お米を干すのも子ども達 GO! お父さんのふる里を訪れた! GO!
日本の若者たちが訪れて GO! ビデオ映像へGO!

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子育つ世界ミンダナオ

ビデオ映像13分ビデオ映像へGO!
ミンダナオの子どもたちを見ていると
「子育て」という言葉が、
変に感じられることがある。


数名のハウスペアレントさんが、
お母さん、お父さん役になって、
しっかりと子どもたちを
見守り支えているけれど、


ほとんどの事は、
子どもたちが、
自分たちで考え計画し、
手を取り合って実行していく。


ハウスペアレントさんの役割は、
必要な時に、必要な事を、
必要最小限に言って、
後は笑顔で、背後から見守ること?


後ろは、
ハウスペアレントの一人
元奨学生だったタベタさん。
結婚して生まれた我が子も
MCLで育っている。


彼女の御主人もハウスペアレントで、
子どもたちのお父さん!
特に、男の子たちを導いている!


20人ほどいるスタッフの
ほとんどは、元奨学生たち!
下で米を干しているのは、
会計をしているピィティーボーイ君。


子どもたちは、
自分たちの力で協力し合い、
助けあい、
愛と友情のなかで育っていく。


自然のなかの、
花や木や鳥や虫や
獣たちが育っていくように。
子育てしなくても子育つ世界?
娘たちもここで育った!



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わたしたち、
ホウキ作って
あげるねーーー!



こんな小さな子たちが、
こうした手作業を
見事にこなしていくのは驚き!


下の写真が、
子どもたちが作ったホウキ!


ミンダナオには、
これ以外にも
ほうき草で作った室内ホウキや
小さなホウキ。


また、背中に背負って山や川に行き、
山菜や山芋、
カエルやカニを採って入れる
竹かごなどがある。


日本でも、昔はこのような
手作りのカゴ等が、
生活の必需品だった。


家の竹壁もこうして作る。
確かに
壊れやすいかもしれないけれど、
暑くなく過ごしやすいし、


素材は
身近にたくさんあって、
修理もしやすいし、


電気掃除機や
プラスチックやビニールより
環境を考えると良いのかもしれない。


自然な素材で作ったホウキは、
町でも使われていて、
山から担いで売りに出て、
山の人々は日銭を稼ぐ。



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何歳になっても
我が子のよう



本当に幼いころに
MCLに来た子たちも、
あっという間に育っていく。


しかし、
幼いときから見ている
妻やぼくにとっては、
何歳になっても我が子のよう。


成長して思春期に入っていく
子たちにとっても、
ママエープリルやパパトモを前にすると
幼いときの気持ちにもどれる?


でも、ぼくの目には、
大きくなっても
楽しそうにお手伝いしたり、


小さな子のめんどうを見たり、
昔のままの子どものような笑顔が、
残っているのが不思議!



子育つ世界ミンダナオ
ミンダナオ子ども図書館と
ふる里の子ども達!

ビデオ映像13分ビデオ映像へGO!

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お米を干すのも
子ども達



子どもたちは、お米干しを
家でも教わったり、
MCLでも、
お兄ちゃんやお姉ちゃんから教えてもらって、


家事から育児、
野菜作りからお米干しまで、
言われなくてもどんどん行い、
自然に学んでいく。


学校での知識による教育も
いいかもしれないけれど、
こうした、実体験から学んだことこそ
人生に役にたつような気がしてならない。



大学を出て、
ふる里にもどっても、
お米や野菜つくりも始められるし、


友情のなかでの実体験の
人間関係や生活体験が、
社会的な仕事についても、
協力したり、助け合ったり、


みんなでやると、楽しいよー!
穀物干し場に、
バスケットコートを作るんだ!



辛いことも
楽しく笑顔で行える、
基礎つくりになって行くように
思えてならない。


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日本の若者たちが、
MCLを訪れて



日本の若者たちが、
MCLを訪れて、
子どもたちに取り囲まれると、


感動して、
思わず泣き出す
気持ちもわかる。


日本では、
幼いときから保育施設に
預けられて育つから、


お父さんやお母さんの
お手伝いをさせてもらったり、
力を合わせて家族で生きて行っているという
実感が少ないし、


学校が引けても塾通いで、
友だちと野原を走りまわって
遊ぶ体験もほとんどない。


しかし、心の深くには、
何が大切かを感じる
感性が秘められていて、


それが、MCLで
突然目覚めて沸き上がり、
それで、感動して泣き出すのだ!



「これこそが、僕が、わたしが
さがし求めていたもの!」
「それが、ここでは、生きている!」


結婚年頃の女性が、
MCLに来ていう言葉。
「わたし、ここだったら、結婚して子どもを生める!」
生きることの原点が息づいているミンダナオ!



子育つ世界 ミンダナオ
ミンダナオ子ども図書館と
ふる里の子ども達!

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MCLは、わが家!


故郷の村で、
お父さん、お母さんを
失った子のとっても
MCLは、わが家!



彼女も、お父さんを失い、
お母さんも家を出たまま
帰ってこない!


しかし、親がいなくなっても、
親せきや近所の人が、
「うちの子になりな!」
と、めんどうを見てくれる。


とは言っても、
実子だけでも7人から10人いて、
食べるだけでも大変なので、
学校などには行かせてもらえず、



里子もそのことはわかっていて、
家の仕事や農作業、
小さい子のおめんどうを見たり、
お手伝いを引き受けて、
生活させてもらっていた。


しかし、彼女は、
MCLの奨学生に採用されて、
学校に通うことが
出来るようになった。


腕時計とイヤリングをしているので、
驚いて聞いてみると、
「支援者から、プレゼントしてもらった!」
とのことでした。


年頃になってくると、
食費だけでも大変なので、
本人と保護者の希望で、
MCLに住んで、
学校に通うことになりました!



子育つ世界 ミンダナオ
ミンダナオ子ども図書館と
ふる里の子ども達!

