write 2000/08/16
ジャンプ第38号予想
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「週感ジョジョンプ」第246号

PAGE9・イシュマールさんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.38!


 こんばんわ。
 引き続き8/5・8/6に行われた「第39回日本SF大会Zero-Conレポート」でお送りいたします。
 「映画秘宝の部屋」に結局閉会までいたのですが、お次は「2000年後半要チェック! 新作予告編大会」。予告編を観つつ、柳下毅一郎の進行でチェックしていこうというものですね。ジョジョンプ的コメントも含めてこのあたりをちょこちょこと。
 まず流れたのが『マルコヴィッチの穴』。これ、9月公開なので今、劇場で予告編とかバリバリやっています。私もすごく期待している映画で、とにかく着想がいい。くわしくはあえてここではお話しませんけど。監督はスパイク・ジョーンズっていうミュージックビデオとか作っていた人で、本作が監督デビュー作。ちょこっとだけ本編の一部が上映されたんですけど、人形師の主人公が仕事を探してとあるオフィスへ行くのね。そのオフィスがあるのが7と1/2階。7階と8階の間に天井の低いオフィスがある。このあたりからしてメチャとち狂っているでしょ。
 会場では「ジョン・マルコヴィッチがよく出演してくれたな」という話になって、これはスパイク・ジョーンズ監督の奥さん、ソフィア・コッポラがパパ(もちろんフランシス・フォード・コッポラだ)を通じて頼んだんじゃないのかという憶測が飛び交う事に。特別出演としてブラッド・ピットとかウィノナ・ライダー(!)とかデヴィッド・フィンチャー監督も出ているというんだからなんなんだか。
 お次が『サウスパーク 無修正版』。柳下毅一郎が「これは泣けましたね」と言っていました。これも実はとても期待しているのです。日本ではCSだったかとレンタルビデオで展開されている超下品アニメ・サウスパークですが本作もあまりにブラックすぎる笑いと危険に満ちているとか。難点は台詞があまりに多すぎて字幕の流れが早い事と、主人公たちの背が低いので、字幕が顔にかかってしまう事。うーむ、これは観る劇場を考えておいたほうがいいかも。とりあえず池袋のあそことかはもう駄目ですね(どこで上映するかわからんのですが)。メチャクチャ汚い言葉飛びまくりなので、カップルとかメリケンの人とかとは絶対に観に行かない事をオススメします。
 『60セカンズ』。ニコラス・ケイジ最新作で、東京では9/9から公開なんで予告編を見た方も多いのでは。「あなたが映画のチケットを買うのに並んだ時間………2分30秒」とかいうアレです。製作はジェリー・ブラッカイマー。そう、「予告編が一番面白い」ブラッカイマーです(本編はツマラナイ)。『ザ・ロック』とか『アルマゲドン』の人。これもつまらないんだろうなぁ、多分。会場で知ったのはこの映画は元ネタがあるんですね。名前は失念しましたがヴァニシング60とかいうの。余談だけど、この映画のチラシのデザインやった奴は死んでもいいね。表の下面に赤い字でキャストが書いてあるんだけど、背景のフェラーリに溶け込んで見えやしない。監督の名前なんか全く見えないというのもブラッカイマー流?
 『ナッティ・プロフェッサー2』。エディ・マーフィーが一人六役かなんかやっている映画。前作よりは面白い………のかな?
 『ギャラクシー・クエスト』。これ、知りませんでした。私もよく知らないんですが、こういうTVシリーズがあるんですよね。設定がまたキレていて、このTVシリーズを観た宇宙人がフィクションを現実のものだと思って責めてきて、それに地球が対抗するような話。可笑しいのが、宇宙船の船内の構造について主人公たちが不得手なんで地球のオタクに電話するわけ。受けた方はもうギャラクシー・クエストの船内なんかお手のものなので「そこの角を曲がると××があるんだ!」とか教えて悦に入る………というシーンがあったりするとか。なんなんだそれは。
 『スペースカウボーイ』。ビバップの映画版ではないです。これも今、予告編が劇場で流れているんですが、NASA全面バックアップの宇宙飛行士モノ。でも設定がおバカなんだ。1958年当時、アメリカ空軍にクリント・イーストウッド扮する主人公たち4人のチームがあって、アメリカ初のロケットに乗る予定だったけど結局チンパンジーを乗せる事になって計画は頓挫。それから40年後、ロシアの宇宙衛星のシステムが故障してこのままでは墜落してしまう!という危機に。ところがロシアのおんぼろ衛星なんでシステムがあまりにも古く、当時のスタッフしか解らないという事態が発生。急遽イーストウッド達四人が抜擢されて老体に鞭打って宇宙に飛び立つ、という筋書き。そんな訳ねーだろ!と誰もが言ってしまいそうですが、『アルマゲドン』をちょっと捻ったような感じ。他の三人にはトミー・リー・ジョーンズ、ドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナー。トミーったらホント、仕事を選ばないなぁ。

 他にもいろいろありましたが、割愛。『X-メン』とかの20世紀FOXとかの配給のものは何故かありませんでしたね(ははは)。その『X-メン』なんですが、観た人の話によると「ぜんぜんブライアン・シンガーっぽくない映画」だとか………本当かなぁ。不安になってきましたよ。

 長くなってしまいましたが、投稿の方、いってみましょう。イシュマールさんですー。ありがとうございます。前回はジョジョンプ226号 PAGE5でこれで三回目の投稿になります(たぶん)。

投稿者:イシュマールさん

両手でコップを持って水を飲むエートロ、カワイー!

(それはそれとして…)

 あの神父はホワイトスネイクの本体ではないと思います。根拠としては、

  1. 遠隔操作できるホワイトスネイクがわざわざ本体自ら来るはずがない。
  2. 449Pの3コマ目は写真の顔の向きから、写真をみていたホワイトスネイクが対面の神父に写真を渡したとも見える。

 以上からあの倉庫では「ホワイトスネイクと神父」がいて今後のことを話しあっていたのだと思います。

 なお、あの神父がホワイトスネイクであろうとなかろうと、おそらく囚人の「ざんげ」を利用していると思います。「ざんげ」と言うのは聞くことによって過去とか願望とかある程度わかると思うので、そこからディスクにあう素質の者を選んでいると思います。

 よって次週には「懺悔室」が描かれると予想。

 前PAGEの"スコリッピ"間黒男さんに続いて「神父はホワイトスネイクの本体ではない」説に一票。しかし、ホワイトスネイクに協力しているのは間違いないでしょう。では何故神父でなければならなかったのか?と考えると、人間の心にどこか関連しているから、という事になりますよね。刑務所っていったら看守は信用ならないし(実際はどうか知りませんけど)囚人は金でいろいろやり取りする間柄だし、神父ぐらいしかいい人ってのがいなくなってしまう。そこに罠があると考えるとDISCで何かやらかそうっていうのには刑務所はうってつけ。唯一の誤算がジョリーンだった訳ですね。


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