天空の山 総合入口

思い出日記 2002年4月分


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4月30日(火)
この2日ほど、
連日、帰宅25:30、就寝26:30の生活をしていた。
仕事で遅くなった、訳ではなく、ただ単に遊んでいただけなのだが。
一昨日は高校の連中と、昨日は職場の同僚と。
それはそれで楽しいし、嫌では無いんだが、
しかし、眠たい、と言うのはどうにかならないだろうか。
ここ何日か、4時間以上、まともに寝ていない。
そして、今日も泊り勤務。
3時間寝れればいい方だろう。

tanaはもともとよく寝る人だから(その割に育たなかった…)、
寝れない、というのはかなり体に響く。
明け番の朝など、職場の同僚から
『グリーンフェイス(血の気が無くて、どす黒い顔)』
などと呼ばれることもあるくらいだから。
さあ、今日は昼休みに、お昼寝でもしよう。


4月25日(木)
最近、(職場に関わらず)あちこちの駅で
制服を着た男子中学生と女子中学生の5〜6人のグループをよく見かける。
そう、地方からの修学旅行生。
恐らくは自由行動か何かなのだろう。

その一団をよーく観察していると、
いろいろと面白い事に気が付く。
まず、グループを引っ張っているのは、たいがい女子である、ということ。
ほとんどの場合、男子は後ろからくっついているだけである。
(まれに、男子が道を聞きにくる事もあるけど、
それだって女子に言われて仕方なく、という感じを体全体から漂わせている場合がほとんど。)

次に気付くのは、制服の真面目さ。
制服カタログの見本写真のような、かっちりとした服装である。
男の子はガクランのカラーまで閉めて、ズボンの折り目きっちり。
女の子も白系の運動靴に白いスポーツソックス、膝丈までのスカート。
決して、改造ガクランや、ヤマンバ制服を着ているグループは見かけない。
それが、事前指導の賜物なのか、はたまた素の姿なのか。
しかし次の点に留意すると、答えも自ずと見てくるような気がする。

それが、3つ目。
どのグループの子も、男子はガクラン、女子はセーラー服、
というパターンがほとんどだという事。
東京地方及び近隣地方では、すでに絶滅危惧種に指定されている
ガクランとセーラー服しか見かけない、という事は、
すなわち、東京地方の文化習俗が、完全に伝播し切っていない、と言う事。
だから、制服のまじめさもきっと、彼ら彼女らの地方では、それが普通の事なのだろう。

修学旅行生のグループは、とても礼儀正しい。
しかも緊張しているのか、とても初々しい。
普段、都会のふてぶてしい中学生・高校生しか見ていないと(自分もそうだったけど)、
とても新鮮に見えてくる。
あの、新鮮さをいつまでも保っていてほしいものだと、
大して都会でもない、近郊田舎町で育ったtanaは願っているのでした。

今日はこれから泊り勤務。


4月23日(火)
今日は……特に書く事がない(笑)。
じゃあ、書かなければいいじゃないか、という感じだが、
毎日、続けて書いていると、
2日続けてパスする事に、なんとなく葛藤が生まれてしまう。
これが、何日かサボったりして、それが普通になっちゃうと、
別にどうでも良くなるんだけど。

ああ、そうだ。
最近、睡眠時間が減り気味で、昼間眠たいから、
今日は早く寝ようと思ったんだ。
と、言いつつまもなく23:30。
明日も05:30起床だから、
今から寝ても6時間睡眠かぁ。
体力勝負の仕事だから、これでもちょっとキツイ。
気がつくと、仕事中に夢の世界に入ってしまいそうになる事がある。

ということで、そろそろ寝よう。
明日も日勤。


4月21日(日)
(上にも書いてあるが)今日は、もう4月の21日。
四月も下旬に入ってしまった。
桜の季節は(例年より早く)とうの昔に過ぎ去り、
寒と暑という、四季の二大季節の狭間の、とても穏やかな頃。
山の上では、風が心地よい気候である。

街中では、研修を終えた社会人の姿がちらほらと目につき始め、
それに比するかのように、朝夕の電車の混雑が一月前と比べて、
やや激しさを増したかのように感じられる。
定期券売り場の混雑も落ち着き、
混み合うのは、いまだお気に入りを見つけられていない
フレッシュマンたちが集う、昼食時のコンビニ。