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精米機と深井戸と
貯水タンクと
ソーラーパネル!



MCL本部では、
精米機が設置されて、
精米費が
大幅に削減できるようになりました!



水補給の
深井戸掘りも進んでいます。


岩盤もあり、
200mの深井戸になります。


また、MCL内に、
独自の水タンクも完成まじかです!


これにより、
深井戸から、電動モーターで汲みあがった水は、
貯水タンクに貯められていき、
MCL全体に配水されます。


また、
母屋の屋根には、
ソーラーパネルの
設置が進んでいます。


深井戸の電動モーターも、
台所の家電製品も、
オフィスのコンピューター等も、
すべて賄える電力が得られます。


MCLには、
スタッフの家族も含めて、
100人以上が住んでいますが、
その炊事、洗濯、水浴に必要な水と電気が、
全て自給できるようになります。



おかげさまで、
ミンダナオで地震や戦争が起こり、
電気や水の供給が止まっても、


MCLは、
避難所として
機能することが可能になりました!


ビデオ映像へGO!

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子育つ世界
ミンダナオ子ども図書館



ぼくを含めて、
日本人スタッフの役割は、


崩壊家庭や戦争孤児や、
極貧で子どもを小学校にも
行かせることもできない、
家庭崩壊の家族の子を
一人でも大学まで行かせてあげて、


家族はもとより集落で
良い働きができる子たちを
育てて、
社会に送り出していくこと!


そのために、がんばって、
一人でも多くの、
支援者を見つけるのが、
日本人スタッフの役割!


すでに、
200人ぐらいの子たちが
高校、大学を卒業しているけれど、


一番多いのが先生!
特に地元の学校の
先生になっている子が多い!


それと、MCL自体が、
多くの市町村の役所と連携して動いているので
その活動も良く知られていて、
ソーシャルワーカー(社会福祉士)などになって、
役所で働いている子も多い。


もちろん、ダバオやキダパワンや
コタバトの町に出て、
会社やモールやIT関係で働いている子や、
海外に出稼ぎに行く子もいるけれど、
やはりふる里が、大事と感じるのは、


読み語りや医療などで、
さまざまな貧困地域をめぐったりして、
宗教や部族を超えて、
心をつなげていく体験をしてきたからだろう。


そして、とりわけ
MCLで生活してきた子たちは、
おたがいに兄弟姉妹として
助け合ったり遊んだりしてきた想い出が、
心の根幹に生きていて、


仕事についても、
辛いときがあっても、
心の支えとなって行く!
愛と友情こそが生きる力!



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タク君が
お母さんといっしょに
お父さんのふる里を訪れた!




ここは、マノボの集落でも
特に貧困の激しいところ。
下がお父さんの実家!


ぼくも何度も訪れて、
奨学生を採用してきた
想い出多い場所。


一家に平均7人は子どもたちがいて、
みんな大喜びで、
タク君を迎えてくれた!


ここで、梓さんも、


タク君も
マノボ族の酋長から
原住民の洗礼を受けた!




その時の洗礼の映像が、
ビデオに載っています!
下をクリックして見てくださいね!

ビデオ映像へGO!







タク君が生まれたときの
2020年の
映像ビデオです!

ビデオ映像へGO! 12分です!

ミンダナオ子ども図書館の日本人スタッフ
宮木あずささんに、
待望の赤ちゃんが授かった!






ビデオ映像13分
ビデオ映像へGO!

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イスラム地域のピキット市近郊で
リドー(地域戦闘)が起こった!
 
2021年9月3日

These are the pictures for distribution of vinyl sheets
at Sitio Migcampong,Brgy. Batulawan,Pikit,Cotabato(affected by war.


Naa pay gira ma'am naungkat napud tong
redo sa MNLF and MILF.Mga last week lang ma'am.

 

イスラム地域のピキット市の福祉局の
グレイスさんとサミー氏から
現地スタッフに昨日9月4日
連絡が入りました。

「ピキット近郊でリドー(戦闘)が起こり、
避難民が出ている!」
「MCLで緊急救済支援に来てほしい!」
「このコロナの時期に、
戦闘避難民救済ができるのは、
ミンダナオ子ども図書館しかない!」

そこで早急に、
保存してあったビニールシートを
子どもたちがカットして、
イスラムのスタッフ達が、
ピキット市に向かいました。

上と下の写真で
シートをかけているのは、
MCLの元イスラム奨学生で、
今はスタッフのエズラハイダさんです。

そこで、福祉局の局長であり、
MCLの理事でもあるグレイスさんと、
同様にMCLの理事もしてくださっている
イスラム教徒のサミー氏が同行して
現地に向かいました。

戦争避難民の人たちは、
リグアサン湿原の漁民が多く、
極貧で、持ってこられるのは古着ぐらい、
木の枝を建てて、
ヤシやバナナの葉を葺いて
雨よけの小屋を建てるのがせいぜい。

これでは、強い雨が降ると
ずぶぬれになってしまいます。
そこでまず救急に必要なのは
ビニールシートなのです。

よろしければ、
自由寄付でけっこうです、
皆様のご協力をお願いいたします。
ミンダナオ子ども図書館 支援方法

現地に入ると、
まず避難民の現状をチェックします。
下の写真は、
福祉局員で理事のサミー氏。

家族ごとにチェックして、
ビニールシートなどの
必要性を確認し、

そのご、シートを渡します。
搾取されることなく、
確実に、困っている人の
手元に渡すためにです。

ビニールシートを掛けていきます。
下でビートをかけているのは、
MCLのイスラムスタッフの
もと奨学生だったサダム君。

ピキットの出身で、
子どもの時から繰り返し、
戦闘避難民の体験をしてきたので、
現地の人々の状況が理解できます。

支援は、その後も、
避難民状態が続く限り
続けていかなければなりません。
戦闘の拡大によっては、
さらにビニールシートが必要になるでしょう。

次に必要となってくるのは、
米や缶詰といった食糧支援、
そして、古着などの支援です。
ミンダナオ子ども図書館 支援方法
よろしければ、
皆様のご協力をお願いいたします。


一昨年行った
同様の活動記録の
写真と映像です!
下をクリックしてご覧ください!

