『まんだらけZENBU』というのは、簡単に言うとまんだらけの誌上オークションカタログです。昔はちょい違ったと思いますが、滅多にお目にかかれないグッズなどがカラーで掲載されており、コレクター必見の定期誌なのです。売っている書店がなかなかないというのがネックだったりしますが。
その『まんだらけZENBU vol.13』の70ページ中段に「それ」はありました。
商品ナンバー 4055
おおお、これだよこれ!
旧知の友人が新聞に載っているような嬉しさを感じつつ、「最低落札価格」に目をやると………。
いち、じゅう、ひゃく………11万〜!?
た、高い! いや安いのか? さすが荒木飛呂彦って感じはするけど………
ちなみに、この色紙11万というのがどういう値段なのか、同誌掲載の近いジャンルの商品の最低落札価格を見てみる事にしましょう。
藤子不二雄「怪物くん」額装色紙が16万5,000円。楠高治カラー原画「月光仮面」額装が16万円。このへんを見るとまあまあかな、と思うでしょ?
ところが韮沢靖額装色紙が2万円、石森章太郎カラー色紙「闇の風」7万円、宮崎駿サイン入りイラスト額装19万円、冬目景イラスト額装1万500円、中平雅彦カラー色紙1万8,000円………とか見ていくと、どうですか?
こういうものの価値って物がよく出るかとか、状態とか、需要とかで決まるので一概に作家人気ではかれるものではない、というのは重々解っているつもりなのですが………。
『まんだらけZENBU』の前の号も間違って買ってしまったのですが、vol.12にも面白いものが出ていました。vol.12、209ページ上段に載っていたヤツ。
商品ナンバー 9085
ちなみにこれの最低落札価格は9,000円ですが、最終的にいくらで落札されたのかは知りません。それにしてもいっちばん最初の第一話のネームなんてコピーとは言えどっから出てきたのか? 謎です。元アシスタントさんが出したのでしょうか?
注(2002/02/11):と、書いたのですが私のミスです。『まんだらけ vol.12』は落札ではなくって抽選でした。
さて、よくよく見てみると、色紙は「大入札大会」に出品されるもののようです。いつもなら、ハガキに希望落札価格を書いて競り落とす、という方式を取っているんですけどね。この大入札大会は………。
あのコンサートとかやる所でオークションみたいなのをやるって事か!
ここまできたら、行ってみなければならないでしょう。
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