write 2000/01/13
ジャンプ第7号予想
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「週感ジョジョンプ」第188号

PAGE7・よーやんより

Hermit Purple attack JUMP 2000 No.7!


 こんばんわ。いやー、今日もかなり遅い時間の更新で、いつもながら更新日のうそっぱちさがハンパじゃ無いですね。いや、一応毎日やっているんですよ。だけど日付真夜中になって越したらそりゃ次の日だろう、なんて思っているんですけどね。何となく「寝てから日付が変る」と思っているので。しかし肌が………人間毎日深夜の三時とか四時に寝ていると、顔つきがすごくなってきますね。週末に早く寝るなりして調整した方がいいでしょう。でも、その時間にならないとノってこないとか、いろいろありますからね。今、フケて見られるのはこの睡眠時間があると思うので、何とかしたいんですけどね。それにしても年をとったものです。20歳になった時は「こんな事でいいのか?」とか考えていましたが、今となっては幻の様に昔の様ですね。その頃PAGE作ったらこんなPAGEにはならなかった事でしょう。
 でも、この年齢でよかったと思う事もあります。それは、読む本が変ってきたという事ですね。
 さて、ジョジョンプでも何度か取り上げましたが、最近お気に入りの作家トマス・H・クック『闇をつかむ男』(文春文庫)です。ミステリです。古本屋で100円だったのですがメチャクチャ当たりを引いてしまったかもしれない。全作品のまだ半分も読んでませんが現在邦訳の出ているT・H・クックの作品中でも屈指の出来でしょう。
 クックはS・キングとは違った意味で精緻な描写の得意な作家で、「雪崩をスローモーションで書く」ような書き方をします(これ、前にも書いたよね)。展開は遅め。ある人物の過去に隠された闇の真実………というものが本当に少しづつ明らかになっていく過程を楽しむ訳ですが、人によっては辛抱が必要かもしれません。このへんがクックがめっちゃメジャー作家ではない理由だとは思いますが………。
 この『闇をつかむ男』は主人公である犯罪ノンフィクション作家キンリーが故郷の親友である保安官の死に疑問を持ち、調査を進めていくうちに恐ろしい事実が明らかに………というわりかし平坦なプロットなのですが、奇特なキャラクター作りでもないのに何故か含蓄のある言葉が見えるあたり、作家の力量というやつでしょうな。最後まで派手な見せ場も特にないのですが、興味のある方は是非、一読を。たぶん古本屋にこの人の本はだいたい置いてあるはずです。
 それにしても、数年前だったら放り投げていたような地味なミステリの面白さが解ってくるとは、読書というのは何時になってもやめられないものであります。もーちょい私の読むスペースが早ければと思いつつ、毎日何かしら読む事にしています。

 さて、お待たせいたしました。投稿はよーやんです。二回目、というより前回のが………まぁそれはさておき、ありがとうございます。今回は彼ですよ、彼!

投稿者:よーやん

 ふああ・・・アーッ気持ちいい!!
 やっぱり「外」の世界はいいなあ。ホントに久しぶり・・・生身の身体になったのは何日ぶりだろう?
 スガスガしい・・・なんてスガスガしいんだ。もうボクは、あいつの身体の一部じゃないんだ。

 思えば15年前・・・・アイツが「母親殺し」の罪を犯したとき、ボクは生まれた。
 アイツったら初めての殺人にビビッちまって、「これはボクのせいじゃなぁい〜〜〜!!」なんてトチ狂ってその事を完全に忘れ去る為に『別人になりすます』事を心から願った。
 それで生まれたのがボクさ・・・そう。ボクはなんでも知っている。
 アイツが本能のまま、人をおとしめ、自分がはい上がるためにやった悪事を全部把握しているのはボクだ。
 アイツはひとつの事をしたら、前の事は覚えていない。過去の失敗や後悔にとらわれていたら次に思い切った事が出来なくなるからだ。
 だからボクは・・・いわばボクはあいつのマネージャーだね。
 あいつの「雑用」を片づけながらジツはあいつを動かしているのはボクだったんだ。
 パッショーネを作ることを考えたのも、過去を消し正体を見せないボスでいようと考えたのもこのボク。
 なのにあいつときたらボクの事をただの雑用係としか思っていない。
 アイツにとってのボクは、いつでもアゴでコキ使えて、何を命令しても従順にこなす「都合のいい小間使い」でしかなかったんだ。
 このボクが居なけりゃ・・・・アンな奴ただの無鉄砲で感情を抑えきれない衝動殺人者でしかなかったんだ。
 なのに・・・ブチャラティの腐った身体に入れたまま置き去りにするなんて・・・・。
 あの時ボクの事を連れて行ってくれたら、あんなバカどもにヤラれることなんか無かったのに・・・二人で世界を支配できたのに・・・・。
 ま、いいか。まあボクもそのうちどっかの単純バカ見つけてソイツ操ってもう一度世界を目指すとするか。
 そういえばミスタ・・・アイツにボクの面、割れてなかったよなあ・・・・いいかも(うふっ)。

