実際に入札することにしてしまった私。
会場には専用の用紙があるハズだったのですが、何か手違いが起きたのか、ただのメモ用紙でした。ここに、以下の事柄を必ず鉛筆で書きます。ミスって封筒に入れてしまったらそれで終了です(たぶん)。
(あくまでも、これは今回のやり方で、次回は変っている可能性もあります)
実はこの「一番値と二番値を書く」という方法は会場で急遽決まったルールで、『まんだらけZENBU vol.13』に掲載されている、一つの商品に二回入札できるというルールとは違います。
慌て者なので、その事を読まずに最後まで一つの価格しか書いていませんでした。
さて、たった一つ書くなら価格はどうしようか?という所で、いきなり怖じ気づいてくるのが人間、面白いもんです。11万2,000円の最低落札価格に対して私が出した価格は、
とりあえず、この価格を書いて、メモ用紙を二つ折りにして色紙についている封筒に入れました。
入れてから封筒を見つめて、ある事に気がつきました。
………入っている紙が明らかに少ない!
そう、ここまで何も考えないでやってきたツケが回ってきました。会場の人数は少ない、荒木飛呂彦ファンがそんなにいるとも思えない、何より開札時間が早いと冷静に考えると解りそうなものですが、入札数が少ないのです。隣の月光仮面の色紙と明らかに入っている紙の数が違います。封筒はスケるような封筒ではないのですが、振ってみると一〜二枚しか入っていないような………。
どーしよ、落札しちゃったら………。
だったら最初から入札なんかするなよ!とつくづく思いますが、ある事情で私には小金があったんです。その時、珍しくいつもの貯金ゼロ状態ではなかった訳です。だから12万円(+10%の手数料と消費税)ぐらい払えるのですが当然、一気に残高は削られます。
それと同時に、「これはこれでいいネタになるな」と計算していたのも事実です。
時刻AM 12:10。
とりあえず、ステージ前の休憩席に座って考える事にしました。
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