山では、気候に釣られて家を出てきたハイカーたちが、
カメラ片手に、山上の遅い春をファインダーに写そうと躍起になっている。
その傍らを、姦しいご高齢の一団が元気に山頂を目指す。
そんな、遅い春の一コマ。
あなたの心には何が残っているのだろうか。

さて、今日の更新は、久しぶりに[Main Wokrs]を整理・拡充。
山行記録を、Top直付から目次ページに移し、
加えて各山域のTopページに地図を配置。
この地図は、T.Takeda氏の地図・山・3D-CGのページから転載させていただいたものを、
tanaの責任において改変したもの。
T.Takeda氏には、深謝の限りである。

この勢いで、続いて今週中には[Side Works]も更新できたらと思っているが。
まあ、いつものように予定は未定(笑)。

明日からは3日続けて日勤。
そして、当分、土日公休だから、ちょっと公休が遠い気がするなあ。


4月18日(木)
今日は、日勤の仕事が終わったあと、
職場の歓送迎会があった。
ほとんどお酒は飲めないtanaなので、
後半は、ずーっとウーロン茶やコーラで過ごしていたのだが、
それにしても、眠い。
椅子に座っていると、ただそれだけで、眠りに落ちていってしまう。
なので、今日は悪足掻きせずにこのまま寝よう。

明日も日勤。


4月17日(水)
残念ながら、雨は降らなかったので、
いやいやながら、野球大会に参加してきた。
結果は、16対7で…負け。

まあ、善戦した方だ、といわれたけど。
なんせ、tana自身を含め、助っ人、飛び入りをいれてやっと9人。
当然、服装、技量共に上から下まで、テンでバラバラ。
対して、相手は揃いのユニフォームで、練習を積み重ねた連携プレー。
はっきりいって、端から『勝とう!』なんて思えるような相手ではなかった。

しかも前線通過の影響で、河川敷のグランドには、雨粒と砂粒が爆風に混じって舞い、
目も開けていられないような状況。
頭上に上がったフライは、風に押し流され、思わぬところに落ちるし、
時折、あまりの風に試合が中断する事もあった。
(ちなみに、今日ナイターの予定だった、千葉マリンスタジアムでの西武×ロッテは
強風の為に中止になったそうだ。)
我ながら、よくあんなところで2時間も試合していたものだ、と思う。

で、帰ってきてから歯医者へ。
えらく久しぶりだったので緊張したが、あっという間に終了。
しかも、治療完了したので、もう来なくていいという。
tanaは本当には医者が苦手で、
今日行くのも本当に、『エイヤッ』という感じだった。
せっかく、完治させてもらったので、
『キュイーーン』というあの音をまた聞かなくていいように、
これからは、しっかり歯磨きをしなくては。

明日は日勤。


4月16日(火)
正確に言えば、これは昨日の出来事なんだけど。
ちょっとお願いしたい事もあるので、今日書いておこう。

昨日の23:10頃。
構内モニターを眺めながら、真面目に仕事をしていると、
いきなり電話が鳴って(って、普通、電話はいきなり鳴るんだけど)、曰く、
『旅客トイレで水漏れ』
とのこと。
当職場にある旅客トイレのうちの1つが調子が悪かった事は前々から知っていたので、
それが詰まって、またいつものように水が逆流したのかな、と思い、
掃除用具倉庫の鍵と、『使用中止』の張り紙を持って現場に行ってみると、
そこには想像を絶する量の水が。
流れ出した水は、すでにトイレにとどまらず、構内のコンコースに流れ出していた。

流出面積、コンコース:概算で10畳くらい+男子トイレ:全域。
最大水深、1センチメートルくらい。
その時間帯の最大動員可能職員数、2人(含む自分)。
当方の武器、モップ7本+モップ絞り器1台。

当職場は地下なので蒸発しにくいし、
その上、コンコースの床面がタイルなので、濡れると滑りやすい。
ということで、はっきり言って、泣きそうになるのを、懸命に堪えながら
助役と二人で1時間近くに渡って、モップで吸って、絞り器でしぼって、という動作を、
中腰で腰が痛くなりながら、時折、お客さまに謝りつつ、やりつづけたのだった。
原因は、身体障害者優先トイレの手洗面台のつまり。
そのつまりの原因は、どなたかお客さまの、吐しゃ物。
その上、吐しゃ物で詰まっているところに持ってきて、水が出っぱなし。
…そりゃ水だってあふれて来るわな、という感じ。

