投稿者:わくわくさん
CON$さん、こんにちは。わくわくと申します。
先週はすかっと豪快に外してしまいました。今週は更に予想が難しい感じでいやーん、ですね。
それでは今週も予想いってみます。
前提および今週のジャンプから
- どうやらディアヴォロの中に入っているのはブチャラティのようだ。
- チャリオッツレクイエムより矢を奪おうとしたブチャラティはスティッキーフィンガーズに喉をつかまれた。
- ミスタのうった銃弾は矢をはじきとばし、3発がチャリオッツレクイエムに打ち込まれた。
- チャリオッツレクイエムの腕がくっついた。
- ブチャラティの体がめざめた。
焦点
- ブチャラティの体に入っているのは?
- そしてどう動く
考察過程
ブチャラティの体に入っているのはまずドッピオでしょう。それはさておき、ここで各人の思惑を整理してみます。
ブチャラティ側:ボスを倒したい…矢はそのために必要
ボス側:裏切り者を始末する…矢はとりあえずどうでもいい
しかしながら、裏切り者を始末した後でも矢が他の人に渡るとやっかいきわまりないので、矢の確保または破壊も必要となります。
また、ボスの能力キングクリムゾンは無敵に近いですが、1対1の時に比べれば1対多の方が圧倒的に分が悪いのも事実。
しかもブチャラティの肉体はゾンビ。
とりあえず逃げるのが無難ですが、ブチャチームが簡単に逃がしてくれるとも思わない。どちらも矢の確保はもちろんの事、相手を皆殺しにしてもいいわけです。
したがって、安易な退却はなしでしょう。殺せれば殺すにこしたことはないのですが、にらみ合いつつの矢争奪戦になるものと思われます。
そこで、両方とも矢を奪うことを第一目的として推理を組み立ててみます。
次にチャリオッツレクイエムの分析。(4)の腕がくっついたというのがかなり謎ですが、まだ能力の固まっていない頃のスタンドにありがちなご都合主義として片付けてしまいます。
チャリオッツレクイエムの能力が完璧だった場合、キンクリで攻撃しても返されてしまうのは必至。どうやっても矢は奪えない。
よって、チャリオッツレクイエムにも何か弱点のようなものがあるはずです。
まず、本体が弱点の場合。ポルナレフ亀を殺せば終りです。
しかし今週ポルナレフ自ら言ったように、チャリオッツは暴走しました。暴走したスタンドと言えばノトーリアスとかチープトリックを思い出しますが(暴走とはちょっと違いますが、本体が死んでいるという意味でアヌビス神も)、これらはいずれも本体への影響が皆無です。今週亀の腕がとばなかった(ひょっとしたら2階の死体の腕が飛んでいるかもしれませんが)ことからみても、ポルナレフ亀への攻撃は無意味でしょう。
次にスタンドを使わずに(或いはスタンドが使えない)一般人が攻撃するとき、反撃できない場合。
この場合、部下のいるボスはわりとたやすく矢をゲットできそうですが、彼の性格からして重要なことは自分でやろうとするでしょうね(管理職にむいてないきがしますが)。決戦がローマで終わる気配濃厚なので、そうそう都合良くストーリーの要点に関わる一般人は出ないでしょう。出るならば早人のように事前に顔見せしているはずです。まさかペリーコロさんが生きていた?というわけもないでしょうし。
後にスタンドが自動操縦であることから来る知性のなさ。
これが本命だと思います。
これは反撃すべきであるはずの攻撃に対してスタンドが作用しないといった類のものです。
で、まず本体を間接的に攻撃する場合。DIOのナイフ攻撃のような攻撃方法。むいているのはスパガかGEあるいはキンクリだと思いますが、最後の詰めでやはり直接矢を奪わなくてはならないので無理っぽい。
ここで、(2)と(3)を見れば分かりますが、チャリオッツレクイエムの反撃をくらった2人はスタンドにも矢にも同時に攻撃しています。どちらか一方にのみ攻撃した場合反撃が作用しないということはないでしょうか。
というわけで、矢に攻撃した場合。この矢を破壊しても矢がまだ1本残るというのが気にかかりますが、矢を守るスタンドとまでいっているのでこれはないでしょう。
最後にチャリオッツレクイエムのみを攻撃した場合。
間抜けにも矢に対する攻撃には反撃できるのに自分に対する攻撃には反撃できない。ありそうだと思います。何せ自動操縦ですし、死ぬ寸前ポルナレフも自分が助かることを考えてはいなかったでしょう。とするとチャリオッツレクイエムを殺せるのはキンクリかなあ。
あと穴の予想をいくつか。
まずGEで作った生命体で攻撃。反撃を跳ね返して矢を奪う。
なんだかファイナルファンタジーのリフレクのような……。
次に矢はどうしても奪えない。仕方なくチャリオッツレクイエムの持つ矢はあきらめ、もう1本の矢を見つけるため戦う。
他には、時間切れでチャリオッツレクイエムが消滅しちゃった。これもないでしょう。
最後にキンクリ自爆で死亡。これはイヤだ。
というわけで、チャリオッツ本体への攻撃は返せないor間接攻撃でチャリオッツレクイエムをぶち殺して、矢を奪う。しかし、ブチャラティ一行も希望を守るため敢えて矢を破壊、残る1本にかける!路線で行こうと思います。話も長く続きそうですしね。
ナランチャの台詞は……この際無視しときますか。
とここまで書いて気付いちゃいました。いたよ、一般人が。
ドッピオ。エピタフはあるけど攻撃するわけではないし。というわけで急遽予想を変更。
結論
おきあがったブチャラティの肉体。しかし彼の様子は明らかにおかしかった。
「なんで僕はこんなところにいるんだ?」
意味不明の言葉を発するブチャラティの肉体。ブチャチームの一行もいぶかしがる。
「えーと、ブチャラティを案内してその後…」
ぶつぶつつぶやくドッピオ。ミスタが馬鹿にするように口を開く。
「こいつ、ボスじゃねえんじゃないか?」
それでも尚警戒するジョルノとブチャラティを前に指の毛が気になるお年頃のトリッシュが言う。
「こいつ、ボスじゃないわ。ボスならあたしが感じてるもの」
ところで僕はあたしよりわたしという表現の方が好きなのであった。
少し安心するブチャラティ一行。突如ドッピオが叫び出す。
「とおるるるるるる、とおるるるるるる」
「あれ、電話だぞ。電話、電話、ここにあった」
あまりの間抜けぶりにこいつがボスでないかという疑いはブチャ一行から消えつつあった。
そして、その時ディアヴォロはかわいいドッピオに矢を奪うように告げる。
ドッピオはよろめくふりをしながらゆっくりとチャリオッツレクイエムのいる方向に近づいていった。
次の瞬間ッ!
気が付くと猛烈な勢いでチャリオッツレクイエムに襲いかかるブチャラティの姿があった。
「しまった、やつに矢を奪われてはっ!」
あせるブチャチーム。しかし、その時既にドッピオの手は矢をつかみとっていた。
「思った通りだ…」
突如口調の変わったブチャラティの肉体。
「スタンド使いでないものに反撃は作用しない」
その笑みはまさにディアヴォロのものであった!
ってかんじでどうでしょうか。今週は短くするつもりだったのに結局長くなっちゃいましたね。すみません。
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