イスラム避難民の 救済支援!

ume

       

 フリースクール運営の梅木先生と
ラジオで対談を行いました
 
 Go!
フリースクールで不登校や
引きこもりの子たちを支援していらっしゃる
梅木先生とラジオでの対談を行いました。

何度もミンダナオ子ども図書館に
生徒さんや息子さんとも
来られています。

妻のエープリルリンの話もあります。

こられてから、大学に行きたくなって
高校にもどり、いま大学の青年も
今回の番組に参加しています。
これからも、
落ち込んでいる日本の青少年たちが、
生きがいを見つけ出すためにも
連携して頑張りたいと思っています。

MCLは、宿泊費なしで
何日でもすごせますよ!

良かったらいつか子供たちに
会いにいらしてくださいね。
以下をクリックして
サイトに入ってくださいね!
Go!


以下をクリックして
サイトに入ってくださいね!
Go!

       
aika
長女のエンジェル藍花が
18歳になった!

フィリピンでは、
18歳の誕生日が成人になったお祝い!


ビデオ映像へGO!
12分
藍花へのプレゼントとして
誕生の時から今に至るまでの想い出と
18歳の誕生日の写真と映像を
12分のビデオにしました!
 



大勢の子どもたちと遊び、
若者たちにも育ててもらって
一つの家族、兄弟姉妹!






ビデオ映像へGO!

二人の娘のミドルネームは、
エンジェルとアンジェラ!
生まれながらにふたりは天使?











ビデオ映像へGO!
12分
藍花へのプレゼントとして
誕生の時から
今に至るまでの想い出と
18歳の誕生日の写真と映像を
12分のビデオにしました!

 
18歳の誕生日に娘と踊るのが習慣!
ビデオには、動画で載っています。

ビデオ映像へGO!

初めて登った
八ヶ岳の赤岳!




よく言われる言葉が、
「姉妹でこんなに仲がいいなんて
日本じゃ考えられない!」






日本の公立中学を卒業した長女は、
将来は小児科医になって
貧しい子どもを助けたいという思いで、
ダバオのサンペドロ病院付属大学の
シニアハイスクールに合格!


今年は、成績優秀で表彰も受けました。
大学は医学部に進級します。
現地の私立医大の年間授業料は、何と20万円!
月給10万円の私でも何とかなりそう!
女医になったらMCLの中に
貧しい子をタダで治せる診療所を作る予定です!


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MCLで卒業記念:2021年
ビデオ映像へGO!
MCLで卒業式をしようね! Go! 孤児の子や崩壊家庭の子を優先して!  Go!
この子たちが、どのような境遇から来たかというと!  Go! MCLに住めて良かった!  Go!
もう一つ大変なのはイスラムの湿原地帯!  Go! 日系人のマリサさんが、体験を語った!  Go!
病気で死ぬ子も多いので!  Go! スタッフもかつての奨学生!  Go!
ビデオ映像へGO! 最後にみんなで歌おうよ!  Go!
sg1
MCLで
卒業式をしようね!


ビデオ映像へGO!
すでに2020年から、
コロナの影響で、学校には、
課題を受け取りに行く以外に
校内には入れず、

行内では、
すべての授業は、
ストップしてしまった。

勉強を続けるためには、
家庭学習をするか、
オンラインで家庭で授業を受ける以外に
方法がなくなった。

けれど、ミンダナオ子ども図書館に
住み込みで学校に通っている
子どもたちは、おたがいに
兄弟姉妹のように助けあい、

オンライン授業もこなしてきた。
けれど、さすがに
卒業式も出来ないことがわかり
ショック!

卒業のために
がんばったのにーーー!
スタッフたちは、
その気持ちを察して、

ミンダナオ子ども図書館の内部だけで、
独自の卒業記念パーティーを
開催することにした!

MCLで卒業式をしようね!
子どもたちは、大喜び!


下宿小屋に住んでいる、
男の子たちや
大学生も本部に読んで、
幼稚園から小学校、



ジュニアハイスクールから
シニアハイスクール、


そして、
大学を卒業する子たち、


そして、卒業はまだで、
在学途中の子たちも、
お祝いしに集まってきた。

キダパワン市に住み込みで
学校に通っている
子たちに限定する以外に
どうしようもなかった。

けれど、卒業式のお祝いが
出来る子たちは、大喜び!


ビデオ映像へGO!

sg2
この子たちが
どのような境遇から
来たかというと


ミンダナオの子どもたちが、
どのようなところから来たのか、
そして、

奨学生に選ばれる前に、
どのような困難で悲しい体験を
してきたのかということを

卒業式を迎える事の出来た
子たちのを見て思い出すと、
おもわず、
涙があふれそうになる!

明るい笑顔を見るたびに、
最初に出会ったころ背後にあった
その子の困難な人生が、
思い浮かんで来るからだろう。

ミンダナオ子ども図書館の
スカラシップは、
成績や学歴を優先しない。

受け入れの条件は、
その子の置かれている
状況の困難さだ!