という事で、このページを読んで下さった皆さま方にお願い。
呑み会等で気分が良くたくさん呑まれるのは、鉄道係員も止めません。
その結果として、気分が悪くなり、吐き気を催すのも、生理現象なので仕方ありません。
だからといって、洗面台や、便器には吐かないで下さい。
一見便器に吐くのは掃除しなくて済みそうですが、
実際はそうはいきません。
風邪の時の吐しゃ物とは違い、呑み会のあとの吐しゃ物には必ず固形物体が大量に含まれています。
その固形物体が、トイレ、洗面台を詰まらせ、後の処置を困難なものにします。
それに、あなたは吐き気を催した緊急時に、便器の周囲を汚さないように、慎重に嘔吐出来ますか。
それだったら、堂々と床に吐いちゃってください。
まだその方が、全然楽に処理できます。
平らな床面の吐しゃ物なら、専用の吸水式汚物処理剤で、あっという間です。
でも、詰まってしまった洗面台の処理は、気が遠くなりそうなほど、困難な作業です。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。

でも一番いいのは、吐き気を催すほど呑まないことなんだけどね。

さて。
明日は、応援のつもりで『行く』って言ったのに、いつのまにか選手にされていた野球大会。
雨が降ると中止になるんだけどな〜(願)。


4月15日(月)
今朝は、ややバタバタ状態。

別に寝坊したわけではなくて(いや、確かに30分ばかり余計にまどろんでたけどさ)、
今日は普段よりちょっと早めに出て来い、といわれているから。
4月も中旬に入り、まもなく、新入社員も現場に配属になって、
職場も、ちょっと雰囲気の変わる季節になった。

関東地方は、明日から3日ほど雨が続くようだから、
しばらくは忘れ物の傘に山に埋もれながらの生活が続く事だろう。
皆さまも、車内では忘れ物をなさらないように気をつけましょう。
そんなこんなで(どんな?)、これから仕事。


4月14日(日)
昨日の日記に書いた通り、
今日は、本当に暇だった。
なんせ、新年度始まってすぐの日曜日。
どこの会社もまだ、新人が戦力に加われる訳でなし、
政治・経済が激動している訳でなし、ということで、静かな日曜日だった。
きっと、今日せっせと勤労に励んでいたのは、
鉄道係員とみずほ銀行のシステム担当者ぐらいなものだろう。

みずほ銀行といえば、システムエラーから完全復旧できず、
いまだに手作業による修復を行っているが、ちなみに明日は15日。
決済や送金が増える、いわゆる『五・十日』。
しかも、大半の公務員の給料の支給日でもある。
とりわけ、8万人の職員を抱える東京都の給与振替を、
みずほ銀行が行う事になっているのだという。
さてさて、やっと直りかけてきたシステムが、
明日またパンクする事にならなければいいのだが。

明日は泊まり勤務。


4月13日(土)
今日は起きたのは、12:00。
すでにお昼だった(汗)。
確かに前夜寝たのは24:00近くだったが、
それにしても寝過ぎか、という感じはする。
そして以後、今に至るまでパジャマのまま、一日中グータラして過ごす。
本当に建設的なことはなにもしなかった。
あーあ、もったいない休みだった。

明日は日勤。
でもまあ、日曜だからきっと暇だろう。


4月12日(金)
夕方、駅から自転車に乗って、家に帰る途中、
小さな交差点で、警察官が立って、車を誘導していた。
分かれ道の先には、パトカーが道をふさぐようにして停車していた。
何日か前にも書いたが、ただいま全国交通安全運動期間中。
その絡みの何かかな、と思って、そのまま通りすぎたのだが、
よくよく考えてみると、大して車の通るような所でもないのに、
わざわざ警察官が立って、車を誘導しているというのは、ちょっとおかしい。
しかもパトカーを、道をふさぐようにして止めているのは、もっとおかしい。
ということで、その疑問の答えを見つけるべく、
脇道からそのパトカーがふさいでいた先へと抜けて入ってみた。
すると…。

