write 2000/05/07
ジャンプ第23号予想
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「週感ジョジョンプ」第218号

PAGE7・"レクイエム"QTQさんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.23!


 こんばんわ。
 先のPAGEで紹介したビリヤード『栄光』の四つ球台というのは、スリークッション(手球をクッションに三回あててから的球に当てなければならないとかいうかなりキ○ガイじみたルールのあるゲーム方式)でも使用する大台というやつで、四つ球専用の台ではないです。ゴメンナサイ。ま、ちょっとフツーより大きいので、すぐ解ります。

 さて、またまたビリヤードの話で恐縮なんですが、上手くなるんだったら一人でコツコツと練習するしかない(あるいは、レッスンを受けるという手もあり)というのはおわかりいただけましたでしょうか? しかし最近気がついた事なのですが、ビリヤードって割と知識も必要なんですよね。なので、上手い人にいろいろと質問をしたりします。その他、雑誌を読んだり、本を読んだりします。
 本の方はまた後日に解説を譲るとして、私が今読んでいる雑誌は『ビリヤード球'S』(BABジャパン・発行、隔月刊)。といっても人から借りて読んでいたりして………。出版業界人としてちと恥ずかしい気もしますがね。さてこの雑誌、『秘伝』という雑誌の増刊というのがなんだか変なのでありますが、その5月号に興味深い記事があったのでここに紹介しておきましょう。

 ビリヤードの強い国といえばやっぱしフィリピンですね。プロでもフィリピンのプレイヤーというのはギャンブルで鍛えているせいか独特の強さがあります。そのプロの中で私でも知っているエフレン・レイズ。バスケットボールでいえばマイケル・ジョーダン、ゴルフでいえばタイガー・ウッズ、そのくらいのスーパープレイヤーです。"レイズマジック"(記事中では"エフレンマジック")と呼ばれるあんまりにもスゴいショットをバシバシ突いてくるプレイヤーです。
 そのレイズのインタビュー記事が掲載されているんですが、強さの秘訣を尋ねられて言った言葉がなかなかいい。

「私は、上級者から教わった事がないんだよ。私のビリヤードの先生は、いつも『初心者』だった」

(『ビリヤード球'S』5月号 P.79より)

 どういうことか?
 ある程度のプレーができるようになると、セオリーに従った当たり前の事しかしないものだ。勝つためには当然の事でもある。初心者のプレーを見ていると、上級者が決してしないような突飛な発想のショットをする。そういうショットの中には、上級者には思いつかないスーパーショットのヒントが多く見つかるものだ………という意味だそうで。
 だからエフレン・レイズは今でも初心者のプレーばかり見ているのだそうだ。
 これはいかなるショットでも自分のものにしてしまう腕前あっての発言だとは思いますが、単純に「初心に返る」という事ではないあたりがいいと思いません? 好奇心が上達の秘訣であるとまとめると乱暴かもしれませんが、漫画の読み方なんかでも、あんまし読み込んでない人の意見を聞くと、その漫画の読み方が突然ひらめく、という事があります。ジョジョの"歩き方"というのは途方に暮れる事が多いのですが、そのヒントの一端がビリヤードにあったというのも興味深い発見ではあります。

 はい、投稿の方いってみましょうか。
 "レクイエム"QTQさんです。ありがとうございます。先日のスーパーコミックシティではありがとうございました。

投稿者:"レクイエム"QTQさん

もう幻覚はたくさん!

『イグジステンズ』の感想)

 さて、ジョジョですが。
 あまりにブッ飛んだ展開だったので、逆にマトモな予想しかできないですね。ちょっと困りました。いや、困ることないんだけど。

 ジョリーン&パパの行く末の予想がたぶん山ほど来ていると思うので、ここはひとつジョンガリくんと白ヘビさんの顛末でも考えましょう。
 え? ジョンガリ、もう出番なしかなぁ?

 いやいや、きっとジョリーンはジョンガリに、「スタンド泥棒」のことを訊こうとすると思うんですよ。でも、警報が鳴ったりなんだりで、結局はもう一発殴って逃げてしまう(パパもひっぱって)。
 で、ジョリーンが承太郎の直系だということを伝えに、命からがら白ヘビさんの所に戻るジョンガリですが、そのとき何かジョリーンに仕込まれている(ヒモの切れ端が探知機のような役目を果たすとか)のがバレて、あわれ仲間にドロドロにされてしまいます。
 (もしくは負けたことで、「この役立たずが!」みたいな処遇に)
 実は幻覚&ドロドロの能力は、ホワイトスネイクとは別のスタンド使いかも。
 (都合、ジョジョ史上初の「3人組」の敵だった、というワケ)

 こっから先は、もう完全に妄想の世界ですがホワイトスネイクの正体って何でしょうね?
 きっと、コイツが6部のボスだと思うんですが、今までみたいに「誰か」なのではなく、「何か」というべき存在かも???
 まぁ『ツインピークス』とか、『アナザヘブン』みたいなもんですね。
 何か「悪意」のようなものが、誰かの体を一時的に借りているという。

6部のソイツは、「この世からスタンドを消滅させる」という、そういう使命があるのかも。

ないかも!

?

 ところで、大方の予想では「ジョリーンは刑務所に戻る」という展開だと思うのですが、大穴狙いで「このまま逃亡、しかも看守殺しの罪まで被せられて追われる」に賭けてみましょう。

 ジャンプフェスタ(編注:1999年年末の集英社のイベント。荒木飛呂彦がステージに登場し今後のストーンオーシャンの展開についてコメントがあった)では「舞台は刑務所内」と断言していましたが、そんな発言、きっともう忘れていますよ!

 あははははははは。

 ホワイトスネイク、ラスボスですか。「ラスボスはそれなりのデザインをしているものだ」という常識?もキングクリムゾンで割と破られましたね(そうでもないか?)。これからは能力重視の展開という事でしょうか。ホワイトスネイクが巷で言われている通り、他人のスタンド能力をコピーしたりパクったりできるのでしたら、かなり最強ですね。格闘ゲームの真のラスボスみたい(全キャラクターの技が使える、みたいな)。ラスボスではないけど、X-メンで言えばローグですね。

 で、ホワイトスネイクの正体なんですが、これも「何か」っていうのは面白いですね。「ツイン・ピークス」もそれがテーマで、途中で「悪」とか「悪魔」とかちょこっと出たりしていましたが、殺人の経験をするために人を刺してしまう奴が出てくる昨今なので、「何か」を漫画で出してくるのはなかなか面白いと思いますよ(世間的にはそうではないでしょうが)。ジャンプでは珍しく「得体の知れないもの」が出てくる漫画。シビれるんだよな、こーいうの。


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