学校に行きたいという気持ちがあれば、
孤児や片親や
極貧で家族が崩壊したりして、
学校にも行けない子たちを優先している。

もともと豊かな平地に住み
食べるのに困らなかった
マノボ族、バゴボ族、ビラーン族など
12部族いるといわれている原住民は、

島外や海外からの資本や企業による
プランテーション開発のために、
自分たちの土地が競売にかけられ
居住地を奪われ、

それに抵抗し反対すると
NPA(共産ゲリラ)という刻印を押されて
戦闘が起こされて、
避難生活を強制されて、

戦闘が治まった後に
帰ってみると、
自分たちの土地はすでに取られて
住むことが許されずに、

しかたなく背後の山々の
高地に移り住んで、
山芋しか食べられないような
極度の貧困生活をよぎなくされる。

わたしが現地に入った時も、
山岳地帯では数年間にわたり
戦争が起こり、

それが治まって後、
数年後には、
広大なバナナプランテーションが
広がっていった。

そうした地域から、
貧困ゆえに家庭が崩壊したり、
兄弟姉妹が10人以上もいて
食べていけない家庭の子たち、

ある集落では、
小学校に登録しても
二年生になると
80パーセントがストップする。

「だって、午後の授業があると、
お弁当もっていけないもん!」
「鉛筆なんで買えないもん!」
「はいていく靴なんて、
あるわけないじゃん!」

ビデオ映像へGO!

sg3
もう一つ
大変なのは、
イスラムの湿原地帯!


もう一つ大変なのは、
イスラムの湿原地帯!
小舟でしか入ることの出来ない
東南アジア最大の湿原。

この地域では、
50年以上にわたり
イスラム反政府勢力と
政府軍の戦闘が起こり続けている。

ミンダナオ子ども図書館を
立ち上げた
最初のきっかけは、

2001年
戦争で120万人を超える
避難民を見て、

3年近く避難生活を
余儀なくされている結果
表情も失ったイスラムの子どもたちを
目の前にしたときだった。


sg4
病気で死ぬ子も
多いので!


避難生活は、きびしい!
貧しい家族は、食べるものもなく、
お金が無いので、
米や塩すらも買えない。

寝るのも木の枝や竹を切ってきて
建てた上に、
ヤシやバナナの葉をのせて日よけにして、
地面には、バナナの葉を敷いた上で寝る。

雨よけのビニールシートを買えるのは
経済的にまだ豊かな家族。
ヤシやバナナの葉は、たちまち腐り
雨に降るとびしょぬれになる。

そのような場所に、
早くて半年、
長いときには、
数年過ごさなければならない。

食事も大変だけれど、
病気になって死ぬ子も多い!
「お塩も買えないのに、
薬なんて買えるわけないわ!」

そんな悲惨な子どもたちの様子を
毎年のように見せつけられて、
ショックを受けて始めたMCL!

まずは、雨露をしのげるシートをカットして
家族ごとにわたし、
米を渡すと子どもに食べさせず、
売り渡してしまったり、

実力者に言われて
サックごと置いて帰ると
自分のものにして
売り飛ばしてしまうので、

その場で炊き出しをして、
子どもたちに食べさせたり、
古着をわたしたり・・・

子どもたちを元気づけるために
普段は村々で行っている
読み語りを奨学生たちが行い、

帰る前に、
病気の子がいないか確かめて、
薬を与えたり、

重体の子は、すぐに
親や親戚に付き添ってもらい、
即病院に運ぶ!

MCLは、
医療プロジェクトの
認定も受けている。

病院の医師とも長年懇意で、
給与もとらずに
引き受けてくださったりする。

ビデオ映像へGO!


これらの事は、
拙著「手をつなごうよ」(彩流社)でも
書きましたので、
読んでみてください。
購入サイトへ!
sg5
孤児の子や
崩壊家庭の子を
優先して!


一人一人の子たちの
予期もせずにおかれた立場!

戦争で、
お父さんやお母さんが、
殺されたり!

貧困で、父親や母親が
町に出稼ぎにいったまま
行方がわからなくなったり!

たとえ両親がいても
病気やケガで働けず、
兄弟姉妹で家族を支えなくては
ならなかったり!

そのような子たちを見ると、
どうしても、その場に放っておけず
何とかしなければならないと思って、
始めたのが奨学制度スカラシップだった。

MCLは、孤児施設としての認可も
得ているけれど、
中には、孤児ではないけれど、
盲目や障害があったり、
アビューズを受けていたり・・・

「孤児」という概念では、
囲いきれない困難で不幸な
環境に置かれている子も多い!

また、MCLに住みたい子たちにとっても
「孤児院」に住んで
「孤児」と呼ばれるよりも、
「スカラー」と呼ばれる方がうれしい!

そんなわけで、
MCLの本部や施設は、
奨学生を受け入れるための
下宿施設で認可を受けている。

原住民、イスラム、クリスチャンの子たちが
みんな一緒に生活する場が、
ほんとうに可能だろうかと
考えたけれど、

「宗教や部族が違っても、
わたしたちは、兄弟姉妹!」
「一つの家族だもん!」

習慣の違いや差異などがあれば、
彼らが毎週集まって、
自分たちで討論して
解決策を見出していく!

「ラマダン、クリスチャンの子たちも
参加していいよ!」
「クリスマスのお祝い、みんなでしよう!」

若干の際など気にしない
ファジーな感覚!
これぞ、壁を作らない
アジア的な世界観???

ビデオ映像へGO!


sg6
MCLに住めて
良かった!


MCLの活動の中心は、
子どもたち!


最も基幹になっている活動は、
絵本や昔話の読み語り!
それを行うのは、
奨学生の子どもたちだ!

毎週週末や休みの日が来ると、
みんなでトラックに乗って、
山岳地帯の貧しい原住民の集落や、

時には、舟に乗って、
貧しいイスラムの
漁師さんたちが住んでいる、
リグアサン湿原の集落に行き、

そこで、村の子どもたちを集めて、
絵本の読み語りや昔話、
原住民、イスラム、クリスチャンの
歌を謡って、

最後に、
絵本「おおきなカブ」から
奨学生たちが作った劇
「おおきなカサバイモ」を演じる!

悲しみやさびしさを抱えて
MCLに来た子たちだけれど、


宗教や部族を超えて、
他の僻村の子どもたちを
喜ばせてあげられる体験を通して、

MCLに住んで活動することの
おおきな喜びと
自信と体験を積んでいく。

かれらこそ、
わたしたちを救ってくれる
天使だとつくづく思う!

