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E70ソフトウェア・日本語入力編

アプリはこんなの なんだか隔月ぐらいのペースで増殖しつつある管理人の携帯電話ですが、なかなか「これ1台有れば!!」ってのに出会いません。(-"-;)

デジタルなガジェットとして見た場合、Windows Mobile系は自由度が高く、PIMからメール、ブラウザ、音楽や動画までコンスタントにこなします。ただ一つ、携帯電話としては安定性に欠けると言うのが、常時使用に繋がらない理由です。

そう言う面からいって、Symbian OSを搭載しているNokia E70は、まず携帯電話として普通に使えます。その上、Windows Mobile系ほどではないにしろ、ソフトウェアが出回っていて、使い方次第ではかなり便利にカスタマイズ出来ます。そんな管理人がE70にどんなSoftwareを入れているのか紹介します。
管理人のE70は香港版(APAC)。簡体字・繁体字の中文と、英語が入力可能な言語です。この中文フォントは、かなりの部分の日本語フォントを内包しているので、半角カナや、一部記号を除いて、標準フォントのままで日本語表示が可能です。

KKJconv しかし、当然の事ながら日本語の入力は出来ません。そこでカスタマイズとなるわけですが、一番お手軽で定評もあるのが、コザックさん「KKJConv」です。これは、MIDP(Java)で書かれた日本語入力プログラムで、FEPと違いちょいと手間がかかりますが、割と簡単に導入出来る敷居の低さが売りです。

KKJConvを起動すると、画像のような青いエディタ画面が現れ、日本語入力が出来ます。このとき、特にFEPやらなにやら意識せずとも、KKJConvをインストールして、起動するだけで日本語が入力出来るのがミソです。

入力したら・・・ 選択洗濯・・? KKJConvはFEPではなく、MIDPアプリなので、単体では各種アプリに直接入力出来るわけではありません。どうするかというと「KKJConvで入力した日本語を、コピーしてアプリに貼り付ける」のです。

入力が終わったら、まず「コピペ画面」に、入力した日本語を「追加」します。そのまま「コピペ画面」でSiftを押しながらカーソルで選択、Ctrl+Cでコピーです。このあたりはE70のフルキーが役に立ちます。

貼り付けっ! タスク切り替えて E70はマルチタスクなので、メニューボタンの長押しで、立ち上がっているアプリの切り替えが出来ます。先ほどコピーした日本語を、タスク切り替えでSMS作成画面などを呼び出して、Ctrl+Vで貼り付け完了!!

まぁ、このあたりが「ちょいと手間」な訳ですが、慣れればさほど不便では有りません。同時に立ち上げるアプリによっては、メモリ不足を起こして裏で落ちてしまう事も有りますが、基本的にはどのアプリへも貼り付け出来るので、汎用性は高いです。

ただ、やはり「コピー&ペースト」が煩わしいという場合も有ります。標準のFEPのように日本語が入力できたらなぁと思う方も居ると思いますが、そう言う方にはま〜さん「M-FEP60」です。こちらは名前の通りFEPですので、アプリ上で直接日本語もインライン入力が出来ます。

M-FEP60 Setup M-FEP60に切り替え M-FEP60は、もともとま〜さんがSymbian UIQ用に開発していた物を、フルキーボードを持つSymbian S60 3rd用に開発し直した物で、個人開発ながらこつこつとバージョンアップを重ね、出来の良いFEPに仕上がっています。

M-FEP60のインストールには色々手間がかかるんですが、それは後述するとして、M-FEP60を使用するには、FEP本体であるM-FEP60とMFep60Setupの2つをインストールします。Symbian S60が標準で持っているFEPは、「AknFEP」ですが、MFep60Setupをアプリケーションランチャから起動し、「Options」→「Switch FEP」を選択すると、M-FEP60に切り替わります。

M-FEPで入力完了! インラインで変換 FEPをM-FEP60に切り替えると、M-FEP60が「使用できる」アプリ画面上部に、アイコンが表示されます。ここから、キーボードを開いたフルキー状態ではShift↑+Space、閉じたテンキー状態では#↑+*を押せば、アイコンが「漢」に変わって日本語入力モードになります。

「使用できる」と書いたのは、M-FEP60がすべてのアプリで使用できる訳ではなく、一部アプリ上でしか有効にならないからです。これは、Symbian 3rdの認証に関わる問題で、M-FEP60はメーカー認証を取っていないことから、すべてのアプリで動作させることが出来ないのだそうです。

しかも、インストールするには自分で「開発者証明」なるものを取得せねばならず、細かいことはよく分かりませんが、とにかく手間です(^^ゞ。さらに、ネイティブ日本語OS上の標準FEPではありませんので、変換には多少コツが必要ですが、それだけ苦労をしても使ってみたくなるほど、海外携帯で日本語インライン入力が出来るのは魅力的なのです。

え?日本の携帯なら普通に日本語入力出来るよって?まぁ、そうおっしゃらずに。日本の携帯だとこっちのSIM入れて使えない(一部出来るけど)し、中国語の入力出来ないでしょ?二カ国語対応にするのって面白いんですから。ヾ(- -;)

次回はソフトウェア・アプリ編でも。
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