write 2000/01/12
ジャンプ第7号予想
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「週感ジョジョンプ」第188号

PAGE6・ぷにさんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.7!


 こんばんわ。
 先日は成人式でしたね。
 さて、今から500年ほどまえのフランスで、とうとうこの20歳という年齢を迎えられなかった女性がいました。その者に冠せられた名は………救世主、聖処女、殉職者、戦士、狂人………もう、おわかりですね。リュック・ベッソン版『ジャンヌ』(Joan of Arc)、観てきましたぜ〜。
 ジャンヌ、といえばドライヤー版とかブレッソン版とか 映画化はいろいろありますが記憶に新しい所はジャック・リヴェット版『ジャンヌ/愛と自由の天使』『ジャンヌ/薔薇の十字架』がありますね。サンドリーヌ・ボネールがジャンヌを好演し、音楽も良かったです。しかしそのエピソードを余す所なく収録したため二本分の映画(118+122分)となり見応えのあるものとなっていました。戦闘がもったり進むのがリアルな感じがしたものです。ビデオは出ているのかな?
 97年に『フィフス・エレメント』でがっくしさせてくれたベッソンがあの"ジャンヌ"に挑戦(コッポラが『フランケンシュタイン』を撮ろうというようなもかね?)という事でこれは観にいかねば、と乗り込んだ訳でありますが………。
 まぁ結論から言うと、★★★1/2ぐらいです。
 私が日本ジャンヌファンクラブ(JJF)会員としてそのへんも考慮しての話。
 ベッソンは「既存のジャンヌ像を覆す」ことには全く成功していないと思います。これは、言われても仕方のない所でしょう。
 今回のベッソン版ジャンヌは私の解釈によれば「ジャンヌ・ダルクの聖戦とは復讐ではなかったのか?」というものなのですが、それも過去、ジャンヌの言うお告げとは一体なんだったのか?という観点から、精神病理学的に研究がなされていたりするのですよ。それが広く知らしめられている、とは私も思いませんが、人間としてのジャンヌに迫っているとか、そーいうすごく新しい切り口はないです。
 ただし、観ると「ジャンヌって狂人だったんだなぁ………」とつくづく思います。
 私から言わせると「電波系美少女、サイコーだぜ!」といったところでしょうか(笑)。
 最後の牢中の葛藤がチープながら、台詞による伏線を生かしている事にも注目。ジャンヌ・ダルク裁判はその「言葉」一つ一つが後500年の後も審議されてしまうというものですが、それを裁判のシーンで見せる技量と時間が足りなかったご様子。
 その分だけ、前半の「狂気・動のジャンヌ」と「後悔・静のジャンヌ」の対比はいいんじゃないでしょうか。この「動のジャンヌ」がかなり非難を浴びそうではありますが、狂人でしかもあんまし自らは戦わなかった、という事を冷めた観客に見せつける意味では大成功のハズ。観ているとき「うわー、ジャンヌ・ダルクってやだなー」と思ったらそれは術中にハマっているという事。

(余談ですが、ネオクラッシックのよっこさんはこの映画、酷評でございまして、「女の端くれとして、生理的に観ててツライ映画」とコメント(笑)。なるほど、女性が観ると全然違ってみえる映画かも?)

 そして問題のラスト。最初はあれでよくまとまっている、と思っていたのですが今日になってみるといろいろと疑問と発見が………まぁ、この辺はやはり見てのお楽しみです。ジョリーンファンも観ておきましょうぜ。ただし、金は自腹でね。デートにゃ向かんよ。
 今回ジャンヌを演じたミラ・ジョヴォヴィッチは来日の際、ポケモングッズを買って帰ったとか………マニアックな。  (最後にもうひとつ余談……男爵役であの「ドーベルマン」も出ているよ)

 はい、また長くなってしまいましたねー。でも今日は投稿も斬新でいいっすよ。ぷにさんです。通算4回目の投稿になるんでしょうか? 前回は98年11月14日のジョジョンプ147号PAGE4。この時点で「第6部か第7部の主人公になるであろう女ジョジョですが私が勝手に推してます」と書いているのがスゴい!