火事だった。
すでに火そのものは消えているようであったが。
そういえば、さっき鎮火報(カンカン、カンカンっていうあれ)を鳴らしながら
走り去っていった消防車を見たっけ。
現場は本当にtanaの家のすぐそば、100メートルくらいしか離れていない所。
ボヤふうの感じなのだが、その辺りに集結している消防車の台数のすごい事。
ご近所一帯が消防車の赤色回転灯の赤い光ですごく明るい。
久しぶりの目の前で、あんなにたくさんの消防車を見た気がした。

火もとの家の周りには、近所一帯から野次馬が出てきていて、
炎と放水とでメチャクチャにされた家を見ているようであった。
あんな状況で下手なものが出てきたら、言い訳つかないな。
うん、火事だけは起こさないようにしよう、と心から誓った一瞬だった。


4月11日(木)
ということで、
PCの復旧作業と、復旧後の久方ぶりの、愛機でのブラウジングで、
昨日は遅くまで起きていたので、
今朝の起床は遅め。
とは言っても7時過ぎなんだけど。

tanaの勤務は大まかに分けて、日勤と泊まりの2本だて。
日勤は朝ラッシュ時間帯に勤務出来るように出勤するので、
どうしても家を出るのが早くなる(6時過ぎ頃)。
一方、泊まり勤務は、昼〜夕方〜終電〜翌朝ラッシュ直前がメインだから、
日勤に比べると、遅くまで家にいられる。
それに泊まりだと、次に家に帰ってくるのは翌日の昼頃。
ということで、勤務当多忙の為、机の脇で溜まっている諸事を片付けるのには、
出勤時間が遅い泊まりの日に、早めに起きて一気にやってしまうほか無い。
なので、泊まり勤務の日は大体6時くらいに起きて、
2時間ほどいろいろやって、それから出勤、というパターンがほとんど。

しかし今日は、近頃最大の問題事であったPCトラブルが、昨日復旧していたので、
泊まり勤務なのに、久しぶりに朝寝。
う〜ん、気持ちよかった。
さあ、では仕事に行ってきますか。


4月10日(水)
今日は日勤だったのだが、
昨日書いたPCの不起動問題の解決を図るべく、
帰りにヨドバシカメラに寄ってきた。

tanaのPCの恩師であるところの、お二方からのアドバイスなどをもとに、
電源ユニットが原因であると当たりをつけていったため、
売り場では迷わずDOS/Vのパーツコーナーへ。
もう1ランク上のと、ちょっと迷ったけど、また2年くらい経たないと中身そう入れ替えはしないだろうし、
移り変わりの激しいPCの世界で、2年後なんて、それこそどうなっているかわからないので、
結局、売り場に陳列されている中で一番安かった電源ユニットを買って、
重い電源ユニットを持ちながら、フラフラと帰宅。
夕食後に、取り付けてみたところ、拍子抜けするくらいあっという間に起動!。
もう一悶着くらいあるかなと思ったけど、
電源ユニットの冷却ファンの淵がケースに干渉してしまい、
それの調整に15分くらいかかっただけだった。
そして、やっといつもの聞きなれた起動音と、見慣れたデスクトップ画面が戻ってきた。
ああ、よかった、よかった。

さて明日は、泊まり勤務。
明後日は明けたあと、12:00まで会議で、
そのあとは再び溜まり出している授業を消化しに大学へ。


4月9日(火)
定時であがれれば、11:00頃には帰れたのだが、
色々騒動があって、実際帰宅したのは13:00頃だった。

今日、ふと思ったこと2題。

その1。
ただいま、全国交通安全運動を行っている最中である。
当然のように街のあちこちには警察官の姿がウジャウジャしている。
しかし、中には交差点で交通整理をしているつもりなのだろうが、
明らかに、正常の交通の流れを阻害しているとしか思えない、警察官がいる。
或いは、信号の動作に合わせて笛を吹くだけで自己満足している警察官など。
はっきり言って、彼らは、邪魔なだけで、何の意味もない。
彼らなどいなくても、信号機、という見事な機械のお陰で、
普段から、交通は至極まともに流れているし、
歩行者と自動車の事故だって、そう滅多に起こるものでもない。
逆に彼らが立っているお陰で、
彼らの方に注意がいってしまって、歩行者に気がつかなかったり、
交差点の際の車道に、堂々と立っている警察官を避けるために
反対側の車や歩行者とぶつかりそうになったり。

