write 1998/11/26
ジャンプ第52号第576話『★レクイエム!!』
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「週感ジョジョンプ」第150号!


 こんばんわ。定期を先日、更新したんですけど、12月24日、イブの日に切れる定期でした。滅多にないでしょうけどね。ジョジョンプもとうとう………

1 5 0 号 達 成 !

 ………達成いたしました。皆様のおかげだと思います。ありがとうございます。何とか200号まで頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 さて、先週のジョジョンプにも書きましたが、ジョジョゲーのロケテストが新宿の西口、スポーツランドでロケテストが開始されました。本日はその苦悩の記録を綴る事にしましょう。

 11月20日(金)

 噂には耳にしていたけど、ロケテストが本当である事をカプコンのPAGEで確認する。
 本当は木曜日からな訳なんだけど、週末まで我慢ができなくて昼間ちょっと見に行く。
 kkさんとべくさんがいた。仕事中なので、短い間だけどいろいろ考えながら見る。噂通り、花京院はまあまあ強そう。リーチがありそこそこ隙が少なく、必殺技も遠距離戦をよく助けるものが多いらしい。kkさん、連勝する。網の張り方が重要らしい。

 夜、パソコン屋の棚卸しの仕事が入る。11頃までかかった。帰りスポランに寄って、ちょっとやる。ずーっと迷っていたキャラはジョセフに決定。うーん、難しい。ガードクラッシュに注意。

 11月22日(日)

 kkさんといっしょに夕方から夜にかけてやる。イギー強い! どーしても勝てなかったけど、kkさんが破る。イギー、補正かからないかな?と思う。kkさんアブドゥルも強くて、なかなか勝てなかった。メインキャラはやっぱりジョセフに決まりそう。一回転コマンドさえなけりゃなぁ………。発売が楽しみ楽しみ。基板買おうかな?
 最初はとにかくスタンドクラッシュが難物。ただ、びびってスタンドを引っ込めるとプロシュート兄貴に叱られそうで何となくそのまま出していると………。ジョセフはスタンドを引っ込めていてもかなり戦えるのであんまり心配しなくていいか?

 11月23日(月)

 部屋の掃除でちょっと忙しかったけど、夕方に行って数プレイだけやる。ジョセフが連勝中。師の教えをとにかく確実に当ててくる。小ジャンプで飛び回って受け身をミスった相手にほぼ100%当ててくる。また、タンデムコンボからオーバードライブなどに繋げてくる。相手は走ってくるジョセフに対してガードしてしまうので、だいたい決まってしまう、という仕掛け。相手が暴れないぐらいのぎりぎりの距離でやればかなり決まるかも。ただ、ハーミットウェブからあまり連続技がつながらないらしい事が判明。難しい………。

●隠れる奴

 さて、今週のジョジョなんですが、最初と最後にキング・クリムゾンの顔が! やはり一行についていっている事は間違いない。トリッシュ、ミスタのチェンジに関してもいろいろと笑える事態が発生しましたが、今号はそれを上回る始まり方。「絵的には絶対ヤバイ」とか………。
 しかしやっぱりミスタでしょ。
 おいしすぎる。
 あの台詞、あの行動。

いや!

なんでもねーぜ

オレに近づいてきたから

「ボス」かと思ったが………。

うああああああああ
あああああああああ
うげっ!!
イイイイイイイイイイイ

ただの警官

 いきなり撃つんだもんなぁ。

 ブチャラティのレクイエムに対する観察眼。レクイエムの姿はシルエットではなく、黒く覆われた姿であった事が明らかに。見たかった方々には驚きかも。さらに、「実態化」したスタンドだという事が明らかに。つまり、あの奇妙な姿が目を覚ました人にも見えるという事。そして、誰にも止められないがポルナレフが驚愕の事実を………。
 何と、ポルナレフはもはやスタンド遣いではなかった。そして、「矢」はスタンド遣い以外の人間には普通に触れる事ができる………。

 わくわくさんのジョジョンプ第145号PAGE7を見て下さい! チャリオッツレクイエムの弱点を見抜いています。すごーい。ただし、展開はやや異なりますが………。

 いよいよミスタが「矢」に選ばれる?という所でミスタの銃が故障。これは恐らくキング・クリムゾンによるものでしょう。どうしてまた、本体ではなく銃の方を? その真意は? そして、ボス側に「矢」を奪う手立ては?