投稿者:ぷにさん

 こんにちは。お久しぶりです。「ぷに」でございます。
 今年は2000年という事で、またブッとんだ予想してみようと思います(年は関係ないですね…)。

 今回は、ごく近い予想からだんだん先の予想までしてみました。
 内容は結構、無謀な展開かもしれません。
 でも今はそれより、次のコミックスはやはり「ジョジョの奇妙な冒険」というタイトルで出るのか、コミックスの背表紙の漫画が続いていくのかが心配です(小市民だね)。

<徐倫スタンドと6部予想>

 6部になってもスタンドの話は続きそうですね。でも小さい力で大きな力を倒すという2部のような展開は個人的に好きですが。
 徐倫のスタンド名は何人か予想してましたが、私も「ピンクスパイダー」だと思います。亡きhideの曲ですが、スタンドの形はモスラのような形だと思います。この先、たぶん4部の吉良のようにもう一度矢に刺されるでしょう(?)。そうすると蝶のようなスタンドになるのでは?
 そして最終的な能力は「死者を連れ戻す」。これはジョルノの能力とある意味、反対の能力ではないでしょうか。そもそも事の始まりはヒッチハイカーをはねたこと。しかしこのヒッチハイカーが生き返れば…。
 その想いが徐倫のスタンドを進化させると思います。力は人1人を連れ戻せるだけ
 6部の結末ですが精神的に追いつめられたロミオは死んでしまい、徐倫がスタンドの糸で救おうとしますが、弁護士や徐倫と戦った敵が糸に掴まってしまい結局全員戻ってこれないという「蜘蛛の糸」の展開でしょう。

 徐倫ですが、私のではこの人は最終的にジョルノと一緒になるでしょう。子供は末恐ろしいですが…。
 そうすると、どこかで5部とつながらないといけませんが、考えられるのはトリッシュか? でも私の予想ではトリッシュはシスターになっているはずなので刑務所逃げ出してから教会に逃げ込む展開があるのか?
 グエスのピーちゃんがミスタのピストルズに似ていたらミスタの親族というのもありか? フーゴは無いでしょう。

<ストーンオーシャンの意味と6部以降の展開>

 ストーンオーシャン(石造りの海)とは、石仮面は実はスタンドだったりする。
 4部でラットというのがありましたが、2匹とも形が似ていました。
 仮に動物は欲が単純であるとした結果がこれなら、例えばシーラカンスのような深海魚(同音の漫画がありましたね)が矢を受けたため発現した実体化したスタンドだとしたら… なんか辻褄合いそうな気がしませんか?
 古代から生きている。太陽光が苦手。など。
 とすると承太郎がアフリカに行ったのがわかる気がする。

 さて承太郎ですが、たぶんアフリカでもやってますぜ、子作り。
 (ベイビーオーシャン)(笑)
 アフリカ人なら名前に悩まなくてもそのまんま「ジョジョ」っていうのもありっぽい。もし、彼が第7部の主人公なら今までの流れから「クールな真面目」タイプ、第8部のなら「おちゃらけ、でもヤルときゃヤル」タイプでしょう(このパターンが交互にやってきてます)。

 さて、かなり先の話ですが、私の予想から行くと宇宙に行くのは次(7部)かその次の部(8部)でしょう。
 始まりは露伴先生の言葉だと思います。

「おーい、康一く〜ん」

 これでしょう(笑)。
 背景にはスペースシャトルが…。
 最初のページは巻頭カラーで黄色っぽい色ですね。
 第1話のタイトルは 「宇宙旅行に行こう!」です(笑)

 最後に一つ気になることが。
 6部だけで上に書いたようないろいろな予想が出来るということは、6部は場合によっては内容が全部出し切れないかもしれない不安があります。
 言い換えれば、6部は実は4クールぐらいあるのだが、打ち切り等不意の状況によってはどこでも切れる漫画になりそうだということです。要らぬ心配であることを祈りますが…>

 今なお宇宙行き説は強いなぁという事を改めて知りました。というか今や宇宙説最先端がぷにさんでしょう。これがマジ当たったら本当にスゴイなぁ。
 ところで、「死者を連れ戻す」………いいですねぇ。恐ろしい愛の力というか。なんならスタンド名は「ペット・セマタリー」でどうです? そこまでキングをパクったりしないか。ロミオを殺してから連れ戻すというのはどうです? いいなぁこれ。まさにロマンホラー。じゃ、万が一だけど吉良に会ったら「連れ戻せる」訳だ。吉良がアメリカまで旅をして(もちろんファースト・クラスを二席確保)、ジョリーンvs吉良。………こう考えると5部つながりの方がよっぽどマシに思えてきましたね。しかし承太郎の子作りって………ファンからカミソリ来ちゃいますよ(笑)。カミソリメール。


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