 あ、何? 『予想』だって? なんでそんな面倒なことこのボクが?
 ああ、オデコにまだエピタフつけたままだった・・・。
 まあいいか、今日は特別にこれからどうなるか教えてあげようか。
 ええと・・・この女・・・グエスっていうの? ふうん、鳥飼ってるんだ。
 そんでコッチの小娘がジョリーンっていう今度の主人公なワケ? ・・・ああ、確かにボクは15歳で年下だけどさあ。
 生まれたときから既に世界を狙っていたこのボクにかかれば、こんなアバズレ女達の行動なんかエピタフ無しでも読めちゃうね。バレバレだよ。
 しかしなんだって女ってのは大きくなるにつれバカになっちゃうんだろうね・・・騒がしいしスグ怒るしなんか顔にベタベタ塗ったりしてヘドが出そうだ。
 その点小さい子はいいなあ・・・天使のようだよ・・・このバカ女二人も天使みたいだった頃があったんだろうに・・・。
 え? あ、予想ね予想・・・・っと♪
 このさあ、帽子かぶってる女の鳥、コレはスタンドじゃあないね。猿だよ猿。それも毛のないミニ猿。
 猿が着ぐるみ着て鳥のフリしてるんだ。
 何故かって?それは特殊な猿で、見つかったら大変な事になるから、隠れて居るんだ。
 つまり、この猿はミュータント。知能は人間の3倍を軽く越え、グエスはその「猿」に操られている。
 ジョリーンにつかみかかったとき「この山猿ッ」と言ったのがその証拠・・・・猿は他の猿が嫌いなんだ。
 グエスの帽子はありゃヘッドギアなんだよ。あれで操って居るんだ。
 そして『インコのピーちゃん』は鳥のフリをして空中浮遊もする。
 いつか世界中に散らばった仲間を集めてこの星を制圧するまで、「インコのピーちゃん=ミュータント猿」はこうやってあちこちで他の生き物のフリをしているんだよ。
 なんか・・・ディアボロの身体に隠れて操ってた自分を見てるようだ。「がんばれ」って言いたくなっちゃうね。

 え? ・・・あ? ・・・なんか頭がボーッっとしてきたぞ。
 意識が薄れる・・・眠くなるような感じが・・・・いったいどうしたんだろう。
 この感じ・・・・ブチャラティの身体に入ってしまってだんだん身体が言うことを聞かなくなる感じに・・・似て・・・・。
 あ・・・・っ・・・。

(ドッピオ倒れる。その身体はブチャラティのそれに変わる)

 ふう・・・・時間を戻して・・・・・ブチャラティの中でドッピオが死んでいくトコロまで戻してやったわ
 時間を操る能力・・・・私にも備わって居たということね。
 承太郎がスタープラチナで「パワーと精密さ」の他に時を止められたように私も「時を巻き戻す能力」が使えたのよ

 待っててブチャラティ・・・・アナタの生きてた時間まで、巻き戻してあげる・・・・・。

次回、トリッシュ登場!!

 ………ホント、ドッピオもフーゴと同じく生死の判断のつかないキャラクターであるし、何しろ電波系。電波系の人って、普段のキャラクター性というか、平たい言葉で言っちゃうと日常性というものが全然解らないじゃないですか。だから今度のドッピオもどーなるんだか、と思っていたらなかなかニヤリな話じゃないですか。話すとこういう奴でしょうね、多分。臆病ないじめられっことかいう感じじゃないですよ。垣間見える暴力衝動が桁違いというか………。
 次はトリッシュっすね。トリッシュはジョリーンを見て何を思うのか?という、すっかりペースに乗せられているような気がしますが、あちらさんは同人とかありますからね、そのへん年季の入り方が違いますよ。私がキャラの口まねして書いても………っていうのがあるでしょ? 「そのキャラじゃないと言わないような言葉」というのがなきゃ。それには割と想像力とか、いろんなキャラクターを見る事が必要で、私にはちょい無理。おっと、説教臭くなってしまいましたが、ひとまずこれにて。


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