●真実のクリムゾン

 最後に投稿を一つ。まいむさんです。キング・クリムゾンについてジョジョンプで語られるのも何度目か解りませんが、いよいよ大詰め、決定版に………。しかしとにかく、クリムゾンは反則なのだ。

投稿者:まいむさん

ぼっぼっぼくらはキンクリ探偵団!

団長:岸辺露伴のようなもの「今日集まってもらったのは他でもない。杜王町スタンドポストにこんなにたくさんのおハガキが入っているのだ。キンクリの謎について至急解明する必要がある。各人の報告書を発表してくれ給え」
団員:広瀬康一のようなもの「じゃあぼくから(っていってもぼくしかいないでしょ先生)」

 キンクリっていうのはワールド21やデス13のような無敵ルール宣言型スタンド(この世界では無敵っ!という宣言をかますスタンド能力をもつ)に分類していたのですが、最近むしろ、その恐怖に注目してJ・ガイル先生のハングドマンかなーってことを思います。
 どういうことかっていうと、キンクリの恐怖はかのスタンドが「見えない君」であることじゃないかってことです(暇なひと用の註1)。
 戦いの中で主人公グループのだれそれが、既に!敵に絶対敗北の間合い、空間座標に入られていること、そのことを読者は痛い程教えられるが、どうすることもできない。彼に教えたい。後ろに敵がいるって。でも声が出ない。もう間に合わないことを、そして彼が死の影にとらわれてしまったことを知っているから。で、リゾット戦のときといい、今回のナランチャといい、キンクリを発動するときは常に相手が死んできたわけです。ブチャラティも一応「死んで」いますし、ポルナレフとの1回目も「戦闘者として再起不能」に追い込み、2回目は謎の矢の能力によって、完全死には至らなかったが本体の肉体活動を停止させたことでもあるし、まず「必殺」といっていいでしょう。
 それで、話をもとに戻します。この見えない君スタンドは、無敵ルール宣言型であるマンインザミラーのような、同じ土俵に上がれずにやられていく悔しさでなく、もっとより根源的な恐怖を表現しているように思います。映画でいえばこんな感じ。忍び寄る何々(殺人者とかナイフとか)そして後ろを向いていて気付かない被害者にじわりじわりと近付く、そして被害者がふと見た窓に写る、ナイフを振り上げた男の影、「ハッ!」ブスブスブス、こわー。(DIOのワールドも少なくとも最終決戦においては、恐怖の演出よりも、彼の不死身の肉体とあわせて主人公達の悔しさの演出として出てきたように思います)もうお気付きのことと思いますが、他の例としてはヴァイツァ・ダストを考えています。対策については彼等のやられっぷりも含めて第2のグループのところで述べます。

註(こんなところまで読んでくれて感謝感激)

 じゃあリゾットのメタリカも透明を売りにするからこれも同じ仲間かといえば、今いいたいことに関してはNOです。
 あの場合の透明はむしろ派生的な能力で、私はメタリカをユーティリティー系(便利な小物系)なスタンドとして理解しています。この仲間はエアロスミス、スティッキーフィンガ‥ゲフッゴフッ、何でもないっす。まあ早い話メタリカの透明化能力は、原則的に非スタンド能力者のドッピオが相手じゃなかったら恐怖の演出としては弱いということです。もちろんユーティリティー系のスタンドは、特に戦闘経験値がものをいうスタンドですから、リゾットが弱いと言う気はありません。

