2002年1月27日(日)当日。
その日は大雨でした。
中央線・中野駅前の人出もまばらです。
時刻AM 11:40。
会場着。AM 10:00開催なのになんでこんな中途半端な時間に来てしまったのか? それは私にも解りません。ただ、『まんだらけZENBU』には各商品の金額がいつ発表なのか、等が書いてありませんでした。
唯一わかっていたのはAM12:00に第一回の開札があるという事だけ。最悪、これには間に合うように行かねば、と思って行ったのですが………。
ここでちょっと「入札」という商品購入方法について説明しておきましょう。このPAGEが単なる感想PAGEではなく、(あんまりいないかもしれませんが)次回行かれる方の参考になるようなPAGEであるといいなと思いつつ。いまさら言うまでもありませんが、モノを買うイベントについては事前の知識があればあるほどいいものです。
ジャンプフェスタで、バザールコーナーにはだいたい5時間並ぶなんて情報が事前にあればかなり良かったんではないかな、とか思いますし。
「入札」というのは、オークションと似ているもののちょっと違います。
簡単に書くと、会場の商品それぞれに専用の封筒(もしくは箱)がありまして、そこに自分の落札金額を書いて入れる、というものです。
封筒の中身は、開ける時間、つまり「開札時間」まで誰にも見る事ができません。また、開札するのはもちろんスタッフなので、どんな人が入札していたのか、どんな金額で入札されていたのかを入札者が知る事はありません。
最終的に、封筒の中に入っている一番高い金額を書いた人が、商品を購入する事が出来ます。
今回のまんだらけ大入札大会では、会場に来た人だけ二つの金額を書く事ができ、一度だけ金額を上げて再入札ができました。『まんだらけZENBU』巻末のハガキで参加した人や、海外からメールで参加した人は、一つの金額しか書けません。
もうお解りだと思いますが、オークションみたいに「さっき入札した奴の金額が11万だったから、11万1,000円で入札しておけば安全」、という事ができないのです。自分が「これの相場はこれくらいだ」「これにはココまでなら出せる」と考えた末の数字を書かなくてはならない訳です。
下手をすると思いもかけず高い金額で購入する事になるかもしれませんし、「入札金額単位」というものがないので 1円差で買い逃す、なんて事もある訳です。
人気の少ない商品の「最低落札金額」が3,000円で、誰かが一回だけ入札しているのを見た時。その人は、ハガキ落札者に3,000円で落札されるのがシャクなので、3,001円で入札しているかもしれません。その後にこっそり行って3,002円で入札しておく………なんて考えながらやる訳です。
「会場では金額を二つ書ける」というのもミソです。一つ目の数字が最低落札金額、二つ目の金額を1万上乗せで書いておけば、誰かが「最低金額+1,000円」でハガキ落札しようとしても安全です。
会場に行けば商品の状態も見る事が出来ますし、他の理由(後述)により、現行のシステムでは会場へ行ったほうが有利です。次回から、いろいろと変るという話もあるのですが………。
ちょっと、話が長くなってしまいましたが、ともかく会場入り。
入札に参加しようとしまいと、入場するには身分証明が必要です。実は私の運転免許書、住所変更していないので名古屋のまま。ヤバイ、こりゃ入れない!と思ったのですが、何とか入れてもらう事ができました。
会場に入ると、各テーブルに店員がついていて、警備も厳重に見えます。手荷物を預かり場所に預けて入ると、例の色紙、いきなり発見!
さて、どうしたものか? 気になる開札時間は………。
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