write 2000/05/14
ジャンプ第24号予想
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「週感ジョジョンプ」第220号

PAGE11・美々和さんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.24!


 こんばんわ。
 さて今日のところはこれくらいにしといてやろう! なーんて、すんません、とうとう全部載らなかったですねー。月曜になだれ込み。掲示板できてもわりと投稿が減らないあたり嬉しいと言いますかなんと言いますか………。いや、嬉しいです。今回も初投稿の方が! 美々和さん。この方ってあの美々和さん?と思ったらやっぱしご本人でした。いやー、ジョジョンプ読んでくれているとは知らなかったです。感謝感謝!

 おっとそうだ、ついでって訳じゃないんですが、投稿の前にちょっと。それは「やっぱしアンケートは出しておけ!」という事ですね。ネタバレになってしまいますが来週は後ろから二位らしいですぞ! それってかなりヤバい気が! マジで今度こそ打ち切られてしまうのでしょうか。某事件の犯人がジョジョ読んでいた、なんてウワサも飛び交っていますが、ここは一つガッチリいきましょうや。で、予想です。

投稿者:美々和さん

 まず、最近よく言われている「DIO復活説」
 これは絶対に無いと思います。
 なぜなら既に「6部」の前に「5部」があったからです。
 もしストーンオーシャンが「5部」で、ジョルノがジョリーンの次に出てきたのならDIO復活もまあ、あるかもしれない・・・とは思うのですが。

 何故かと言えば、「ジョルノ」というのは、ジョジョ中で最も「悪」の存在だった「あのDIO」が、最後にこの世に残した「黄金の遺産」だと、私は思っています。

 だからこれで(5部で)ようやく、「ジョジョ対ディオ」という「ジョジョ第一部」が終了し、大きな意味で、ストーンオーシャンから「ジョジョ第二部」が開始したのではないか?と私は思っています(コミックスも1からになりましたし)。
 ジョルノの5部が終了し、ジョリーンの6部が始まった今、ここでディオが復活したら、「最大の悪役が残した子でありながら、ジョースターの正義の意志を継いだ」ジョルノが「あのディオの息子だった」という設定の意味がよくわからなくなってしまう、意味が無くなってしまう・・・と私は感じるのです。

 だから、ディオがちょっと出てきたのは話のきっかけに過ぎず、復活なんてことは無いのでは・・・と思います。


 さて、現在のストーンオーシャン本編についてですが、まずホワイトスネイクがジョンガリを消した理由。
 これは「正体(本体)を知られないため」のようでした。
 そしてもしホワイトスネイクがDIOの部下であったのなら、同士(?)のジョンガリを殺す理由がちょっとよくわからない。
 何でジョンガリを消したのか?
 さらに、疑問です。
 ホワイトスネイクはなぜ、徐倫は殺そうとしなかったのか?
 (面会室ではスタープラチナディスクを作るため徐倫も巻きぞえくって溶けかけてましたが)

 ジョンガリを消したのは、彼を生かしておいて、「ジョリーンに」正体を知らされてはまずいからではないでしょうか?
 つまり、「自分の事がジョリーンにバレなければ、わざわざジョリーンの事は殺そうと思わない」のだとしたら?

 私は、実はエルメェスがホワイトスネイク本体ではないか、とまたこれも勝手に(笑)考えているのです。
 エルメェスというのはまだ「悪」としては描かれていません。
 むしろ徐倫の紹介文(?)にもあった通り、「友人」と言われています。そしてエルメェスは最初に「囚人達はみんな生き抜くのに必死だ・・・」というようなことをジョリーンに言っていました。
 彼女は何度かこの刑務所に入ったそうですが、どうやって生き抜いてきたのでしょうか。

 エルメェス(ホワイトスネイク)は、

「スタンド(普通の人から言えば『不思議な力を得ることの出来る』)のディスク」

 を囚人達等に売って、それでいくらかの金を手に入れたりして刑務所内で生き抜いてきたのではないでしょうか?
 だからもしかしたら、矢はもう無くても、この刑務所って既に昔から「スタンド使いが多い」のかもしれません。

 今回は、「スタープラチナ」という最強のスタンドが手に入るチャンスがあった(その情報はまたどこかから金で手に入れたのかもしれません)。
 そこで「金になるスタンドのディスクを手に入れるため」、元DIOの部下だったジョンガリを利用したのではないかと思います。
 ちょっとやる事がヒドイですが、この「罪」には

「身寄りの無い彼女がこの刑務所で生き抜くため(金を手に入れるため)にやった」

 という一応の理由がついています。
 そのためになら徐倫のスタンドをそのうち奪おうとするかもしれませんが・・・

 そういうエルメェスの動きと主人公・徐倫の動きが同時に描かれたらおもしろいですね。

「父親のスタンドを奪ったのが実は友人と思っていたエルメェスだった!」

 という事に最終的には徐倫が気づく、という・・・。
 「敵が仲間になる」はありますが、「敵は仲間だった」という展開は今まで無いので、どうでしょう。

 JOJO-A-GO-GO!で荒木先生が「人はなぜ過ちを犯すのか?を描きたい」というような事をおっしゃってましたが、このストーンオーシャンでは、今までのジョジョのように「絶対的な悪」が描かれるというよりは、「様々な理由があって生じる罪・悪の形」があって、そしてそれに対して主人公の徐倫がどう行動するか・・・等が描かれていったらおもしろいな、と思っています。

 うーん、これも唸りました。エルメェス本体説がキチンと説明されています。たまにこういう投稿が来るとやっぱし面白いですね。正体を知られてはならないというのはそれなりの理由があるわけで………。最初、ジョンガリ・Aが殺されたのはホワイトスネイクの本体が看守である伏線かな?と思っていたのですがもう一歩考えるとこうなりますね。
 絶対的な悪と様々な悪という事では、刑務所っていうのは場所としてぴったりですね。それぞれに生きていくための理由があったっていう事がいろいろと分かるにいいスピードで話しが進めば………。かつあげ少女なんかは何の罪で入ったのやら?
 エルメェス vs ジョリーンの最終的な対峙を考えると、やっぱし最後までジョリーンの戦いは孤独なのかな?とも思います。第二部や第一部への回帰、みたいな感じで。
 なんだかへっぽこなコメントになってしまいましたけど、今後とも宜しくお願いいたします!


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