こんばんわ。私は最近、テレビ見ないんですけど、こないだMXテレビで「シャイニング」がやっていたのでまたまた観てしまいました。キューブリック監督のやつです。それで思ったんですが、やっぱし演出とかって何度も観ないとわからないですね。私頭が悪いんで特に。今回気がついたシーンとしては、坊やが三輪車?で廊下を走るシーン。あの音。固い床の上だと、「がぁぁぁぁ」って鳴って、絨毯の上ではしーんと進む。つまり、ホラーの音楽と一緒なんですよ。計算してやったかどうかは定かではないんですけど………(インタビュー集とかにこの事書かれているのかな?)。あと、その絨毯。蜂の巣みたいな六角形の模様がついていて、坊やが中心で遊んで、それがカメラが引いて………っていう所。これはあの有名な「ただ車が走っているだけなのに恐い」というオープニングを室内で再現しているんですね。ただ、この辺の解釈はいろいろできて、原作に「スズメバチの巣」ってのが重要な暗示として出てくるんですね(荒木作品の「ビーティー」や「死刑執行中……」の「意外な所にスズメバチ」っていうのは、ここから来たんだろうなぁ)。その「巣」ともとれる訳で………。
で、そのMXテレビのCMが長いんだ。これは岸辺るぱんさんも自分のPAGEで書いていたけど。あと編集やりすぎ。そんなこともあって最後まで観るのがとても辛かったんだけど、そんなへっぽこ日本語吹き替え版のおかげでまた一つ気がついた事があります。トイレでジャック・トランスが元管理人・グレーディーと話す場面。確か字幕で観るとコック長ハロランの事を「ニガー」と呼んでいるんですね。吹き替え版ではさすがに「黒人」となっていましたが、よくよく考えるとジャック・トランスがコロラドホールで飲んでいる時も「飲むのは白人の義務だからな」とかなんとか言っているんですよ。で、ああそっか、売れないもの書きのジャックが極限状態でさらりと弱者を求めるっていうシーンなんだ、と解釈しました。私は単に、「殺人を犯す中流階級の白人はだいたい差別主義者だ」とかいうシャレだと思っていたんですがね。これも原作を読んでいないとちょっと解らない………。
てな感じで長々とシャイニングネタで引っ張ってしまいましたがキング先生がなんと言おうと、この映画、大好きです。………もし「グリーン・マイル」が原作をこういう感じで昇華していないものだったらスクリーンをこの手で切り刻んでやるぜ!と思っています。
投稿は最近毎週送ってもらっている神余みーやさんです。PAGEも作られたということなので、リンクページの方から行けます。見に行ってください。でも2000年1月1日に公開なんてカッコ良すぎるなぁ。
投稿者:神余みーやさん 予想の前にひとつ。>>金銭的価値、有りましたね!!(大笑)
(CON$注:解らない人は週感ジョジョンプ186号PAGE4のみーやさんの投稿をよもう!)
「もうけ」の人
グエスは「もうけ」のひとじゃないと思います。いえ、こっちにはたいして根拠はないんですけど。
インコのピーちゃん
中から出てきたあの手は、グエスのスタンドではなく、インコのピーちゃんが「矢」に刺された結果、だと思います。証拠?…あの手の指は3本(親指を入れて4本?)に見えませんか?
…と、ここまでが比較的本気の予想。 インコのピーちゃんがグエスを襲って、それに気付いたジョリーンが阻止しようとするが間に合わず、グエス死亡。死の間際、グエスがペンダントを差し出してこういうんです。 「コレ…あんたのなんだろ? 受け取れよ。…分かるよ。 親父さん、あんたにそっくりだ」
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「もうけ」の人疑惑についてはやっぱし「矢の破片」は何処へ行ったの?という所に全ての焦点が集まりつつありますね。あれが人の手から手にどんどん渡って………という話なのかもしれませんし………。そうなると、ジョリーンがそれを「取り返す」っていう動機づけが必要になってくるんですよね。そうなると承太郎やっぱし出てくるのかな、とか考えてしまいます。
あと、インココスプレ(よーやん命名)ですが、あれが襲うのかぁ………。そりゃコワイよな。ただ、親密そうな隣人が実は………というのは刑務所ではかなりイケそうなネタではあるので、これからたびたび出てくるかもしれませんね。インコに限らず。ジョリーンが「身を守る」ためにとりあえず動く訳です。
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