write 2000/05/27
ジャンプ第26号予想
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「週感ジョジョンプ」第224号

PAGE3・美々和さんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.26!


 こんばんわ。
 取り急ぎ、かなり遅れまくりの進行ではありますが、本日もテレホタイムから繋ぎっぱなしの皆様のために、このPAGEをアップ! 二度目の投稿となる美々和さんですが、前回の予想がなかなか好評でしたね。今回もなかなかやる予想なので、目をかっぽじって読んで頂きたい也。あ、前回の投稿はジョジョンプ220号PAGE11です。

投稿者:美々和さん

「ホワイトスネイクと野球少年の繋がりについて」

これが今回の私の予想の中心です。

 まず野球少年は、

  1. ホワイトスネイクに溶かされた母親の骨を持っていた。
  2. 母親が「ドロドロに溶かされた」「精神のディスクを奪われた」事までも、知っている。

 このくらいしか今は思いつかないのですが、この二つから、どうしても私は「野球少年は、母親が溶かされている間、その場にいた。だけど彼は溶かされなかった」というふうに勝手な憶測をしてしまうのです。だめですかね(笑)。

「母親が溶かされるのを、野球少年はどっかから隠れて見てた」

 という事も考えました。
 しかし。ホワイトスネイクが、溶かしきれなかった人間の骨の一部をウッカリ現場に残してその場を去るようには思えません。
 いや・・・それでもホワイトスネイクが「スンマセンあの骨はウッカリ残してしまったんです」というのなら、もうここで私の話は終わってしまうのですが(笑)。

 とりあえず野球少年はあの骨を持っていることから「母親が溶かされている間、そこにいた」とします。
 だけど少年はホワイトスネイクに殺されていない。???

 そしてホワイトスネイクと野球少年の事を考えてゆくと、どーしてもひっかかることがあります。
 それは、ホワイトスネイクが見せていた幻覚の中に野球少年が出てきたということです。
 例えば徐倫のの幻覚の中には承太郎と野球少年とジョンガリ・Aが出てきました。ホワイトスネイクの幻覚は、単に

「ホワイトスネイク自身が作り出した幻覚を見せつける(その間溶かす)」

 というもののようでした。
 ジョンガリのスタンド、マンハッタン・トランスファーを見たことがない徐倫達には、そのスタンドを幻覚として作り出すことは出来ないはずです・・・・・・つまりあの幻覚は徐倫の心が作り出したものではなく、「ホワイトスネイクによって見せられて」いたわけです。たぶん。(笑)

 そして幻覚の最後の方で、野球少年は徐倫に「まだだよ・・・まだ、それ(骨)を離しちゃいけない」と言います。
 その骨のおかげで徐倫が幻覚から目覚め逃げ出せてしまうわけですから、「このセリフを言った時(徐倫が骨で手を傷つけて目覚めかけてた時)だけは、野球少年自身が、ホワイトスネイクの幻覚に介入してた」という事になるのでしょうか?

 それまでの「そこの石を蹴ると秘密の抜け口が・・・」とかいう少年のセリフや行動は全て「溶かし時間稼ぎ」のために、ホワイトスネイクが徐倫に見せていた幻覚ではないかと思います。
 なぜなら幻覚の中であるのに少年が徐倫に「逃げて!」という事自体おかしいからです。
 これが最初から本当の野球少年で、この幻覚に入り込むことが出来ていたなら「僕があげた骨をもっと強く握ってて!」とでも言えばいいわけです。
 そうすれば痛みで徐倫の目が覚めるのだから、「逃げて!」というのはそれからです。
 だからこの野球少年は、ホワイトスネイクが見せていた幻覚ではないか?と思うのです。

 とりあえず、ホワイトスネイクが見せている幻覚の中に野球少年が出演したということは、ホワイトスネイクは野球少年を知っている。という事、とします(笑)。
 どうして奴は野球少年を殺さないのでしょう?
 というかこの少年なんで生きていけてるんでしょう?(笑)

 それはホワイトスネイクにとって、この野球少年が「何か意味のある存在」だから・・・ではないかと私はまた勝手に考えてみました。

 何か意味のある存在とは何かといいますと・・・ここで私はふたつ思いつきました。

その1.利用するために生かしてある

 ホワイトスネイク本体はすでに死刑執行された囚人で、あのスタンドだけがいまだに存在している。
 だからホワイトスネイクには本体が無い。
 そしていずれホワイトスネイクが器にしようとしてるのが実は野球少年で、殺さずに生かしてある。

 ・・・これはいくらなんでもないだろーよ、という説なので却下しました(笑)。
 本体が死んでいるのに、あれだけの意志を持って動けるスタンドはちょっとありえないでしょう。

その2.どっちかというと感情的な理由で生かしてある

 さてここからがまた私の「そりゃ絶対無いだろう予想」の開始なのですが(笑)「ホワイトスネイク本体が実は野球少年の父親である」というのはどうでしょう。
 第5部でディアボロは自分のためだけに娘のトリッシュを殺そうとしました。
 今度は、「囚人なんだから何人殺しても構わない」という考えのもとに「自分の子供のためなら何でもする親」の登場、というわけです。

 だいたいあの少年はあんなとこでユニフォーム着てることがおかしいし(笑)、今まで誰にも見つからずに生き延びてきたのもおかしい。
 実はそれは、誰かがこっそりと裏で、少年が生き延びることが出来るよう保護していたのだとしたら?
 あのディスク集めも、自分の子供(野球少年)のためにやっている事だったら、・・・例えばですがスタープラチナのような強い精神力を、いずれは子供の野球少年に与えるため・・・とかだったら・・・どうでしょう?

 長くなってしまいましたが予想はたったひとつ、「ホワイトスネイクの正体は野球少年の父親」という事です。(笑)

(野球少年は父親が誰かなんて事は知りません)

 そしてホワイトスネイクの全ての行動の理由は「息子(ベースボール・ボーイ)のため」であった、というのはどうでしょう? 自分の子供のためなら親は何をしてもいいという考え方も、上手く形を変えただけの悪です。

 ストーンオーシャンは徐倫と承太郎という親子関係について触れていってるようなので、敵方にもそんなような親子の話があって主人公親子チームと何らかの形で対比していったら面白いなーと思い、予想というより空想してみました(笑)。

 しかし野球少年が幽霊だったらこの話はおしまいです。(笑)

 野球少年の謎は一体いつになったら明らかになるのでしょうか? 映画版『ツイン・ピークス』の小人の集会みたくずっと明らかにならないのでしょうか? 今回はその親父がホワイトスネイクではないか?という興味深い予想。第四部の吉良の親父、吉良吉廣みたいな感じですが、野球少年の母親つまり自分の奥さんも溶かして殺してしまうというのが恐ろしいですね。で、自分の全てを託した息子のために他人を殺し?続ける………。こう考えていくと、ホワイトスネイク自身にやはりもっともな理由があるのかもしれませんね。あの精神力から言って、余命いくばくもない、といった事ではないかもしれませんが………。


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