 次に、キンクリの2つめの特徴としては、それがどうしたという感じですが、「移動におけるスタートとゴールに関してはよくわかったけど、間(途中)はどうなってるの、どんな形態どんなスピードで移動しているの、っていうかそんな空間も時間も理屈もないでしょ」、と思わせるスタンド。この仲間としては、スクァーロのクラッシュ、そして目にはいるという大業をこなす、ハングドマンとバイツァダストの3者を上げれば十分でしょう。キンクリ以外の3者に共通することとしてはいずれも(おそらくは)小さいということがいえるでしょう。そしてこのタイプのやられ様は「軌跡を読まれる(ハングドマン)」「目印として硝煙をつけられる(クラッシュ)」「解除される(ヴァイツァ・ダスト)」といった感じです。ヴァイツァも含めてこのグループは、「動きを読まれて」(ヴァイツァは動きの読みというよりも吉良本体との心理戦とも言えるのですが、繰り返し同じできごとがやってくるスタンドのつくり出した世界で、吉良及び丈助の「動き」を早人が読み切ったことが勝利の原因とも言えるかも)敗退するわけですが、それがあのエピタフを持つキングクリムゾンに通用するかと言えば、ブチャラティの全力ファイト、読んで(ブチャ)、読まれて(エピ)、その先読んで(ブチャ)の結果があれ(肉体死亡)ですから、まあ無理でしょう。

 そういえば、ヴァニラ・アイスのクリームも「動き(軌跡)を読まれて」敗退します。これはここの仲間や第1のグループに含めてもよいのですが、第3のグループで詳しくふれます。

 第3の特徴ですが、スタンド戦は大抵スタンドのほうをたたくのが鉄則です。
 本体をたたく場合は、スタンド自身が強すぎて倒せない場合で、エンヤ婆のジャスティス、イエローテンバランス、ヴァニラ・アイスのクリームなどがあります。ギアッチョやセッコのような身にまとうタイプのスタンドはどちらが攻撃されているのか良く分かりませんが、基本的には2人のやられざまを見る限り、本体の方が狙われたと見るべきでしょう。そう今までの戦闘を見る限り、時の吹っ飛んだ世界に入門でもしない限り、キンクリもやはり本体を狙うしかないスタンドなのです(ブチャラティがしきりとボス暗殺を唱えていたのも同じ認識に立ってのことと思われます)。
 なのですが、「スタンド自体は無敵なスタンド」グループの中でも、キンクリとクリームはとりわけ本体のガード能力が高いスタンドと言えます。また、彼らはオプションとして本体の移動、つまり乗り物としてスタンドを利用することも可能です。クリームは動きを読まれたことによって敗退しましたが、キンクリにはその手は通用しません。かつ、クリームのように本体が一部にしろスタンドのガードをとかれた瞬間のようなものが、それこそボスが「攻撃を受けたことを認識しないうちに即死」させでもしない限り、存在しません。どうしたらよいのでしょう。

ニセ露伴「これって結局勝てないってことかい?」
ニセ康一「よくぞ聞いてくれました団長(こう呼ばないと怒るんだよなこの 人は、マッタクわがままなんだから)。続きを読んで下さい。」

さて、長々と話してきましたが、総括しますと、キングクリムゾンは「(姿が)見えない」「(動きが)読めない」「本体倒せない」の3拍子揃ったスタンドということが言えます。仮に、時の吹っ飛んだ世界に入門したとしても、動きが読めませんからやっぱり倒せないと思われます。というわけで、キンクリを倒す方法は3つ、一つキンクリをなんらかの方法で弱らせてその能力に制限をつける。二つ超遠距離状態からの本体あるいはスタンドの狙撃。三つボスの精神に直接干渉する能力方法を身につけ、相手のスタンド能力を無視してさながら普通の人間相手と同じように精神を破壊して殺す。矢によって新しく身につけるスタンド能力でない普通の方法としては、例えばストレス死(ドッピオにハラが立って)、憤死(なぜかギアッチョの霊が取り付いて‥)等々。

エセ露伴あるいはそのコスプレ「(うーん‥なんて強引な結論だろう。でもも う長いし‥。)まあ今日のところはこれでいいんじゃない」

2人♪ぼっぼっぼくらのキンクリ探偵団‥‥ (フェードアウト)」


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