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日系人のマリサさんが
体験を語った!


卒業記念式典が始まるよ!
みんな、おいでーーー!
まずは、
卒業の喜びの歌をうたった。

そのあと、
去年、大学を卒業した
マリサさんが、
小学校から大学までがんばった、

MCLでの
自分の体験を語ってくれた!

彼女は、
小学生の時に、
お母さんがいなくなり、
お父さんも去ってしまって、

MCLにやってきた子だ。
山の貧しいマノボ族で、
血筋には、
日本人の血が混じっている日系人!

ミンダナオの山岳地地帯に住む
原住民のなかには、
日本人の血が混じっている
日系人が多い!

下のおばあさんも日系人で、
わたしの肩を後ろから
そっとたたいて言った。
「わたーしのおとうさんにほんじんです!」

戦前まで、
東南アジアで最も多く
日本人が住んでいて、
原住民と結婚して、
マニラ麻を栽培していた。

ダバオ近郊には、
日系人町があり、
日本人小学校まであったぐらい!

でも、第二次世界大戦が勃発し
日本軍も入り、
敗戦まじかになると、
「原住民はうらぎる!」といって、
穴を掘って生き埋めにしたという。

当時、現地人と結婚していたり、
日本人の血が混ざていた人たちは、
家族を守るために、
自分が日本人であることを隠して
山に逃げた。

そうした人々が、
今に至るまで山に住み、
原住民として暮らしている。

ミンダナオ子ども図書館には、
そうした、日本人の血を持っている
貧しい極貧の子たちが、
たくさん奨学生になっている。


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スタッフも
かつての奨学生!


MCLのスタッフたちが、
子どもたちに
賞状をわたした。


卒業おめでとう!
よくがんばったね!
大学まで、がんばれよ!


賞状は、
子どもたちにとっては、
一生の想い出!
生涯大切にとっておくだろう。


MCLのスタッフたちは、
ほとんどが、
かつての奨学生たち!

同じような境遇から
来ているから、
子どもたちの気持ちも
良くわかり、

MCLのなかでは、
仕事人というよりも
家族の一員!

結婚したスタッフも、
赤ちゃんや子どもと一緒に
家族でMCLのなかに住んで
いっしょに生活しているいる。

最後に、卒業生の一人が、
支援者に向かって
心からの感謝の気持ちを述べ語った!
泣き出す子たちも・・・!!!


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最後にみんなで
歌おうよ!


支援者の方々は、
彼らにとっては、
第二のお父さんやお母さん!

日本にいる、
お父さんやお母さんへの
愛の気持ちを込めて、
子どもたちは、最後の合唱!


これからの20年を考えると、
まだまだ、
何とかしてあげなくっては
ならない子たちが、

あちらこちらに
たくさんいる!!!


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無事にラマダンを迎えられた
ミンダナオ子ども図書館の子どもたち
2021年ラマダン

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12分です!


2021年も前年に引き継いで、
コロナウィルスで大変な時期ですが、
幸いMCLで、4月からラマダンを
始めることができました!


ラマダンは、イスラム教徒にとっては、
とっても大事な時期です!
一か月近く、断食をして
祈るのですが、


昼間は、みんなで協力し合って
ミンダナオ子ども図書館の庭を
きれいにしたり・・・


友情を深めるために
いっしょに唄をうたったり!


クリスチャンや原住民の子たちも
「わたしたちも、
いっしょにラマダンやってもいい?」


「もちろん、良いよ!」

そして、みんなで協力して
草刈りをしたり、
花壇を作ったり・・・


それが、
習慣になっているせいか、


「もうじきラマダンだから、
モスクの周りを
きれいに草刈りしてあげよう!」


「お花も植えてあげるね!」

そして、夜になると、
皆でおいしい食事をたくさんたべて、


モスクのなかで、
皆で過ごす・・・



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12分です!

2019年
大地震が襲った!


ところが、
2019年には、
MCLの近く、


アポ山さんろくのマキララで、
大きな地震が襲った!


キダパワン市のビルも
崩壊しかけ、

山岳地域に建てた
山の保育所も、
いくつか倒壊!

大量の避難民が発生し、
救済活動に向かった。


イスラム教徒が、
多い地域ではないけれど、

ミンダナオ子ども図書館に住んでいる
イスラムの子たちも、

協力して
支援物資を車に積み込み、

ラマダンにもかかわらず、
山の原住民や
クリスチャンの子を助けに同行!


街近くには、
クリスチャンの人々が多く、

山岳地帯には、
原住民のバゴボ族の人たちが多い!

どこでも、
子どもたちは、
大喜びで迎えてくれた!


ミンダナオ子ども図書館が
来てくれたあ!

すでに、保育所を建てたり、
奨学生を採用したり、

医療をおこなったり、
とりわけくり返し
読み語りに来ているから、

子どもたちは、
ミンダナオ子ども図書館のことを
良く知っていて大喜び!

今回も、
まずは、心を元気にするために、
読み語りをはじめた。

絵本の読み語りは、
愛と友情の心の支援!

イスラムの子たちも
読み語り!

原住民やクリスチャンの
唄と踊りにまじって、

イスラムの歌や踊りも、
みんなでいっしょに楽しんだ!

そのあと、
いよいよ支援物資を
子どもたちに配った!

日本の支援者から
送られてきた古着!

ふだん着るものもあまりない、
山の子たちにとっては、
驚くほどの喜び!

古着や食料をもらって
大喜び!


これで、
外で寝ても寒くない!
「また来てね!」

「だいじょうぶ、
くり返し来るからね!」


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12分です!

MCL本部の建物も
亀裂が入り!

しかし、本部の建物にも
亀裂が入り!


危険で、
住むことができなくなった!


即刻、皆で協力して、
庭にシートを張って、

子どもたちは皆、
シートの下で
寝泊まるすることになった!

