こんばんわ。
週感ジョジョンプ230号PAGE2でも紹介したナンシー・A・コリンズ『ミッドナイト・ブルー』の続編が今週の一冊。ナンシー・A・コリンズ『ゴースト・トラップ』(幹 遥子・訳、ハヤカワ文庫)。
投獄されていた私立探偵パーマーは、奇妙な形で釈放される。その代価は、パングロスという老人から手渡された一通の手紙。これをソーニャ・ブルーという女性に届けろというのだ。すぐにパーマーは、吸血鬼達の策謀の渦中に飲み込まれた事に気がつく。ソーニャは巨大な幽霊屋敷、ゴースト・トラップに向かう。自分を吸血鬼として「生んだ」宿敵モーガン卿との対決のために………。
以前、掲示板にもちょっと書いた通り、ミッドナイト・ブルーは現在三部作全ての邦訳が出ておりまして、今回はその第二部を古本で手に入れたのでご紹介いたします。97年5月発行なんで、割と古書店にも出回っているかと思います。
前回、新興宗教の教祖と対決した美貌の吸血鬼、ソーニャ・ブルーがカリフォルニア北部の丘陵地帯に建つ幽霊屋敷、「ゴースト・トラップ」で宿敵モーガン卿と対決する………というのが今回のメイン。この「ゴースト・トラップ」は、億万長者建築家のクライトン・スアードが建築したとんでもない館。家族を惨殺されたこの建築家は、幽霊にとりつかれているという妄想に襲われ、幽霊達を「迷わせる」ためにもともと三階建てだった屋敷をどんどん増築し、非ユークリッド幾何学を用いて困惑の極みに達するような建築物。建築家も餓死したこの建物の中では本当に幽霊や怪異が迷っているという訳で、吸血鬼の王にはうってつけの隠れ家というわけ。これはあのウィンチェスター館がモデルになっているとか。
今回のソーニャ・ブルーの相棒となるパーマーは前作のクロード・ハガティよりかはマシな感じで、ソーニャとの仲も時間をかけて描いているあたり上達が感じられますね。全体としてみれば、このパーマーが狂言回しとして普通のリアクションをいつもする所が鼻につく以外はそこそこかも。宿敵たる吸血鬼の王、モーガン卿の魅力もイマイチというところもマズいのですが、スタイリッシュな吸血鬼ものに飢えている方は是非、という感じ。
さて、投稿は今週も送って下さいましたファクトリーさんです。ありがとうございます。
投稿者:ファクトリーさん
まいりました〜〜。
(中ば意地)
おぉ〜、やっとかっこいいまともなスタンドが登場したぞ。どうもミラションの意志に関係なくでてくるところを見るとどうやら自動操縦タイプのスタンドと見受けられる。
★9/9に追加→
ダービーDISC説のことですが、(本当に意地になっている)あれはミラションの記憶の全てをダービーの記憶ととっかえたわけではなくダービーの記憶の一部をミラションに植え付けたのです。
20年前神父はDIOの命によりジョ−スター御一行様に敗れ去ったスタンド使いたちのスタンドDISKと記憶DISKの回収作業をしていたのです。
そして20年たった今DIOの仇討ちを決行したのです。
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掲示板でもダービー説継続の意志を示したファクトリーさんですが、果たしてその判定は………ミラション戦が終わるまでしばらくかかりそうですね。やっぱし後の金は心理的なものか、目ン玉とか肝臓………どっかの借金取りみたいですけど。問題はジョリーン / ストーンフリーが殴って勝てる相手なのかな?という事。力 vs 力ではあのしちめんどくさい能力(カネゴンか?)も必要ない訳で………。
すでに皆さんが指摘されている通り、ジョリーンはボールを拾う時スタンドを使ってもマリリン・マンソンは現れませんでした。そこがポイントでしょうかね。
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