write 1997/02/06
ジャンプ第10号 ジョジョ493話「★幹部の条件!」

「週感ジョジョンプ」第4号!

 CON$より

 97年2月6日に書いたものです。ブチャラティが覚悟を語って列車の中で大暴れした回について書いてあります。それまでトリックを駆使した第二部などに親しんだ人達は、ブチャラティの豪速球的行動………電車の外に飛び出す………に驚いたものでした。


 はい今日は! 今週こそ月曜日に書こうと思ったら何と、週感ジョジョンプ編集部のWindows95がクラッシュしてしまい、二度と立ち上がらなくなってしまい復旧作業に数日かかってしまいました。勘のいい皆様なら原因は解ることでしょう。
 第「4」号だからですねぇ。
 そんなこんなでミスタの生死がいまだ気にかかる今日この頃、ジャンプ第10号 Le Bizzarre Avventure Di GIOGIO V 493話「★幹部の条件」、いってみましょうか。

●ブチャラティ、大立ち回りを演ず!

 いやぁ、やってくれしたよブの字が。中盤ではペッシに穿弓腿までブっぱなしていましたね(春麗の元キックもやってたね)。それにしてもここまで純粋な殴り合いシーンというのも久しぶり。見開き二ページの大盤振る舞い。
 思うに、台詞の妙を(も)楽しむジョジョでは純粋な殴り合いでは間が持たないからあまり出てこないんでしょうか。あの数々の名シーン「オラオラオラオラ………」も「事後処理は一コマで済ます」という伝統?から派生したものだと見えなくもないし。そこでこの殴り合いシーンを見るとスティーヴン・セガールの映画みたいですねぇ。
 しかし、単に殴り合いと思うなかれ。随所に立体的な試み、そう、言うなれば「発想を四次元的格闘」というシーンが挿入されている。対サンタナ戦でも頭上からひねり込んで足でなんていう斬新な切り口がファンを酔わせたものですが、今回もスティッキィーフィンガーズの注目点である「手」と同じくらい足を使っているのは荒木漫画ならでは。
 それにしても、グレイトフルデッドってば「手」を主に使うスタンドなのね。ガンダムに出てきたビグザムにちょっと似ていなくもない。攻撃を受けるのは片手でやるから大変だったろうに………。攻撃を受けてペッシに命令しているシーンがちょっとだけ「スタンドが見えない者の視点」で描かれているのも注目(ビーチボーイがなぜか見えてるんだけど)。

●今度はブチャラティ死亡の危機迫る!

 アバッキオ、ミスタとどうしてこう無茶ばっかりする奴が集まっているんだ? と思っていたら、何とリーダーがいちばん無茶な奴だった! 電車の外に計算済みとばかりに飛び出すブチャラティ!
 「両方」やらなくちゃならないってのが、幹部のつらいところだな………これがこれからブッ飛びに行く者の台詞とは思えない。任務遂行第一主義のリーダーが影で見せた意外な一面というところ。
 それにしても電車、止まってしまうんでしょうか。「1997年ジョジョ大予想!」では、「電車は切り放されるか爆破される」(週感ジョジョンプ第一号参照)という事だったので、これはニアピンかな?

●どうなる次号!

 次週はプロシュート兄貴とブチャラティの時速150キロの中の命を賭けた攻防が!
 という訳で、次号予想なんですが、このところ外しまくってるんだよねぇ。当てる方がよっぽど難しいんだけど。
 次回はきっと、ペッシが列車を止めに→「うう、どれだッ」→後ろからミスタ接近→ミスタ「二度目だ………テメーが我を忘れて足元をすくわれるのはなァッ!」→ミスタなぜか殴る!→場面変わってブチャラティがジッパーでふたたび列車に風穴を開けて潜り込む……… という展開だと思うんだけどまたまた自信なし。果たしてブチャラティの行動は計算に基づいたものなのか、それともアバッキオ同様、無理無茶な行動なのかッ!
 待て次号!


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