でも、子どもたちは、
ぜんぜん、動じない!
数知れぬ、困難を
乗り越えてきた子たちだから!

雨が降ると、
雨の中に飛び出していく!
水浴びするのー!

夜も土の上で炊き出しごはん!

山での生活と同じだもん!

皆で分け合って
おいしそうにご飯を食べる子どもたち!

ごはんを食べられて
寝る場所さえあれば、それで幸せ!



耐震構造で
建てたおかげで


MCLの理事長で、
市庁舎なども建てている、
設計技師のダニー氏が、

耐震構造で
建ててくださったおかげで、
ミンダナオ子ども図書館の建物は、
倒壊しなかった。

けれども、
ところどころひびが入り、

屋根の継ぎ目も柱を含めて、
根本的に修復をすることにした。

その結果、
皆さまからのご支援で、
さらにしっかりと建て直されて、

さらに、
安心して住める家になりました!

とりわけ、
立正佼成会からのご支援が大きく、
ぜひいつか、
子どもたちといらしてくださいね!

これからのミンダナオ子ども図書館は、
日本からの訪問者の方々を、

家族として宿泊費なしで、
受け入れていくことにきめました!

子どもたちが
料理を作ってくれますし、

いっしょに食べて、
生活をともにします。

洗濯もしてくれますし、
いっしょにすると楽しいですよ!

「洗濯が終わったら、
最後に、自分を洗濯するの!」


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12分です!


ミンダナオ子ども図書館は、
生きる希望を失って、
落ちこんだりしている
日本の青少年たちが、心を回復し、

生きる希望を
見出していく場所としても
良いことがわかってきました。

このことは、
機関誌『ミンダナオの風』の
今年の6月号に書きました。
宮木梓さんにメールしていただければ、
発送してくれると思いますよ!


日本の元気な若者たちだけではなく、
とりわけ、
悩みを抱えた青少年や
孤児や母子家庭の子たちが、

ミンダナオ子ども図書館に来て、
同様に、貧困で崩壊した家庭の子や、
戦争で親が殺されたりといった、
辛い体験をしたにもかかわらず、

信じられないくらい
笑顔で明るく友情と愛に満ちた
ミンダナオ子ども図書館の子たちに会って、

生きる希望と勇気とを
日本の子たちも得られるような
家にしたいと思っています。


お客さまではなく、
家族として、
皆さんをお迎えします!

宿泊費はとりません、
心が癒されるまで
一か月ぐらい滞在したら!


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12分です!

震災後の
最後の問題は!


しかし、
震災後の最後の
問題は、


震災の避難民救済支援に
終われに追われ、

さらに、コロナの影響もあり、
日本での講演や公演もできず、

2021年になっても
モスクの修復の費用が出せないことです。

モスクの修復は、
ダニー氏によると、

基本から再構築した方が良く、
200万円ほどかかるということ・・・


周りに柵を作って
「危険だから、入ったらだめだよ!」

と、言っているにもかかわらず、
イスラムの子たちは、

中にはいって、
毎日、お祈りをしています。


「アッラーが、守ってくれるから
だいじょうぶだよ!」




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12分です!

2021年の4月
今年も
ラマダンに入りました


イスラムの子たちは、
モスクの中で、
ラマダンの祈りを始めました!


原住民やクリスチャンの子たちは、
今年も周りの草を
刈ってあげたけれど、

さすがに恐れて
モスクの中には入れません。



でも、太陽が沈んだら
ラマダンの料理は
いっしょに作り、

食べたければいっしょに
皆で食べられるよ!


そんな、
クリスチャンの子たちが、
私に、言ってきました。

「パパ友、イスラムの子たちのために、
モスクを再建してあげて!」

「わたしたちも、
いっしょに、お祈りしたいの!」

「夜になったら、
いっしょにモスクで食べたいの!」

みなさん!
よろしければ、ご支援をお願いいたします!
モスク支援と書いていただいて、
振り込んでいただければ幸いです!


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12分です!

戦争や貧困で
親を亡くした子も多い


ミンダナオ子ども図書館の奨学生になった
イスラムの子たちのなかには、

戦争や貧困で、
親を亡くした子たちも多い!


写真の左の青年も
両親を目の前で殺されて
ミンダナオ子ども図書館の
奨学生になった。

その時の映像が、
パックンがMCLに来た時の
テレビ東京の映像に出ています。

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池上彰の
ジャパンプロジェクト

世界の”命の現場”で
奮闘する日本人
 

パックンが来た  
映像を 見たい方は ここをクリック
40年以上にわたり、
くり返し起こされる戦争で、

避難民生活を
余儀なくされてきた
子どもたち!

毎年襲う、
洪水にも関わらず、

明るさと、
生きる力を失わない、
ミンダナオの子どもたち!




宗教や部族が違っても
わたしたちは、
一つの家族!


ミンダナオ子ども図書館の
奨学生たち!


戦争で3年間学校が
閉鎖されていたの!

小学校を卒業できただけでも、
信じられない!

高校や大学にまで
行けるなんて!


お父さんが亡くなっても
私が、がんばって、

大学を卒業したら、
わたしが、
家族を支えるわ!

読み語りも、
いつもいっしょ!

ここのイスラムの子が
わかるのは、

マギンダナオ語と
タガログ語が少し!

アジアのイスラム文化は、
独特なのよ!


アジアのクリスチャンの文化も
独特だけれど、
文化も違うからこそ、楽しいもん!




イスラムの結婚式が
始まった!



なんと、
獅子踊りに導かれて!
新郎新婦がやって来る!



新婦は、もと奨学生で
クリスチャンのニナさん!

新郎は、イスラム教徒の奨学生で、
スタッフになったバイアン君!


幸せがなにより!

支援をしてくださって、
ありがとうございます!


良かったら、遊びに来てね!




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梓さんに赤ちゃんが生まれた!
ミンダナオ子ども図書館の子どもたち

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12分です! 