事項防止の為に立っているのであろう警察官が、
故を誘発させてどうする、といことになりかねない。
是非とも次の機会には改善をして欲しいものである。

その2。
今日久しぶりに郵便局に行って、お金の振替をしてきたのだが、
久しく行っていないうちに、近所の郵便局のATMが、
硬貨での入出金が出来るようになっていた。
いままでは、紙幣での入出金しかできなく、結構不便をしたものだが、
これでかなり便利になるな、と思いつつ、そばの注意書きを読むと。
『大量の硬貨を入れると壊れることがありますので、必要最小限にしてください。』
という注意書きが。
『大量に入れると壊れる』……って一体、どんな作りになっているATMなのだろう。
tanaの素人考えでは、1枚入れようが1000枚入れようが、やるべき処理は一緒なのだから、
大量に入れると壊れる精密機械、と言うのはおかしいと思うのだが。
そもそも何枚くらいを大量と呼び、何枚くらい入れると壊れてしまうのだろうか。
それ以前に、壊れることが前提となっている機械を、精密機械というのだろうか。
さらにそのもっと前として、そんな壊れるようなATMを設置していいのだろうか。
相模原では、ATMのボックスごとシャベルカーで盗む強盗が発生しているというのに…。

同じように日がな一日、お金を扱っている機械に駅の自動券売機があるが、
こちらは硬貨なら1000枚でも2000枚でもドンと来い、状態である。
なぜATMは硬貨が苦手なのだろう。
何枚からを大量と言うのだろう。
壊れるとどうなってしまうのだろう……。
謎の尽きない、謎なATMではある。

事務連絡であるが。
昨日より、このサイトのデータのなど、tanaのほぼ全データの入ったMain PCの、
電源が入らなくなってしまい、にっちもさっちも行かない状況となっている。
このため、当サイトの更新も、大幅に遅れることが予想されるが、
どうぞご承知おきいただきたい。

明日は日勤。


4月8日(月)
今日は夕方からの仕事。
tanaの通勤途上に駅で行き違う人々は、
みな、恐らくは家路を急ぐ人たちだろう。
tanaのように、これから勤務、という人がどれほどいることか。

ふと駅のホームを歩いている時に思った。
『帰宅途中の人の頭に青ランプ、出勤途中の人の頭に赤ランプを点灯させたら、
一体どれ程の赤ランプが点くというのだろう。
きっと、自分を含めて、ごく僅かに違いない。
だって、夕方っていうのは、獣も鳥も、巣に帰る時間だもんなぁ。
なのに、俺は…。』

tanaは、こんな物悲しいことを考えながらも、
いつもより肉体的負担が少ないくてすむ今日の勤務に勇んでいったとさ。


4月7日(日)
明日、明後日と公休のはずだったのだが、
突発で、泊まり勤務の後半部分だけ出勤する事になった。

『泊まり勤務の後半』とは何かというと、
うちの会社の鉄道現業の一般職員の場合、1日の勤務時間は7時間55分であり、
日勤の時は、これに休憩1時間を加えた時間が、出勤から退社までの時間となる。
泊まり勤務は、勤務計算上、日勤2本分(前半=1本目をA番、後半=2本目をP番、という)の扱いとなり、
休む場合や、代番にはいる時などは、
前半だけ(日勤1本分)とか、後半だけ(日勤1本分)とかといった、分割をすることが可能。
もちろん通し(日勤2本分)が基本なのだが。

さて、話は戻って。
このP番出勤は、昨日の夜、鉄電(鉄道電話)でかかって来た、
『職場の先輩が具合が悪くなったので、代番をやってくれないか』
との打診に、渋々ながらOKをしたから。
だって、インフルエンザで発熱を押して出勤してきている、なんて聞いてしまったら、
用事が無い、大変お世話になっている後輩の身としては、
『いいですよ』というぐらいのことしか出来ない。

という訳で、明日は、20:05〜翌09:00という、
世の皆さまの通勤ラッシュとは、行きも帰りも逆さまで、仕事にいくことになった。
ああ、せっかくのダブル公休が、また潰れる〜(泣)。


4月6日(土)
『春眠、暁を覚えず』の時期になった。

(もともと睡眠時間が少ないだけかもしれないが)
最近は、どれだけ寝ても寝足りない気分に襲われる。
電車内で立っていても、気がつくと、ウツラウツラしていた、というのは良くある事。
一旦鳴った目覚まし時計を無意識のうちに止めて2度寝しまい、
ギリギリになって慌てて飛び起きるという事も多くなった。

