write 1997/06/05
ジャンプ第27号 ジョジョ509話『★どんどん凍る!』
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「週感ジョジョンプ」第32号!


 今日は。ぶっとばし更新、やっちまいましたね。本日は火曜日という気分でひとつ、参りたいと思います。最近、映画を観にいけなくなってしまいました。お金の都合がつかないってのもあるんですが、とにかく予定が入っちゃう。最後に観たのが六本木トーキーナイトでの「ドイツチェーンソー・大量虐殺」っていうやつ。

 人肉でソーセージを作る場所を舞台にした身も蓋もない豪速急スプラッタ映画なんですが、人物の狂い方が必見もので、ジョジョに通じるものがあります。この映画館はロビーでお酒が飲めるのでGOODです。

 お酒って言えば実は水曜日に後ろめたい雰囲気を後に新宿に呑みに行ったんですが(いっつも呑みに行っているみたいだけど違うぞ)、西新宿のスポット21近くに適当に入ったら、「プロシュート」というメニューがあるんですねぇ! 嬉しくて頼んだら生ハムのピザが出てきました。ギネスにあい、美味しかったです。メニューに載るなんて、さすがは兄貴。フーゴ・パンナコッタとタメを張れます。あっ、リゾットがいたっけ。さてさて、そのリゾットが出てこなかったジャンプ第27号 ジョジョ509話『★どんどん凍る!』です。

●撃たれても死なない!

 かの有名なラスプーチンも撃たれても死ななかったらしいんですが、これは弾が当たっていなかったから、という説があります。それに対し、ギアッチョはもろ当たっていますからねぇ。ギャングの世界でこりゃ強いでしょう。でもクラフト・ワークもそうだったし、暗殺部の人間は撃たれても死なない事が条件か?

 アクションシーンで敵の脅威を示す手段にはいろいろありますよねぇ。ひとつが「加害者・能動型」のもの。加害者っていうのは主人公が敵に一撃を加えて、敵が今まさに反撃し被害者になるっていう図式。この「能動型」は敵が

「これしきの事で勝てると思っているのか!」
「雑魚めが!」

 とか言ったりするあれですな。被害者が十字架を差し向けるのを無視して十字架を握り潰し「そんな伝説を信じていたのかね?」と言うのもこれでしょうか(うーん、昔懐かしい?「ナイトメア・ハンター」のネタですな)。

 「被害者・受動型」というのが対になるもので、これがジョジョでは有名な「なんだってェェェ!」というやつです。ブチャラティもやっていましたね。

 そんな中でこのギアッチョ、反撃までが長い! 「能動的」ながらも、1ページ使って怒りゲージを溜めていますよ。しかもその屈折具合と併せるとかつてこんなキャラがいただろうか?という奴です。無茶なロジックで見るものの思考を停止させた「涙目のルカ」以来ですな。

●「ホワイト・アルバム」?

 くわしくはジョジョンプ31号やまもとさんの予想を見てもらいたいんですが、ギアッチョのスタンド名、外れてしまいましたね。残念。しかしよりにもよってビートルズ? はっきり言ってこちらが裏を読みすぎたのかもしれません。これに懲りず、リゾットのスタンド名(きっと熱いんだろう)を当ててやってくださいね、皆様。「ロスト・ワールド」じゃあないとは思いますけど………パクリでなかったら渋いネーミング。

 それにしても、落とされても追いかけてくるってまさに「T2」状態。この調子でいけば「ホワイト・アルバム」もどんどん変形していきそうで怖い。個人的には、もし第六部があったらスタンドは全部こういう身にまとうタイプなんじゃないかなー(「気」を巡らせている訳だねぇ)と思っていますが、編集さんにもよる事でしょう。

●別行動でどうする?

 さて、今回「別行動」とはっきり書かれた訳ですが、何をやっているんでしょうか? リゾットは阻止できるんでしょうか? 「OAディスク」はどこで再生できるんでしょうか?  さらに謎を呼ぶ次回、乞うご期待といったところで今晩はこの辺で! 予想、結構集まっておりましてありがとうございます!


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