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12分です!

ミンダナオ子ども図書館の日本人スタッフ
宮木あずささんに、
待望の赤ちゃんが授かった!



ご主人は、
以前、奨学生だった
年下のマノボ族の青年。
赤ちゃんが生まれて大喜び!



赤ちゃんは、男の子で、
名前はマノボ語は、Zykeくん。
そして、日本語は巧くん。


婚約して2年、
コロナで結婚式は
まだ出来ないけれど、

理事たちは、
婚約していれば、
一緒に住んでも良いよ!


かつてぼくも、
結婚前にカトリック教会の
結婚セミナーに
出たことがあるけれど、


ほとんどの娘さんたちが、
妊娠しているか、
赤ちゃんがいる子もいた!
善悪で簡単に非難せず、
受け入れる曖昧さが、
アジアの特質?

ぼくの勝手な想像です!

彼氏の家族も大喜び!

原住民の家族では、
兄弟姉妹が
10人を超えるのは普通!


そんなにたくさんの子どもたちを
どうやって、養っていくの???


親だけではなくって、
兄弟姉妹が、
皆で助け合って生きていくのが
ミンダナオの家族の姿です!

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お互いを理解して、
困ったときは助けあい、
嬉しいときは、いっしょに喜ぶ!
そんな友情と愛を育ててくれるのが
兄弟姉妹や友だちとの遊びかな!


裸足で学校にいったって、
誰も馬鹿にしないし、
見下して虐めたりしないよーーー。


そんな村でも、
家庭崩壊や戦争孤児で、
悲しい思いをする子たちはいる。


「うちの子になりな」と、
近所の人たちが言ってくれるけれど、
学校までは行かせてあげられず、
仕事を手伝ったり、
赤ちゃんの面倒をみさせられたり。


ミンダナオ子ども図書館では、
そんな子どもたちを引きとって
大学にまで行かせてあげている。


そんな日本でいえば
問題家庭?の子たちが80人余り
いっしょに住んでいるのがMCL。


戦争で親が殺されたイスラムの子や、
極貧で家庭が崩壊した
原住民やクリスチャンの子たち。


日本的に考えると
問題児たちを集めた施設で
大変だろうと、
最初は思ったけれど、
ぜんぜん大変ではないどころか、



宗教や部族がちがっていても、
わたしたちは、一つの家族!


赤ちゃんのめんどうも、
みんなで、
大喜びでみてくれる!



だって、わたしたち家族だもん!
あずさ母ちゃんの赤ちゃんは、
わたしの大事なかわいい弟!


田んぼの稲から
籾米をとった後も、
稲に残ったお米を大事に採るのよ!


残った藁は、
地鶏にあげるの!


地鶏は、山では年に一回か二回、
お父さんの誕生日か
収穫祭かクリスマスに食べる特別料理!


「今日は、ぼくがそれを料理して、
妻のあずさに、
食べさせてあげるんだ!



訪問希望の方は ここをクリック!


無事に、
赤ちゃんが生まれて
ほんとうに良かった!


これからも、
健康ですごそうね!


ミンダナオにいると、
子育てという言葉が、
不自然に感じられる!



放っておいても、
子どもが育つミンダナオ!


貧しいからと言って、
必ずしも不幸とは限らない!


でも、つらいのは、
食べ物がないときと、


病気になっても、
薬一つ買えないし、
手術なんか受けられない!


それに、
エンピツも買えないし、
お弁当ももっていけなくて、


一年生のときだけ、
学校に行けても、
2年生になると、
60パーセントがストップするの。


でも、
ミンダナオ子ども図書館の
奨学生になれて良かった!


戦前までミンダナオには、
東洋一の日本人町があったけれど、
戦争で家族で逃げて、
日本人であることを隠して生き延びてきた
日系人も多い!


ミンダナオ子ども図書館にも、
そういう、日系人の子たちが、
けっこうたくさん住んでいる。


洗濯機があっても使わないもん!
スイッチ押すだけで、
洗濯できるなんてつまらない!
皆でやる方が、楽しいもん!


街にも、
山とは異なった貧困があって、
奨学生にもなっている。


子どもたちも、
お母さんを助けてお手伝い!
「これ買って―!」


仕事場に子どもたちがいても、
誰も文句を言わない!
何よりも大切なのは、
子どもたち!



支援者のみなさま、
300人ちかい孤児の
子どもたちを学校に行かせて
くださったり、


病気を治してくださって
ありがとうございます!


せめて、
食べ物だけは自給をしようと
お米を干したり
野菜を植えたり、


わたしたちも
がんばって努力をしています。

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あずささんも、
子どもが生まれて、



ますます、
しっかりと足を根につかせて
未来のミンダナオ子ども図書館のために
歩み続けていくと思います。



これからの20年を見据えて、
ミンダナオ子ども図書館は、
日本の青少年のことも、


アジアや世界の若者たちのことも、
視野に入れて活動していこうと
思っています。


ぜひ、
子どもたちに会いにいらしてくださいね。
お客様ではなく、
家族としてお迎えします。
宿泊費はとりません!


先住民族の文化祭
マノボデー
 
映像を 見たい方は ここをクリック 
マノボ族の酋長になった:2分
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マノボデーのカサバイモ:
33分
 
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 MCLの年越し2020年-2021年
写真:宮木梓とスタッフ
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10分です! 
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10分です!  


MCLの年越しと
年明け2021年


かつて日本にもあった市場の風景には、
なつかしい庶民的な
温かさがありますね!


私たちは市場が大好きで、
デパートやコンビニもあるけれど、
市場で買い物をいつもします!


ミンダナオ島の周辺は、
魚介類の豊富な南洋漁場で、
日本への南洋マグロは、
ほぼすべてがミンダナオから・・・
下のマグロは、刺身でもおいしいよ!