そして、春といえば、入学・入社の季節。
通勤の電車内を見渡しても、真新しいスーツに身を包んだ社会人の姿をよく目にするようになった。
寝坊・遅刻は社会人にとっては(もちろん学生にとってもだが)許されないミスであり、
特に、仕事が分単位で決まっている鉄道では、致命的な失敗である。
最近寝坊勝ちになっている自分も、新入社員として入社した時の気持ちを思い出して、
もう一度初心に返って、日々の生活を送っていこう。

今日はこれから泊まり勤務。
明日は仕事が明けたあと、大学に行って授業を視聴してこよう。
第1週から溜まり出しているから、危機感を持って臨もう。


4月5日(金)
みずほ銀行が揺れている。
お金のやり取り・決済を掌る、勘定系システムの混乱である。
銀行同士の合併なんかがあると、多かれ少なかれ混乱が起きるものではあるが、
今回の問題では、今日時点で、250万件以上の処理ミスが発見されているという。
250万件。途方もない数である。
昨日、まだ処理ミスが少なく発表されていた時には、
その時点で発生しているものについては、人力で修正を施す、と報道していた。
その後、数が増えて、どうなったのかわからないが、
仮にこれら250万件をすべて手動で復旧させるとしたら、
それこそ気が遠くなってしまう作業だろう。

今回の騒動は、人間に代わって、コンピュータとネットワークを整備し、端末を増やすと、
日常では大変便利になり、いい事ずくめのように見えるが、
いざ、トラブルが起きると、にっちもさっちもいかなくなる、という、
現代社会の典型的な見本である。

実は、鉄道でもこれと同じ問題を抱えていて、
大規模事故の度にお客さまやマスコミから指摘を受けている。
昔のように、出札も改札も精算も、すべて人がやっていれば、
事故が起こったとしても、日常と、あまり変わりなく対応できる。
しかし、現在のように、出札は券売機、改札や精算は自動改札機や清算機、
そして、人がその分削減されていて、
なおかつ自動改札で使う事を前提としたSFカードが大はやり、という状況だと、
ひとたび、停電などになってしまえば、もうお手上げである。
とてもじゃないが、削減され小人数しか居ない係員だけで対応できるわけがない。
そして、結局お客さまの利便性を大きく損なってしまうのである。

『いつも便利である』という事と、『いつでも使える』というのは別物である。
出来るだけ少ない人手で、システムダウンする事なく、便利さを永続できるシステムが出来たら、
どんなに素晴らしい事だろう。
みずほの問題を見ながら思った。



4月4日(木)
今日は今月初めての日記。
ここのところサボリ癖がついてしまっていたから、
今日からはちょこっとだけ心を入れ替えて、
社会人3年目に入った日々の出来事を綴っていこうと思う。
もちろん、ここは山サイトだから、時折山の話なんかも混ぜながら。

さて、今年は、東京地方は異様に早くサクラが咲き、散ってしまった。
サクラといえば、例年だと、入学式の代名詞であるのだが、
今年に限っては、卒業式の別れを惜しむ、その頭上で花開いているという
ややミスマッチな光景が見られたところも多かっただろうと思う。
日本人のサクラ好き(というか、サクラの下での宴会好き?)はとても有名であり、
古くから各方面で論評されていることであるが、
それというのも、入社・入学という、孤独になりがちな人生の節目の一時を
独特の温かみのある桜色と、枝葉を大きく広げた存在感とで包み込んでくれるかのようだからこそ、
日本人は、サクラの木と、その満開に開いた花とに惹かれるのだろう。

しかし、考えてみれば、卒業・退社だって、充分に孤独であり、
これからの行く末に大いなる不安を抱くときである。
そんな時に、大きくどっしりと構えた、満開のサクラの木を眺める、と言うのも
結構、的を射たものなのかもしれない。
それに、サクラの木の下で、別れを惜しんで涙する二人、というのも、
とても美しい絵になりそーな、詩的ないい感じかもしれない(笑)。

すでに葉桜となり、雨風で路面に落ちた大量の花びらが例年以上に鬱陶しく感じるのは、
きっと、今年、お花見が出来なかった反動であろう。

明日は日勤。



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