かつて、沖縄の宮古の神の島
池間島で徳生おじいから聞いて
「沖縄の宇宙像」を書いたけれど曰く、

「ミンダナオには、よくマグロを捕りに行ったよ!」
戦前まで、ミンダナオには日本人町があり、
沖縄や九州から来た人々がたくさん住んでいた。


戦争で山に逃げて、日本人であることを隠して
今も生きている日系人によく出会うし、
MCLの奨学生にもたくさんいますよ!


だから、食文化も日本的で、
モズクや海ブドウも生で食べるし貝もおいしく、
日本から来た若者が驚いて言った言葉は、
以下をクリック!

GO!

中国やスペインの文化伝統も入っている。
世界のおいしい料理の象徴
中華とスペイン料理に
日本料理のおいしさが加わった、
世界に誇るべきミンダナオ料理!




年越しの料理を
作るのは子どもたち


本当に、楽しそうに料理する!
男の子も料理だい好き!


大型の冷蔵庫や電気釜など
感動するだろうと思って買ったけれど、
すぐに壊れて廃棄処分!
上から目線も、壊れてしまった。


ゴムやヤシの廃材で炊いたご飯や
鳥や魚や野菜のスープは、
なぜか香りがあっておいしい!

かつての日本文化を思い出す!



Happy New Year
ことしもよろしく!


年越しは、ミンダナオでは大事な時
大晦日には、年越し焼きそばや
年越しスパゲティーを食べて長生きを祝う!
年が明けたとたん大騒ぎ!

みんな外に飛び出して、
謡って踊って、
夜空には、花火が飛び散る!



長生きを願って食べる
年越しのソバとスパゲティー!
焼きソバは、中華料理?
スパゲティーは、スペイン料理?

さすがに蕎麦は、無いけれど・・・
沖縄と同じ、皿うどんはあるよ!
うどんは、こちらでは「おどん」といって、
喫茶店でパンやケーキと食べるもの。


ほんとーーーーーに明るく
元気な子どもたち!

戦争孤児や崩壊家庭や
苦労や悲しみの体験が、
あった子たちとは思えない!
「お休みなさい・・・」



今日は、お花と
野菜を植えるの!



我が家(MCL)にいる子たちも
自分たちで計画して相談し合って
正月明けのお仕事を
みんなで楽しくこなしていく。



庭仕事は、遊びのひとつのよう。
小さな子でも
「ぼくにやらせてーー!」


サツマイモのツルが伸びてきた。
イモも甘くておいしいけれど、
このツルを料理して食べると
おいしいし、健康にもいいよ。



ミンダナオ料理の特徴は、
調味料を使わないでラマスといって、
ニンニクや小さな玉ねぎやトマト、
ショウガや香草を細かく刻んで下味を作る。


下の草は、
子どもたちが育てている香草。

いつかいっしょにお仕事しようよ!
そして、料理して食べようよ!
楽しいよ!

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10分です!


新年の
お米干しが始まった!


ミンダナオで一番はやりのスポーツは、
バスケットボール!
どこの村にも、必ずと言っていいほど、
バスケットコートがある!


実は、バスケットコートは、
穀物干し場のために作ったもので、
干場が空いているときに、
みんなでバスケットをして遊ぶ場所!




200人分の米を自給

ミンダナオ子ども図書館は、
図書館でありながら
戦争避難民救済や
放っておけない子どもの手術、

200人を超える
奨学生の世話から学費まで、

膨大な経費を必要とする
支援プロジェクトを
山岳地帯や湿地帯を含む
一つの県にわたるような広範囲な場所を、

日本の方々からの支援金を
毎年、ほとんど
全て子どもたちのために使って、
日々、時には命がけで行動しています。

そこでわかってきたのが、
緊急事態になると、
日々の米も買えなくなるような
状況がしばしばおこること。

米は、200人分を支給しており
一日、50キロ消費される。

毎年、米の値段の高騰も激しく
そこで、出した結論は、
出来るだけ米を自給すること!


できれば、米以外の食費をすべて
自分たちで賄えるように努力すること!
庭での野菜の植え付けもその一つです。




寄贈された
精米機を設置開始!


ほんとうにうれしいことに
長年、お付き合いがあり、
MCLにも来られた、


宇賀神さまをはじめとする
皆さま方から、
精米機を寄贈していただきました。

これで、精米所に持っていかずとも
米を精米して作れます。
大きな経費削減です!

「ごはん、食べに来てねーー!」


ビデオ映像へGO!
10分です!


何をつくっているかって?
ひみつだよ!


トンカチの代わりに
石を使って釘を打つ!


作ることの楽しさを
知っているの子どもたち!






日本の皆さんから
届いたおみやげ!



機関誌に同封して、
子どもたちはお便りや
絵手紙を送っています。


お返事や、
クリスマスプレゼントが付くと
信じられないほど大喜び!



去年も震災や戦闘で
13人の新しい奨学生を
放っておけずに採用しました。



こうした子たちが、安心して
大人になって行ける我が家が
ミンダナオ子ども図書館です!





訪問希望の方は ここをクリック!
ミンダナオ子ども図書館 支援方法


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ミンダナオ子ども図書館だより 宮木あずさ制作

現地日本人スタッフ
宮木梓さんの編集による、
写真を交えた最新の活動報告です!

ミンダナオ子ども図書館 若者の友情:日記
若者たちの交流に力を注いでいる
西村奈々子さんの編集による
MCLと世界の若者たちを結ぶ愛と友情の日記!

ミンダナオ子ども図書館:日記 松居友制作
MCL創設者の松居友の編集による
活動報告や子どもたちへの想いを
製作映像や想いを載せた自由日記です!
訪問希望の方は ここをクリック! ミンダナオ子ども図書館 支援方法 講演、公演の予定表など
西村奈々子さんと宮木梓さんが中心となり、
MCLの子たちとのZOOM交流会や
奈々子さんや梓さん、エープリルリンや
松居友の講演会など企画調整しています。
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